【令和8年度】介護テクノロジー補助金の申請をサポート

訪問介護の特定事業所加算|区分Ⅰ〜Ⅴと算定要件をわかりやすく

訪問介護の特定事業所加算は、質の高い体制を整えた事業所を評価する加算です。「区分が多くて分かりにくい」「要件と単位数は?」という方に向けて、区分(Ⅰ〜Ⅴ)ごとの加算率と主な算定要件を、告示の定めと自事業所の状況を突き合わせられる対照表で整理します。

訪問介護の特定事業所加算(令和6年度)の図解カード。上段は区分別の加算率の一覧で、区分Ⅰが所定単位数の+20/100(20%)、区分Ⅱと区分Ⅲが+10/100(10%)、区分Ⅳと令和6年度新設の区分Ⅴが+3/100(3%)。加算率は身体介護30分以上1時間未満387単位、生活援助20分以上45分未満179単位などの所定単位数に乗じる旨を注記。下段は算定要件を「告示の定め」と「貴事業所の登録」の対照表で示し、体制要件、人材要件(介護福祉士100分の30以上または有資格者100分の50以上、勤続7年以上の者100分の30以上)、重度者等対応要件(要介護4・5等が利用者総数の100分の20以上)、サービス提供責任者要件の4区分を掲載し、各行に確認欄を設けている。令和6年度改定で従来の区分Ⅳを廃止し従来の区分Ⅴを区分Ⅳへ移行、区分Ⅴを新設した旨と、算定の可否は原典で確認する旨の注意書き、出典は厚生労働省。
図:訪問介護の特定事業所加算 区分Ⅰ〜Ⅴの加算率と、算定要件を「告示の定め」と自事業所の登録内容で突き合わせて確認するための対照(令和6年度・目安)。

訪問介護で算定できる加算は、訪問介護(ホームヘルプ)の加算一覧で28件の要件・単位数をまとめています。

特定事業所加算とは

特定事業所加算は、人材の確保・育成や、重度の利用者への対応など、サービスの質を高める体制を評価する加算です。要件の組み合わせによって複数の区分(Ⅰ〜Ⅴ)に分かれ、加算率(所定単位数に上乗せする割合)が異なります。令和6年度改定では区分の構成が見直され、区分Ⅴが設けられています。

区分ごとの加算率(令和6年度・目安)

加算率は、身体介護・生活援助などの所定単位数に対する上乗せ割合です。厚生労働省の「介護報酬の算定構造」では、次のとおり示されています。

区分 加算率(所定単位数に対して) 主に満たす要件の組み合わせ(概要)
+20%(100分の20) 体制要件+人材要件(介護福祉士等)+重度者対応要件
+10%(100分の10) 体制要件+人材要件(介護福祉士等)
+10%(100分の10) 体制要件+人材要件(勤続年数)+重度者対応要件
+3%(100分の3) 体制要件+人材要件(勤続年数)
+3%(100分の3) 体制要件を中心とする区分(令和6年度に新設)

区分ごとの要件の組み合わせは概要です。細目や選択要件は区分により異なるため、実際の判断は最新の告示・通知や保険者の案内でご確認ください。加算率・要件は介護報酬改定で変わることがあります。

算定要件(3つの柱)——告示の定めと貴事業所の記入欄

特定事業所加算の要件は、大きく体制要件・人材要件・重度者対応要件の3本柱で整理できます。左に告示の定め(目安)、右に貴事業所の状況を書き込む欄を並べました。突き合わせて、どの要件を満たしているかをご確認ください。

要件 告示の定め(令和6年度・目安) 貴事業所の記入欄
体制要件 ①訪問介護員等ごとの研修計画を作成し研修を実施 ②利用者情報を伝達する会議を定期開催 ③サービス提供責任者が訪問介護員等へ文書で指示・報告 ④健康診断等を定期実施 ⑤緊急時対応の体制を整備 (記入例)研修計画:策定済/会議:毎月__日開催/健康診断:__月実施/緊急時手順:整備__
人材要件(資格) 介護福祉士が30%以上、または介護福祉士・実務者研修修了者等の有資格者が50%以上 (記入例)介護福祉士__名/全体__名=__%
人材要件(勤続年数) 勤続7年以上の訪問介護員等が30%以上 (記入例)勤続7年以上__名/全体__名=__%
サービス提供責任者 実務経験3年以上の介護福祉士、または実務経験5年以上の実務者研修修了者等を配置 (記入例)サ責 A様:介護福祉士・実務__年
重度者対応要件 要介護4・5、認知症日常生活自立度Ⅲ以上、たんの吸引等を必要とする者が利用者総数の20%以上 (記入例)該当利用者__名/利用者総数__名=__%

割合の算定方法(前年度実績・直近3か月の常勤換算など)や要件の細目は区分ごとに定められています。上表は代表的な数値の目安であり、確定的な判定は最新の告示・通知でご確認ください。

※「貴事業所の記入欄」はサンプルです。実際に体制や利用者の情報を記録に残す際、またAIツール等へ情報を渡す際は、氏名を伏せる(A様 等)など個人情報の取り扱いに配慮し、事業所内のルールをあわせてご確認ください。

区分Ⅰ〜Ⅴ|告示の定めを1項目1行に分解した対照表(5区分・60行)

特定事業所加算は、複数の要件がひとまとまりで語られるため、どこまでが体制の話で、どこからが人材や利用者の構成の話なのかが見えにくくなりがちです。ここでは区分ごとに、告示が定める内容を1項目1行まで分解し、左に告示の定めの要旨、その右に貴事業所の登録内容を書き込む欄、さらにその状況を示す文書、いちばん右に保険者へ確認するときの観点を並べました。区分の判定はこの表では行いません。記入欄を埋めたうえで、指定権者にご確認ください。

なお、割合や年数のしきい値は改定で変わるため、この表では数値を書かず「告示に定める割合」「告示に定める年数」と表記しています。実際の数値は算定しようとする時点の告示・通知および保険者の案内でご確認ください。なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。

区分Ⅰ|体制・人材(資格)・重度者対応を組み合わせる区分(12行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
訪問介護員等ごとに、個別具体的な研修の目標・内容・研修期間・実施時期等を定めた計画を策定していること (記入欄)策定日__年__月__日/対象人数__名/計画の様式名____ 訪問介護員等ごとの個別研修計画(氏名・策定日入り) 年度当初までに策定した日付が計画に残っているかを、保険者の集団指導資料と併せてご確認ください
サービス提供責任者についても、個別具体的な研修の目標・内容・研修期間・実施時期等を定めた計画を策定していること (記入欄)サ責 A様の計画策定日__/サ責 B様の計画策定日__ サービス提供責任者ごとの個別研修計画 訪問介護員等の計画と別に、サービス提供責任者分が用意されているかをご確認ください
策定した計画に従い、研修を実施していること (記入欄)今年度の実施回数__回/直近の実施日__年__月__日 研修実施記録(日時・講師・内容・使用資料・参加者氏名) 計画の実施時期と実施記録の日付が対応しているかをご確認ください
利用者に関する情報やサービス提供にあたっての留意事項の伝達等を目的とした会議を、定期的に開催していること (記入欄)開催頻度__/直近の開催日__/主宰者__ 会議録(開催日時・主宰者・議題・議事内容・参加者名簿) 開催の事実だけでなく、議題と議事内容が記録から読み取れるかをご確認ください
会議に、登録型の訪問介護員等を含むすべての訪問介護員等が参加していること (記入欄)在籍__名/参加__名/欠席者への伝達方法____ 参加者名簿、欠席者への伝達記録(伝達日・伝達者・受領確認) グループに分けて開催した場合、全員分の参加が名簿でたどれるかをご確認ください
サービス提供にあたり、サービス提供責任者が訪問介護員等に対し、利用者に関する情報や留意事項を文書等の確実な方法で伝達していること (記入欄)伝達の方法__/様式名__/保存場所__ 指示書・申し送り書(利用者・日付・伝達事項・伝達者・受領者) 電話や口頭で伝えた場合に、その内容が後から文書で確認できる形になっているかをご確認ください
サービス提供終了後、訪問介護員等から適宜報告を受けていること (記入欄)報告の方法__/報告を受ける者__/保存場所__ 提供後の報告記録(報告日時・報告者・受領者・内容) 数日分をまとめて報告している運用になっていないかをご確認ください
すべての訪問介護員等に対し、健康診断等を事業所の負担により定期的に実施していること (記入欄)実施月__/対象__名/受診済__名/費用負担__ 健康診断の受診記録、費用を事業所が負担したことが分かる資料 短時間勤務や登録型の訪問介護員等が対象から漏れていないかをご確認ください
緊急時等における対応方法が、利用者に明示されていること (記入欄)明示の方法__/記載している書面__/最終更新日__ 重要事項説明書等(連絡先・対応可能時間・連絡の流れ)、交付の記録 掲示だけでなく、利用者へ交付した記録が残っているかをご確認ください
訪問介護員等の総数のうち、介護福祉士等の資格を有する者が、告示に定める割合以上であること (記入欄)分母__名/分子__名/算出方法__/算出日__ 資格証の写し、常勤換算の計算表、算出根拠の一覧 常勤換算方法により算出した前年度の平均を用いているかをご確認ください
利用者の総数のうち、要介護度の高い方や認知症の状況、たんの吸引等を必要とする方が、告示に定める割合以上であること (記入欄)分母__名/分子__名/基準日__ 利用者一覧(要介護度・認知症日常生活自立度・医療的ケアの有無)、算出記録 算定日が属する月ごとに数え、記録として残しているかをご確認ください
体制に関する届出を行い、要件を満たしていることを示す記録を整備・保存していること (記入欄)届出日__/受理された区分__/記録の保存場所__ 体制等に関する届出書の控え、要件ごとの根拠記録一式 届け出た区分と、実際に整備している記録が対応しているかをご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

区分Ⅱ|体制要件と人材要件(資格)を組み合わせる区分(12行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
訪問介護員等ごとの個別研修計画を策定していること (記入欄)計画に記載した目標の例____/実施時期__月〜__月 個別研修計画(目標・内容・研修期間・実施時期) 前年度と同じ内容・同じ目標のまま複写していないかをご確認ください
サービス提供責任者ごとの個別研修計画を策定していること (記入欄)サ責の人数__名/計画の対象人数__名 サービス提供責任者ごとの個別研修計画 年度の途中で就任したサービス提供責任者の分が用意されているかをご確認ください
計画に従って研修を実施し、その実施状況を記録していること (記入欄)研修テーマ__/参加できなかった者への対応__ 研修実施記録、欠席者への補講・資料配布の記録 欠席者がどう受講したかまで記録に残っているかをご確認ください
利用者に関する情報等を伝達する会議を定期的に開催していること (記入欄)開催の曜日・時間帯__/会場または通信手段__ 会議録、テレビ電話装置等を利用した場合はその旨の記録 通信機器を用いて開催した場合の取扱いを保険者にご確認ください
会議に、登録型を含むすべての訪問介護員等が参加していること (記入欄)グループ分割の有無__/グループ数__ グループごとの参加者名簿、開催回ごとの一覧 すべての在籍者がいずれかの回に参加した記録が残るかをご確認ください
サービス提供責任者から訪問介護員等への伝達が、文書等の確実な方法で行われていること (記入欄)伝達事項の項目____/伝達のタイミング__ 指示書・申し送り書、配布または送信の記録 伝達した事実と、その内容の両方が残る様式になっているかをご確認ください
サービス提供終了後の報告を受けていること (記入欄)報告の締切__/未提出時の対応__ 提供後の報告記録、未提出者への督促記録 報告が滞った回についても記録から追えるかをご確認ください
健康診断等を事業所の負担により定期的に実施していること (記入欄)実施の周期__/案内した日__/未受診者への対応__ 受診記録、受診勧奨の記録、費用負担が分かる資料 受診を案内した記録と結果の把握が両方あるかをご確認ください
緊急時等における対応方法を利用者に明示していること (記入欄)夜間・休日の連絡先__/対応者の決め方__ 重要事項説明書等、緊急時対応マニュアル 重要事項説明書の記載と実際の連絡先が一致しているかをご確認ください
訪問介護員等の総数のうち、介護福祉士等の資格を有する者が告示に定める割合以上であること (記入欄)前年度の各月の常勤換算値__/平均値__ 月ごとの常勤換算計算表、年度平均の算出記録 対象期間から除く月の取扱いを保険者にご確認ください
サービス提供責任者に、告示に定める資格または実務経験を有する者を配置していること (記入欄)サ責 A様の資格__・実務経験__年/サ責 B様__ 資格証の写し、実務経験を証明する書類、雇用契約書 実務経験の数え方(従事した事業所・期間)を保険者にご確認ください
要件を満たしていることを示す記録を整備し、保存していること (記入欄)記録の一覧表の有無__/点検の担当者__ 要件ごとの根拠記録一式、自己点検表 要件と記録の対応関係が一覧で示せる状態かをご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

