【令和8年度】介護テクノロジー補助金の申請を無償サポート|絶賛受付中です!

通所介護のモニタリングの書き方|計画の評価と頻度・記入例

通所介護のモニタリングは、通所介護計画にもとづくサービスが適切に提供され、目標の達成に向かっているかを定期的に確認する業務です。本記事では、通所介護のモニタリングの書き方を、評価の視点・頻度・記入例つきで解説します。

通所介護のモニタリングとは

通所介護計画の目標に対して、サービスの実施状況や利用者の変化を確認し、計画の継続・見直しを判断することです。結果は記録し、ケアマネジャーへの報告にも活かします。

確認・記録する項目

書き方のポイント

  • 目標ごとに達成状況と理由を書く
  • 前回からの変化が分かるように書く
  • 見直す場合は判断の根拠を明記する

記入例(文例)

記入例(文例)

目標:歩行を安定させ、自宅内を安全に移動できる
達成状況:おおむね達成。機能訓練により下肢筋力が改善し、見守りで安定して歩行できている。

本人・家族の意向/今後:本人「通うのが楽しみ」。現行の通所介護計画を継続する。

話すだけで、モニタリング記録が完成する

介護記録AI「神マナ」の通所介護マナは、利用者の様子を話すだけで記録に整理。目標ごとの達成状況も具体的に残し、記録にかかる時間を大きく減らします。(※利用実績に基づく目安であり、環境・使い方により異なります)利用者さま3名まで・期限なく無料でお試しいただけます。

通所介護モニタリングの記入例(コピペ可)

通所介護のモニタリングで確認・記録する項目と記入例です(表の右上ボタンからExcel/CSVにコピーできます)。目標の達成状況と参加の様子を軸に、計画の見直しにつなげます。

確認項目 記入例
目標の達成状況 短期目標「10分の歩行訓練に参加」は達成。歩行が安定してきた。
サービスの実施状況 計画どおり週2回通所。入浴・機能訓練・レクに参加。
利用者・家族の満足度 「通うのが楽しみ」と本人。家族も表情が明るくなったと実感。
新たな課題・変化 食事量がやや低下。口腔機能と栄養に留意が必要。
計画変更の要否 現計画を継続。口腔機能向上の取り組みを追加検討。

モニタリングで見る4つの観点

観点 見ること 記録の例
目標の達成状況 計画の目標に対してどこまで来たか 短期目標「手すりを使って立ち上がる」に対し、7月から見守りで実施できている
心身の変化 前回と比べて変わったこと 歩行距離が20m→40mに延長。夕方の疲労の訴えが増えた
サービスの適否 いまの内容・頻度で合っているか 週2回の利用では活動量が不足。週3回への変更を検討
本人・家族の意向 変わっていないか 本人「もう少し体を動かしたい」。長女「送迎の負担が増えている」

通所介護計画書の評価欄の書き方

弱い書き方 説明できる書き方
達成状況 継続 短期目標に対し、日中は介助なしで到達。夜間は週2回ふらつきあり
変化 変わりなし 食事量・参加状況とも前回と同様。歩行距離は40mで維持
今後の方針 様子観察 9月末まで現在の内容を継続し、10月に個別機能訓練の内容を見直す
本人の声 特になし 「入浴の時間が短くて落ち着かない」との発言あり。順番を後半に変更

モニタリングの頻度と記録

  • 計画に定めた期間ごとに実施します
  • 状態の変化があれば、期間を待たずに実施します
  • 結果はケアマネジャーへ情報提供します
  • 計画の変更が必要なら、あらためて説明と同意を得ます
  • 実施した日、確認した内容、判断を記録に残します

モニタリングから計画変更へ

  1. 目標の達成状況を確認する——達成できていれば次の目標へ、できていなければ理由を見ます
  2. 理由を分ける——目標が高すぎたのか、内容が合っていないのか、頻度が足りないのか
  3. 変更が必要か判断する——変えなくてよい場合は、その判断も記録に残します
  4. ケアマネジャーへ情報提供する——サービス種別をまたぐ調整が必要な場合があります
  5. 計画を変更し、説明と同意を得る

実務で迷いやすいところ

よくある疑問 考え方
変化がない場合も記録するか します。何を確認して変化がないと判断したかを書きます
本人に確認できない場合 家族や職員の観察から記録し、誰の情報かを明記します
目標を達成したらどうする 次の目標を立てます。達成したまま同じ目標を続けません
達成できない目標が続く 目標そのものを見直します。達成できない記録が積み上がると本人の負担になります
ケアマネジャーへ何を渡すか 達成状況、変化、今後の方針。様式は取り決めによります

記録の残し方

項目 書くこと
実施日 いつ確認したか
確認の方法 本人への聞き取り、観察、家族への確認、職員からの情報
目標ごとの達成状況 計画に書いた目標それぞれに対して
心身の変化 前回との差
本人・家族の意向 出た言葉をそのまま
今後の方針 継続か変更か。変更する場合は何をどう変えるか
記載者 誰が確認し、記録したか

モニタリングについて現場から多い質問

よくある疑問 考え方
誰が実施するか 計画を作成した職員が中心になります。他職種の観察も集めます
本人・家族への説明は必要か 結果を伝え、計画を変更する場合は同意を得ます
記録の様式は決まっているか 記載すべき内容が揃っていれば、様式は事業所で設計できます
ケアマネジャーへの提供頻度は 取り決めによります。少なくとも計画の見直し時には共有します
短期目標の期間はどのくらいが適切か 3か月程度が一般的ですが、状態により調整します

通所で見えること・見えないこと|情報源11と補い方(完成文40例)

通所介護のモニタリングが訪問系と決定的に違うのは、見えている範囲が「事業所の中」に限られることです。訪問系は生活の場そのものを見ますが、通所は来られている数時間の姿しか見ていません。夜間の様子も、自宅の入浴も、通所日以外の過ごし方も、事業所の中では確かめられません。この情報の非対称を自覚しているかどうかが、そのままモニタリングの質になります。

ここで大切なのは、見ていないことを「無かった」と書かないことです。「自宅でも歩行は安定している」と書いた瞬間、見ていないことを見たように書いたことになります。見えない部分は、誰から・いつ聞いたのかを添えて書きます。

場面別|事業所の中で見えること・見えないこと・どこから補うか(16場面)

場面 事業所の中で見えること 事業所では見えないこと どこから補うか
起床・就寝 来所時の眠そうな様子、午前中の傾眠 何時に起きたか、夜間に何度起きたか 家族(送迎時の玄関先・連絡帳)
夜間の排泄 日中の排泄の間隔、失敗の有無 夜間の回数、間に合ったかどうか 家族、ケアマネジャー経由で訪問系の事業所
自宅の入浴 事業所での入浴動作、着脱の様子 自宅で湯船に入れているか、どのくらいの頻度か 本人への聞き取り、家族
食事(朝・夕) 昼食の摂取量、むせの有無、所要時間 朝夕に何をどれだけ食べたか 本人、家族、配食の事業者(ケアマネジャー経由)
服薬 事業所でお預かりする分の受け渡し 朝夕・就寝前の飲み忘れ 家族、ケアマネジャー
自宅内の移動 事業所内の歩行距離、ふらつき、介助量 段差・敷居・廊下でどう動いているか 家族、送迎時の玄関先、ケアマネジャー
転倒 通所中の転倒・ヒヤリの場面 自宅での転倒、いつできたか分からない内出血 来所時の観察(あざ・傷)、家族への確認
家事 事業所での洗い物・配膳・洗濯物たたみ 自宅で調理・洗濯ができているか 本人、家族、訪問系の事業所
買い物・外出 事業所内での活動量 通所日以外に外に出ているか 本人、家族、送迎時の玄関先(郵便受け)
人との関わり 他の利用者・職員とのやりとり 近隣・友人との行き来 本人、家族
気分の波 来所時と帰宅時の表情の差 通所日以外に落ち込む時間があるか 家族
睡眠 午睡の長さ、送迎の車内での入眠 夜間の睡眠の様子 本人、家族
家族の介護負担 送迎時の家族の表情・言葉、迎えの待ち時間 負担の中身と、誰が何を担っているか 家族、ケアマネジャー
住環境 玄関先まで(上がりかまち・手すり・三和土) 居室・浴室・寝具の位置 ケアマネジャー
通院 受診後の申し送り、家族からの連絡 受診の結果と次回の予定 家族、ケアマネジャー
通所日以外の過ごし方 (事業所の中では見えない) 何をして過ごしているか、誰と会っているか 本人への聞き取り、家族、訪問系の事業所

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

情報源別|何が分かるか・どう聞くか・記録にどう残すか(11の情報源)

