介護記録は、ケアの根拠であり、事故や監査の際の大切な証拠にもなります。だからこそ「書いてはいけない書き方」があります。よくあるNG例と、その改善ポイントを整理します。
なぜ記録のNGが問題になるのか
介護記録は公的な記録であり、事故が起きたときの事実確認や、実地指導・監査の対象になります。あいまいな記録や主観的な記録は、事業所と利用者の双方を守れなくなる恐れがあります。
やってはいけない書き方(NG例)
- 主観・憶測で書く――「機嫌が悪そう」ではなく、観察した事実で書く。
- あいまいな表現――「いつもどおり」「特変なし」だけで済ませない。
- 決めつけ・不適切な表現――利用者を否定する言葉や差別的な表現は使わない。
- 事実と推測の混在――事実と、看護・介護者の判断を分けて書く。
- 後追いのまとめ書き――時間が経ってからまとめて書くと正確さが落ちる。
- 修正液で消す――誤記は二重線と訂正で残し、消さない。
改善のポイント
- 観察した客観的事実を、数値や具体的な様子で書く。
- 5W1Hを意識する(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうした)。
- 本人の発言は「 」でそのまま残す。
- できるだけその場・当日に記録する。
記録のNGが「事故の証拠」になる場面
記録は、ふだんは誰も読みません。読まれるのは事故が起きたときと運営指導のときです。そのときに記録が弱いと、実際に良いケアをしていても示せません。
| 起きたこと | 弱い記録だと | 残っていると |
|---|---|---|
| 転倒 | 「ベッドから転落」だけ。前後の状況が不明 | 直前の様子、発見時の体位、環境、報告した相手と時刻が追える |
| 誤薬 | 「間違えて服薬」 | どの薬を、いつ、誰が、どう気づき、どう対応したか |
| 家族からの申し立て | 記載が「変わりなし」の連続 | 日々の状態変化と、家族へ伝えた内容が残っている |
| 体調急変 | 時刻が「午前中」 | 発見時刻、バイタル、連絡した時刻、指示内容 |
個人情報の観点でのNG
- 他の利用者の実名を書く——「Bさんと口論」ではなく「同じフロアの他の利用者と、大きな声のやり取りがあった」のように、実名を出さずに起きたことを書きます。相手方についての記録は別に分けます
- 家族の内情を必要以上に書く——支援に必要な範囲を超えた記載は、開示請求時に問題になります
- 診断名の推測を書く——「認知症が進んだ」ではなく、観察した事実を書きます
- 職員の私見や感情——「困った人」「わがまま」といった評価語は残しません
転記とコピペのNG
電子記録が広がって増えたのが、前回の記録をコピーして日付だけ変える書き方です。効率的に見えますが、訪問した事実の裏づけとしては最も弱い記録になります。
- 毎回同じ文章が並ぶ——実際に見ていないと疑われます
- 前の利用者の内容が混ざる——重大な事故につながります
- テンプレートの項目が埋まっていない——形だけ整えた記録に見えます
- 事後にまとめて書く——時刻の整合が取れなくなります
書き換えの型(悪い例→良い例)
| 悪い例 | なぜ弱いか | 良い例 |
|---|---|---|
| 変わりなし | 何を見たかが残らない | 血圧128/76、体温36.4℃。食事は全量摂取。歩行時のふらつきなし |
| 機嫌が悪い | 評価語で、事実ではない | 「今日は入りたくない」と2回発言。入浴を後半に変更したところ応じられた |
| 指導した | 内容も反応も不明 | 水分は1日1リットルを目安にとお伝えした。「そんなに飲めない」との返答。まずはコップ1杯増やすことで合意 |
| 家族対応 | 誰と何を話したか不明 | 長女(同居)へ、夜間のトイレ時にふらつきがある旨を伝達。手すりの設置をケアマネへ相談することとした |
※本記事は制度の一般的な考え方を整理したものです。給付や算定の可否は保険者(市区町村)の判断によります。最新の告示・通知と保険者の運用をご確認ください。
やってはいけない書き方 追加例
| NGの記載 | なぜ問題か | 書き換え |
|---|---|---|
| 「暴力を振るう」 | 原因や状況が分からず、本人像だけが悪く残る | 入浴の声かけの際に手を払う動作あり。声かけを変え、時間を空けたところ応じられた |
| 「徘徊」 | 目的のない歩き回りと決めつけている | 15時ごろ玄関へ向かい「家に帰る」と発言。以前の勤め先の話をされた |
| 「不穏」 | 何が起きたか分からない | 落ち着かず室内を往復。テレビの音量を下げると座って過ごされた |
| 「拒否」 | 本人に非があるように読める | 「今日はやめておく」との発言。理由をうかがうと「体がだるい」とのこと |
| 「様子観察」だけ | 何を観察したか不明 | 朝食は主食10割・副食8割。排尿5回、排便1回。歩行時のふらつきなし |
| 「家族が非協力的」 | 評価語。事実ではない | 長女へ3回連絡したが応答なし。留守番電話にメッセージを残した |
記録のNGについてよくある質問
| よくある疑問 | 考え方 |
|---|---|
| ボールペンでないとだめか | 消えるペンや鉛筆は避けます。改ざんを疑われる余地を残さないためです |
| 書き間違えた | 二重線と訂正印です。修正液・塗りつぶしは使いません |
| あとから思い出したことを足したい | 追記であることと、追記した日付が分かるように書きます |
| 他の職員の分を代筆した | 代筆した事実と、誰の情報かを明記します。無記名の代筆は避けます |
| 電子記録なら訂正は自由か | いつ誰が編集したかの履歴が残る仕組みであることが前提です |
| 略語を使ってよいか | 事業所内で用語集を決め、本人・家族が読む書類では避けます |
記録はいつ読まれるのか——3つの場面
| 場面 | 読む人 | 見られるところ |
|---|---|---|
| 運営指導・監査 | 行政の担当者 | 計画との整合、記載者、時刻、保存期間 |
| 事故・苦情のあと | 家族、保険者、場合によっては司法 | 事故前後の状況、報告した相手と時刻、日々の変化 |
| 担当者会議・引き継ぎ | 他職種、後任の職員 | 何をしてきたか、何が効いたか、何がだめだったか |
ふだん誰も読まない書類だからこそ、読まれるときには必ず「困っている状況」です。そのときに事業所を守るのは、日々の1行です。
保存期間の考え方
- 記録の保存期間は、運営基準において完結の日から2年間と定められています
- ただし都道府県・市区町村の条例で5年とされている場合があります。自事業所の所在地の定めをご確認ください
- 事故に関する記録は、より長く保存しておくほうが安全です
- 電子化する場合も、保存期間中は閲覧・出力できる状態を保ちます
- 廃棄するときは、個人情報が復元できない方法で行い、廃棄した記録を残します
NGを防ぐ仕組みをつくる
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」の施設・通所マナ(施設記録+通所介護)は、音声やメモから客観的な記録の下書きを作成します。書き方のばらつきや主観的な表現を減らし、記録の質をそろえられます。利用者さま3名まで、3か月間、回数の制限なく無料(2026年中のご登録は2027年3月31日まで)でお試しいただけます。
介護記録のNG例と改善(良い例・悪い例)
介護記録でやってしまいがちなNG例と、その改善例をまとめました。
NGの型16分類|まずい理由・困る読み手・直し方(避けたい書き方と完成文48組)
個々の言い回しを覚えても、記録は良くなりません。言い回しは場面の数だけあるからです。変わるのは「なぜその書き方だと困るのか」という型を持ったときです。ここでは、日々の記録に出てくるつまずきを16の型に分け、型ごとに「なぜまずいか」「どこで(誰が読むときに)困るか」「そのまま使える書き方」を並べます。以下の表で引用符で囲んだ文は、書いてはいけない例として引用したものです。
| 型 | 一言でいうと | 最初に困る読み手 |
|---|---|---|
| ①事実と解釈が混ざっている | 見たことと、書き手の受け取り方が同じ文に入っている | 次の勤務に入る職員(どこまでが観察か分からない) |
| ②主語がない | 誰がしたのか、誰がそうなったのかが書かれていない | 管理者(行為者を特定できない) |
| ③時刻がない | 「午前中」「しばらくして」で時間が埋まっている | 医療機関(経過の速さを聞かれて答えられない) |
| ④評価語で片づけている | 行動ではなく人物の評価が残っている | 本人・家族(読んだときに人物像だけが残る) |
| ⑤推測を事実として書いている | 見ていないこと・本人にしか分からないことを断定している | 事故後に事実を確認する立場の人 |
| ⑥伝聞の出どころが不明 | 誰から聞いた話かが書かれていない | 介護支援専門員(一次の発信者に確認できない) |
| ⑦本人の言葉が要約されて消えている | 本人の発言が職員の言葉に置き換わっている | 担当者会議(本人の意向を出せない) |
