「記録を書くのが苦手で……」
訪問介護の現場で、何度この言葉を聞いたでしょうか。ヘルパーさんの多くは、人の世話をすることが好きで、この仕事を選んでいます。料理を作ること、掃除をすること、入浴を介助すること──それは得意です。でも、それを「記録として文章にする」ことは、まったく別のスキルです。
だから、訪問介護マナを作りました。神マナの訪問介護特化機能。記録のことは、AIに任せてください。
訪問介護の記録が抱える「見えない壁」
訪問介護の実施記録。これは単なる事務作業ではありません。介護保険制度のルール上、記録がなければサービス提供の証明ができない──つまり、報酬を請求できないのです。
しかし現実には──
- ヘルパーさんの中には文章を書くことが苦手な方も多い
- 訪問先で手書きメモを取り、後で清書する二度手間
- 「どこまで書けばいいのかわからない」という不安
- サービス提供責任者(サ責)による記録の確認・修正に時間がかかる
これらの「見えない壁」が、訪問介護の現場に重くのしかかっています。
訪問介護マナの答え ── 「選ぶだけ」で記録が完成
訪問介護マナは、記録のハードルを限りなくゼロに近づけました。
サービス内容を選択するだけ
訪問先で行ったサービスをタップで選択。「調理補助」「掃除」「入浴介助」──選ぶだけで、AIが適切な記録文を自動生成します。「文章を書く」という作業が、「ボタンを押す」に変わるのです。
誰でも使える、優しいインターフェイス
60代、70代のヘルパーさんでも迷わない。大きなボタン、わかりやすいアイコン、シンプルな画面。神マナが追求する「優しいUI」は、訪問介護マナでも徹底されています。使い方を教える必要がない──それが、私たちのデザイン哲学です。
カイポケへの自動転記で、二重入力ゼロ
居宅マナのケアプランAIや訪問看護マナと同じく、訪問介護マナもRPAによるカイポケ自動転記に対応。ヘルパーさんが入力した記録は、ボタン一つでカイポケに反映されます。
ヘルパーさんが笑顔でいられる現場を
訪問介護の仕事は、本来とても温かい仕事です。ご利用者様の「ありがとう」が直接聞ける。「おいしいね」と一緒に食事を楽しめる。「また来てね」と言ってもらえる。
その温かさが、「記録が書けない」「提出が遅れた」「また修正か」というストレスに覆い隠されてしまう──それは、あまりにも悲しいことです。
訪問介護マナは、記録の壁を取り払います。AIが記録を、RPAがカイポケ入力を引き受ける。ヘルパーさんは、ご利用者様の笑顔だけに集中すればいい。
それが、訪問介護マナが現場を変える理由です。
この物語の続き:EXPO 2026大阪 ── メディカルジャパンに神マナが降臨
前の物語:訪問看護×AI ── 「訪問看護マナ」で記録時間を1/3に
物語の始まり:カイポケ連携AIなら「神マナ」── 介護の未来を変えるAIパートナー
次回予告
こうして神マナは形になりました。
居宅マナ、訪問看護マナ、訪問介護マナ── 7つの機能が一つのアプリケーションに。
しかし、本当の試練はここからでした。
大阪。メディカルジャパン。
初めて“外の世界”と向き合う日が来ます──。
次回、EXPO 2026大阪 ── 介護AIの衝撃を体感せよ。
このストーリーの原点
この記事は、神マナが描く壮大なストーリーの一部です。
すべてはここから始まりました──
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訪問介護でAIが効く工程
| 工程 | いま起きていること | 変わる余地 |
|---|---|---|
| 訪問先での記録 | 紙にメモし、事業所で入力し直す | 話した内容から文章にする |
| サービス提供記録 | 毎回ほぼ同じ文章を書いている | 当日の差分だけを入れて整える |
| 訪問介護計画書 | 記録を見返して手で書き写す | 記録から下書きを作る |
| モニタリング | 記録を読み返す時間が取れない | 傾向や変化の候補を示す |
| 申し送り | 口頭のみで記録に残らない | 音声から要点を残す |
導入する前に決める4つのこと
- やめる作業を1つ決める——足すだけでは負担は増えます
- 最初に使う人を1人決める——全員同時は避けます
- 2週間後に見る指標を決める——「記録を書き終わる時刻」が実感しやすい
- 個人情報の扱いを確認する——保存場所、外部送信の有無、閲覧範囲
訪問介護ならではの確認事項
- 電波が悪い訪問先で入力できるか——オフラインで入力し、あとから同期されるか
- 移動中に使えるか——次の訪問先へ向かう数分で終わるか
- 手袋のまま操作できるか
- 周囲に聞かれない配慮——音声入力は場所を選びます
- 身体介護と生活援助の区分——記録から区分の根拠が読み取れる形になるか
生成された文章をそのまま記録にしない
- 固有名詞(人名、薬剤名、地名)は必ず確認する
- 数値(時刻、体温、血圧、摂取量)は入力元と照合する
- 書かれていないことが補われていないか見る
- 評価語が入っていないか見る
- 人が確認してから確定する運用にする
よくある疑問
| よくある疑問 | 考え方 |
|---|---|
| 音声で入力した内容はどこへ行くか | 保存場所、外部送信の有無、学習に使われるかを確認します |
| 利用者の名前を音声で言ってよいか | 事業所の個人情報の方針に沿って判断します |
| 方言や専門用語は認識されるか | よく使う言い回しで試してから決めます |
| サービス提供責任者の仕事は減るか | 確認は残ります。減るのは転記と清書の部分です |
| 紙をやめられるか | やめる時期を決めて始めます |
小さく始めるための2週間
| 時期 | やること |
|---|---|
| 開始前 | 記録にかかる時間を5件分、実測する |
| 1〜3日目 | 1人の職員が、1人の利用者の記録だけで試す |
| 4〜7日目 | うまくいかなかった場面を書き出す(電波、操作、認識) |
| 2週目 | 対象を3名まで増やす。やめる作業を1つ決めて実行する |
| 2週目の終わり | 同じ方法で測り直し、続けるか決める |
効果が出ないときに見るところ
- 紙が残っていないか
- 入力する時間が勤務の中にあるか
- 端末が人数分あるか
- 確認の手間が増えていないか
- 使っている人が一部に偏っていないか
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この記事の執筆・編集
介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。