情報源 そこから分かること どう聞くか・どう受け取るか 記録にどう残すか
本人(来所中の会話) 自宅での過ごし方、意向、困りごとの自己申告 「昨日の夜は」「今朝は」と時点を区切って尋ねる。漠然と「調子はどうですか」と聞かない 発言を「」でそのまま残し、いつ・誰が聞いたかを添える
本人(活動中の様子) 実際にできる動作、疲れの出るタイミング 訓練の場面だけでなく、移動・着替え・食事・トイレの場面でも見る 動作と条件(介助の有無・時間帯・経路)をセットで書く
家族(送迎時の玄関先) 自宅の様子、家族自身の疲れ 立ち話で答えられる一問にする。複数を一度に聞かない 「送り時に長女より」と、いつ誰から聞いたかを明記する
家族(連絡帳) 通所日以外の出来事、家族が気にしていること 書く欄をこちらから作る(睡眠・食事・変わったこと)。白紙の欄は埋まりにくい 記載を引用し、日付を書く。記入がなかった日も事実として残す
家族(電話) 玄関先では聞けない込み入った相談 用件を先に伝え、短く終える前提でかける 通話日時・相手・内容・こちらの対応を書く
ケアマネジャー 他サービスの状況、居宅の計画で意図されていること 目標の背景と、他事業所で見えていることを尋ねる 情報提供の日付・方法と、受け取った内容を書く
他のサービス事業所(訪問系) 自宅での動作、生活の場そのものの様子 ケアマネジャーを通じて確認する。直接のやりとりの可否は取り決めによります 誰から・いつ・何を受け取ったかを書く
送迎の担当者 玄関先・車内の様子(通所だけが持つ情報) 送迎後に一言で共有できる仕組みを作る。口頭だけで終わらせない 送迎の記録欄に書き、モニタリングのときに拾う
事業所内の他職種 訓練・入浴・食事・レクリエーションなど場面ごとの見え方 期間を区切って「この目標について気づいたこと」を尋ねる 「機能訓練指導員より」と職種を明記する
日々の記録の蓄積 前回からの変化、月単位の傾向 目標に関わる欄をあらかじめ決めておき、そこだけを拾う 何日分・どの期間を見たかを書く
欠席の連絡 体調、家庭の事情、生活の変化の兆し 理由を決めつけず、次の利用日に本人へ様子を尋ねる 欠席日と理由、再開後の様子をひとつながりで書く

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

そのまま使える聞き方と、記録の完成文(20場面・完成文40例)

確かめたいこと そのまま使える聞き方 記録の完成文
夜の睡眠 「昨日の夜は、途中で目が覚めることはありましたか」 8月5日、来所時に本人へ確認。「夜中に2回はトイレに起きる」と話される。送り時に長女からも「夜中に廊下で物音がする」と伺った。事業所での午睡は20分程度で、日中の傾眠はみられない。
自宅の入浴 「お風呂は、湯船に入れていますか。それともシャワーだけですか」 本人より「湯船はまたぐのが怖いので、最近はかけ湯だけ」との話。事業所の入浴では手すりを使って浴槽をまたげており、自宅との差がある。
朝食 「今朝は何を召し上がりましたか」 8月7日、来所時に確認。「パンを半分。あまり食べたくなかった」との話。同日の昼食は主食8割・副食10割で、むせなし。
自宅内の移動 「家の中では、何かにつかまって歩いていますか」 本人より「壁を伝って歩いている」との話。事業所内では歩行器にて40mを続けて歩けている。自宅内の移動は当事業所では確認していないため、次回の送り時に長男へ伺う。
転倒 「前回来られてから、しりもちをついたり、どこかにぶつけたりはありませんでしたか」 8月12日、右前腕に内出血を確認。本人は「いつできたか分からない」と話される。長女へ電話で確認し、「10日の夕方に玄関でよろけた」と伺った。看護職員へ申し送った。
家事 「お洗濯や煮炊きは、いまはどなたがされていますか」 本人より「洗濯は自分で、ご飯は嫁が作ってくれる」との話。6月の聞き取りから変わりない。自宅での実際の様子は当事業所では確認していない。
外出 「通いのない日は、外に出られますか」 「玄関先まで新聞を取りに行くくらい」と話される。5月の聞き取りでは「近所を一周する」と話されており、外出の範囲が狭まっている。
人との行き来 「ご近所やお友だちと、お話しする機会はありますか」 「隣の人とは会えば話す。友だちは来なくなった」との話。事業所では同じテーブルの2名と昼食後に会話が続いている。
家族の負担 「朝のお支度で、大変なことはありますか」 8月19日の迎え時、長女より「朝、着替えに30分かかる日がある」と伺った。表情に疲れがみられた。同日、ケアマネジャーへ情報提供した。
意向の変化 「いまいちばん、できるようになりたいことは何ですか」 「風呂に一人で入りたい」と話される。3月の聞き取りでは「散歩に行きたい」であり、関心の向かう先が変わっている。次回の会議で共有する。
通所の満足度 「ここで過ごしていて、やりにくいことはありますか」 「入浴の順番が最後だと待つのがつらい」との話。8月20日より午前の順番へ変更した。変更後は断りの申し出はない。
排泄 「夜、トイレは間に合っていますか」 本人より「間に合わない日がある」との話。事業所では日中、自立してトイレを使用され、失敗はみられない。夜間の様子は当事業所では確認していない。
服薬 「お薬を飲み忘れることは、ありますか」 8月14日、長女より「夕食後の分が残っていることがある」と伺った。事業所でお預かりする分に飲み残しはない。同日、ケアマネジャーへ情報提供した。
口腔 「食べたあと、口の中に残る感じはありますか」 「入れ歯が合わなくて、硬いものは避けている」との話。昼食は刻み対応にて全量摂取、むせなし。看護職員へ申し送り、家族へお伝えした。
夕食の用意 「夕ごはんは、どなたが用意されますか」 「自分で温めるだけ」との話。配食の利用状況について、8月14日にケアマネジャーへ確認を依頼した。
通所日以外の過ごし方 「通いのない日は、どんなふうに過ごされていますか」 「テレビを見て、寝ている」との話。送り時に長男より「日中カーテンを閉めたままのことがある」と伺った。日中の活動量について、次回の会議で相談する。
履物 「その靴は、履きやすいですか」 8月8日の迎え時、かかとを踏んだ状態で出てこられた。「かがむと目が回る」と話される。玄関先で靴べらの置き場所を一緒に確認し、長女へお伝えした。
住まいの中で危ないと感じる場所 「家の中で、ここは危ないと感じる場所はありますか」 「玄関の上がりかまち」と話される。8月21日、ケアマネジャーへ伝え、住環境の確認を依頼した。
目標についての自覚 「いま取り組んでいることを、ご自身ではどう感じていますか」 「前より足が上がる気がする」と話される。事業所内でのつまずきは、6月は週2回の記録があったが、8月は月2回に減っている。
通所日以外のサービス 「通いのない日に、来てくださる方はいますか」 「火曜と金曜にヘルパーさんが来る」との話。訪問時の様子について、ケアマネジャーを通じて確認を依頼した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

見ていないことを、見ていないまま書く(11場面の書き分け)

通所のモニタリングでいちばん起きやすい書き方の事故が、事業所の中で見えたことを、生活全体の話にすり替えてしまうことです。左の列は書きたくなる言い方、右の列は見た範囲を明示した完成文です。

場面 書きたくなる言い方(避ける) 見た範囲を明示した完成文
自宅の歩行 「自宅内の歩行は安定している」 事業所内では歩行器にて見守り歩行が安定している。自宅内の様子は当事業所では確認していないため、次回の送り時に長女へ伺う。
夜間 「夜間もよく眠れている」 事業所での午睡は20分程度で、日中の傾眠はみられない。夜間の様子は8月5日に長女より「1回起きる程度」と伺ったものである。
食事 「食事量は良好」 昼食は主食10割・副食8割で、8月の全利用日で推移。朝夕の摂取量は本人の話によるもので、実際の量は確認していない。
入浴 「自宅でも入浴できている」 事業所の入浴は手すりを使用して自立。自宅での入浴は「シャワーのみ」と本人が話されており、家族への確認は未実施。
服薬 「服薬管理は問題ない」 事業所でお預かりする分は職員が手渡しで確認している。朝夕の分は家族が管理されており、当事業所では確認していない。
家事 「家事は自分でできている」 本人の話では洗濯はご自分で行っているとのこと。自宅での実際の様子は当事業所では確認していない。
転倒 「転倒なし」 通所中の転倒はなし。自宅では8月12日に1回よろけられたと長女より伺っており、通所中の観察のみで判断していない。
意欲 「意欲が低下している」 8月の午後の活動への参加は8回中1回。「疲れる」と話される。7月は8回中6回であった。通所日以外の様子は確認していない。
家族の負担 「家族の介護負担は大きい」 8月19日の迎え時、長女より「朝の支度に時間がかかる」と伺った。負担の全体像は当事業所では把握できないため、ケアマネジャーへ確認を依頼した。
変化の有無 「特に変化なし」 目標に関わる4項目(歩行距離・入浴動作・昼食の摂取・活動への参加)を7月と8月で比べ、いずれも同水準で推移。新たな訴えの申し出もなし。
他サービス 「他のサービスも順調」 訪問系の利用状況は当事業所では確認していない。8月14日、ケアマネジャーへ状況の共有を依頼した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

送迎の玄関先|通所だけが持つ情報源(観察24点・完成文36例)

通所介護は、利用者の自宅の玄関先まで行きます。これは他のどのサービス種別にもない、通所だけが持っている情報源です。事業所の中では決して見えない「生活の場のふち」が、迎えと送りの数分間に現れます。そして送迎は毎回あるので、月に何回も同じ場所を同じ角度から見ることになります。前回との差が出やすいのは、実は玄関先です。