| ⑧「〜させた」という書き方 | 本人が主語でなくなっている | 本人(自分の記録として読んだとき) |
| ⑨他の職員への評価が入っている | 記録が内部の言い分の場になっている | 家族・第三者(事業所の姿勢として読まれる) |
| ⑩家族への評価が入っている | 事実ではなく家族像が残っている | 家族(開示の場で最も強く残る一行になる) |
| ⑪コピーされたまま | 前回・他の人の内容がそのまま残っている | 保険者の担当者(提供の事実を確認できない) |
| ⑫後から書いたことが分からない | 提供日と記載日が区別されていない | 運営指導の担当者(経過を追えない) |
| ⑬消した跡が残っていない | 訂正前の内容が読めなくなっている | 記録全体を読む人(他の記録の信頼にも及ぶ) |
| ⑭専門用語で読み手に伝わらない | 書き手の職種の中でしか通じない | 家族・他事業所(意味が変わって伝わる) |
| ⑮長すぎて要点が埋もれている | 変化が本文の途中に沈んでいる | 次の勤務者(拾えずに同じ対応ができない) |
| ⑯短すぎて何をしたか分からない | 「実施」「見守り」だけで終わっている | 請求内容と突き合わせる立場の人 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
型①〜④|混ざる・抜ける・埋まる(避けたい書き方と完成文12組)
| 型 | 避けたい書き方(引用) | なぜまずいか | どこで困るか | そのまま使える書き方 |
|---|---|---|---|---|
| ① | 「不安が強く、何度もコールを押される」 | 「不安が強く」は書き手の受け取り方で、押した回数と用件が残らない | 次の勤務者が、何回・何の用件だったのかを引き継げない | 14時から16時までの間にコールが4回。いずれも「トイレに行きたい」との用件。うち2回は排尿あり、2回は排尿なし。 |
| ① | 「食事に集中できていない」 | そう見えた根拠になった様子が書かれていない | 管理者が、食事の環境や時間帯を見直す材料にできない | 昼食開始から10分で箸が止まり、以後は窓の方を見て過ごされた。声をかけると再開され、主食5割・副菜3割を摂取。 |
| ① | 「歩行が不安定」 | どの場面で、どの程度かが分からない | 介護支援専門員が、福祉用具や住環境の検討に使えない | 居室から食堂までの約20メートルを歩行。途中2回、右手で手すりをつかんで立ち止まられた。ふらつきは左方向。所要は約3分。 |
| ② | 「臥床を促した」 | 誰が促し、誰が横になったのかが書かれていない | 事故のあとに、その場にいた職員を特定できない | 職員の(記入欄:氏名)が声をかけ、本人が自分でベッドに戻られた。身体への介助は行っていない。 |
| ② | 「入浴を中止した」 | 誰の判断で中止したのかが残らない | 管理者が、判断の経路をたどれない | 本人が「今日はやめておく」と話されたため、10時20分にサービス提供責任者へ電話で相談のうえ中止とした。 |
| ② | 「連絡済み」 | 誰が誰に、何を連絡したのかが不明 | 家族から「聞いていない」と言われたときに示せない | 11時05分、担当の(記入欄:氏名)が長女の携帯へ電話し、本人と直接お話しいただいた。通話は約4分。 |
| ③ | 「午前中に発熱」 | 上がり方の速さが読み取れない | 医療機関へ相談するときに、経過を聞かれて答えられない | 9時30分 体温37.8℃。10時00分 再検で38.1℃。10時05分 管理者へ報告。 |
| ③ | 「しばらくして落ち着かれた」 | 「しばらく」の長さが読み手ごとに違う | 次の勤務者が、同じ関わりを再現できない | 16時10分に立ち上がりが続いたため隣に座り、お話をうかがう。16時25分には椅子に座って新聞を見て過ごされた。 |
| ③ | 「食後にもどされた」 | 食事との間隔が分からない | 受診に同行する職員が、医療機関に経過を伝えられない | 12時30分に昼食終了。13時10分に1回もどされた(水分中心、量はコップ半分程度)。13時15分 看護職員へ報告。 |
| ④ | 「協力的でない」 | 人物の評価だけが残り、何があったかが残らない | 引き継いだ職員が、会う前から先入観を持つ | 「自分でやりたい」と2回話された。見守りに切り替えたところ、上着の着脱を自分で行われた。 |
| ④ | 「問題行動あり」 | 何が起きたのかが読み取れない | 家族に説明を求められたときに、事実を答えられない | 15時40分、他の利用者の席の前で立ち止まり、「ここは私の席」と話された。職員が別の席をご案内し、着席された。 |
| ④ | 「意欲低下」 | 観察ではなく、書き手の判定になっている | 介護支援専門員が、計画の見直しの根拠にできない | これまで参加していた新聞読みに、今週は3日とも「今日はいい」と話され不参加。日中に横になって過ごす時間が午前中で約2時間。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
型⑤〜⑧|断定する・出どころが消える・本人が消える(避けたい書き方と完成文12組)
| 型 | 避けたい書き方(引用) | なぜまずいか | どこで困るか | そのまま使える書き方 |
|---|---|---|---|---|
| ⑤ | 「痛みがあったため中止」 | 痛みは本人にしか分からないのに、事実として書かれている | 事故の事実確認で、観察と推測を切り分けられない | 立ち上がりの際に顔をしかめ、右膝に手を当てられた。「ここが痛い」と話されたため中止。 |
| ⑤ | 「眠れていない」 | 見ていない時間まで断定している | 記録全体が「見ていないことも書く記録」として読まれる | 13時から14時30分の間、3回の訪室でいずれも開眼しておられた。「横になっているだけ」と話される。 |
| ⑤ | 「家族が心配している」 | 誰の、どの言葉から書いたのかが分からない | 家族に確認されたときに、根拠を示せない | 14時10分、長女から「何度も起きていないか気になる」とお電話をいただいた(通話 約5分)。 |
| ⑥ | 「転んだらしい」 | 誰から聞いた話かが書かれていない | 事故の有無を確認する立場の人が、確認先をたどれない | 本人から「昨日、玄関で尻もちをついた」とお話があった。確認した相手・日時(記入欄)。次回訪問時に痛みの訴えの有無を確認する。 |
| ⑥ | 「家族が了承している」 | 誰がいつ了承したのかが残らない | 説明と同意の有無が後から争いになる | 8月2日16時40分、長男へ電話で説明し、「それでお願いします」とご返答をいただいた。 |
| ⑥ | 「申し送りで聞いた」 | 誰の観察に基づく情報かが不明 | 情報の出どころに確認できず、二次情報のまま計画に載る | 前勤務の(記入欄:氏名)より、朝食時にむせが2回あったと申し送りを受けた。本人にも確認し「少しむせた」と話される。 |
| ⑦ | 「入浴を拒否」 | 本人が挙げた理由が消えている | 介護支援専門員が、本人の意向を計画に反映できない | 「今日は寒いから明日にしたい」と話される。室温を22℃に上げ、14時に再度お誘いしたところ入浴された。 |
| ⑦ | 「不満を訴えた」 | 何についての言葉かが消えている | 苦情として扱うべきかどうかの初動が遅れる | 「買い物の品が違う」と話される。レシートを一緒に確認し、依頼のメモと1点相違があることを確認した。 |
| ⑦ | 「希望を確認した」 | 希望の中身が書かれていない | 担当者会議で、本人の言葉として出せない | 「台所に自分で立ちたい」と話される。現在は座って野菜を洗うところまで実施されている。 |
| ⑧ | 「入浴させた」 | 本人が主語でなくなり、できている部分が消える | 本人が自分の記録として読んだときに、扱われ方として残る | 本人が浴室まで歩かれ、洗身は背中のみ介助。ほかは自分で行われた。 |
| ⑧ | 「食べさせた」 | 自分でできている部分が書かれない | 実施状況の評価ができず、支援の量が見直されない | 主菜は自分でスプーンを使われ、汁物のみ職員が介助。所要25分、全量摂取。 |
| ⑧ | 「歩かせた」 | 本人の意思がない動作のように読める | 家族が読んだときに、経緯の説明を求められる | 「今日は廊下を歩きたい」と話され、廊下を約30メートル歩かれた。職員は右斜め後ろで見守り。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
型⑨〜⑫|人を評価する・写す・時間がずれる(避けたい書き方と完成文12組)
| 型 | 避けたい書き方(引用) | なぜまずいか | どこで困るか | そのまま使える書き方 |
|---|---|---|---|---|
| ⑨ | 「前の担当が説明していなかった」 | 職員への評価であり、利用者の記録の目的から外れている | 記録が内部の言い分の場になり、外部に読まれたときに残る | 本人から「聞いていない」とのお話があったため、8月5日に改めて説明し、ご了解をいただいた。 |
