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サービス提供責任者(サ責)の仕事|業務内容と必要な資格・書類

サービス提供責任者(サ責)は、訪問介護の質を左右する要のポジションです。「具体的に何をする?」「どんな資格が必要?」「何人配置する?」「扱う書類は?」に、法令の定めをふまえて先に答えます。

30秒でわかるサ責のポイント

  • 仕事――訪問介護計画書の作成、ヘルパーの管理・指導、利用者・家族対応、ケアマネ等との連携。
  • 資格――介護福祉士、実務者研修修了者など(厚生労働大臣が定める者。告示で規定)。
  • 配置――利用者の数が40人またはその端数を増すごとに1人以上(常勤換算方法によることが可能。省令の定め)。一定要件で50人ごとに緩和。
  • 書類――訪問介護計画書、アセスメント・モニタリング記録、サービス提供記録、担当者会議の記録など。

数値は制度改正で変わることがあります。最新の要件・配置基準は所管自治体および原典でご確認ください。

訪問介護のサービス提供責任者に関する対照表。左に国の定め(省令第37号第5条:利用者40人またはその端数ごとに1人以上、常勤換算可/要件を満たす場合は50人ごとに1人以上/告示第118号:介護福祉士その他厚生労働大臣が定める者=実務者研修修了者ほか)、右に貴事業所で確認する欄を、配置の目安・配置の緩和・なれる資格の3項目で並べた図。数値は令和6年度時点の目安。
サービス提供責任者の配置と資格について、国の定め(省令第37号第5条・告示第118号)と自事業所での確認欄を対照した図。数値(40人/50人)は令和6年度時点の目安で、改定により変わります。

サービス提供責任者(サ責)とは

サ責は、訪問介護事業所で利用者とヘルパーをつなぎ、サービス全体を管理する役割です。事業所の規模(利用者数)に応じて、必要な人数を配置することが省令で定められています。

サービス提供責任者(サ責)の仕事

サービス提供責任者(サ責)は、訪問介護事業所で計画作成やヘルパーの管理などを担う職種です。

業務 内容
訪問介護計画書の作成 ケアプランに沿って計画を作成
ヘルパーの管理 シフト調整・指導・同行
利用者・家族対応 相談対応・アセスメント
関係機関との連携 ケアマネ・医療機関との連携

主な業務(くわしく)

  • 訪問介護計画書の作成・見直し――アセスメントをふまえ、利用者ごとに目標と援助内容を計画する。
  • アセスメント・モニタリング――利用者宅を訪問し、状態や生活課題を把握し、見直す。
  • 訪問介護員(ヘルパー)の管理・指導――シフト調整、同行研修、技術指導、相談対応を行う。
  • 関係機関との連携――ケアマネジャーやサービス担当者会議との連絡・調整。
  • 利用者対応・記録管理――契約・説明、苦情・事故対応、記録の管理など。

必要な資格

サ責は、省令で「介護福祉士その他厚生労働大臣が定める者であって、専ら指定訪問介護の提供に当たる者」とされています。厚生労働大臣が定める者は告示で規定されており、主に次が挙げられます。

  • 介護福祉士
  • 実務者研修の修了者
  • (旧制度)介護職員基礎研修課程の修了者/訪問介護員養成研修1級課程の修了者

このほか、介護職員初任者研修修了者で一定の実務経験がある場合など、細かな取扱いが告示・通知で定められています。要件は制度改正で変わることがあるため、最新の基準と告示の原典をご確認ください。

配置基準(利用者数とサ責の人数)

サ責の配置人数は、事業所の利用者数に応じて省令で定められています。告示の定めと、貴事業所の状況を突き合わせてご確認ください。

告示の定め(省令の配置基準) 貴事業所の記入欄
利用者の数が40人またはその端数を増すごとに1人以上(常勤換算方法によることが可能) (例)利用者85名 → サ責(常勤換算)  名
→ 40人ごと基準では  名以上が目安
一定の要件(常勤のサ責を3人以上配置し、業務に主として従事する者を1人以上配置等)を満たす場合、50人ごとに1人以上に緩和 (例)緩和要件に該当する/しない( )
該当する場合の配置数  名

上記は算定の目安です。常勤換算の数え方、緩和要件の詳細、資格に応じた取扱いは所管自治体および原典でご確認ください。基準を満たしているかは、貴事業所の登録内容と告示を突き合わせてご判断ください。

サ責の1か月の業務フロー(例)

  • 月初――新規・変更依頼の受付、ケアプランの確認、アセスメント日程の調整。
  • 月中――訪問介護計画書の作成・交付、モニタリング訪問、ヘルパーへの指示・同行研修。
  • 月末――サービス提供記録の点検、担当者会議への出席・記録、翌月シフトの調整。
  • 随時――苦情・事故対応、ケアマネ・医療機関との連絡調整、契約・重要事項の説明。

サ責が扱う主な書類と記入のヒント

  • 訪問介護計画書
  • アセスメントシート・モニタリング記録
  • サービス提供記録
  • 担当者会議の記録 など

訪問介護計画書は、ケアプランの方針を訪問介護の具体的な援助内容に落とし込む書類です。抽象的な表現ではなく、実施できる形で書くのがポイントです。

(例)訪問介護計画書の書き方(氏名は伏字)

  • 利用者:A様(要介護2)
  • 長期目標:住み慣れた自宅で、清潔を保ちながら生活を続けられる。
  • 短期目標:週2回の入浴介助で、皮膚トラブルなく入浴できる。
  • 援助内容:身体介護(入浴介助・見守り的援助)/火・金 10:00〜10:45/担当ヘルパーB。
  • 留意点:右膝に痛みの訴えあり。浴室内は必ず見守り、移動はゆっくり声かけ。

※実際の様式・記載項目は事業所や自治体の指定に従ってください。

記録や利用者情報をAI・外部ツールに渡す際は、氏名・被保険者番号などの個人情報を伏字にする、事業所内のルールや同意の範囲を確認するなど、個人情報の取扱いにご注意ください。

サ責が抱えやすい課題と効率化

サ責は計画作成・ヘルパー管理・記録・調整を一手に担うため、業務が集中しがちです。訪問介護計画書や実施記録をデジタルで効率化すると、事務負担を軽くし、利用者と向き合う時間を確保しやすくなります。

サ責の書類業務を効率化する

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運営指導で実際に公表されている指摘|出典つき

サービス提供責任者は配置・勤務表・記録の点検の3方向から確認されます。

公表されている指摘 公表元
サービス提供責任者に常勤専従の者が配置されていない事例(「従業者の員数の不備」12件・7.0%) 長野県の令和6年度運営指導結果(訪問介護)
サービス提供責任者は常勤の訪問介護員のうち、利用者の数が40又はその端数を増すごとに1人以上配置する必要がある 宇都宮市の資料
常勤のサービス提供責任者が他サービス事業所の管理者や有料老人ホームの管理者等を兼務していた事例/非常勤のサービス提供責任者の勤務時間が、常勤の訪問介護員等が勤務すべき時間数の2分の1以上に達していない事例 金沢市の資料
事業所ごとに勤務表が適切に作成されていない事例(「勤務体制の確保等の不備」32件・18.6%)。他事業所との兼務関係が明確になっていない、常勤・非常勤の別が誤っている、勤務表と勤務実績が不整合 長野県の令和6年度運営指導結果/福井市の令和7年度集団指導資料
指定内容の変更を10日以内に届け出ていない。届け忘れが多い事項としてサービス提供責任者(訪問介護)が示されている 福井市の令和7年度集団指導資料
サービス提供の記録について、サービス提供責任者による記録の点検が十分に行われていない 堺市の集団指導資料「サービスの提供の記録」
訪問介護員から利用者の体調の急変等について電話で報告を受けた際に、その電話でサービス提供責任者から指示を行っているが、その内容に関する文書等の記録を保存していなかった(特定事業所加算の要件) 仙台市の集団指導資料
初回加算を算定する場合は、サービス提供責任者が訪問(同行)したことをサービス提供結果記録に残すこと 愛知県の主な指示事項

配置の考え方|確認すること

項目 定め 自事業所で確認すること
人数 常勤の訪問介護員等のうち、利用者の数が40又はその端数を増すごとに1人以上 当月の利用者数と、配置している人数
常勤 当該事業所における勤務時間が、事業所で定められた常勤の従業者が勤務すべき時間数(32時間を下回る場合は32時間)に達していること。雇用の形態ではない 勤務表上の週の勤務時間
専従 原則として専ら職務に従事する 他事業所の管理者等との兼務がないか
非常勤で配置する場合 常勤の訪問介護員等が勤務すべき時間数の2分の1以上に達していること 非常勤サ責の勤務時間
資格要件 介護福祉士等、定められた資格を有すること 資格証の写しを保管しているか
勤務表 事業所ごと・月ごとに作成。常勤/非常勤の別、兼務関係を明記 兼務の時間が区分して書かれているか
変更したとき 10日以内に変更届 届出の控えがあるか
欠員が生じたとき 速やかに補充し、必要な届出を行う 欠員の期間と、対応の記録

サービス提供責任者の業務と、残す記録

業務 やること 残す記録
訪問介護計画の作成 アセスメントに基づき作成し、説明・同意・交付 作成日・説明日・同意日・交付日
アセスメント 自事業所として実施する(ケアプランを受け取るだけにしない) 実施日・訪問者・確認した動作と環境
モニタリング 計画の実施状況を把握し、必要に応じて変更 実施日・目標の達成状況・変更の要否
訪問介護員への指示 文書等の確実な方法で伝達する 指示書・申し送りの記録
提供後の報告を受ける 訪問介護員から実施内容の報告を受ける 報告の記録
電話での指示 急変等の連絡を受けて指示したとき 電話でも内容を文書に残す(仙台市の指摘)
記録の点検 サービス提供記録の内容を確認する 点検した日と、指摘した内容
初回加算の同行 新規利用者の初回に訪問(同行)する 同行した日と、同行者の氏名
担当者会議への出席 ケアプランの検討に参加する 出席日・検討内容・発言
研修の計画と実施 訪問介護員ごとの研修計画を策定し実施する 個別研修計画・実施記録
会議の主宰 おおむね1月に1回以上、全員参加の会議を開く 開催記録と参加者名簿
苦情への対応 受付・対応・再発防止 受付日・内容・対応・結果

