訪問介護は、利用者の自宅で一対一で行うため、利用者やご家族からのハラスメント(カスタマーハラスメント)が起きやすい環境にあります。職員を守り、安心して働ける体制をつくるには、事業所としての対応と、客観的な記録の積み重ねが欠かせません。本記事では、訪問介護のハラスメント対策と記録のポイントを解説します。
訪問介護で起こりうるハラスメント
- 身体的なもの――たたく、物を投げる、つかむ
- 精神的なもの――暴言、理不尽な要求、長時間の拘束
- セクシュアルなもの――不必要な接触、性的な言動
事業所が取るべき対応
- ハラスメントに関する方針とマニュアルを定める
- 職員が相談できる窓口を設ける
- 契約時に利用者・家族へ方針を説明しておく
- 状況に応じて複数名訪問やサービスの見直しを検討する
- 起きた事実は必ず記録し、事業所で共有する
ハラスメントの記録の残し方
対応や再発防止の判断材料になるため、感情ではなく事実を客観的に残すことが重要です。いつ・どこで・誰が・どのような言動があったか(5W1H)を具体的に記録します。
記録の文例
〇月〇日 14時頃、訪問時に利用者より「役立たず」等の暴言が続いた。サービスの継続が困難なため、いったん訪問を切り上げ、サービス提供責任者へ報告。後日、ご家族と今後の対応について話し合うこととした。
起きたときの対応の流れ
- その場では無理に対応せず、安全を最優先に行動する
- 速やかにサービス提供責任者・管理者へ報告する
- 事実を記録し、事業所として対応を検討する
- 必要に応じてケアマネジャー・行政・専門機関に相談する
記録を、負担なく残す
介護記録AI「神マナ」の訪問介護マナは、訪問の直後にスマートフォンへ話すだけで、AIが記録のかたちに整理します。とっさの出来事も、その場で音声で残せるため、事実を漏らさず客観的に記録できます。作成した記録はカイポケへ自動転記でき、職員の負担を増やしません。利用者さま3名まで・期限なく無料でお試しいただけます。
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