ただし、ここには線があります。送迎は住まいを調べに行く仕事ではありません。玄関先で目に入ったことを受け取るのと、家の中に踏み込んで調べるのは別のことです。線の引き方は後の表で示します。

玄関先と車内で目に入るもの(24の観察点)

見るところ そこから分かること その場での確かめ方
呼び鈴から玄関が開くまでの時間 起きて支度ができているか、動作の速さ 前回より長い日は「今朝はゆっくりでしたか」と一声かける
出てこられたときの服装 季節に合っているか、自分で選べているか 「今日は少し肌寒いですね」と気温の話から入る
上着のボタン・ファスナー 手指の細かい動作 乗車前に「ボタン、留めましょうか」と申し出て反応を見る
髪・ひげ・爪 身だしなみを整える習慣が保たれているか 「散髪は行かれましたか」と生活の話として尋ねる
履物の種類 足元の安定しやすさ 「その靴は履きやすいですか」と尋ねる
かかとを踏んでいるか かがむ動作ができているか 玄関先に靴べらがあるかを見る
靴の左右・裏返し 段取りや見え方の変化 その場で整える。責める言い方はしない
玄関の上がりかまちの高さ 出入りの負担の大きさ 降りる動作を見る(どこに手を置くか)
手すりの有無と使い方 自宅内での支えの取り方 つかまる場所を目で追う。使っていない手すりがないかを見る
三和土(たたき)の物の量 足の踏み場、片づけの状態 前回と比べて増えていれば、事実として記録する
玄関の明るさ 夕方の見えにくさ 送り時に照明が点いているかを見る
郵便受け・新聞 外に出る習慣、書類の管理 たまっている日は「新聞、お持ちしましょうか」と声をかける
におい 換気・調理・清潔の状況 評価を書かず、確かめられる事実(窓・換気扇)で記録する
洗濯物 家事が回っているか 朝と夕方で同じままかを見る
ごみ袋 ごみ出しができているか 「ごみの日は何曜日でしたか」と生活の話として尋ねる
杖・歩行器の置き場所 自宅で実際に使っているか 玄関にあるか、奥にしまわれているかを見る
家族が出てこられるか 家族の在宅状況、関わり方 会えたときに一問だけ尋ねる
家族の表情・声色 家族自身の疲れ 「お変わりないですか」と家族のことを尋ねる
玄関から車までの数メートルの歩き方 屋外での安定性(事業所の平らな床とは違う) 段差・砂利・傾斜での足の運びを見る
車への乗り込み動作 またぎ、手すりの使い方、腰の下ろし方 介助の量を毎回そろえた言葉で見る
車内での姿勢 座位の保持、体の傾き 同じ座席で比べる
車内での会話量 気分、聞こえ方 迎えと送りで差があるかを見る
帰宅時、玄関に入るまでの様子 一日の疲れの出方 迎えのときと同じ場所で比べる
鍵の扱い 段取り、持ち物の管理 出発前に「鍵はお持ちですか」と一声かける

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

踏み込みすぎない線の引き方(13の場面)

送迎で家の中まで入る範囲、写真の可否、家族から「本人には言わないでほしい」と言われたときの扱いは、いずれも事業所であらかじめ決めておく事柄です。記入欄に貴事業所の取り決めを書き込んでお使いください。

行為 線の引き方 理由・代わりにできること/貴事業所の取り決め(記入欄)
玄関より中に入る 送迎で行う介助の範囲を、あらかじめ取り決めた範囲にとどめる 介助の範囲は事業所と利用者・家族の取り決めによります。貴事業所の取り決め:(記入欄)
部屋を見て回る 行わない 住まいの中の確認はケアマネジャーへ依頼する。(記入欄)
家族の不在時に上がる 事前の取り決めがない場面では行わない 後から説明できない状況を作らない。(記入欄)
郵便物の中身を見る 見ない たまり具合を見ることと、中身を見ることは別。(記入欄)
冷蔵庫や戸棚を開ける 開けない 食事の状況は聞き取りと、ケアマネジャーへの情報提供で扱う。(記入欄)
写真を撮る 本人・家族の同意と事業所の取り決めによる 貴事業所の取り決め:(記入欄)
同居していない家族の事情を尋ねる 本人の生活に関わる範囲にとどめる 詮索にならない範囲を、聞く前に決めておく。(記入欄)
近隣の方に様子を尋ねる 尋ねない 本人が知らないところで話が広がる。(記入欄)
金銭の話に立ち入る 立ち入らない。心配な様子があればケアマネジャーへ伝える 事業所が扱う範囲を超える。(記入欄)
本人に伝えずに家族へ伝える 本人の同意を得てから伝えることを基本とする 「本人には言わないでほしい」と家族から言われた場合の扱いを決めておく。(記入欄)
見たことを雑談として話す 話さない。共有は記録と申し送りで行う 情報の出どころと、届く範囲を残す。(記入欄)
記録に評価を書く 見たことと、そこから考えたことを分けて書く 「散らかっている」ではなく「三和土に段ボールが3つ置かれていた」と書く。(記入欄)
においについて書く 感じたことは主観であることを断って書く 「においがした」ではなく「調理のにおいが強く、窓は閉まっていた」と確かめられる事実で書く。(記入欄)

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

迎え時の観察を記録に残す完成文(12例)

観察したこと 記録の完成文
出てこられるまでに時間がかかった 8月5日の迎え時、呼び鈴からドアが開くまでにおよそ5分を要した。7月は1分前後であった。本人は「起きるのに手間取った」と話される。
服装が季節に合っていない 8月7日の迎え時、厚手の長袖を着用して出てこられた。「寒い気がする」と話される。車内では上着を脱がれた。看護職員へ申し送った。
かかとを踏んで出てこられた 8月8日の迎え時、靴のかかとを踏んだ状態で外に出てこられた。「かがむと目が回る」と話される。玄関先で靴べらの置き場所を一緒に確認した。
靴の左右が逆だった 8月12日の迎え時、靴の左右が入れ替わっていた。その場で履き直しを介助。ご本人は気づいておられなかった。同様の場面は8月で2回目。
上がりかまちで壁に手をつかれた 8月13日の迎え時、上がりかまちを降りる際に壁に手をついてから足を下ろされた。7月は手すりを使用しておられた。手すりの位置についてケアマネジャーへ情報提供した。
郵便物がたまっていた 8月14日の迎え時、郵便受けに新聞が3日分入っていた。本人は「取りに出るのが億劫」と話される。送り時に長女へお伝えした。
家族が出てこられなかった 8月15日の迎え時、これまで見送っておられた長男の姿がなかった。本人は「仕事が忙しいらしい」と話される。次回の送り時に様子を伺う。
家族の表情が硬かった 8月19日の迎え時、長女より「夜中に何度も起こされる」と伺った。表情に疲れがみられた。同日、ケアマネジャーへ情報提供した。
玄関から車までふらつかれた 8月20日の迎え時、玄関から車までのおよそ8mで、砂利の上で2回よろけられた。事業所内の平らな床では見守りで安定しておられる。
杖が奥にしまわれていた 8月21日の迎え時、杖が下駄箱の脇に置かれたままだった。本人は「家の中では使わない」と話される。自宅での使い方についてケアマネジャーへ情報提供した。
前腕に内出血があった 8月22日の迎え時、右前腕に内出血を確認。本人は「いつできたか分からない」と話される。長女に確認し「20日の夕方に玄関でよろけた」と伺った。看護職員へ申し送り、受診についてご家族でご相談いただくようご案内した。
三和土の物が増えていた 8月26日の迎え時、三和土に段ボールが3つ置かれていた。8月19日には無かった。通り道が狭くなっており、同日ケアマネジャーへお伝えした。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

送り時の観察を記録に残す完成文(12例)

観察したこと 記録の完成文
帰宅時の足取りが重かった 8月5日の送り時、車から玄関までのおよそ8mで途中1回立ち止まられた。迎え時は立ち止まりなし。入浴のある日に同様の様子が続いている。
玄関の照明が点いていなかった 8月7日の送り時、玄関内が暗く、手探りで靴を脱がれた。長女へお伝えし、帰宅時刻に合わせた点灯についてご検討をお願いした。
鍵が見つからなかった 8月8日の送り時、鍵が見当たらず、上着のポケットから出るまでにおよそ3分を要した。7月にも同様の場面が1回あった。降車前の声かけを送迎の手順に加えた。
家族が不在で家に入れなかった 8月12日の送り時、長女が不在で施錠されていた。ご連絡のうえ、到着からおよそ15分後にご帰宅。事業所の取り決めにもとづき職員が付き添った。
帰宅を渋られた 8月13日の送り時、「まだ帰りたくない」と話され、車内で10分ほど過ごされてから降車された。同様の場面は8月で3回目。
玄関先で家族へ申し送った 8月14日の送り時、長女へ「本日は入浴後にふらつきが1回ありました」とお伝えし、夜間の見守りをお願いした。
洗濯物が朝と同じだった 8月19日の送り時、朝と同じ洗濯物が干されたままだった。本人は「一人のときは取り込まない」と話される。
ごみ袋が残っていた 8月20日の送り時、収集日の袋が玄関先に置かれたままだった。本人は「出しに行くのを忘れた」と話される。ケアマネジャーへお伝えした。
上がりかまちに腰を下ろされた 8月21日の送り時、上がりかまちに腰を下ろしてから靴を脱がれた。7月は立ったまま脱いでおられた。
家族から相談を受けた 8月22日の送り時、長男より「そろそろ回数を増やせないか」とご相談を受けた。その場では回答せず、ケアマネジャーへお伝えする旨をお答えした。
近隣の方から声をかけられた 8月26日の送り時、近隣の方から「最近見かけない」と声をかけられた。ご本人の同意なく状況はお答えせず、ご本人へお伝えする旨のみお答えした。
家族が出迎えられた 8月28日の送り時、長女が玄関で出迎えられ、「今日はよく話していましたか」と尋ねられた。レクリエーションでの会話の様子をお伝えした。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