区分Ⅲ|体制要件と人材要件(勤続年数)・重度者対応を組み合わせる区分(12行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
訪問介護員等ごと・サービス提供責任者ごとの個別研修計画を策定していること (記入欄)新任者向けの目標__/中堅者向けの目標__ 経験年数に応じた個別研修計画 全員に同じ目標を設定していないかをご確認ください
計画に従って研修を実施していること (記入欄)実施済み__件/未実施__件/繰り越しの理由__ 研修実施記録、計画と実績の対照表 未実施分の扱いを年度内にどう整理するかをご確認ください
会議を定期的に開催していること (記入欄)年間の開催予定日____ 年間開催予定表、各回の会議録 予定表と実際の開催日がずれた場合の記録の残し方をご確認ください
会議で、利用者に関する情報や留意事項が伝達されていること (記入欄)伝達した利用者の範囲__/個人情報の取扱い__ 会議録の議事内容欄、資料の配布・回収記録 会議資料に記載した個人情報の管理方法をご確認ください
文書等の確実な方法による指示が行われていること (記入欄)指示に含める項目____ 指示書(利用者の状況・留意事項・前回の状況) 指示書の項目が告示・通知の趣旨をふまえた内容かをご確認ください
サービス提供終了後の報告を受けていること (記入欄)報告様式__/電子化の有無__ 提供後の報告記録、電磁的記録の保存方法が分かる資料 電磁的記録で保存する場合の要件を保険者にご確認ください
健康診断等を事業所の負担により定期的に実施していること (記入欄)実施機関__/対象者名簿の更新日__ 受診記録、対象者名簿 年度途中の入職者が名簿に追加されているかをご確認ください
緊急時等における対応方法を利用者に明示していること (記入欄)明示した日__/変更があった場合の再交付__ 重要事項説明書等の交付記録、変更時の再説明記録 連絡先を変更したときの再交付の記録があるかをご確認ください
訪問介護員等の総数のうち、勤続年数が告示に定める年数以上の者が、告示に定める割合以上であること (記入欄)分母__名/分子__名/勤続年数の起算日の考え方__ 雇用契約書、勤続年数の一覧、常勤換算の計算表 同一法人内での異動があった場合の勤続年数の数え方をご確認ください
利用者の総数のうち、要介護度の高い方等が告示に定める割合以上であること (記入欄)当月の分母__名/分子__名/算出者__ 月ごとの利用者一覧と算出記録 月の途中で利用を開始・終了した方の数え方をご確認ください
サービス提供責任者に、告示に定める要件を満たす者を配置していること (記入欄)常勤のサ責__名/非常勤のサ責__名 勤務形態一覧表、雇用契約書、資格証の写し 非常勤のサービス提供責任者の勤務時間の取扱いをご確認ください
要件を満たしていることを示す記録を整備・保存していること (記入欄)保存年限__/保存場所__ 要件ごとの根拠記録、保存年限を定めた内部規程 保険者が定める記録の保存年限をご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

区分Ⅳ|体制要件と人材要件(勤続年数)を組み合わせる区分(12行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
訪問介護員等ごとの個別研修計画を策定していること (記入欄)計画の承認者__/従業者への周知日__ 個別研修計画、周知の記録 計画を本人へ示した記録があるかをご確認ください
サービス提供責任者ごとの個別研修計画を策定していること (記入欄)外部研修の予定__/内部研修の予定__ 個別研修計画(外部・内部の別を記載) 外部研修を計画に含める場合の記録の残し方をご確認ください
計画に従い研修を実施していること (記入欄)直近の研修テーマ__/理解度の確認方法__ 研修実施記録、受講後の確認テストや感想の記録 実施したことが分かる資料が回ごとに残っているかをご確認ください
会議を定期的に開催していること (記入欄)会議の名称__/所要時間__分 会議録(開始・終了時刻を含む) 研修と会議を同じ日に行う場合、記録を分けているかをご確認ください
会議にすべての訪問介護員等が参加していること (記入欄)参加状況の把握方法__ 参加者名簿、欠席者への伝達記録 登録型の訪問介護員等の参加が記録に含まれるかをご確認ください
文書等の確実な方法による伝達が行われていること (記入欄)伝達の記録を残す担当__ 指示書、申し送り記録 担当者が不在の日の伝達がどう記録されるかをご確認ください
サービス提供終了後の報告を受けていること (記入欄)報告の受領を確認する方法__ 提供後の報告記録、受領印または受領日時の記録 受領した事実が記録に残る様式かをご確認ください
健康診断等を事業所の負担により定期的に実施していること (記入欄)費用の負担区分__/領収書の保管__ 受診記録、費用負担が分かる会計書類 費用を事業所が負担したことが書類で示せるかをご確認ください
緊急時等における対応方法を利用者に明示していること (記入欄)説明した相手__/説明日__ 重要事項説明書等、説明と同意の記録 説明した相手と日付が記録されているかをご確認ください
訪問介護員等の総数のうち、勤続年数が告示に定める年数以上の者が告示に定める割合以上であること (記入欄)算出の対象期間__/算出日__/算出者__ 勤続年数一覧、常勤換算計算表 常勤換算方法により算出した前年度の平均を用いているかをご確認ください
サービス提供責任者を、利用者の数に応じて配置していること (記入欄)利用者数__名/サ責__名/算定基準日__ 利用者数の推移が分かる資料、勤務形態一覧表 利用者数が増えた月の配置の考え方をご確認ください
要件を満たしていることを示す記録を整備・保存していること (記入欄)記録の点検日__/点検結果__ 自己点検表、要件ごとの根拠記録 点検の記録が残っているかをご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

区分Ⅴ|体制要件を中心とする区分(令和6年度に新設・12行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
この区分で組み合わせる要件の内容(告示の定め) (記入欄)保険者の案内で確認した内容____/確認日__ 算定しようとする時点の告示・通知、保険者の集団指導資料 令和6年度に新設された区分のため、要件の組み合わせを指定権者にご確認ください
訪問介護員等ごとの個別研修計画を策定していること (記入欄)策定日__/対象__名 個別研修計画 他の区分と共通の体制要件として整備しているかをご確認ください
サービス提供責任者ごとの個別研修計画を策定していること (記入欄)策定日__/対象__名 個別研修計画 サービス提供責任者分が別に用意されているかをご確認ください
計画に従い研修を実施していること (記入欄)実施日__/内容__ 研修実施記録 計画の実施時期と実績が対応しているかをご確認ください
会議を定期的に開催していること (記入欄)開催日__/主宰者__ 会議録 主宰者が誰かが記録から分かるかをご確認ください
会議にすべての訪問介護員等が参加していること (記入欄)在籍__名/参加__名 参加者名簿 全員分の氏名が記録されているかをご確認ください
文書等の確実な方法による指示が行われていること (記入欄)様式名__ 指示書・申し送り記録 様式に必要な項目が備わっているかをご確認ください
サービス提供終了後の報告を受けていること (記入欄)報告の頻度__ 提供後の報告記録 訪問のつど報告を受ける運用になっているかをご確認ください
健康診断等を事業所の負担により定期的に実施していること (記入欄)実施月__ 受診記録 対象者の範囲をご確認ください
緊急時等における対応方法を利用者に明示していること (記入欄)明示の方法__ 重要事項説明書等 明示の方法が保険者の求める形かをご確認ください
体制に関する届出を行っていること (記入欄)届出日__/届出先__ 体制等に関する届出書の控え 届出の期限と様式を指定権者にご確認ください
要件を満たしていることを示す記録を整備・保存していること (記入欄)記録の一覧__ 要件ごとの根拠記録一式 要件と記録の対応が一覧で示せるかをご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

要件の種類別|10種類に分けた深掘り対照表(10表・70行)

区分ごとの表は「どの要件の組み合わせか」を見るためのものでした。ここからは要件の種類ごとに、告示・通知が何を求めているのか、貴事業所では何を書き込むのか、その状況を示す文書は何か、保険者に何を確認するのかを分けて並べます。公表資料で名指しされている論点は、その自治体名を添えました。

①計画的な研修の実施|個別具体的とはどこまでか(7行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
訪問介護員等ごとに研修の目標を定めていること (記入欄)A様の目標__/B様の目標__/C様の目標__ 個別研修計画の目標欄 全員に同じ目標を設定していないかをご確認ください(三戸町の資料で指摘)
研修の内容を定めていること (記入欄)A様の内容__/B様の内容__ 個別研修計画の内容欄、使用予定の教材名 前年度と同じ内容の複写になっていないかをご確認ください(三戸町の資料で指摘)
研修の期間を定めていること (記入欄)期間__年__月〜__年__月 個別研修計画の期間欄 期間の定めがない計画になっていないかをご確認ください(宇都宮市の資料で指摘)
研修の実施時期を定めていること (記入欄)第1回__月/第2回__月/第3回__月 年間研修計画、個別研修計画の実施時期欄 実施時期の予定が示されているかをご確認ください(宇都宮市の資料で指摘)
計画をいつ定めたかが分かること (記入欄)策定日__年__月__日/承認者__ 策定日を記載した個別研修計画、承認の記録 年度計画をいつ定めたか確認できる形かをご確認ください(三戸町の資料で指摘)
計画に従って研修を実施していること (記入欄)実施日__/講師__/参加者__名 研修実施記録(日時・講師・内容・参加者氏名・使用資料) 計画と実績の対応が一覧で示せるかをご確認ください(長野県の資料で指摘)
サービス提供責任者についても計画を策定していること (記入欄)サ責の対象人数__名/策定日__ サービス提供責任者ごとの個別研修計画 訪問介護員等の分とサービス提供責任者の分が別に整っているかをご確認ください(埼玉県の資料で言及)

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

②会議の定期的な開催|開催・参加・議題の3点が別々に見られる(7行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
会議を定期的に開催していること (記入欄)開催の周期__/年間の予定日__ 年間開催予定表、各回の会議録 開催の周期の考え方を保険者にご確認ください
サービス提供責任者が主宰していること (記入欄)主宰者__/代理を立てる場合の取扱い__ 会議録の主宰者欄 主宰者が誰かが記録から分かるかをご確認ください
登録型を含むすべての訪問介護員等が参加していること (記入欄)在籍__名/参加__名/未参加__名 参加者名簿(氏名の一覧)、欠席者への伝達記録 全員が参加していることが記録に残っているかをご確認ください(仙台市の資料で指摘)
グループに分けて開催する場合の取扱い (記入欄)グループ数__/各回の開催日__ 回ごとの会議録と参加者名簿、全員の参加状況を集計した一覧 グループ別開催の取扱いを保険者にご確認ください(仙台市の資料で言及)
テレビ電話装置等を活用する場合の取扱い (記入欄)使用した機器__/接続していた時間__ 会議録に機器を用いた旨の記載、接続記録 機器を用いた開催の取扱いを保険者にご確認ください(仙台市の資料で言及)
利用者に関する情報や留意事項が伝達されていること (記入欄)取り上げた利用者__名/伝達事項__ 会議録の議事内容欄 会議の記録から議事内容が読み取れるかをご確認ください(三戸町の資料で指摘)
どの議題に該当するかが分かること (記入欄)議題番号__/議題名__ 議題を番号や見出しで整理した会議録 議題の分類の付け方を保険者の様式に合わせているかをご確認ください(三戸町の資料で指摘)

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

③文書等による指示と、サービス提供後の報告|電話も記録に落とす(7行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
サービス提供にあたり、文書等の確実な方法で伝達していること (記入欄)伝達の手段__/様式名__ 指示書・申し送り書、配布記録または送信記録 手渡し・書面・電子のいずれで残すかを事業所内で決めているかをご確認ください
伝達内容に、利用者のADLや意欲が含まれていること (記入欄)記載欄の有無__/記載例__ 指示書のADL・意欲欄 様式に記載欄が設けられているかをご確認ください(埼玉県の資料で言及)
伝達内容に、主な訴えや特段の要望が含まれていること (記入欄)記載欄の有無__/記載例__ 指示書の訴え・要望欄 利用者の言葉がそのまま残る欄になっているかをご確認ください(埼玉県の資料で言及)
伝達内容に、家族を含む環境が含まれていること (記入欄)記載欄の有無__/記載例__ 指示書の家族・住環境欄 同居家族の在宅状況まで書けているかをご確認ください(埼玉県の資料で言及)
伝達内容に、前回のサービス提供時の状況が含まれていること (記入欄)記載欄の有無__/参照する記録__ 指示書の前回状況欄、前回のサービス提供記録 前回の記録を参照した形跡が残るかをご確認ください(埼玉県の資料で言及)
電話で報告を受け、その場で指示した場合も記録していること (記入欄)電話記録の様式__/保存場所__ 電話対応記録(日時・相手・報告内容・指示内容・指示者) 電話での指示内容が文書等で保存されているかをご確認ください(仙台市の資料で指摘)
サービス提供終了後に報告を受けていること (記入欄)報告の締切__/受領を確認する方法__ 提供後の報告記録、受領日時が分かる記録 数日分をまとめて報告する運用になっていないかをご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

