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介護の申し送り事項の書き方と例文|場面別75例とSBARの型

申し送りは、シフト交代時に利用者の状態やケアを次の担当者へ確実に伝える、安全なケアの土台です。漏れなく伝えるコツと例文を整理します。

申し送りノートや申し送り表のテンプレート(そのままExcel・CSVで持ち帰れる様式)は介護記録のテンプレート8種にまとめています。申し送り事項の書き方(何を・どの順で書くか)は、この記事の例文で解説します。

記録の書き方を探す|基本・場面別・看護・道具

このページは申し送りの書き方と例文です。ほかの記録の書き方・道具は下から飛べます。

申し送りとは

申し送りは、勤務交代の際に、利用者の状態の変化・実施したケア・注意点などを引き継ぐことです。口頭と記録の両方で行われます。

漏れなく伝えるコツ

  • 5W1Hで簡潔に――いつ・誰が・何を・どうしたかを短く。
  • 変化とリスクを優先――前回との違い、注意すべき点を先に伝える。
  • 事実と判断を分ける――観察した事実と、対応の判断を区別する。
  • 次にすべきこと――次の担当者が行う対応を明確に。

書き方の例

「本日午前、体温37.8度。むくみが前日より増加。主治医へ連絡し、夕方の再検温を指示。次勤務帯で検温と水分量の確認をお願いします。」

口頭と記録の使い分け

急ぎや重要なことは口頭でも伝え、記録にも残して「言った・言わない」を防ぎます。記録は誰が読んでも分かる表現にします。

場面別の申し送り例

介護の申し送り|そのまま使える例文

申し送りは「次の勤務者が何をすればよいか」が分かることが目的です。

場面 例文
体調の変化 ◯◯様、14時に37.8℃の発熱。水分摂取を促し、16時に37.2℃へ低下。夜間も検温をお願いします。
転倒・ヒヤリ ◯◯様、10時にトイレ前で膝をつかれました。外傷なし、痛みの訴えなし。念のため夜間の歩行時は見守りをお願いします。
食事 ◯◯様、昼食の主食が3割にとどまっています。夕食時の摂取量を確認してください。
家族対応 ◯◯様のご長女より、次回受診への同行を希望とのお電話。ケアマネジャーへの連絡は明日担当が行います。
申し送り事項なし ◯◯様、本日は特記事項ありません。食事・排泄・睡眠とも普段どおりです。

伝わる申し送りの型

「誰が・いつ・何があって・どう対応し・次に何をしてほしいか」の順で書くと、抜けが出にくくなります。

要素 書くこと
誰が 利用者名
いつ 時刻(「午前中」ではなく「10時」)
何があって 観察した事実(推測と分けて書く)
どう対応し 実施したこと
次に何を 次の勤務者への依頼(依頼がなければ「経過観察のみ」と書く)

口頭で伝えるものと記録に残すもの

  • 口頭のみで済ませない——伝えた内容は必ず記録に残す
  • 緊急性のあるものは先に口頭——記録を待たずに直接伝える
  • 記録は事実、判断は分けて——「痛そうだった」ではなく「顔をしかめ、右膝をさすっていた」

申し送りの例文(場面別)

場面 例文
状態の変化 101号室の○○様。本日14時ごろより37.6℃の発熱。水分は摂取できています。16時に再検し37.2℃。夜間も検温をお願いします。
転倒・ヒヤリハット ○○様、10時30分にトイレ前で膝をつかれました。外傷なし、痛みの訴えなし。ご家族へは11時に連絡済み。夜間の移動時は見守りをお願いします。
食事 ○○様、昼食の主食を半分残されました。「あまり食べたくない」とのこと。夕食の摂取量を確認し、続くようなら記録に残してください。
排泄 ○○様、3日排便がありません。本日、看護師へ報告済み。指示があれば夜勤帯で対応をお願いします。
家族対応 ○○様の長女様より、来週の受診同行についてお問い合わせがありました。担当ケアマネジャーへ連絡済みです。
申し送り不要の判断 ○○様、本日特記事項なし。バイタル・食事・排泄いずれも普段どおりです。

申し送りを組み立てる5つの順番

  1. 誰の話かを最初に言う——名前を先に出すと、聞く側が構えられます
  2. いつ起きたかを時刻で言う——「さっき」は人によって幅があります
  3. 何が起きたかを事実で言う——解釈は分けます
  4. 何をしたかを言う——対応済みか、未対応かで受け手の動きが変わります
  5. 次に何をしてほしいかを言う——ここが抜けると、情報を渡しただけになります

申し送りでよくある失敗

  • 長い——1人あたり30秒を超えると、後半が頭に入りません
  • 解釈が混ざる——「機嫌が悪かった」は事実ではありません
  • 依頼が曖昧——「気にしておいてください」では何をするか分かりません
  • 口頭だけ——重要なものは記録にも残します。言った・言わないになります
  • 全員に同じ量——夜勤帯に必要な情報と、日勤帯に必要な情報は違います