車内の様子を記録に残す完成文(12例)

観察したこと 記録の完成文
乗り込みに時間を要した 8月5日、車のステップに足を上げる動作に介助を要した。7月は手すりを持って自力で乗車されていた。機能訓練指導員へ申し送った。
座位が傾いた 8月7日、車内で右へ傾く姿勢が続き、クッションで支持した。事業所内の椅子では傾きはみられない。
車内で眠られた 8月8日、乗車後およそ5分で入眠され、到着まで覚醒されなかった。8月は8回中4回で同様。前月は1回であった。
会話が減った 8月12日、迎えの車内での発語が2言のみ。6月は同乗の方と会話が続いていた。席の位置を確認する。
帰りの車内では話された 8月13日、迎えは無口だが、帰りは同乗の方と10分ほど会話が続いた。一日を通して調子が上がる傾向が8月の全利用日でみられる。
気分の悪さを訴えられた 8月14日、乗車後に「気持ちが悪い」と話され、窓を開けて対応。到着後は落ち着かれた。看護職員へ申し送り、家族へお伝えした。
シートベルトの装着に手間取られた 8月19日、シートベルトの金具がはまらず、介助した。手指の細かい動作に手間取る場面は8月で3回目。
同乗者との関係 8月20日、隣席の方に「席を替わってほしい」と話された。座席を変更したところ、以後は落ち着いて過ごされている。
降車時にふらつかれた 8月21日、降車直後に体が揺れる場面が1回あった。付き添いにて対応。屋外での不安定さが続いている。
持ち物を置き忘れられた 8月22日、降車時に手提げを車内に置き忘れられた。8月で2回目のため、降車前の持ち物確認を送迎の手順に追加した。
呼びかけへの反応が遅かった 8月26日、車内での呼びかけに反応が遅く、正面から声をかけると応じられた。事業所内でも同様の場面がある。座席を前方へ変更した。
迎えと送りで表情に差があった 8月28日、迎え時の表情は硬く、帰り時は笑顔がみられた。8月の全利用日で同じ傾向であり、家族へお伝えした。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

日々の記録から拾い上げる|拾う項目19と前回比較の型(記入欄つき)

通所介護は、一日に多くの方が来られます。一人あたりに割ける時間は短く、モニタリングのためだけに特別な観察の時間を取るのは現実的ではありません。そこで前提が変わります。通所のモニタリングは「新しく調べる」のではなく、「毎日の記録から拾い上げる」仕事です。

拾えるかどうかは、日々の記録がどう書かれているかで決まります。「歩行安定」「入浴実施」「参加」とだけ書かれた記録からは、何も拾えません。逆に、同じ経路・同じ言葉で毎日書かれていれば、月末に並べるだけで変化が見えます。つまり、モニタリングの質は記録の書式の設計で先に決まっています。

本記事では加算の要件や届出については扱いません。なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。

通所ならではの「いつ・何を拾うか」の取り決め(記入欄10項目)

決めておくこと 基準・様式の定め 貴事業所の定め(記入欄)
モニタリングを実施する時期 基準および通所介護計画に定めるところによります。時期の考え方は保険者(指定権者)にご確認ください (記入欄)
日々の記録から拾う期間 事業所の取り決めによります (記入欄)
拾う項目 通所介護計画の目標に対応する項目を、事業所で定めます (記入欄)
拾う担当者 計画を作成した職員を中心に、事業所で定めます (記入欄)
他職種から意見を集める場面 事業所の取り決めによります (記入欄)
送迎時の観察を書く欄 事業所の取り決めによります (記入欄)
家族へ結果を返す場面 事業所の取り決めによります (記入欄)
ケアマネジャーへ情報提供する場面 取り決めによります (記入欄)
状態が変わったときの取り扱い 通所介護計画に定めるところによります。保険者(指定権者)にご確認ください (記入欄)
記録の保存 基準の定めるところによります。保険者(指定権者)にご確認ください (記入欄)

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

毎日の記録が「拾える形」になっているか(13の欄で見直す)

見直す欄 拾えない書き方 拾える書き方
歩行 「歩行安定」 歩行器にて食堂まで40m、途中休憩なし、見守り
入浴 「入浴実施」 浴槽のまたぎは手すり使用で自立。洗身は背部のみ介助
食事 「全量摂取」 主食10割・副食8割。むせなし。所要25分
活動への参加 「参加」 午後の音楽の活動に30分参加。歌詞カードを見ながら3曲歌われた
排泄 「トイレ誘導」 自立にてトイレ使用、日中4回。失敗なし
会話 「他者交流あり」 同じテーブルの2名と、昼食後およそ15分会話が続いた
訴え 「特に訴えなし」 10時ごろ「肩が張る」と1回話される。以後の訴えなし
体調 「変わりなし」 バイタルを測定し記録欄に記載。ふらつきの訴えなし。顔色はふだんどおり
機能訓練 「訓練実施」 立ち座り訓練を10回×2セット実施。5回目以降に手すりを持たれた
送迎 「送迎実施」 迎え時、玄関から車まで見守り。砂利の上で1回よろけられた
家族対応 「家族へ報告」 送り時、長女へ入浴後のふらつきについてお伝えし、夜間の見守りをお願いした
欠席 「欠席」 8月10日欠席。長女より「朝から食欲がない」と連絡。8月14日の再開時、本人は「もう治った」と話される
気分・表情 「表情良好」 午前は笑顔で会話。午後は「疲れた」と話され、静養室で30分休まれた

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

日々の記録から拾う項目(19項目・拾い方つき)

拾う項目 どの欄から拾うか 拾い方
歩行の距離 機能訓練の記録、移動の記録 同じ経路(例:ホールからトイレまで)に固定して比べる。経路が変わると比べられない
歩行の介助量 移動の記録 「見守り」「一部介助」の言葉の意味を事業所内でそろえてから数える
立ち上がりの動作 機能訓練の記録 手すりを持ったかどうかで分け、何回目から持たれたかを見る
入浴の動作 入浴の記録 またぎ・洗身・着脱の3つに分け、それぞれ介助の有無を拾う
入浴の断り・中止 入浴の記録、申し送り 回数と、断られた理由の言葉をそのまま拾う
昼食の摂取 食事の記録 主食・副食を分け、月の利用日をすべて並べる。1日だけを見ない
むせ・食事の所要時間 食事の記録 「あり/なし」ではなく、何を食べたときに起きたかを拾う
水分 水分の記録 提供した量ではなく、飲み残しの有無で拾う
排泄の自立度 排泄の記録 誘導の有無と、失敗の回数を分けて拾う
失敗のあった時間帯 排泄の記録 午前・昼食後・午後で分ける。活動の前後かを見る
午後の活動への参加 活動の記録 参加・不参加ではなく、参加が続いた時間の長さで拾う
他の利用者との会話 生活の記録、申し送り 相手が固定されているか、減っていないかを見る
本人の発言 記録の自由記載欄 「」で残された言葉だけを抜き出して時系列に並べる
訴え(痛み・だるさ) 申し送り、看護の記録 いつ・どの場面で出たかで並べる。件数だけにしない
傾眠 生活の記録、送迎の記録 時間帯(車内・午前・昼食後・午後)で分ける
表情 生活の記録 来所時と帰宅時の差で拾う
送迎時の様子 送迎の記録 玄関先の観察を書く欄をあらかじめ作っておく
欠席と理由 出欠の記録 月ごとに並べ、体調によるものか家庭の事情かで分ける
ヒヤリ・ハット ヒヤリ・ハットの記録 場所と時間帯で並べる。場所が変われば原因も変わっている

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

前回と比べる型|同じ項目を並べて見る記入欄(16行)

通所は利用日が週に数日しかなく、前回との間が空きます。記憶で比べようとすると印象に引きずられるため、同じ項目を左右に並べる形にしておきます。この表をそのまま記録の様式に組み込んでお使いください。