つまずきやすいところ

よくあること なぜ問題か どうするか
人数が足りているつもりだった 利用者40人ごとに1人以上。端数も1人分 当月の利用者数から必要人数を毎月確認する
「常勤」を雇用形態で判断していた 常勤は勤務時間で判断するとされている 勤務表で週の勤務時間を確認する
他事業所の管理者を兼務していた 公表資料で名指しされている 兼務の可否を指定権者に確認する
非常勤サ責の勤務時間が足りない 2分の1以上が必要とされている 勤務表で時間を確認する
変更届を出し忘れた 届け忘れが多い事項として挙げられている 変更が決まった日から10日以内に出す
電話での指示を記録していない 特定事業所加算で名指しされている 電話でも内容と時刻を記録する
記録の点検をしていない 公表資料で指摘されている 点検の頻度と担当を決め、記録を残す

訪問介護計画書は訪問介護計画書の書き方、アセスメントは訪問介護のアセスメント、特定事業所加算は訪問介護の特定事業所加算をご覧ください。要件・運用は保険者により異なります。

サ責の年間カレンダー|月ごとに「作る文書・書く項目・残す記録」(12か月・記入欄つき)

サービス提供責任者の仕事は、毎月くり返すもの(計画・記録・勤務表)と、年に1回・半年に1回しか回ってこないもの(研修計画、委員会、訓練)が混ざっています。後者は「気づいたときには年度が終わっていた」が起きやすく、運営指導の場面では開催記録そのものが確認文書として求められます。下の表は、年度(4月始まり)で1年分を並べ、その月に作る文書・その文書に書く項目・残す記録を対にしたものです。右端は貴事業所の記入欄です。月の置き方は例であり、貴事業所の実情に合わせて動かしてください。

月 その月に作る文書(置き方の例) その文書に書く項目 残す記録 貴事業所の記入欄
4月 年度の研修計画(訪問介護員等ごと・サービス提供責任者ごと)/年度の勤務表様式の切替 研修の目標、内容、研修期間、実施時期/勤務表は日々の勤務時間、勤務の内容、常勤・非常勤の別、兼務関係、サービス提供責任者である旨 研修計画を作成した日、事業所内に周知した日と方法(会議・掲示・書面配付のいずれか) 作成日( 月 日)/周知日( 月 日)/周知方法(  )
5月 前年度の苦情・事故・ヒヤリハットの集計表/再発防止の取組の見直し 受付日、内容、対応、結果、再発防止として変えた手順、変えた手順を誰にいつ伝えたか 集計表と、見直した手順書の改訂日・改訂前後の差 集計期間( 年 月〜 年 月)/件数( 件)/手順書改訂日( 月 日)
6月 感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための対策を検討する委員会(上半期)/指針の見直し 開催日、出席者、検討した事項、決めたこと、次回までの宿題 委員会名簿、委員会の記録、指針の版と改訂日 開催日( 月 日)/出席者( 名)/指針の版(  )
7月 業務継続計画(感染症・非常災害)に基づく研修及び訓練(上半期) 訓練の想定(何が起きた設定か)、参加者、実際に動いた手順、動かなかった手順 研修及び訓練計画、実施記録、計画の見直しの記録 実施日( 月 日)/想定(  )/参加者( 名)
8月 個別研修計画の中間確認(前期に実施できた分・できていない分)/夏場の水分と室温に関する留意事項の伝達文 訪問介護員ごとの実施済み項目、未実施項目、後期にいつ実施するか 研修の実施記録(日付・講師・内容・出席者)と、後期分の日程を決めた記録 確認日( 月 日)/未実施者( 名)/後期日程( 月 日)
9月 虐待の発生・再発の防止のための対策を検討する委員会(上半期)/指針の確認 開催日、出席者、検討した事例(匿名化)、周知の方法、担当者の氏名 委員会の開催記録、指針、研修計画・実施記録、担当者を設置したことが分かる文書 開催日( 月 日)/担当者(  )/周知日( 月 日)
10月 上半期の勤務表・常勤換算の点検表/ハラスメント防止のための方針の再周知 各人の実勤務時間、常勤の従業者が勤務すべき時間数、兼務先ごとの区分、算入の考え方 点検した日、点検した人、原資料(出勤簿・タイムカード)と突き合わせた旨 点検日( 月 日)/点検者(  )/差異の有無(有・無)
11月 感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための対策を検討する委員会(下半期)/緊急時対応マニュアルの見直し 発熱者が出たときの連絡順、主治の医師への連絡方法、訪問の順序を入れ替える判断の材料 委員会の記録、マニュアルの改訂日、改訂を伝えた会議の議事録 開催日( 月 日)/マニュアル改訂日( 月 日)
12月 年末年始の体制表/緊急時連絡網の更新/年末年始の訪問予定の変更通知 休業日、当番のサービス提供責任者、連絡先、変更した訪問の日時と代替の担当者 利用者・家族へ知らせた日と方法、介護支援専門員へ知らせた日、承諾を得た記録 周知日( 月 日)/当番(  )/変更件数( 件)
1月 業務継続計画に基づく研修及び訓練(下半期)/非常災害時の連絡訓練 安否確認の順序、連絡がつかなかった利用者への次の手、訪問を止める判断と再開の判断 実施記録、うまくいかなかった点、計画のどこを直したか 実施日( 月 日)/未達の項目(  )/計画改訂日( 月 日)
2月 次年度の研修計画の素案/契約書・重要事項説明書の見直し点の洗い出し 次年度に足す研修(前年度の苦情・事故から拾ったもの)、重要事項説明書と運営規程の記載の食い違い 素案を検討した会議の議事録、見直し点の一覧と担当者 素案作成日( 月 日)/見直し点( 件)
3月 虐待の発生・再発の防止のための対策を検討する委員会(下半期)/年度末の記録点検/次年度の運営規程・勤務表の準備 年度内の計画作成・変更の件数、モニタリングの実施漏れ、記録の点検で直した箇所 点検表(利用者ごとに、計画作成日・同意日・交付日・モニタリング実施日) 点検日( 月 日)/未実施の利用者( 名)/是正日( 月 日)

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

毎月くり返すもの|日付を決めて固定する12項目

年に1回のものより、毎月のものの方が抜けます。抜けたことに気づく仕組みが「いつやるかを日付で決めて、やった日を書く」ことです。下の表は月内の置き場所の例です。

月内の時期 やること 作る文書・触る文書 残す記録 貴事業所の記入欄
月初(1〜5日) 当月の利用者数を数え、配置の状況と突き合わせる 利用者一覧、勤務表、配置状況の計算表 数えた日、数えた人、算出の根拠(給付管理票等の何を見たか) 利用者数( 名)/確認日( 月 日)
月初 受け取った居宅サービス計画と訪問介護計画を突き合わせる 居宅サービス計画(第1表・第2表)、訪問介護計画 曜日・時間・サービス内容の相違の有無、相違があった場合の連絡先と結果 突合日( 月 日)/相違(有・無)
月初 前月分のサービス提供記録を点検する サービス提供記録 点検した日、点検した人、直すよう伝えた内容と、直ったことを確認した日 点検日( 月 日)/指摘( 件)
上旬 新規・変更の依頼を受け、アセスメントの日程を決める 受付簿、アセスメントシート 依頼を受けた日時、依頼元、訪問日、同席者 受付日( 月 日)/訪問日( 月 日)
中旬 訪問介護計画の作成・変更、説明・同意・交付 訪問介護計画書、同意書、手順書 作成日、説明日、同意日、交付日を別々に書く 作成( 月 日)/説明( 月 日)/同意( 月 日)/交付( 月 日)
中旬 モニタリング訪問(目標の達成状況を見る) モニタリングシート 訪問日時、確認した動作、達成状況、計画変更の要否と理由 実施日( 月 日)/変更(要・不要)
中旬 訪問介護員等への文書等による事前の伝達 指示書・申し送り、手順書 伝えた日時、相手、伝えた内容、受け取った旨の確認 伝達日( 月 日)/相手( 名)
中旬 同行訪問(技術指導・状況確認) 同行訪問記録 同行した日時、同行相手、見た場面、伝えたこと、次回までの課題 同行日( 月 日)/同行者(  )
下旬 会議(訪問介護員等が参加するもの)の開催 会議議事録、出席簿 開催日、主宰者、議題、参加者名、欠席者へ伝えた日と方法 開催日( 月 日)/参加( 名)/欠席( 名)
下旬 サービス担当者会議への出席、照会への回答 サービス担当者会議の記録、照会への回答文 出席日、発言した内容、照会に回答した日と内容 出席日( 月 日)/照会回答( 月 日)
月末 翌月のシフトを組み、変更点を利用者・家族と介護支援専門員へ知らせる 勤務表、訪問予定表 担当を変えた利用者、知らせた日、相手、返答 変更( 件)/連絡日( 月 日)
月末 請求前に、記録と計画と予定の3つを突き合わせる サービス提供記録、訪問介護計画、居宅サービス計画 実際の開始・終了時刻、予定と異なった訪問とその理由 突合日( 月 日)/相違( 件)

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

年に1回・半年に1回しか回らないもの|定めと、貴事業所の確認欄

下表の左は、厚生労働省の運営指導マニュアル別添1(訪問介護)に確認項目・確認文書として挙げられている事項です。右は貴事業所の記入欄です。開催の間隔や運用の細部は制度改正や保険者(指定権者)の取扱いで変わることがあるため、原典と所管窓口でご確認ください。