| ⑨ | 「新人が対応したため時間がかかった」 | 個人の能力評価になっている | 本人・家族が読んだときに、事業所への不信につながる | 移動から着席まで約15分。手順を1つずつ確認しながら進めた。 |
| ⑨ | 「看護に伝えたが動いてもらえなかった」 | 他職種への評価で、やり取りの中身が残らない | 連携の記録として使えず、次に同じ場面で判断できない | 11時20分、看護職員へ発熱を報告。「昼に再検してほしい」との指示を受け、12時に再検(37.6℃)。 |
| ⑩ | 「家族が無関心」 | 事実ではなく家族像の評価になっている | 家族が読んだときに、関係の修復が難しくなる | 8月3日・5日・8日の3回、長女の携帯へ電話したが応答なし。8日は留守番電話に用件を残した。 |
| ⑩ | 「家族の理解が乏しい」 | 決めつけであり、何が伝わっていないかが分からない | 介護支援専門員が、調整の材料にできない | 長男から「どこまでお願いできるのか分からない」とのお話。契約書の該当箇所を一緒に確認した。 |
| ⑩ | 「家族が口を出しすぎる」 | 人物評価であり、要望の中身が残らない | 苦情に発展したときに、事業所側の記載が不利に働く | 8月の1か月間で、長女から訪問時間の変更希望が3件。うち2件は調整済み、1件は8月20日に相談予定。 |
| ⑪ | 「(前日と同じ文章がそのまま並ぶ)」 | その日に見たことが1つも残らない | 提供した事実そのものを示せない | 前日は主食5割、本日は主食10割。理由をうかがうと「今日は食べたい」と話される。 |
| ⑪ | 「(他の利用者の氏名が残っている)」 | 誤りが、本人以外の情報として記録に残る | 本人・家族が読んだときに、記録全体の信頼が失われる | 記載後に、利用者名・日付・記載者名を読み返してから確定する。(記入欄:確定した日時) |
| ⑪ | 「(様式の項目が空欄のまま)」 | 実施したのか、しなかったのかが分からない | 提供記録と請求内容の突合ができない | 入浴:実施(14時05分〜14時35分)/口腔ケア:実施(昼食後)/体温:36.5℃。実施しなかった項目は「実施なし」と理由を記入。 |
| ⑫ | 「(3日前の出来事を今日の欄に書く)」 | 提供日と記載日が入れ替わり、時系列が崩れる | 運営指導で、経過をたどれない | 【追記 8月11日】8月8日の訪問について記載する。提供日:8月8日/記載日:8月11日/記載者:(記入欄:氏名) |
| ⑫ | 「(思い出した内容を行間に足す)」 | どれが当日の記載かが分からなくなる | 事故の前後関係を、記録で示せない | 【追記 8月11日10時】8月8日の記録に、同日17時に家族へ電話した事実を追記する。 |
| ⑫ | 「(数日分をまとめて書く)」 | 記載日と提供日が一致せず、記録全体の確からしさが下がる | 複数年分を通して読まれたときに、書き方の癖として見える | 提供日:8月8日/記載日:8月8日。やむを得ず後日記載した場合は、記載日を併記する。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
型⑬〜⑯|跡が消える・伝わらない・長い・短い(避けたい書き方と完成文12組)
| 型 | 避けたい書き方(引用) | なぜまずいか | どこで困るか | そのまま使える書き方 |
|---|---|---|---|---|
| ⑬ | 「(修正液で塗りつぶす)」 | 訂正前の内容が読めなくなる | 訂正なのか書き換えなのかを、外から区別できない | 誤記は二重線を引き、訂正者の署名(または押印)と訂正日を記入。元の文字が読める状態で残す。 |
| ⑬ | 「(上から書き直す)」 | 何をどう直したのかが残らない | 神戸市の資料が示す「元の内容と修正後の内容、修正日がわかる」形にならない | 訂正前:体温36.5℃/訂正後:体温37.5℃/訂正日:8月9日/訂正者:(記入欄:氏名) |
| ⑬ | 「(電子記録を履歴を残さず直す)」 | いつ誰が直したのかが分からない | 1件の訂正が、他の記録の確からしさにも及ぶ | 編集履歴が残る設定で修正し、備考欄に「8月9日、体温の入力誤りを修正」と記載。 |
| ⑭ | 「(職種の中でしか通じない語だけで書く)」 | 読み手が意味を取り違える | 家族が読んだときに、内容を理解できない | 起き上がりは手すりを使って自分でできる。立ち上がりは職員が前から両手を支える。 |
| ⑭ | 「(事業所だけの言い回しで書く)」 | 他の事業所では別の意味になる | 引き継ぎのときに、支援の中身が変わって伝わる | 入浴前に体温36.4℃、血圧126/74を測定。「入りたい」と話されたため入浴。 |
| ⑭ | 「(数値の単位を省く)」 | 読み手が別の単位で読む余地が残る | 医療機関へ伝えるときに、量の認識がずれる | 水分摂取:昼食時 200mL、15時のお茶 150mL、合計 350mL。 |
| ⑮ | 「(1日の出来事を段落なしで書き続ける)」 | 変化が文の途中に埋もれる | 次の勤務者が、拾うべき一点を拾えない | 【変化】14時、右足の運びが鈍く、歩行時に右手で壁を触られた。【対応】歩行を中止し、椅子に座っていただく。【報告】14時10分、管理者へ報告。 |
| ⑮ | 「(経過をすべて並べ、判断が最後に来る)」 | 最後まで読まないと要点に届かない | 電話で伝える場面で、伝達に時間がかかる | 朝食から食事量が半分。9時 体温37.4℃、10時 37.9℃。10時05分 看護職員へ報告し、指示を受けた。 |
| ⑮ | 「(同じ内容を複数の欄に重ねて書く)」 | どちらが正しいのか分からなくなる | 訂正のときに片方だけ直り、食い違いが残る | 経過は経過の欄に1回だけ書き、様式の欄には該当する項目のみ記入する。 |
| ⑯ | 「実施」 | 何を、どこまで行ったかが分からない | 計画に位置付けた内容との対応を確認できない | 掃除機がけ(居室・廊下)、トイレの清掃、洗濯物の取り込みとたたみを実施。所要45分。 |
| ⑯ | 「見守り」 | 何を見ていたのかが残らない | 事故が起きたときに、見守りの中身を示せない | 食堂で食事中の様子を見守り。むせの有無と椅子からの立ち上がりを確認。むせなし、立ち上がり2回。 |
| ⑯ | 「良好」 | 何が良好なのかが分からない | 状態の変化に、誰も気づけない | 食事は全量、水分は合計900mL、排尿5回・排便1回。皮膚に発赤なし。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
16の型は、どれも「読み手が、その場を思い浮かべられるか」という一点に集まります。次は、その読み手を1人ずつ分けて考えます。
読み手が変われば「まずさ」も変わる|33の読まれ方と、残しておく一行
同じ一行でも、読む人によって困り方が違います。次の勤務者にとっては足りない記録でも、家族にとっては失礼な記録になっていることがあります。逆に、家族向けにやわらかく書いた表現が、確認の場面ではまったく役に立たないこともあります。「誰が、何を探して読むか」を分けて考えると、直すべき一点が決まります。
事業所の中で読む人|11の読まれ方
| 読む人 | 最初に探すもの | 記録が弱いと起きること | 残しておく一行(そのまま使える) |
|---|---|---|---|
| 次の勤務に入る職員 | 前の時間帯との違い(増えた・減った・変わった) | 同じ関わりを再現できず、本人が同じ説明を何度も受ける | 午前は主食10割、昼は5割。昼食後に「胃がもたれる」と話される。次の食事の量を確認する。 |
| 同じ利用者を初めて担当する職員 | 本人の言葉づかいと、うまくいった関わり方 | 手探りで関わることになり、初回の関係づくりが崩れる | お誘いは1回で決めず、時間を空けて再度声をかけると応じられることが多い(8月5日・8日ともに2回目で入浴)。 |
| 管理者 | 誰の判断で、何が変わったのか | 判断の経路をたどれず、同じ事象が繰り返される | 10時20分、サービス提供責任者へ電話で相談。中止と再訪の判断を受け、14時に再訪した。 |
| 計画を作成する担当者 | 目標に近づいた/遠のいた具体的な場面 | 評価が定型文になり、計画が実態から離れる | 短期目標「台所に立つ時間を10分つくる」に対し、8月は7回のうち5回で座位のまま野菜を洗うところまで実施。 |
| 事業所内の看護職員 | 数値と、その前後の様子 | 相談を受けても判断材料がなく、いったん受診の話になる | 9時30分 体温37.8℃、10時00分 38.1℃。水分は午前中で200mLのみ。食事は主食3割。 |
| 機能訓練を担当する職員 | 生活の中でどこまで動けているか | 訓練の場面だけで評価され、生活の変化を拾えない | 居室から食堂まで約20メートルを、手すりを使って自分で歩かれた。途中の立ち止まりは2回。 |