④健康診断の実施|対象から漏れやすい人がいる(7行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
すべての訪問介護員等に対して健康診断等を実施していること (記入欄)対象__名/受診済__名/未受診__名 対象者名簿、受診記録 対象者名簿が最新の在籍者と一致しているかをご確認ください
事業所の負担により実施していること (記入欄)費用の支払方法__/会計上の科目__ 請求書・領収書、会計処理の記録 費用を事業所が負担したことが書類で示せるかをご確認ください
定期的に実施していること (記入欄)前回の実施日__/次回の予定__ 実施計画、受診記録の日付一覧 実施の周期の考え方を保険者にご確認ください
労働安全衛生法上の「常時使用する労働者」に該当しない訪問介護員等の取扱い (記入欄)該当しない者__名/実施状況__ 雇用形態が分かる書類、受診記録 登録型・短時間勤務の方が対象に含まれているかをご確認ください(埼玉県の資料で言及)
年度途中の入職者の取扱い (記入欄)入職日__/受診予定日__ 入職時の受診記録、名簿の更新履歴 入職後の受診時期の考え方をご確認ください
受診結果の把握と保管 (記入欄)保管場所__/閲覧できる者__ 健康診断個人票、保管の管理記録 結果の保管方法と個人情報の取扱いをご確認ください
未受診者への働きかけ (記入欄)勧奨した日__/勧奨の方法__ 受診勧奨の記録 受診に至らなかった場合の記録の残し方をご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

⑤緊急時等における対応方法の明示|書いてある場所と、渡した記録(7行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
緊急時等における対応方法が利用者に明示されていること (記入欄)記載している書面__/該当ページ__ 重要事項説明書等、交付の記録 明示の方法が保険者の求める形かをご確認ください(埼玉県の資料で言及)
連絡先が示されていること (記入欄)日中の連絡先__/夜間・休日の連絡先__ 重要事項説明書等の連絡先欄、緊急連絡網 記載の連絡先と実際に応答する先が一致しているかをご確認ください
対応可能な時間帯が示されていること (記入欄)対応時間__時〜__時/時間外の扱い__ 重要事項説明書等の対応時間欄 営業時間と対応時間の関係をご確認ください
緊急時の連絡の流れが定まっていること (記入欄)第一報の宛先__/主治医への連絡の担当__ 緊急時対応マニュアル、連絡フロー図 速やかに主治の医師へ連絡する流れになっているかをご確認ください(運営指導マニュアル別添1の確認項目)
実際に対応した場合の記録 (記入欄)直近の対応日__/対応内容__ サービス提供記録、緊急時対応の記録 対応の経過が時刻とともに残っているかをご確認ください
利用者への交付・説明の記録 (記入欄)説明日__/説明した相手__ 説明と同意の記録、交付書類の控え 交付した記録が残っているかをご確認ください
内容を変更したときの取扱い (記入欄)変更日__/再交付日__ 変更履歴、再交付の記録 変更時に利用者へ再度示した記録があるかをご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

⑥有資格者の割合|分母と分子と、いつの期間か(7行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
訪問介護員等の総数のうち、介護福祉士等の資格を有する者が告示に定める割合以上であること (記入欄)分母__/分子__/算出日__ 常勤換算計算表、資格証の写し 分母に含める職種の範囲をご確認ください
常勤換算方法により算出すること (記入欄)常勤の勤務すべき時間数__時間/各人の勤務時間__ 勤務形態一覧表、タイムカード・勤務実績表 常勤換算の計算方法を保険者の様式でご確認ください
前年度(3月を除く。)の平均を用いること (記入欄)対象期間__年__月〜__年__月/各月の値__ 月ごとの常勤換算値の一覧、平均の算出記録 対象期間から除く月の取扱いをご確認ください(長野県の資料で指摘)
要件を満たしていることを確認した記録を残すこと (記入欄)確認日__/確認者__ 確認記録、内部の点検表 確認した記録が残っているかをご確認ください(長野県の資料で指摘)
資格の証明を確認していること (記入欄)資格証の写しの保管__/確認日__ 資格証の写し、確認記録 資格証の原本を確認した記録の残し方をご確認ください
新規事業所など前年度の実績が足りない場合の取扱い (記入欄)指定年月日__/算出に用いた期間__ 指定通知書の写し、算出記録 実績が足りない場合の期間の取り方を保険者にご確認ください
年度が替わったときの再確認 (記入欄)再確認の予定月__/担当者__ 年間の点検予定表、再確認の記録 年度替わりの時期に再確認する運用になっているかをご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

⑦勤続年数の割合|起算日をどこに置くか(7行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
訪問介護員等の総数のうち、勤続年数が告示に定める年数以上の者が告示に定める割合以上であること (記入欄)分母__/分子__/算出日__ 勤続年数一覧、常勤換算計算表 分子に含める者の範囲をご確認ください
勤続年数の起算日 (記入欄)各人の入職日__/起算日の考え方__ 雇用契約書、辞令、労働者名簿 起算日の考え方を保険者にご確認ください
同一法人内で異動した場合の取扱い (記入欄)異動した者__名/異動日__ 辞令、異動の記録 異動前の期間の取扱いをご確認ください
雇用形態が変わった場合の取扱い (記入欄)変更日__/変更前後の形態__ 雇用契約書の変更履歴 形態が変わった期間の数え方をご確認ください
常勤換算方法により算出すること (記入欄)各人の勤務時間__/換算値__ 勤務実績表、常勤換算計算表 登録型の方の勤務時間の拾い方をご確認ください
前年度(3月を除く。)の平均を用いること (記入欄)対象期間__/各月の値__/平均__ 月ごとの算出記録 平均の算出過程が残っているかをご確認ください(長野県の資料で指摘)
要件を満たしていることを確認した記録 (記入欄)確認日__/確認者__/保管場所__ 確認記録、点検表 確認の記録が算定した月ごとに残っているかをご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

⑧サービス提供責任者の配置と実務経験|常勤の意味と兼務(7行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
サービス提供責任者に、告示に定める資格または実務経験を有する者を配置していること (記入欄)氏名(A様等)__/資格__/実務経験__年 資格証の写し、実務経験を証明する書類 実務経験の証明方法をご確認ください
常勤のサービス提供責任者の人数 (記入欄)常勤__名/非常勤__名 勤務形態一覧表、雇用契約書 区分ごとに求められる人数を告示・通知でご確認ください(京都府のページに掲載された資料で指摘)
「常勤」の意味 (記入欄)事業所が定める常勤の勤務すべき時間数__時間/各人の勤務時間__ 就業規則、勤務形態一覧表、勤務実績表 雇用の形態ではなく勤務時間で判断する考え方をご確認ください(福井市の資料で言及)
非常勤のサービス提供責任者の勤務時間 (記入欄)勤務時間__時間/常勤が勤務すべき時間数に対する位置づけ__ 勤務実績表、雇用契約書 非常勤の勤務時間の取扱いをご確認ください(金沢市の資料で指摘)
他の職務との兼務 (記入欄)兼務先__/兼務の時間帯__ 兼務内容が分かる勤務形態一覧表、雇用契約書 他事業所の管理者等との兼務の可否をご確認ください(金沢市・千葉県の資料で指摘)
利用者の数に応じた配置 (記入欄)利用者数__名/サ責__名/基準日__ 利用者数の推移が分かる資料 利用者数が変動した月の配置の考え方をご確認ください(宇都宮市の資料で指摘)
変更があった場合の届出 (記入欄)変更日__/届出日__ 変更届の控え 変更の届出期限を指定権者にご確認ください(福井市の資料で言及)

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

⑨重度者等への対応|毎月数えて、毎月残す(7行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
利用者の総数のうち、告示が定める状態にある方が告示に定める割合以上であること (記入欄)分母__名/分子__名/基準日__ 利用者一覧、算出記録 分母に含める利用者の範囲をご確認ください
要介護度による該当 (記入欄)該当者__名/確認に用いた資料__ 介護保険被保険者証の写し、認定情報の記録 認定の有効期限の確認方法をご確認ください
認知症日常生活自立度による該当 (記入欄)該当者__名/判定の根拠__ 主治医意見書、認定調査票、記録 判定の根拠として用いる資料をご確認ください
たんの吸引等を必要とする方の該当 (記入欄)該当者__名/実施の体制__ 医師の指示書、実施記録、登録に関する書類 実施の体制に関する取扱いをご確認ください
算定日が属する月の状況で判断する運用 (記入欄)当月の算出日__/算出者__ 月ごとの算出記録 いつ時点で数えるかを保険者にご確認ください
明らかに満たしている場合の記録 (記入欄)当月の計算結果__/記録の保管__ 毎月の計算記録 明らかな場合も計算して記録を残す取扱いをご確認ください(松山市の資料で言及)
月の途中で利用が始まった方・終わった方 (記入欄)開始__名/終了__名/数え方__ 利用開始・終了の記録、算出記録の注記 途中で変動した方の数え方をご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

⑩中山間地域等における継続的なサービス提供|地域の範囲から確認する(7行)

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
告示が定める地域に居住する方へ、継続的にサービスを提供していること (記入欄)対象地域に居住する利用者__名 利用者の住所が分かる資料、提供実績 対象となる地域の範囲を保険者にご確認ください
通常の事業の実施地域との関係 (記入欄)運営規程に定めた実施地域__ 運営規程、重要事項説明書 実施地域の定めと実際の提供範囲が一致しているかをご確認ください(松山市の資料で、実施地域を越えていないのに算定していた例が公表)
提供の継続性が分かること (記入欄)提供月数__/中断があった場合の理由__ サービス提供記録、実績記録票 継続の考え方を保険者にご確認ください
他の加算との関係 (記入欄)併せて届け出ている加算__ 体制等に関する届出書の控え 他の加算との併算定の取扱いをご確認ください
移動に要した経路の記録 (記入欄)記録の様式__/保管場所__ 訪問経路・所要時間の記録 経路の記録が求められるかをご確認ください
利用者への説明 (記入欄)説明日__/説明した内容__ 重要事項説明書、説明と同意の記録 費用に関する説明の記載をご確認ください(愛知県の資料で、起算点の記載に関する指摘が公表)
算定した月の記録 (記入欄)算定月__/根拠資料__ 月ごとの算定根拠の記録 月ごとに根拠が残っているかをご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

会議・指示・報告の記録|そのまま貼れる完成文33例

公表資料でもっとも多く名指しされているのが、会議と、文書等による指示・報告の記録です。仙台市の集団指導資料では「その開催状況の記録は取っておらず、すべての訪問介護員等が会議に参加していることに関しても記録に残していない」「その内容に関する文書等の記録を保存していなかった」が文書指摘として挙げられています。やっているのに残していないという形で問われるため、ここではそのまま貼って使える完成文を用意しました。氏名はA様・B様等に置き換えています。実際に使う際は、貴事業所の様式・語彙に合わせて書き換えてください。

