サービス担当者会議のあと、その内容を「第4表(サービス担当者会議の要点)」にまとめる作業に、時間を取られていませんか。多職種からさまざまな意見が出る会議を、要点を押さえて簡潔にまとめるのは、ケアマネジャーにとって負担の大きい業務のひとつです。この記事では、第4表の書き方を、項目ごとの記入例(文例)つきで分かりやすく解説します。
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サービス担当者会議の要点(第4表)とは
サービス担当者会議の要点(第4表)は、居宅サービス計画書の様式のひとつで、サービス担当者会議で「何を検討し、どう結論づけたか」を記録する書類です。本人・家族、主治医や看護師、リハビリ職、各サービス事業所の担当者など、多職種が集まって支援の方針を調整した経過を残します。
会議の発言をすべて書き起こす必要はありません。あくまで「要点」を、後から読み返してケアの根拠が分かる形で整理することが目的です。
第4表に記載する4つの項目
- 検討した項目――その会議で話し合ったテーマ(心身の状況、サービス内容、課題など)を箇条書きで。
- 検討した内容――各参加者の意見や情報を、要点を押さえて整理します。多職種の発言を「誰が・何を」分かる形で。
- 結論――検討の結果、どのような支援方針で合意したかを記載します。
- 残された課題――次回までの宿題や、今後見直すべき点、次回開催時期を書きます。
会議を省略するとき、記録に何を残すか|軽微な変更の判断
第4表でいちばん曖昧に運用されやすいのが、「軽微な変更だから担当者会議は省略した」という判断です。ここは公表事例で指摘されています。
| 指摘されている状態 | 公表元と内容 | 記録に残すこと |
|---|---|---|
| 会議の開催を省略した場合に、軽微な変更と判断した根拠の記録がない | 短期目標の期間が終了する前に実施状況の把握を行わず、身体状況に大きな変化がないことのみをもって、多数の利用者に対し一律に短期目標の期間延長を行っていた事例とあわせて公表されています。 | なぜ軽微と判断したかを支援経過に文章で残す。「一律だから」は根拠にならない |
| ケアプラン変更時に担当者会議を開催していない/一部の事業所しか招集していない | 北九州市の令和7年度ケアプラン点検実施結果。原案に位置づけた指定居宅サービス等の担当者を招集していない事例が挙げられています。 | 招集した事業所と、参加できなかった事業所への照会の記録 |
| 更新時の担当者会議が行われていない | 松山市の運営指導での主な指摘事項。居宅介護支援の運営基準減算に該当する場合として挙げられています。 | 更新のたびに開催した記録。開催日・出席者・検討内容 |
| 特定福祉用具販売があったのに、会議の記録がなく計画にも反映されていない | 姫路市の令和6年度実地指導結果。 | 福祉用具の追加・変更時も会議または照会を行い、第4表と第2表の両方に反映する |
| 専門的な見地からの意見を聴いた記録が確認できない | 長野県の令和6年度運営指導結果(介護老人保健施設)。施設サービス計画の作成等の不備が24件(38.1%)で最多。 | 誰から、どんな意見を聴いたかを職種名つきで残す |
「開催しなかった」こと自体より、「なぜ開催しなくてよいと判断したか」が残っていないことが指摘されています。省略する場合こそ、支援経過に一文残しておいてください。要件・運用は保険者により異なります。詳細は監査対策ナビと各自治体の公表資料をご確認ください。
省略した理由の記載例(10例)
| 記載(例) |
|---|
| 短期目標の期間延長のみで、目標・サービス内容・回数に変更がないため、軽微な変更と判断し会議を省略した |
| サービス提供事業所の担当者変更のみで、支援内容に変更がないため軽微な変更と判断した |
| 利用者の住所変更(同一市内)に伴う記載修正のみのため、軽微な変更と判断した |
| サービス提供日の曜日変更のみで、内容・回数に変更がないため軽微な変更と判断した |
| 福祉用具の同一種目内での機種変更であり、目標に変更がないため軽微な変更と判断した |
| 事業所の名称変更のみのため、軽微な変更と判断した |
| 目標期間の延長にあたり、モニタリングで状態に変化がないことを確認したうえで軽微な変更と判断した |
| 担当介護支援専門員の変更のみで、計画内容に変更がないため軽微な変更と判断した |
| 軽微な変更に該当しないと判断したため、◯月◯日にサービス担当者会議を開催した |
| 判断に迷ったため保険者へ確認し、会議の開催が必要との回答を得て◯月◯日に開催した |
場面別|検討内容の文例100例
以下はすべて記載のイメージを示すための(例)であり、実在の利用者ではありません。「検討した項目」ごとに、誰がどんな意見を述べたかを職種名つきで書くと、専門的な見地からの意見を聴いた記録として残ります。
1. 新規(初回)の会議
| 検討内容(例) |
|---|
| ご本人の意向「この家で暮らし続けたい」を共有し、支援の方向性について合意した |
| 訪問介護事業所より、初回訪問時の留意点(玄関の段差・鍵の受け渡し)について確認があった |
| 主治医より、血圧の変動に注意が必要との情報提供があった |
| 通所介護より、入浴時の見守り体制について提案があった |
| 福祉用具事業所より、歩行器の機種選定について説明があった |
| ご家族より、日中不在となる時間帯について説明があった |
| 各事業所の緊急時の連絡体制を確認し、連絡順序を共有した |
| ケアプラン原案の目標・サービス内容について、各担当者から意見を求めた |
| サービス開始時期と初回訪問日について調整した |
| ご本人がサービス利用に不安を示されているため、段階的な導入とすることで合意した |
2. 更新(認定更新)の会議
| 検討内容(例) |
|---|
| 認定更新の結果(要介護◯)を共有し、現行計画の継続について検討した |
| この6か月間の目標達成状況を各事業所から報告いただき、次期の目標を協議した |
| 訪問介護より、生活援助の内容にご本人が慣れてきており、一部を一緒に行う形へ変更したい旨の提案があった |
| 通所リハビリより、歩行距離の変化について報告があり、訓練内容の見直しを提案された |
| ご本人より「今のままで困っていることはない」との発言があり、現行計画の継続で合意した |
| 区分に変更がないため、サービス量は現行を維持することとした |
| ご家族の就労状況に変化があり、日中の支援体制を再確認した |
| 各事業所の個別計画の期間を、居宅サービス計画の期間に合わせて調整した |
| 次期の短期目標について、達成状況を踏まえて段階を上げることで合意した |
| 利用票・別表の内容を確認し、同意をいただいた |
3. 区分変更
| 検討内容(例) |
|---|
| 要介護度の変更(要介護◯→◯)に伴い、利用できるサービス量の見直しを検討した |
| 区分変更の理由となった状態の変化について、各事業所と情報を共有した |
| 支給限度額の変更に伴い、サービスの優先順位を協議した |
| ご家族より費用面の懸念があり、負担を抑えた組み合わせを検討した |
| 訪問看護より、医療的な管理の頻度を増やす必要があるとの意見があった |
| 認定結果が想定と異なったため、区分変更申請について協議した |
| 短期入所の利用日数について、変更後の区分に合わせて調整した |
| 福祉用具の貸与種目について、区分変更に伴う対象の変化を確認した |
| 目標を現在の状態に合わせて見直すことで合意した |
| 暫定的に現行計画を継続し、1か月後に再度協議することとした |
4. 状態が悪化したとき
| 検討内容(例) |
|---|
| 訪問介護より、ここ1か月でふらつきが増えているとの報告があった |
| 主治医より、投薬内容の変更とその影響について情報提供があった |
| 訪問看護より、体重減少と食事摂取量の低下について報告があった |
| 転倒リスクの高まりを踏まえ、手すりの追加設置について福祉用具事業所と検討した |
| ご家族より、夜間の対応が困難になってきているとの訴えがあった |
| 入浴を通所での実施に切り替えることについて、各事業所と協議した |
| 短期入所の利用について、ご本人・ご家族の意向を確認した |
| 状態の変化に応じて、モニタリングの頻度を上げることで合意した |
| 各事業所からの報告を毎週共有する体制をつくることとした |
| 目標を現在の状態に合わせて下方修正することについて、ご本人の同意を得た |
5. 状態が改善したとき
| 検討内容(例) |
|---|
| 通所リハビリより、歩行の安定性が増しているとの評価が報告された |
| 訪問介護より、生活援助の一部をご本人が実施できるようになったとの報告があった |
| 目標を達成したため、次の段階の目標設定について協議した |
| ご本人より「自分でやりたい」との意向があり、支援量の見直しを検討した |
| 福祉用具の一部返却について、身体状況を踏まえて検討した |
| サービス回数の減少について、ご家族の不安を確認したうえで段階的に進めることとした |
| できるようになった動作を、生活の中で継続する方法を各事業所で共有した |
| 次回の認定更新に向けて、状態の記録を継続することを確認した |
| 意欲の向上がみられるため、社会参加の機会を増やすことを検討した |
| 改善した状態を維持するための支援内容について合意した |
6. サービスを追加するとき
| 検討内容(例) |
|---|
| 入浴の支援について、通所介護の追加利用を検討した |
| ご家族の負担軽減のため、短期入所の定期利用について協議した |
| 訪問看護の導入について、主治医の指示内容を確認した |
| 新たに位置づける事業所を招集し、支援内容と役割分担を確認した |
| 追加に伴う費用の見通しについて、ご本人・ご家族へ説明し同意を得た |
| 支給限度額との関係を確認し、他サービスの調整を行った |
| ご本人が追加に消極的なため、まず体験利用から始めることとした |
| 開始時期と初回の訪問日について、各事業所と調整した |
| 追加するサービスの目標を第2表に位置づけることを確認した |
| 既存サービスとの役割の重複がないか、各担当者と確認した |
7. サービスを変更・終了するとき
| 検討内容(例) |
|---|
| 通所介護の利用日を週2回から週1回へ変更することについて協議した |
| ご本人の意向を踏まえ、訪問介護の時間帯を午前へ変更することとした |
| サービス提供事業所の変更について、引き継ぎ事項を確認した |
| 終了するサービスについて、終了理由と今後の対応を共有した |
| 変更に伴う目標の見直しについて、各事業所から意見を求めた |
| ご家族の希望により、支援の一部を家族対応へ移行することとした |
| 入院に伴うサービスの一時中止と、退院後の再開について確認した |
| 変更後の週間サービス計画(第3表)について確認した |
| 終了後もインフォーマルな見守りを継続する方法を検討した |
| 変更内容についてご本人・ご家族の同意を得たことを確認した |
8. 退院・退所後の会議
| 検討内容(例) |
|---|
| 退院時カンファレンスで確認した留意事項を、各事業所へ共有した |
| 病院の看護師より、退院後の医療管理上の注意点について情報提供があった |
| 入院前と比べた身体機能の変化について、各事業所で認識を共有した |
| 退院直後の生活が安定するまで、暫定的な計画とすることで合意した |
| 住環境の変更(ベッドの導入・手すりの設置)について検討した |
| 服薬内容の変更について、訪問看護・薬局と情報を共有した |
| 再入院を防ぐための観察ポイントを、各事業所で確認した |
| ご家族の受け入れ体制と、不安な点について確認した |
| 1か月後に再度会議を開催し、計画を見直すこととした |
| 主治医との連携方法と、緊急時の連絡先を確認した |
9. 福祉用具の追加・変更
| 検討内容(例) |
|---|
| 福祉用具専門相談員より、現在の車いすが身体状況に合わなくなっているとの報告があった |
| 手すりの追加設置について、設置場所と種類を検討した |
| 特定福祉用具販売(入浴補助用具)の必要性について、各職種から意見を求めた |