事項 別添1に挙げられている確認項目(要旨) 別添1に挙げられている確認文書 貴事業所の記入欄
勤務体制の確保等 資質向上のために研修の機会を確保しているか 研修計画、実施記録 年度の研修計画(有・無)/作成日( 月 日)
勤務体制の確保等 性的言動、優越的な関係を背景とした言動による就業環境が害されることの防止に向けた方針の明確化等の措置を講じているか 方針、相談記録 方針の周知日( 月 日)/相談窓口(  )
業務継続計画の策定等 感染症、非常災害発生時のサービスの継続実施及び早期の業務再開の計画の策定及び必要な措置を講じているか/周知、研修及び訓練を実施しているか/見直しを行っているか 業務継続計画、研修及び訓練計画、実施記録 計画の版(  )/訓練日( 月 日・ 月 日)
衛生管理等 感染症又は食中毒の予防及びまん延の防止のための対策を検討する委員会を6か月に1回開催しているか/訪問介護員等の日々の感染罹患状況や健康状態を確認しているか 委員会名簿、委員会の記録、指針、研修の記録及び訓練の記録 開催日( 月 日・ 月 日)/健康確認の方法(  )
虐待の防止 対策を検討する委員会を定期的に開催し訪問介護員等に周知しているか/指針を整備しているか/研修を実施しているか/担当者を設置しているか 委員会の開催記録、指針、研修計画・実施記録、担当者を設置したことが分かる文書 開催日( 月 日・ 月 日)/担当者(  )
秘密保持等 個人情報の利用に当たり利用者及び家族から同意を得ているか/退職者を含む従業者が秘密を保持することを誓約しているか 個人情報同意書、従業者の秘密保持誓約書 同意書の保管場所(  )/誓約書の未提出者( 名)
苦情処理 苦情受付の窓口があるか/受付、内容等を記録、保管しているか/内容を踏まえたサービスの質の向上の取組を行っているか 苦情の受付簿、苦情者への対応記録、苦情対応マニュアル 受付簿の最終記入日( 月 日)/改善した手順( 件)
事故発生時の対応 対応方法は定まっているか/市町村、家族、居宅介護支援事業者等に報告しているか/事故状況、対応経過が記録されているか/再発防止のための取組を行っているか 事故対応マニュアル、報告の記録、再発防止策の検討の記録、ヒヤリハットの記録 報告先と報告日(  ・ 月 日)/再発防止の検討日( 月 日)
運営規程 従業者の職種、員数及び職務の内容、営業日及び営業時間、通常の事業の実施地域、緊急時等における対応方法、虐待の防止のための措置に関する事項等を定めているか 運営規程 最終改訂日( 月 日)/重要事項説明書との一致(確認済・未確認)
内容及び手続の説明及び同意 利用申込者又はその家族への説明と同意の手続きを取っているか/重要事項説明書の内容に不備等はないか 重要事項説明書(同意があったことがわかるもの)、利用契約書 直近の改訂日( 月 日)/再説明が要る利用者( 名)

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

場面別|サ責の記録に、そのまま貼れる完成文(15場面・52例)

サービス提供責任者の記録が薄くなるのは、動いた事実(電話・訪問・調整)が頭の中だけで完結し、書くときには「連絡した」「調整した」に縮んでしまうからです。以下は、場面ごとにそのまま貼って日付と氏名だけ差し替えられる完成文です。氏名は伏字にしています。時刻・数値・観察の根拠を必ず含む形にしてあります。

依頼を受けてから計画を交付するまで(5場面・18例)

場面 書く欄 そのまま貼れる完成文(日付・氏名を差し替える)
新規の依頼を受けた 受付記録 4月8日(火)14:20、居宅介護支援事業所Xの介護支援専門員C氏より電話で新規依頼を受けた。A様(要介護2・80代女性)、希望は週2回の入浴介助と週1回の買い物同行。退院日は4月12日(土)、初回訪問の希望は4月15日(火)午前。第1表・第2表は4月10日(木)までに送付いただくことを確認した。
新規の依頼を受けた 受付記録 4月8日(火)14:35、当方より当事業所の空き状況を確認し、火・金の10:00〜10:45枠であれば4月15日(火)から対応可能である旨をC氏へ回答した。担当ヘルパーはB氏を予定、代替はD氏とすることを内部で確認した。
新規の依頼を受けた 受付記録 4月9日(水)11:00、A様のご長女E氏へ電話。初回訪問の日時(4月15日(火)10:00)と、当日はサービス提供責任者と担当ヘルパーの2名で伺うことをお伝えし、了承を得た。玄関の鍵の受け渡し方法(ご長女が在宅して開錠)を確認した。
新規の依頼を受けた 受付記録 4月10日(木)16:10、居宅介護支援事業所Xより第1表・第2表をファクスで受領。第2表の訪問介護欄は「入浴介助(見守り的援助を含む)週2回」「買い物同行 週1回」。受領した旨をC氏へ電話で伝え、訪問介護計画は4月14日(月)までに作成する旨を伝えた。
アセスメントに行った アセスメント記録 4月11日(金)10:00〜10:50、A様宅を訪問(同席:ご長女E氏)。浴室は洗い場と浴槽の段差が約35cm、手すりは浴槽横に1本のみ。またぎ動作は右手で手すりを持てば可能だが、右膝に痛みの訴えがあり、体重をかけると顔をしかめる場面が2回あった。移動は屋内は伝い歩き、屋外は杖を使用。
アセスメントに行った アセスメント記録 4月11日(金)、A様より「湯船につかりたいが一人では怖い」との訴えあり。ご長女E氏からは「週末は自分が入浴を手伝えるが、平日は仕事で不在」との情報を得た。台所の動線に新聞紙の束が積まれており、つまずきの原因となる旨をお伝えし、E氏が片付けることとなった。
アセスメントに行った アセスメント記録 4月11日(金)、移動の状況について「屋内は伝い歩きで可、浴室内は見守りと一部介助が要る」と記録した。サービス内容に移動の介助を位置付けるため、移動の項目を「自立」とはせず、浴室内の移動のみ「見守り・一部介助」と区分して記載した。
アセスメントに行った アセスメント記録 10月14日(火)、要介護認定の更新(要介護2→要介護3)に伴い、アセスメントを実施し直した。前回(4月11日)からの変化は、浴槽のまたぎに介助が要るようになったこと、買い物の荷物を持つと5分程度で息切れが出ること。この2点を踏まえ訪問介護計画の変更を検討する。
サービス担当者会議に出た 会議の記録 4月12日(土)13:30〜14:15、A様宅にてサービス担当者会議に出席。出席者はA様、ご長女E氏、介護支援専門員C氏、当方(サービス提供責任者)、福祉用具事業所F氏。当方からは、浴室の段差が約35cmで手すりが1本のみであること、入浴時は洗い場での見守りと浴槽出入りの一部介助が要ることを報告した。
サービス担当者会議に出た 会議の記録 4月12日(土)の会議で、当方より浴室内の手すり増設(またぎ側)を提案。福祉用具事業所F氏が4月18日(金)に採寸に伺うこととなった。設置までの間は、ヘルパーが浴槽の出入りを介助し、滑り止めマットを使用することで合意した。
サービス担当者会議に出た 会議の記録 4月12日(土)の会議で、買い物同行について、A様が「自分で商品を選びたい」との希望を述べられた。当方より、荷物はヘルパーが持ち、商品の選択と支払いはA様が行う分担とし、レシートと釣銭は毎回その場で確認いただく運用を提案し、合意を得た。
訪問介護計画を作った 訪問介護計画書 長期目標:手すりと見守りを使いながら、週2回の入浴を続け、皮膚トラブルなく自宅での生活を続ける(期間:4月15日〜10月14日)。短期目標:浴槽の出入りを、手すりと一部介助で痛みの訴えなく行える(期間:4月15日〜7月14日)。
訪問介護計画を作った 訪問介護計画書 援助内容:身体介護(入浴介助・見守り的援助)/火・金 10:00〜10:45/担当ヘルパーB。手順:①脱衣所の室温を確認(20度を下回る場合は暖房を入れる)②洗い場までは右手で手すりを持ち、左側から見守り③浴槽の出入りは正面から一部介助④出浴後、右膝と背部の皮膚を目視で確認。
訪問介護計画を作った 訪問介護計画書 援助内容:生活援助(買い物同行)/水 14:00〜14:45/担当ヘルパーD。手順:①出発前に買う品と予算をA様と一緒に紙に書く②店内はカートを支えに歩いていただき、ヘルパーは右後方で見守り③支払いはA様が行い、釣銭とレシートをその場で一緒に確認④荷物はヘルパーが持ち、自宅の台所まで運ぶ。
訪問介護計画を作った 訪問介護計画書 留意点:右膝に痛みの訴えあり。痛みが強い日は浴槽に入らずシャワー浴に切り替え、その旨をサービス提供責任者へ当日中に連絡する。浴室内では利用者から目を離さない。台所の動線に物が置かれていた場合は、ご長女E氏へ連絡のうえ移動する。
説明と同意を得た 計画書・同意欄 4月14日(月)15:00〜15:30、A様宅にて訪問介護計画書を読み上げてご説明した(同席:ご長女E氏)。長期目標・短期目標・手順・留意点を一つずつ確認し、A様より「浴槽に入るところを手伝ってもらえるなら安心」との発言があった。同日、A様より署名をいただき、計画書の写しを交付した。
説明と同意を得た 計画書・同意欄 作成日4月14日(月)/説明日4月14日(月)/同意日4月14日(月)/交付日4月14日(月)。交付の相手:A様本人(ご長女E氏同席)。交付方法:紙の写しを手渡し。控えは利用者ファイルに綴った。
説明と同意を得た 計画書・同意欄 7月8日(火)、短期目標の期間満了に伴い計画を見直した。変更点は、浴槽の出入りを「一部介助」から「手すり使用のうえ見守り」に変更したこと。7月9日(水)14:00にA様へ変更内容をご説明し同意を得て、同日に変更後の計画書を交付した。変更前の計画書は差し替えずに保管している。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

ヘルパーとやり取りする場面(4場面・14例)