| 受診に同行する職員 | いつから、どう変わったか | 医療機関で経過を聞かれ、その場で答えられない | 8月6日から食事量が半分。8月8日に37.9℃。8月9日は36.8℃で食事量は7割まで戻った。 |
| 事故防止の委員会の担当者 | 発生時の状況と、直前の環境 | 原因の分析ができず、対策が「注意する」で終わる | 15時10分、居室内で床に座っている本人を発見。ベッド柵は下ろされ、スリッパは1足がベッド下にあった。 |
| 虐待防止の委員会の担当者 | 言葉づかいと、本人の主体が残っているか | 記録の言い回しそのものが検討対象になる | 本人が「今はやりたくない」と話されたため、15時に改めてお誘いし、同意を得て実施した。 |
| 苦情の相談窓口の担当者 | 申立ての元になった日の記載 | 該当日の記録が定型文で、事実を確認できない | 8月7日14時、訪問時に洗濯物の取り込みを実施。取り込んだのはタオル3枚と上着1枚。 |
| 請求の業務を担当する職員 | 提供の時刻と、実際に行った内容 | 提供記録と請求内容の突合ができず、確認に時間がかかる | 提供時間 10時00分〜10時45分(実際の開始・終了時刻)。内容:掃除機がけ、トイレ清掃、洗濯物の取り込み。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
事業所の外で読む人|11の読まれ方
| 読む人 | 最初に探すもの | 記録が弱いと起きること | 残しておく一行(そのまま使える) |
|---|---|---|---|
| 同居している家族 | 自分が見ていない時間の様子 | 「見てもらえていない」と受け取られる | 10時から11時30分まで、食堂で他の利用者と話をして過ごされた。席を立たれたのは1回。 |
| 離れて暮らす家族 | 変化の有無と、連絡が来る基準 | 変化を後から知り、説明の場が必要になる | 8月9日16時、長女へ電話。8月6日からの食事量の変化と、8月9日に7割まで戻ったことをお伝えした。 |
| 担当の介護支援専門員 | 目標に対する動きと、本人の言葉 | 本人の意向が事業所の要約に置き換わって伝わる | 「台所に自分で立ちたい」と話される。現在は座って野菜を洗うところまで実施されている。 |
| 他のサービス事業所 | 自分たちの時間帯の前後で何があったか | 同じ観察を重ねて行い、本人の負担になる | 午前の訪問時は右手で手すりをつかむ場面が2回。午後の関わりの際にも同じ動作があるかご確認ください。 |
| 医療機関の受付・看護職 | いつから、どのくらい、どう変わったか | 問診に時間がかかり、本人を待たせる | 8月6日から食事量が半分。8月8日 体温37.9℃。水分は1日あたり500〜600mLで推移。 |
| 主治の医師 | 生活の中で見えた変化と、その頻度 | 生活側の情報が伝わらず、判断の材料が減る | 直近1週間で、立ち上がりの際に右膝に手を当てる動作が5回。歩行の中止は2回。 |
| 入院先の病棟 | ふだんの生活のやり方(時間・順序・好み) | 入院中の生活が本人のやり方と合わなくなる | 起床は6時30分ごろ。朝は洗面のあとに新聞を読まれる。飲み物はぬるめのお茶を好まれる。 |
| 退院後に引き継ぐ事業所 | 入院前にできていたこと | できていた動作まで介助の対象にされる | 入院前は、上着の着脱を自分で行われていた(介助はボタンのみ)。歩行は手すりを使って自立。 |
| 本人の代理の立場にある人 | 説明と同意の経過 | いつ何に同意したのかを、記録から示せない | 8月2日16時40分、契約内容の変更点を説明。「それでお願いします」とのご返答を、長男よりいただいた。 |
| 地域包括支援センターの担当者 | 暮らしの中で困っている場面 | 相談につながる前の兆しが残らない | 買い物の回数が週2回から週1回に減った。「重い物が持てない」と話される。 |
| 福祉用具の担当者 | 使っている場面と、使えていない場面 | 選定が本人の動きと合わなくなる | 手すりは廊下では使われるが、玄関では使わずに壁を触って移動される。玄関の段差は約18センチメートル。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
確認や説明の場面で読まれるとき|11の読まれ方
| 読まれる場面 | 最初に探されるもの | 記録が弱いと起きること | 残しておく一行(そのまま使える) |
|---|---|---|---|
| 運営指導で提供記録を確認されるとき | 提供日・提供時間・具体的な内容・本人の状況 | 提供の事実を、その場の説明で補うことになる | 提供日 8月8日/提供時間 10時00分〜10時45分/内容 掃除機がけ・トイレ清掃・洗濯物の取り込み/本人の様子 「腰が重い」との訴えが1回。 |
| 提供記録と請求内容を突き合わせられるとき | 両方が同じ日・同じ内容を指しているか | 食い違いの理由を、記録の外で説明することになる | 実際の開始・終了時刻を記入する(計画に記載した時間をそのまま写さない)。 |
| 計画に位置付けた内容との対応を見られるとき | 目標に対して何を行ったか | 計画と記録が別々の文書になり、対応が読み取れない | 短期目標「入浴時の立ち座りを自分で行う」に対し、本日は浴室内の立ち上がりを自分で行われた(介助は背中の洗身のみ)。 |
| 事故報告を受け取る立場の人が読むとき | 発見時刻、連絡した相手と時刻、その後の経過 | 連絡の記録がなく、対応の順序を示せない | 15時10分 発見。15時15分 管理者へ報告。15時25分 長女へ電話(応答あり)。15時40分 介護支援専門員へ連絡。 |
| 再発防止の検討内容を見られるとき | 原因の分析と、具体的な対策 | 対策が個人の心がけにとどまる | 原因:スリッパがベッド下にあり、立ち上がり時に足元が定まらなかった。対策:8月10日から、就寝前に履物を右側の定位置に置く。 |
| 本人が自分の記録を読むとき | 自分がどう扱われていたか | 評価語や「〜させた」という書き方が、そのまま残る | 本人が浴室まで歩かれ、洗身は背中のみ介助。ほかは自分で行われた。 |
| 家族が説明を求めてきたとき | その日の具体的な出来事 | 該当日の記載が定型文で、説明が「たぶん」になる | 8月7日 14時05分〜14時35分 入浴。湯温40℃。「気持ちよかった」と話される。 |
| 苦情の申立てを受けたとき | 申立ての日の記録と、その前後の記録 | 前後の記録が同じ文章で、経過を示せない | 8月6日は洗濯物の取り込みなし(雨天のため)。8月7日に2日分をまとめて取り込み、たたんで収納した。 |
| 損害の話し合いになったとき | 事実と、書き手の判断が分かれているか | 推測が事実として読まれ、内容の訂正が難しくなる | (事実)立ち上がりの際に顔をしかめ、右膝に手を当てられた。(判断)痛みの訴えがあるため、歩行を中止した。 |
| 裁判の場で証拠として扱われるとき | 記載日と提供日、訂正の跡 | 後から書いた記載と、当日の記載を区別できない | 提供日 8月8日/記載日 8月8日/記載者(記入欄:氏名)。後日記載の場合は【追記 月日】を先頭に付ける。 |
| 複数年分を通して読まれるとき | 書き方の癖と、記録の抜け | 1件の弱さではなく、事業所の運用として読まれる | 毎月1回、同じ文章が続いていないかを担当者以外が確認する(確認日・確認者を記入欄に残す)。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
読み手を分けて見ると、「足りない記録」と「まずい記録」は別物だと分かります。足りない記録は書き足せますが、書き方そのものがまずい記録は、書き足すほど強く残ります。気づいた時点でどうするかを、次に整理します。
気づいたあとの直し方|消さずに残す手順10と、訂正・追記の完成文20例
まずい書き方に気づいたとき、いちばんやってはいけないのは「なかったことにする」ことです。神戸市が公表している事業者向けの留意事項では、サービス計画の作成日・同意日等に整合性がなく事実と異なる、という指摘が挙げられ、あわせて「内容に修正が必要な場合は、元の内容と修正後の内容、修正日がわかるよう記録を残すこと」との考え方が示されています(神戸市「介護保険サービス事業運営上の留意事項(居宅通所)」令和7年3月 介護保険事業者説明会)。直した跡が残っていることが、記録の信頼を保ちます。
直すときの10の手順(証跡つき)
| 手順 | やること | 残す証跡 |
|---|---|---|
| 1 | 元の記載を消さないと最初に決める | 訂正前の文字が読める状態 |
| 2 | 何が事実と違うのかを特定する(日付・時刻・数値・行為者・内容のどれか) | 訂正対象の欄と項目名 |
| 3 | 「訂正」と「追記」を分ける(誤りを直すのか、足りない事実を足すのか) | 訂正/追記の別 |
| 4 | 紙は二重線、電子は編集履歴が残る方法で直す | 二重線と署名、または編集履歴 |
| 5 | 訂正日と訂正者を書く | 訂正日/訂正者(記入欄:氏名) |