| 理学療法士より、歩行器の機種選定について助言があった |
| 用具の使用状況を確認し、使われていない用具の返却を検討した |
| 住宅改修と福祉用具貸与の組み合わせについて協議した |
| 導入する用具を第2表のサービス内容に位置づけることを確認した |
| 費用負担について、ご本人・ご家族へ説明し同意を得た |
| 用具の点検・メンテナンスの頻度について確認した |
| 選定した理由を居宅サービス計画に記載することを確認した |
10. 看取り期への移行
| 検討内容(例) |
|---|
| 主治医より、今後の見通しについて説明があり、関係者で共有した |
| ご本人・ご家族の「自宅で過ごしたい」という意向を確認した |
| 訪問看護より、24時間対応体制について説明があった |
| 苦痛の緩和について、各事業所での観察ポイントを共有した |
| 急変時の対応と連絡順序について、ご家族を含めて確認した |
| 訪問回数を増やすことについて、支給限度額との関係を確認した |
| ご家族の負担と休息の確保について協議した |
| ご本人の好まれる過ごし方を、各事業所で共有した |
| 状態の変化に応じて、随時計画を見直すことで合意した |
| 関係者間の情報共有を毎日行う体制をつくることとした |
結論・残された課題の文例40例
「結論」は会議で決まったこと、「残された課題」は次回までに確認・調整することを書きます。残された課題が空欄だと、次回の会議で何を扱うかが分からなくなります。
| 区分 | 記載(例) |
|---|---|
| 結論 | 現行の居宅サービス計画を継続することで合意した |
| 短期目標を「◯◯」に変更し、期間を◯月◯日までとすることで合意した | |
| 通所介護を週2回追加し、◯月◯日から開始することとした | |
| 訪問介護の生活援助を週3回から週2回へ変更することで合意した | |
| 福祉用具(歩行器)を◯月◯日より貸与することとした | |
| ご本人の意向を尊重し、当面は現行のサービス量を維持する | |
| 短期入所を月1回定期利用することで、ご家族の休息を確保する | |
| 各事業所からの報告を毎週、担当介護支援専門員へ集約することとした | |
| 緊急時の連絡順序を①ご家族 ②担当介護支援専門員 ③主治医 と確認した | |
| 1か月後に再度会議を開催し、状態を確認したうえで計画を見直す | |
| 暫定的に計画を作成し、退院後2週間で再評価することとした | |
| ご本人の同意を得たうえで、計画の変更内容を各事業所へ交付する | |
| 訪問看護の導入について、主治医の指示書を受けて開始する | |
| 体験利用を経て、ご本人の意向を再確認したうえで判断する | |
| 入浴は通所介護で実施し、訪問介護は生活援助に重点を置くこととした | |
| 目標の達成を確認したため、次期は新たな目標を設定する | |
| サービス提供事業所を◯◯から◯◯へ変更し、引き継ぎを行う | |
| 住宅改修の申請を進め、完了後に計画へ反映する | |
| 費用面の懸念があるため、優先順位をつけて段階的に導入する | |
| 看取り期に移行したため、随時計画を見直す体制とする | |
| 残された課題 | ご本人の意向について、次回訪問時に改めて確認する |
| 主治医の意見を確認したうえで、訪問看護の頻度を再検討する | |
| ご家族の就労状況の変化に応じて、日中の支援体制を見直す必要がある | |
| 福祉用具の適合について、1か月後に再評価する | |
| 費用負担について、ご家族間で相談のうえ回答をいただく | |
| 欠席された事業所へ照会を行い、意見を確認する | |
| 住宅改修の見積もりを取得し、次回までに提示する | |
| 認定結果が出た時点で、サービス量を再調整する | |
| ご本人がサービス利用に消極的なため、関係づくりを継続する | |
| 体重減少の原因について、主治医・管理栄養士と協議する | |
| 夜間の対応体制について、引き続き検討が必要 | |
| 地域資源(配食・見守り)の活用について情報収集する | |
| ご家族の介護負担について、次回モニタリングで再度確認する | |
| 短期入所の空き状況を確認し、日程を調整する | |
| 服薬管理の方法について、薬剤師へ相談する | |
| 転倒予防の環境整備について、住環境の再確認を行う | |
| ご本人の意思確認が難しいため、生活歴からの推察を継続する | |
| 次回の認定更新に向けて、状態の記録を継続する | |
| 関係機関(地域包括支援センター)との連携方法を検討する | |
| 今回の変更内容を、各事業所の個別計画に反映していただく |
会議に参加できない事業所への照会|文例20例
公表事例では、参加できない事業所への照会についても確認されています。照会した事実と、いただいた意見の両方を第4表に記載してください。
| 区分 | 記載(例) |
|---|---|
| 照会した事実 | ◯◯(通所介護)は業務都合により欠席。◯月◯日に文書にて照会し、回答を得た |
| ◯◯(訪問看護)は欠席のため、◯月◯日に電話にて意見を確認した | |
| 主治医は都合により欠席。診療情報提供書にて意見をいただいた | |
| ◯◯(福祉用具)へは事前に原案を送付し、書面で意見を求めた | |
| ご家族は遠方のため、事前に電話で意向を確認し会議で共有した | |
| 欠席の事業所には、会議録の写しを◯月◯日に交付した | |
| ◯◯(薬局)へは服薬状況について照会し、回答を第4表に反映した | |
| ◯◯(地域包括支援センター)へは開催案内を送付したが、欠席の連絡があった | |
| 照会に対する回答は◯月◯日に受領し、内容を各事業所へ共有した | |
| 全事業所に開催案内を送付したことを確認した | |
| 照会で得た意見 | ◯◯(通所介護)より、送迎時の歩行状態に変化があるとの意見をいただいた |
| ◯◯(訪問看護)より、血圧の変動について観察の継続が必要との意見があった | |
| 主治医より、現行のサービス内容で問題ないとの回答をいただいた | |
| ◯◯(福祉用具)より、現在の歩行器は継続使用が適切との意見があった | |
| ◯◯(訪問介護)より、生活援助の内容を一部見直したいとの提案があった | |
| ◯◯(薬局)より、飲み忘れが散見されるとの情報提供があった | |
| ◯◯(通所リハビリ)より、下肢筋力に改善がみられるとの評価をいただいた | |
| ◯◯(歯科)より、義歯の調整が必要との意見があった | |
| ◯◯(短期入所)より、利用時の様子について報告をいただいた | |
| 照会先すべてから、原案に異議なしとの回答を得た |
書くときに避けたい表現|言い換えの対照表
| 避けたい書き方 | 気をつけたい理由 | 言い換えの例 |
|---|---|---|
| 各事業所より意見あり | 誰が何を言ったか分からない。専門的な見地からの意見を聴いた記録にならない | ◯◯(通所リハビリ・理学療法士)より、歩行の安定性が増しているとの評価が報告された |
| 特に問題なし | 何を検討した結果なのかが残らない | 目標達成状況・サービス実施状況・意向の3点を確認し、変更の必要はないと判断した |
| 残された課題:なし | 次回に扱う事項がないという記録になる | ご本人の意向について、次回訪問時に改めて確認する |
| 欠席事業所の記載がない | 照会の有無が確認される | ◯◯は欠席。◯月◯日に文書にて照会し、回答を得た |
| 軽微な変更のため省略 | 判断の根拠が残っていないと指摘されている | 短期目標の期間延長のみで、目標・内容・回数に変更がないため軽微な変更と判断した |
| 検討内容と結論が同じ文章 | 何を話し合って、何が決まったかが区別できない | 検討内容=出た意見/結論=決まったこと、と書き分ける |
| 複数の利用者で同じ記載 | 公表事例で「計画内容が一律」と指摘されている | その方の状態・発言を一語でも入れる |
| 開催日のみで出席者が不明 | 誰を招集したかが確認される | 出席者を職種・事業所名つきで列挙する |
書き方の5つのポイント
- 要点に絞る――会話をそのまま書かず、ケアの判断に関わる情報だけを残します。
- 「誰が言ったか」を残す――「主治医より」「訪問看護より」「ご家族より」と主語を明確にすると、根拠が伝わります。
- 具体的な事実は省略しない――日付・数値・バイタル・薬剤名・サービスの頻度(週何回)などは、要約しても残します。
- 本人・家族の意向を入れる――「本人より〜との希望」のように、当事者の声を必ず記録します。
- 結論と課題を分ける――決まったこと(結論)と、これから詰めること(残された課題)を混ぜないようにします。
第4表の記入例(文例)
実際の担当者会議録は、次のように箇条書きで整理すると読みやすくなります。多職種の意見が「誰が・何を」分かる形で並び、結論と課題が分かれている点がポイントです。
記入例(文例)
検討した項目
・現在の心身の状況/・在宅生活の継続に必要な支援/・転倒予防と日中の見守り
検討した内容
・本人より「自分でもう一度歩けるようになりたい」との強い希望あり。
・訪問看護より、血圧は安定。週2回の訪問でバイタル確認と服薬管理を継続する方針。
・理学療法士より、下肢筋力の低下がみられ、転倒予防のためのリハビリを継続。
・ご家族より、日中独居の時間が長く、見守りに不安があるとのご意向。
結論
・各サービスの役割を整理し、訪問看護・リハビリ・デイサービスを組み合わせて在宅生活を支援することで合意。
・緊急時の連絡体制を確認した。
残された課題
・日中独居の時間帯の見守りについて、状態の変化に応じて支援内容を見直す。
・次回開催時期:介護保険の更新時。
このように、長い会議でも「検討した項目・検討した内容・結論・残された課題」の4点に整理すれば、後から読み返してもケアの根拠がすぐに分かります。
多職種の意見をまとめる3つのコツ
- 事業所ごとに1行で――訪問看護・リハビリ・デイサービスなど、サービスごとに役割と頻度を1行でまとめると整理しやすくなります。
- 会議中にメモ→直後に清書――記憶が新しいうちに要点を残すと、抜け漏れが減ります。
- 音声で記録する――会議を録音し、AIで文字起こし・要点整理まで行えば、清書の時間を大きく減らせます。
話すだけで、担当者会議録が完成する
介護記録AI「神マナ」の居宅マナ(ケアプランAI)は、担当者会議を録音して話すだけで、AIが第4表のかたち(検討した項目・検討内容・結論・残された課題)に整理します。30分・60分を超える長時間の会議でも、要点だけを抽出。日付・数値・薬剤名・サービスの頻度・施設名などの具体的な事実も省略せず残します。
さらに、ケアマネジャー一人ひとりの書き方の傾向を学習するため、「その人らしい記録」に仕上がります。実証では書類の作成時間が平均約70%短縮し、ケアマネジャーが利用者と向き合う時間を取り戻します。作成した記録はカイポケへ自動転記でき、二重入力もなくせます。利用者さま3名まで・期限なく無料でお試しいただけます。
第4表の記入例(コピペ可)
サービス担当者会議の要点(第4表)は、検討した項目ごとに「検討内容・結論・残された課題」を整理します。記入例をまとめました(表の右上ボタンからExcel/CSVにコピーできます)。会議の内容にあわせて調整してください。
| 検討した項目 | 検討内容 | 結論 | 残された課題 |
|---|---|---|---|
| 転倒予防と移動 | 下肢筋力の低下と自宅内でのふらつきについて情報共有 | 通所リハビリ(週2)と手すり設置で移動の安全を確保 | 夜間トイレ時の転倒リスクは継続して観察 |
| 入浴・清潔 | 自宅浴槽での入浴が難しくなっている状況を共有 | 通所介護での入浴に切り替え、週2回の清潔を保つ | 本人の自宅入浴への希望は今後あらためて検討 |
| 服薬管理 | 飲み忘れが週に数回ある現状を確認 | 訪問看護の服薬確認と一包化で対応 | 自己管理へ戻す時期は次回モニタリングで評価 |
| 家族の介護負担 | 同居家族の疲労の訴えを共有 | 月4日のショートステイでレスパイトを確保 | 長期休暇時の追加利用については別途検討 |
良い例・悪い例で分かる第4表のコツ
