介護老人保健施設(老健)で自立支援・重度化防止の柱になっているのが、褥瘡マネジメント加算・排せつ支援加算・自立支援促進加算・科学的介護推進体制加算の4つです。いずれも科学的介護情報システム(LIFE)への情報提出が告示の定めに組み込まれており、「評価する→提出する→計画に反映する→見直す」という同じ骨格を持っています。本記事は、この4加算8区分について、介護老人保健施設の単位数と告示の定めだけを、条文の根拠つきの対照表に起こしたものです。左の列に告示の定め、右の列に貴施設の登録内容を書き込む欄を置いていますので、印刷してそのまま突き合わせに使えます。
本記事の事実部分(単位数・要件・根拠)は、当社が一次資料(平成12年厚生省告示第21号、平成27年厚生労働省告示第95号ほか)から構築した加算データベースの登録値のみを用いています。記憶や二次情報からの数字は書いていません。各表の見方はどれも同じで、「告示の定め」と「貴施設の登録」を並べたら、合っているかどうかの判断は保険者(指定権者)に確認する、という順番です。本記事は「この加算は算定できます」という判定を行うものではありません。
介護老人保健施設のLIFE関連4加算8区分|1月あたりの単位数と周期の総覧(老健の値のみ)
まず8区分の全体像です。単位数はすべて「1月につき」の値で、介護老人保健施設(介護保健施設サービス)の値です。同じ名称の加算でもサービス種別によって単位数が分かれるものがあるため(後述)、他種別の資料の数字と混ぜないようにしてください。「告示の位置」の列は、算定基準(平成12年厚生省告示第21号 別表2 介護保健施設サービス費)の中で各加算が置かれている項の記号です。届出の欄・要件の細目は次章以降の対照表で展開します。
| 加算・区分 | 単位数(1月につき) | 評価・見直しの周期(告示の定め) | LIFEへの情報提出 | 算定基準告示の位置 | 要件の根拠(大臣基準) |
|---|---|---|---|---|---|
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅰ) | 3単位 | 施設入所時に評価、その後少なくとも3月に1回。ケア計画の見直しも少なくとも3月に1回 | 確認・評価の結果等を提出 | 別表2 介護保健施設サービス「ラ」 | 平成27年厚生労働省告示第95号 第71号の2 イ |
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅱ) | 13単位 | (Ⅰ)と同じ周期に、結果(治癒・未発生)の定めが加わる | (Ⅰ)と同じ | 別表2 介護保健施設サービス「ラ」 | 同 第71号の2 ロ |
| 排せつ支援加算(Ⅰ) | 10単位 | 施設入所時に評価、その後少なくとも3月に1回。支援計画の見直しも少なくとも3月に1回 | 評価結果等を提出 | 別表2 介護保健施設サービス「ム」 | 同 第71号の3 イ |
| 排せつ支援加算(Ⅱ) | 15単位 | (Ⅰ)と同じ周期に、3つの結果のいずれかという定めが加わる | (Ⅰ)と同じ | 別表2 介護保健施設サービス「ム」 | 同 第71号の3 ロ |
| 排せつ支援加算(Ⅲ) | 20単位 | (Ⅰ)と同じ周期に、2つの結果の双方という定めが加わる | (Ⅰ)と同じ | 別表2 介護保健施設サービス「ム」 | 同 第71号の3 ハ |
| 自立支援促進加算 | 300単位 | 医師が施設入所時に医学的評価、その後少なくとも3月に1回見直し。支援計画の見直しも少なくとも3月に1回 | 医学的評価の結果等を提出 | 別表2 介護保健施設サービス「ウ」 | 同 第71号の4 |
| 科学的介護推進体制加算(Ⅰ) | 40単位 | 提出した情報を、必要に応じて施設サービス計画の見直しなどに活用 | ADL値・栄養状態・口腔機能・認知症の状況その他の基本的な情報 | 別表2 介護保健施設サービス「ヰ」 | 同 第92号の3 イ |
| 科学的介護推進体制加算(Ⅱ) | 60単位 | (Ⅰ)と同じ活用の定め | (Ⅰ)の情報に加えて、疾病・服薬の状況等 | 別表2 介護保健施設サービス「ヰ」 | 同 第92号の3 ロ |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
8区分を足し合わせると、告示の周期の定めは実質2種類しかありません。「施設入所時+少なくとも3月に1回」(褥瘡・排せつ・自立支援促進)と、「提出と活用」(科学的介護推進体制)です。つまり施設側の運用としては、入所時評価の1つの動線と、3月周期の1つのカレンダーを整えれば、3つの加算の評価時期が同じリズムに乗ります。この点は後半の記入表で暦に置き換えます。
褥瘡マネジメント加算(老健)の定め|別表2「ラ」と第71号の2に基づく9項目の対照表
褥瘡マネジメント加算は、介護保健施設サービス費の「ラ」に置かれ、要件の本体は大臣基準(平成27年厚生労働省告示第95号)第71号の2にあります。(Ⅰ)が「評価・提出・計画・実施・見直し」という過程の定め、(Ⅱ)がその上に「治癒した・発生がない」という結果の定めを乗せた区分です。
(Ⅰ) 1月につき3単位|評価から見直しまでの6項目
告示の文言で押さえておきたいのは、リスク評価の時期が「施設入所時又は利用開始時に評価し、その後少なくとも三月に一回評価すること」と、入所時と定期の両方を指している点です。入所時の評価が抜けたまま定期評価だけ回っている、という形は告示の文言と突き合わせると欠けが見えます。
| 項目 | 告示の定め | 根拠 | 貴施設の登録(記入欄) |
|---|---|---|---|
| 届出 | 必要 | 平成12年厚生省告示第21号 別表2 介護保健施設サービス ラ 注 | 届出年月日: 年 月 日 |
| 褥瘡の有無の確認とリスク評価の時期 | 施設入所時、その後少なくとも3月に1回。「入所者又は利用者ごとに、施設入所時又は利用開始時に褥瘡の有無を確認するとともに、褥瘡の発生と関連のあるリスクについて、施設入所時又は利用開始時に評価し、その後少なくとも三月に一回評価すること」 | 平成27年厚生労働省告示第95号 第71号の2 イ(1) | 入所時評価の実施:有・無/直近の定期評価日: 月 日 |
| 確認・評価結果のLIFE提出 | 必要 | 同 第71号の2 イ(2) | 直近の提出日: 月 日 |
| 褥瘡ケア計画の作成者 | 医師、看護師、介護職員、管理栄養士、介護支援専門員その他の職種の者が共同(褥瘡が認められる又は発生リスクがあるとされた入所者ごとに作成) | 同 第71号の2 イ(3) | 関与した職種: |
| 褥瘡管理の実施と記録 | 計画に従い実施し、内容や状態を定期的に記録 | 同 第71号の2 イ(4) | 記録の様式名: |
| 褥瘡ケア計画の見直しの頻度 | 少なくとも3月に1回 | 同 第71号の2 イ(5) | 直近の見直し日: 月 日 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
(Ⅱ) 1月につき13単位|(Ⅰ)の全項目に結果の定めが乗る3項目
(Ⅱ)の告示は、まず「(Ⅰ)の基準にすべて適合」を求め、そのうえで結果の定めを置いています。告示の原文は「a イ(1)の確認の結果、褥瘡が認められた入所者又は利用者について、当該褥瘡が治癒したこと。b イ(1)の評価の結果、施設入所時又は利用開始時に褥瘡が発生するリスクがあるとされた入所者又は利用者について、褥瘡の発生のないこと」で、aとbのいずれかへの適合という構造です。
| 項目 | 告示の定め | 根拠 | 貴施設の登録(記入欄) |
|---|---|---|---|
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅰ)の基準 | すべて適合 | 平成27年厚生労働省告示第95号 第71号の2 ロ(1) | 上の(Ⅰ)対照表の充足状況: |
| 結果の定め | 「入所時に認められた褥瘡が治癒した」または「入所時に褥瘡発生リスクがあるとされた者に褥瘡の発生がない」のいずれかに適合 | 同 第71号の2 ロ(2) | 対象入所者と該当区分(a/b): |
| (Ⅰ)との重複 | 併算定は不可 | 平成12年厚生省告示第21号 別表2 ラ 注 | 請求上の区分の確認:済・未 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
なお、令和3年度改定前の褥瘡マネジメント加算に係る経過措置区分((Ⅲ))は、令和6年度改定で削られています。古い手引きに(Ⅲ)の記載が残っている場合は、現行告示との突き合わせを行ってください。
排せつ支援加算(老健)の定め|別表2「ム」と第71号の3に基づく13項目の対照表
排せつ支援加算は介護保健施設サービス費の「ム」に置かれ、要件の本体は大臣基準第71号の3です。この加算の特徴は、評価者が「医師又は医師と連携した看護師」と明示されている点と、区分が(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)の三段で、上に行くほど結果の定めが厳しくなる点です。
(Ⅰ) 1月につき10単位|医師又は医師と連携した看護師の評価から始まる6項目
告示の原文は「入所者又は利用者ごとに、要介護状態の軽減の見込みについて、医師又は医師と連携した看護師が施設入所時又は利用開始時に評価し、その後少なくとも三月に一回評価するとともに、その評価結果等の情報を厚生労働省に提出し…」と続きます。誰が評価したかが要件の一部になっている点で、褥瘡マネジメント加算(Ⅰ)とは書きぶりが異なります。評価記録に評価者の職種と氏名が残る様式になっているかを、右の欄で確認してください。
| 項目 | 告示の定め | 根拠 | 貴施設の登録(記入欄) |
|---|---|---|---|
| 届出 | 必要 | 平成12年厚生省告示第21号 別表2 介護保健施設サービス ム 注 | 届出年月日: 年 月 日 |
| 要介護状態の軽減見込みの評価者 | 医師、または医師と連携した看護師 | 平成27年厚生労働省告示第95号 第71号の3 イ(1) | 評価者の職種・氏名: |
| 評価の時期 | 施設入所時、その後少なくとも3月に1回 | 同 第71号の3 イ(1) | 入所時評価:有・無/直近の評価日: 月 日 |
| 評価結果等のLIFE提出 | 必要 | 同 第71号の3 イ(1) | 直近の提出日: 月 日 |
| 支援計画の作成者 | 医師、看護師、介護支援専門員その他の職種の者が共同(排せつに介護を要する原因を分析し、それに基づいた支援計画を作成) | 同 第71号の3 イ(2) | 原因分析の記載箇所: |
| 支援計画の見直しの頻度 | 少なくとも3月に1回 | 同 第71号の3 イ(3) | 直近の見直し日: 月 日 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
(Ⅱ) 1月につき15単位|3つの結果のうちいずれかという定め
(Ⅱ)は(Ⅰ)の全項目に加えて、次の3つの結果のうちいずれかへの適合を求めます。いずれも要介護状態の軽減が見込まれる者が対象です。
| 項目 | 告示の定め | 根拠 | 貴施設の登録(記入欄) |