| 6 | 追記は、追記と分かる書き出しにする | 【追記 月日 時刻】の表記 |
| 7 | 提供日と記載日を分けて書く | 提供日/記載日の両方 |
| 8 | 直した理由を一言だけ添える(言い訳は書かない) | 「入力誤りのため」「記載漏れのため」 |
| 9 | 直した事実を、関係する人に伝える | 連絡先・連絡した時刻 |
| 10 | 同じ誤りが起きた原因を1行だけ残す | 原因と、次からの運用(記入欄) |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
訂正・追記のときにそのまま書ける20例
| 場面 | そのまま書ける一文 |
|---|---|
| 数値を書き間違えた | 訂正前:体温36.5℃/訂正後:体温37.5℃/訂正日 8月9日/訂正者(記入欄:氏名)。入力誤りのため訂正。 |
| 時刻を書き間違えた | 訂正前:14時05分/訂正後:15時05分/訂正日 8月9日。記載時に時刻を取り違えたため訂正。 |
| 行った内容が違っていた | 訂正前:洗濯物の取り込み/訂正後:洗濯物のたたみと収納/訂正日 8月10日。実施内容の記載誤りのため訂正。 |
| 他の利用者の内容が混ざった | 8月8日の記録のうち、食事量の記載は別の利用者の内容でした。8月10日に訂正し、本人の当日の摂取量(主食10割・副菜7割)に改めます。 |
| 日付だけ違っていた | 訂正前:提供日 8月7日/訂正後:提供日 8月8日/訂正日 8月10日。日付の記載誤りのため訂正。 |
| 記載者の名前が抜けていた | 【追記 8月10日】8月8日の記録の記載者は(記入欄:氏名)です。記入漏れのため追記します。 |
| 家族へ連絡した事実が抜けていた | 【追記 8月11日10時】8月8日17時に長女へ電話し、当日の体温と食事量をお伝えしていました。記載漏れのため追記します。 |
| 報告した相手が抜けていた | 【追記 8月10日】8月9日11時20分、看護職員へ発熱を報告していました。記載漏れのため追記します。 |
| 本人の言葉を要約してしまった | 【追記 8月10日】8月8日の記録について、本人の発言は「今日は寒いから明日にしたい」でした。要約せず原文で追記します。 |
| 推測を事実として書いていた | 【追記 8月10日】8月8日の「痛みがあった」との記載は職員の判断です。観察した事実は、立ち上がりの際に顔をしかめ、右膝に手を当てられたことです。 |
| 評価語を書いていた | 【追記 8月10日】8月8日の記載を、行動の記述に改めます。「自分でやりたい」と2回話され、見守りに切り替えたところ上着の着脱を自分で行われました。 |
| 職員への評価を書いていた | 【追記 8月10日】8月8日の記載のうち、職員の対応に関する評価部分は、利用者の記録に記載すべき内容ではないため、事実のみに改めます。 |
| 家族への評価を書いていた | 【追記 8月10日】8月8日の記載を事実に改めます。8月3日・5日・8日の3回、長女の携帯へ電話し、いずれも応答がありませんでした。 |
| 後日にまとめて書いた | 【追記 8月11日】8月8日から8月10日までの訪問について、8月11日に記載します。提供日ごとに内容を分けて記載します。 |
| 前回の文章をそのまま使っていた | 【追記 8月10日】8月8日の記録は前日の内容と同一でした。当日の実測値(体温36.4℃、主食10割、水分850mL)に改めます。 |
| 様式の欄が空欄のままだった | 【追記 8月10日】8月8日の入浴欄は空欄でしたが、当日は入浴を実施していません。「実施なし(本人の希望により中止)」と追記します。 |
| 電子記録を直した | 8月9日15時、体温の入力誤りを修正(36.5℃→37.5℃)。修正者(記入欄:氏名)。編集履歴に記録されています。 |
| 代筆したことが書かれていなかった | 【追記 8月10日】8月8日の記録は、(記入欄:氏名)の口頭報告をもとに(記入欄:氏名)が代筆したものです。 |
| 関係する人に直したことを伝える | 8月10日16時、担当の介護支援専門員へ、8月8日の記録を訂正した旨と訂正内容を電話でお伝えしました。 |
| 同じ誤りを繰り返さないために | 原因:訪問を終えてから記載までに時間が空いた。次から:訪問終了時に、時刻と数値だけを先に記入する(開始日 8月11日/確認者 記入欄)。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
やってはいけない直し方(引用)と、代わりにできること
| 避けたい直し方(引用) | 何が起きるか | 代わりにできること |
|---|---|---|
| 「(修正液で消して書き直す)」 | 訂正前の内容が読めず、訂正か書き換えかを区別できない | 二重線を引き、訂正者の署名と訂正日を残す |
| 「(用紙ごと差し替える)」 | 元の記録そのものが存在しなくなる | 差し替えず、訂正前後の両方を残す |
| 「(行間や余白に書き足す)」 | どれが当日の記載か分からなくなる | 末尾に【追記 月日 時刻】を付けて記入する |
| 「(あとから日付だけ書き換える)」 | 提供日と記載日の関係が崩れる | 日付は訂正の手順で直し、記載日を併記する |
| 「(電子記録を履歴が残らない方法で直す)」 | いつ誰が直したか分からない | 編集履歴が残る方法で直し、備考に理由を書く |
| 「(記録を削除して作り直す)」 | 訂正の跡がなくなり、記録全体の確からしさに及ぶ | 元の記録を残したまま、訂正の記録を追加する |
| 「(後から思い出した内容を当日の文体で書く)」 | 当日に観察したことと区別できない | 追記であることを先頭に明記する |
| 「(他の職員の記録を無断で書き換える)」 | 記載者と内容の対応が崩れる | 記載者に確認し、訂正者を別に記入する |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
直し方が決まっていれば、書く手も軽くなります。次は、そもそも直さずに済むように、書く前の順番を決めておく方法です。
書く前に迷わない記入の枠|8つの要素の順番と、枠に沿った完成文40例
NGの多くは「何から書くか」で迷った瞬間に生まれます。迷った手は、いちばん書きやすい言葉に逃げます。それが「実施」「見守り」「良好」です。順番をあらかじめ決めておけば、迷う時間がなくなります。下の8要素は、1件の記録に入れる順番です。すべてを毎回書く必要はありませんが、①②③⑥は空欄にしないと決めておくと、記録の弱さの大半が消えます。
| 順番 | 要素 | 何を書くか | 自事業所の書き方(記入欄) |
|---|---|---|---|
| ① | いつ | 時刻。幅がある場合は開始と終了の両方 | (記入欄:24時間表記か/単位は分か) |
| ② | 誰が | 行った職員と、動作の主体になった人 | (記入欄:氏名の書き方) |
| ③ | どこで | 場所。移動があれば起点と終点 | (記入欄:場所の呼び方) |
| ④ | 見たこと・聞いたこと | 観察した事実。数値があれば数値で | (記入欄:必ず測る項目) |
| ⑤ | 本人の言葉 | 要約せず、話されたとおりに囲んで書く | (記入欄:囲み記号) |
| ⑥ | 行ったこと | 職員が何をしたか。介助の範囲も書く | (記入欄:介助の程度の表し方) |
| ⑦ | その結果 | 行ったあとに本人がどうなったか | (記入欄:結果を書く欄の場所) |
| ⑧ | 報告と次の確認 | 誰に何を伝えたか、次に何を見るか | (記入欄:報告先の一覧) |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
枠に沿った完成文|関わりの始まりと終わり(14例)
| 場面 | そのまま使える完成文 |
|---|---|
| 到着したとき | 10時00分、居室にて(記入欄:職員氏名)が挨拶。本人はベッドに腰かけて新聞を読んでおられた。「もう来たの」と話される。 |
| 本人の体調を確かめたとき | 10時05分、体温36.4℃、血圧126/74を測定。「今日は体が軽い」と話される。予定どおり進めることを本人と確認した。 |
| その日の予定を相談したとき | 10時08分、本日の予定(掃除・洗濯・買い物)をお伝えし、「買い物を先にしてほしい」とのご希望があったため順番を入れ替えた。 |
| 本人が予定の変更を希望したとき | 10時10分、「今日は掃除だけでいい」と話される。理由をうかがうと「昨日買い物に行った」とのこと。掃除のみ実施した。 |
| 作業に入る前の確認 | 10時12分、洗濯機の使い方について本人に確認し、「いつもの設定でいい」とのお答えをいただいた。 |
| 途中で休憩をとったとき | 10時35分、本人が「少し休みたい」と話され、椅子に座って5分間休まれた。休憩後は自分で立ち上がられた。 |
| 予定していたことができなかったとき | 11時00分、雨天のため洗濯物の外干しは行わず、室内干しに変更。本人に説明し「それでいい」とのお答え。 |