職種別|担当者から出た意見・発言をそのまま書ける記入例(100例)
第4表で最も指摘されやすいのが、「誰が、専門職として何を言ったのか」が読み取れない書き方です。北九州市が公表したケアプラン点検の結果では、担当者会議(第4表)について、プランに位置付けたサービス内容(結果)のみの記載となっていて、各担当者の意見による検討内容や発言、結果に至った経緯が記載されていない、という助言・指摘が示されています(北九州市)。豊島区が公表した居宅介護支援事業所への運営指導の結果でも、計画に位置付けた訪問看護・福祉用具貸与について、担当者に専門的な見地から意見を求めているかが第4表の記録からは確認できなかった、と示されています(豊島区)。
つまり第4表は、結論だけを書くと「経過が確認できない」と言われる欄です。ここでは職種ごとに、その職種でなければ言えない内容の記入例を10例ずつ並べました。左の「場面」を自分の事例に置き換え、中央をそのまま貼り、右で締める形で使えます。
主治医・歯科医師の意見(10例)
| 場面 | 意見・発言の記載例 | 結論と残された課題 |
|---|---|---|
| 新たに訪問看護を位置付けるとき | 血圧の変動が大きいため、週1回の血圧測定と服薬状況の確認を依頼したい。動悸の訴えがあればその日のうちに連絡してほしい、との意見(◯月◯日 電話にて聴取) | 訪問看護を週1回で位置付ける。次回受診(◯月◯日)後に指示内容の変更がないかを確認する |
| 心疾患のある方の通所利用 | 入浴は差し支えないが長湯は避け、入浴前後の血圧測定をお願いしたい。前回受診時より体重が増えているため下肢の浮腫も見てほしい、との意見 | 通所介護での入浴を継続。体重と下腿の浮腫を通所側で記録し、受診前にまとめて情報提供する |
| 処方が増えたとき | 薬が5種類に増えたため飲み忘れが起きやすい。一包化を行うので、訪問時に残薬を見てほしい、との意見 | 残薬の確認を訪問看護と訪問介護の双方で実施。次回会議までに1か月分の残薬の状況を持ち寄る |
| 認知症の進行が心配されるとき | もの忘れの進行は緩やかだが、夕方の落ち着かなさには環境の要因も考えられる。日中の活動量を保つ方向で支援してほしい、との意見 | 通所介護を週2回から週3回へ変更。2か月後に夕方の様子が変わったかを家族から聞き取る |
| 手術後のリハビリ方針 | 術後の可動域は概ね良好で荷重制限は解除してよいが、痛みが出た日は無理をさせないでほしい、との意見 | 通所リハビリテーションで立ち上がり訓練を開始。痛みの訴えがあった日は記録し、次回受診時に報告する |
| 在宅酸素療法を行っている方 | 安静時と労作時で流量の指示が異なる。息切れが強いときは受診日を待たずに連絡してよい、との意見 | 流量の指示内容を全事業所で共有。連絡の順番(家族→訪問看護→医療機関)を確認した |
| 看取り期の方針を確認するとき | 苦痛を取ることを優先する方針を家族と共有している。急変時の連絡は当院へ、との意見 | 24時間の連絡体制を確認。本人・家族の意向を改めて伺う機会を◯月に設ける |
| 感染症が流行している時期 | 感染に注意すれば通所の利用は差し支えない。発熱時は休んでいただき、その旨を当院にも共有してほしい、との意見 | 発熱時の連絡経路を通所事業所からケアマネジャー、医療機関の順に統一した |
| 義歯の調整を行ったとき(歯科医師) | 義歯が合わず噛み合わせを調整した。硬い物は避け、しばらくは軟らかい食事にしてほしい、との意見 | 食事形態を一段階軟らかくする。1か月後に食事量が戻ったかを家族と通所事業所で確認する |
| 受診時の説明が本人に伝わりにくいとき | 診察時の説明が本人だけでは伝わりにくいため、可能であれば家族か支援者に同席してほしい、との意見 | 受診同行の可否を家族と調整。同行が難しい月は受診時の要点をメモにして持参する方法を検討する |
※上記は文例です。第4表の様式・記載の粒度・求められる記録は保険者(自治体)により異なります。本表は当社が公表資料等を参考に編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
訪問看護師の意見(10例)
| 場面 | 意見・発言の記載例 | 結論と残された課題 |
|---|---|---|
| 血圧と服薬の管理 | 訪問時の血圧は安定しているが、朝の分の薬だけが残っていることがある。声かけの時間を朝に寄せられないか、との意見 | 朝の服薬の声かけを訪問介護の時間帯に合わせる。1か月後に残薬の状況を再確認する |
| 褥瘡(床ずれ)の管理 | 仙骨部の発赤は消退傾向にある。体位変換の間隔は現状のまま継続したい。清潔保持のため入浴の機会を増やしたい、との意見 | 通所での入浴を週2回へ変更。皮膚の状態は訪問看護が記録し、悪化時はその日のうちに連絡する |
| 浮腫・体重増加がみられるとき | 下腿の浮腫が強くなり体重も増えている。塩分を控えた食事と毎日の体重測定を続けたい、との意見 | 家族が朝の体重を記録する。3日続けて増えた場合は訪問看護へ連絡する取り決めとした |
| 医療処置を家族が行うとき | 経管栄養の注入は家族が手技を習得済み。手順書を掲示し、詰まったときの対応も説明した、との報告 | 手順書を居室に掲示。訪問介護員にも手順書の位置を共有し、異変時は触らずに連絡する |
| 排泄のコントロール | 便秘傾向で下剤の効き方に波がある。排便の有無を毎日記録してもらえると調整しやすい、との意見 | 排便の記録表を導入。訪問介護・通所・家族が同じ表に記入する |
| 夜間の痛みの訴えがあるとき | 膝の痛みで夜間に目が覚める日がある。痛み止めを使う時間帯を主治医と相談したい、との意見 | 訪問看護から主治医へ相談。結果を◯月◯日までにケアマネジャーへ報告する |
| 服薬を拒まれる日があるとき | 拒否がみられる日は時間をずらすと飲めることが多い。無理に勧めず、その日の様子を記録してほしい、との意見 | 拒否があった日は時刻と様子を記録。1か月分をまとめて主治医へ情報提供する |
| 受診の目安を決めるとき | 発熱時の受診の目安を家族と共有した。高い熱が出たとき、または食事が取れないときは連絡してほしい、との意見 | 目安を紙に書いて掲示。同じ内容を各事業所にも配布した |
| 終末期の対応 | 呼吸の変化と表情から苦痛の程度を評価している。夜間の対応は24時間の連絡体制で行う、との説明 | 夜間の一次窓口を訪問看護に統一。家族の不安が強い日は追加訪問を検討する |
| 退院直後の期間 | 退院からしばらくは状態が変わりやすい。当面は回数を多めに入り、安定したら見直したい、との意見 | 当面は週3回で訪問。◯月末に状態を評価し、回数の見直しを改めて検討する |
※記載例です。職種ごとに求められる意見の範囲や記録の方法は保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の意見(10例)
| 場面 | 意見・発言の記載例 | 結論と残された課題 |
|---|---|---|
| 屋内の歩行が不安定なとき | 屋内は伝い歩きで移動できるが、方向転換のときにふらつく。廊下の角に手すりを1か所追加したい、との意見 | 福祉用具専門相談員へ現地確認を依頼。次回会議までに設置位置の案を持ち寄る |
| 立ち上がりの評価 | 手すりを使った立ち上がりが前回より安定して行える回数が増えている、との評価 | 訓練内容を継続。3か月後に同じ方法で再測定し、短期目標の見直しを検討する |
| 夜間の転倒を防ぎたいとき | 夜間のトイレまでの動線が暗く、床にも物がある。足元の照明と、寝床から手が届く位置の支えが必要、との意見 | 用具の追加を検討。照明は家族が用意し、動線の片付けを訪問介護と本人で行う |
| 着替えに時間がかかるとき | 右手の細かい動作が難しく、ボタンの掛け外しに時間がかかる。前開きでかぶらない衣類にすると自分で行える、との意見 | 衣類の変更を家族に依頼。1か月後に着替えの様子を再確認する |
| むせがみられるとき(言語聴覚士) | 水分でむせることがあり、とろみの濃度は中間程度が合っている。食事中の姿勢を起こすことも有効、との意見 | とろみの濃度と姿勢を全事業所で統一。むせの回数を2週間記録して次回に持ち寄る |
| 言葉が出にくいとき(言語聴覚士) | 言葉が出にくいが、選択肢を示すと意思表示ができる。はい・いいえで答えられる聞き方が有効、との意見 | 声かけの方法を全事業所で統一。大事な確認は本人が答えやすい午前中に行う |
| 台所仕事を続けたいとき(作業療法士) | 調理は座って行えば可能。作業台の高さを調整すれば継続できる、との意見 | 台所の環境調整を実施。3か月後に調理の頻度と内容を確認する |
| 外出の可否を検討するとき | 連続して歩ける距離は限られており、買い物までは途中で座れる場所が必要、との意見 | 買い物は訪問介護の同行で継続。歩行距離を通所リハビリテーションで測定し記録する |
| 関節の動きが狭くなってきたとき | 肩の可動域が狭くなり更衣に時間がかかる。毎日の関節運動を介助者にも覚えてほしい、との意見 | 訪問介護員へ手順を実演。次回訪問時に手技を確認し、できていれば継続する |
| 目標を達成したとき | 当初の目標だった屋外歩行は達成した。次は買い物の場面で自分で選べることを目標にしたい、との意見 | 短期目標を変更する。変更内容を計画に反映し、本人・家族へ説明したうえで同意を得る |
※文例です。専門職の評価の表現や記録の粒度は保険者(自治体)により求められる範囲が異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
訪問介護員・サービス提供責任者の意見(10例)
| 場面 | 意見・発言の記載例 | 結論と残された課題 |
|---|---|---|
| 掃除の援助を見直すとき | 一緒に行えば台所までは自分でできている。居室の床に物が多く、まず動線の確保から始めたい、との意見 | 片付けを本人と一緒に行う内容へ変更。1か月後に転倒の危険がある箇所を再評価する |
| 入浴介助の場面 | 浴槽をまたぐ動作に介助が必要。滑り止めがあれば介助の量を減らせる、との意見 | 福祉用具専門相談員へ相談。次回会議までに用具の候補を提示してもらう |
| 調理の援助 | 作り置きが残ることがあり、味付けも濃くなりがち。1回の量を減らして頻度を保ちたい、との意見 | 1回の量を調整。残った量を記録し、次回会議で内容を見直す |
| 服薬の声かけ | 朝の訪問時に薬を出すと飲めるが、昼は飲み忘れが多い、との報告 | 昼の分は通所の日は通所で、休みの日は家族が確認する分担とした |
| 買い物同行の時間が延びるとき | 本人が品物を選ぶまでに時間がかかり、予定の時間で終わらない日がある、との報告 | 買う物を前日にメモにする。所要時間を1か月記録し、時間の設定を見直す |
| 独居の方の食事 | 訪問時に前日の食事が残っていることがある。食事量の把握を続けたい、との意見 | 食事の残量を毎回記録。2週間分を訪問看護と共有し、必要なら栄養面の相談を行う |
| 探し物の訴えが増えたとき | 通帳や財布を探す訴えが増えた。一緒に探すと落ち着かれることが多い、との報告 | 対応方法を関係者で統一。保管場所を1か所に決め、家族が定期的に確認する |
| 入浴を断られる日があるとき | 強く断られる日がある。無理に勧めず翌日に改めて声をかけると入れることが多い、との意見 | 断られた日は記録し、翌日に振り替える運用とする。振替が続く場合は次回会議で再検討 |
| 同居家族との時間が重なるとき | 同居の家族が在宅している時間帯と訪問が重なり、気を遣われている様子がある、との意見 | 訪問時間を30分後ろへ変更。1か月後に本人・家族双方の負担感を確認する |
| ヒヤリとした出来事があったとき | 浴室で足を滑らせかけたことがあった。滑り止めの位置がずれていた、との報告 | 固定の方法を変更。同じ場面がないか各事業所で点検し、結果を次回に持ち寄る |
※文例です。記録に求められる内容や様式は保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
福祉用具専門相談員の意見(10例)