目標に関わる項目 前回(記入欄) 今回(記入欄) 差の読み方
歩行距離(同じ経路) (記入欄) (記入欄) 距離が同じでも介助量が変われば、別の変化として書く
歩行時の介助量 (記入欄) (記入欄) 言葉の意味を事業所内でそろえてから比べる
立ち上がりで手すりを持たれた回数 (記入欄) (記入欄) 疲れの出るタイミングが早まっていないかを見る
浴槽のまたぎ (記入欄) (記入欄) できた日とできなかった日の数で書く。1回の印象で書かない
洗身の介助範囲 (記入欄) (記入欄) 介助した部位が増えているか減っているかで見る
昼食の摂取(主食・副食) (記入欄) (記入欄) 期間の傾向と、極端に少なかった日の両方を書く
むせのあった回数 (記入欄) (記入欄) 何を食べたときかを添える
トイレの失敗 (記入欄) (記入欄) 回数だけでなく、時間帯と場面を書く
午後の活動への参加時間 (記入欄) (記入欄) 参加の有無より、続いた時間の変化を見る
会話の相手の人数 (記入欄) (記入欄) 減っている場合は席の位置も一緒に書く
本人の言葉(目標について) (記入欄) (記入欄) 前回と同じ質問で聞き、言葉の変化を並べる
家族から出た言葉 (記入欄) (記入欄) 家族の負担が増えていないかを見る
送迎時の玄関先の様子 (記入欄) (記入欄) 同じ場所・できれば同じ担当で比べる
欠席の回数と理由 (記入欄) (記入欄) 体調によるものか、家庭の事情かで分ける
ヒヤリ・ハットの件数と場所 (記入欄) (記入欄) 場所が変わっていれば、原因も変わっている
比べた期間・拾った人・確認した人 (記入欄) (記入欄) 何月何日から何月何日までを、誰が拾い、誰が確認したかを残す

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

間が空いたときの見方(11の状況・完成文つき)

状況 見方 記録の完成文
前回の利用から日が空いた 空いた期間に何があったかを、本人・家族から先に聞いてから比べる 前回の利用は8月5日、今回は8月19日。間の期間について長女へ確認し、「お盆に孫が泊まりに来て、生活が不規則だった」と伺った。歩行距離は40mから30mへ短くなっている。
連休をはさんだ 休み明けの1回目だけで判断せず、2回目・3回目と並べる 連休明け1回目(8月19日)は立ち上がりに介助を要したが、2回目(8月21日)以降は見守りで実施できている。連休中の活動量が影響した可能性を含め、経過を見ている。
欠席が続いた 欠席の理由と、その間の過ごし方をそろえて聞く 8月10日・12日と続けて欠席。長女より「食欲がなく、寝ていることが多かった」と伺った。8月14日の再開時、昼食の摂取は主食5割にとどまった。看護職員へ申し送った。
入院・入所のあと 前回と比べる前に、いまの状態を取り直す 8月20日、退院後初回のご利用。前回(7月8日)との比較ではなく、現在の動作を改めて確認した。歩行は歩行器にて20m、途中1回の休憩を要した。担当者会議の開催についてケアマネジャーへ相談した。
週1回の利用 1回ごとの差ではなく、月単位で並べる 週1回のご利用のため、8月の4回分を並べて確認。昼食の摂取はいずれも8割以上で推移しており、変動の幅は7月と同程度であった。
前回と担当職員が違う 記録の言葉が人によって違っていないかを先に確かめる 前回と今回で担当が異なるため、介助量を表す言葉の意味を確認したうえで比較した。いずれも「見守り」で一致している。
暑さ・寒さの厳しい時期 季節の影響と、状態の変化を分けて書く 8月の午後の活動への参加は8回中1回。「暑くてだるい」と話される。7月は8回中6回であり、季節の影響を含めて経過を見ている。
家族の帰省・入れ替わり 生活を支える人が変わったかを聞く 8月の帰省中は長男がお支度をされ、迎え時の待ち時間が短くなっていた。帰省の終了後は以前と同じ待ち時間に戻っている。
利用曜日が変わった 曜日が変わると生活のリズムも変わる 8月より利用曜日が火・金から月・木へ変更。変更後は迎えの車内での傾眠がみられなくなっている。
前回の記録が薄い 比べられない場合は、比べられないことを書く 前回(7月22日)の記録に歩行距離の記載がなく、比較ができなかった。今回より、同じ経路での距離を毎回記録する取り決めとした。
目標の期間の途中 途中経過であることを明記する 短期目標の期間の中間時点での確認である。期間の終了は9月末であり、現時点では現行の内容を継続している。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

目標の型別|通所で見える指標と家族に聞くこと(8類型・完成文64例)

通所介護計画の目標は、事業所の中だけで達成度を測れるものと、測れないものに分かれます。「浴槽をまたげる」は事業所の中で確かめられますが、「自宅で清潔を保てる」は確かめられません。目標を立てた時点で、どちらの型なのかを分けておくと、モニタリングのときに迷いません。

以下では8つの型ごとに、事業所の中で見える指標と、家族やケアマネジャーに聞かなければ分からないことを分けて示します。そのうえで、目標に向かっている場合と、変化が乏しい場合の記録の完成文を並べました。変化が乏しい場合の書き方こそ、実務でいちばん必要になります。

8類型|事業所で見える指標と、家族に聞くこと(16の目標例)

目標の型 目標の例 事業所の中で見える指標 家族・ケアマネジャーに聞くこと
歩行・移動 屋内を伝い歩きで安全に移動できる 同じ経路での歩行距離、介助量、休憩の回数、つまずきの回数 自宅の廊下・敷居・トイレまでの移動をどうしているか
歩行・移動 歩行器を使って連続して歩ける距離を伸ばす 固定した経路での連続歩行の距離、休憩をはさんだ回数 自宅で歩行器を実際に使っているか、置き場所はどこか
入浴 手すりを使って浴槽をまたげる またぎの動作、介助の有無、できた日の数 自宅の浴室に手すりがあるか、湯船に入っているか
入浴 自宅でも体を清潔に保てる 皮膚や衣類の様子、入浴を断られる回数 自宅での入浴や清拭の頻度、誰が手伝っているか
食事・口腔 むせずに食事ができる 昼食でのむせの回数、何を食べたとき起きたか、所要時間 自宅の食事の形態、朝夕にむせることがあるか
食事・口腔 食後の口腔清掃を自分で行える 声かけの有無、手順の途中で止まる場面の有無 自宅で歯みがきをしているか、義歯の手入れを誰がしているか
排泄 日中はトイレで排泄できる 誘導の有無、失敗の回数と時間帯、トイレまでの移動 自宅の日中・夜間の様子、トイレまでの距離
排泄 自分で衣類の上げ下ろしができる 介助の有無、衣類の種類による差 自宅で着ている衣類の種類、朝の着替えを誰が手伝っているか
活動への参加 午後の活動に最後まで参加する 参加が続いた時間、席を立たれた時刻、断られた理由の言葉 自宅で日中どう過ごしているか、疲れが翌日に残っていないか
活動への参加 得意なことを役割として担う 担われた役割、続いた回数、そのときの発言 これまでの仕事や趣味、自宅で担っている役割
他者との関わり 同じテーブルの方と会話ができる 会話が続いた時間、相手の人数、自発的な声かけの回数 近隣や友人との行き来があるか、電話をかける相手がいるか
他者との関わり 集団の中で落ち着いて過ごせる ホールで過ごされた時間、静養室の利用回数、そのときの言葉 自宅で一人になる時間の長さ、来客があるか
在宅生活の維持 自分で洗濯物をたためる 事業所での作業の様子、続いた時間、手順で止まる場面 自宅で実際にたたんでいるか、誰がやっているか
在宅生活の維持 通所日以外にも外に出る (事業所の中では見えない)送迎時の郵便受け・玄関の様子 外出の回数と行き先、誰と行くか
意欲・気持ち 通うことを楽しみにできる 欠席の回数、迎え時に待っておられた回数、発言 通所の翌日の様子、通所について家庭で話されるか
意欲・気持ち 自分でやりたいことを口にできる 希望の申し出の回数、選択の場面での返答 家庭で希望を口にされるか、以前と比べてどうか

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

歩行・移動と入浴|達成に向かう場合と変化が乏しい場合の完成文(8目標・16例)

目標 目標に向かっている場合の完成文 変化が乏しい・後退している場合の完成文
ホールからトイレまで、見守りで歩いて往復できる 8月の全8回で、ホールからトイレまでのおよそ15mを歩行器にて見守りで往復された。7月は8回中4回で一部介助を要しており、介助量が減っている。 8月の8回のうち、見守りで往復できたのは3回。残り5回は途中で立ち止まり、職員が支えた。7月と同数であり、方法を変えるか目標そのものを見直すかを次回の会議で相談する。
連続して歩ける距離を伸ばす 同じ経路(玄関ホールから食堂まで)での連続歩行が、6月は20m、7月は30m、8月は40mと延びている。休憩の回数は2回から0回へ減っている。 同じ経路での連続歩行は、6月から8月まで20mで変わらない。本人は「これ以上は息が上がる」と話される。距離ではなく、休憩をはさんで歩く回数を目標にし直すことを提案する。
屋外の段差や砂利の上でも安全に歩ける 送迎時、玄関から車までのおよそ8mについて、8月は8回中7回でよろけることなく歩かれた。7月は8回中3回であった。 送迎時、砂利の上でよろける場面が8月は8回中5回で、7月と同数。屋内では見守りで安定しており、屋外での不安定さが続いている。自宅周辺の環境についてケアマネジャーへ情報提供した。
杖を自宅でも使える 送迎の玄関先で、8月は8回中6回、杖を持って出てこられた。7月は0回であった。本人は「持って出るのが習慣になった」と話される。 送迎の玄関先で、杖は下駄箱の脇に置かれたままの日が8月も続いている。本人は「家の中では邪魔になる」と話される。自宅内での使い方についてケアマネジャーへ情報提供した。
手すりを使って浴槽をまたげる 8月の入浴8回すべてで、手すりを使ってまたぎを自力で行われた。7月は8回中5回で一部介助を要していた。 8月の入浴8回のうち、自力でまたげたのは4回で、7月と同数。またげなかった日はいずれも午後の入浴であり、時間帯による差がみられる。次月は午前の順番に変更して経過を見る。
洗身のうち、手の届く範囲を自分で洗える 8月は背部のみの介助で、前面・上肢・下肢はご自分で洗われている。7月は上肢にも介助を要していた。 8月も背部に加えて下肢の介助を要している。本人は「かがむと目が回る」と話される。座ったまま洗える環境を整えたうえで、次月に改めて確認する。
自宅でも体を清潔に保てる 本人より「通いのない日も、体を拭くようになった」との話。長女からも「タオルを使った形跡がある」と伺った。事業所での入浴時、皮膚や衣類の様子に変化はみられない。 本人より「家では面倒でやっていない」との話。長女からも「声をかけても嫌がる」と伺った。自宅での清潔の保持は当事業所では確認できないため、ケアマネジャーへ情報提供した。
入浴を断らずに参加できる 8月は8回すべて入浴された。7月は8回中5回で「今日はいい」とお断りになっていた。順番を午前へ変更した7月下旬以降、断りの申し出はない。 8月は8回中4回、「今日はいい」とお断りになった。7月と同数である。理由を伺うと「服を脱ぐのが寒い」との話。脱衣室の室温と、更衣の場所について見直す。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