| 本人ができた部分があったとき | 11時05分、食器洗いを本人が最後まで自分で行われた。職員は隣で見守り、シンクの高さの調整のみ実施。 |
| 終了時に確認したこと | 11時40分、実施した内容(掃除機がけ・洗濯・食器洗い)を本人と一緒に確認し、「ありがとう、助かった」と話される。 |
| 終了時に気になったこと | 11時42分、玄関で靴を履く際に壁に手をつかれた。次回、玄関での動作を確認する。 |
| 退室したとき | 11時45分、施錠を本人が行い、玄関にて見送りを受けて退室。 |
| 次の予定を伝えたとき | 11時44分、次回の訪問日(8月13日10時)をお伝えし、カレンダーに一緒に記入した。 |
| 提供時間を記録するとき | 提供日 8月11日/提供時間 10時00分〜11時45分(実際の開始・終了時刻)/記載日 8月11日/記載者(記入欄:氏名)。 |
| 予定より短く終わったとき | 提供時間 10時00分〜10時50分。本人のご希望により買い物を行わなかったため、予定より短く終了。理由を本人と確認済み。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
枠に沿った完成文|暮らしの場面(13例)
| 場面 | そのまま使える完成文 |
|---|---|
| 食事の様子 | 12時00分から12時25分まで昼食。主食10割、副菜7割、汁物は半分残された。むせはなく、箸を自分で使われた。 |
| 食事量が変わったとき | 昼食は主食5割(前日は10割)。「今日はあまり食べたくない」と話される。夕方に間食としてゼリーを1個摂取された。 |
| 水分をとった量 | 水分摂取:朝 200mL、昼 200mL、15時 150mL、合計 550mL。「お茶はぬるめがいい」と話される。 |
| 入浴の場面 | 14時05分から14時35分まで入浴。湯温40℃。浴室までは自分で歩かれ、洗身は背中のみ介助。洗髪は自分で行われた。 |
| 入浴を見合わせたとき | 14時00分、「今日は寒いから明日にしたい」と話される。室温を22℃に上げ、14時30分に再度お誘いしたところ入浴された。 |
| 着替えの場面 | 9時15分、上着は自分で脱がれ、ボタンのみ職員が介助。ズボンは座位のまま職員が介助した。 |
| 排泄の場面 | 日中の排尿5回、排便1回(普通便)。いずれもトイレで、移動は見守り、ズボンの上げ下ろしのみ介助。 |
| 移動の場面 | 居室から食堂までの約20メートルを歩行。手すりを使って自分で歩かれ、途中の立ち止まりは1回。 |
| 整容の場面 | 8時40分、洗面台にて洗顔と整髪を自分で行われた。ひげそりは職員が電気かみそりを手渡し、本人が実施。 |
| 口腔の清掃 | 昼食後、洗面台にて歯みがきを実施。ブラシは本人が持たれ、仕上げのみ職員が実施。うがいは自分で行われた。 |
| お薬に関わる場面 | 12時35分、本人が自分でお薬を手に取り、水とともに飲まれたことを目の前で確認した。残薬の有無は(記入欄)。 |
| 過ごし方 | 10時から11時30分まで、居間で新聞を読んで過ごされた。席を立たれたのは1回(トイレ)。 |
| 本人が話されたこと | 「台所に自分で立ちたい」と話される。現在は座って野菜を洗うところまで実施されている。次回、立位での作業時間を確認する。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
枠に沿った完成文|変化・安全・連絡の場面(13例)
| 場面 | そのまま使える完成文 |
|---|---|
| 体温が上がったとき | 9時30分 体温37.8℃。10時00分 再検で38.1℃。水分は午前中で200mL。10時05分 管理者へ報告し、指示を受けた。 |
| 食欲の変化に気づいたとき | 8月6日から食事量が半分の状態が3日続いている。8月9日は主食7割まで戻った。体温はいずれの日も36℃台。 |
| 歩き方が変わったとき | 14時、右足の運びが鈍く、歩行時に右手で壁を触られた。歩行を中止し椅子に座っていただく。14時10分 管理者へ報告。 |
| 痛みの訴えがあったとき | 立ち上がりの際に顔をしかめ、右膝に手を当てられた。「ここが痛い」と話される。動作を中止し、座位で休んでいただいた。 |
| 皮膚の様子に気づいたとき | 入浴時、右前腕の外側に約3センチメートルの赤みを確認。本人は「ぶつけた覚えはない」と話される。看護職員へ報告(14時40分)。 |
| 床に座っている本人を見つけたとき | 15時10分、居室内で床に座っている本人を発見。ベッド柵は下ろされ、スリッパは1足がベッド下にあった。「立とうとしたら尻もちをついた」と話される。 |
| 発見後の対応 | 15時12分、痛みの訴えの有無と手足の動きを確認。15時15分 管理者へ報告。15時25分 長女へ電話。15時40分 介護支援専門員へ連絡。 |
| 再発防止として決めたこと | 原因:立ち上がり時に履物の位置が定まっていなかった。対策:8月10日から、就寝前に履物をベッド右側の定位置に置く。確認者(記入欄:氏名)。 |
| 家族へ連絡したとき | 16時00分、長女の携帯へ電話(通話 約6分)。当日の体温と食事量、明日の受診予定をお伝えした。 |
| 家族へ連絡がつかなかったとき | 8月3日・5日・8日の3回、長女の携帯へ電話したが応答なし。8日は留守番電話に用件を残した。 |
| 介護支援専門員へ連絡したとき | 8月9日14時、担当の介護支援専門員へ電話。歩行時のふらつきが増えていることと、手すりの追加について相談した。 |
| 他の事業所へ引き継いだとき | 午前の訪問時、右手で手すりをつかむ場面が2回。午後の関わりの際にも同じ動作があるかご確認ください(連絡票にも記載)。 |
| 次に確認することを残すとき | 次回8月13日の訪問時に、右膝の痛みの訴えの有無と、玄関での靴の着脱の様子を確認する。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
ここまでは個人の書き方の話です。ただし、記録のNGは個人の努力だけでは減りません。同じ事業所の中で書き方がそろっていないと、読む人は毎回、書き手の癖を読み解くところから始めることになります。
個人技を仕組みに変える|決めごと18・型別の言い換え60組・公表資料の指摘12
記録の研修を何度やっても戻ってしまうのは、迷いどころが事業所として決まっていないからです。時刻の書き方、呼び方、訂正の方法。ひとつずつは小さいのに、決まっていないと毎回そこで手が止まり、止まった手はまた「実施」に逃げます。下の表は、そのまま会議の議題にできる決めごとの一覧です。
会議でそのまま決められる18の決めごと(記入欄つき)
| 決めること | よくある選び方の例 | 自事業所の決定(記入欄) | 決まっていないと起きること |
|---|---|---|---|
| 時刻の表記 | 24時間表記/午前・午後を付ける | (記入欄) | 「4時」が朝か夕方か読み手に分からない |
| 時刻の細かさ | 実際の時刻をそのまま/5分単位に丸める | (記入欄) | 経過の速さを比べられなくなる |
| 日付の表記 | 西暦/和暦のどちらかにそろえる | (記入欄) | 書類ごとに表記が違い、突合に時間がかかる |
| 利用者の呼び方 | 氏名+様/氏名+さん | (記入欄) | 本人・家族が読んだときの印象が書き手ごとに変わる |
| 家族の書き方 | 続柄で書く/続柄+氏名で書く | (記入欄) | 誰に連絡したのか特定できない |
| 職員名の書き方 | 姓のみ/姓名/職種+姓 | (記入欄) | 同姓の職員がいるときに行為者が定まらない |
| 略語を使ってよい範囲 | 内部の記録のみ/本人・家族が読む書類では使わない | (記入欄) | 読み手によって意味が変わって伝わる |
| 数値の単位 | 体温は℃、水分はmL、距離はメートル、時間は分 | (記入欄) | 量の認識が読み手ごとにずれる |
| 食事量の表し方 | 主食・副菜を分けて割で書く/量で書く | (記入欄) | 前日との比較ができない |
| 水分量の表し方 | 合計のみ/時間帯ごとに分ける | (記入欄) | いつ足りていないのかが分からない |
| 介助の程度の表し方 | 介助した部位を具体的に書く/段階の語を決める | (記入欄) | できている動作が記録から消える |
| 本人の発言の囲み方 | かぎかっこで原文のまま囲む | (記入欄) | 職員の要約と本人の言葉が混ざる |
| 推測を書くときの形 | 観察した事実を先に書き、判断を後に分けて書く | (記入欄) | 推測が事実として読まれる |
| 他職種に触れるときの形 | 職種+報告した時刻+受けた内容を書く | (記入欄) | 連携の記録として使えない |
| 他の利用者に触れるときの形 | 氏名を書かず、状況のみを事実として書く | (記入欄) | 別の人の個人情報が記録に残る |