豊島区の公表資料では、計画に位置付けた特殊寝台・特殊寝台付属品・歩行器・手すりについて、品目ごとに継続して貸与が必要かを検証した結果の記載が確認できなかったこと、第4表には「福祉用具によるサービスは特に変化なく利用いただいています」とのみ記載されていて、どこで、どのような状況のために必要なのかが記載内容から確認できなかったことが示されています(豊島区)。品目名・使う場所・使う場面の3つを入れて書くのが、この指摘への素直な備えになります。
| 場面(品目) | 意見・発言の記載例 | 結論と残された課題 |
|---|---|---|
| 特殊寝台 | 起き上がりに介助を要するため、背上げの機能を居室での起床時に使用している。柵は寝返り時の転落を防ぐ目的で使用中、との説明 | 継続とする。半年後に起き上がりの状況を再確認し、品目の見直しを検討する |
| 特殊寝台付属品(マットレス) | 体圧を分散する種類を使用中。発赤がみられた時期より皮膚の状態は改善している、との報告 | 継続。皮膚の状態は訪問看護と月1回共有し、変化があれば品目を再検討する |
| 手すり(工事を伴わないもの) | 玄関の上がりかまちで、靴の脱ぎ履きのときに体を支えるために使用している、との説明 | 継続。段差の昇降の状況が変わった場合は、設置位置と品目を見直す |
| 歩行器 | 屋内の移動距離が伸び、台所まで自分で行けるようになった。屋外では使用していない、との報告 | 屋内用として継続。屋外での使用の必要性は次回会議で改めて検討する |
| 車いす | 自走は難しく、通院時に家族が押して使用している。座位が崩れやすく、クッションの併用を提案したい、との意見 | クッションの追加を検討。1か月試用し、姿勢の変化を通所と訪問看護で評価する |
| 床ずれ防止用具 | 日中の座位の時間が長くなっており、座面の除圧が必要と考える、との意見 | 座位用の用具を試用する。皮膚の状態を訪問看護が確認し、次回会議で継続の可否を検討 |
| 認知症老人徘徊感知機器 | 夜間に玄関から出ようとされることがあり、家族が眠れない状況がある、との説明 | 試用を開始。1か月後に家族の負担感と作動の状況を確認する |
| 移動用リフト | 移乗の介助量が増え、介助者に腰の痛みがある。据置型の使用を提案したい、との意見 | 設置場所を現地で確認。次回会議までに寸法と費用の見込みを提示してもらう |
| 特定福祉用具販売(入浴用のいす) | 浴室内での立ち座りが不安定で、洗身の間に座れる高さのいすが必要と考える、との意見 | 計画への位置付けを検討し、必要な理由を計画に記載する。購入前に本人・家族へ費用を説明する |
| 継続の可否を見直すとき | 歩行が安定し、玄関の手すりを使う場面が減っている。返却の可否を本人と確認したい、との意見 | 1か月使わない期間を設け、その後に返却の可否を判断する。判断の結果は支援経過にも残す |
※文例です。福祉用具の位置付けや継続の検証に求められる記録・書類は保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
通所介護・通所リハビリテーションの生活相談員の意見(10例)
| 場面 | 意見・発言の記載例 | 結論と残された課題 |
|---|---|---|
| 利用を開始するとき | 初回は半日から始め、他の利用者との関わりを見ながら時間を延ばしたい、との意見 | 当面は半日で利用。1か月後に終日利用の可否を検討する |
| 送迎の環境 | 玄関前まで車を寄せられず、少し歩く必要がある。雨の日は介助を増やしたい、との意見 | 雨天時は2名で対応する。動線に問題が残る場合は次回会議で見直す |
| 入浴の実施 | 事業所の浴室は個別に入る形で、手すりを使えば見守りで入れている、との報告 | 入浴を継続。血圧の変動があった日は記録し、訪問看護へ共有する |
| 食事の様子 | 昼食は8割程度食べられている。汁物でむせることがあり、とろみについて相談したい、との意見 | 言語聴覚士へ照会し、回答を得てから食事形態を決める |
| 活動への参加 | 同じ席の方と会話が続くようになった。役割のある活動を増やしたい、との意見 | 配膳の手伝いを役割として設定。3か月後に参加の様子を評価する |
| 欠席が続くとき | 体調不良での欠席が月に数回ある。前日の様子が分かれば準備ができる、との意見 | 欠席連絡の手順を統一。前日の様子を連絡帳に記入してもらう |
| 個別の機能訓練 | 立ち上がりの訓練を個別に実施しており、回数は少しずつ増えている、との報告 | 訓練内容を継続。記録を月1回ケアマネジャーへ提供する |
| 帰宅を訴えられるとき | 帰りたいという訴えが出る時間帯が決まっており、その前に散歩を入れると落ち着かれる、との意見 | 活動の順番を調整。1か月後に様子を再確認する |
| 家族の負担があるとき | 送り出しの負担が大きいと家族から相談があった。到着時間を後ろにずらせないか、との相談 | 送迎の順番を変更。1か月後に家族の負担感を確認する |
| 利用日を増やしたいとき | 週2回では入浴の間隔が空く。週3回にできれば清潔の保持がしやすい、との意見 | 空き状況を確認のうえ、週3回への変更を次回会議で決定する |
※文例です。事業所の体制・記録様式は保険者(自治体)により求められる内容が異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
管理栄養士・歯科衛生士の意見(10例)
| 場面 | 意見・発言の記載例 | 結論と残された課題 |
|---|---|---|
| 体重が減ってきたとき | 食事の回数ではなく1回あたりの量が減っている。間食で補う方法を提案したい、との意見 | 補助的な食品の利用を検討。毎月の体重を家族が記録し、次回会議で共有する |
| 塩分を控える必要があるとき | 主治医から塩分についての指示があり、汁物の回数を減らす方法を提案した、との報告 | 調理の内容を訪問介護と共有。1か月後に本人の受け入れ方を確認する |
| 水分が不足しがちなとき | 1日の水分量が少なく、日中に飲む機会を増やしたい、との意見 | 通所と訪問の時間に声かけを行う。記録表で1日量を把握する |
| 食形態を検討するとき | 刻んだ形では逆に食べにくい様子がある。軟らかく煮た形の方が食べられている、との意見 | 食形態を変更。むせの有無を2週間記録し、次回会議で評価する |
| 好き嫌いがはっきりしているとき | 好みの物であれば量を食べられる。甘い物の量については主治医と相談したい、との意見 | 主治医へ照会し、回答を得てから献立を調整する |
| 磨き残しがあるとき(歯科衛生士) | 歯みがきは自分でできるが奥歯に磨き残しがある。仕上げの声かけがあるとよい、との意見 | 仕上げの声かけを訪問介護で実施。1か月後に口腔内を再確認する |
| 義歯の手入れ(歯科衛生士) | 義歯の洗浄が不十分で汚れが残っている。洗浄剤の使い方を説明した、との報告 | 手順を紙にして共有。家族が週1回確認する |
| 口の中が乾きやすいとき | 口腔内が乾燥しやすく、食事前に湿らせると食べやすくなる、との意見 | 食前の対応を全事業所で統一。実施の有無を記録に残す |
| 薬が飲みにくいとき | 食後の薬が飲みにくいとの訴えがある。ゼリー状のもので飲む方法を試したい、との意見 | 主治医・薬剤師へ相談。方法が決まり次第、各事業所へ共有する |
| 栄養の偏りがあるとき | 食事量は保てているが、たんぱく質が少ない献立になりがち、との意見 | 献立の例を紙で提供。1か月後に食事内容を確認し、必要なら再度助言を受ける |
※文例です。栄養・口腔に関する記録の様式や求められる内容は保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
薬剤師(居宅療養管理指導)の意見(10例)
| 場面 | 意見・発言の記載例 | 結論と残された課題 |
|---|---|---|
| 残薬が見つかったとき | 訪問時に前月分の残薬があった。飲み忘れは朝が多い、との報告 | 一包化と日付の印字を実施。1か月後に残薬の状況を再確認する |
| 服薬の種類が多いとき | 薬の種類が多いため、朝・昼・夕で分けて一包化した、との報告 | 薬カレンダーの使い方を家族へ説明。訪問介護員も訪問時に配置を確認する |
| 複数の医療機関にかかっているとき | 別の医療機関から同じ作用の薬が出ていたため、主治医へ照会した、との報告 | 照会の結果を待って服薬内容を整理する。結果は各事業所へ共有する |
| ふらつきの訴えがあるとき | ふらつきの訴えがあり、時間帯を確認している。服用後しばらくの時間帯が多い、との報告 | 記録を継続し、次回受診時に主治医へ報告する |
| 薬の形が合わないとき | 粉薬が飲みにくいとの訴えがある。同じ成分で別の形があるか確認する、との意見 | 変更の可否を主治医と相談。結果を次回会議で報告する |
| 保管方法を確認するとき | 冷所で保管する薬があり、保管場所を家族と確認した、との報告 | 保管場所の確認を訪問時の項目に追加する |
| 自己注射を行っているとき | 手技は確認できている。針の廃棄方法を改めて説明した、との報告 | 廃棄の方法を紙にして掲示。訪問看護も定期的に確認する |
| 市販薬を併用しているとき | 市販の痛み止めを併用されていたため、飲み合わせを確認した、との報告 | 市販薬を使う前に相談する流れを家族と確認した |
| 服薬支援の分担を決めるとき | 朝は訪問介護、昼は通所、夕は家族という分担が分かれば支援しやすい、との意見 | 分担表を作成し、全事業所へ配布する |
| 処方が変わったとき | 処方が変わったときの連絡先を一本化したい、との意見 | 連絡先をケアマネジャーへ統一。変更があった日のうちに共有する |
※文例です。居宅療養管理指導に関する記録や情報提供の方法は保険者(自治体)により運用が異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
本人の発言(10例)
第4表は専門職の意見だけの欄ではありません。本人の言葉をそのまま残すと、結論に至った経緯が読み手に伝わります。
| 場面 | 本人の発言の記載例 | 結論と残された課題 |
|---|---|---|
| 暮らしの希望を確認するとき | 「できるだけこの家で暮らし続けたい。台所には自分で立ちたい」との発言 | 台所での動作を続けられる環境調整を優先する。3か月後に実施状況を評価する |
| サービスの導入に迷いがあるとき | 「知らない人が家に入るのは気が進まない。短い時間からなら」との発言 | 訪問は短い時間から開始。1か月後に時間を延ばすかを改めて相談する |
| 通所の負担を訴えられたとき | 「行けば楽しいが、朝の準備が大変。迎えが遅い時間ならありがたい」との発言 | 送迎の順番を変更。1か月後に負担感を確認する |
| 入浴について | 「一人で入るのは怖い。誰かがいてくれるなら入りたい」との発言 | 通所での入浴を継続。自宅の浴室の環境は次回会議で検討する |
| できることを続けたいとき | 「洗濯物をたたむのは自分でやりたい」との発言 | 洗濯物をたたむことは本人の役割として残し、援助の内容から除く |
| 外出の希望 | 「近所の店まで自分で買い物に行きたい」との発言 | 歩行の状態を評価のうえ、同行での買い物から段階的に進める |
| 服薬について | 「薬が多くて分からなくなる。まとめてあると助かる」との発言 | 一包化を薬剤師へ相談。1か月後に飲み忘れの有無を確認する |
| 費用の不安があるとき | 「あまり回数を増やすと支払いが心配」との発言 | 利用料の見込みを示したうえで回数を決める。増やす場合は改めて相談する |
| 家族への思い | 「息子に迷惑をかけたくない。夜のことは頼みたくない」との発言 | 夜間の対応を家族以外で組めるか検討。次回会議までに候補を整理する |
| 今後の過ごし方 | 「入院はできるだけしたくない。家で過ごしたい」との発言 | 意向を関係者で共有。急変時の対応を主治医と改めて確認する |
※文例です。本人・家族の発言の記録方法や同意の取扱いは保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