|---|---|---|---|
| 排せつ支援加算(Ⅰ)の基準 | すべて適合 | 平成27年厚生労働省告示第95号 第71号の3 ロ(1) | 上の(Ⅰ)対照表の充足状況: |
| 結果の定め(いずれか) | 「排尿又は排便の状態の少なくとも一方が改善し、いずれにも悪化がない」「入所時におむつを使用していた者がおむつを使用しなくなった」「入所時に尿道カテーテルが留置されていた者のカテーテルが抜去された」のいずれかに適合 | 同 第71号の3 ロ(2) | 対象入所者と該当した結果: |
| (Ⅰ)(Ⅲ)との重複 | 併算定は不可 | 平成12年厚生省告示第21号 別表2 ム 注 | 請求上の区分の確認:済・未 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
(Ⅲ) 1月につき20単位|改善とおむつ不使用の双方という定め
(Ⅲ)の告示原文は「ハ 排せつ支援加算(Ⅲ) イ(1)から(3)まで並びにロ(2)(一)及び(二)に掲げる基準のいずれにも適合すること」です。条番号を開くと、ロ(2)(一)が排尿・排便の改善、ロ(2)(二)がおむつの不使用で、この双方への適合が(Ⅲ)の定めです。(Ⅱ)が「いずれか」なのに対し(Ⅲ)は「両方」——ここが15単位と20単位の分かれ目です。また、条番号にロ(2)(三)(尿道カテーテルの抜去)が入っていない点も、原文を開いて初めて見える構造です。
| 項目 | 告示の定め | 根拠 | 貴施設の登録(記入欄) |
|---|---|---|---|
| 排せつ支援加算(Ⅰ)の基準 | イ(1)から(3)までのすべてに適合 | 平成27年厚生労働省告示第95号 第71号の3 ハ | 上の(Ⅰ)対照表の充足状況: |
| 結果の定め・その1 | 排尿又は排便の状態の少なくとも一方が改善し、いずれにも悪化がない | 同 第71号の3 ロ(2)(一) | 評価記録の該当箇所: |
| 結果の定め・その2 | 入所時におむつを使用していた者が、おむつを使用しなくなった(その1と双方に適合することが(Ⅲ)の定め) | 同 第71号の3 ロ(2)(二) | おむつ使用状況の記録:有・無 |
| (Ⅰ)(Ⅱ)との重複 | 併算定は不可 | 平成12年厚生省告示第21号 別表2 ム 注 | 請求上の区分の確認:済・未 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
なお、令和3年度改定前の排せつ支援加算に係る経過措置区分((Ⅳ))も、令和6年度改定で削られています。
自立支援促進加算(老健)の定め|1月につき300単位・医師の名前が2度出る7項目
自立支援促進加算は介護保健施設サービス費の「ウ」に置かれ、要件の本体は大臣基準第71号の4です。介護老人保健施設の単位数は1月につき300単位です。この加算の告示を読むと、医師の役割が2箇所に書かれていることに気づきます。1つ目は「医師が入所者ごとに、施設入所時に自立支援に係る医学的評価を行い、その後少なくとも三月に一回医学的評価の見直しを行うとともに、その医学的評価の結果等の情報を厚生労働省に提出し…」(第71号の4 イ)。2つ目は「医師が自立支援に係る支援計画の策定等に参加していること」(同 ニ)。つまり、評価を医師名義にするだけでは片方しか満たさず、計画策定の場に医師が加わった記録まで求められている——ここがこの加算の要件の中心です。
| 項目 | 告示の定め | 根拠 | 貴施設の登録(記入欄) |
|---|---|---|---|
| 届出 | 必要 | 平成12年厚生省告示第21号 別表2 介護保健施設サービス ウ 注 | 届出年月日: 年 月 日 |
| 医学的評価の実施者 | 医師 | 平成27年厚生労働省告示第95号 第71号の4 イ | 評価した医師の氏名: |
| 医学的評価の時期 | 施設入所時、その後少なくとも3月に1回見直し | 同 第71号の4 イ | 入所時評価:有・無/直近の見直し日: 月 日 |
| 医学的評価結果等のLIFE提出 | 必要 | 同 第71号の4 イ | 直近の提出日: 月 日 |
| 支援計画の策定者 | 医師、看護職員、介護職員、介護支援専門員その他の職種の者が共同 | 同 第71号の4 ロ | 関与した職種: |
| 支援計画の見直しの頻度 | 少なくとも3月に1回 | 同 第71号の4 ハ | 直近の見直し日: 月 日 |
| 医師の支援計画策定等への参加 | 必要。「医師が自立支援に係る支援計画の策定等に参加していること」 | 同 第71号の4 ニ | 参加が分かる記録(会議録等): |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
単位数についての注意を1つ。自立支援促進加算は施設系サービスに広く置かれていますが、当社データベースの登録では、介護保健施設サービス(老健)が300単位、介護福祉施設サービス(特養)が280単位と、別の値で告示に置かれています。他種別向けの資料の数字をそのまま老健の試算に使わないでください(詳細は後述の差分の章)。
科学的介護推進体制加算(老健)の定め|第92号の3に基づく(Ⅰ)5項目・(Ⅱ)4項目
科学的介護推進体制加算は介護保健施設サービス費の「ヰ」に置かれ、要件の本体は大臣基準第92号の3です。他の3加算が「対象となる入所者ごと」の評価・計画を軸にしているのに対し、この加算は施設全体の情報提出体制を見る加算で、(Ⅰ)と(Ⅱ)は提出する情報の範囲で分かれます。
(Ⅰ) 1月につき40単位|基本的な情報の提出と活用
提出項目の告示原文は「入所者ごとのADL値、栄養状態、口腔機能、認知症の状況その他の入所者の心身の状況等に係る基本的な情報を、厚生労働省に提出していること」です。あわせて、留意事項通知(平成12年老企第40号)に、対象は「原則として入所者全員」とする考え方が示されています。提出が一部の入所者に限られていると、この「原則として全員」という通知上の考え方から外れます。新規入所者・入退所を繰り返す入所者の分が漏れやすい箇所です。
| 項目 | 告示・通知の定め | 根拠 | 貴施設の登録(記入欄) |
|---|---|---|---|
| 届出 | 必要 | 平成12年厚生省告示第21号 別表2 介護保健施設サービス ヰ 注 | 届出年月日: 年 月 日 |
| LIFE提出項目 | 入所者ごとのADL値、栄養状態、口腔機能、認知症の状況その他の心身の状況等に係る基本的な情報 | 平成27年厚生労働省告示第95号 第92号の3 イ(1) | 直近の提出日: 月 日 |
| 情報の活用 | 必要に応じて施設サービス計画を見直すなど、サービス提供に活用 | 同 第92号の3 イ(2) | 活用が分かる記録(会議録・計画の改訂等): |
| 対象者 | 原則として入所者全員 | 平成12年老企第40号(科学的介護推進体制加算の項)① | 提出対象者数/入所者数: / 名 |
| (Ⅱ)との重複 | 併算定は不可 | 平成12年厚生省告示第21号 別表2 ヰ 注 | 請求上の区分の確認:済・未 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
(Ⅱ) 1月につき60単位|疾病・服薬の情報が加わる区分(老健の値)
(Ⅱ)の告示原文は「イ(1)に加えて、入所者ごとの疾病、服薬の状況等の情報を、厚生労働省に提出していること」です。提出範囲が広がるだけで、活用の定めは(Ⅰ)と同じ形です。単位数は介護老人保健施設・介護医療院では60単位で、介護老人福祉施設の(Ⅱ)(50単位)とは異なる値が告示に置かれています。
| 項目 | 告示の定め | 根拠 | 貴施設の登録(記入欄) |
|---|---|---|---|
| (Ⅰ)のLIFE提出項目 | すべて提出 | 平成27年厚生労働省告示第95号 第92号の3 ロ(1) | 上の(Ⅰ)対照表の充足状況: |
| 追加のLIFE提出項目 | 入所者ごとの疾病、服薬の状況等の情報 | 同 第92号の3 ロ(1) | 疾病・服薬情報の提出:有・無 |
| 情報の活用 | 必要に応じて施設サービス計画を見直すなど、サービス提供に活用 | 同 第92号の3 ロ(2) | 活用が分かる記録: |
| (Ⅰ)との重複 | 併算定は不可 | 平成12年厚生省告示第21号 別表2 ヰ 注 | 請求上の区分の確認:済・未 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
下位区分と上位区分の構図|過程の定めの上に結果の定めが乗る3加算と、乗らない1加算
ここまでの対照表を1枚に畳むと、8区分の構図はこうなります。褥瘡・排せつの2加算は「過程(評価→提出→計画→実施→見直し)」が下位区分、「結果(治癒・未発生・改善など)」が上位区分。科学的介護推進体制加算は「提出する情報の範囲」で分かれ、自立支援促進加算には区分がありません。上位区分を検討するときは、まず下位区分の対照表がすべて埋まっているかを確かめる、という順番が告示の構造そのものです。
| 加算 | 下位区分の性格 | 上位区分で加わる定め | 「いずれか」か「双方」か |
|---|---|---|---|
| 褥瘡マネジメント加算 | (Ⅰ)=評価・提出・計画・実施・見直しの過程 | (Ⅱ)=褥瘡の治癒、または発生がないという結果 | いずれか(第71号の2 ロ(2)のa・b) |
| 排せつ支援加算 | (Ⅰ)=評価・提出・原因分析と計画・見直しの過程 | (Ⅱ)=改善・おむつ不使用・カテーテル抜去の3つの結果/(Ⅲ)=改善とおむつ不使用 | (Ⅱ)はいずれか、(Ⅲ)は双方(第71号の3 ロ・ハ) |
| 自立支援促進加算 | 区分なし。医師の評価と計画参加を含む過程の定めのみ | — | — |
| 科学的介護推進体制加算 | (Ⅰ)=基本的な情報の提出と活用 | (Ⅱ)=疾病・服薬の状況等の提出が加わる | —(結果ではなく提出範囲の違い) |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
同じ月に重ねて算定しない組合せ|当社データベースの老健登録は3組
当社データベースには、算定基準告示の注を根拠として、次の3組が「併算定は不可」として登録されています。請求ソフト上で区分の切り替え月にどちらの区分が立っているか、月次で確認する欄を右に置きました。
| 組合せ | 根拠 | 貴施設の請求区分の確認(記入欄) |
|---|---|---|
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅰ)と(Ⅱ) | 平成12年厚生省告示第21号 別表2 ラ 注 | 今月立っている区分: |
| 排せつ支援加算(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)の相互 | 同 別表2 ム 注 | 今月立っている区分: |
| 科学的介護推進体制加算(Ⅰ)と(Ⅱ) | 同 別表2 ヰ 注 | 今月立っている区分: |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
評価の周期を施設の年間予定へ置き換える|入所月別の記入表(12か月分)
