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通所介護(デイサービス)の記録の書き方と例文|介護記録・提供記録を音声で作成【カイポケ転記】

公開日 2026年7月4日 最終更新日 2026年7月17日

通所介護(デイサービス)の介護記録・提供記録は、その日の利用者の状態と提供したケアを残す毎日の記録です。利用者数が多いほど「一人ひとり書く時間がない」が本音になりがちです。この記事では、通所の記録に書く項目と書き方を整理し、そのまま使える例文を入浴・機能訓練などの場面別に用意しました。あわせて、話すだけで記録を作りカイポケへ自動転記する方法も紹介します。

通所介護の記録に書くこと

デイサービスの記録は、送迎から帰宅までの一日を通した利用者の状態と、提供したサービスを残します。基本項目は次のとおりです。

  • バイタル・来所時の状態――体温・血圧・脈、顔色や様子。
  • 提供したサービス――入浴、機能訓練、食事、レクなど、計画に沿った実施内容。
  • 本人の反応・参加の様子――具体的な言動、参加度、変化。
  • 特記事項・申し送り――いつもと違う点、家族・ケアマネへの連絡事項。
書き方のコツ:「元気だった」ではなく「レクに自ら手を挙げて参加、笑顔が多かった」のように、観察した事実を具体的に。多人数でも、その人らしさが伝わる一文が入ると記録が生きます。

そのまま使える通所介護の記録・例文(場面別)

よくある場面の記入例です。利用者さんの状態に合わせて言葉を差し替えてお使いください。

例1|来所時・バイタル

来所時:体温36.3℃、血圧134/78、脈68。顔色良好、笑顔で来所。

特記:「昨夜はよく眠れた」と本人。歩行は普段どおり安定。

例2|入浴

実施:一般浴を見守り+一部介助で実施。洗身・洗髪は自立、浴槽の出入りを介助。

反応:「気持ちよかった」と笑顔。

特記:右肩の可動域がやや狭く、洗髪に時間を要した。次回も様子を確認。

例3|機能訓練(個別機能訓練)

実施:下肢筋力訓練と立ち座り練習を計画どおり実施(10回×2セット)。

反応・評価:疲労の訴えなく完遂。立ち座りが前回より安定。

特記:ご本人より「家でも手すりで立てるようになった」との発言あり。

例4|食事・口腔

実施:昼食は主食全量・副食8割摂取。食後の口腔ケアを見守り。

状態:むせなく摂取。水分はこまめに提供。

特記:義歯の当たりの訴えあり、家族へ歯科受診を提案(連絡帳に記載)。

例5|レク・認知症の方の参加

実施:午後の集団レク(歌・体操)に参加。

反応:なじみの曲で自然に口ずさみ、表情が明るくなった。

特記:開始時は落ち着かない様子だったが、職員が隣に座り声かけすると落ち着いて参加できた。

音声で話すだけ→通所の記録を作る

  1. ケアの直後に話す――入浴や訓練の直後、様子をその場で声に出します。
  2. AIが記録の体裁へ自動整理――話した内容を文字起こしし、介護記録・提供記録の形に整えます。
  3. 確認・手直し――内容を確認し、必要なら修正します。
  4. 保存・共有――家族への連絡帳やケアマネへの申し送りにもつなげられます。
多人数を同時に見るデイでは、「あとでまとめて書く」と記憶があいまいになりがち。ケアの直後に一言ずつ残せると、その人らしい記録が、抜け漏れなく残ります。

カイポケへ、通所の記録を自動転記する

記録・請求にカイポケを使っている事業所なら、できあがった記録をカイポケへ自動転記できます。カイポケの運用はそのまま、記録づくりの工程だけを音声とAIに任せる形です。詳しくはカイポケの記録を効率化する方法をご覧ください。なお、通所は個別機能訓練加算など加算の記録要件もあり、記録の質がそのまま算定の土台になります。

よくある失敗と、精度を上げるコツ

  • 全員コピペにしない――定型に、その人だけの一文(言動・変化)を必ず足す。
  • 加算の記録は要件に沿って――機能訓練や入浴の記録は、算定要件を満たす内容で。
  • 評価語より事実――「良好」ではなく観察した事実で。
  • 最後に目視確認――AIは下書きまで。仕上げは人が確認します。

通所介護の記録 記入例(コピペ可)

来所から送迎まで、通所介護(デイ)の記録の記入例を場面別にまとめました(表の右上ボタンからExcel/CSVにコピーできます)。バイタルと観察した事実、参加の様子を残すのがポイントです。

場面 記録の記入例
来所・健康チェック 体温36.5℃、血圧128/78、SpO2 98%。顔色良好で体調変化の訴えなし。
入浴 一般浴を見守りで実施。洗身は一部介助。皮膚に発赤なく、湯あたりもなし。
機能訓練 個別機能訓練を10分実施。下肢の運動と歩行訓練。疲労の訴えなく笑顔で参加。
レクリエーション 集団レク(体操・脳トレ)に参加。他の利用者と談笑し積極的に発言。
食事 昼食を自力摂取、主食全量・副食8割。むせなし。水分150ml。
送迎 10:00に送迎車で来所、15:30に帰宅。乗降時に見守り、車内で異常なし。

良い例・悪い例で分かる通所記録のコツ

✗ 悪い例(機能訓練)

機能訓練を実施。
✓ 良い例

個別機能訓練を10分実施。下肢の運動と歩行訓練、疲労の訴えなく参加。(内容と反応を残す)
✗ 悪い例(食事)

食事した。
✓ 良い例

昼食を自力摂取、主食全量・副食8割、むせなし。(摂取量とむせの有無を残す)

よくある質問(FAQ)

通所介護の記録には何を書きますか?
来所時のバイタル、入浴・機能訓練・レク・食事などの実施内容、参加の様子、送迎、特記事項を記載します。
バイタルはどこまで記録しますか?
体温・血圧・脈拍・SpO2など、事業所の基準に沿って記録します。前回との変化や体調の訴えもあわせて残します。
個別機能訓練の記録はどう書きますか?
実施したプログラム、時間、利用者の反応(疲労・意欲など)を記録します。個別機能訓練計画書の目標とつながるようにします。
送迎の記録は必要ですか?
来所・帰宅の時間、乗降時の様子、車内での状態を記録すると、安全管理の記録として役立ちます。
通所介護の記録テンプレートはありますか?
事業所ごとの様式があります。通所介護マナなら、話すだけで記録の下書きを作成し、カイポケへ転記できます。
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
カイポケをご利用中でなくても、神マナは単体で問題なくご利用いただけます。「マナドライブ」で帳票類の管理・網羅もでき、まず神マナを導入して後からカイポケを連携することも可能です。カイポケの導入をご希望の際は、当社からサポート担当へお繋ぎします。詳しくは「カイポケ導入相談・お見積り」の案内ページをご覧ください。

通所介護(デイ)の実務ガイド

まとめ

通所介護の記録は、その日の状態と提供したケアを「その人らしく、事実で」残すのが基本です。例文を土台にしつつ、多人数でも記録づくりは、話すだけ→AIで整理→カイポケへ自動転記、という流れで軽くできます。記録の手間を減らし、その分を利用者と関わる時間に——それが続けられる効率化です。

📚 記録の書き方をまとめて知りたい方へ:介護記録の書き方【業種別・例文つき総まとめ】

この記事の執筆・編集

介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。

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