会議録の完成文(12例)|参加者・時間・議題・検討内容・決定事項まで書き切る

場面 そのまま貼れる完成文
1. 月次の定例会議(利用者情報の伝達) 開催日時:2026年5月12日(火)17時00分〜17時45分/場所:事業所内会議室(一部はテレビ電話装置を利用)/主宰:サービス提供責任者 甲。参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(登録型を含む在籍6名全員)。議題1「担当利用者の状況変化の伝達」。検討内容:A様(要介護区分の見直し申請中)について、5月上旬から起床時のふらつきの訴えが増えている旨をヘルパーBが報告。5月8日9時20分の訪問時、ベッド端座位から立ち上がる際に右手で壁を支える動作が見られた。決定事項:起床介助時は右側に立ち、立位保持を確認してから歩行に移ることを全員の手順とする。次回訪問時から適用し、5月末の会議で経過を再確認する。記録者:甲。
2. 転倒リスクのある利用者の情報共有 開催日時:2026年6月9日(火)17時00分〜17時40分/主宰:サービス提供責任者 甲/参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(在籍6名全員)。議題2「転倒に関する留意事項の伝達」。検討内容:B様宅で6月5日14時10分、玄関上がり框に敷いていたマットの端がめくれていることをヘルパーCが確認。ご本人は「つまずきそうになった」と話された。決定事項:訪問時にマットの状態を確認し、めくれがあれば整えてから介助に入る。ご家族へは6月10日にサービス提供責任者から電話で伝え、固定用テープの検討を依頼する。記録者:甲。
3. 服薬に関する留意事項の伝達 開催日時:2026年7月14日(火)17時00分〜17時35分/主宰:サービス提供責任者 乙/参加者:訪問介護員 A・B・D・E・F(在籍6名中5名。欠席のCへは7月15日10時にサービス提供責任者が電話で伝達し、議事録の写しを7月16日の訪問時に手渡し。受領確認済)。議題3「服薬に関する情報の伝達」。検討内容:C様について、7月10日の受診で内服が変更された旨をご家族から連絡。朝食後の薬包が7月11日・12日と居室テーブルに残っていたとヘルパーDが報告。決定事項:訪問時に服薬カレンダーの当日欄を確認し、残っている場合は時刻とともに記録して当日中にサービス提供責任者へ報告する。記録者:乙。
4. 認知症のある方への対応の検討 開催日時:2026年8月11日(火)17時00分〜17時50分/主宰:サービス提供責任者 甲/参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(在籍6名全員)。議題1「処遇に迷いのある事例の検討」。検討内容:D様について、8月上旬から入浴の声かけに「今日はいい」と返される日が続き、8月7日13時40分の訪問では脱衣所まで移動されたが浴室前で立ち止まられた。ヘルパーEから「午前中の訪問では応じられる日が多い」との報告。決定事項:訪問時間を午前に変更できるか、担当の介護支援専門員へ8月12日に相談する。変更が難しい場合は、浴室の室温を先に上げ、手浴から始める手順を試す。次回会議で経過を報告する。記録者:甲。
5. 医療的ケアが必要な方の情報共有 開催日時:2026年9月8日(火)17時00分〜17時45分/主宰:サービス提供責任者 乙/参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(在籍6名全員)。議題1「医療職との連携が必要な利用者の情報伝達」。検討内容:E様について、9月3日に主治医から吸引に関する指示内容の変更があった旨を訪問看護事業所より連絡。9月5日9時50分の訪問時、ヘルパーAが痰の量が増えている様子を確認し、当日中にサービス提供責任者へ報告済み。決定事項:訪問前に指示内容の最新版を確認し、実施した時刻と回数を記録する。訪問看護事業所とは週1回、金曜日に電話で情報交換を行う。記録者:乙。
6. 独居の方の緊急時対応の確認 開催日時:2026年10月13日(火)17時00分〜17時40分/主宰:サービス提供責任者 甲/参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(在籍6名全員)。議題4「緊急時等における対応方法の再確認」。検討内容:独居のF様について、10月6日18時20分に訪問したヘルパーBがインターホンに応答がないことを確認。合鍵の保管場所と、応答がない場合の連絡順(事業所→ご長男→主治医)を全員で読み合わせた。決定事項:重要事項説明書に記載している夜間連絡先の電話番号が9月に変更されているため、10月20日までに差し替えた書面をご本人へ再交付する。連絡網は事業所内の所定の場所に掲示する。記録者:甲。
7. 家族の要望を受けての手順変更 開催日時:2026年11月10日(火)17時00分〜17時35分/主宰:サービス提供責任者 乙/参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(在籍6名全員)。議題1「利用者・家族の要望の共有」。検討内容:G様のご家族から11月5日に「洗濯物は室内干しにしてほしい」との要望。理由は花粉と近隣の工事による粉じんとのこと。ヘルパーCから「物干し竿が浴室にあり動線が狭い」との指摘。決定事項:浴室乾燥を使用する手順に変更し、居宅サービス計画との整合について担当の介護支援専門員へ11月11日に相談する。訪問介護計画の見直しはサービス提供責任者が行う。記録者:乙。
8. 苦情を受けての改善方策の検討 開催日時:2026年12月8日(火)17時00分〜17時50分/主宰:サービス提供責任者 甲/参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(在籍6名全員)。議題6「苦情の内容と改善方策」。検討内容:12月2日、H様のご家族より「訪問の開始時刻が日によって前後する」とのお申し出を受付簿No.2026-014で受付。直近1か月の記録を確認したところ、前の訪問先からの移動に想定より時間を要した日が3日あった。決定事項:移動時間を見直し、12月15日以降のシフトで訪問順を変更する。変更内容はご家族へ12月10日に電話で説明する。改善の経過は1月の会議で報告する。記録者:甲。
9. サービス提供記録の書き方の確認 開催日時:2026年1月13日(火)17時00分〜17時45分/主宰:サービス提供責任者 乙/参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(在籍6名全員)。議題7「記録の記載内容の確認」。検討内容:12月分のサービス提供記録を点検したところ、開始・終了時刻が予定どおりに記載され、実際の所要時間と差がある回が見られた。ヘルパーDから「延びた日に書き直す時間がない」との発言。決定事項:訪問終了時に実時刻を記録し、予定と異なる場合は理由を1行添える。記入例を1月20日までに配布する。サービス提供責任者は毎月10日までに前月分を点検する。記録者:乙。
10. 感染症流行期の訪問手順の伝達 開催日時:2026年2月10日(火)17時00分〜17時40分/主宰:サービス提供責任者 甲/参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(在籍6名全員)。議題5「感染症の予防及びまん延の防止に関する伝達」。検討内容:2月上旬から近隣で流行しており、I様のご家族に発熱があったとの連絡を2月6日に受けた。委員会で決めた手順のうち、訪問順・手指衛生・使用した手袋の持ち帰り方法を読み合わせた。決定事項:発熱のあるご家族が同居している間は当該利用者宅を最後に訪問する。体調に変化があった訪問介護員は出勤前に事業所へ連絡する。手順書は事業所内の所定の場所に掲示する。記録者:甲。
11. 新規利用者の受け入れ前の情報共有 開催日時:2026年3月10日(火)17時00分〜17時45分/主宰:サービス提供責任者 乙/参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(在籍6名全員)。議題1「新規利用者に関する情報の伝達」。検討内容:3月16日から利用開始となるJ様について、3月5日のサービス担当者会議で共有された内容(住環境、同居のご家族の在宅時間、ご本人の希望する起床時刻)をサービス提供責任者から伝達。玄関から居室までに段差が2か所あることを写真で共有。決定事項:初回訪問はサービス提供責任者が同行する。初回から3回目までは訪問後にその日のうちに報告を行い、手順の修正点を集約する。記録者:乙。
12. グループ別開催の回(第2グループ) 開催日時:2026年4月14日(火)10時00分〜10時40分(第2グループ)/主宰:サービス提供責任者 甲/参加者:訪問介護員 C・E・F(第1グループは同月4月13日17時00分〜17時40分に実施。参加者はA・B・D。両回で在籍6名全員が参加)。議題1「4月の利用者情報の伝達」。検討内容:第1グループと同一の資料を用い、K様の退院後の状況、L様の福祉用具の変更、4月から変更になった訪問順を伝達。第1グループで出た質問(入浴時の見守り位置)と回答を併せて共有した。決定事項:両グループの議事録を1つづりにして保管し、参加状況の一覧に全員の参加日を記入する。記録者:甲。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

事前の文書指示(申し送り)の完成文(11例)|ADL・意欲・訴え・環境・前回の状況を入れる

場面 そのまま貼れる完成文
1. 初回訪問の前 【指示日】2026年5月15日/【指示者】サービス提供責任者 甲/【対象】M様/【訪問予定】5月16日10時00分〜10時50分(身体介護)/【ADL・意欲】屋内は伝い歩き。ご本人は「台所まで自分で行きたい」と話されています/【主な訴え・要望】朝の着替えに時間がかかることを気にされています/【家族を含む環境】同居の娘様は平日9時から17時まで不在。玄関から居室までに段差が2か所(高さの目安をメモ添付)/【前回の状況】初回のため、3月5日のサービス担当者会議の情報を添付します/【留意事項】立ち上がりは右側から介助し、居室の椅子を移動させないでください/【報告】訪問後、当日中に報告書の提出をお願いします。
2. 退院直後の訪問の前 【指示日】2026年6月2日/【指示者】サービス提供責任者 乙/【対象】N様/【訪問予定】6月3日9時30分〜10時30分(身体介護)/【ADL・意欲】入院前より歩行が不安定です。ご本人は「早く元に戻したい」と話されています/【主な訴え・要望】夜間にトイレへ起きる回数が増えたとのことです/【家族を含む環境】退院に合わせて手すりが6月1日に設置されました。位置の写真を添付します/【前回の状況】入院前の最終訪問は5月10日。その日は自力で洗面台まで移動されていました/【留意事項】手すりの位置に慣れておられない可能性があります。移動時は前方から見守り、疲労の訴えがあれば途中で休憩を入れてください/【報告】歩行の様子と休憩の有無を記録してください。
3. 転倒があった後の訪問の前 【指示日】2026年7月8日/【指示者】サービス提供責任者 甲/【対象】O様/【訪問予定】7月9日13時00分〜13時50分(身体介護)/【ADL・意欲】7月6日16時頃、居間で座り込まれたとご家族から連絡がありました。受診の結果、経過観察となっています/【主な訴え・要望】ご本人は「もう大丈夫」と話されていますが、右膝に痛みの訴えがあります/【家族を含む環境】同居のご長男は7月9日は在宅の予定です/【前回の状況】7月2日の訪問では自力で立ち上がられていました/【留意事項】立ち上がりの前に痛みの有無を伺い、時刻とともに記録してください。痛みが強い場合は動作を中止し、事業所へ電話してください/【報告】訪問後、当日中に報告をお願いします。
4. 内服が変更された後の訪問の前 【指示日】2026年7月11日/【指示者】サービス提供責任者 乙/【対象】P様/【訪問予定】7月12日8時30分〜9時10分(身体介護)/【ADL・意欲】朝の身支度はおおむね自立されています/【主な訴え・要望】「薬が増えて飲みにくい」と話されています/【家族を含む環境】服薬カレンダーは台所の壁に掛かっています。ご家族は週末のみ来訪/【前回の状況】7月10日の訪問時、朝食後の薬包が2包残っていました/【留意事項】当日欄を確認し、残っている場合は時刻と包数を記録してください。服薬の可否の判断は行わず、事実の記録と報告をお願いします/【報告】残っていた場合は当日中に電話で報告し、内容を記録に残します。
5. 猛暑日の訪問の前 【指示日】2026年8月4日/【指示者】サービス提供責任者 甲/【対象】Q様/【訪問予定】8月5日11時00分〜11時40分(生活援助)/【ADL・意欲】ご自分で冷房の操作をされますが、「電気代がもったいない」と切られることがあります/【主な訴え・要望】「汗をかかないから水はいらない」と話されています/【家族を含む環境】独居。ご長女は隣県在住で週1回電話連絡/【前回の状況】8月1日の訪問時、室温計は高い値を示し、飲み物の減りが少ない状況でした/【留意事項】訪問時に室温計の値と飲み物の残量を記録してください。ご本人が室温の調整を望まれない場合も、伺った言葉をそのまま記録してください/【報告】室温と飲水の状況を報告書に記入してください。
6. 家族が不在になる日の訪問の前 【指示日】2026年9月20日/【指示者】サービス提供責任者 乙/【対象】R様/【訪問予定】9月21日12時00分〜12時40分(生活援助)/【ADL・意欲】食事はご自分で召し上がれます/【主な訴え・要望】「一人だと火を使うのが不安」と話されています/【家族を含む環境】9月21日は同居の奥様が終日不在です(法事のため)。緊急連絡先は奥様の携帯/【前回の状況】9月14日の訪問では奥様が在宅で、調理は奥様が行われました/【留意事項】昼食は配食の受け取りと配膳までとし、ガスは使用しないでください。退室時にガスの元栓と施錠を確認し、確認した時刻を記録してください/【報告】退室時刻と確認事項を報告してください。
7. 入浴を控えられている方の訪問の前 【指示日】2026年10月6日/【指示者】サービス提供責任者 甲/【対象】S様/【訪問予定】10月7日10時00分〜11時00分(身体介護)/【ADL・意欲】浴室までの移動は見守りで可能です。「面倒だ」と話される日があります/【主な訴え・要望】「足元が冷たいのが嫌だ」と話されました/【家族を含む環境】脱衣所に暖房はありません。浴室に手すりが1本/【前回の状況】10月3日は脱衣所で立ち止まられ、その日は清拭に切り替えました/【留意事項】訪問前に浴室と脱衣所を暖め、手浴から始めてください。応じられない場合は無理に勧めず、そのときのご本人の言葉と時刻を記録してください/【報告】実施した内容(入浴・清拭の別)と理由を報告してください。
8. 医療的ケアがある方の訪問の前 【指示日】2026年11月17日/【指示者】サービス提供責任者 乙/【対象】T様/【訪問予定】11月18日15時00分〜15時50分(身体介護)/【ADL・意欲】ベッド上での生活が中心です/【主な訴え・要望】ご家族から「夕方に痰が増える」とのお話がありました/【家族を含む環境】訪問看護は火・金の午前。医師の指示内容は11月14日付で更新されています/【前回の状況】11月15日15時20分、体位変換後に呼吸が落ち着かれた経過があります/【留意事項】訪問前に最新の指示内容を確認してください。実施した時刻・回数・そのときの様子を記録してください。指示内容に迷う点があれば実施前に事業所へ電話してください/【報告】訪問後、当日中に報告をお願いします。
9. 生活援助の内容を変更する日の訪問の前 【指示日】2026年12月1日/【指示者】サービス提供責任者 甲/【対象】U様/【訪問予定】12月2日13時00分〜13時45分(生活援助)/【ADL・意欲】洗濯物をたたむ動作はご自分でされます/【主な訴え・要望】ご家族から「洗濯物は室内干しに」とのご要望が11月28日にありました/【家族を含む環境】浴室に乾燥機能があります。物干し竿は浴室内/【前回の状況】11月25日までは屋外に干していました/【留意事項】12月2日から浴室乾燥を使用します。運転時間と、乾き具合をご本人に確認した内容を記録してください。訪問介護計画の変更はサービス提供責任者が行います/【報告】変更後の状況を報告してください。
10. 担当する訪問介護員が交代する日の前 【指示日】2026年1月19日/【指示者】サービス提供責任者 乙/【対象】V様/【訪問予定】1月20日9時00分〜9時40分(身体介護・担当交代の初回)/【ADL・意欲】声かけは右側から行うと反応が良い方です/【主な訴え・要望】「新しい人は緊張する」と話されています/【家族を含む環境】玄関の鍵は郵便受け横のキーボックス(番号は別紙)/【前回の状況】1月16日までは訪問介護員Bが担当。手順書に沿って実施されていました/【留意事項】初回は前任者が同行します。手順書と実際の動きが異なる点があれば、その場でメモし、訪問後に共有してください/【報告】同行者・後任者の双方から報告をお願いします。
11. 通院等乗降介助を行う日の訪問の前 【指示日】2026年2月23日/【指示者】サービス提供責任者 甲/【対象】W様/【訪問予定】2月24日9時30分(乗車)〜11時30分(降車)/【ADL・意欲】杖歩行。段差では手を添える介助を行っています/【主な訴え・要望】「待ち時間に座れる場所があるか気になる」と話されています/【家族を含む環境】受診先は徒歩圏外。ご家族の付き添いはありません/【前回の状況】1月27日の受診では、帰宅時に疲労の訴えがありました/【留意事項】乗降時の介助内容と時刻を記録してください。院内での対応の範囲は事前に確認した内容のとおりとし、判断に迷う場面があれば事業所へ電話してください/【報告】乗車・降車それぞれの時刻を報告してください。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