褥瘡マネジメント加算・排せつ支援加算・自立支援促進加算の3つは、いずれも「施設入所時、その後少なくとも3月に1回」という同じ周期の定めを持っています。入所月を起点に「少なくとも三月に一回」を機械的に3か月後へ置いた場合の目安が下の表です。あくまで暦への置き換えの目安であり、「三月に一回」の起算のとり方(評価日起算か、月単位か)は保険者により運用が異なりえますので、貴施設の数え方を右端に書き留めたうえで、保険者の資料と突き合わせてください。
| 入所月 | 入所時評価 | 2回目の目安 | 3回目の目安 | 4回目の目安 | 貴施設の実施予定日(記入欄) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 1月(入所時) | 4月まで | 7月まで | 10月まで | / / / |
| 2月 | 2月(入所時) | 5月まで | 8月まで | 11月まで | / / / |
| 3月 | 3月(入所時) | 6月まで | 9月まで | 12月まで | / / / |
| 4月 | 4月(入所時) | 7月まで | 10月まで | 翌1月まで | / / / |
| 5月 | 5月(入所時) | 8月まで | 11月まで | 翌2月まで | / / / |
| 6月 | 6月(入所時) | 9月まで | 12月まで | 翌3月まで | / / / |
| 7月 | 7月(入所時) | 10月まで | 翌1月まで | 翌4月まで | / / / |
| 8月 | 8月(入所時) | 11月まで | 翌2月まで | 翌5月まで | / / / |
| 9月 | 9月(入所時) | 12月まで | 翌3月まで | 翌6月まで | / / / |
| 10月 | 10月(入所時) | 翌1月まで | 翌4月まで | 翌7月まで | / / / |
| 11月 | 11月(入所時) | 翌2月まで | 翌5月まで | 翌8月まで | / / / |
| 12月 | 12月(入所時) | 翌3月まで | 翌6月まで | 翌9月まで | / / / |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
この周期表は入所者ごとに1行使う運用を想定しています。入所者が多い施設では、評価月を入所月別に束ね、「今月が評価月の入所者一覧」を月初に出せる形にしておくと、評価漏れが月内に見つかります。計画の見直し(こちらも「少なくとも3月に1回」)は評価と同じ月に寄せると、カレンダーが1本で済みます。
月末に閉じる3点の確認欄|評価・提出・活用
周期の管理とは別に、月末に4加算をまたいで確認する3点を1枚にしたのが下の表です。自治体の公表資料では、提出そのものの漏れ・遅れと、提出後の活用の記録が残っていないことが繰り返し指摘されています(次章の実例参照)。
| 確認点 | 何を見るか | 今月の確認(記入欄) |
|---|---|---|
| 評価 | 今月が評価月・見直し月に当たる入所者について、評価と計画見直しの記録があるか(褥瘡・排せつ・自立支援促進) | 対象 名中 名済/確認者: |
| 提出 | LIFEへの提出が済んでいるか。提出日の分かる記録(提出履歴)が残っているか(4加算共通) | 提出日: 月 日/確認者: |
| 活用 | フィードバック等を確認し、施設サービス計画や各計画への反映を検討した記録(会議録・改訂履歴)があるか | 検討日: 月 日/記録の所在: |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
老健と特養で値が分かれる箇所|当社データベースに両方の登録がある2点
同じ名称の4加算は介護老人福祉施設(特養)にも置かれていますが、単位数は種別ごとに告示で定められており、同じとは限りません。当社データベースに老健・特養の両方の値が登録されているのは次の2点です。老健の施設長が特養向けのセミナー資料や記事を参照するとき(またはその逆のとき)に、取り違えが起きやすい箇所です。
| 項目 | 介護老人保健施設(老健) | 介護老人福祉施設(特養) | 出所 |
|---|---|---|---|
| 自立支援促進加算の単位数 | 1月につき300単位 | 1月につき280単位 | 平成12年厚生省告示第21号(算定基準告示)の各サービスの項。当社データベースの照合記録による |
| 科学的介護推進体制加算(Ⅱ)の単位数 | 1月につき60単位(介護医療院も60単位) | 1月につき50単位 | 同上 |
| 算定基準告示の中の位置 | 別表2(介護保健施設サービス費)の「ラ」「ム」「ウ」「ヰ」 | 別表の介護福祉施設サービス費の項(記号は別) | 平成12年厚生省告示第21号 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
要件の本体(大臣基準第71号の2・第71号の3・第71号の4・第92号の3)は施設種別をまたいで同じ号に置かれており、評価の周期や職種の並びの定めは共通の文言で書かれています。したがって差分の中心は単位数と、算定基準告示の中での位置です。年換算の試算を行う場合は、必ず自施設の種別の値を使ってください。
運営指導の場で求められたときに出す書類|加算区分別23点と最終確認日の記入欄
当社データベースの各レコードには、加算ごとに確認書類が登録されています。これを8区分そのまま並べたのが下の表です。同じ「LIFE提出記録」でも、どの加算の様式の提出かが分かる形(提出日と対象者の一覧が辿れる形)で残っているかが確認の勘所です。最終確認日の欄は、運営指導の通知が届いてから慌てて探すのではなく、月次の点検で埋めていく使い方を想定しています。
| 加算・区分 | 書類 | 最終確認日(記入欄) | 保管場所(記入欄) |
|---|---|---|---|
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅰ) | 褥瘡リスク評価の記録 | 月 日 | |
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅰ) | 褥瘡ケア計画 | 月 日 | |
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅰ) | 褥瘡管理の実施記録 | 月 日 | |
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅰ) | LIFE提出記録 | 月 日 | |
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅱ) | 褥瘡の治癒・未発生を示す記録 | 月 日 | |
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅱ) | 褥瘡リスク評価の記録 | 月 日 | |
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅱ) | LIFE提出記録 | 月 日 | |
| 排せつ支援加算(Ⅰ) | 要介護状態の軽減見込みに関する評価記録 | 月 日 | |
| 排せつ支援加算(Ⅰ) | 排せつ支援計画 | 月 日 | |
| 排せつ支援加算(Ⅰ) | LIFE提出記録 | 月 日 | |
| 排せつ支援加算(Ⅱ) | 排せつ状態の改善を示す評価記録 | 月 日 | |
| 排せつ支援加算(Ⅱ) | 排せつ支援計画 | 月 日 | |
| 排せつ支援加算(Ⅱ) | LIFE提出記録 | 月 日 | |
| 排せつ支援加算(Ⅲ) | 排せつ状態の改善を示す評価記録 | 月 日 | |
| 排せつ支援加算(Ⅲ) | おむつ使用状況の記録 | 月 日 | |
| 排せつ支援加算(Ⅲ) | LIFE提出記録 | 月 日 | |
| 自立支援促進加算 | 医師による自立支援に係る医学的評価の記録 | 月 日 | |
| 自立支援促進加算 | 自立支援に係る支援計画 | 月 日 | |
| 自立支援促進加算 | LIFE提出記録 | 月 日 | |
| 科学的介護推進体制加算(Ⅰ) | LIFE提出記録 | 月 日 | |
| 科学的介護推進体制加算(Ⅰ) | 施設サービス計画の見直し記録 | 月 日 | |
| 科学的介護推進体制加算(Ⅱ) | LIFE提出記録(疾病・服薬の状況を含む) | 月 日 | |
| 科学的介護推進体制加算(Ⅱ) | 施設サービス計画の見直し記録 | 月 日 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。届出そのものの実務を外部に依頼する場合は、社会保険労務士にご相談ください。
自治体が公表している実在の指摘12件|老健・LIFE関連加算の資料名つき
ここに挙げるのは、自治体が実名の資料で公表している指摘・留意事項だけです(当社の推測や一般化した要約は含みません)。老健向けの運営指導結果と、LIFE関連加算に共通する指摘の両方を並べました。特養など他種別向けの資料に載っている指摘も、同じ告示の号を根拠とする加算については読み替えて点検する材料になるため、対象種別を明記のうえ収載しています。
| 公表されている指摘・留意事項 | 出典(自治体・資料名) | 貴施設の点検(記入欄) |
|---|---|---|
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅱ)を、d1以上の褥瘡が発生し治療している期間中に算定していた(施設系・居住系向けの「誤りやすい算定例」) | 福岡市福祉局高齢社会部事業者指導課「介護報酬算定に当たっての留意事項(誤りやすい算定例)【施設系・居住系・短期入所等】」令和7年3月14日改訂 | 治療期間と算定月の突合:済・未 |
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅱ)を入所日の属する月に算定していた(介護老人福祉施設向けの運営指導結果) | 長野県健康福祉部地域福祉課福祉監査担当「令和6年度運営指導結果の概要(介護老人福祉施設)」 | 算定開始月と評価月の対照:済・未 |
| LIFE関連加算は「提出だけ」では足りず、フィードバックの確認・活用が必要(返還事例が多数あったとして再周知) | 松山市 令和6年度 第1回介護保険サービス事業者連絡会資料「運営指導での主な指摘事項及び周知事項について」(指導監査課) | 活用の記録の有無:有・無 |
| 褥瘡マネジメント加算で、評価月の翌月10日までにLIFEへ情報提出していなかった(返還事例。市は提出の頻度・期限を「介護保険最新情報Vol.1216」で確認するよう求めている) | 松山市 同上資料 | 提出期限の管理表:有・無 |
| 科学的介護推進体制加算で、LIFEに提出した情報をサービス提供に活用していなかった(返還事例) | 松山市 同上資料 | フィードバック検討の記録:有・無 |
| LIFE関連加算で、データ提出のみでフィードバックの確認・活用が確認できない(大分市の指導監査結果でも同旨) | 松山市「令和7年度第1回介護保険サービス事業者連絡会資料 運営指導での主な指摘事項及び周知事項について」 | 計画への反映記録:有・無 |