場面 書く欄 そのまま貼れる完成文(日付・氏名を差し替える)
初回訪問に同行した サービス提供記録(同行の記載) 4月15日(火)10:00〜10:45、A様宅にサービス提供責任者(当方)がヘルパーBに同行した。訪問介護計画に沿って入浴介助を実施。当方は脱衣所で待機し、浴槽の出入り時のみ介助に入った。同行者:サービス提供責任者(氏名)、訪問介護員B。
初回訪問に同行した サービス提供記録(同行の記載) 4月15日(火)、同行時の観察:脱衣所の室温18度(暖房を入れて21度まで上げてから脱衣)。浴槽のまたぎは右手で手すりを持ち、左手を当方が支えて実施。所要は約4分。出浴後、右膝の内側に軽度の発赤を認めたが、A様は「痛みはいつもと同じ」とのこと。次回訪問時に同部位を再確認するようヘルパーBへ伝えた。
初回訪問に同行した サービス提供記録(同行の記載) 4月15日(火)10:50、訪問後に玄関前でヘルパーBと5分間の振り返りを行った。伝えた点は①脱衣所の室温を必ず先に確認すること②浴槽の出入りは正面に立って支えること③出浴後に右膝を目視すること。ヘルパーBより「浴槽の縁が滑るので、乾いたタオルを縁に掛けたい」との提案があり、次回から実施することとした。
ヘルパーへ指示した 指示書・申し送り 4月14日(月)17:00、ヘルパーB・Dに対し、A様の訪問介護計画書と手順書を紙で手渡し、内容を口頭で説明した。特に伝えた事項:右膝の痛みの訴え、浴室内で目を離さないこと、痛みが強い日はシャワー浴に切り替え当日中に当方へ連絡すること。両名より受領のサインを得た。
ヘルパーへ指示した 指示書・申し送り 5月7日(水)8:30、ヘルパーDへ電話。本日の買い物同行について、昨日ご長女E氏より「冷蔵庫に牛乳が3本残っている」と連絡があったため、買う品の相談時に牛乳の在庫を一緒に確認するよう指示した。指示の内容は同日8:40に申し送り簿へ記入し、Dより既読の返信を得た。
ヘルパーへ指示した 指示書・申し送り 6月3日(火)7:50、ヘルパーBより「発熱37.9度、本日出勤できない」と連絡。当方は同8:10にヘルパーGへ電話し、A様宅10:00〜10:45の訪問を依頼。手順書の要点(脱衣所の室温確認、浴槽の出入りは正面から介助、出浴後の右膝の目視)を電話で伝え、同8:20に同内容を文書で送付した。
同行訪問で技術指導した 同行訪問記録 5月20日(火)10:00〜10:45、ヘルパーGに同行(A様宅・入浴介助)。Gは浴槽の出入り時に利用者の背後に立っていたため、訪問後に「正面に立ち、両脇ではなく前腕を支える」よう実演して伝えた。次回(5月23日)に同じ場面を当方が確認する。
同行訪問で技術指導した 同行訪問記録 5月23日(金)10:00〜10:45、ヘルパーGに再度同行。前回指導した「正面に立ち前腕を支える」介助が実施できていることを確認した。A様より「前より怖くない」との発言あり。所要は前回より約1分短かった。指導事項は完了とし、次の課題は洗髪時の声かけの間隔とした。
同行訪問で技術指導した 同行訪問記録 7月1日(火)、新任ヘルパーHの同行3回目。手順書の①〜④のうち、④(出浴後の皮膚の目視)が抜けていたため、その場で当方が実施して見せ、記録の書き方(部位・色・本人の訴え)を示した。H本人に、次回は自分で記録を書いてから当方へ見せるよう伝えた。
ヘルパーから報告を受けた 報告の記録 6月10日(火)11:05、ヘルパーBより電話で報告。A様が浴室で立ち上がる際にふらつき、手すりをつかんで持ちこたえた。転倒はなく、外傷や痛みの訴えもなし。当方より、本日中にご長女E氏へ連絡すること、次回訪問時は浴槽への出入りを見合わせシャワー浴とすることを指示し、11:20に指示内容を申し送り簿へ記入した。
ヘルパーから報告を受けた 報告の記録 6月10日(火)11:30、当方より介護支援専門員C氏へ電話。本日のふらつきの状況、外傷がないこと、次回はシャワー浴に切り替えることを伝えた。C氏より「かかりつけ医の受診が6月13日にあるので、その際に膝の状態を確認していただく」との回答を得た。
ヘルパーから報告を受けた 報告の記録 8月5日(火)14:50、ヘルパーDより「買い物同行中、A様が店内で2度立ち止まり息切れがあった。休憩を挟んで帰宅、帰宅時の様子は落ち着いていた」と報告。当方より、次回は買う品を5点以内に減らし、店内のベンチで一度休憩を入れるよう指示した。ご長女E氏へは同日15:10に電話で報告済み。
ヘルパーから報告を受けた 報告の記録 9月2日(火)、ヘルパーBより「A様のご長女から、夜間にトイレへ行く回数が増えていると相談された」との報告。当方は、ヘルパーが回答せず当方へつなぐ運用であることを確認したうえで、同日16:00にご長女E氏へ電話し、9月4日(木)のケアマネジャーとの連絡時に共有する旨を伝えた。
ヘルパーから報告を受けた 報告の記録 10月21日(火)、ヘルパーGより「玄関の電球が切れていて夕方は足元が暗い」とのヒヤリハット報告(実害なし)。当方は同日中にご長女E氏へ連絡し、10月23日(木)に交換されたことを10月28日(火)の訪問時にヘルパーGが確認した。ヒヤリハット記録に、報告日・対応日・確認日の3つを記載した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

利用者・家族の動きに応じる場面(3場面・10例)

場面 書く欄 そのまま貼れる完成文(日付・氏名を差し替える)
苦情を受けた 苦情の受付簿 7月14日(月)9:40、ご長女E氏より電話で申し出。内容は「7月11日(金)の訪問で、洗面所の床が濡れたままだった。母が滑ると困る」。受付者:サービス提供責任者(氏名)。当方より、事実を確認のうえ本日中に折り返す旨をお伝えした。
苦情を受けた 苦情への対応記録 7月14日(月)10:20、ヘルパーBに確認。当日は次の訪問が11:00からで、退室を急ぎ床の拭き取りが不十分であったとのこと。同10:50、ご長女E氏へ電話し、事実と経緯をお伝えして謝罪した。再発防止として、手順書に「退室前に洗面所と浴室の床を拭き、乾いたことを目で確認する」を追記することをお伝えし、了承を得た。
苦情を受けた 苦情への対応記録 7月15日(火)、手順書を改訂(版1.1)。改訂内容を同日17:00の会議でヘルパーB・D・G・Hへ説明し、出席簿に記名を得た。欠席のヘルパーIへは7月16日(水)9:00に電話で伝え、同日中に改訂版を郵送した。7月18日(金)の訪問後、当方が洗面所の床の状態を確認し、乾いていることを確認した。
事故の報告を受けた 事故の記録 8月26日(火)10:32、ヘルパーBより電話。10:25頃、A様が浴室から脱衣所へ移る際に右足を滑らせ、尻もちをついた。意識清明、痛みの訴えは右臀部に軽度、外傷なし。ヘルパーBが本人を椅子に座らせ、当方の到着まで付き添うよう指示した。当方は10:50に現地着。
事故の報告を受けた 事故の記録 8月26日(火)11:00、当方が状態を確認。右臀部に発赤あり、腫脹なし。立位・歩行は可能だが、椅子から立つ際に痛みの訴えあり。同11:10、ご長女E氏へ電話し状況を報告。同11:20、介護支援専門員C氏へ電話。同11:40、かかりつけ医へ連絡し、本日15:00に受診することとなった(ご長女が同行)。
事故の報告を受けた 事故の記録 8月26日(火)17:30、ご長女E氏より受診結果の連絡(打撲、骨折なし、経過観察)。同日中に保険者(指定権者)の様式により事故報告を作成し、8月27日(水)に提出した。再発防止として、脱衣所と浴室の境に吸水マットを敷くこと、出浴後は必ず一度腰かけてから移動することを手順書に追記し、8月28日(木)の会議で全員へ伝えた。
事故の報告を受けた 事故の記録 8月26日(火)の事故について、9月30日(火)に再発防止の効果を確認した。8月28日以降の入浴介助12回すべてで、出浴後に腰かける手順が実施されていることをサービス提供記録で確認した。同種の転倒は発生していない。確認者:サービス提供責任者(氏名)。
利用者の状態が変わった モニタリング・変更の記録 10月14日(火)11:00〜11:40、A様宅を訪問しモニタリングを実施。短期目標「浴槽の出入りを手すりと一部介助で痛みの訴えなく行える」について、9月以降の12回中8回で痛みの訴えがあり、達成には至っていない。要介護認定が要介護3に更新されたことも踏まえ、計画の変更が要ると判断し、介護支援専門員C氏へ同日13:00に連絡した。
利用者の状態が変わった モニタリング・変更の記録 10月17日(金)、居宅サービス計画の変更(入浴を週2回のまま、うち1回をシャワー浴に変更)を受け、訪問介護計画を変更した。変更点:火曜は浴槽入浴、金曜はシャワー浴とし、手順書を2種類に分けた。10月18日(土)14:00にA様へ説明し同意を得て、同日交付した。
利用者の状態が変わった モニタリング・変更の記録 10月20日(月)17:00、変更後の手順書をヘルパーB・G・Hへ配付し、シャワー浴の手順(座位を保つ椅子の位置、湯温の確認、洗髪時の声かけ)を説明した。10月24日(金)の初回のシャワー浴には当方が同行し、手順どおりに実施されていることを確認した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

体制が変わる場面・終了する場面(3場面・10例)

場面 書く欄 そのまま貼れる完成文(日付・氏名を差し替える)
ヘルパーが辞めた 引継ぎの記録 11月5日(水)、ヘルパーBより11月30日(日)付での退職の申し出を受けた。担当していた利用者は6名(A様ほか)。11月7日(金)に引継ぎ計画を作成し、利用者ごとに後任、同行日、利用者・家族へ知らせる日を一覧にした。
ヘルパーが辞めた 引継ぎの記録 11月10日(月)15:00、A様とご長女E氏へ電話。11月30日でヘルパーBが交代し、12月2日(火)から後任はヘルパーGとなること、11月18日(火)と11月25日(火)の2回はBとGが2人で伺うことをお伝えし、了承を得た。介護支援専門員C氏へは同日15:20に電話で伝えた。
ヘルパーが辞めた 引継ぎの記録 11月18日(火)10:00〜10:45、ヘルパーBとGが同時に訪問し、手順の引継ぎを行った(当方も同行)。引継ぎ事項:脱衣所の暖房のスイッチ位置、浴槽の縁に乾いたタオルを掛ける手順、出浴後の右膝の目視。GがBの前で一連の介助を実施し、Bより補足を受けた。
ヘルパーが辞めた 勤務表・体制の記録 11月30日(日)付でヘルパーB退職。12月分の勤務表を11月20日(木)に作り直し、常勤・非常勤の別と週の勤務時間を記載した。サービス提供責任者の配置および訪問介護員等の員数について、12月1日(月)時点の状況を計算表に記載し、原資料(出勤簿)と突き合わせた。確認日12月1日、確認者(氏名)。
シフトを組み直した 調整の記録 12月26日(金)、年末年始(12月29日〜1月3日)の訪問予定を組み直した。A様は12月30日(火)の入浴介助を12月29日(月)10:00へ前倒し、1月2日(金)の買い物同行を1月5日(月)14:00へ振り替えた。12月26日(金)16:00にご長女E氏へ電話し了承を得た。介護支援専門員C氏へは同日16:20に伝えた。
シフトを組み直した 調整の記録 1月14日(水)7:40、降雪により訪問車両が出せない見込みとなった。当方は7:50〜8:20に対象6名の利用者へ順に電話し、うち4名は時間を後ろにずらし、2名は翌日へ振り替えた。振替に同意いただいた時刻を利用者ごとに記録し、介護支援専門員へは同日9:00までに一覧で連絡した。
担当者会議で照会に答えた 照会への回答 2月10日(火)、介護支援専門員C氏より書面で照会を受けた(照会事項:入浴時の介助量の変化、買い物同行時の歩行の状況)。2月12日(木)に書面で回答。回答内容:入浴は12月以降、浴槽の出入りに一部介助が要る回数が12回中9回。買い物同行は店内で1〜2回の休憩を要する。会議には当方が2月17日(火)14:00に出席する旨も併せて回答した。
担当者会議で照会に答えた 照会への回答 2月17日(火)14:00〜14:50、サービス担当者会議に出席(会場:居宅介護支援事業所X)。当方より、入浴の介助量が増えていること、シャワー浴の日は所要が約10分短いことを報告した。会議で決まったこと:3月から入浴の曜日を火・土へ変更し、土曜はご長女が在宅する時間帯に合わせる。当方は3月2日(月)までに訪問介護計画を変更する。
サービスを終了した 終了の記録 3月20日(金)、A様が3月25日(水)に介護老人保健施設へ入所されることに伴い、当事業所のサービスは3月24日(火)をもって終了となる旨を介護支援専門員C氏より連絡を受けた。3月21日(土)にご長女E氏へ電話し、最終訪問日と、鍵の返却方法(3月24日の訪問時に手渡し)を確認した。
サービスを終了した 終了の記録 3月24日(火)10:00〜10:45、最終訪問(入浴介助・当方同行)。終了時に鍵1本をご長女E氏へ返却し、受領のサインをいただいた。利用者ファイル(訪問介護計画書、アセスメント、モニタリング、サービス提供記録、同意書)を完結の日から保存する扱いとし、保管場所と保存の起算日をファイル表紙に記載した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