サービス提供後の報告の完成文(10例)|報告を受けた側の記録まで含める

場面 そのまま貼れる完成文
1. 予定どおり実施した日の報告 【報告日時】2026年5月16日11時05分/【報告者】訪問介護員 A/【受領】サービス提供責任者 甲/【対象】M様/【実施時間】10時00分〜10時52分/【実施内容】起床介助、更衣、洗面、朝食の配膳/【状況】起床時、右手で壁を支えて立ち上がられました。更衣は上衣をご自分で、下衣は介助しました。「今日は膝が軽い」と話されています/【指示への対応】右側からの介助を行いました/【申し送り】洗面台の照明が点滅していました。ご家族へ連絡が必要か、ご指示をお願いします。/【受領者記入】5月16日11時05分に上記の報告を受領。照明の件は同日13時にご長女へ電話連絡(甲)。
2. 体調の変化があった日の報告 【報告日時】2026年6月3日10時40分/【報告者】訪問介護員 B/【受領】サービス提供責任者 乙/【対象】N様/【実施時間】9時30分〜10時35分/【実施内容】身体整容、居室の環境整備/【状況】9時45分、洗面台まで移動される途中で立ち止まられ、「立ちくらみがする」と話されました。その場で椅子に座っていただき、5分ほど休んでから再開しています。顔色は普段と比べて青白く見えました/【指示への対応】前方からの見守りを行い、休憩を入れました/【申し送り】ご家族に本日の様子をお伝えしました/【受領者記入】6月3日10時40分に報告を受領。同日11時に担当の介護支援専門員へ情報提供(乙)。
3. 転倒の跡を発見した日の報告 【報告日時】2026年7月9日13時55分/【報告者】訪問介護員 C/【受領】サービス提供責任者 甲/【対象】O様/【実施時間】13時00分〜13時50分/【状況】訪問時、居間の床にクッションが落ちており、ご本人に伺うと「昨日の夕方に座り込んだ」とのことでした。右膝に触れると「押すと痛い」と話されます。腫れは目視では確認できませんでした/【対応】13時20分に事業所へ電話し、サービス提供責任者の指示により動作を中止しました/【申し送り】ご長男へは13時45分にご本人から電話していただきました/【受領者記入】7月9日13時20分に電話で報告を受け、動作の中止を指示(甲)。同日14時に担当の介護支援専門員へ連絡。
4. 服薬が残っていた日の報告 【報告日時】2026年7月12日9時20分/【報告者】訪問介護員 D/【受領】サービス提供責任者 乙/【対象】P様/【実施時間】8時30分〜9時12分/【状況】服薬カレンダーの7月12日朝食後の欄に薬包が1包残っていました。ご本人は「あとで飲む」と話されています。7月11日の欄にも1包残っていました/【指示への対応】残っていた包数と時刻を記録し、飲む・飲まないの判断は行っていません/【申し送り】ご家族への連絡をお願いします/【受領者記入】7月12日9時20分に報告を受領。同日10時にご家族へ電話し、次回受診時に主治医へお伝えいただくよう依頼(乙)。
5. 家族から相談を受けた日の報告 【報告日時】2026年8月5日11時50分/【報告者】訪問介護員 E/【受領】サービス提供責任者 甲/【対象】Q様/【実施時間】11時00分〜11時38分/【状況】訪問中にご長女から電話があり、「夏の間だけ訪問を増やせないか」とのご相談を受けました。室温計は高い値を示し、飲み物のペットボトルは前回訪問時とほぼ同じ残量でした/【対応】ご相談は事業所へお伝えする旨を回答し、その場での回答は控えました/【申し送り】担当の介護支援専門員への連絡をお願いします/【受領者記入】8月5日11時50分に報告を受領。同日13時30分に担当の介護支援専門員へ電話し、8月8日に相談の場を設けることとした(甲)。
6. 予定より時間が延びた日の報告 【報告日時】2026年9月21日12時55分/【報告者】訪問介護員 F/【受領】サービス提供責任者 乙/【対象】R様/【予定】12時00分〜12時40分/【実施時間】12時00分〜12時50分/【状況】配食の到着が12時25分となり、配膳と片付けに時間を要しました。退室前にガスの元栓と施錠を確認しています(12時48分)/【延びた理由】配食の到着遅れ/【申し送り】次回以降の訪問時刻について、ご検討をお願いします/【受領者記入】9月21日12時55分に報告を受領。記録の実時刻と理由の記載を確認。9月22日に配食事業者へ到着時刻を照会(乙)。
7. 訪問時に応答がなかった日の報告 【報告日時】2026年10月6日18時35分/【報告者】訪問介護員 B/【受領】サービス提供責任者 甲/【対象】F様/【予定】18時20分〜19時00分/【状況】18時20分にインターホンを鳴らしましたが応答がなく、18時25分に再度呼び出し。窓から居室の照明が点いていることを確認しました/【対応】18時28分に事業所へ電話。サービス提供責任者の指示により合鍵で入室し、居室でお休みになっているところを確認。声かけで目を覚まされ、会話に問題はありませんでした/【申し送り】ご長男へのご連絡をお願いします/【受領者記入】10月6日18時28分に電話で報告を受け、合鍵での入室を指示(甲)。同日19時10分にご長男へ電話で報告。
8. 支援を控えられた日の報告 【報告日時】2026年10月7日11時10分/【報告者】訪問介護員 A/【受領】サービス提供責任者 乙/【対象】S様/【実施時間】10時00分〜10時55分/【状況】脱衣所を暖めてから手浴をお勧めしましたが、「今日はやめておく」と話されました。10時25分に清拭へ切り替え、背部・下肢を実施しています。清拭中は「気持ちいい」と話されていました/【指示への対応】無理に勧めず、そのときの言葉と時刻を記録しました/【申し送り】次回の訪問時間の見直しについてご検討をお願いします/【受領者記入】10月7日11時10分に報告を受領。10月8日に担当の介護支援専門員へ相談(乙)。
9. 住環境の変化に気づいた日の報告 【報告日時】2026年11月18日16時00分/【報告者】訪問介護員 C/【受領】サービス提供責任者 甲/【対象】T様/【実施時間】15時00分〜15時48分/【状況】ベッド脇に新しいオーバーテーブルが置かれており、車いすの動線が狭くなっていました。ご家族に伺うと11月16日に購入されたとのことです/【対応】移動の妨げになる位置であることをお伝えし、ご家族の了解を得て15時40分に位置を変更しました/【申し送り】福祉用具の配置について、担当の介護支援専門員への情報提供をお願いします/【受領者記入】11月18日16時00分に報告を受領。11月19日に担当の介護支援専門員と福祉用具貸与事業所へ連絡(甲)。
10. 電話で報告し、その場で指示を受けた記録 【電話記録】2026年12月2日13時35分/【発信】訪問介護員 D(U様宅より)/【受電】サービス提供責任者 乙/【報告内容】浴室乾燥の運転中に警告表示が出て停止した。洗濯物は濡れたまま/【指示内容】本日は室内の物干しスタンドに掛け替え、乾燥機は使用しないこと。ご家族へは事業所から連絡すること/【指示者】乙/【実施結果】13時45分に掛け替えを完了(D)/【受領者記入】12月2日13時35分の電話の内容を本記録に残し、同日14時にご家族へ電話。12月3日に管理会社への連絡をご家族が行うこととなった(乙)。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

毎月の数え方と年間の運用|分母・分子の管理表と12か月カレンダー(3表・38行)

割合の要件は、数えていても記録が無ければ確認のときに示せません。松山市の資料では「所定の割合を満たしていることが明らかな場合も計算し、その記録を残すこと」とされ、長野県の資料では常勤換算方法により算出した前年度(3月を除く。)の平均を用いて確認していない事例が公表されています。ここでは分母・分子・対象期間・算出者を毎月書き込める管理表と、1年間の運用カレンダーを用意しました。しきい値の数値は改定で変わるため書かず、「告示に定める割合」としています。数値は算定しようとする時点の告示・通知でご確認ください。

割合を数えるための管理表(10行)|分母・分子・対象期間を毎回書き出す

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
職員の割合(資格):訪問介護員等の総数に占める、介護福祉士等の資格を有する者の割合が告示に定める割合以上であること (記入欄)分母__/分子__/対象期間__年__月〜__年__月/算出日__/算出者__ 常勤換算計算表、資格証の写し、算出根拠の一覧 分母に含める職種と、算出に用いる期間をご確認ください
職員の割合(勤続年数):訪問介護員等の総数に占める、勤続年数が告示に定める年数以上の者の割合が告示に定める割合以上であること (記入欄)分母__/分子__/起算日の考え方__/算出日__/算出者__ 雇用契約書、労働者名簿、勤続年数一覧、常勤換算計算表 起算日と、同一法人内の異動があった場合の数え方をご確認ください
算出の方法:常勤換算方法により算出すること (記入欄)常勤の勤務すべき時間数__時間/各人の勤務時間の合計__/換算値__ 勤務形態一覧表、勤務実績表・タイムカード 常勤換算の計算式を保険者の様式でご確認ください
対象期間:前年度(3月を除く。)の平均を用いること (記入欄)4月__/5月__/6月__/7月__/8月__/9月__/10月__/11月__/12月__/1月__/2月__/平均__ 月ごとの常勤換算値の一覧、平均の算出記録 対象期間から除く月の取扱いをご確認ください(長野県の資料で指摘)
利用者の割合:利用者の総数に占める、告示が定める状態にある方の割合が告示に定める割合以上であること (記入欄)当月の分母__名/分子__名/基準日__/算出者__ 利用者一覧(要介護度・認知症日常生活自立度・医療的ケアの有無)、算出記録 いつ時点の状況で数えるかをご確認ください
記録の頻度:算定日が属する月ごとに計算し、記録を残すこと (記入欄)算定月__/計算した日__/保管場所__ 月ごとの計算記録つづり 毎月の記録が求められるかをご確認ください(松山市の資料で言及)
明らかに満たしている月の扱い:明らかな場合も計算し、その記録を残すこと (記入欄)当月の計算結果__/記入した者__ 毎月の計算記録(結果が明らかな月も記入) 計算を省略していないかをご確認ください(松山市の資料で言及)
変動があった月:入職・退職、利用開始・終了があった月の数え方 (記入欄)入職__名/退職__名/利用開始__名/利用終了__名/数え方の注記__ 入退職の記録、利用開始・終了の記録、算出記録の注記欄 月の途中で変動した場合の数え方をご確認ください
確認した記録:要件を満たしていることを確認した記録を残すこと (記入欄)確認日__/確認者__/確認の方法__ 確認記録、内部の点検表、責任者の押印または署名 確認した記録が残っているかをご確認ください(長野県の資料で指摘)
届出との整合:届け出た区分と、算出結果の記録が対応していること (記入欄)届出日__/届け出た区分__/対応する記録の保管場所__ 体制等に関する届出書の控え、算出記録一式 届出内容と記録の対応をご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