| 科学的介護推進体制加算のLIFEへの情報提出が翌月10日までに行われていない | 福井市「令和7年度 介護保険制度等に係る集団指導」 | 提出履歴の月次確認:済・未 |
| LIFEへの情報提出頻度が適切でない/フィードバック情報を活用していない/検証・活用の経過が分かる記録がない | 宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」資料1 | 検証経過の記録:有・無 |
| 科学的介護推進体制加算で、利用者1名分のLIFEへの情報提出が漏れていた(文書指摘) | 仙台市介護事業支援課「令和6年度 運営指導方針・令和5年度 運営指導結果等」(令和6年6月 集団指導) | 全員分の提出の突合:済・未 |
| 自立支援促進加算を特別浴槽使用者がいる状態で算定している(施設向け資料。「原則として入所者全員が要件を満たす必要がありますので、1人でも特別浴槽を使用していれば、本加算は算定できません。なお、感染症や看取り期等に、一時的に使用する場合は除きます」と注記) | 神戸市「介護保険サービス事業運営上の留意事項」(施設向け・令和7年4月7日修正) | 特別浴槽の使用状況と算定月の突合:済・未 |
| 施設サービス計画の同意をサービス提供開始後に得ていた・担当者会議の意見聴取記録がない(老健の運営指導結果。「施設サービス計画の作成等の不備」が24件・38.1%で最多) | 長野県健康福祉部地域福祉課福祉監査担当「令和6年度運営指導結果の概要(介護老人保健施設)」 | 同意日とサービス開始日の前後:済・未 |
| 老健の薬剤師等について、業務委託契約により人員配置しているとする事案(「業務委託契約では、指揮命令権が及ばず、介護保険法上の人員配置とは認められません」と注記) | 神戸市「介護保険サービス事業運営上の留意事項」(施設向け・令和7年4月7日修正) | 人員算入者の契約形態の確認:済・未 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
12件を眺めると、指摘は3つの型に集約されます。①提出の漏れ・遅れ(松山市・福井市・仙台市・宇都宮市)、②提出後の活用の記録が無い(松山市・大分市・宇都宮市)、③算定時期・対象の取り違え(福岡市・長野県・神戸市)。①と②は前章の月末3点確認で、③は各加算の対照表で拾える構図になっています。
照会してから決める論点6つ|保険者(指定権者)の回答を書き留める欄
告示・通知の文言だけでは決めきれず、保険者(指定権者)ごとに運用が分かれうる論点を集めました。本記事はここで答えを出しません。照会した日付・相手・回答をこの表に書き留め、施設内の判断の根拠として残す使い方を想定しています。口頭回答は担当者名と日時まで書くのが後日のためです。
| 論点 | 迷いが生じる理由 | 照会日・相手・回答(記入欄) |
|---|---|---|
| 「少なくとも三月に一回」の起算のとり方 | 評価日起算か月単位か、告示の文言だけでは運用が一意に決まらない | 月 日/ / |
| 褥瘡マネジメント加算(Ⅱ)の算定開始月の扱い | 入所月の算定を指摘した公表例(長野県・特養向け)、治療期間中の算定を「誤りやすい例」とした公表例(福岡市)があり、自施設の保険者の運用確認が前提になる | 月 日/ / |
| 排せつ支援加算の「医師と連携した看護師」の連携の形 | 連携をどう記録に残すか(指示・報告の様式)は告示に書かれていない | 月 日/ / |
| 自立支援促進加算と特別浴槽の一時的使用の範囲 | 神戸市資料は「感染症や看取り期等に、一時的に使用する場合は除きます」と注記しており、「一時的」の範囲の解釈が保険者ごとに分かれうる | 月 日/ / |
| LIFE提出の期限・頻度の確認先 | 松山市資料は「介護保険最新情報Vol.1216」での確認を求めている。システム障害等で提出できなかった場合の記録の残し方は宇都宮市資料に言及がある | 月 日/ / |
| 科学的介護推進体制加算の「原則として入所者全員」の例外の扱い | 留意事項通知の「原則として」の読み方(同意が得られない場合等)は保険者への確認事項になりうる | 月 日/ / |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
老健の自立支援促進に関する評価・支援計画書|様式の大項目4つと、在宅復帰を目指す架空事例の記入例40行
ここまでの章は、自立支援促進加算(介護老人保健施設)の告示の定めを対照表にしたものでした。この章では、その定めを実際の書類に落とすときに使う「自立支援促進に関する評価・支援計画書」(老企第40号の別紙様式7)を、老健の入所者の架空事例で埋めていきます。特別養護老人ホームとの違いは、老健の入所が「居宅での生活に戻れるかどうか」を多職種で定期的に検討しながら進む点にあります。計画書の欄も、その検討の流れと同じ順序で埋まっていくように書くと、評価・計画・見直しの記録が1本の筋でつながります。
様式の名称と大項目は、LIFE関連加算の事務処理手順を示した通知(令和6年3月15日 老老発0315第4号)の「16 自立支援促進加算」に書かれています。同通知は、入所者全員について、別紙様式7(自立支援促進に関する評価・支援計画書)にある「基本情報」「現状の評価」及び「支援実績」「支援計画」の各項目のうち、自由記載を除く情報を、やむを得ない場合を除き提出することとしています。様式の細目(各大項目の中の欄)は、様式の現物で確認してください。本章の記入例は、大項目ごとに「何を書けば告示・通知の定めとつながるか」を示すための当社の例示であり、様式の欄を当社が定めるものではありません。
別紙様式7の大項目とLIFEへの提出の関係|通知の文言から並べた6行
| 大項目・扱い | 通知の定め(老老発0315第4号 16(2)ア・第2) | 施設内の記録として残す意味 | 貴施設の記入状況(記入欄) | ご確認ください |
|---|---|---|---|---|
| 基本情報 | 提出する情報に含まれる。なお第2では、生年月日等の原則更新がない基本情報は利用者情報登録の内容からデータ連携される旨が示されている | 入所日・評価日・評価した医師が誰かを、計画書の上で特定できる状態にしておく | 入所時の登録確認日: 月 日/確認者:( ) | 利用者情報登録と様式の記載が食い違っていないか |
| 現状の評価 | 提出する情報に含まれる(自由記載を除く) | 医師の医学的評価と、多職種が見た生活の様子を、同じ日付の評価としてまとめる | 直近の評価日: 月 日 | 医師の評価日と多職種の評価日がずれる場合の扱い |
| 支援実績 | 提出する情報に含まれる(自由記載を除く) | 前回の計画に対して、3月の間に何をどれだけ実施できたかを残す。入所直後の計画では空欄になる時期がある | 前回計画の期間: 月〜 月 | 実績の数え方(回数・頻度)を施設内でそろえているか |
| 支援計画 | 提出する情報に含まれる(自由記載を除く) | 関係職種が共同して作り、医師も策定等に参加した計画であることが、会議録とあわせて読み取れるようにする | 策定日: 月 日/参加職種:( ) | 医師の参加がどの記録に残っているか |
| 自由記載の欄 | 提出は求められていない(第2で、記入者名や自由記載の箇所等は提出を求めないとされている) | 提出の対象外でも、施設内の記録としての記載が不要になるという趣旨ではない。本人の言葉や家族の希望はここに残ることが多い | 自由記載の運用:書く・書かない | 自由記載の扱いを施設内の手順書に書いているか |
| 記入者名 | 提出は求められていない(第2) | 運営指導で「この評価はどなたが行ったか」を示す材料になる。とくに医学的評価の評価者 | 記入者欄の運用:記名・未記名 | 医師の評価の記名の方法(署名・記名・電子記録) |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
表の最後の2行は見落とされやすい点です。LIFEに出す情報から外れていても、施設の記録として残すかどうかは別の問題です。運営指導の場では、提出した情報よりも、施設に残っている評価・計画・会議の記録の方が先に確認されます。提出の対象外の欄を空白のままにする運用を選ぶ場合は、その考え方を手順書に一文で書いておくと、担当者が替わっても説明が同じになります。
架空事例の設定|大腿骨の手術後に入所し、自宅への退所を目指すAさん
以下の記入例は、すべて次の架空の入所者で統一しています。氏名・職員名は記号です。医学的な数値(血圧・検査値・体重など)は例に入れていません。医学的評価の中身は医師の判断に属するため、記入例では「何を確認したか」「計画にどう影響するか」の書き方だけを示します。
| 項目 | 架空事例の内容 | 記入例で使う職員(記号) |
|---|---|---|
| 入所者 | Aさん(80代・女性)。自宅で転倒して大腿骨を骨折し、病院で手術を受けたのち、10月6日に入所 | — |
| 入所前の暮らし | 長男夫婦と同居。自宅は2階建てで、寝室は1階。台所に立って夕食の味噌汁を作るのが日課だった(長男より聴取) | 支援相談員G |
| 本人と家族の希望 | 本人「家の台所にまた立ちたい」。長男「日中は誰もいないので、トイレに1人で行けるようになってほしい」 | 介護支援専門員F |
| 入所時の様子 | ベッドからの起き上がりに介助が要る。日中も居室のベッドで過ごす時間が長い。食事は居室で摂っている | 看護師C・介護職員D |
| 関わる職種 | 医師B、看護師C、介護職員D、理学療法士E、介護支援専門員F、支援相談員G、管理栄養士H | — |
| 施設の会議 | 入所後おおむね2週間で最初の計画会議、以後は3月に1回の見直しの会議(施設の運用として設定) | 介護支援専門員Fが招集 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
「基本情報」と「現状の評価」の記入例|悪い例と良い例の12行
| 大項目と書く内容 | 悪い例 | 良い例(そのまま型として使える文) | つながる定め |
|---|---|---|---|
| 基本情報/評価日と評価者 | 「入所時評価済」 | 10月6日 15時、医師Bが入所時の診察にあわせて自立支援に係る医学的評価を実施。評価の記録は診療録と本計画書の両方に記載し、記入者欄に医師Bが記名した。 | 告示95号 第71号の4 イ(施設入所時の医学的評価) |
| 基本情報/入所の経緯 | 「骨折後入所」 | 自宅で転倒し大腿骨を骨折。病院での手術と入院を経て、自宅へ戻る前の段階として当施設へ入所(10月6日、支援相談員Gが入所前面談の記録から転記)。 | 計画書の前提の記載 |
| 現状の評価/医学的評価の所見 | 「医師評価:問題なし」 | 医師B:手術後の経過と服薬の内容を確認。離床と立ち上がりの練習を進めることについて、医学的に控えるべき事情はないとの所見(10月6日)。痛みの訴えが強い日は練習量を減らすよう指示。 | 告示95号 第71号の4 イ |