「指導した」で終わる記録を書き直す|ヘルパーへの指示・技術指導・同行訪問の32組

サービス提供責任者の記録でいちばん抜けやすいのが、誰に・いつ・何を伝え、伝わったことをどう確かめたかです。「指導した」「連絡した」「申し送った」で終わっている記録は、後から読む人(別のサービス提供責任者、運営指導の担当者、そして半年後の自分)に何も伝えません。左の列は実際によく見かける書き方、右の列はそのまま貼れる完成文です。

場面 そのままでは伝わらない書き方 書き直した完成文
手順の伝達 ヘルパーに指示した。 4月14日(月)17:00、ヘルパーB・Dへ訪問介護計画書と手順書を手渡し、①脱衣所の室温確認②浴槽の出入りは正面から介助③出浴後に右膝を目視、の3点を口頭で説明した。両名から受領のサインを得た。
手順の伝達 申し送りをした。 5月7日(水)8:30、ヘルパーDへ電話で「牛乳の在庫を買い物前に一緒に確認する」よう伝えた。同8:40に申し送り簿へ同内容を記入し、Dより既読の返信(8:45)を得た。
手順の伝達 変更点を周知した。 7月15日(火)17:00の会議で、手順書版1.1(退室前に洗面所と浴室の床を拭き、乾いたことを目で確認する)を配付し説明した。出席4名は出席簿に記名。欠席1名へは7月16日(水)9:00に電話で伝え、同日改訂版を郵送した。
手順の伝達 マニュアルを渡した。 6月3日(火)8:20、代替で入るヘルパーGへ、A様の手順書(版1.0)を電子メールで送付し、8:30に電話で要点3点を読み合わせた。Gより「浴槽の縁のタオルの位置」について質問があり、洗い場側に掛けるよう回答した。
技術指導 介助方法を指導した。 5月20日(火)10:20、A様宅にてヘルパーGの介助を確認。浴槽の出入り時に利用者の背後に立っていたため、訪問後10:50に脱衣所で当方が実演し、正面に立ち前腕を支える方法を伝えた。Gに次回同じ場面を実施してもらい、当方が5月23日(金)に確認する。
技術指導 再度指導した。 5月23日(金)10:15、ヘルパーGが正面に立ち前腕を支える介助を実施できていることを確認した。A様より「前より怖くない」との発言あり。指導事項は完了とし、次の課題を洗髪時の声かけの間隔(30秒ごとに一声)とした。
技術指導 OJTを実施した。 7月1日(火)10:00〜10:45、新任ヘルパーHの同行3回目。手順④(出浴後の皮膚の目視)が抜けていたため、その場で当方が実施して見せ、記録の書き方(部位・色・本人の訴え)を示した。次回はH自身が記録を書いてから当方に見せることとした。
技術指導 移乗の仕方を教えた。 9月9日(火)、ヘルパーIに対し、ベッドから車いすへの移乗で利用者の踵が浮いていた点を指摘した。訪問後、事業所内で車いすを使い、足底が床につく位置に車いすを置く手順を2回実演。Iが2回実施し、当方が確認した。次回訪問(9月12日)に当方が同行して確認する。
技術指導 声かけを改善させた。 9月16日(火)、ヘルパーIの声かけが「立ちますよ」のみで、動作の前後の確認がなかった。訪問後に「①これから何をするか②今どこを支えるか③終わったことの確認、の3つを言葉にする」よう具体例を示して伝えた。9月19日(金)の同行で3点とも実施されていることを確認した。
同行訪問 同行訪問を行った。 4月15日(火)10:00〜10:45、A様宅にサービス提供責任者(当方)がヘルパーBに同行した。当方は脱衣所で待機し、浴槽の出入り時のみ介助に入った。サービス提供記録の同行者欄に、サービス提供責任者(氏名)と訪問介護員Bの2名を記載した。
同行訪問 初回に立ち会った。 4月15日(火)、初回訪問に当方が同行した。同行の目的は、手順書のとおりに実施できるかの確認と、浴室環境の再確認。訪問日・同行者・目的・確認した内容を同行訪問記録に記載し、サービス提供記録にも同行の事実を記載した。
同行訪問 様子を見に行った。 8月19日(火)10:00〜10:30、A様宅へ当方が同行(目的:夏場の脱水の確認)。訪問時の室温28度、A様は前日から水分を600ml程度しか摂っていないとのこと。ヘルパーBへ、訪問のたびにコップ1杯の水分をお勧めし摂取量を記録するよう伝えた。ご長女E氏へは同日11:00に電話で伝えた。
同行訪問 問題なし。 10月24日(金)10:00〜10:40、シャワー浴の初回に当方が同行。手順(椅子の位置、湯温40度の確認、洗髪時30秒ごとの声かけ)はすべて実施されていた。所要は浴槽入浴より約10分短い。次回以降は当方の同行なしで実施することとした。
報告の受け方 報告を受けた。 6月10日(火)11:05、ヘルパーBより電話で報告を受けた。内容は、10:55頃にA様が浴室で立ち上がる際にふらついたが手すりをつかんで持ちこたえた、転倒なし、外傷・痛みの訴えなし。受けた時刻と報告者、内容を報告記録に記載した。
報告の受け方 電話で指示した。 6月10日(火)11:10、当方よりヘルパーBへ電話で、①本日中にご長女E氏へ連絡すること②次回はシャワー浴に切り替えることを指示した。指示した時刻・相手・内容を同11:20に申し送り簿へ記入し、Bから復唱を受けたことも記載した。
報告の受け方 まとめて報告を受けた。 各訪問の報告は当日中に受ける運用とし、当方が受けた日時を報告記録に記入する。6月10日(火)分は同日11:05に受領、6月13日(金)分は同日11:40に受領、6月17日(火)分は同日10:55に受領(数日分をまとめて受けた場合は、その旨と理由も記載する)。
報告の受け方 ヒヤリハットがあった。 10月21日(火)、ヘルパーGより「玄関の電球が切れており夕方は足元が暗い」との報告(実害なし)。当方は同日15:00にご長女E氏へ連絡。10月23日(木)に交換され、10月28日(火)の訪問時にGが点灯を確認した。報告日・対応日・確認日の3つを記録した。
家族対応 家族に説明した。 7月14日(月)10:50、ご長女E氏へ電話(約12分)。7月11日の訪問で洗面所の床が濡れていた件について、経緯(次の訪問が近く拭き取りが不十分だった)をお伝えし謝罪した。再発防止として手順書へ追記することをお伝えし、了承を得た。
家族対応 相談を受けた。 9月2日(火)16:00、ご長女E氏より「夜間のトイレの回数が増えた」との相談を電話で受けた(約8分)。当方は、9月4日(木)の介護支援専門員C氏との連絡時に共有すること、当面はヘルパーが訪問時に前日の排尿回数を伺い記録することをお伝えした。
家族対応 不在時の対応を決めた。 5月12日(月)、ご長女E氏が5月20日〜23日不在となるため、鍵の受け渡しを「玄関のキーボックス(暗証番号はE氏が当方へ電話で伝達)」とすることを取り決めた。取り決めた日時・相手・方法・期間を記録し、期間終了後の5月26日(月)に運用を元に戻したことも記載した。
記録の点検 記録を確認した。 7月3日(木)、6月分のサービス提供記録48件を点検した。実際の開始・終了時刻が記入されていないもの3件、特記事項が空欄のもの5件を確認し、担当ヘルパー2名へ7月4日(金)に個別に伝えた。7月8日(火)に補記されていることを確認した。点検者:サービス提供責任者(氏名)。
記録の点検 記録に不備があった。 8月4日(月)、7月分の記録点検で、予定と実際の時刻が異なる訪問6件について変更の理由が書かれていないことを確認した。ヘルパーへ「予定と違ったときは、変わった時刻と理由(利用者の希望・体調・交通事情等)を必ず書く」よう8月5日(火)の会議で説明し、記入例を配付した。
記録の点検 買い物の記録が不十分。 9月4日(木)、買い物同行の記録について、預り金・釣銭・購入品の記載欄が空欄の回が4件あった。記録様式に「預り金/購入額/釣銭/レシートの有無」の4欄を設け、9月8日(月)から運用を開始した。9月30日(火)に9月分12件すべてで記入されていることを確認した。
会議 会議を開いた。 6月24日(火)17:00〜18:00、事業所内会議を開催(主宰:サービス提供責任者(氏名))。議題は①6月の事故とヒヤリハット②夏場の水分と室温③手順書の改訂。参加者9名(登録の訪問介護員を含む)。欠席2名へは6月25日(水)に議事録を送付し、6月27日(金)までに確認の返信を得た。
会議 全員に伝えた。 6月24日(火)の会議は、勤務の都合により17:00の回と19:00の回に分けて同じ議題で開催した。両方に出席できない1名へは、6月25日(水)10:00に個別に説明し、説明した日時と内容を記録した。参加者名は回ごとに出席簿へ記名を得た。
研修 研修を実施した。 8月19日(火)14:00〜15:30、事業所内研修「入浴介助時の転倒予防」を実施(講師:外部理学療法士)。参加7名。内容は浴室内の環境確認、正面からの支え方、出浴後の座位保持。研修計画に定めた目標(浴室内の介助の統一)に対する到達点を、参加者ごとに1〜3で自己評価し記録した。
研修 研修計画を作った。 4月1日(火)、訪問介護員等ごと・サービス提供責任者ごとの個別研修計画を作成した。各人について、目標、内容、研修期間(4月〜翌年3月)、実施時期(上期・下期の別と月)を記載し、4月8日(火)の会議で本人へ手渡した。中間確認は8月、最終確認は3月に行う。
研修 未受講者がいた。 8月26日(火)の中間確認で、個別研修計画のうち「感染症対策」の項目が未実施の者が2名いることを確認した。両名に対し、9月9日(火)と9月17日(水)の回に振り替えて参加するよう日程を提示し、9月17日(水)までに2名とも受講したことを実施記録で確認した。
資格・体制の管理 資格を確認した。 4月1日(火)、在籍する訪問介護員等11名分の資格を確認し、資格証の写しの有無、氏名の一致、取得年月をファイルで突き合わせた。写しが未提出の1名に対し、4月5日(土)までに提出するよう依頼し、4月4日(金)に受領した。確認者:サービス提供責任者(氏名)。
資格・体制の管理 勤務表を作った。 4月20日(日)、5月分の勤務表を事業所ごとに作成した。各人の日々の勤務時間、勤務の内容、常勤・非常勤の別、管理者との兼務関係、サービス提供責任者である旨を記載した。併設施設と兼務する2名については、施設側の勤務時間と当事業所の勤務時間を時間帯で区分して記載した。
資格・体制の管理 兼務を整理した。 10月1日(水)、兼務のある2名について、9月分の勤務表と出勤簿を突き合わせた。うち1名は、当事業所の勤務時間帯に併設施設の業務に入っていた記録があったため、10月分から時間帯を明確に分ける勤務表へ改めた。改めた内容を本人と管理者へ10月2日(木)に説明した。
資格・体制の管理 人数を確認した。 毎月1日に、当月の利用者数(10月1日時点:87名)と、サービス提供責任者の配置状況(常勤3名・非常勤1名)、訪問介護員等の員数の算出根拠を計算表に記入している。算出に用いた原資料(勤務表・出勤簿)と突き合わせた日と確認者を、計算表の欄外に記載する。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