家族・介護者の発言(10例)
| 場面 | 家族の発言の記載例 | 結論と残された課題 |
|---|---|---|
| 夜間の介護が続いているとき | 「夜中に何度も起こされ、睡眠が取れていない」との発言 | 夜間の対応方法を検討。短期入所の利用について次回会議までに調整する |
| 仕事と介護の両立 | 「日中は仕事で不在。昼の見守りができない」との発言 | 昼の時間帯にサービスを配置。1か月後に不在の時間帯を再確認する |
| 離れて暮らしているとき | 「月に1回しか来られず、様子が分からず不安」との発言 | 月ごとの状況を共有する方法を確認する。共有にあたっては本人の同意を得る |
| 急変時の不安 | 「急に具合が悪くなったとき、どこへ連絡すればよいか分からない」との発言 | 連絡の順番を紙にして掲示。訪問看護を一次の窓口とする |
| 認知症への対応に悩んでいるとき | 「同じ話を繰り返されると、つい強く言ってしまう」との発言 | 対応方法を関係者で共有。家族が相談できる窓口を案内する |
| 金銭の管理が難しくなったとき | 「支払いの管理が難しくなってきた」との発言 | 支援の方法を次回会議までに整理する。必要に応じて関係機関へ相談する |
| 看取りを考えるとき | 「最期は家で、と本人が言っている。自分たちで支えられるか不安」との発言 | 24時間の連絡体制と訪問回数を確認。不安が強い時期は訪問を追加する |
| 住まいの環境が心配なとき | 「段差が多く、転ぶのではと気が気でない」との発言 | 危険な箇所を現地で確認。改修と用具の両面から検討する |
| 退院した直後 | 「退院してすぐは、何をどこまでやってよいか分からない」との発言 | 退院直後は訪問看護を多めに設定。手順書を自宅に掲示する |
| 休息を取りたいとき | 「たまには自分の時間がほしい」との発言 | 短期入所の利用を検討。空き状況を確認して次回会議で決定する |
※文例です。家族の意向の記録方法や個人情報の取扱いは保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
サービス種別ごと|照会(依頼)した内容と回答の記入例(56例)
豊島区の公表資料では、欠席した短期入所生活介護・福祉用具貸与・訪問看護の担当者への照会内容が確認できなかったこと、通所介護・訪問看護・福祉用具貸与の担当者について「電話照会」との記載にとどまっていたこと、地域密着型通所介護については照会は行っていたが回答を得ていなかったことが示されています(豊島区)。北九州市の資料では、参加できない事業所の事業所名・担当者名・参加できない理由の記載がないことが助言・指摘として示されています(北九州市)。
そこで下の表は、左に「事業所名・担当者・欠席理由・照会方法と日付」/中央に照会した内容/右に返ってきた回答という3列で並べました。この3列がそろっていれば、「照会内容が分からない」「回答が確認できない」という指摘の両方に同時に備えられます。
訪問介護の担当者への照会(8例)
| 照会先・欠席理由・照会方法 | 照会(依頼)した内容の記載例 | 回答の記載例 |
|---|---|---|
| ◯◯訪問介護事業所 サービス提供責任者◯◯/欠席理由:同時間帯に他の利用者の訪問のため/照会方法:文書(◯月◯日送付) | 買い物同行に要している時間と、本人が品物を選ぶまでの時間について、直近1か月の実績を教えてほしい。時間内に終わらない日があるかもあわせて伺いたい | 往復と店内で60分前後。選ぶのに時間を要する日がある。前日に買う物をメモにすれば短縮できると考える(◯月◯日 文書で回答) |
| ◯◯訪問介護事業所 サービス提供責任者◯◯/欠席理由:事業所の人員の都合/照会方法:電話(◯月◯日) | 生活援助の内容を掃除中心から調理中心へ変更した場合、現在の時間で実施できるか。実施が難しい場合は必要な時間も教えてほしい | 現在の時間では調理と最低限の片付けまで。掃除を隔回にすれば実施できる、との回答(◯月◯日 電話にて聴取。記録者◯◯) |
| ◯◯訪問介護事業所 訪問介護員◯◯/欠席理由:勤務時間外のため/照会方法:訪問時に聴取(◯月◯日) | 入浴介助を身体介護として位置付ける場合、現在の介助量で対応できるか。必要な用具があれば挙げてほしい | 浴槽をまたぐ動作に介助が必要で、滑り止めがあれば介助量を減らせる。現在の人員で対応可能、との回答 |
| ◯◯訪問介護事業所 サービス提供責任者◯◯/欠席理由:他の会議と重複/照会方法:電子メール(◯月◯日) | 朝の服薬の声かけを訪問時間に含める場合、訪問時間の変更が必要か。変更が可能な時間帯を教えてほしい | 30分早める形であれば調整可能。◯月◯日から変更できる、との回答(◯月◯日 電子メールで回答) |
| ◯◯訪問介護事業所 サービス提供責任者◯◯/欠席理由:急な欠員のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 独居の方の食事の残り具合について、直近2週間の状況を教えてほしい。食事以外に気になる変化があればあわせて伺いたい | 前日の食事が残っている日が数日あった。冷蔵庫内の管理も難しくなってきている様子、との回答 |
| ◯◯訪問介護事業所 サービス提供責任者◯◯/欠席理由:担当者の研修参加/照会方法:文書(◯月◯日) | 通院等のための乗降の介助を位置付ける場合、対応可能な曜日と時間帯を教えてほしい | 火曜と金曜の午前であれば対応可能。受診日が変更になる場合は前週までに連絡がほしい、との回答 |
| ◯◯訪問介護事業所 訪問介護員◯◯/欠席理由:訪問中のため/照会方法:電話(◯月◯日) | 入浴を断られた日の状況と、その後どのように対応したかを教えてほしい | 断られた日は無理に勧めず清拭に変更し、翌日に改めて声をかけると入れることが多い、との回答 |
| ◯◯訪問介護事業所 サービス提供責任者◯◯/欠席理由:事業所の会議と重複/照会方法:文書(◯月◯日) | 浴室でのヒヤリとした出来事について、発生時の状況と現在の対応を教えてほしい | 滑り止めの位置がずれていたことが原因と考えられ、固定方法を変更した。以後同様の場面はない、との回答 |
※照会の方法・記録の残し方は保険者(自治体)により運用が異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
訪問看護の担当者への照会(8例)
| 照会先・欠席理由・照会方法 | 照会(依頼)した内容の記載例 | 回答の記載例 |
|---|---|---|
| ◯◯訪問看護ステーション 看護師◯◯/欠席理由:同時間帯に他の利用者の訪問/照会方法:文書(◯月◯日) | 現在行っている医療的な処置を今後も在宅で継続できるか。継続にあたって必要な条件があれば教えてほしい | 継続可能。家族が手技を習得しており、手順書を掲示している。詰まりや出血があれば連絡してほしい、との回答 |
| ◯◯訪問看護ステーション 管理者◯◯/欠席理由:管理業務のため/照会方法:電子メール(◯月◯日) | 訪問回数を週2回から週3回へ増やす場合、対応可能な曜日と時間帯を教えてほしい | 月・水・金の午前で対応可能。状態が安定すれば回数の見直しを改めて相談したい、との回答 |
| ◯◯訪問看護ステーション 看護師◯◯/欠席理由:勤務日でないため/照会方法:文書(◯月◯日) | 皮膚の状態(発赤の有無・広がり)と、清潔保持のために増やすべき援助があれば教えてほしい | 発赤は消退傾向。入浴の機会を増やすことが望ましい。体位変換の間隔は現状のまま継続したい、との回答 |
| ◯◯訪問看護ステーション 看護師◯◯/欠席理由:訪問先からの移動中/照会方法:電話(◯月◯日) | 排便の状況と、記録に残してほしい項目を教えてほしい | 便秘の傾向がある。排便の有無と便の状態を毎日記録してもらえると調整しやすい、との回答 |
| ◯◯訪問看護ステーション 管理者◯◯/欠席理由:他の会議と重複/照会方法:文書(◯月◯日) | 夜間・休日の連絡体制と、連絡してよい状況の目安を教えてほしい | 24時間の連絡体制がある。発熱時や食事が取れないときは時間帯を問わず連絡してよい、との回答 |
| ◯◯訪問看護ステーション 看護師◯◯/欠席理由:退院時カンファレンスへ出席のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 退院直後に重点的に見てほしい観察項目と、当面必要と考える訪問回数を教えてほしい | 体重・浮腫・食事量を重点的に確認したい。当面は週3回、安定後に見直したい、との回答 |
| ◯◯訪問看護ステーション 看護師◯◯/欠席理由:勤務時間外/照会方法:電子メール(◯月◯日) | 服薬支援の分担について、訪問看護で確認できる時間帯と、他の事業所に依頼したい部分を教えてほしい | 訪問日は残薬を確認できる。訪問がない日の朝の声かけを訪問介護に依頼したい、との回答 |
| ◯◯訪問看護ステーション 管理者◯◯/欠席理由:緊急訪問のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 終末期の連絡体制について、家族から夜間の連絡先を確認された。窓口の考え方を教えてほしい | 夜間の一次窓口は当ステーションで対応する。医療機関への連絡が必要な場合は当方から行う、との回答 |
※照会先に求める意見の範囲や記録の様式は保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
通所介護・地域密着型通所介護の担当者への照会(8例)
| 照会先・欠席理由・照会方法 | 照会(依頼)した内容の記載例 | 回答の記載例 |
|---|---|---|
| ◯◯デイサービス 生活相談員◯◯/欠席理由:送迎対応のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 利用日を週2回から週3回へ増やす場合の空き状況と、増やした場合の入浴の実施可否を教えてほしい | 水曜であれば受け入れ可能。入浴も同日に実施できる、との回答(◯月◯日 文書で回答) |
| ◯◯デイサービス 生活相談員◯◯/欠席理由:サービス提供時間中のため/照会方法:電子メール(◯月◯日) | 入浴の実施状況と、介助の量に変化があるかを教えてほしい | 手すりを使えば見守りで入れている。またぎ動作に不安が出てきており、今後は一部介助が必要になる可能性がある、との回答 |
| ◯◯デイサービス 管理者◯◯/欠席理由:他の会議と重複/照会方法:文書(◯月◯日) | 送迎の到着時間を後ろにずらすことが可能か。可能な場合の時間帯を教えてほしい | 30分程度であれば調整可能。ルートの都合で日によって前後する場合がある、との回答 |
| ◯◯デイサービス 生活相談員◯◯/欠席理由:職員体制の都合/照会方法:文書(◯月◯日) | 昼食の摂取量と、むせなどの様子があれば教えてほしい | 8割程度は食べられている。汁物でむせることがあり、とろみについて助言がほしい、との回答 |
| ◯◯デイサービス 生活相談員◯◯/欠席理由:急な欠員/照会方法:電話(◯月◯日) | 帰宅を訴えられる時間帯と、有効だった対応があれば教えてほしい | 決まった時間帯に訴えが出る。その前に散歩を入れると落ち着かれることが多い、との回答(記録者◯◯) |
| ◯◯デイサービス 機能訓練指導員◯◯/欠席理由:訓練の実施中/照会方法:文書(◯月◯日) | 個別に実施している訓練の内容と、この3か月の変化を教えてほしい | 立ち上がりの訓練を継続。回数が少しずつ増えている。記録を月ごとに提供できる、との回答 |
| ◯◯デイサービス 生活相談員◯◯/欠席理由:研修参加/照会方法:文書(◯月◯日) | 欠席が続いている理由と、当日の連絡方法について事業所の考えを教えてほしい | 体調不良による欠席が月に数回。前日の様子を連絡帳に記入してもらえれば準備ができる、との回答 |
| ◯◯地域密着型通所介護 管理者◯◯/欠席理由:運営推進会議と重複/照会方法:文書(◯月◯日) | 感染症が流行している時期の受け入れの考え方と、休んだ場合の振替の可否を教えてほしい | 発熱時は利用を控えていただき、体調回復後に振替を受け入れる。振替の可否は空き状況による、との回答 |