| 現状の評価/離床の状況 | 「ほぼ臥床」 | 日中の離床は3食の食事時のみで、ほかは居室のベッドで過ごす(10月6日〜12日の生活記録、介護職員D)。起き上がりはベッド柵につかまり、背中を支える介助が要る。 | 老企第40号 ⑥a(離床・座位保持・立ち上がり) |
| 現状の評価/座位と立ち上がり | 「座位可」 | ベッドの端に足を下ろして座ることは見守りでできる。立ち上がりは手すりを持ち、腰を支える介助が要る(10月8日、理学療法士Eが居室で確認)。 | 同 ⑥a |
| 現状の評価/食事の場所と道具 | 「居室で全量摂取」 | 3食とも居室でベッドを起こして摂る。本人は「食堂は遠い」と話す。自宅では自分の茶碗と箸を使っていたと長男より聴取(10月7日、介護支援専門員F)。 | 同 ⑥b(居室外・普通の椅子・長年親しんだ食器や箸) |
| 現状の評価/日々の過ごし方 | 「レク不参加」 | 10月6日〜12日のフロアの活動への参加は0回。テレビは見ず、午後は眠って過ごすことが多い。入所前は夕方に台所で味噌汁を作るのが日課(長男より聴取)。 | 同 ⑥e(自宅での生活と同様の暮らし) |
| 現状の評価/地域や社会とのつながり | 「交流なし」 | 入所前は月に1回、近所の公民館の茶話会に通っていた(長男より聴取)。入所後は家族の面会が週1回(日曜午後)。 | 同 ⑥g(地域住民等と交流する機会) |
| 現状の評価/本人の希望 | 「在宅希望」 | 本人「家の台所にまた立ちたい」(10月7日、介護支援専門員Fとの面談で)。目標の言葉は本人の言い方のまま残す。 | 同 ⑥の柱書(入所者及びその家族の希望も確認) |
| 現状の評価/家族の希望 | 「家族も在宅希望」 | 長男「日中は夫婦とも仕事で家に誰もいない。トイレに1人で行けるなら家で見たい」(10月7日、電話で支援相談員Gが聴取)。 | 同 ⑥の柱書 |
| 現状の評価/尊厳の保持への配慮 | 「配慮する」 | 着替えの介助は本人の希望で女性職員が行う。居室の扉は、本人が閉めたいと言ったときは閉める(10月9日、本人に確認)。 | 同 ⑥の柱書(入所者の尊厳が十分保持されるよう留意) |
| 現状の評価/多職種の評価のまとめ | 「総合的に判断」 | 10月20日の計画会議で、医師B・看護師C・介護職員D・理学療法士E・介護支援専門員F・支援相談員G・管理栄養士Hが各自の評価を持ち寄り、課題を「日中の離床時間が短い」「食事が居室」「日課がない」の3点に整理した。 | 告示95号 第71号の4 ロ(関係職種の共同) |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
右端の「⑥a」などは、老企第40号の自立支援促進加算の項(介護保健施設サービスは介護福祉施設サービスの項を準用)の⑥に並ぶ実施の原則の記号です。⑥のうち本章で扱うのは、手元の令和6年度改正の新旧対照表に本文が載っているa・b・e・gの4つです。c・d・fは同対照表では「(略)」となっており、本章では中身に触れていません。
「支援計画」の記入例|留意事項通知⑥a・b・e・gに沿った14行
| 通知の原則 | 悪い例 | 良い例(そのまま型として使える文) | 担当と見直しの手がかり |
|---|---|---|---|
| ⑥a 離床 | 「離床をすすめる」 | 午前10時と午後3時の2回、車いすでフロアに出て30分過ごす。疲れや痛みの訴えがあればその場で居室へ戻り、時刻と理由を生活記録に書く。 | 介護職員D/週ごとの実施回数を数える |
| ⑥a 座位保持 | 「座位保持訓練」 | フロアでは車いすから背もたれのある椅子へ移り、テーブルで新聞を読む時間をとる。移る動作は介護職員1名が見守る。 | 介護職員D・理学療法士E/椅子で過ごせた時間を記録 |
| ⑥a 立ち上がり | 「立ち上がり練習」 | 理学療法士Eとの練習(週3回)のほか、食事の前に手すりにつかまって立ち上がる動作を1回、介護職員の見守りで行う。 | 理学療法士E/見守りで立てた日の数 |
| ⑥a 医師の指示との関係 | 「医師の指示どおり」 | 痛みの訴えが強い日は練習の回数を減らす(10月6日 医師Bの所見による)。減らした日は看護師Cが医師Bへ報告し、報告の日時を看護記録に書く。 | 看護師C/減らした日と報告の記録 |
| ⑥b 食事の場所 | 「食堂で食べる」 | まず昼食だけ食堂で摂る。慣れたら朝食・夕食にも広げるかを、2週間後に本人と相談して決める。 | 介護職員D・介護支援専門員F/食堂で摂った回数 |
| ⑥b 椅子 | 「普通の椅子に座る」 | 食堂では車いすのまま食べず、肘掛けのある椅子へ移って食べる。移る動作は介護職員1名が見守る。 | 介護職員D/椅子で食べた回数 |
| ⑥b 食器や箸 | 「愛用品を使用」 | 長男に、自宅で使っていた茶碗と箸を次の面会(10月26日)に持ってきてもらう。持ち込んだ日から食堂の食事で使う。 | 支援相談員G・管理栄養士H/持ち込みの日付 |
| ⑥b 食事の時間や嗜好 | 「嗜好に配慮」 | 朝は温かいお茶を先に飲んでから食べる習慣がある(本人より聴取)。朝食の配膳時に、お茶を先に出す。 | 管理栄養士H・介護職員D/習慣の確認日 |
| ⑥e 個別ケア | 「個別ケアを実践」 | 入所前の日課に合わせ、夕方4時に食堂の流し台の前で、職員と一緒に翌朝の味噌汁の具を切る(包丁は職員が手渡し、終わったら回収する)。 | 介護職員D/実施日と本人の様子 |
| ⑥e 家族との相談 | 「家族と相談」 | 11月の面会時に、長男夫婦と自宅のトイレまでの動線(寝室から何歩か、手すりの有無)を確認し、練習の内容に反映する。 | 支援相談員G・理学療法士E/相談日 |
| ⑥e 自宅での生活と同様の暮らし | 「在宅生活に近づける」 | 起床と就寝の時刻は、入所前と同じ朝6時半と夜9時に合わせる。夜間の見回りは本人の眠りを妨げないよう、扉を開けずに確認できる時間帯は開けない。 | 介護職員D/時刻を守れた日の数 |
| ⑥g 地域住民等との交流 | 「地域交流」 | 施設に地域のボランティアが来る日(月2回)に、フロアで一緒にお茶を飲む時間をとる。参加は本人に毎回たずねてから決める。 | 支援相談員G/参加した回数 |
| ⑥g 社会とのつながりの維持 | 「社会参加を支援」 | 入所前に通っていた公民館の茶話会の世話役へ、本人の近況を手紙で伝える(本人と長男の了解を得たうえで、本人が文面を口述し職員が代筆)。 | 支援相談員G/了解を得た日 |
| 計画の期間と見直しの時期 | 「3か月後見直し」 | 計画の期間は10月20日から1月19日まで。見直しの会議は1月中旬に開く(医師Bの出席を前提に日程を調整し、日程は12月中に決める)。 | 介護支援専門員F/会議の日程 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
良い例はどれも「いつ・誰が・何を・どれくらい」が1文の中で読める形にしています。とくに右端の「見直しの手がかり」は、3月後に「支援実績」を書くときの材料になります。計画を立てる日に、実績として何を数えるかまで決めておくと、見直しの会議で「できたかどうか」を記録の数で話せるようになります。
「支援実績」と見直しの記入例|3月後に書く14行
| 書く内容 | 悪い例 | 良い例(そのまま型として使える文) | 次の計画への反映 |
|---|---|---|---|
| 医学的評価の見直し | 「医師再評価済」 | 1月14日、医師Bが自立支援に係る医学的評価を見直した。痛みの訴えは11月以降減り、練習量を戻してよいとの所見。前回(10月6日)からの変化を本計画書に記載。 | 練習量の制限を外すかを会議で確認 |
| 離床の実績 | 「離床できた」 | 10月20日〜1月13日、午前・午後のフロアでの離床は計画の約8割で実施。実施できなかった日の理由は、痛みの訴え(11月上旬に集中)と面会の重なり。 | 午後の離床を食堂での活動とつなげる |
| 座位の実績 | 「椅子で過ごせた」 | 12月以降、フロアでは車いすから椅子へ移り、新聞を読んで過ごす日が週5日。移る動作は見守りのみでできている(理学療法士Eの1月10日の確認)。 | 見守りを外す場面を1つ決める |
| 立ち上がりの実績 | 「改善」 | 食事の前の立ち上がりは、12月から見守りのみで行えた日が多い。手すりのない場所での立ち上がりはまだ介助が要る(1月10日、理学療法士E)。 | 自宅のトイレの手すりの有無を家族と確認 |
| 食事の場所の実績 | 「食堂に移行」 | 昼食は11月から毎日食堂で摂っている。朝食・夕食は12月から食堂へ広げ、1月は3食とも食堂(体調不良の2日を除く)。 | 食堂での席を本人に選んでもらう |
| 食器や箸の実績 | 「持参品使用中」 | 10月26日に長男が自宅の茶碗と箸を持参。以後、食堂の食事で毎回使用。本人「やっぱりこれがいい」(10月26日)。 | 継続 |
| 日課の実績 | 「調理レク参加」 | 夕方の味噌汁の具の下ごしらえは11月から週3回。包丁を使う間は職員が隣に立つ。12月には本人から「明日はねぎを切りたい」と申し出があった。 | 自宅の台所での動作を想定した練習を加えるか検討 |
| 交流の実績 | 「交流できた」 | ボランティアとのお茶の時間に、11月・12月・1月の計5回参加(全6回中)。不参加の1回は本人が「今日は休む」と答えた日。 | 継続 |
| 本人の受け止め | 「本人満足」 | 本人「家に帰ったら、まず台所に立ちたい」(1月12日、介護支援専門員Fとの面談)。入所時の希望と同じ言葉を、より具体的に話すようになった。 | 目標の言葉を本人の言い方で更新 |
| 家族の受け止め | 「家族了承」 | 長男に1月11日の面会で実績を説明。「トイレまでの手すりを付けるか相談したい」との発言があった(支援相談員G)。 | 自宅の環境の確認を計画に入れる |
| 計画どおりに進まなかった項目 | 「一部未実施」 | 12月のボランティアとのお茶の時間は1回中止(施設の感染対策で外部の訪問を止めた週)。中止の日と理由を生活記録に記載し、その週は職員とフロアでお茶を飲む時間に置き換えた。 | 中止のときの代わりの方法を計画に書く |
| LIFEのフィードバックの確認 | 「FB確認済」 | 1月の見直しの会議の前(1月13日)に、介護支援専門員Fと理学療法士Eがフィードバックを確認。施設全体の集計と、Aさんの前回からの変化を印刷して会議の資料に添えた。 | 会議で計画に反映するか・しないかと、その理由を会議録に書く |
| 多職種の見直しの会議 | 「会議実施」 | 1月16日 14時〜14時40分、計画の見直しの会議。出席:医師B・看護師C・介護職員D・理学療法士E・介護支援専門員F・支援相談員G・管理栄養士H(会議録の出席者欄に記名)。 | 告示95号 第71号の4 ハ・ニの記録 |
| 見直しの結論 | 「計画継続」 | 離床と食堂での食事は定着したため、次の3月は「手すりのない場所での立ち上がり」と「台所での動作」を中心に計画を組み直す。医師Bから「立ったままの作業は短い時間から」との意見があり、計画に反映した。 | 次の計画の策定 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