同行訪問の記録に入れる7点|空欄を埋めるだけの様式

同行訪問は「行ったこと」より「何を見て、何を伝え、どう確かめたか」が残っていないと、後から読めません。下の7点を欄として持っておくと、書き手が変わっても粒度が揃います。

欄 何を書くか 書き方の例 貴事業所の記入欄
日時と場所 訪問した日、開始・終了の時刻、利用者宅 5月20日(火)10:00〜10:45、A様宅 ( 月 日  : 〜 : )
同行者 サービス提供責任者と訪問介護員の氏名(両方) サービス提供責任者(氏名)、訪問介護員G (  /  )
同行の目的 新任の確認・手順変更後の確認・状態変化の確認・利用者からの申し出への対応のどれか 手順変更後の確認(浴槽の出入りの介助方法) (  )
見た場面 実際に観察した動作と、そのときの環境(室温・段差・手すり等) 脱衣所18度、浴槽の出入り時にヘルパーが背後に立っていた (  )
伝えたこと その場で伝えたか、訪問後に伝えたか。実演の有無 訪問後10:50に脱衣所で実演し、正面から前腕を支える方法を伝えた (  )
相手の反応 質問・提案・できなかった点 Gより「浴槽の縁が滑る」との提案。乾いたタオルを縁に掛ける手順を追加 (  )
次の確認 いつ・誰が・何を確認するか(確認した日も後から追記する) 5月23日(金)に当方が同じ場面を確認 → 5月23日実施済み、実施できていた ( 月 日/確認者  /結果  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

報告を受けてから、どこへつなぐか|経路表14本とケアマネへ送る文(12例)

ヘルパーからの報告は、受けた時点では「聞いた話」にすぎません。サービス提供責任者の仕事は、それをどこへつなぎ、どの文書に残すかを毎回決めることです。判断に迷う時間をなくすため、報告の種類ごとに経路をあらかじめ決めておきます。下表は経路の型です。実際の連絡先・様式は保険者(指定権者)や貴事業所の運営規程により異なります。

報告の種類 受けたその場で確かめること つなぐ先 残す記録 貴事業所の記入欄
体調の急変(発熱・意識・呼吸) いつから、数値(体温・脈)、本人の訴え、今の姿勢、そばに誰がいるか 主治の医師、家族、介護支援専門員(必要に応じ救急) 報告を受けた時刻、指示した内容、連絡した先と時刻、結果 連絡順(  )/当番(  )
転倒・ぶつけた 時刻、場所、外傷の有無、痛みの部位、立てるか、直前に何をしていたか 家族、介護支援専門員、必要に応じ主治の医師、保険者(指定権者)の様式による報告 事故の記録(状況・対応経過)、再発防止の検討、ヒヤリハット 報告先(  )/様式(  )
ヒヤリハット(実害なし) 何が起きかけたか、環境の要因、同じ場面が他の利用者にもあるか 事業所内(会議・手順書)、必要に応じ家族 ヒヤリハットの記録、手順書の改訂、周知した日 集約担当(  )/見直し頻度(  )
利用者の状態の変化(食事量・睡眠・排泄) いつから、どのくらい変わったか、前回訪問時との違い 介護支援専門員、家族、必要に応じ主治の医師 報告の記録、モニタリング、計画変更の要否の判断とその理由 連絡の期限(  )
皮膚の異常(発赤・内出血・褥瘡の疑い) 部位、大きさ、色、痛みの有無、いつ気づいたか、写真の可否 家族、介護支援専門員、主治の医師または訪問看護 観察した内容、連絡した先と時刻、その後の経過 撮影の同意(有・無)
認知機能の変化(同じ話・物の置き忘れ) 頻度、場面、危険につながる行動があるか 介護支援専門員、家族 具体的な場面の記録(推測ではなく見たこと) 共有の頻度(  )
家族からの相談 相談の内容、家族が困っている場面、いつまでに返事が要るか サービス提供責任者が受け、介護支援専門員へ共有 受けた日時、相手、内容、返事した日時と内容 返事の期限( 日以内)
家族からの苦情 いつの訪問か、誰が、何をしたか(事実の特定) 管理者、必要に応じ介護支援専門員・保険者(指定権者)の窓口 苦情の受付簿、対応記録、再発防止として変えた手順 受付者(  )/管理者への報告( 時間以内)
サービス内容の変更希望 誰の希望か、いつから、居宅サービス計画との関係 介護支援専門員(当方の判断だけで変えない) 希望を受けた記録、連絡した日、計画変更の経過 連絡日( 月 日)
予定どおり行えなかった訪問 実際の開始・終了時刻、行えなかった内容、その理由 介護支援専門員(内容の変更が続く場合) サービス提供記録(変更した旨と理由)、必要に応じ計画の見直し 記載欄の有無(有・無)
住環境の危険(段差・照明・動線) 場所、危険の程度、今すぐ直せるか、誰が直すか 家族、介護支援専門員、必要に応じ福祉用具事業所 気づいた日、伝えた相手、直った日、確認した日 確認担当(  )
金銭に関すること(買い物の釣銭・預り金) 預り金、購入額、釣銭、レシートの有無 家族(その場で確認)、事業所内で記録を保管 買い物の精算記録、サービス提供記録の特記欄 様式の欄(有・無)
ヘルパー自身のこと(体調・けが) いつから、本日の訪問を行えるか、代替が要るか 管理者、代替のヘルパー、利用者・家族、介護支援専門員 連絡を受けた時刻、代替の手配、利用者へ知らせた時刻 代替の候補(  )
虐待が疑われる場面 見たこと(推測と分けて)、いつ、誰の、どの場面か 管理者、市町村の窓口、事業所内の担当者 見た事実の記録、報告した日時と相手、その後の対応 担当者(  )/窓口(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

介護支援専門員へ送る文|照会・変更相談・情報提供・会議(12例)

電話で済ませたやり取りは、後から「言った・聞いていない」になりがちです。要点だけを書面や電子メールで送っておくと、こちらの記録にもなり、相手の支援経過にも残ります。下は送信する文の完成形です。