申し送りを短くするコツ

  1. 全員に必要な情報と、担当者だけに必要な情報を分ける——全体では前者だけを話します
  2. 記録に書いてあることは読み上げない——「記録のとおりです」で足りるものがあります
  3. 変化がないことも一言で言う——「特記なし」を省くと、抜けたのか無かったのか分かりません
  4. 依頼は最後にまとめる——聞く側が動きを整理できます

記録と申し送りの使い分け

記録 申し送り
目的 事実を残す 次の担当者を動かす
読む相手 行政、家族、後任、司法 その日の勤務者
書く量 必要な事実をすべて 動くために要る分だけ
残るか 保存期間中ずっと残る その日限り(重要なものは記録へ)

口頭だけで終わらせないもの

  • 体調の変化と、それに対して行った対応
  • 転倒・ヒヤリハットと、家族へ連絡した時刻
  • 家族からの申し出、苦情、相談
  • 医療者への報告と、受けた指示
  • サービス内容を変更した理由と、判断した人

申し送り|そのまま使える文例

以下はすべて記載のイメージを示すための(例)であり、実在の利用者ではありません。状態・数値は実際の記録に置き換えてご使用ください。

場面 申し送りの文例 受けた側が確認すること
体調の変化 7/16 右下腿の浮腫が増強。同日14:20 主治医へ電話報告、経過観察の指示 浮腫の程度と、次回の観察のタイミング
発熱 7/18 6:00 体温38.2℃。解熱剤使用後、8:00に37.4℃。水分摂取を促した 再検温の時刻と、受診の目安
転倒 7/20 10:30 居室で転倒。外傷なし。家族と担当ケアマネへ連絡済み(事故報告書により別途) その後の状態と、動線の見直しの有無
服薬 夕食後分の飲み忘れが2回。服薬カレンダーの置き場所を食卓へ変更した 変更後の効果と、残薬の確認
食事 昼食の摂取が5割。「食欲がない」との訴えあり 次食の摂取量と、体重の推移
排泄 夜間のトイレが3回に増加。日中の水分摂取の時間を前倒しした 夜間の回数と、日中の水分量
皮膚 仙骨部に発赤2cm。圧迫を解除しても消退せず。除圧用具を導入 発赤の大きさの変化と、体位変換の実施
本人の訴え 「息子に迷惑をかけている」との発言あり。傾聴した 同様の発言の有無と、表情の変化
家族からの依頼 長女より「夜間の様子を知りたい」と依頼。連絡帳に夜間の記載を追加する 記載が続いているか
サービスの変更 7/23より通所の入浴を週2回へ変更(担当ケアマネと調整済み) 変更後の本人の受け止め
未対応の事項 手すりの位置調整を福祉用具事業所へ依頼中。7/25に訪問予定 訪問が実施されたか
引き継ぎの依頼 明日の受診に同行が必要。10:00に自宅集合 同行者が決まっているか

申し送り|運営指導で公表されている指摘

公表されている指摘 公表元
提供したサービスの内容だけでなく利用者の心身の状況(利用者の様子等)についても記録することとされ、「特変なし」等しか書かれていない記録が見受けられる 松山市の運営指導での主な指摘事項に関する資料
サービス実施時間が一律に記載されており実態が反映されていない/変更した際に変更した旨とその理由が記録されていない/特記・連絡事項欄に利用者の状況がほとんど記載されていない/サービス提供責任者による記録の点検が十分に行われていない 堺市の集団指導資料「サービスの提供の記録」
サービス提供に関する記録等の保存年限は市条例に則り5年間とすること。運営規程等に保存年限を記載している場合は誤りがないか確認すること 金沢市の資料
記録の保存期間について、サービスの「完結」の日から「5年間」と記載すべきところ、「サービス提供の日」「2年間」となっている例 福井市の令和7年度集団指導資料

要件・運用は保険者により異なります。詳細は監査対策ナビと各自治体の公表資料をご確認ください。

申し送り|避けたい書き方と言い換え

避けたい書き方 気をつけたい理由 言い換えの例
特変なし 何を見た結果か分からない 血圧・食事・排泄を確認。前日からの変化なし
あとはお願いします 何を頼まれたか分からない 手すりの位置調整の進捗を、7/25に確認してください
様子を見てください 見る対象が示されていない 右下腿の浮腫の程度を、次回訪問時に確認してください
たぶん大丈夫 推測が申し送られる 現時点で発熱・呼吸苦なし。再検温は14時に実施予定
口頭だけで済ませる 記録が残らない 電話で伝えた場合も、内容と時刻を記録する
主語がない 誰が何をしたか分からない 看護師◯◯が主治医へ電話報告した
未対応のまま書かない 抜けが起きる 対応中の事項は「未対応」として明記する