食事・口腔と排泄|達成に向かう場合と変化が乏しい場合の完成文(8目標・16例)

目標 目標に向かっている場合の完成文 変化が乏しい・後退している場合の完成文
むせずに食事ができる 8月の昼食で、むせのあった回数は1回(8月12日・汁物)。7月は5回であった。刻み対応と、汁物にとろみを付ける対応を継続している。 8月の昼食で、むせのあった回数は5回で、7月と同数。いずれも汁物の場面である。看護職員へ申し送り、食事の形態についてご家族からかかりつけの医療機関へご相談いただくようご案内した。
昼食を時間内に食べ終えられる 昼食の所要時間が、7月はおよそ40分であったが、8月はおよそ25分へ短くなっている。声かけの回数も減っている。 昼食の所要時間は8月もおよそ40分で、7月から変わらない。途中で手が止まる場面が続いており、席の位置を変えて次月に確認する。
昼食の摂取量を保つ 8月の昼食は主食10割・副食8割以上で推移。本人は「ここのご飯はおいしい」と話される。体重の変動の幅は前月と同程度であった。 8月の昼食は主食5〜7割の日が8回中5回。7月は1回であった。本人は「食欲がない」と話される。看護職員へ申し送り、ご家族へお伝えしたうえで受診についてご相談いただくようご案内した。
食後の口腔清掃を自分で行える 8月の全利用日で、声かけのみで洗面所へ向かい、ご自分で行われている。7月は付き添いを要していた。 8月も声かけのうえ付き添いを要している。手順の途中で止まる場面があるため、手順を書いた紙を洗面所に掲示し、次月に改めて確認する。
日中はトイレで排泄できる 8月の全利用日で、日中はトイレを自立して使用されている。失敗はなし。7月は2回の失敗があった。 8月も失敗が2回あった。いずれも午後の活動中である。誘導の時間を活動の前に変更し、次月に確認する。
トイレまでの移動を自分で行える 8月は歩行器にて自立で往復されている。7月は職員の付き添いを要していた。 8月も付き添いを要している。本人は「一人だと不安」と話される。手すりの位置を確認し、経路が短くなる席へ配置を変更した。
夜間の失敗を減らす 長女より「夜中の失敗が、先月は週に2回あったが、今月は1回になった」と伺った。事業所では日中の失敗はみられない。夜間の様子は家族からの情報による。 長女より「夜中の失敗は変わらない」と伺った。事業所では日中の排泄は自立しており、夜間の様子は当事業所では確認していない。ケアマネジャーへ情報提供した。
自分で衣類の上げ下ろしができる 8月は声かけのみで行えている。7月は一部介助を要していた。ゴムのズボンに変わったことが関係している可能性を、長女へお伝えした。 8月も一部介助を要している。ボタンやベルトのある衣類の日に手間取る場面が多く、衣類の選び方について長女へお伝えした。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

活動への参加と他者との関わり|達成に向かう場合と変化が乏しい場合の完成文(8目標・16例)

目標 目標に向かっている場合の完成文 変化が乏しい・後退している場合の完成文
午後の活動に最後まで参加する 8月は8回中7回、午後の活動におよそ40分間、最後まで参加された。7月は8回中2回であった。 8月も8回中2回にとどまっている。参加された日も、およそ15分で席を立たれている。「疲れる」と話されるため、座ったままできる内容に変えて次月に確認する。
得意なことを役割として担う 8月より、昼食前のおしぼり配りを担当されている。8回すべてで行われ、「これは自分の仕事」と話される。 役割のご提案を8月に3回行ったが、いずれも「できない」とお断りになった。以前のお仕事やご趣味について改めて伺い、内容を組み直す。
行事に参加する 8月の納涼の行事に参加され、歌の場面で3曲歌われた。7月の行事は不参加であった。 8月の行事は「人が多いところは苦手」と話され、静養室で過ごされた。7月と同様である。少人数の活動から参加を試みる。
体操に毎回参加する 8月の全利用日で、午前の体操に最初から最後まで参加されている。座ったままの参加から、立って行う種目が2つに増えた。 8月の体操への参加は8回中4回で、7月と同数。参加されない日は「腰が張る」と話される。看護職員へ申し送り、内容の調整を行った。
同じテーブルの方と会話ができる 8月は昼食後におよそ15分、同席の2名と会話が続いている。7月は発語が挨拶のみであった。 8月も同席の方との会話はみられず、発語は職員への返答のみ。席を、以前から面識のある方の隣へ変更して次月に確認する。
自分から他の方に声をかけられる 8月は自発的な声かけが6回記録されている。7月は1回であった。いずれも到着直後の場面である。 8月も自発的な声かけは記録されていない。職員が間に入ったときのみ会話が成立している。仲立ちの回数を保ちながら経過を見る。
集団の中で落ち着いて過ごせる 8月はホールで過ごされた時間が長く、静養室の利用は1回。7月は8回中5回で静養室を利用されていた。 8月も8回中5回、静養室を利用されている。「うるさくて疲れる」と話される。席を窓側の静かな場所へ変更して次月に確認する。
他の利用者と一緒に作業ができる 8月の手工芸で、2名一組の作業に3回参加され、材料の受け渡しをご自分から行われた。 8月の手工芸では一人で行うことを望まれ、組での作業には参加されなかった。7月と同様である。ご本人の希望を尊重し、目標の表現の見直しを提案する。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

在宅生活の維持と意欲・気持ち|達成に向かう場合と変化が乏しい場合の完成文(8目標・16例)

目標 目標に向かっている場合の完成文 変化が乏しい・後退している場合の完成文
自分で洗濯物をたためる 事業所ではタオルをたたむ作業を8月の全利用日で行われている。長女からも「家でも自分のものはたたむようになった」と伺った。 事業所ではタオルをたたむ作業を行われているが、長女からは「家ではやらない」と伺った。自宅での様子は当事業所では確認できないため、ケアマネジャーへ情報提供した。
通所日以外にも外に出る 本人より「新聞を取りに、毎朝外に出るようになった」との話。送迎時、郵便受けに新聞がたまっている日は8月は0回であった。7月は3回あった。 本人より「外には出ていない」との話。送迎時、郵便受けに新聞が数日分たまっている日が8月は3回あった。ケアマネジャーへお伝えし、通所日以外の過ごし方について相談した。
簡単な調理を続けられる 事業所の調理の活動で、包丁を使う工程を8月に2回行われた。長女より「家でも味噌汁を作っている」と伺った。 事業所の調理の活動には参加されているが、長女より「家では火を使わなくなった」と伺った。自宅での調理は当事業所では確認していない。ケアマネジャーへ情報提供した。
薬の飲み忘れを減らす 長女より「先月は残りがあったが、今月は残っていない」と伺った。事業所でお預かりする分については、8月の全利用日で受け渡しを確認できている。 長女より「夕食後の分が残っている日がある」と伺った。事業所でお預かりする分に飲み残しはない。自宅での管理についてケアマネジャーへ情報提供した。
通うことを楽しみにできる 8月の欠席はなし。迎え時、玄関で待っておられる日が8回中6回であった。7月は1回である。 8月は欠席が2回。迎え時に「今日は行きたくない」と話される日が3回あった。理由を伺うと「入浴が嫌」との話。順番と時間帯を変更して次月に確認する。
自分でやりたいことを口にできる 8月は「散歩に行きたい」「歌の会に出たい」と、ご自分から希望を2回話された。7月は希望の申し出はなかった。 8月も希望の申し出はなく、選択の場面では「何でもいい」と話される。選択肢を2つに絞ってお尋ねする方法に変え、次月に確認する。
表情が和らぐ時間を増やす 8月は来所時と帰宅時の両方で笑顔がみられる日が8回中6回。7月は帰宅時のみであった。 8月も来所時の表情は硬く、笑顔がみられるのは帰宅時のみである。迎えの車内での過ごし方を見直し、同乗者の組み合わせを変更した。
自分のことを話せる場を持つ 8月の回想の活動で、以前のお仕事について10分ほど話された。他の利用者からの質問にも応じられている。 8月の回想の活動では発語がみられなかった。個別の場面では職員に対して話されるため、少人数の場を設けて次月に確認する。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