場面 そのまま送れる完成文
照会への回答(書面) 2月10日付でご照会いただいた件について回答いたします。①入浴時の介助量:12月以降、浴槽の出入りに一部介助を要した回数は12回中9回です。②買い物同行時の歩行:店内で1〜2回の休憩を要し、1回あたり2〜3分座っておられます。③本人の発言:「湯船には入りたいが、またぐときが怖い」(1月20日)。2月17日の会議には当方が出席いたします。
照会への回答(電子メール) A様の直近の状況をお送りします。入浴(火・金10:00〜10:45)は12月以降12回実施、うちシャワー浴へ切り替えたのは3回(いずれも右膝の痛みの訴えによるもの)。皮膚の状態は右膝内側に軽度の発赤が続いていますが、悪化は見られません。ご確認のうえ、必要な資料がございましたらお知らせください。
計画変更の相談 A様について、訪問介護計画の見直しをご相談させてください。10月14日のモニタリングで、短期目標(浴槽の出入りを一部介助で痛みの訴えなく行える)に対し、9月以降12回中8回で痛みの訴えがありました。要介護認定も更新されております。入浴の1回をシャワー浴に切り替える方向でご検討いただけますでしょうか。当方の空き枠は火・金の10:00〜10:45です。
計画変更の相談 ご家族より、土曜であればご長女が在宅できるとのお話がありました。入浴の曜日を火・金から火・土へ変更することが可能か、居宅サービス計画の観点からご意見をいただけますでしょうか。当方は土曜10:00〜10:45であれば対応可能です。変更する場合、当方は訪問介護計画を変更し、ご本人へ説明・同意・交付を行います。
モニタリングへの情報提供 A様の1月分の状況をお送りします。実施回数:入浴介助8回、買い物同行4回。目標の達成状況:短期目標①(浴槽の出入り)は8回中5回で痛みの訴えあり、②(買い物の支払いを自分で行う)は4回すべてで実施できています。気になる点:夜間の排尿回数が増えたとご長女よりお話がありました(1月14日)。
モニタリングへの情報提供 3月のモニタリング結果をお送りします。短期目標の期間が3月末で満了となります。当方としては、シャワー浴の日は所要が約10分短く、本人の疲労も少ない様子であることから、次期は「シャワー浴を基本とし、体調のよい日に浴槽入浴を行う」形を提案したいと考えております。会議の日程が決まりましたらお知らせください。
体調の変化の連絡 本日6月10日11:05、訪問中のヘルパーより、A様が浴室で立ち上がる際にふらつかれたと報告がありました。手すりをつかんで持ちこたえ、転倒・外傷はありません。当方より、本日はシャワー浴に切り替えるよう指示し、ご長女へは11:20に連絡済みです。6月13日の受診の際に、膝の状態をご確認いただけますと幸いです。
事故の連絡 本日8月26日10:25頃、A様が浴室から脱衣所へ移る際に尻もちをつかれました。意識清明、右臀部に軽度の痛みの訴えがありますが外傷はありません。当方が10:50に訪問し状態を確認、ご長女へ11:10に連絡し、本日15:00にかかりつけ医を受診されます。保険者(指定権者)への報告は、様式に沿って明日提出する予定です。
訪問日時の変更 1月14日は降雪のため、車両の走行が難しい状況です。A様の本日10:00の訪問を14:00へ変更し、ご長女の了承を7:55に得ております。他に時間を変更した方が3名、翌日へ振り替えた方が2名です。一覧を添えてお送りしますのでご確認ください。
担当の交代 11月30日付でヘルパーBが退職するため、12月2日よりA様の担当をヘルパーGへ交代いたします。11月18日と11月25日の2回、BとGが同時に訪問し引継ぎを行います。A様とご長女へは11月10日に電話でご説明し、了承をいただいております。
個別サービス計画の送付 A様の訪問介護計画書(4月14日作成・同日同意・同日交付)の写しをお送りします。居宅サービス計画(第2表)の「入浴介助(見守り的援助を含む)週2回」「買い物同行 週1回」に沿って、曜日・時間・手順を具体化しております。相違等ございましたらご指摘ください。
サービス終了の連絡 A様の当事業所によるサービスは、3月24日の訪問をもって終了いたします。最終訪問時にお預かりしていた鍵1本をご長女へ返却し、受領のサインをいただく予定です。利用者ファイル(計画書・アセスメント・モニタリング・サービス提供記録・同意書)は、完結の日を起点に保存いたします。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

人が足りない日の調整記録と、資格・体制の対照表(確認項目22)

急な休み、悪天候、退職。人が足りない日は、電話をかけ続けて1日が終わり、記録だけが残らないということが起こります。ここでは、そういう日にこそ残す記録と、資格・配置・体制について「定め/貴事業所での確認(記入欄)/ご確認ください」の対照表を用意しました。年数や研修名を当社が断定することはできません。空欄には、告示・通知の原典と保険者(指定権者)の公表資料から転記してください。

急な休み・訪問の変更が出た日に残す記録(10場面)

場面 調整の手順 残す記録 そのまま貼れる完成文
担当ヘルパーの当日欠勤 ①代替の候補へ連絡②手順書を送る③利用者・家族へ連絡④介護支援専門員へ連絡 連絡した時刻、相手、了承の有無 6月3日(火)7:50、ヘルパーBより発熱37.9度で欠勤の連絡。8:10にヘルパーGへ電話し10:00〜10:45の訪問を依頼。8:20に手順書を送付。8:35にご長女E氏へ電話し担当者の変更を伝え了承を得た。8:45に介護支援専門員C氏へ連絡した。
代替が見つからない ①訪問時間をずらせるか本人へ確認②翌日への振替を相談③どうしても難しい場合の代替手段を相談 誰に何を提案し、どの案になったか 6月17日(火)8:00、代替のヘルパーが確保できず、A様へ電話。10:00の訪問を15:00へ変更することを提案し、了承を得た(8:12)。ご長女E氏へ8:20に連絡。介護支援専門員C氏へ8:30に連絡し、当日中に実施できる見込みである旨を伝えた。
悪天候で訪問できない ①対象者を洗い出す②優先順位を決める③順に連絡④振替日を決める 連絡した順序、振替に同意いただいた時刻 1月14日(水)7:40、降雪により車両が出せない見込み。対象6名のうち、食事の準備を要する2名を優先し訪問を維持。他4名は7:50〜8:20に順に電話し、2名は時間変更、2名は1月15日(木)へ振替。全員から同意を得た時刻を利用者ごとに記録した。
利用者の都合で訪問できない ①理由と次の希望日を伺う②振替の可否を確認③記録に理由を書く 実際に行えなかった訪問と、その理由 5月13日(火)9:20、A様より「本日は通院のため入浴を休みたい」と電話。5月16日(金)10:00への振替を提案し了承を得た。サービス提供記録に、実施しなかった旨と理由(通院)、振替日を記載した。介護支援専門員C氏へ9:35に連絡した。
訪問時間が予定より延びた ①延びた理由を確認②記録に実際の時刻を書く③続く場合は計画の見直しを検討 実際の開始・終了時刻と、延びた理由 7月8日(火)10:00〜11:05。予定は10:45までであったが、脱衣所の室温が16度と低く暖房で室温を上げてから開始したため約20分延びた。同様の日が3回続いたため、冬季は開始前に暖房を入れる手順を追加し、7月15日(火)の会議で伝えた。
2人体制が組めない ①その日の介助内容を見直す②道具で代替できるか検討③難しければ日程を動かす 検討した内容と、選んだ理由 9月24日(水)、体重の重い利用者の入浴介助について2人体制が組めず、当日はシャワー浴(座位)へ変更した。変更の理由と、本人・家族の了承を得た時刻(8:40)を記録し、介護支援専門員へ9:00に連絡した。翌週以降は2人体制を確保できる曜日へ変更する方向で相談する。
新規の依頼が重なった ①既存の訪問への影響を確認②受けられる枠を明示③受けられない場合は早く伝える いつ・誰に・何と答えたか 10月6日(月)11:00、居宅介護支援事業所Yより新規の依頼。当方の空き枠は水14:00〜15:00のみで、希望の午前枠は11月以降となる旨を同日11:20に回答した。11月4日(火)以降であれば火・金の午前も対応可能である旨も併せて伝えた。
退職の申し出があった ①最終出勤日を確認②担当利用者を洗い出す③引継ぎ計画を作る④利用者・家族と介護支援専門員へ知らせる 引継ぎの計画と、実施した記録 11月5日(水)、ヘルパーBより11月30日付での退職の申し出。担当6名について、後任・同行日・利用者への連絡日を一覧にした引継ぎ計画を11月7日(金)に作成し、管理者の確認を得た。利用者・家族へは11月10日(月)から順に連絡した。
採用が決まった ①資格の確認②研修計画の作成③同行の日程を組む 資格証の受領日、個別研修計画の作成日、同行の予定と実施 12月1日(月)、ヘルパーJが入職。資格証の写しを同日受領し、氏名と取得年月を確認した。個別研修計画(目標・内容・研修期間・実施時期)を12月2日(火)に作成し本人へ手渡した。同行は12月3日・5日・9日の3回を予定し、3回とも当方が同行した。
配置の状況を確認する日 ①当月の利用者数を数える②勤務表と突き合わせる③記録を残す 数えた日・数えた人・根拠資料 12月1日(月)、当月の利用者数87名、サービス提供責任者は常勤3名・非常勤1名。算出に用いた資料は勤務表と出勤簿。計算表に記入し、原資料と突き合わせたことを欄外に記載した(確認者:氏名)。配置の考え方については保険者(指定権者)の公表資料をご確認ください。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

資格・実務経験・配置|定めを転記して突き合わせる対照表

資格要件や実務経験の年数、研修の名称は、告示・通知で定められ、制度改正で変わることがあります。ここでは当社が数値や名称を断定せず、原典から転記する欄と貴事業所の確認欄だけを用意しました。転記の際は、告示・通知の原典と、指定を受けた保険者(指定権者)の公表資料の両方をご確認ください。

確認したいこと 定めの所在(どこを見るか) 告示・通知の定め(原典から転記する欄) 貴事業所での確認(記入欄)
サービス提供責任者に充てられる者 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(省令)/厚生労働大臣が定めるサービス提供責任者(告示) (          ) 該当する者( 名)/根拠となる資格証の写し(有・無)
資格ごとの取扱い(実務経験の要否・年数) 上記告示および関係通知 (          ) 実務経験の確認方法(  )/確認した日( 月 日)
「常勤」の考え方 省令および解釈通知(常勤の従業者が勤務すべき時間数の考え方) (          ) 就業規則上の所定労働時間( 時間/週)/該当者( 名)
「専従」の考え方と兼務の取扱い 省令および解釈通知、保険者(指定権者)の公表資料 (          ) 兼務している者( 名)/兼務先(  )/時間帯の区分(有・無)
非常勤で配置する場合の勤務時間の考え方 省令および解釈通知、保険者(指定権者)の公表資料 (          ) 非常勤の該当者( 名)/週の勤務時間( 時間)
利用者数に応じた配置の考え方 省令(人員に関する基準)および解釈通知 (          ) 当月の利用者数( 名)/配置している人数( 名)/算出日( 月 日)
訪問介護員等の員数の考え方(常勤換算) 省令および解釈通知、保険者(指定権者)の公表資料 (          ) 算出した数(  )/原資料(勤務表・出勤簿)との突合日( 月 日)
指定内容に変更があったときの取扱い 介護保険法および関係省令、保険者(指定権者)の手引き (          ) 直近の変更事項(  )/提出日( 月 日)/控えの保管(有・無)
加算の体制に関する届出の取扱い 厚生労働大臣が定める基準(告示)および保険者(指定権者)の手引き (          ) 提出した体制の届出( 件)/控えの保管(有・無)/ご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。上表は、貴事業所が原典を転記して自ら突き合わせるための対照表であり、当社が要件の充足を判断するものではありません。

公表資料で挙げられている確認の観点|サ責の記録に引き寄せて読む

下表の左は、各自治体が公表している運営指導の資料に挙げられている事項(要旨)です。右は、それをサービス提供責任者の日々の記録に置き換えると何を残すことになるか、という読み替えと記入欄です。引用の範囲・表現は出典元の資料に沿っています。

