成長進化する
介護施設をつくる
宇宙一カンタンに成長進化する
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」
ニュースや業界誌で、この言葉を見ない日はなくなりました。
「大事なのはわかる。でも——」
- 何から手をつければいいのかわからない。
- 詳しい人が社内にいない。
- 導入したところで、現場が使いこなせるか不安。
- そもそも、日々のケアと書類で手いっぱいで、新しいことを始める余裕がない。
これは、あなただけの意見ではありません。
中小規模の事業所のDX取組率は、大企業の半分以下。
多くの介護施設が、同じ意見を持っています。
この本は、その一線を越えるために書きました。
はじめまして。
嶺井政哉と申します。
少しだけ、私の話をさせてください。
2018年、29歳のとき、妻と結婚しました。妻の家族は、介護事業を営む会社「陽気」を長年経営しており、義母が代表を務めていました。結婚を機に、私もその世界に足を踏み入れることになります。
2020年、私は株式会社ライフシフトを立ち上げました。介護の現場をテクノロジーで支えたい。そんな想いからのスタートでした。
ところが、ちょうどその頃、陽気は創業以来29期目にして初めての赤字を経験しました。そこにコロナが重なった。
正直、強烈な危機感を覚えました。
数字を直視して、道は開けた
けれど、その危機を乗り越えられたのは、数字を直視することができたからです。
現実から目をそらさず、一つひとつ向き合った。
そして今、5年以内に10億円を目指す計画を立てるまでになっています。
そして令和6年、32期目の決算を迎え、妻が代表を引き継ぎました。成長・進化する介護施設を、自分たちの手でつくれている。そう実感できる今があります。
「DX」という、耳慣れない、難しそうな言葉がタイトルにあるのに、あなたは、この本を手に取ってくれました。
日々の業務の中で感じる、ちょっとした違和感。なんとなくの危機感。「このままでいいのだろうか」という小さな声。
その感覚を大切にしてほしいのです。きっと、今が最高のタイミングなのかもしれません。
なぜなら、変化のきっかけは、いつもそこから始まるからです。
ロマンとそろばん
介護事業は、サステナブル(持続可能)でなければなりません。
だからこそ、「ロマン」と「そろばん」の両方が必要です。
素晴らしい理念を持っている介護施設は、日本中にたくさんあります。
その想いに「そろばん」——つまりDXが加われば、最高の結果になる。
私はそう確信しています。
本書を書いた理由はシンプルです。
進化・成長する
介護施設を増やしたい。
裏を返せば、
1社でも多く DXで諦めてしまう介護施設を減らしたい。
だから、「宇宙一カンタンな方法」を紹介していきます。
宇宙一カンタンな方法で
急がなくて大丈夫です。
ゆっくりでいい。
サステナブルであり続けるために。
あなたが思い描く理想の施設、理想の会社。
その実現に向けて、この本を通して一緒に歩んでいけたら嬉しいです。
さあ、はじめましょう。
まとめ
この「はじめに」でお伝えしたかったこと。