家族とケアマネジャーへ返す|伝達文34例と言い換え32組

通所介護のモニタリングは、事業所の中で完結しません。見えている範囲が事業所の中だけである以上、結果を外へ返して初めて意味を持ちます。返す先は本人・家族・ケアマネジャー・事業所内の他職種で、それぞれ知りたいことも、届く言葉も違います。

とくに家族への伝達は、送迎の玄関先という限られた時間で行われます。長い説明はできません。一文で伝わり、相手が答えやすい形にしておくと、そのまま次のモニタリングの材料が返ってきます。

誰に・いつ・何を返すか(11の返し先)

返す相手 返す中身 手段の例 記録に残すこと
本人 目標に対していまどこまで来ているか、次に取り組むこと 来所中に、落ち着いた場所で短く 伝えた日、内容、ご本人の反応と言葉
家族(同居) 事業所で見えたこと、自宅で見ていただきたいこと 送迎時の玄関先、連絡帳 伝えた日、相手、内容、家族の反応
家族(別居) まとまった経過、相談したいこと 電話、書面 通話日時、相手、内容、次の連絡の約束
ケアマネジャー 目標の達成状況、新たに見えた課題、他サービスへ確認したいこと 情報提供の書面、電話 提供日、方法、内容、先方の返答
事業所内の他職種 目標に関わる観察の依頼 申し送り、記録の欄 依頼した日、依頼先の職種、依頼した内容
送迎の担当者 玄関先で見ていただきたいこと 送迎前の申し送り 依頼した内容と、返ってきた観察
他のサービス事業所 ケアマネジャーを通じて確認したいこと ケアマネジャー経由 依頼日、依頼先、確認したい内容
医療機関(家族を通じて) 事業所で見えた様子の事実のみ ご家族からお伝えいただく ご家族へお伝えした日と内容(当事業所では判断を行わない)
サービス担当者会議 目標の達成状況と、見直しの提案 会議の場 会議の日、出席者、提案した内容と結論
本人・家族(計画を変更する場合) 変更の内容と、変更する理由 ご説明のうえ同意をいただく 説明日、同意をいただいた日、書面の交付
相談を受けたとき その場で答えられないことは答えないと決めておく ケアマネジャーへ引き継ぐ 受けたご相談の内容、引き継いだ日と相手

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

家族へそのまま使える伝達文(17場面)

場面 そのまま使える伝達文
目標が達成に向かっている 「4月から取り組んでいた『手すりを使って立ち上がる』ですが、8月は8回すべてご自分でできています。次は、手すりなしでの立ち上がりを少しずつ試していきたいと思っています。」
変化が乏しい 「歩く距離は6月から40mのままで、このところ横ばいです。ご本人は『これ以上は息が上がる』とおっしゃっています。距離を伸ばすことより、休みながら歩く回数を目標にし直すのはいかがでしょうか。」
自宅の様子を教えてほしい 「事業所の中では歩行器で安定して歩いておられます。ご自宅の廊下やお手洗いまでは、どんなふうに移動されていますか。次の目標を決めるのに、教えていただけると助かります。」
内出血に気づいた 「今朝、右の前腕に内出血がありました。ご本人は覚えていないとのことです。ご自宅で、ぶつけたりよろけたりされた場面はありませんでしたか。」
食事量が減っている 「今月は昼食を半分ほど残される日が5回ありました。先月は1回です。ご自宅でのお食事の様子はいかがでしょうか。気になるようでしたら、かかりつけの先生にご相談いただくのもひとつかと思います。」
入浴を断られる 「今月は『今日はいい』とお断りになる日が4回ありました。理由を伺うと、服を脱ぐときの寒さが気になるとのことです。脱衣室を暖めて、順番も午前に変えてみます。」
送迎で待ち時間が長い 「このところ、玄関が開くまでにお時間がかかることが増えています。朝のお支度で、お困りのことはありませんか。」
郵便物がたまっている 「お迎えのときに、新聞が数日分たまっているのが気になりました。ご本人は取りに出るのが億劫だとおっしゃっています。ケアマネジャーさんにもお伝えしておきます。」
家族の負担が見えた 「朝のお支度に30分かかる日があると伺いました。お一人で抱えておられないか心配です。ケアマネジャーさんに、いまの組み立てを見直せないか相談してみませんか。」
帰宅を渋られる 「今月は『まだ帰りたくない』とおっしゃる日が3回ありました。ここで過ごす時間を楽しみにしてくださっているのだと思います。ご自宅では、帰られてからどんなご様子でしょうか。」
役割を担われている 「今月から、昼食前のおしぼり配りをお願いしています。『これは自分の仕事』とおっしゃって、毎回きちんとやってくださいます。ご自宅でも、何かお願いできることがあるかもしれません。」
自宅での取り組みをお願いする 「事業所では靴の着脱をご自分でできています。ご自宅でも、お時間のあるときに見守りでやっていただけると続けやすいと思います。急がなくて大丈夫です。」
目標を見直したい 「いまの目標は、ご本人には少し高いかもしれません。次のサービス担当者会議で、段階を分けた目標に変えることをご提案しようと思っています。ご意見をお聞かせください。」
利用回数の相談を受けた 「回数のことは、ケアマネジャーさんが全体を見て組み立てておられます。ご相談の内容はこちらからもお伝えしますので、一度ご連絡をお取りいただけますか。」
変化がないことを伝える 「今月は、歩行・入浴・お食事・活動への参加の4つを先月と比べましたが、いずれも同じくらいで推移しています。落ちてはいませんので、このまま続けていきます。」
通所日以外の過ごし方を尋ねる 「通いのない日は、どんなふうにお過ごしでしょうか。日中の過ごし方が分かると、こちらで取り組む内容も合わせやすくなります。」
計画を変更する 「計画の内容を一部変えたいと思っています。変える理由と中身をご説明しますので、お時間をいただけますか。ご納得いただいてから、書面をお渡しします。」

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

ケアマネジャーへそのまま使える伝達文(17場面)

場面 そのまま使える伝達文
目標の達成状況 「短期目標『手すりを使って立ち上がる』について、8月の全8回で自立して実施されています。7月は8回中5回でした。次の目標の設定について、ご相談させてください。」
変化が乏しい 「短期目標の歩行距離は、6月から8月まで40mで横ばいです。訓練の内容は継続していますが、ご本人から『息が上がる』とのお話があり、目標の立て方を見直したいと考えています。」
自宅の情報がほしい 「事業所内では歩行器で安定しておられますが、ご自宅内の移動については当事業所では確認できておりません。訪問の事業所さんからの情報があれば、共有いただけますでしょうか。」
送迎時の気づき 「お迎えの際、玄関の三和土に段ボールが増えており、通り道が狭くなっています。8月19日には無く、26日に確認しました。住環境のご確認をお願いできますでしょうか。」
郵便物がたまっている 「お迎えの際、新聞が3日分たまっていました。ご本人は『取りに出るのが億劫』とお話しになっています。通所日以外の外出の状況について、ご確認いただけますか。」
家族の負担 「お送りの際、長女さまより『夜中に何度も起こされる』と伺いました。表情にもお疲れが見えました。全体の組み立てについて、ご検討いただけますでしょうか。」
薬の残り 「長女さまより、夕食後の分が残っている日があると伺いました。当事業所でお預かりする分に飲み残しはありません。ご自宅での管理について情報提供いたします。」
食事量 「8月の昼食で、主食が5〜7割にとどまった日が8回中5回でした。7月は1回です。ご自宅でのお食事の様子と、受診の状況について共有いただけますでしょうか。」
欠席が続いた 「8月10日・12日と続けて欠席されました。長女さまからは『食欲がなく寝ていることが多かった』と伺っています。再開後の8月14日は昼食が主食5割でした。」
退院後の再開 「8月20日、退院後初回のご利用でした。前回(7月8日)との比較ではなく、現在の動作を改めて確認しています。歩行は歩行器にて20m、休憩1回です。担当者会議の開催についてご相談させてください。」
目標の見直しの提案 「短期目標について、段階を分けた設定へ変更することをご提案します。現行の目標では達成できない記録が続いており、ご本人のご負担になっていると感じています。」
本人の意向の変化 「ご本人より『風呂に一人で入りたい』とのお話がありました。3月の時点では『散歩に行きたい』でした。関心の向かう先が変わっています。」
家族からの相談 「お送りの際、長男さまより『回数を増やせないか』とご相談を受けました。その場では回答せず、ケアマネジャーさんへお伝えする旨をお答えしています。」
環境を変えた 「集団の場での疲れの訴えがあり、席を窓側へ変更しました。変更後は静養室のご利用が減っています。」
他事業所への確認依頼 「通所日以外の日の過ごし方について、訪問の事業所さんが把握されている範囲を共有いただけますでしょうか。目標の設定に反映したいと考えています。」
変化がないことの報告 「8月は、目標に関わる4項目(歩行距離・入浴動作・昼食の摂取・活動への参加)を7月と比較しましたが、いずれも同水準で推移しています。現時点では現行の内容を継続します。」
情報提供したことの確認 「本日、上記の内容を書面にてお渡ししました。ご確認のうえ、ご不明な点がございましたらご連絡ください。」