| 訂正の方法 | 二重線+訂正者+訂正日/電子は編集履歴を残す | (記入欄) | 訂正か書き換えかを外から区別できない |
| 追記の書き出し | 【追記 月日 時刻】を先頭に付ける | (記入欄) | 当日の記載と後日の記載が混ざる |
| 提供日と記載日の扱い | 両方を記入する/後日記載は理由も書く | (記入欄) | 記載の時期が確認できない |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
型別の言い換え辞典①|混ざる・抜ける・埋まる・評価する(15組)
| 型 | 避けたい書き方(引用) | そのまま使える書き方 |
|---|---|---|
| ④ | 「落ち着いて過ごされた」 | 10時から11時30分まで、居間で他の方と話をして過ごされた。席を立たれたのは1回。 |
| ① | 「調子が良さそう」 | 「今日は体が軽い」と話される。歩行時のふらつきなく、居室から食堂まで手すりを使わずに歩かれた。 |
| ④ | 「食事はまずまず」 | 主食10割、副菜7割。汁物は残された。所要20分。 |
| ④ | 「排泄は問題なし」 | 日中の排尿5回、排便1回(普通便)。いずれもトイレで自立。 |
| ① | 「うとうとしている時間が多い」 | 13時から14時の間、声をかけると開眼されるが、その後すぐに目を閉じられる状態が続いた。 |
| ⑯ | 「入浴実施」 | 14時05分から14時35分まで入浴。洗身は背中のみ介助、洗髪は自分で行われた。 |
| ③ | 「早めに対応」 | 11時40分に気づき、11時45分に管理者へ報告した。 |
| ③ | 「午後から様子が変わった」 | 13時20分から、声かけへの返答が単語のみになった。午前は文章で応答されていた。 |
| ④ | 「本人が嫌がった」 | 「今はやりたくない」と話され、時間を空けて15時に再度お誘いした。 |
| ⑯ | 「手伝った」 | 立ち上がりのときに前から両手を支えた。歩行と着席は自分で行われた。 |
| ① | 「機嫌よく過ごされる」 | 「今日は娘が来る」と3回話された。表情は普段より口角が上がっている。 |
| ④ | 「よく食べていた」 | 主食10割・副菜10割。おかわりを1回希望され、主食を半量追加した。 |
| ④ | 「たくさん歩かれた」 | 廊下を往復2回(約60メートル)。途中の休憩は1回、約1分。 |
| ① | 「だいぶ良くなった」 | 先週は立ち上がりに両手の支えが必要だったが、本日は手すりを使って自分で立たれた。 |
| ④ | 「特に問題は見られない」 | 体温36.3℃、血圧118/70。皮膚に発赤なし。食事・水分・排泄は記載のとおり。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
型別の言い換え辞典②|断定・伝聞・本人の言葉・「〜させた」(15組)
| 型 | 避けたい書き方(引用) | そのまま使える書き方 |
|---|---|---|
| ⑤ | 「疲れているようだった」 | 「昨日は出かけて疲れた」と話される。午前中は椅子に座って過ごされた。 |
| ⑤ | 「寂しいのだと思う」 | 「誰も来ない」と2回話された。長女の来訪予定を一緒に確認した。 |
| ⑤ | 「痛みはなさそう」 | 動作のときに顔をしかめる様子はなく、「痛くない」と話される。 |
| ⑥ | 「聞いた話では転んだとのこと」 | 本人から「玄関で尻もちをついた」とお話があった。確認した相手・日時(記入欄)。 |
| ⑥ | 「家族もそう言っている」 | 8月6日15時、長女から電話で「同じことを何度も言うようになった」とのお話があった。 |
| ⑥ | 「みんな心配している」 | 担当者会議で、他の事業所の担当者2名から、移動時のふらつきについて意見があった。 |
| ⑦ | 「本人も納得された」 | 「それなら試してみる」と話される。次回8月13日の訪問で様子をうかがうこととした。 |
| ⑦ | 「拒否が強い」 | 「今日はしない」と話され、理由をうかがうと「体がだるい」とのこと。 |
| ⑦ | 「訴えが多い」 | 「腰が重い」との訴えが本日3回。いずれも午前中。 |
| ⑧ | 「着替えさせた」 | 上着は自分で脱がれ、ボタンのみ介助した。ズボンは座位で職員が介助。 |
| ⑧ | 「トイレに行かせた」 | 「トイレに行きたい」と話され、歩いてトイレへ。移動は見守り、ズボンの上げ下ろしのみ介助。 |
| ⑧ | 「外に連れて行った」 | 「外に出たい」と話され、玄関前まで一緒に歩いた(往復 約10分)。 |
| ⑧ | 「薬を飲ませた」 | 本人が自分でお薬を手に取り、水とともに飲まれたことを目の前で確認した。 |
| ⑦ | 「本人が了解した」 | 説明した内容を復唱していただき、「分かった、それでいい」と話される(8月7日11時20分)。 |
| ⑯ | 「様子を見に行った」 | 10時40分に訪室。ベッドに座って新聞を読んでおられた。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
型別の言い換え辞典③|職員評価・家族評価・写し・後書き(15組)
| 型 | 避けたい書き方(引用) | そのまま使える書き方 |
|---|---|---|
| ⑨ | 「他の職員の説明が足りなかった」 | 本人から「聞いていない」とのお話。8月9日に改めて説明し、ご了解をいただいた。 |
| ⑨ | 「引き継ぎが悪い」 | 前日の記録に入浴の記載がなかったため前勤務者に確認し、実施済みであることを確認した。 |
| ⑩ | 「家族が言うことを聞かない」 | 長男へ2回説明したが「まだ決められない」とのお話。8月20日に改めて相談することとした。 |
| ⑩ | 「家族が勝手に決めた」 | 長女から通所の回数を減らしたいとのご希望。8月9日14時、担当の介護支援専門員へ連絡した。 |
| ⑩ | 「家族の対応が遅い」 | 8月2日に依頼した書類が8月9日時点で未着。8月9日16時に長女へ確認の電話をした。 |
| ⑪ | 「昨日と同様」 | 比較した項目を書く。食事量・水分量・排泄回数は前日と同じ(主食10割、水分900mL、排尿5回)。 |
| ⑪ | 「上記に同じ」 | 該当する項目ごとに、その日の数値と時刻を記入する。 |
| ⑪ | 「(様式の定型文のまま)」 | 実施しなかった項目は「実施なし」と理由を記入する。 |
| ⑪ | 「(他の利用者の氏名が残った記録)」 | 記載後に、利用者名・日付・記載者名を読み返してから確定する。 |
| ⑫ | 「(あとで書きます)」 | 提供日と記載日を分けて記入する(提供日 8月8日/記載日 8月8日)。 |
| ⑫ | 「(数日分をまとめて記入)」 | 【追記 8月11日】8月8日の訪問について記載する。 |
| ⑫ | 「(記憶で補って書く)」 | 思い出せない項目は空欄にせず「(確認中)」とし、確認できた日に追記する。 |
| ⑫ | 「(日付だけ入れ替えた)」 | 日ごとに、その日に見たことを書く。 |
| ⑪ | 「(前回の文章を貼り付けた)」 | 変わらない項目も、その日に確認した数値を入れる(体温36.4℃、血圧120/72)。 |
| ② | 「(記載者名が空欄)」 | 記載者(記入欄:氏名)。代筆した場合は代筆者名も記入する。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
型別の言い換え辞典④|訂正の跡・伝わらない語・長い・短い(15組)
| 型 | 避けたい書き方(引用) | そのまま使える書き方 |
|---|---|---|
| ⑬ | 「(修正液で消す)」 | 二重線を引き、訂正者の署名と訂正日を記入する。 |
| ⑬ | 「(一部を塗りつぶす)」 | 元の文字が読める状態を保つ。 |
| ⑬ | 「(記録を差し替える)」 | 差し替えず、訂正前と訂正後の両方を残す。 |
| ⑬ | 「(電子記録を履歴なしで直す)」 | 編集履歴が残る方法で修正し、備考に修正内容と日付を記入する。 |
| ⑬ | 「(行間に書き足す)」 | 追記と分かる書き出し(【追記 8月11日】)で、末尾に記入する。 |
| ⑭ | 「(専門用語だけで書く)」 | 起き上がりは手すりを使って自分でできる。立ち上がりは職員が前から両手を支える。 |
| ⑭ | 「(事業所だけの言い回し)」 | 他の事業所の職員が読んでも同じ意味になる語で書く。 |
| ⑭ | 「(単位を書かない数値)」 | 体温36.4℃、水分350mL、歩行距離 約20メートル。 |
| ③ | 「(時刻を『朝』『昼』で書く)」 | 7時40分、12時15分のように時刻で書く。 |
| ⑮ | 「(1日を1文で書き続ける)」 | 【変化】【対応】【報告】の3つに分けて書く。 |
| ⑮ | 「(同じ内容を複数の欄に書く)」 | 経過は1か所に書き、様式の欄には該当する項目だけを記入する。 |
| ⑯ | 「(実施・未実施だけ)」 | 実施した内容と所要時間を書く(掃除機がけ 15分、洗濯物たたみ 10分)。 |