公表資料に挙げられている事項(要旨) 公表元 サ責の記録に置き換えると 貴事業所の記入欄
訪問介護計画が作成されていない、居宅サービス計画の援助方針等を踏まえて作成されていない(「訪問介護計画の作成等の不備」が文書指摘の最多区分として公表) 長野県の令和6年度運営指導結果(訪問介護) 居宅サービス計画を受け取った日と、訪問介護計画を作成した日を並べて記録する。第2表の記載と、計画の曜日・時間・内容を突き合わせた日も残す 受領日( 月 日)/作成日( 月 日)/突合日( 月 日)
サービス提供責任者に常勤専従の者が配置されていない事例(「従業者の員数の不備」として公表) 長野県の令和6年度運営指導結果(訪問介護) 勤務表と資格証で、常勤性と専従性が読み取れる状態にしておく。兼務がある場合は時間帯を区分して記載する 確認日( 月 日)/兼務者( 名)
事業所ごとに勤務表が適切に作成されていない、併設事業所等との兼務の取扱い(「勤務体制の確保等の不備」として公表) 長野県の令和6年度運営指導結果(訪問介護) 月ごとの勤務表に、日々の勤務時間、勤務の内容、常勤・非常勤の別、兼務関係、サービス提供責任者である旨を書く 作成日( 月 日)/記載漏れ( 件)
サービス提供責任者の配置について、利用者の数が40又はその端数を増すごとに1人以上と記載 宇都宮市の令和7年度 運営指導における主な指導事例(訪問介護に関する事項) 当月の利用者数と配置人数を毎月書き出し、算出に使った資料名も残す 利用者数( 名)/配置( 名)/算出日( 月 日)
常勤のサービス提供責任者が他サービス事業所の管理者や有料老人ホームの管理者等を兼務していた事例/非常勤のサービス提供責任者の勤務時間が不足していた事例 金沢市の令和7年度集団指導資料 兼務先と時間帯を勤務表に区分して記載し、変更があれば届出の控えを残す 兼務先(  )/区分の記載(有・無)
サービス提供責任者が同一法人内の有料老人ホームの施設長を兼務していた/専らその職務に従事する常勤の管理者が置かれていない 千葉県の令和7年度介護保険指定事業者集団指導資料 組織図・辞令・勤務表の3つで、職種ごとの時間帯が同じことを示せるようにする 組織図の更新日( 月 日)
訪問介護員等の員数が常勤換算方法で2.5以上となっていない 千葉県の令和7年度介護保険指定事業者集団指導資料 常勤換算の算出根拠(各人の実勤務時間、常勤の従業者が勤務すべき時間数)を月ごとに書面化する 算出日( 月 日)/原資料との突合(済・未)
サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームと勤務体制を区別していない 神戸市の介護保険サービス事業運営上の留意事項(居宅通所) 住まいの側の業務と訪問介護の業務を、勤務表と記録の両方で分ける 区分の方法(  )
事業所に併設している別の施設との勤務体制が区分されていなかった(例:住宅型有料老人ホームと訪問介護事業所の併設) 横浜市の令和7年度集団指導講習会資料(各サービス共通編) サービス種別ごとに勤務時間を区分し、記録に残す。常勤換算に算入する時間の上限の考え方も書き添える 該当職員( 名)/区分の記載(有・無)
サービス提供時間を変更したのに訪問介護計画を変更していない/提供したサービスについて評価を行っていない/訪問介護計画に即した手順書が作成されていない 宇都宮市の令和7年度 運営指導における主な指導事例(訪問介護に関する事項) 時間や内容を変えた日を起点に、計画の変更日・同意日・交付日を記録する。手順書は計画と対で改訂する 変更日( 月 日)/手順書の版(  )
現場の訪問介護員等の判断で居宅サービス計画又は訪問介護計画と異なるサービスを提供した事例 金沢市の令和7年度集団指導資料 計画と違うことをした日は、その場でサービス提供責任者へ連絡する経路を決め、連絡を受けた時刻と指示を記録する 連絡経路(  )/該当( 件)
サービス提供の記録に、訪問介護計画に位置付けられた時間を機械的に記録しているケースが多数見受けられた/内容や日程を変更しているのに計画が変更されていない 松山市の運営指導での主な指摘事項及び周知事項について 実際の開始・終了時刻を書く。予定と違った回は、変わった時刻と理由を必ず添える 点検日( 月 日)/時刻の記載漏れ( 件)
サービス実施時間が一律に記載されており実態が反映されていない/買い物代行の預り金やおつり・購入品が正確に記載されていない/サービス提供責任者による記録の点検が十分に行われていない 堺市の集団指導資料「サービスの提供の記録」 点検した日・点検した人・指摘した内容・直ったことを確認した日の4つを、点検記録として残す 点検の頻度(  )/点検者(  )
初回のアセスメントは実施しているが、それ以降の個別サービス計画作成時に実施していない/サービス内容に移動介助があるのにアセスメントでは移動を「自立」としている 仙台市の令和6年度 運営指導方針・令和5年度 運営指導結果等(居宅サービス指導係 所管サービス) 計画を作り直すたびにアセスメントの日付を更新し、計画に位置付けた介助と、アセスメント上の状態像が矛盾していないか読み返す 更新日( 月 日)/矛盾の確認(済・未)
定期的な会議の開催状況の記録を取っておらず、すべての訪問介護員等が会議に参加していることも記録に残していない 仙台市の令和6年度 運営指導方針・令和5年度 運営指導結果等(居宅サービス指導係 所管サービス) 議事録に、開催日・主宰者・議題・参加者名・欠席者へ伝えた日と方法を書く。回を分けた場合は回ごとに出席簿を作る 開催日( 月 日)/参加( 名)/欠席への伝達( 月 日)
訪問介護員から利用者の体調の急変等について電話で報告を受けた際に、その電話でサービス提供責任者から指示を行っているが、その内容に関する文書等の記録を保存していなかった 仙台市の令和6年度 運営指導方針・令和5年度 運営指導結果等(居宅サービス指導係 所管サービス) 電話で受けた報告と、電話で出した指示を、受けた時刻・相手・内容の3点で当日中に書く 当日中の記入(済・未)/様式(  )
サービス提供責任者が訪問介護員に対し、利用者に関する情報やサービス提供に当たっての留意事項を文書等の確実な方法で伝達し、サービス提供終了後の報告を受けていたことが記録上確認できない 実地指導による介護報酬の算定誤りの具体事例(WAM NETの京都府のページに掲載されている資料) 事前の伝達(文書)と事後の報告(記録)を、訪問1回ごとに対で残す 伝達の様式(  )/報告の受領方法(  )
訪問介護員等ごと・サービス提供責任者ごとの研修計画(目標、内容、研修期間、実施時期等)の策定、登録ヘルパーも含む全員参加の会議の定期開催、文書等による事前伝達とサービス提供後の報告、健康診断の実施 埼玉県の運営指導での主な指摘事項に関するQ&A(介護保険 居宅サービス事業所) 研修計画は人ごとに作る。会議は分割開催でも参加者名を残す。健康診断は対象者と実施日を一覧にする 個別計画( 名分)/健診の実施( 月 日)
初回加算を算定する場合は、サービス提供責任者が訪問(同行)したことをサービス提供結果記録に残すこと 愛知県の主な指示事項(各種加算に関すること) 同行した日と同行者の氏名を、サービス提供記録の同行者欄に書く。訪問介護計画の作成日・同意日も併せて確認する 同行日( 月 日)/同行者(  )/ご確認ください
新規に訪問介護計画書を作成していない/計画の作成後その月内にサービス提供責任者が同行していないのに初回加算を算定している事例 広島市の令和7年度運営指導の指摘事項等について 計画の新規作成日と、同行した日を1件ずつ並べて点検する 点検した件数( 件)/要確認( 件)
居宅サービス計画と個別サービス計画の内容が一致しない事例が見受けられる 埼玉県の運営指導での主な指摘事項に関するQ&A(介護保険 居宅サービス事業所) 居宅サービス計画の交付を受けた時点で突合し、相違があれば介護支援専門員へ連絡した記録を残す 突合日( 月 日)/相違( 件)/連絡日( 月 日)
居宅サービス計画に位置付けた事業者から個別サービス計画書を入手していない事例 広島市の令和7年度運営指導の指摘事項等について 訪問介護計画の写しを介護支援専門員へ送った日を、送付の記録として残す 送付日( 月 日)/送付方法(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

加算に関わる記載は、いずれも公表資料に挙げられている確認の観点を引いたものです。要件の充足の判断は当社が行うものではなく、告示・通知の原典と、指定を受けた保険者(指定権者)の公表資料でご確認ください。出典:厚生労働省ウェブサイト(介護保険施設等運営指導マニュアル 別添1)および各自治体の公表資料/公共データ利用規約(第1.0版)。本節は上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省および各自治体の公式見解ではありません。

よくある質問(FAQ)

サ責の主な仕事は?
訪問介護計画書の作成、ヘルパーの管理・指導、利用者・家族対応、ケアマネジャー等との連携です。計画作成から品質管理・指導までを担う責任者の役割です。
サ責は何人配置すればよいですか?
省令では、利用者の数が40人またはその端数を増すごとに1人以上(常勤換算方法によることが可能)と定められています。一定の要件を満たす場合は50人ごとに緩和されます。数え方の詳細は所管自治体および原典でご確認ください。
介護職員初任者研修だけでもなれますか?
サ責は原則として介護福祉士・実務者研修修了者など、告示で定める者であることが求められます。初任者研修修了者の取扱いには細かな要件があるため、最新の基準と告示の原典をご確認ください。
サ責とヘルパーの違いは?
ヘルパーは訪問して介護を提供する役割、サービス提供責任者はその計画作成・品質管理・指導までを担う責任者です。
ケアマネとの関係は?
ケアマネジャーが作成するケアプランの方針に沿って訪問介護計画書を作成し、サービス担当者会議などを通じて連携します。
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
カイポケをご利用中でなくても、神マナは単体で問題なくご利用いただけます。「マナドライブ」で帳票類の管理・網羅もでき、まず神マナを導入して後からカイポケを連携することも可能です。カイポケの料金体系は変動することがあるため要確認ですが、導入をご希望の際は当社からサポート担当へお繋ぎします。詳しくは「カイポケ導入相談・お見積り」の案内ページをご覧ください。

出典:厚生労働省ウェブサイト(指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(平成11年厚生省令第37号)第5条/厚生労働大臣が定めるサービス提供責任者(平成24年厚生労働省告示第118号))/公共データ利用規約(第1.0版)

本ページは上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。制度改正により数値・要件が変わることがあるため、最新の情報は原典と所管自治体でご確認ください。

この記事の執筆・編集

介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。

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