公開日 2026年6月22日 最終更新日 2026年7月17日
申し送りは、シフト交代時に利用者の状態やケアを次の担当者へ確実に伝える、安全なケアの土台です。漏れなく伝えるコツと例文を整理します。
申し送りとは
申し送りは、勤務交代の際に、利用者の状態の変化・実施したケア・注意点などを引き継ぐことです。口頭と記録の両方で行われます。
漏れなく伝えるコツ
- 5W1Hで簡潔に――いつ・誰が・何を・どうしたかを短く。
- 変化とリスクを優先――前回との違い、注意すべき点を先に伝える。
- 事実と判断を分ける――観察した事実と、対応の判断を区別する。
- 次にすべきこと――次の担当者が行う対応を明確に。
書き方の例
「本日午前、体温37.8度。むくみが前日より増加。主治医へ連絡し、夕方の再検温を指示。次勤務帯で検温と水分量の確認をお願いします。」
口頭と記録の使い分け
急ぎや重要なことは口頭でも伝え、記録にも残して「言った・言わない」を防ぎます。記録は誰が読んでも分かる表現にします。
場面別の申し送り例
- 体調変化……「午後から38.0度の発熱。主治医へ連絡済み。次帯で再検温を」
- 転倒……「14時、居室で尻もち。外傷・痛みの訴えなし。経過観察を」
- 服薬……「朝食後薬の飲み忘れあり。昼に服薬確認をお願いします」
よくある質問(FAQ)
Q. 口頭と記録、どちらを優先?
A. 重要なことは両方で行います。口頭で確実に伝え、記録にも残して認識のズレを防ぎます。
Q. 申し送りが長くなりすぎます。
A. 変化とリスク、次にすべきことに絞ると簡潔になります。変わりない項目は省略してかまいません。
申し送りを効率化する
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申し送りの記入例(項目別)
申し送りは、次の勤務者へ利用者の状態と必要な対応を漏れなく伝えるものです。項目別の記入例をまとめました。
| 項目 | 申し送りの例 |
|---|---|
| 体調の変化 | 午後から微熱37.4℃。水分を促し経過観察中。夜間も検温を。 |
| 排泄 | 朝から排便なし。夕方に下剤使用、経過を確認。 |
| 食事・服薬 | 昼食後の内服を確認。夕食は摂取量に注意。 |
| 転倒・事故 | 特になし。 |
| 家族・連絡 | 家族より面会の連絡あり。明日午後に来訪予定。 |
よくある質問(FAQ)
申し送りで大切なことは?
口頭と記録はどう使い分けますか?
漏れをなくすには?
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
この記事の執筆・編集
介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。