| ⑯ | 「(本人の反応を書かない)」 | 行ったことと、その後の本人の様子を並べて書く。 |
| ② | 「(報告先を書かない)」 | 11時20分、看護職員の(記入欄:氏名)へ報告。 |
| ⑯ | 「(次に確認することを書かない)」 | 次回8月13日の訪問時に、右膝の痛みの訴えの有無を確認する。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
公表資料に見られる、記録に関する指摘12(出典つき)
ここまでの型は、机上の分類ではありません。自治体が公表している運営指導の資料には、記録の書き方そのものに触れた指摘が並んでいます。以下は、公表資料から記録に関わるものを抜き出し、要旨として整理したものです。
| 公表資料に見られる指摘(要旨) | 出典(自治体・資料名) | 記録の側で備えておくこと |
|---|---|---|
| サービス提供の記録が残されていない/記録された内容と請求内容に齟齬がある/提供した具体的な内容や利用者の心身の状況の記載がない | 宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」資料1 | 提供日・提供時間・具体的な内容・本人の様子の4点を、1件ごとに空欄にしない |
| 事業所として行ったアセスメントの記録がない、または内容が具体的でない(チェック欄のみで備考が空白の例が示されている) | 宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」資料1 | チェックの横に、その状態が分かる一文を書く欄を設ける |
| 個別サービス計画の評価が記号のみで、実施状況を把握しているとはいえない | 宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」資料1 | 評価欄に、目標に対して何がどこまで変わったかを文で残す |
| 事故発生時に家族・介護支援専門員へ連絡した記録がない/再発防止の検討内容が具体的に記録されていない | 宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」資料1 | 報告様式に連絡先と連絡時刻の欄を設け、原因と対策を分けて書く |
| サービス提供時間について、計画に記載された時間をそのまま記載するのではなく、実際に提供した開始時間・終了時間を記録するよう指導された事例 | 和歌山市「令和3年度 介護保険サービス事業者集団指導資料【Ⅰ共通資料(その1)】」(令和4年3月・指導監査課) | 計画の時間を写さず、実際の開始・終了時刻を記入する運用にする |
| 身体的拘束等を行っているにもかかわらず、その態様及び時間、心身の状況、緊急やむを得ない理由の記録を行っていなかった事例 | 和歌山市「令和3年度 介護保険サービス事業者集団指導資料【Ⅰ共通資料(その1)】」(令和4年3月・指導監査課) | 態様・時間・心身の状況・理由の4欄を持つ様式にする |
| 計画に記載された作成日・同意日等に整合性がなく事実と異なる/修正が必要な場合は、元の内容と修正後の内容、修正日がわかるよう記録を残すこと | 神戸市「介護保険サービス事業運営上の留意事項(居宅通所)」(令和7年3月 介護保険事業者説明会) | 訂正前・訂正後・訂正日・訂正者の4点を残す形に統一する |
| 個別サービス計画の目標が居宅サービス計画の丸写しである/モニタリングの内容が漠然としており、意向・満足度・目標の達成度・実施状況を確認できなかった | 仙台市介護事業支援課「令和6年度 運営指導方針・令和5年度 運営指導結果等」(令和6年6月 集団指導) | 目標も評価も、自事業所が担う内容として具体化して書く |
| 提供した具体的なサービスの内容等の記録は、運営指導で指摘が多い項目である旨の注記 | 熊本市「令和8年度 熊本市介護サービス事業者集団指導 介護老人福祉施設」 | 日々の記録から、計画に位置付けた内容が確認できるかを月次で点検する |
| 交付先が「担当者へ交付」としか記載されておらず、交付先が特定できなかった | 豊島区「居宅介護支援事業所への運営指導で『改善を要する』と指摘された事項について(令和4年度・22事業所)」 | 相手方の名称・日付・方法を、まとめずに個別に書く |
| 加算を算定した日のサービス提供の記録に、当該サービスを提供した記録が確認できなかった/提供票と提供記録が一致していなかった | 豊島区「地域密着型通所介護事業所への運営指導で『改善を要する』と指摘された事項について(令和5年度・18件)」 | 実施した項目名を記録に明記し、提供票との突合を請求前の手順に入れる |
| 個別機能訓練加算について、実施記録に実施時間・訓練内容・担当者が記載されていない | 久留米市介護保険課育成・支援チーム「近年の運営指導における主な指摘事例」(令和5年度作成) | 実施時間・内容・担当者の欄を様式に設け、記入漏れを防ぐ |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
加算に関する記録の求め方は、告示や保険者の運用によって異なります。自事業所が算定している加算について、記録に何を残すこととされているかは、指定を受けた保険者(指定権者)の公表資料でご確認ください。なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。
厚生労働省が示している運営指導の確認項目でも、サービス提供の記録については「計画にある目標を達成するための具体的なサービスの内容が記載されているか」「日々のサービスについて、具体的な内容や利用者の心身の状況等を記しているか」が挙げられ、確認文書としてサービス提供記録が示されています。ここまで見てきた16の型は、この2行を満たすための言い換えにほかなりません。
よくある質問(FAQ)
介護記録でやってはいけないことは?
良い記録のポイントは?
記録は後から直してよいですか?
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
避けたい書き方と、言い換え(拡張版)
記録はあとから読む人が、その場を思い浮かべられるかで判断します。
| 避けたい書き方 | なぜ問題か | 言い換え |
|---|---|---|
| 「様子観察」 | 何を見たか分からない | 「歩行時のふらつきの有無を確認。ふらつきなし」 |
| 「異常なし」 | 何を確かめたかが不明 | 「発赤・腫脹・熱感なし」 |
| 「対応した」 | 何をしたか不明 | 「臥床を促し、10分後に再度訪室」 |
| 「声かけした」 | 内容が不明 | 「『お茶を飲みませんか』と声をかける」 |
| 「本人の希望により」 | 希望の内容が不明 | 「『今日は入りたくない』と話される」 |
| 「介助にて実施」 | どの程度か不明 | 「立位保持のみ介助。洗身は自立」 |
| 「多い/少ない」 | 基準が不明 | 「水分摂取 800mL(前日1,200mL)」 |
| 「時々」 | 頻度が不明 | 「1時間に2回」 |
| 「〜と思われる」だけ | 根拠がない | 「顔をしかめており、痛みがあると考えられる」 |
| 「認知症のため」 | 原因の決めつけ | 「同じ質問を3回繰り返される」 |
| 「危険なので制止した」 | 拘束にあたる可能性 | 「立ち上がられたため、隣に座り話しかける」 |
| 「家族に連絡した」 | 誰に、何を、が不明 | 「長女へ電話。発熱と受診の予定を伝える」 |
| 「後日対応」 | いつか不明 | 「4月12日の訪問時に確認する」 |
| 「本人拒否のため中止」 | 評価語 | 「『今日はやめておく』と話されたため中止」 |
| 略語・造語 | 伝わらない | 正式な語で書く |
| 推測だけの記載 | 事実と区別がつかない | 見たこと・聞いたことを先に書く |
直すときの手順
| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | その文で「誰が読んでも同じ絵が浮かぶか」を確かめる |
| 2 | 評価語(拒否・不穏・問題行動)を、行動の記述に置き換える |
| 3 | 量・回数・時間を数字にする |
| 4 | 本人の言葉は「 」でそのまま書く |
| 5 | 判断を書くときは、その根拠になった事実を先に書く |
| 6 | 行った援助と、その結果を書く |
| 7 | 誰に何を報告したかを書く |
| 8 | 次に確かめることを書く |
基本は介護記録の書き方、SOAPはSOAPの書き方をご覧ください。
記法から見直す場合はフォーカスチャーティングが参考になります。「したこと」で終わらず「その結果どうなったか」まで書く形が決まっています。
記録は保存期間中に見返されることを前提に書きます。年限は介護記録の保存期間と個人情報の扱いをご覧ください。
この記事の執筆・編集
介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。