1年間の運用カレンダー(14行)|会議・研修・記録の整備・体制の見直しを月に割り付ける

時期 その月に行うこと(告示・通知の趣旨をふまえた例) 残す記録 貴事業所の記入欄
年度が始まる前(3月中) 翌年度の個別研修計画を策定する。訪問介護員等ごと・サービス提供責任者ごとに、目標・内容・研修期間・実施時期を書き込む。策定した日付を計画に記載する 個別研修計画(策定日入り)、承認の記録、従業者への周知記録 (記入欄)策定日__/対象__名/周知日__
4月 年度の体制を確認する。前年度(3月を除く。)の平均による割合の算出を行い、確認した記録を残す。年間の会議開催予定表を作成する 常勤換算計算表、割合の確認記録、年間開催予定表 (記入欄)算出日__/確認者__/年間予定表の作成日__
5月 定例会議を開催する。新年度の担当変更にともなう利用者情報の伝達を行う。健康診断の実施時期と対象者名簿を確定する 会議録・参加者名簿、健康診断の対象者名簿 (記入欄)会議開催日__/参加__名/名簿確定日__
6月 定例会議を開催する。第1回の研修を実施する。指示書・報告記録の様式に、ADL・意欲・訴え・環境・前回の状況の欄がそろっているかを点検する 会議録、研修実施記録、様式の点検記録 (記入欄)研修日__/点検日__/点検者__
7月 定例会議を開催する。健康診断を実施する(未受診者への案内を含む)。前半期の会議参加状況を集計する 会議録、受診記録・費用負担が分かる資料、参加状況の一覧 (記入欄)健診実施日__/受診__名/未受診__名
8月 定例会議を開催する。緊急時等における対応方法の記載(連絡先・対応可能時間)を点検し、変更があれば利用者へ再交付する 会議録、重要事項説明書等の点検記録、再交付の記録 (記入欄)点検日__/再交付__件
9月 定例会議を開催する。第2回の研修を実施する。個別研修計画の前半期の実施状況を計画と突き合わせる 会議録、研修実施記録、計画と実績の対照表 (記入欄)実施済__件/未実施__件
10月 定例会議を開催する。サービス提供責任者の配置と勤務形態一覧表を点検する(兼務の記載、常勤・非常勤の別、勤務時間) 会議録、勤務形態一覧表、点検記録 (記入欄)常勤サ責__名/非常勤サ責__名/点検日__
11月 定例会議を開催する。指示書と提供後の報告の記録を抽出して点検する(電話で指示した回の記録が残っているか) 会議録、抽出点検の記録 (記入欄)点検した件数__/記録が確認できた件数__
12月 定例会議を開催する。第3回の研修を実施する。年内の苦情・事故の記録を整理し、会議の議題として取り上げる 会議録、研修実施記録、苦情受付簿・事故の記録 (記入欄)研修日__/取り上げた件数__
1月 定例会議を開催する。サービス提供記録の実時刻の記載を点検する。翌年度の研修の方向性を検討する 会議録、記録の点検記録、検討の記録 (記入欄)点検した月分__/差異のあった件数__
2月 定例会議を開催する。年度の研修の未実施分を整理し、実施または理由を記録する。翌年度の個別研修計画の素案を作成する 会議録、研修実施記録、素案 (記入欄)未実施__件/対応内容__
3月 定例会議を開催する。年度の記録を要件ごとにつづり、保管場所を確定する。翌年度の個別研修計画を策定し、策定日を記載する 会議録、要件別の記録つづり、翌年度の個別研修計画 (記入欄)つづり作成日__/保管場所__/計画策定日__
随時(変更が生じたとき) サービス提供責任者や体制に変更が生じたときは、届出の要否と期限を指定権者に確認する。重要事項説明書・運営規程の記載と実態の整合を見直す 変更届の控え、運営規程・重要事項説明書の改訂履歴 (記入欄)変更日__/確認日__/届出日__

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

月次の自己点検リスト(14行)|毎月ここだけは書き込む

告示の定め(要旨) 貴事業所の登録(記入欄) その状況を示す文書 ご確認ください
当月の会議を開催し、開催日・主宰者・議題・議事内容・参加者が記録されていること (記入欄)開催日__/主宰者__/参加__名/在籍__名 会議録、参加者名簿 全員の参加が記録から分かるかをご確認ください
会議を欠席した者へ、内容を伝達した記録があること (記入欄)欠席__名/伝達日__/伝達方法__ 欠席者への伝達記録、受領確認 伝達の記録の残し方をご確認ください
当月に実施した研修が、個別研修計画の実施時期と対応していること (記入欄)実施日__/対象__名/計画上の予定月__ 研修実施記録、個別研修計画 計画と実績の対応が示せるかをご確認ください
訪問のつど、文書等の確実な方法による指示が行われていること (記入欄)指示を出した件数__/様式名__ 指示書・申し送り書 指示の記録が訪問ごとに残るかをご確認ください
電話で報告を受け、その場で指示した回の記録が残っていること (記入欄)電話での指示__件/記録__件 電話対応記録 電話での指示内容が保存されているかをご確認ください(仙台市の資料で指摘)
サービス提供終了後の報告を受けた記録が残っていること (記入欄)訪問件数__/報告記録__件 提供後の報告記録 報告がまとめて行われていないかをご確認ください
職員の割合について、当月時点の状況を計算し記録していること (記入欄)分母__/分子__/計算日__ 常勤換算計算表、計算記録 計算の記録が月ごとに残るかをご確認ください
利用者の割合について、当月の状況を計算し記録していること (記入欄)分母__名/分子__名/計算日__ 利用者一覧、計算記録 明らかな月も計算しているかをご確認ください(松山市の資料で言及)
入職・退職があった場合、名簿・勤務形態一覧表を更新していること (記入欄)入職__名/退職__名/更新日__ 労働者名簿、勤務形態一覧表 更新の時期をご確認ください
健康診断の対象者名簿が、当月の在籍者と一致していること (記入欄)在籍__名/名簿__名/差異の理由__ 対象者名簿、受診記録 登録型の方が名簿に含まれているかをご確認ください(埼玉県の資料で言及)
緊急時等における対応方法の記載内容に変更がないこと (記入欄)確認日__/変更の有無__ 重要事項説明書等、変更履歴 変更時の再交付の記録をご確認ください
サービス提供責任者の配置に変更がないこと (記入欄)確認日__/変更の有無__/届出の要否の確認日__ 勤務形態一覧表、変更届の控え 変更の届出の期限を指定権者にご確認ください(福井市の資料で言及)
当月分の記録を、要件ごとに整理して保管していること (記入欄)整理日__/保管場所__/担当者__ 要件別の記録つづり 要件と記録の対応が一覧で示せるかをご確認ください(三戸町の資料で、書類が整理されていない例が公表)
当月の点検結果を責任者が確認していること (記入欄)確認日__/確認者__/指摘事項__ 自己点検表(確認者の署名または押印) 点検の記録が残っているかをご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

整備する書類と書き方の分かれ目|書類30点・悪い例と良い例32組・確認項目18行

青森県の三戸町が掲載している集団指導資料で公表されている「算定要件を満たすことを証する書類が整理されていない」という指摘は、書類が無いという意味だけでなく、どの書類がどの要件に対応するのかが示せない状態も含みます。ここでは書類の側から一覧にし、その書類に何を書いておくのかまで並べました。保管場所と最終更新日を書き込む欄をつけています。

整備しておく書類と、その書類に書いておく項目(30行)

書類 その書類に書いておく項目 対応する要件(告示・通知の趣旨) 貴事業所の記入欄
個別研修計画(訪問介護員等ごと) 氏名、策定日、承認者、研修の目標、内容、研修期間、実施時期、使用する教材 計画的な研修の実施 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
個別研修計画(サービス提供責任者ごと) 氏名、策定日、目標、内容、研修期間、実施時期、外部研修の予定 計画的な研修の実施 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
年間研修計画 年度、回ごとのテーマ、実施予定月、対象者、実施方法(集合・個別・外部) 計画的な研修の実施 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
研修実施記録 実施日時、場所、講師、内容、使用資料、参加者氏名、欠席者と補講の状況 計画的な研修の実施 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
計画と実績の対照表 計画上の実施時期、実際の実施日、未実施の理由、対応の予定 計画的な研修の実施 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
年間会議開催予定表 年度、開催予定日、開催時間帯、主宰者、グループ分けの有無 会議の定期的な開催 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
会議録 開催日時(開始・終了)、場所または通信手段、主宰者、議題、検討内容、決定事項、記録者 会議の定期的な開催 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
会議の参加者名簿 在籍者の一覧、参加した者、欠席した者、グループ別開催の場合は回ごとの参加状況 会議への全員の参加 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
欠席者への伝達記録 伝達日、伝達方法、伝達した内容、伝達者、受領した者の確認 会議への全員の参加 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
指示書・申し送り書 指示日、指示者、対象の利用者、訪問予定、ADL・意欲、主な訴え・要望、家族を含む環境、前回の状況、留意事項 文書等による指示 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
指示書の配布・送信記録 配布日時、配布方法、受領した者、受領の確認方法 文書等による指示 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
電話対応記録 日時、発信者、受電者、報告内容、その場で行った指示内容、実施結果 文書等による指示 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
サービス提供後の報告記録 報告日時、報告者、受領者、実施時間(実時刻)、実施内容、利用者の状況、申し送り 提供後の報告 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
報告の受領記録 受領日時、受領者、受領後に行った連絡や指示、連絡先 提供後の報告 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
健康診断の対象者名簿 在籍者の氏名、雇用形態、入職日、実施予定月、受診状況 健康診断の実施 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
健康診断の受診記録 受診日、受診機関、対象者、結果の受領日、保管場所 健康診断の実施 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
健康診断の費用に関する資料 請求書・領収書、支払日、会計処理の科目、事業所が負担したことが分かる記載 健康診断の実施 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
受診勧奨の記録 勧奨日、勧奨の方法、対象者、その後の受診状況 健康診断の実施 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
重要事項説明書 緊急時等における対応方法、連絡先、対応可能な時間帯、費用に関する説明、交付日 緊急時等における対応方法の明示 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
説明と同意の記録 説明日、説明した相手、説明者、同意の確認方法、交付した書面の一覧 緊急時等における対応方法の明示 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
緊急時対応マニュアル 連絡の流れ、主治の医師への連絡の担当、夜間・休日の体制、記録の残し方 緊急時等における対応方法の明示 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
緊急連絡網 連絡順、各連絡先、最終確認日、変更履歴 緊急時等における対応方法の明示 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
常勤換算計算表 対象期間、常勤の勤務すべき時間数、各人の勤務時間、換算値、月ごとの値と平均 職員の割合 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
資格証の写しと確認記録 氏名、資格名、確認日、確認者、原本を確認した旨 職員の割合(資格) (記入欄)保管場所__/最終更新日__
勤続年数一覧 氏名、入職日、起算日の考え方、異動の履歴、雇用形態の変更履歴 職員の割合(勤続年数) (記入欄)保管場所__/最終更新日__
利用者一覧(割合の算出用) 基準日、利用者数、要介護度、認知症日常生活自立度、医療的ケアの有無、算出者 重度者等への対応 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
月ごとの算出記録 算定月、分母、分子、計算日、計算者、責任者の確認 割合要件の記録 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
勤務形態一覧表 事業所名、対象月、職種、常勤・非常勤の別、兼務の内容と時間、勤務時間 サービス提供責任者の配置 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
体制等に関する届出書の控え 届出日、届出先、届け出た区分、添付した資料の一覧、受付の記録 届出と記録の整合 (記入欄)保管場所__/最終更新日__
要件別の記録つづり(表紙つき) 要件の一覧、要件ごとの記録の名称と保管場所、点検日、点検者 要件を満たしていることを示す記録の整備 (記入欄)保管場所__/最終更新日__