この架空事例では、見直しの結論が「自宅へ戻るための準備」に移っています。老健の運営基準の確認項目(後述)には、入所者が居宅で日常生活を営むことができるかを多職種で定期的に協議・検討しているか、という項目があります。自立支援促進の計画の見直しの会議と、居宅への退所を検討する会議を同じ日に開く施設もあるでしょう。その場合も、どちらの記録がどの会議録のどこにあるかを、議題を分けて書いておくと、後から確認するときに迷いません。
令和6年度改正で変わった支援計画の文言|老企第40号の新旧対照表で読む6か所と、画一的な計画を避ける14例
老健の自立支援促進加算の留意事項は、老企第40号の介護保健施設サービスの項に「5の(43)を準用する」と書かれており、中身は介護福祉施設サービスの項(令和6年度改正後の(43)、改正前の(37))に置かれています。手元にある令和6年度改正の新旧対照表(介護保険最新情報 Vol.1213 別紙2)には、このうち⑤と⑥の一部の新旧が載っています。下の表は、その文言を左右に並べたものです。①〜④、⑥のc・d・f、⑦〜⑨は対照表で「(略)」となっているため、ここでは扱いません。
新旧で文言が変わった箇所|6行の対照表
| 箇所 | 改正後(令和6年度)の文言 | 改正前の文言 | 記入で見直すこと(記入欄つき) |
|---|---|---|---|
| ⑤ 支援計画の作成 | 関係職種が共同し、別紙様式7を用いて作成すること。④の医学的評価及び支援実績等に基づき、個々の入所者の特性に配慮しながら個別に作成し、画一的な支援計画とならないよう留意すること | 上記に加え、別紙様式7を用いて「訓練の提供に係る事項(離床・基本動作、ADL動作、日々の過ごし方及び訓練時間等)の全ての項目について作成すること」とされていた | 改正前の書きぶりのまま、全項目を同じ文で埋める運用になっていないか。施設の手順書の版:( ) |
| ⑥a 離床等 | 寝たきりによる廃用性機能障害の防止や改善へ向けて、離床、座位保持又は立ち上がりを計画的に支援する | 寝たきりによる廃用性機能障害を防ぐために、離床、座位保持又は立ち上がりを計画的に支援する | 「防ぐ」だけでなく「改善へ向けて」の目標が計画にあるか:有・無 |
| ⑥b 食事 | 本人の希望に応じ、居室外で、車椅子ではなく普通の椅子を用いる、本人が長年親しんだ食器や箸を施設に持ち込み使用する等、これまでの暮らしを維持できるようにする | 本人の希望に応じ、居室外で、車椅子ではなく普通の椅子を用いる等、これまでの暮らしを維持できるようにする | 食器や箸の持ち込みについて、本人・家族に希望をたずねた記録:有・無 |
| ⑥e 生活全般 | 画一的・集団的な介護ではなく個別ケアの実践のため、入所者本人や家族と相談し、可能な限り自宅での生活と同様の暮らしを続けられるようにする | 入所者本人や家族と相談し、可能な限り自宅での生活と同様の暮らしを続けられるようにする | 集団の日課と個別の日課を、計画の上で書き分けているか:済・未 |
| ⑥g 社会参加 | 入所者の社会参加につなげるために、入所者と地域住民等とが交流する機会を定期的に設ける等、地域や社会とのつながりを維持する | (新設。改正前には無い) | 地域住民等と交流する機会の施設の予定:( ) |
| ⑦以降の番号 | ⑦~⑨(略) | ⑧~⑩(略) | 施設の手順書や研修資料が旧番号のまま引用していないか:済・未 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
⑤の改正前の文言にあった「全ての項目について作成すること」は、改正後の文言には現れません。ただし、このことから様式のどの欄を空けてよいかを読み取ることはできません。別紙様式7の各欄の扱いは、様式の現物と、保険者(指定権者)の資料でご確認ください。改正後の⑤で残った「画一的な支援計画とならないよう留意すること」は、入所者全員の計画が同じ文になっていないか、という形で記録から確かめることができます。
画一的な計画と個別の計画|老健でよく見る書きぶり14例
| 場面 | 画一的になりやすい例 | 個別の計画の例(そのまま型として使える文) | 個別の根拠になった記録 |
|---|---|---|---|
| 離床の目標 | 「日中はできるだけ離床する」(全員同じ文) | 昼食後に眠くなる習慣があるため、午後の離床は2時半からにずらす。午前は10時から食堂で過ごす。 | 入所後1週間の生活記録(眠る時間帯) |
| リハビリ職の練習との関係 | 「リハビリを継続する」 | 理学療法士との練習(週3回)で行う立ち上がりを、生活の中では食事の前と夕方の調理の前に1回ずつ行う。 | 理学療法士の評価の記録 |
| 食事の場所 | 「全員食堂で食事」 | 本人は人の多い場所が苦手と話すため、食堂の窓側の2人掛けの席を用意する。慣れるまでは昼食のみ。 | 本人の発言の記録(日付つき) |
| 椅子 | 「普通の椅子を使用」 | 肘掛けがないと立ち上がりに不安があるため、肘掛けのある椅子を使う。立つときは肘掛けを両手で押すよう声をかける。 | 立ち上がりの評価の記録 |
| 食器 | 「愛用の食器を使う」 | 自宅で使っていた湯のみ(長女が持参)を朝のお茶で使う。茶碗は施設のものでよいと本人が答えた。 | 本人・家族への確認の記録 |
| 食事の時間 | 「食事時間を本人に合わせる」 | 夕食は入所前と同じく遅めを希望。夕食の配膳を他の方より30分遅らせ、その間は居室で家族と電話する時間にあてる。 | 家族からの聴取の記録 |
| 日課 | 「趣味活動に参加」 | 入所前は毎朝の庭の水やりが日課。施設の玄関のプランターの水やりを、朝食後に職員と一緒に行う。 | 入所前面談の記録 |
| 集団の活動 | 「レクリエーションに参加」 | 集団体操には参加しないと本人が決めている。代わりに、午後に廊下を職員と1往復歩く時間をとる。 | 本人の意向の記録 |
| 起床と就寝 | 「生活リズムを整える」 | 入所前は朝5時半に起きていた。早く目覚めた日は無理に寝かせず、5時半以降は食堂でお茶を出す。 | 夜勤の記録(起床時刻) |
| 地域との交流 | 「地域交流に参加」 | 以前の職場の同僚が面会に来る日(月1回程度)は、面会室ではなく本人の希望する食堂の席で過ごしてもらう。 | 面会の記録 |
| 在宅復帰との関係 | 「在宅復帰を目指す」 | 自宅の寝室からトイレまでの距離を家族に測ってもらい(11月の面会時)、同じ距離を施設の廊下で歩く練習に置き換える。 | 家族との相談の記録 |
| 居室の環境 | 「居室を整える」 | 自宅で使っていた座布団と家族の写真を居室に置く(長男が持参)。ベッドの向きは、自宅と同じく窓が右に来る向きにする。 | 家族からの聴取の記録 |
| 声のかけ方 | 「積極的に声かけする」 | 右耳の方が聞こえやすいと本人が話すため、右側から、短い言葉でゆっくり声をかける。返事を待ってから次の動作に移る。 | 本人への確認と看護師の評価の記録 |
| 尊厳の保持 | 「尊厳に配慮する」 | 入浴と着替えの介助は同性の職員が行う。名前は「Aさん」と呼ぶ(本人の希望。下の名前では呼ばない)。 | 本人への確認の記録 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
右端の列が空のまま左の計画だけが細かい、という状態も、記録の上では「どこから出てきた計画か」が読めません。個別の計画は、生活記録・面談の記録・家族からの聴取の記録など、その入所者だけにある記録から組み立てる形にしておくと、⑤の「医学的評価及び支援実績等に基づき」という文言とのつながりが説明しやすくなります。
医学的評価の見直しとLIFE提出の暦|老健の入所者の動き12場面と提出月の対照表
自立支援促進加算のLIFEへの提出の頻度と提出情報の時点は、LIFE関連加算の通知(老老発0315第4号)の16(1)・16(2)イで「褥瘡マネジメント加算と同様」とされ、同通知の13(1)・13(2)ウを参照する形になっています。老健では入所期間が比較的短い入所者や、月の途中で入退所する入所者が多くなりやすいため、通知の文言を入所者の動きに当てはめた表を手元に置いておくと、月末の提出の確認が速くなります。
通知の定めを並べた7行|13(1)・13(2)ウの読み替え
| 区分 | 通知の定め(13(1)・13(2)ウを16で準用) | 提出情報の時点 | 貴施設の運用(記入欄) |
|---|---|---|---|
| 提出の期限 | 入所者ごとに、ア〜ウの月の翌月10日までに提出する | — | 施設内の締め日:毎月( )日 |
| ア 既に入所している方 | 算定を開始しようとする月 | 介護記録等に基づく施設入所時における評価の情報、及び算定開始時における情報 | 算定開始月: 年 月 |
| イ 新たに入所した方 | サービスの利用を開始した日の属する月 | サービスの利用開始時における情報 | 入所月の提出担当:( ) |
| ウ 評価を行った月 | 13(1)ウの文言は「褥瘡の発生と関係のあるリスクに係る評価を行った日の属する月(評価は少なくとも3月に1回行うものとする。)」で、16でこれを準用している(自立支援促進加算では医学的評価を行った月に読み替えるかは、保険者にご確認ください) | 当該評価時における情報 | 評価日と提出月の対応表の有無:有・無 |
| 月末に入所した方 | 情報を収集する時間が十分確保できない等のやむを得ない場合は、利用開始月の翌々月10日までに提出しても差し支えない。その場合、当該入所者に限り、利用開始月のサービス提供分は「算定できない」とされている | サービスの利用開始時における情報 | 月末入所の扱いの施設内ルール:( ) |
| 提出を行えない事実が生じた場合 | 直ちに届出を提出しなければならず、事実が生じた月のサービス提供分から提出が行われた月の前月までの間について、利用者等全員について「算定できない」とされている | — | 発生時の連絡先と手順書の場所:( ) |
| 退所する月 | 13(1)にはア〜ウの3つが並び、科学的介護推進体制加算の1(1)エ(サービスの利用を終了する日の属する月)に当たる定めは置かれていない | — | 退所月の扱いの確認日: 月 日 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
表の最後の行は、同じ施設で科学的介護推進体制加算も算定している場合に混同しやすい点です。科学的介護推進体制加算は退所月の提出を定めていますが、自立支援促進加算が準用する13(1)にはその定めがありません。退所月に自立支援促進加算の情報をどう扱うかを施設として決めている場合も、その考え方を保険者(指定権者)に確かめた日付を残しておくと、後から説明がしやすくなります。
入所者の動き別の当てはめ|老健でよくある12場面
| 入所者の動き | 医学的評価・計画で残す記録 | LIFEへの提出月の目安(通知の文言から) | ご確認ください |
|---|---|---|---|
| 月初に入所(10月2日) | 入所時の医学的評価(医師)、関係職種の共同による支援計画、医師の参加の記録 | イにより10月分を11月10日までに | 計画の策定が翌月にずれ込んだときの扱い |