※照会の方法・記録の残し方は保険者(自治体)により運用が異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
通所リハビリテーション・訪問リハビリテーションの担当者への照会(6例)
| 照会先・欠席理由・照会方法 | 照会(依頼)した内容の記載例 | 回答の記載例 |
|---|---|---|
| ◯◯通所リハビリテーション 理学療法士◯◯/欠席理由:訓練の実施中/照会方法:文書(◯月◯日) | 短期目標に掲げた屋内歩行について、現在の達成状況と、その根拠となる測定値を教えてほしい | 屋内は伝い歩きで移動可能。立ち上がりの回数が前回より増えている。方向転換時のふらつきは残る、との回答 |
| ◯◯通所リハビリテーション 作業療法士◯◯/欠席理由:勤務日でないため/照会方法:電子メール(◯月◯日) | 自宅での調理を続けるために必要な環境の調整があれば教えてほしい | 座って行えば可能。作業台の高さを調整すれば継続できる。踏み台の使用は避けてほしい、との回答 |
| ◯◯訪問リハビリテーション 理学療法士◯◯/欠席理由:他の利用者の訪問中/照会方法:文書(◯月◯日) | 荷重制限が解除された後、自宅で行える運動の内容と回数を教えてほしい | 立ち上がりと足踏みを1日2回。痛みが出た日は休むよう本人へ説明済み、との回答 |
| ◯◯訪問リハビリテーション 作業療法士◯◯/欠席理由:事業所の会議と重複/照会方法:文書(◯月◯日) | 介助者が毎日行う関節の運動について、手順と注意点を教えてほしい | 肩と肘を中心に、痛みのない範囲で行う。手順を実演し、訪問介護員へ引き継いだ、との回答 |
| ◯◯通所リハビリテーション 言語聴覚士◯◯/欠席理由:評価の実施中/照会方法:文書(◯月◯日) | むせの状況と、食事のときのとろみの濃度・姿勢について助言がほしい | 水分でむせることがある。とろみは中間程度、姿勢は起こした状態が望ましい、との回答 |
| ◯◯通所リハビリテーション 理学療法士◯◯/欠席理由:研修参加/照会方法:電子メール(◯月◯日) | 今後の利用の見通しと、終了を検討する場合の目安を教えてほしい | 屋外歩行が安定すれば頻度を減らす方向。判断は3か月後の評価で改めて相談したい、との回答 |
※照会先に求める意見の範囲や記録の様式は保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
福祉用具貸与・特定福祉用具販売の担当者への照会(8例)
| 照会先・欠席理由・照会方法 | 照会(依頼)した内容の記載例 | 回答の記載例 |
|---|---|---|
| ◯◯福祉用具 福祉用具専門相談員◯◯/欠席理由:他の利用者宅へ訪問中/照会方法:文書(◯月◯日) | 貸与中の特殊寝台について、現在どの場面で使用しているか、継続が必要と考える理由を品目ごとに教えてほしい | 起床時の起き上がりに背上げの機能を使用。柵は寝返り時の転落防止に使用しており、いずれも継続が必要と考える、との回答 |
| ◯◯福祉用具 福祉用具専門相談員◯◯/欠席理由:担当者の勤務時間外/照会方法:電子メール(◯月◯日) | 廊下の角に手すりを追加する場合の設置位置と、設置までに要する日数を教えてほしい | 現地確認のうえ2か所を提案したい。訪問日は◯月◯日以降で調整可能、との回答 |
| ◯◯福祉用具 福祉用具専門相談員◯◯/欠席理由:搬入作業のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 車いすの座位が崩れやすいとの意見が出ている。適合の見直しが必要か、必要な場合の対応を教えてほしい | クッションの併用を提案したい。1か月の試用が可能で、姿勢の変化を見てから決めたい、との回答 |
| ◯◯福祉用具 福祉用具専門相談員◯◯/欠席理由:他の会議と重複/照会方法:文書(◯月◯日) | 日中の座位時間が長くなっている。座面の除圧に用いる用具の候補を教えてほしい | 座位用の用具を2種類提案。いずれも試用が可能で、皮膚の状態を確認しながら選びたい、との回答 |
| ◯◯福祉用具 福祉用具専門相談員◯◯/欠席理由:研修参加/照会方法:電話(◯月◯日) | 歩行器を屋外でも使用する場合、現在の品目のままで差し支えないかを教えてほしい | 屋外では別の品目が適していると考える。屋外での使用頻度を確認したうえで提案したい、との回答(記録者◯◯) |
| ◯◯福祉用具 福祉用具専門相談員◯◯/欠席理由:担当者の急な欠勤/照会方法:文書(◯月◯日) | 浴室内で使用するいすについて、購入を検討している。候補と費用の見込みを教えてほしい | 高さの異なる2種類を提案。費用の見込みを書面で提示する、との回答。購入前に本人・家族へ説明する予定 |
| ◯◯福祉用具 福祉用具専門相談員◯◯/欠席理由:他の担当者会議と重複/照会方法:文書(◯月◯日) | 夜間の外出に関して家族から相談があった。感知の機器の試用が可能かを教えてほしい | 試用は可能。設置場所と作動の設定を家族と確認したうえで開始したい、との回答 |
| ◯◯福祉用具 福祉用具専門相談員◯◯/欠席理由:搬出作業のため/照会方法:電子メール(◯月◯日) | 使用の頻度が減っている品目について、返却する場合の手続きと、返却前に確認すべき点を教えてほしい | 使わない期間を設けてから判断することを提案したい。返却は連絡から数日で対応できる、との回答 |
※福祉用具の位置付け・継続の検証に求められる記録は保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
短期入所生活介護・短期入所療養介護の担当者への照会(6例)
| 照会先・欠席理由・照会方法 | 照会(依頼)した内容の記載例 | 回答の記載例 |
|---|---|---|
| ◯◯ショートステイ 生活相談員◯◯/欠席理由:入退所の対応のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 家族の休息のために利用を検討している。受け入れ可能な日程と、申込みの締切を教えてほしい | ◯月は第2週と第4週で受け入れ可能。申込みは利用月の前月20日まで、との回答 |
| ◯◯ショートステイ 看護職員◯◯/欠席理由:勤務時間外/照会方法:文書(◯月◯日) | 服薬している薬の持参方法と、当日必要な書類を教えてほしい | 一包化された状態で日数分を持参してほしい。お薬手帳の写しもあわせて持参を、との回答 |
| ◯◯ショートステイ 生活相談員◯◯/欠席理由:他の会議と重複/照会方法:電子メール(◯月◯日) | 入浴の実施の可否と、自宅での介助方法をどこまで引き継げるかを教えてほしい | 入浴は実施可能。自宅での介助方法を事前に伺い、同じ方法で行いたい、との回答 |
| ◯◯ショートステイ 介護職員◯◯/欠席理由:夜勤明けのため/照会方法:文書(◯月◯日) | 夜間に落ち着かない様子がみられた場合の対応と、自宅で有効だった方法を伝えたい | 自宅で有効だった声かけの方法を職員間で共有する。夜間の様子は連絡票で報告する、との回答 |
| ◯◯短期入所療養介護 看護職員◯◯/欠席理由:処置の対応中/照会方法:文書(◯月◯日) | 現在行っている医療的な処置を利用中も継続できるか。必要な指示や書類があれば教えてほしい | 継続可能。主治医からの指示の内容が分かる書類を利用前に提出してほしい、との回答 |
| ◯◯ショートステイ 生活相談員◯◯/欠席理由:研修参加/照会方法:文書(◯月◯日) | 続けて利用したいと家族から希望が出ている。利用日数の取扱いについて事業所の考えを教えてほしい | 日数の取扱いは保険者の定めによるため、居宅介護支援事業所から保険者へ確認してほしい、との回答 |
※短期入所の利用日数や手続の取扱いは保険者(自治体)により異なります。判断は保険者にご確認ください。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
医療機関・主治医・薬局への照会(6例)
宇都宮市の資料では、訪問看護や通所リハビリテーション等の医療系サービスを位置付けている計画について主治の医師等の指示を確認できる記録がないこと、医療系サービスを位置付けた計画を主治の医師に交付していないことが指導事例として示されています(宇都宮市)。広島市の資料でも、計画を主治の医師等に交付したことが確認できない事例が例示されています(広島市)。意見を求めたこと・指示を確認したこと・計画を交付したことの3点を、照会の記録として残しておく形が考えられます。
| 照会先・欠席理由・照会方法 | 照会(依頼)した内容の記載例 | 回答の記載例 |
|---|---|---|
| ◯◯クリニック 主治医◯◯/欠席理由:診療のため/照会方法:文書(◯月◯日送付・本人の同意を得たうえで実施) | 訪問看護を計画に位置付けることについて、専門的な見地からご意見をいただきたい。指示の内容と、訪問時に確認してほしい項目もあわせて伺いたい | 週1回の血圧測定と服薬状況の確認を依頼したい、との意見(◯月◯日 文書で回答)。作成した居宅サービス計画を◯月◯日に交付済み |
| ◯◯病院 医療連携室◯◯/欠席理由:入院患者の対応のため/照会方法:電子メール(◯月◯日) | 退院前のカンファレンスについて、開催の候補日と出席予定の職種を教えてほしい | ◯月◯日の午後で調整可能。医師・病棟看護師・理学療法士・相談員が出席予定、との回答 |
| ◯◯クリニック 主治医◯◯/欠席理由:往診中/照会方法:文書(◯月◯日) | 通院時の院内での介助について、医療機関側の体制と、支援が必要と考えられる場面を教えてほしい | 院内の移動には付き添いがあることが望ましい、との回答。訪問介護の位置付けについては本会議で検討し、支援経過にも記録する |
| ◯◯薬局 薬剤師◯◯/欠席理由:調剤業務のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 残薬の状況と、飲み忘れが起きやすい時間帯を教えてほしい。改善のための方法があれば提案いただきたい | 朝の飲み忘れが多い。一包化と日付の印字で改善が見込める、との回答 |
| ◯◯歯科医院 歯科医師◯◯/欠席理由:診療のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 義歯の調整後、食事の形態について留意する点を教えてほしい | しばらくは軟らかい食事が望ましい。1か月後に再度調整の予定、との回答 |
| ◯◯クリニック 主治医◯◯/欠席理由:診療のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 今後の見通しと、急変時の連絡方法について確認したい。本人・家族へ説明した内容も共有いただきたい | 苦痛を取ることを優先する方針を家族と共有済み。急変時は当院へ連絡を、との回答。計画は◯月◯日に交付 |
※主治の医師等への意見の求め方・交付の記録方法は保険者(自治体)により運用が異なります。取扱いは保険者にご確認ください。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
地域包括支援センター・その他の関係者への照会(6例)
| 照会先・欠席理由・照会方法 | 照会(依頼)した内容の記載例 | 回答の記載例 |
|---|---|---|
| ◯◯地域包括支援センター 職員◯◯/欠席理由:他の会議と重複/照会方法:文書(◯月◯日) | 地域で利用できる通いの場や見守りの取組について、本人が参加できるものがあれば教えてほしい | 週1回の体操の集まりがある。初回は職員が同行できる、との回答 |
| 民生委員◯◯/欠席理由:地域の行事と重複/照会方法:訪問時に聴取(◯月◯日) | 近隣での様子や、地域で気づいた変化があれば教えてほしい | 夕方に外に出ている姿を見かけることがある。声をかけると自宅へ戻られる、との回答 |
| ◯◯配食サービス 担当◯◯/欠席理由:配達業務のため/照会方法:電話(◯月◯日) | 配達時の受け取りの様子と、前日の食事が残っているかを教えてほしい | 受け取りはできている。前日の容器が残っている日が週に1〜2回ある、との回答(記録者◯◯) |
