公開日 2026年6月22日 最終更新日 2026年7月17日
訪問介護の特定事業所加算は、質の高い体制を整えた事業所を評価する加算です。「区分が多くて分かりにくい」「要件は?」という方に向けて、区分と主な算定要件を整理します。
特定事業所加算とは
特定事業所加算は、人材の確保・育成や、重度の利用者への対応など、サービスの質を高める体制を評価する加算です。要件の組み合わせによって複数の区分(Ⅰ〜Ⅴ)に分かれ、単位数が異なります。
主な要件(3つの柱)
- 体制要件――計画的な研修の実施、定期的な会議、利用者情報の共有、緊急時対応の体制、健康診断の実施 など。
- 人材要件――介護福祉士など有資格者・勤続年数の長い職員が一定割合いること。
- 重度者対応要件――要介護4・5や、たんの吸引等が必要な利用者を一定割合受け入れていること。
区分の考え方
区分Ⅰ〜Ⅴは、上の「体制・人材・重度者対応」のどの要件を満たすかの組み合わせで決まります。区分により算定できる単位数が異なるため、自事業所が満たせる要件を確認して選びます。
要件・区分・単位数は改定で変わり、細かな取扱いも多いため、実際の算定にあたっては最新の告示・通知や保険者の案内で必ず確認してください。
区分を選ぶときの考え方
区分Ⅰ〜Ⅴは、満たせる要件の組み合わせで決まります。まずは自事業所が満たしている「体制・人材・重度者対応」の要件を洗い出し、無理なく継続できる区分から検討するのが現実的です。一度算定したら、要件を満たし続けられるかも重要です。
よくある質問(FAQ)
Q. 小規模でも算定できますか?
A. 区分によって要件の重さが異なります。人材要件や重度者対応のハードルが高い区分もあるため、満たせる区分から段階的に検討します。
Q. 算定後に気をつけることは?
A. 研修・会議・情報共有などの体制を継続し、その実施を記録に残すことが大切です。実地指導で確認されます。
算定もれを防ぐ――記録と体制の整備
特定事業所加算は、研修・会議・情報共有などの記録の整備が前提になります。介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」の訪問介護向け機能(訪問介護マナ)は、日々の記録づくりを効率化し、加算の根拠となる記録の整備を後押しします。利用者さま3名まで、期限なく無料でお試しいただけます。
訪問介護の特定事業所加算のポイント
訪問介護の特定事業所加算は、質の高いサービス提供体制を評価する加算です(区分Ⅰ〜Ⅴ)。要点を整理しました。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 評価の観点 | 研修・会議、緊急時対応、重度者対応、有資格者の割合など |
| 区分 | 要件により区分が分かれる(Ⅰ〜Ⅴ) |
| 記録 | 研修・会議・対応の記録の整備 |
算定要件・単位数・様式は介護報酬改定や自治体により異なります。実際の運用にあたっては最新の告示・通知・条例等でご確認ください。
よくある質問(FAQ)
訪問介護の特定事業所加算とは?
区分はいくつありますか?
算定のポイントは?
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
この記事の執筆・編集
介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。