| 月末に入所(10月30日) | 入所時の医学的評価を入所日またはその直後に行い、評価日を記録 | 原則は11月10日まで。やむを得ない場合は翌々月(12月)10日までとでき、その場合は当該入所者の10月分は「算定できない」とされている | やむを得ない場合の判断の記録の残し方 |
| 入所から3月が近づいた | 医学的評価の見直し(医師)と支援計画の見直し(関係職種の共同・医師の参加) | ウにより、評価を行った月の翌月10日までに | 評価日と会議日が別の月になる場合の提出月 |
| 3月を待たずに状態が変わった | 医師が評価を前倒しで見直した日と理由 | ウにより、その評価を行った月の翌月10日まで | 前倒しの後の「3月に1回」の数え直し方 |
| 入所2月で自宅へ退所 | 退所前の最後の評価・計画の記録、退所先の記録 | 13(1)に退所月の定めは置かれていない | 退所月の扱い(施設の運用と保険者の見解) |
| 病院へ入院し、同じ月に戻った | 入院中の経過の情報、戻った日の医師の所見 | 通知に入院・再入所を特に定めた文言は見当たらない | 入所の継続とみるか、新たな入所とみるか |
| 病院へ入院し、月をまたいで戻った | 戻った日の医学的評価、計画の見直しの要否 | 同上 | 評価・提出をし直すかどうかの保険者の見解 |
| 算定開始時に既に入所している方 | 入所時の評価の情報(介護記録等に基づく)と算定開始時の評価 | アにより算定開始月の翌月10日まで | 入所時の評価の情報がどの記録に残っているか |
| 施設内で別のフロアへ移った | 担当する職員の交代、計画と実施状況の引き継ぎの記録 | フロアの移動は、通知の提出月の定め(ア〜ウ)には現れない | 引き継ぎの日と、計画を変えるかどうかの判断の記録 |
| 本人が計画の一部を断った | 断った項目・日付・本人の言葉、計画を変えるかどうかの話し合いの記録 | 医師が評価を見直した場合は、ウにより翌月10日まで | 3月の見直しを待たずに計画を変える場合の手順 |
| 施設の医師が交代した | 新しい医師による評価の見直しの日、前任の評価の引き継ぎの記録 | 見直しを行った場合はウにより翌月10日まで | 交代時に評価をし直すかどうかの施設の方針 |
| 提出の直前にシステムの不具合が出た | 不具合の発生日時・内容・連絡先・復旧日の記録 | 提出を行えない事実が生じた場合の定め(直ちに届出、全員分の算定の扱い)に関わる | 保険者(指定権者)への連絡の時期と方法 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
3列目は、通知の文言をそのまま当てはめたときの目安です。入院からの再入所や医師の交代のように、通知に明示の文言がない場面は、施設の判断で決めずに、保険者(指定権者)に照会したうえで、照会日と回答を記録に残しておくと、後から判断の根拠を示しやすくなります。なお、令和6年4月〜8月サービス提供分については、通知の第2で令和6年10月10日までの提出を可能とする経過的な扱いが示されていました。当時の提出状況をさかのぼって点検する場合は、この扱いも合わせて確認してください。
運営指導で確認される記録の置き場|老健の運営基準の確認項目と加算の確認書類を重ねた対照表(3表・29行)
自立支援促進加算の書類は、加算のためだけの書類ではありません。厚生労働省の運営指導マニュアル別添1は、介護老人保健施設の運営基準の確認項目として、入退所・サービスの提供の記録・施設サービス計画の作成などを挙げています。当社の加算データベースが自立支援促進加算(介護老人保健施設)の確認書類として収載しているのは「医師による自立支援に係る医学的評価の記録」「自立支援に係る支援計画」「LIFE提出記録」の3点です。両方を重ねると、加算の書類が運営基準の書類とどこで重なるかが見えます。
別添1の確認項目と加算の書類の重なり|11行
| 別添1の確認項目(老健) | 別添1の確認内容 | 別添1の確認文書 | 自立支援促進加算の書類との重なり | 貴施設の保管場所(記入欄) |
|---|---|---|---|---|
| 入退所(第8条) | 入所者の心身の状況、生活歴、病歴等の把握に努めているか | アセスメントシート | 計画書の「現状の評価」の材料(生活歴・入所前の暮らし) | ( ) |
| 入退所(第8条) | 入所者が居宅において日常生活を営むことができるか、多職種(医師、薬剤師、看護・介護職員、支援相談員、介護支援専門員等)で定期的に協議・検討しているか | モニタリングシート/施設サービス計画 | 支援計画の見直しの会議と同じ日に開く場合は、議題を分けて記録 | ( ) |
| 入退所(第8条) | サービスを受ける必要性が高いと認められる入所申込者を優先的に入所させているか | 入所検討委員会会議録 | 入所前の情報が、入所時の医学的評価・現状の評価に引き継がれているか | ( ) |
| サービスの提供の記録(第9条) | 施設サービス計画にある目標を達成するための具体的なサービスの内容が記載されているか | サービス提供記録/業務日誌 | 支援計画の項目(離床・食事・日課など)の実施が、日々の記録で追えるか | ( ) |
| サービスの提供の記録(第9条) | 日々のサービスについて、具体的な内容や利用者の心身の状況等を記録しているか | サービス提供記録/モニタリングシート | 「支援実績」を書くときの数の出どころ | ( ) |
| 施設サービス計画の作成(第14条) | 入所者の心身の状況、希望等を踏まえて施設サービス計画が立てられているか | 施設サービス計画 | 支援計画と施設サービス計画で、本人・家族の希望の記載が食い違っていないか | ( ) |
| 施設サービス計画の作成(第14条) | サービス担当者会議等により専門的意見を聴取しているか | 施設サービス計画/サービス提供記録 | 関係職種の共同と医師の参加が、どの会議録で読めるか | ( ) |
| 施設サービス計画の作成(第14条) | 施設サービス計画を本人や家族に説明し、同意を得ているか | 施設サービス計画(同意があったことがわかるもの) | 支援計画の内容を本人・家族に説明した日の記録 | ( ) |
| 施設サービス計画の作成(第14条) | 目標の達成状況は記録されているか/達成状況に基づき、新たな施設サービス計画が立てられているか | モニタリングシート | 「支援実績」と見直しの結論が、次の計画につながっているか | ( ) |
| 施設サービス計画の作成(第14条) | 定期的にモニタリングを行っているか | モニタリングシート | 3月に1回の見直しの日付と、モニタリングの日付の関係 | ( ) |
| (加算の書類・当社データベース収載) | — | 医師による自立支援に係る医学的評価の記録/自立支援に係る支援計画/LIFE提出記録 | 上の運営基準の書類と別に作るのか、同じ書類の中に置くのか | ( ) |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
2行目の「居宅において日常生活を営むことができるか」の協議・検討は、老健の運営基準に固有の確認項目です。自立支援促進の支援計画の見直しと内容が重なる部分があるため、同じ会議で扱う施設もあります。その場合、会議録に「自立支援促進加算の支援計画の見直し」と「居宅での生活の可否の検討」を別の議題として書き、それぞれの結論を分けて残しておくと、どちらの確認の場面でも同じ会議録を示せます。
医師の関与が読み取れる記録|評価と計画策定の2か所で分けた悪い例・良い例13行
| 告示の定め | 場面 | 悪い例 | 良い例(そのまま型として使える文) |
|---|---|---|---|
| 第71号の4 イ(入所時の医学的評価) | 入所日の診察 | 「医師確認済」 | 10月6日 15時、医師Bが入所時の診察にあわせ自立支援に係る医学的評価を実施。手術後の経過・服薬・痛みの状況を確認し、離床を進める方針に医学的に控えるべき事情はないとの所見(診療録に記載、計画書に転記)。 |
| 同 イ(評価の見直し) | 3月目の見直し | 「再評価」 | 1月14日、医師Bが医学的評価を見直した。前回からの変化(痛みの訴えの減少)と、練習量の制限を外してよいとの所見を記録。 |
| 同 イ(評価の見直し) | 状態の変化での前倒し | 「状態変化あり」 | 11月5日、転倒はないが立ち上がりの際の痛みの訴えが続くため、看護師Cの報告を受け医師Bが評価を前倒しで見直した。練習の内容を一時的に減らす所見。 |
| 同 イ(評価の転記) | 診療録と計画書の関係 | 「診療録参照」 | 医学的評価は診療録に記載し、計画書の「現状の評価」には評価日・評価者・所見の要点を転記。転記した者(看護師C)と転記日を計画書に記載。 |
| 同 イ(LIFEへの提出) | 提出の記録 | 「LIFE提出済」 | 10月分(入所時の評価・計画)を11月7日にLIFEへ提出。提出者:介護支援専門員F。提出画面の記録を印刷し、提出記録の綴りに保管。 |
| 第71号の4 ロ(関係職種の共同) | 計画の策定 | 「多職種で作成」 | 10月20日の計画会議で、看護師C・介護職員D・理学療法士E・介護支援専門員F・支援相談員G・管理栄養士Hと医師Bが共同して支援計画を策定。各職種の意見は会議録に職種名つきで記載。 |
| 同 ロ(計画に従ったケア) | 日々の実施 | 「計画どおり実施」 | 11月の昼食を食堂で摂った日は30日中28日(介護職員の生活記録から集計)。摂れなかった2日は発熱のため居室で摂取。 |
| 第71号の4 ハ(3月に1回の見直し) | 見直しの会議 | 「見直し済」 | 1月16日、計画の見直しの会議を開き、離床・食事の項目は定着、立ち上がりと台所での動作を次の計画の中心にすると決定。 |
| 同 ハ(見直しの期限の管理) | 期限の一覧 | 「3か月ごと」 | 入所者ごとに前回の見直し日と次の期限を一覧にし、毎月1日に介護支援専門員Fが期限の近い入所者を翌月の会議の議題に入れる。 |
| 第71号の4 ニ(医師の参加) | 会議に出席した | 「医師了承」 | 1月16日の見直しの会議に医師Bが出席(会議録の出席者欄に記名)。「立ったままの作業は短い時間から」との意見を述べ、計画に反映した。 |
| 同 ニ(医師の意見の反映) | 計画への書き込み | 「医師の意見を踏まえ」 | 医師Bの意見(立ったままの作業は短い時間から)を、計画の該当項目(台所での動作)の欄に「医師B 1月16日の会議での意見」と出どころつきで記載。 |
| 同 ニ(医師の参加) | 会議に出られなかった | 「医師へ報告」 | 1月16日の会議は医師Bが外来のため欠席。会議の前日(1月15日)に介護支援専門員Fが計画案を医師Bに示して意見を聴取し、意見と聴取の日時を会議録に記載。 |
| 同 ニ(医師の参加) | 参加の形を施設で決める | (定めなし) | 医師が会議を欠席する場合の参加の方法(事前の意見聴取・計画案への意見の記載など)を施設の手順書に定め、手順書の版と制定日を記録しておく。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