| ◯◯工務店 担当◯◯/欠席理由:施工中のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 浴室と玄関の手すりの設置について、施工が可能か、必要な日数と費用の見込みを教えてほしい | いずれも施工可能。現地確認のうえ見積りを提出する、との回答。手続は保険者へ確認予定 |
| ◯◯相談窓口 担当◯◯/欠席理由:相談業務のため/照会方法:文書(◯月◯日) | 金銭の管理が難しくなってきた方への支援について、相談できる窓口と手続の流れを教えてほしい | まず窓口で面談を行い、必要に応じて関係機関へつなぐ流れになる、との回答 |
| ◯◯市介護保険担当課/欠席理由:会議への出席対象外/照会方法:電話(◯月◯日) | 今回の変更の取扱いについて、市の考え方を確認したい | 提出書類と取扱いについて説明を受けた(担当◯◯、◯月◯日)。取扱いは保険者の定めによるため、内容を支援経過にも記録する |
※関係機関への照会の可否・記録方法は保険者(自治体)により運用が異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
「結論」と「残された課題」の3つの書き分け|出た・持ち越した・宿題が残った(45例)
第4表の右下は、「結論」と「残された課題(次回の開催時期・開催方針・開催の必要性等)」を書く欄です。ここが埋まらない原因のほとんどは、会議が「決まった/決まらなかった」の2択で捉えられていることにあります。実際には、①その場で決まった ②決まらず持ち越した ③決まったが宿題が残ったの3つがあり、それぞれ書き方が変わります。
① その場で結論が出たとき(15例)
結論が出た場合でも「残された課題」は空欄にせず、次にいつ・何を見て確認するかを書いておくと、次回のモニタリングにそのままつながります。
| 場面 | 「結論」欄の記載例 | 「残された課題」欄の記載例 |
|---|---|---|
| 通所の回数を増やす | 通所介護を週2回から週3回へ変更する。開始日は◯月◯日とし、水曜を追加する | 1か月後のモニタリングで入浴の間隔と疲労の有無を確認する。次回会議は短期目標の期間終了前に開催予定 |
| 訪問介護の内容を変更 | 生活援助の内容を掃除中心から調理中心へ変更し、掃除は隔回とする | 本人の受け入れと食事量を1か月記録する。変更が合わない場合は臨時に会議を開催する |
| 訪問時間の変更 | 朝の服薬の声かけを含めるため、訪問時間を30分早め、◯月◯日から実施する | 残薬の状況を1か月後に確認する。改善がみられない場合は分担を見直す |
| 用具の追加 | 廊下の角に手すりを2か所追加する。設置日は◯月◯日 | 設置後の歩行の様子を通所リハビリテーションで評価し、次回会議で報告する |
| 用具の返却 | 使用頻度が減っている歩行器を返却する | 返却後1か月は屋内の移動を訪問介護が記録する。歩行が不安定になった場合は再検討する |
| 食事形態の変更 | 食事形態を軟らかく煮た形へ変更し、とろみの濃度は中間程度で統一する | むせの回数を2週間記録し、変化がなければ現状で継続する |
| 入浴の場所を決める | 入浴は通所介護で継続し、自宅での入浴は当面行わない | 自宅の浴室の環境調整は、歩行が安定した時点で改めて検討する |
| 連絡体制の確認 | 急変時の連絡は、家族から訪問看護、訪問看護から医療機関の順とする | 連絡先を記した紙を自宅に掲示し、次回訪問時に各事業所が掲示を確認する |
| 役割の分担 | 服薬の確認は、朝は訪問介護、昼は通所(休みの日は家族)、夕は家族が行う | 分担表を各事業所へ配布する。1か月後に飲み忘れの有無を確認する |
| 目標の達成 | 短期目標「屋内を伝い歩きで移動できる」は達成と評価し、次の目標を設定する | 新しい目標について本人・家族へ説明し、同意を得たうえで計画に反映する |
| 本人の役割を残す | 洗濯物をたたむことは本人が行い、援助の内容から除く | 負担が大きい様子があれば、次回のモニタリング時に見直す |
| 短期入所の利用 | 家族の休息のため、◯月に短期入所生活介護を2泊3日で利用する | 利用後に本人の様子と家族の負担感を確認する。継続的な利用は次回会議で検討 |
| 受診の同行 | ◯月◯日の受診は家族が同行し、要点をメモにして各事業所へ共有する | 家族の同行が難しい月の対応を、次回会議までに整理する |
| 記録の統一 | 排便と食事量は、全事業所が同じ記録表に記入する | 1か月後に記入の状況を確認し、書きにくい項目があれば様式を見直す |
| サービスの終了 | 訪問リハビリテーションは目標を達成したため◯月末で終了する | 終了後の自主的な運動の継続状況を、訪問介護が2か月確認する |
※結論・残された課題の書き方に定型はありません。記載事項の取扱いは保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
② 結論を持ち越したとき(15例)
その場で決まらなかったこと自体は問題になりません。持ち越した理由・誰が何をいつまでに調べるか・次にいつ集まるかが書かれていないと、経過が確認できない記録になります。
| 場面 | 「結論」欄の記載例 | 「残された課題」欄の記載例 |
|---|---|---|
| 本人の意向が固まらない | 通所の回数の変更は本日は決定せず、本人の意向を再度確認したうえで判断する | 担当ケアマネジャーが◯月◯日までに自宅を訪問し意向を確認。結果を各事業所へ共有し、必要に応じて臨時に会議を開催する |
| 主治医の意見待ち | 入浴の可否は、主治医の意見を確認するまで現状のままとする | ◯月◯日までに主治医へ文書で照会。回答を得しだい各事業所へ共有し、次回会議で決定する |
| 空き状況が未確定 | 利用日の追加は事業所の空き状況が確定していないため保留とする | 事業所が◯月◯日までに空き状況を回答。確定後にケアマネジャーが調整する |
| 費用の確認が必要 | 用具の追加は費用の見込みを確認したうえで判断する | 福祉用具専門相談員が◯月◯日までに見積りを提出。本人・家族へ説明のうえ、次回会議で決定する |
| 家族の都合がつかない | 家族が本日欠席のため、夜間の対応方法は決定せず持ち越す | 家族へ電話で内容を伝え、意向を確認する(◯月◯日までに実施)。結果は支援経過に記録する |
| 試用の結果待ち | クッションの導入は1か月の試用の結果を見て判断する | 試用期間中の姿勢の変化を通所と訪問看護が記録。◯月◯日に再度検討する |
| 認定結果を待つとき | 区分変更の申請中のため、本日は原案の内容の確認にとどめる | 認定結果の到着後、速やかに会議を開催し内容を確定する。それまでの期間の取扱いは保険者へ確認する |
| 関係機関の回答待ち | 地域の通いの場への参加は、受け入れの可否の回答を待って判断する | 地域包括支援センターへ◯月◯日までに回答を依頼。回答後に本人へ説明する |
| 体調が不安定 | サービスの追加は体調が安定してから判断することとし、本日は見送る | 訪問看護が2週間、状態を記録。安定が確認できた時点で再度会議を開催する |
| 意見が分かれた | 入浴の方法について意見が分かれたため、本日は結論を出さない | それぞれの方法の利点と負担を整理し、本人の希望を確認したうえで次回会議で決定する |
| 用具の適合が未確認 | 移動用リフトの導入は、設置場所の確認が済んでいないため保留とする | ◯月◯日に現地確認を実施。寸法と搬入経路を確認したうえで次回会議で決定する |
| 退院日が未定 | 退院後のサービスの内容は、退院日が確定していないため決定しない | 医療連携室から退院日の連絡を受けしだい、退院前カンファレンスの日程を調整する |
| 本人が不在 | 本人が体調不良で参加できなかったため、本日は各事業所の情報共有にとどめる | ケアマネジャーが後日訪問して内容を説明し、意向を確認する。結果を各事業所へ共有する |
| 書類の確認が必要 | 医療的な処置の継続については、指示の内容を確認したうえで判断する | ◯月◯日までに書類を確認し、内容を各事業所へ共有する。共有後に受け入れの可否を判断する |
| 保険者への確認が必要 | 今回の変更の取扱いについては、保険者へ確認したうえで判断する | ケアマネジャーが◯月◯日までに保険者へ確認し、結果を支援経過と第4表に追記する |
※持ち越した場合の記録方法や次回開催の考え方は保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
③ 結論は出たが、次回までの宿題が残ったとき(15例)
実務ではこの型が最も多く、「決めたこと」と「誰が・いつまでに・何をするか」を分けて書くと読みやすくなります。担当者名と期限を入れておくと、次回のモニタリングで確認する項目がそのまま決まります。
| 場面 | 「結論」欄の記載例 | 「残された課題(宿題)」欄の記載例 |
|---|---|---|
| 回数を増やしたうえで様子を見る | 訪問看護を当面週3回とし、◯月◯日から実施する | 訪問看護が◯月末までに状態を評価し、回数の見直し案をケアマネジャーへ提出する |
| 用具を試用する | 座位用の用具を1か月試用する | 訪問看護が皮膚の状態を週1回記録。◯月◯日の会議で継続の可否を判断する |
| 環境を整える | 夜間の動線に足元の照明を設置する | 照明は家族が◯月◯日までに用意。床の片付けは訪問介護と本人が2週間かけて行う |
| 食事の内容を変える | 汁物の回数を減らし、献立を調整する | 管理栄養士が献立の例を◯月◯日までに提供。1か月後に本人の受け入れを確認する |
| 服薬の方法を変える | 一包化を行い、薬カレンダーを使用する | 薬剤師が◯月◯日から一包化を開始。訪問介護が配置を確認し、1か月後に残薬を報告する |
| 手技を引き継ぐ | 関節の運動を毎日実施する方針とする | 理学療法士が◯月◯日に訪問介護員へ実演。次回訪問時に手技を確認し、結果を報告する |
| 受診時の情報を整える | 受診時に伝える内容をまとめたメモを作成する | 各事業所が◯月◯日までに気になる点をケアマネジャーへ提出。ケアマネジャーがメモにまとめる |
| 連絡ルールを決める | 発熱時は利用を控え、連絡は事業所からケアマネジャーへ行う | 通所事業所が連絡の手順を職員へ周知し、◯月◯日までに周知の完了を報告する |
| 短期入所を試す | ◯月に短期入所を2泊3日で利用する | 相談員が持参する薬と書類の一覧を◯月◯日までに提示。利用後に様子を連絡票で報告する |
| 費用を説明する | 用具の追加を行う方向で進める | ケアマネジャーが◯月◯日までに利用料の見込みを本人・家族へ説明し、同意を得る |
| 記録の様式をそろえる | 排便と食事量を共通の記録表で管理する | ケアマネジャーが◯月◯日までに様式を配布。1か月後に記入状況を確認する |
| 目標を書き換える | 短期目標を「買い物の場面で自分で選べる」に変更する | ケアマネジャーが◯月◯日までに計画へ反映し、本人・家族へ説明のうえ同意を得て交付する |
| 関係機関へつなぐ | 金銭の管理について相談窓口へつなぐ方針とする | ケアマネジャーが◯月◯日までに窓口へ連絡し、面談の日程を家族へ伝える |
| 看取り期の体制を確認する | 自宅で過ごす方針を関係者で共有する | 訪問看護が夜間の連絡体制を◯月◯日までに文書で提示。家族の不安が強い時期は訪問を追加する |
| 医療系サービスを位置付ける | 訪問看護を計画に位置付ける | ケアマネジャーが主治医の意見と指示の内容を確認し、作成した計画を主治医へ交付。交付日を支援経過へ記録する |
※宿題の記載方法や期限の書き方に定型はありません。取扱いは保険者(自治体)により異なります。本表は当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。
自治体の公表資料が「確認できない」と書いた箇所と、第4表での備え
最後に、自治体が公表している運営指導・ケアプラン点検の資料のうち、サービス担当者会議と第4表に関係する内容を並べます。左は各自治体が公表した資料に示されている内容、右は第4表と関連する記録で薄くなりやすい箇所と、書き方の例です。該当性の判断や様式は保険者(自治体)により異なりますので、必ず指定を受けている保険者の資料をご確認ください。