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

悪い例/良い例(32組)|記録の書き方はここで分かれる

左の列は、書き方として避けたい例です。禁止される表現を引用として示す箇所は「 」で囲んでいます。右の列は、そのままコピーして書き換えられる完成文です。

悪い例 良い例(そのまま使える完成文)
会議録に「特変なし」とだけ書いている 「議題1:担当利用者の状況変化の伝達。A様について、5月8日9時20分の訪問時、ベッド端座位からの立ち上がりで右手を壁につく動作が見られた旨をヘルパーBが報告。起床介助は右側に立って行うことを決定し、次回訪問から適用する」
会議録に開催日だけがあり、終了時刻も主宰者も無い 「開催日時:2026年6月9日(火)17時00分〜17時40分/場所:事業所内会議室/主宰:サービス提供責任者 甲/記録者:甲」
参加者欄が「全員」となっている 「参加者:訪問介護員 A・B・C・D・E・F(登録型を含む在籍6名全員)。欠席者なし」
欠席者がいた回に、その後の扱いが書かれていない 「欠席:C(在籍6名中5名参加)。7月15日10時にサービス提供責任者が電話で内容を伝達し、議事録の写しを7月16日の訪問時に手渡し。受領を確認済み」
グループ別に開催したが、回ごとの記録しか残していない 「第1グループ:4月13日17時00分〜17時40分(A・B・D)/第2グループ:4月14日10時00分〜10時40分(C・E・F)。両回で在籍6名全員が参加。参加状況一覧に各人の参加日を記入済み」
議題の欄が空欄で、議事内容だけが並んでいる 「議題4:緊急時等における対応方法の再確認。議事内容:独居のF様について、応答がない場合の連絡順(事業所→ご長男→主治医)を読み合わせた」
決定事項が書かれておらず、話し合った内容で終わっている 「決定事項:起床介助時は右側に立ち、立位保持を確認してから歩行に移る。次回訪問から全員が同じ手順で行い、5月末の会議で経過を確認する」
研修と会議を同じ日に行い、記録も1枚にまとめている 「17時00分〜17時40分:定例会議(会議録No.2026-05)/17時45分〜18時30分:研修『移乗介助の基本』(研修実施記録No.R-05)。それぞれ別の記録として保管」
個別研修計画の目標が全員同じ文言になっている 「A様担当のヘルパーA:目標『端座位からの立ち上がり介助で、利用者の残存機能を活かした声かけができる』/ヘルパーB:目標『認知症のある方の入浴の声かけを、拒否があった場合の代替手順まで説明できる』」
研修計画に実施時期の記載がない 「研修期間:2026年4月〜2027年3月/実施時期:第1回6月、第2回9月、第3回12月、第4回2月」
研修計画をいつ定めたか分からない 「策定日:2026年3月24日/承認者:管理者 丙/従業者への周知日:2026年4月1日(朝礼で配布)」
前年度の研修計画をそのまま複写している 「前年度の実施状況(実施3回・未実施1回)と、2月の会議で出た要望(服薬に関する留意点)を踏まえ、今年度は第2回のテーマを『服薬時に観察する点』に変更した」
研修実施記録に参加者数だけが書かれている 「参加者:A・B・C・D・E(5名)。欠席:F。Fには12月14日に資料を配布し、12月20日に個別に実施(実施記録No.R-12-2)」
指示が口頭のみで、記録が残っていない 「【指示日】2026年7月8日/【指示者】サービス提供責任者 甲/【対象】O様/【留意事項】立ち上がり前に痛みの有無を伺い、時刻とともに記録すること」
電話で指示したが、その内容を残していない 「【電話記録】12月2日13時35分/発信:訪問介護員 D/受電:サービス提供責任者 乙/報告内容:浴室乾燥が停止/指示内容:本日は乾燥機を使用せず室内干しに変更。家族へは事業所から連絡」
指示書に「いつもどおり」とだけ書かれている 「前回(7月2日)の訪問では自力で立ち上がられていました。7月6日16時頃に座り込まれた経過があるため、今回は動作の前に痛みの有無を伺ってください」
指示書にADLや意欲を書く欄がない 「【ADL・意欲】屋内は伝い歩き。ご本人は『台所まで自分で行きたい』と話されています」
利用者の訴えを要約して「不安あり」と書いている 「【主な訴え・要望】『一人だと火を使うのが不安』と話されました(9月20日、サービス提供責任者が電話で伺った内容)」
家族の状況が書かれていない 「【家族を含む環境】同居の娘様は平日9時から17時まで不在。9月21日は終日不在(法事のため)。緊急連絡先は娘様の携帯」
報告が数日分まとめて提出されている 「【報告日時】2026年5月16日11時05分(訪問終了から13分後)/【受領】サービス提供責任者 甲。訪問のつど、当日中に報告を受領している」
報告記録に受け取った側の記載がない 「【受領者記入】5月16日11時05分に上記の報告を受領。照明の件は同日13時にご長女へ電話連絡(甲)」
実施時間が予定どおりの時刻で毎回記載されている 「【予定】12時00分〜12時40分/【実施時間】12時00分〜12時50分/【延びた理由】配食の到着が12時25分となり、配膳と片付けに時間を要した」
利用者の様子が「変わりなし」で終わっている 「9時45分、洗面台へ移動する途中で立ち止まられ『立ちくらみがする』と話されました。椅子に座っていただき5分休憩後に再開。顔色は普段と比べて青白く見えました」
服薬について「飲めていない」と評価だけ書いている 「服薬カレンダーの7月12日朝食後の欄に薬包が1包残っていました。7月11日の欄にも1包残っています。ご本人は『あとで飲む』と話されています」
割合の計算を、要件を満たしていることが明らかな月は省いている 「2026年8月分:分母12名/分子5名/計算日8月3日/計算者 乙/責任者確認 丙。結果が明らかな月も計算し、記録として残している」
割合を年に1回しか計算していない 「利用者の割合は算定月ごとに計算し、月次の算出記録つづりに保管。職員の割合は常勤換算方法により算出した前年度(3月を除く。)の平均を用い、4月に確認記録を作成」
計算した紙はあるが、誰がいつ確認したか分からない 「計算日:2026年4月8日/計算者:サービス提供責任者 乙/確認日:4月9日/確認者:管理者 丙(署名)」
健康診断の対象者名簿に登録型の訪問介護員が入っていない 「対象者名簿(2026年7月1日現在):常勤4名・非常勤2名・登録型3名の計9名。登録型を含むすべての訪問介護員等を対象とし、費用は事業所が負担」
重要事項説明書の連絡先が古いまま置かれている 「9月に夜間連絡先の電話番号を変更したため、10月20日までに差し替えた書面を全利用者へ再交付。再交付の記録を交付台帳に記載」
書類が要件と結びつかない形で保管されている 「要件別の記録つづり(表紙に要件の一覧と、要件ごとの記録の名称・保管場所を記載)。2026年4月8日に点検し、点検者と結果を表紙裏に記入」
加算の説明として「この加算は取れます」と社内資料に書いている 「告示の定め:計画的な研修の実施/貴事業所の登録:個別研修計画を2026年3月24日に策定/その状況を示す文書:個別研修計画・研修実施記録/保険者にご確認ください」
研修資料に「要件を満たしているので算定できます」と結論を書いている 「要件ごとに、告示の定めと貴事業所の状況、それを示す文書を並べています。最終的な取扱いは指定権者にご確認ください。なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です」

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

運営指導で確認される点(18行)|厚生労働省の運営指導マニュアル別添1(訪問介護)から

特定事業所加算の要件だけを整えても、加算の根拠となる記録は、日々の運営に関する確認項目と地続きです。以下は運営指導マニュアル別添1の訪問介護の欄に実際に挙げられている確認項目・確認内容・確認文書です。加算の記録と同じ場所で点検できるよう、記入欄をつけました。

確認項目(基準の該当条項) 確認内容(要旨) 確認文書 貴事業所の記入欄
内容及び手続の説明及び同意(第8条) 利用申込者又はその家族への説明と同意の手続きを取っているか。重要事項説明書の内容に不備等はないか 重要事項説明書(同意があったことがわかるもの)、利用契約書 (記入欄)最終改訂日__/同意の記録の保管場所__
心身の状況等の把握(第13条) サービス担当者会議等に参加し、利用者の心身の状況把握に努めているか サービス担当者会議の記録 (記入欄)直近の参加日__/参加者__
居宅介護支援事業者等との連携(第14条) サービス担当者会議等を通じて介護支援専門員や他サービスと連携しているか サービス担当者会議の記録 (記入欄)連携の記録の保管場所__
居宅サービス計画に沿ったサービスの提供(第16条) 居宅サービス計画に沿ったサービスが提供されているか 居宅サービス計画 (記入欄)最新の計画の受領日__
サービス提供の記録(第19条) 訪問介護計画にある目標を達成するための具体的なサービスの内容が記載されているか。日々のサービスについて、具体的な内容や利用者の心身の状況等を記しているか サービス提供記録 (記入欄)点検日__/点検した月分__
訪問介護計画の作成(第24条) 居宅サービス計画に基づいて訪問介護計画が立てられているか。利用者又はその家族への説明・同意・交付は行われているか。目標の達成状況は記録されているか 居宅サービス計画、訪問介護計画(同意があったことがわかるもの)、アセスメントシート、モニタリングシート (記入欄)計画の作成者__/同意日__
訪問介護員等の員数(第5条) 利用者に対し、訪問介護員等の員数は適切であるか。必要な資格は有しているか 勤務実績表・タイムカード、勤務体制一覧表、訪問介護員等の資格証 (記入欄)当月の員数__/確認日__
管理者(第6条) 管理者は常勤専従か。他の職務を兼務している場合、兼務体制は適切か 管理者の雇用形態が分かる文書、管理者の勤務実績表・タイムカード (記入欄)兼務の有無__/兼務先__
受給資格等の確認(第11条) 被保険者資格、要介護認定の有無、要介護認定の有効期限を確認しているか 介護保険番号、有効期限等を確認している記録等 (記入欄)確認の方法__/確認日__
利用料等の受領(第20条) 利用者からの費用徴収は適切に行われているか。領収書を発行しているか。医療費控除の記載は適切か 請求書、領収書 (記入欄)様式の最終改訂日__
緊急時等の対応(第27条) 緊急時対応マニュアル等が整備されているか。緊急事態が発生した場合、速やかに主治の医師に連絡しているか 緊急時対応マニュアル、サービス提供記録 (記入欄)マニュアルの最終更新日__
運営規程(第29条) 事業の目的及び運営の方針、従業者の職種・員数・職務の内容、営業日及び営業時間、内容及び利用料その他の費用の額、通常の事業の実施地域、緊急時等における対応方法、虐待の防止のための措置に関する事項等を定めているか 運営規程 (記入欄)最終改訂日__/実施地域の記載__
勤務体制の確保等(第30条) サービス提供は事業所の訪問介護員等によって行われているか。資質向上のために研修の機会を確保しているか。就業環境が害されることの防止に向けた方針の明確化等の措置を講じているか 雇用の形態(常勤・非常勤)がわかる文書、研修計画・実施記録、方針、相談記録 (記入欄)方針の周知日__/相談窓口__
業務継続計画の策定等(第30条の2) 感染症、非常災害発生時のサービスの継続実施及び早期の業務再開の計画の策定及び必要な措置を講じているか。訪問介護員等への周知、研修及び訓練を実施しているか。計画の見直しを行っているか 業務継続計画、研修及び訓練計画・実施記録 (記入欄)直近の訓練日__/見直し日__
衛生管理等(第31条) 感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための対策を検討する委員会を6か月に1回開催しているか。訪問介護員等の日々の感染罹患状況や健康状態を確認しているか 委員会名簿・委員会の記録、指針、研修の記録及び訓練の記録 (記入欄)直近の委員会開催日__
秘密保持等(第33条) 個人情報の利用に当たり、利用者及び家族から同意を得ているか。退職者を含む従業者が利用者の秘密を保持することを誓約しているか 個人情報同意書、従業者の秘密保持誓約書 (記入欄)誓約書の取得状況__名/__名
苦情処理(第36条) 苦情受付の窓口があるか。苦情の受付、内容等を記録、保管しているか。苦情の内容を踏まえたサービスの質の向上の取組を行っているか 苦情の受付簿、苦情者への対応記録、苦情対応マニュアル (記入欄)当年度の受付件数__/改善の記録__
事故発生時の対応(第37条)/虐待の防止(第37条の2) 事故が発生した場合の対応方法は定まっているか。市町村、家族、居宅介護支援事業者等に報告しているか。虐待の発生・再発防止のための対策を検討する委員会を定期的に開催し、訪問介護員等に周知しているか 事故対応マニュアル、再発防止策の検討の記録、ヒヤリハットの記録、委員会の開催記録、指針、研修計画・実施記録、担当者を設置したことが分かる文書 (記入欄)直近の委員会開催日__/担当者__