表の最後の2行は、告示が「医師が自立支援に係る支援計画の策定等に参加していること」と書くだけで、参加の形を細かく定めていない部分です。会議に出席できなかった場合の事前の意見聴取が「参加」として扱われるかどうかは、保険者(指定権者)によって見方が分かれうる点ですので、施設の方法を決める前に照会しておくと安心です。
自治体の公表資料を自立支援促進加算の記録に当てはめる|5件
当社の運営指導事例データベース(自治体が実名の資料で公表している指摘のみを収載)から、老健の自立支援促進加算の記録に当てはまるものを5件選びました。いずれも本記事の既存の章「自治体が公表している実在の指摘12件」に含まれる事例で、ここでは自立支援促進加算の記録のどこで確かめるかを右端に加えています。
| 公表されている指摘・留意事項 | 出典(自治体・資料名) | 自立支援促進加算の記録で確かめる場所 | 貴施設の点検(記入欄) |
|---|---|---|---|
| 自立支援促進加算について、特別浴槽を使用している入所者がいる状態での算定が指摘され、「原則として入所者全員が要件を満たす必要がありますので、1人でも特別浴槽を使用していれば、本加算は算定できません。なお、感染症や看取り期等に、一時的に使用する場合は除きます」と注記されている | 神戸市「介護保険サービス事業運営上の留意事項」(施設向け・令和7年4月7日修正) | 入浴記録・特別浴槽の使用記録と、支援計画の入浴に関わる記載。一時的な使用の事由と期間 | 特別浴槽の使用者の月次の確認:済・未 |
| 施設サービス計画の同意をサービス提供開始後に得ていた事例、サービス担当者会議等により他の従業者の専門的な見地からの意見を聴いたことの記録が確認できない事例(老健の運営指導結果で「施設サービス計画の作成等の不備」が最多) | 長野県健康福祉部地域福祉課福祉監査担当「令和6年度運営指導結果の概要(介護老人保健施設)」 | 支援計画を本人・家族に説明した日と、関係職種の意見が職種名つきで残っている会議録 | 説明日と計画の開始日の前後関係:確認済・未 |
| LIFE関連加算は「提出だけ」では足りず、フィードバックの確認・活用が必要(返還事例が多数あったとして再周知) | 松山市 令和6年度 第1回介護保険サービス事業者連絡会資料「運営指導での主な指摘事項及び周知事項について」(指導監査課) | 見直しの会議録に、フィードバックを確認した日と、計画に反映したか・しなかったかの理由 | 直近の会議録での記載:有・無 |
| LIFE関連加算で、データ提出のみでフィードバックの確認・活用が確認できない(大分市の指導監査結果でも同旨) | 松山市「令和7年度第1回介護保険サービス事業者連絡会資料 運営指導での主な指摘事項及び周知事項について」 | 同上。とくに「変更しない」と決めた場合の理由の記載 | 反映しなかった理由の記載:有・無 |
| LIFEへの情報提出頻度が適切でない/フィードバック情報を活用していない/検証・活用の経過が分かる記録がない | 宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」資料1 | 評価日と提出月の対応表、提出記録の綴り、見直しの会議録の3つが同じ入所者・同じ月でつながっているか | 3点の突き合わせ:済・未 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
5件のうち、自立支援促進加算を名指しした公表事例は神戸市の1件で、残りの4件は施設サービス計画やLIFE関連加算に共通する指摘です。共通の指摘であっても、自立支援促進加算の記録は「医学的評価」「支援計画」「支援実績」「医師の参加」と書類の数が多いため、どこか1か所の日付がずれると全体のつながりが読めなくなります。月末に、入所者ごとに評価日・会議日・提出日の3つを1行に並べて見るだけでも、記録のずれに早く気づけます。
なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。本記事の対照表は、施設内で記録を確かめるための整理として作成したものです。
よくある質問(老健のLIFE関連加算8区分)
Q. 入所してすぐの月に褥瘡マネジメント加算(Ⅱ)を数えた事例は公表されていますか。
あります。長野県の令和6年度運営指導結果(介護老人福祉施設向け)に「褥瘡マネジメント加算(Ⅱ)を入所日の属する月に算定していた」という事例が公表されています。同資料では、入所日の属する月の翌月以降に評価を実施し褥瘡の発生がない場合に算定するものとされている旨が説明されています。老健での取り扱いは、算定開始月と評価実施月の対照を作ったうえで、貴施設の保険者にご確認ください。
Q. 排せつ支援加算(Ⅲ)の定めに尿道カテーテルの抜去は入っていますか。
入っていません。(Ⅲ)の告示(第71号の3 ハ)が引いている条番号は「イ(1)から(3)まで並びにロ(2)(一)及び(二)」で、カテーテル抜去はロ(2)(三)にあたるため、(Ⅲ)の要件には含まれていません。(Ⅲ)は排尿・排便の改善(ロ(2)(一))とおむつの不使用(ロ(2)(二))の双方への適合という構造です。カテーテル抜去が関わるのは(Ⅱ)の「いずれか」の側です。
Q. 自立支援促進加算の300単位という値は、どのサービス種別でも同じですか。
同じではありません。当社データベースの登録では、介護保健施設サービス(老健)が1月につき300単位、介護福祉施設サービス(特養)が280単位と、算定基準告示に別の値で置かれています。種別をまたいで資料を読むときは、単位数の欄がどのサービスの値かを必ず確かめてください。
Q. LIFEへの提出の期限は、この記事の対照表のどこに書いてありますか。
書いてありません。本記事の対照表は告示(算定基準・大臣基準)の定めを根拠列つきで並べたもので、提出期限の日付は当社データベースの告示由来の登録には含まれていないためです。自治体の公表資料では、松山市が提出の頻度・期限を「介護保険最新情報Vol.1216(科学的介護情報システム(LIFE)関連加算に関する基本的な考え方並びに事務処理手順及び様式例の提示について)」で確認するよう求めています。期限の運用は、この事務連絡と貴施設の保険者の資料でご確認ください。
Q. 評価を3月より短い間隔で行うことについて、告示に定めはありますか。
本記事が根拠とする告示の文言は「少なくとも三月に一回」であり、下限の間隔を定める文言はこの部分には見当たりません。ただし、間隔を詰めた場合の提出のタイミングや記録の扱いは運用の問題になるため、貴施設の保険者にご確認ください。
Q. 科学的介護推進体制加算で、提出が1名分だけ漏れていた場合の指摘例はありますか。
あります。仙台市の集団指導資料に、利用者1名分の基本的な情報の提出が漏れていたという文書指摘が記載されており、原則として利用者全員を対象として提出している場合に算定できるものである旨と、返還となる可能性への注意が示されています。入所者名簿と提出記録の突合を、新規入所者が出た月には特に確認してください。
Q. 特別浴槽と自立支援促進加算の関係は、どこかの自治体資料に示されていますか。
示されています。神戸市の施設向け資料「介護保険サービス事業運営上の留意事項」(令和7年4月7日修正)に、特別浴槽を使用している入所者がいる状態での算定に関する指摘があり、「原則として入所者全員が要件を満たす必要がありますので、1人でも特別浴槽を使用していれば、本加算は算定できません。なお、感染症や看取り期等に、一時的に使用する場合は除きます」と注記されています。これは神戸市の資料上の記載であり、貴施設の保険者の運用は個別にご確認ください。
Q. 以前あった褥瘡マネジメント加算(Ⅲ)や排せつ支援加算(Ⅳ)はどうなりましたか。
いずれも令和3年度改定前の区分に係る経過措置として置かれていたもので、令和6年度改定で削られています。改定前の資料や院内マニュアルに旧区分の記載が残っている場合は、現行告示の区分(褥瘡は(Ⅰ)(Ⅱ)、排せつ支援は(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ))に合わせた更新をご検討ください。
Q. 加算の届出書類づくりを外部へ頼む場合、誰に依頼することになりますか。
介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です(社会保険労務士法に基づく独占業務の範囲)。本記事のような要件の対照表づくり・情報の整理は施設内でも行えますが、届出そのものの作成・提出を外部に委ねる場合は社会保険労務士にご相談ください。
Q. 褥瘡の日々の記録の文例は、この記事に含まれていますか。
含まれていません。本記事は加算の要件を告示の根拠つきで対照表にすることに絞っています。観察・経過・予防の記録の完成文は、褥瘡の記録の書き方を扱った当サイトの別記事で項目別にまとめていますので、記録様式の整備はそちらをご覧ください。
この記事が依拠した告示と資料|出典一覧
本記事の単位数・要件・条番号は、次の一次資料から当社が構築した加算データベース(令和6年度改定時点。令和8年厚生労働省告示第87号による変更が無いことを確認済み)の登録値です。
- 平成12年厚生省告示第21号(指定施設サービス等に要する費用の額の算定に関する基準)別表2 介護保健施設サービス費——「ラ」(褥瘡マネジメント加算)・「ム」(排せつ支援加算)・「ウ」(自立支援促進加算)・「ヰ」(科学的介護推進体制加算)の各項および注
- 平成27年厚生労働省告示第95号(厚生労働大臣が定める基準)——第71号の2(褥瘡マネジメント加算)・第71号の3(排せつ支援加算)・第71号の4(自立支援促進加算)・第92号の3(科学的介護推進体制加算)
- 平成12年老企第40号(留意事項通知)——科学的介護推進体制加算の項(原則として入所者全員を対象とする考え方)
- 各自治体の公表資料——福岡市・松山市・福井市・宇都宮市・仙台市・神戸市・長野県・大分市(本文の各表に資料名を記載)
出典:厚生労働省ウェブサイトに掲載の各告示・通知および各自治体の公表資料。本記事は上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省および各自治体の公式見解ではありません。掲載内容は作成時点の確認によるものであり、改定・事務連絡により変わることがあります。最終的な取り扱いは、必ず一次資料と貴施設の保険者(指定権者)にてご確認ください。
出典
出典:厚生労働省ウェブサイト(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001281524.pdf)/公共データ利用規約(第1.0版)
本ページは上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。各自治体の公表資料についても同様に当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な取り扱いは保険者(指定権者)にご確認ください。
この記事の執筆・編集
介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。