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

避けたい書き方と言い換え|前半16組

左の列は、モニタリングの記録でよく見かける書き方です。いずれも「」で囲んだ引用であり、そのまま書くことを勧めるものではありません。右の列は、同じ場面をそのまま貼って使える完成文にしたものです。

避けたい書き方(引用) そのまま使える言い換え
「変化なし」 目標に関わる4項目(歩行距離・入浴動作・昼食の摂取・活動への参加)を7月と比べ、いずれも同水準で推移。新たな訴えの申し出もなし。
「継続」 短期目標の期間(9月末まで)に対する中間時点の確認である。現行の内容を継続し、10月に改めて評価する。
「様子観察」 午後の活動への参加が続いた時間を、次の期間、毎回の記録に残して比べる。担当は生活相談員とする。
「特変なし」 前回(8月5日)と今回(8月19日)で、歩行の介助量・昼食の摂取・訴えの有無を確認し、いずれも同じであった。
「良好」 昼食は主食10割・副食8割以上で8回中8回。むせなし。所要時間はおよそ25分。
「意欲低下」 午後の活動への参加が8回中1回。「疲れる」と話される。前月は8回中6回であった。
「ADL低下」 立ち上がりで手すりを持たれる回数が、10回中3回から10回中8回へ増えている。
「認知面の低下がみられる」 靴の左右が入れ替わっている場面が8月に2回あった。ご本人は気づいておられなかった。判断は行わず、観察した事実として記録する。
「食欲不振」 昼食の主食が5割にとどまった日が8回中5回。「食べたくない」と話される。前月は1回であった。
「転倒リスクあり」 送迎時、砂利の上でよろける場面が8回中5回。屋内の平らな床では見守りで安定しておられる。
「自宅でも問題なし」 自宅の様子は当事業所では確認していない。8月19日に長女より「特に困っていない」と伺った。
「家族の協力が得られない」 8月に3回、連絡帳へのご記入がなかった。お電話でお尋ねしたところ「夜勤が続いていた」とのこと。記入欄を3項目に減らした。
「本人の理解力に問題がある」 手順を3つ続けてお伝えすると途中で止まられる。1つずつお伝えすると最後まで行われる。
「レク参加拒否」 午後の活動について「人が多いところは苦手」と話され、静養室で過ごされた。8月は8回中5回である。
「入浴拒否」 入浴について「今日はいい」と話される日が8回中4回。理由を伺うと「服を脱ぐときが寒い」との話であった。
「排泄自立」 日中はトイレを自立して使用。8月の失敗はなし。夜間の様子は当事業所では確認していない。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

避けたい書き方と言い換え|後半16組

避けたい書き方(引用) そのまま使える言い換え
「他者交流あり」 昼食後、同席の2名とおよそ15分会話が続いた。相手は前月と同じ2名である。
「機能訓練実施」 立ち座り訓練を10回×2セット。5回目以降に手すりを持たれた。前月は3回目以降であった。
「送迎時問題なし」 迎え時、玄関から車までのおよそ8mをよろけることなく歩かれた。8月は8回中7回である。
「家族へ報告済み」 8月14日の送り時、長女へ「本日は入浴後にふらつきが1回ありました」とお伝えし、夜間の見守りをお願いした。
「ケアマネへ連絡」 8月14日、ケアマネジャーへ書面にて情報提供。内容は昼食の摂取量の低下と、ご家族から伺った薬の残りについて。
「目標未達」 短期目標に対し、8回中3回で実施できている。前月と同数。方法を変えるか、目標を段階に分けるかを次回の会議で相談する。
「本人の希望なし」 「何でもいい」と話される場面が続いている。選択肢を2つに絞ってお尋ねする方法へ変えた。
「体調不良のため欠席」 8月10日欠席。長女より「朝から食欲がない」とご連絡。8月14日の再開時、本人は「もう治った」と話される。
「今後も安全に配慮していきます」 入浴後の移動時は付き添いを継続する。ふらつきのあった日時と場面を毎回記録し、次月に件数を比べる。
「今後、転倒させません」 ふらつきの起きた場所(浴室前・玄関)と時間帯(午後)を記録し、当該の場面では付き添いを行う。次月に場所と件数を比べる。
「機能が向上しました」 同じ経路での連続歩行が、6月20m・7月30m・8月40mと推移している。休憩の回数は2回から0回へ減っている。
「効果が出ています」 7月と8月で、立ち上がり時に手すりを持たれる回数が10回中8回から10回中3回へ変わっている。
「問題行動がみられる」 帰りの支度の時間になると「まだ帰りたくない」と話され、車内で10分ほど過ごされてから降車された。8月に3回である。
「介助量増加」 浴槽のまたぎについて、7月は8回中5回で一部介助、8月は8回中4回で一部介助。洗身は前月と同じ範囲の介助である。
「傾眠傾向」 迎えの車内で乗車後およそ5分で入眠される日が8回中4回。午後の活動中の傾眠はみられない。前月は1回であった。
「独居のため不安」 お一人暮らしであり、通所日以外の様子は当事業所では確認していない。8月は郵便受けに新聞がたまっている日が3回あった。ケアマネジャーへ情報提供した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

通所介護のモニタリングは、来ている数時間の姿しか見えないところから始まります。だからこそ、見えた範囲を正確に書き、見えない部分は誰からいつ聞いたかを添え、送迎という通所だけが持つ入口を使い、日々の記録を拾える形にしておく。この4つが揃うと、間が空いても比べられる記録になります。

よくある質問(FAQ)

通所介護のモニタリングは何を確認しますか?
目標の達成状況、サービスの実施状況、満足度、新たな課題、計画変更の要否を確認します。
モニタリングの頻度は?
計画に定めた時期に実施します。状態変化があればそのつど記録します。
計画変更が必要なときは?
目標未達や状態変化があれば、通所介護計画書個別機能訓練計画書を見直します。
モニタリング記録を効率化するには?
通所介護マナなら、話すだけでモニタリング記録の下書きを作成できます。
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
カイポケをご利用中でなくても、神マナは単体で問題なくご利用いただけます。「マナドライブ」で帳票類の管理・網羅もでき、まず神マナを導入して後からカイポケを連携することも可能です。カイポケの導入をご希望の際は、当社からサポート担当へお繋ぎします。詳しくは「カイポケ導入相談・お見積り」の案内ページをご覧ください。

通所介護(デイ)の実務ガイド

関連サービス
通所介護マナ(通所介護AI)
デイの記録をスマートフォンでかんたん入力。バイタル・送迎・レク・申し送りをまとめて集約し、記録にかかる時間を大きく減らします。

詳細を見る →

無料ではじめる

次の一歩を、どうぞ

介護のDXは、ゆっくりでいい。
まずは無料で、現場で試すところから。

アプリケーションを無料で使ってみる(iPhone / Android)

利用者さま3名まで・期限なく無料/クレジットカード登録不要

見る項目と、記録の文例

項目 記録の文例
目標の達成 目標「一人で靴を履く」について、3月時点では見守りで可能。4月は声かけのみで実施できる日が週2回。
身体の状況 体重は前月比マイナス0.8kg。食事量に変化はなく、本人は「特に変わりない」と話される。
生活機能 歩行器での移動距離が、前月の20mから40mに延びた。
参加の状況 午前の体操は毎回参加。午後のレクは「疲れる」と話され、参加は月2回。
本人の意向 「もう少し歩けるようになりたい」と話される。前回と変わらず。
家族の意向 長女より「家での入浴が大変になってきた」と相談あり。
サービスの適否 週2回の利用で、目標に向けた変化がみられている。回数の変更は要さない。
リスク 入浴後にふらつく場面が2回あった。移動時は付き添いを継続。
他職種の意見 機能訓練指導員より「下肢筋力に改善がみられる」との報告。
次回までの課題 靴の着脱を、自宅でも試していただくよう家族へ依頼。
計画の変更 目標の達成が見込まれるため、次回の担当者会議で目標の見直しを提案する。
特記事項 4月10日、発熱のため1回欠席。翌週から通常どおり利用。

この記事の執筆・編集

介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。

運営会社について お問い合わせ

介護のマナ|無料相談・デモ
気になったら、まず15分。担当が日程を確保してご案内します。
無料で相談・デモを予約資料を見る
補助金ナビ / 無料
介護・看護・医療・障害の事業者が使える補助金を、地域・目的から検索できます。
使える補助金を探す →
新着の補助金をメールで受け取る(無料)

最近の記事

「神マナ(介護のマナ)」は株式会社ライフシフトのサービスです

神マナはカイポケ(株式会社エス・エム・エス)と連携しますが、別のツールです無料体験期間・ご契約・料金・使い方など神マナに関するお問い合わせは、カイポケではなく株式会社ライフシフトへお願いいたします。

お電話 098-914-4339(平日 9:00〜17:00)/メール info@lifeshift-inc.comお問い合わせ