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

特定事業所加算の記録は、上の確認項目と同じ書棚で管理できます。要件ごとの根拠記録に表紙をつけ、どの要件のどの記録かを見出しで示しておくと、確認の場でそのまま提示できます。なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。算定の可否や届出の要否については、指定権者および社会保険労務士等の専門家にご確認ください。

参考:訪問介護費の基本単位数(令和6年度・目安)

加算率は下記の所定単位数に上乗せされます。主なものを挙げます(1単位あたりの金額は地域区分により異なります)。

区分 単位数(目安)
身体介護 20分未満 163単位
身体介護 20分以上30分未満 244単位
身体介護 30分以上1時間未満 387単位
生活援助 20分以上45分未満 179単位
生活援助 45分以上 220単位

単位数は令和6年度時点の目安です。金額換算は地域区分(地域単価)により変わり、改定でも変動します。正確な単位数・金額は原典をご確認ください。

区分を選ぶときの考え方

区分Ⅰ〜Ⅴは、上の「体制・人材・重度者対応」のどの要件を満たすかの組み合わせで決まります。まずは自事業所が満たしている要件を洗い出し、無理なく継続できる区分から検討するのが現実的です。一度届け出たら、要件を満たし続けられるか(研修・会議・割合の維持)も重要な観点になります。要件の充足状況は、最終的に最新の告示・通知や保険者の案内でご確認ください。

記録と体制の整備

特定事業所加算は、研修・会議・情報共有などの記録の整備が前提になります。介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」の訪問介護向け機能(訪問介護マナ)は、日々の記録づくりを効率化し、加算の根拠となる記録の整備を後押しします。利用者さま3名まで、期限なく無料でお試しいただけます。記録の要件を満たしているかの最終的な判断は、告示・通知や保険者にご確認ください。

運営指導で実際に公表されている指摘|出典つき

特定事業所加算は、体制が整っていても記録が無ければ説明できない加算です。公表資料では、どこが確認されているかが具体的に示されています。

公表されている指摘 公表元
特定事業所加算(訪問介護)について、計画的な研修の実施、会議の定期的開催、文書等による指示及びサービス提供後の報告、定期健康診断の実施がされていない 千葉県の令和7年度集団指導資料(報酬請求に係る指摘事項)
すべての訪問介護員等に係る個別具体的な研修の目標・内容・研修期間・実施時期等を定めた計画の内容が不十分な事例 長野県の令和6年度運営指導結果(訪問介護)
訪問介護員等の総数に占める一定の要件を満たす者の割合を、常勤換算方法で算出した前年度(3月を除く。)の平均を用いて算定要件を満たしていることを確認していない事例 同上
定期的な会議を毎月の研修時に行っているとのことであったが、その開催状況の記録は取っておらず、すべての訪問介護員等が会議に参加していることに関しても記録に残していない 仙台市の集団指導資料(文書指摘)
訪問介護員から利用者の体調の急変等について電話で報告を受けた際に、その電話でサービス提供責任者から指示を行っているが、その内容に関する文書等の記録を保存していなかった 同上
加算の算定要件になっている割合を毎月記録していない。所定の割合を満たしていることが明らかな場合も計算し、その記録を残すこと 福井市の集団指導資料/松山市「令和7年度第1回介護保険サービス事業者連絡会資料」
サービス提供責任者に常勤専従の者が配置されていない事例(「従業者の員数の不備」12件・7.0%) 長野県の令和6年度運営指導結果(訪問介護)
常勤のサービス提供責任者が他サービス事業所の管理者や有料老人ホームの管理者等を兼務していた事例/非常勤のサービス提供責任者の勤務時間が、常勤の訪問介護員等が勤務すべき時間数の2分の1以上に達していない事例 金沢市の資料
事業所ごとに勤務表が適切に作成されていない事例(「勤務体制の確保等の不備」32件・18.6%)。併設事業所等の職務を兼務している場合の取扱いにも言及 長野県の令和6年度運営指導結果
(隣接する加算)サービス提供体制強化加算について、職員の割合を把握せず算定していた。常勤換算方法により算出した前年度(3月を除く)の平均を把握すること 広島市の令和7年度運営指導の指摘事項/大阪市の居宅サービス編

要件・運用は保険者・都道府県により異なります。詳細は監査対策ナビと各自治体の公表資料をご確認ください。

体制要件の4点|何を、いつ、どう残すか

千葉県の資料が名指ししている4点です。どれも「やっている」だけでは足りず、記録が残っている必要があります。

要件 告示・通知の定め(要旨) 残す記録 公表資料で指摘されている点
① 計画的な研修 訪問介護員等ごとに、研修の目標・内容・研修期間・実施時期等を定めた個別の計画を策定し、研修を実施する。サービス提供責任者についても同様 個別研修計画(氏名ごと)/実施日時・参加者氏名・研修内容・使用した資料 計画の内容が個別具体的でない(長野県)。個別研修計画は年度当初に作成するのが望ましいとされる
② 会議の定期的開催 おおむね1月に1回以上、サービス提供責任者が主宰し、すべての訪問介護員等が参加する会議を開催して、利用者に関する情報等を伝達する 会議の開催記録(日時・議題・伝達内容)/参加者名簿(全員分) 開催状況の記録がない/全員参加の記録がない(仙台市)。登録ヘルパーも含む全員参加とされる(埼玉県Q&A)
③ 文書等による指示と、提供後の報告 サービス提供にあたり、サービス提供責任者が訪問介護員等に対し、利用者に関する情報や留意事項を文書等の確実な方法で伝達し、サービス提供後に報告を受ける 指示書・申し送り記録/提供後の報告記録。電話で指示した場合もその内容を記録 電話指示の内容を文書等で保存していなかった(仙台市)
④ 定期健康診断 すべての訪問介護員等に対し、健康診断等を事業所の負担により実施する 受診記録/費用を事業所が負担したことが分かる資料 実施されていない(千葉県)。労働安全衛生法上の「常時使用する労働者」に該当しない者も対象になる旨が示されている(埼玉県Q&A)

割合要件の数え方|「前年度の平均」と「毎月の記録」

人材要件・重度者対応要件でつまずくのは、数え方と、記録の頻度です。公表資料で両方が指摘されています。

数え方 記録の頻度
職員の割合(介護福祉士の割合など) 常勤換算方法により算出した前年度(3月を除く。)の平均 年度ごとに算出。要件を満たすことを確認したうえで算定する
利用者の割合(重度者の割合など) 算定日が属する月の状況で判断する運用が示されている 毎月記録する。明らかに満たしている場合も計算して記録を残す

公表資料は「所定の割合を満たしていることが明らかな場合も計算し、その記録を残すこと」としています(松山市)。数えていても記録が無ければ、確認のときに示せません。数え方・記録の頻度は保険者により異なる場合がありますので、必ず自事業所の保険者にご確認ください。

あわせて確認したい隣の論点

論点 公表資料で示されていること
サービス提供責任者の配置 常勤の訪問介護員等のうち、利用者の数が40又はその端数を増すごとに1人以上(宇都宮市)。他事業所の管理者等との兼務、非常勤サ責の勤務時間(常勤が勤務すべき時間数の2分の1以上)に注意(金沢市)
勤務表 事業所ごと・月ごとに作成。他事業所や他職種との兼務関係を明確にし、常勤・非常勤の別を正しく記載する。勤務実績との不整合が指摘されている(長野県・福井市)
「常勤」の意味 当該事業所における勤務時間が、事業所で定められた常勤の従業者が勤務すべき時間数(32時間を下回る場合は32時間)に達していることをいい、雇用の形態ではない(福井市)
サービス提供記録との関係 実施時間が一律で実態が反映されていない、サービス提供責任者による記録の点検が十分に行われていない(堺市)。書き方は訪問介護の実施記録の書き方で解説しています
運営規程・変更届 サービス提供責任者の変更は届け忘れが多い事項として挙げられている(福井市)。運営規程の記載と実態の整合もあわせて確認する

この対照表を、毎月お届けします

告示の定めと、貴事業所の登録内容・体制を毎月突き合わせてお届けする取り組みを準備しています。算定の可否を判定するものではなく、告示の定めと貴事業所の状況を並べてお示しし、ご確認いただくためのものです。届出や要件の当てはめについては、社会保険労務士等の専門家にご相談ください。

出典

  • 厚生労働省「介護報酬の算定構造」「指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準」(告示)および留意事項通知
  • 千葉県「令和7年度集団指導資料」/長野県「令和6年度運営指導結果」/仙台市「集団指導資料」/福井市「令和7年度集団指導資料」/松山市「令和7年度第1回介護保険サービス事業者連絡会資料」/金沢市・宇都宮市・堺市・広島市・大阪市の各集団指導資料/埼玉県「Q&A」
  • 訪問介護の通院等乗降介助とは|算定と身体介護との違い

出典:厚生労働省ウェブサイト(https://www.mhlw.go.jp/)/公共データ利用規約(第1.0版)。本ページは上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。単位数・要件は改定により変わります。算定にあたっては最新の告示・通知および保険者の取り扱いをご確認ください。

訪問介護の特定事業所加算のポイント

訪問介護の特定事業所加算は、質の高いサービス提供体制を評価する加算です(区分Ⅰ〜Ⅴ)。要点を整理しました。

項目 ポイント
評価の観点 研修・会議、緊急時対応、重度者対応、有資格者・勤続年数の割合など
区分と加算率 Ⅰ=20%/Ⅱ・Ⅲ=10%/Ⅳ・Ⅴ=3%(令和6年度・目安)
重度者対応の目安 要介護4・5等が利用者総数の20%以上(区分による)
記録 研修・会議・対応の記録の整備

算定要件・単位数・様式は介護報酬改定や自治体により異なります。実際の運用にあたっては最新の告示・通知・条例等でご確認ください。

よくある質問(FAQ)

訪問介護の特定事業所加算とは?
研修や会議、緊急時対応、重度者対応、有資格者・勤続年数の割合などの体制を評価する加算です。要件の組み合わせで区分Ⅰ〜Ⅴに分かれます。
区分はいくつあり、加算率はどれくらいですか?
区分Ⅰ〜Ⅴの5区分です。厚生労働省の算定構造では、区分Ⅰが20%、Ⅱ・Ⅲが10%、Ⅳ・Ⅴが3%(いずれも所定単位数に対する割合・令和6年度)と示されています。改定や地域区分により変動するため、最新の告示でご確認ください。
重度者対応要件の「重度者」とは?
告示では、要介護4・5、認知症日常生活自立度Ⅲ以上、たんの吸引等を必要とする者が、利用者総数の20%以上(区分による)とされています。割合の算定方法の詳細は告示・通知でご確認ください。
小規模の事業所でも検討できますか?
区分によって要件の重さが異なります。人材要件や重度者対応のハードルが高い区分もあるため、体制要件を中心とする区分など、満たせる区分から段階的に検討する考え方があります。要件充足の判断は保険者・告示でご確認ください。
届け出た後に気をつけることは?
研修・会議・情報共有などの体制を継続し、その実施を記録に残すことが大切です。実地指導で確認されます。
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
カイポケをご利用中でなくても、神マナは単体で問題なくご利用いただけます。「マナドライブ」で帳票類の管理・網羅もでき、まず神マナを導入して後からカイポケを連携することも可能です。カイポケの料金体系は変わることがあるため詳細はご確認ください。導入をご希望の際は、当社からサポート担当へお繋ぎします。詳しくは「カイポケ導入相談・お見積り」の案内ページをご覧ください。
関連サービス
訪問介護マナ(訪問介護AI)
音声入力とAIで、訪問介護の記録・報告書を効率化。記録にかかる時間を大きく減らします。※作業時間は業務内容・運用により異なります。

詳細を見る →

出典:厚生労働省ウェブサイト(介護報酬の算定構造(令和6年度)令和6年度介護報酬改定の主な事項)/公共データ利用規約(第1.0版)

本ページは上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。

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この記事の執筆・編集

介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。

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