| 公表資料に示されている内容(出典) | 第4表・関連記録で薄くなりやすい箇所 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| 計画の変更時に担当者会議を開催していない、開催の際に一部の事業所しか招集しておらず、参加できない事業所に事前の照会を行っていない(北九州市) | 招集した事業所の一覧そのものが残っていない | 出席者欄に、計画に位置付けた全事業所を書き、出席・欠席(照会)の別を事業所ごとに記載する |
| 参加できない事業所の事業所名・担当者名・参加できない理由の記載がない(北九州市) | 「欠席」とだけ書かれている | 「◯◯訪問介護事業所 サービス提供責任者◯◯/欠席理由:同時間帯に他の利用者の訪問のため/文書で照会(◯月◯日)」まで書く |
| プランに位置付けたサービス内容(結果)のみの記載となっており、各担当者の意見による検討内容や発言、結果に至った経緯が記載されていない(北九州市) | 結論だけが1行で書かれている | 「誰が」「何を根拠に」「どう述べたか」を職種ごとに1行ずつ書き、その後に結論を置く |
| 計画に位置付けた訪問看護・福祉用具貸与について、担当者に専門的な見地から意見を求めているか第4表の記録からは確認できない(豊島区) | 専門職の意見が要約されすぎている | その職種でなければ言えない内容(測定値・状態の変化・手技・適合)を残す |
| 担当者について「電話照会」との記載にとどまっていた(豊島区) | 照会したこと自体しか書かれていない | 照会日・照会方法・照会した内容・回答・記録者を、担当者ごとに書き分ける |
| 照会は行っていたが回答を得ていなかった(豊島区) | 回答欄が空欄のまま会議が終わっている | 回答が未着の場合は「◯月◯日時点で回答未着。◯月◯日までに再依頼」と、状態と次の行動を書く |
| 福祉用具について品目ごとに継続して貸与が必要か検証した結果の記載が確認できない、どこで・どのような状況のために必要なのか記載内容から確認できない(豊島区) | 「変化なく利用いただいています」のような一文で終わっている | 品目名・使用する場所・使用する場面・継続が必要と考える理由の4点を、品目ごとに書く |
| 会議の開催を省略した場合に、軽微な変更と判断した根拠の記録がない(金沢市) | 省略した事実だけが残っている | 判断した内容と、その根拠となった状態・経過を支援経過へ記録する。何を軽微な変更として扱うかの判断は保険者へご確認ください |
| 軽微な変更による取扱いについて支援経過に記録がない。判断理由とともに軽微な変更の取扱いとした旨を支援経過へ残すこととされている(福岡県介護保険広域連合) | 第4表と支援経過の記載が連動していない | 第4表に「軽微な変更として取り扱う旨と理由は支援経過(◯月◯日)に記載」と相互に参照できる形で書く |
| 要介護状態区分の変更の認定を受けた場合に、計画の変更の必要性について担当者会議等による専門的意見の聴取を行っていない事例(広島市) | 認定結果の到着から会議までの経過が残っていない | 認定結果の到着日・会議(または照会)の実施日・変更の要否の判断を、日付入りで並べる |
| 要介護更新認定を受けた場合に担当者会議等を行っていない場合が、運営基準減算に該当する場合として示されている(松山市) | 更新時の会議が「毎年のこと」として簡略化されている | 更新時も、開催日・出席者・欠席者への照会・検討内容・結論を新規と同じ粒度で書く。該当性の判断は保険者にご確認ください |
| 特定福祉用具販売があった際、担当者会議の記録がなく、計画へ反映されていなかった(姫路市) | 販売の場面で会議の記録が抜けやすい | 購入する品目・使用する場面・必要と考える理由を検討内容に書き、計画にも同じ理由を記載する |
| 福祉用具貸与・販売を位置付ける際の検討が不十分、必要性を検証していたが計画にその理由がない(宇都宮市) | 会議では話しているが、計画に書き写されていない | 第4表の検討内容と、計画に記載する「必要な理由」を同じ言葉でそろえる |
| 医療系サービスを位置付けている計画について主治の医師等の指示を確認できる記録がない、計画を主治の医師に交付していない(宇都宮市)/計画を交付したことが確認できない(広島市) | 意見を求めた記録と交付の記録が別々の場所にあり、たどれない | 第4表に主治医の意見を記載し、末尾に「◯月◯日 計画を主治医へ交付」と交付日まで書く |
| 院内での介助を行うにあたっての手続(医療機関への確認、担当者会議での検討、計画への位置付け)を経ずに請求していた事例(大阪市) | 会議で検討した事実が残っていない | 医療機関へ確認した日と回答、会議で検討した内容、計画への位置付けの3点を並べて書く。取扱いは保険者にご確認ください |
| 退院・退所時に病院等の職員と面談を行っていない、情報を得たことの記録が不十分(福井市) | カンファレンスに出たことだけが書かれている | 日時・開催場所・出席者・内容の要点を記録し、本人や家族に提供した文書の写しを添付する |
| 担当者会議等において利用者の家族の個人情報を用いる場合の同意をあらかじめ文書により得ていない(千葉県・福岡県介護保険広域連合) | 本人の同意欄しかない様式を使っている | 会議の記録に、本人・家族それぞれの同意を得た日付を残す。様式の取扱いは保険者にご確認ください |
※上記は各自治体が公表した運営指導・ケアプラン点検等の資料に示されている内容を当社が編集・加工したものであり、国・自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な取扱いは、指定を受けている保険者の公表資料および担当課の指示をご確認ください。
よくある質問(FAQ)
第4表には何を書きますか?
「残された課題」が思いつかないときは?
会議に出席できなかった事業所はどう扱いますか?
担当者会議はいつ開催しますか?
担当者会議録のテンプレート(様式)はありますか?
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
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出典:厚生労働省ウェブサイト/公共データ利用規約(第1.0版)。本ページは上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。加算・単位数・要件は改定される場合があるため、最新の告示・通知でご確認ください。
開催理由別|第4表「検討した項目・検討内容・結論」の文例
第4表は「検討した項目」ごとに、検討内容と結論を分けて書くのが要点です。「情報共有した」だけでは、何を決めたのかが残りません。
| 開催の理由 | 検討した項目 | 検討内容 | 結論 |
|---|---|---|---|
| 新規 | 支援の方針の共有 | 退院直後で環境が変わったばかりであること、本人が「自分でトイレに行きたい」と希望していることを共有。 | 転倒なく排泄が行えることを当面の目標とし、各事業所が同じ声かけを行う。 |
| 新規 | サービスの組み立て | 訪問介護・訪問看護・福祉用具の役割分担を確認。 | 月木=訪問介護、水=訪問看護、随時=福祉用具のモニタリング。 |
| 更新 | 目標の達成状況 | 短期目標「手すりを使って立ち上がる」は達成。長期目標は継続。 | 短期目標を「歩行器で20m歩く」に更新する。 |
| 更新 | サービスの過不足 | 訪問介護の生活援助が週3回から週2回で足りるか検討。 | 本人が調理に参加できるようになったため、週2回へ変更。 |
| 区分変更 | 状態の変化 | 要介護2から3へ変更。夜間の排泄介助が必要になったことを共有。 | 夜間対応型訪問介護の利用を追加する。 |
| 区分変更 | 限度額 | 区分の変更に伴う限度額と自己負担の変化を説明。 | 現行のサービスに夜間対応を加えても限度額内に収まる。 |
| 状態の変化 | 転倒の再発防止 | 7月に2回の転倒があったことを共有。発生時刻と場所を確認。 | 夜間のセンサーライト設置と、ポータブルトイレの位置変更を行う。 |
| 状態の変化 | 食事量の低下 | 1か月で体重が1.2kg減少していることを共有。 | 管理栄養士の助言を受け、通所での食事量を記録して次回に持ち寄る。 |
| 退院 | 在宅での医療管理 | 胃ろうの管理を誰がどこまで行うかを検討。 | 家族が日中、訪問看護が週3回。手技の指導を退院前に受ける。 |
| 退院 | 住環境 | 2階の居室から1階への移動が必要であることを確認。 | 特殊寝台を1階に設置し、生活を1階で完結させる。 |
| サービス追加 | 入浴 | 自宅の浴槽が使えなくなったことを共有。 | 通所介護での入浴を週2回に増やす。 |
| サービス追加 | 家族の負担 | 介護者である妻に腰痛があり、移乗が困難になっていることを共有。 | 移動用リフトの導入を検討し、次回までに試用する。 |
| サービス変更 | 曜日の変更 | 本人の希望により通所の曜日を水曜から金曜へ。 | 訪問介護の曜日と重ならないことを確認し、変更する。 |
| サービス終了 | 施設入所 | 特別養護老人ホームへの入所が決まったことを共有。 | 入所日までのサービスを継続し、施設へ情報提供を行う。 |
| 看取り | 本人・家族の意向 | 自宅での看取りを希望されていることを確認。 | 24時間の連絡体制を整え、急変時の連絡の順番を共有する。 |
| 看取り | 急変時の対応 | 救急要請を行うかどうかの方針を確認。 | 主治医へ連絡することを第一とし、その旨を紙に書いて掲示する。 |
| 医療との連携 | 服薬の管理 | 複数の医療機関から処方があり、重複が疑われることを共有。 | 薬局へ一元管理を依頼し、お薬手帳を1冊にまとめる。 |
| 医療との連携 | 受診の同行 | 家族の就労により受診に同行できないことを共有。 | 通院等乗降介助を利用し、院内は病院職員に引き継ぐ。 |
| 認知症への対応 | 帰宅願望 | 夕方に帰宅願望が出ることを共有。 | 16時以降は一人にせず、家族の帰宅までの時間を通所で埋める。 |
| 認知症への対応 | 服薬の飲み忘れ | 薬を飲んだことを忘れて重ねて飲む場面があることを共有。 | 家族が管理し、訪問介護員が声かけと確認を行う。 |
| 虐待の疑い | 家族の疲弊 | 介護者の疲労が強く、強い口調がみられることを共有。 | 地域包括支援センターへ相談し、短期入所を定期的に組む。 |
| 経済的な課題 | 費用の負担 | 負担割合が2割に変わったことを共有。 | 負担軽減の制度を案内し、優先順位をつけてサービスを組み直す。 |
| 独居 | 安否の確認 | 日中と夜間に一人になる時間があることを共有。 | 民生委員による週1回の見守りと、緊急通報装置の設置を行う。 |
| 災害への備え | 避難 | 避難行動要支援者名簿への登録の有無を確認。 | 未登録のため、市の窓口へ登録の手続きを行う。 |
やむを得ない理由で参加できない事業者への照会
参加できない事業者への照会は、公表資料で繰り返し指摘されているところです。文書と回答の両方を残します。
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 照会した相手 | 事業所名・職種・氏名 |
| 照会した日 | 年月日 |
| 照会の方法 | 文書・FAX・電子メール・電話 |
| 照会した内容 | 検討する項目と、意見を求める点 |
| 回答を受けた日 | 年月日 |
| 回答の内容 | そのままの言葉で |
| 会議での共有 | 会議の場で読み上げたことを記録 |
| 欠席の理由 | 「やむを得ない理由」の内容(急病・災害・遠方等) |
| 保存 | 照会文と回答の写しを保管 |
| 第4表への記載 | 「◯◯事業所については文書により照会し、7月7日に回答を得た」と記載 |
会議に集まる関係機関それぞれの役割は地域包括ケアシステムとはをご覧ください。
この記事の執筆・編集
介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。