業種別の書き方は介護記録の書き方まとめ、訪問介護は実施記録の書き方、訪問看護は記録書Ⅱの書き方をご覧ください。

申し送りを効率化する

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申し送りの記入例(項目別)

申し送りは、次の勤務者へ利用者の状態と必要な対応を漏れなく伝えるものです。項目別の記入例をまとめました。

項目 申し送りの例
体調の変化 午後から微熱37.4℃。水分を促し経過観察中。夜間も検温を。
排泄 朝から排便なし。夕方に下剤使用、経過を確認。
食事・服薬 昼食後の内服を確認。夕食は摂取量に注意。
転倒・事故 特になし。
家族・連絡 家族より面会の連絡あり。明日午後に来訪予定。

勤務交代の場面別|そのまま読み上げられる申し送り完成文(15場面・45例)

勤務帯が入れ替わるときの申し送りは、「誰の」「いつ」「何があって」「どこまで済んでいて」「次の帯で何をしてほしいか」の5つが揃っていれば足ります。以下は、朝礼でそのまま読み上げても、申し送りノートに書き写しても意味が通る形にした完成文です。時刻・数値・観察した事実・次の依頼を必ず入れてあります。◯◯様の部分は実際の利用者名に、日付と数値はご自身の記録に置き換えてお使いください。

なお、以下の文例はすべて記載のイメージを示すためのものであり、実在の利用者ではありません。医学的な判断や、受診の要否についての表現は入れていません。判断が必要な内容は、その場で看護職・医療職へつなぐ形にしています。

勤務帯が切り替わるとき(夜勤・日勤・早番・遅番・週明け/15例)

場面 そのまま読み上げられる完成文 受け手が最初にすること
夜勤→日勤(排泄) 101号室の◯◯様。2時と4時にトイレのコールがありました。ふらつきはなく、ご自身で歩かれています。夜間の排便はありません。朝食後に排便の有無を確認し、記録に残してください。 最終排便の日時を記録で確認する
夜勤→日勤(発熱の継続) ◯◯様。0時に37.6度、4時に37.2度でした。水分は0時に150ml、4時に100ml飲まれています。日勤帯では10時に検温をお願いします。値は看護師の◯◯さんへ伝えてください。 10時の検温を担当者に割り当てる
夜勤→日勤(夜間の行動) ◯◯様。23時から2時ごろまで、居室内を歩かれていました。転倒はありません。日中の過ごし方について、午前のレクへのお誘いを試み、応じられたかどうかを記録に残してください。 午前の活動の予定を確認する
日勤→夜勤(食事量) ◯◯様。昼食の主食が3割、副食が5割でした。日中の水分は合計600mlです。夜間の飲水量を記録に残してください。 就寝前の水分を促す時間を決める
日勤→夜勤(転倒の翌帯) ◯◯様。14時に居室の前で膝をつかれました。外傷は見当たらず、看護師の◯◯さんが14時10分に確認しています。夜間の巡回時に、右膝の痛みの訴えと、寝返りの様子を確認して記録に残してください。 巡回の時刻を決めて共有する
日勤→夜勤(面会のあと) ◯◯様。本日15時にご長女が面会に来られ、17時に帰られました。その後「家に帰りたい」と3回話されています。夜間に同じ発言があれば、時刻と対応した内容を記録に残してください。 夜間の見守りの回数を確認する
早番→遅番(入浴後) ◯◯様。8時の朝食は全量です。9時30分に入浴を済ませ、背部に発赤は見られませんでした。15時のおやつの摂取量を記録に残してください。 おやつ時の担当を決める
早番→遅番(移動手段の変化) ◯◯様。7時の起床時に「ふらつく」と話され、車いすで食堂へ移動しています。10時以降は歩行器で移動されました。遅番帯では、移動の手段と付き添いの有無を記録に残してください。 移動時の付き添いを誰が行うか決める
早番→遅番(受診から戻った直後) ◯◯様。9時に眼科の受診から戻られ、指示の書面は看護師へ渡しています。夕方の点眼は看護師の◯◯さんが行いますので、16時になったらお声かけをお願いします。 16時の声かけを担当者に割り当てる
遅番→夜勤(就寝前) ◯◯様。18時の夕食は主食10割、副食8割です。19時に眠前の薬を看護師が配薬し、内服を確認しています。21時の就寝時に、ベッド柵が左側に付いているか確認してください。 就寝時のベッド周りを確認する
遅番→夜勤(失禁のあと) ◯◯様。17時にトイレで失禁があり、17時20分に更衣を済ませています。夜間は2時ごろに一度お声かけをお願いします。実施した時刻を記録に残してください。 2時の声かけを巡回表に入れる
遅番→夜勤(本人の訴え) ◯◯様。20時に「胸のあたりが重い」と話され、20時5分に看護師の◯◯さんへ報告しています。指示は経過の観察です。夜間に同じ訴えがあれば、時刻と本人の言葉のまま記録に残し、看護師へ連絡してください。 看護師の連絡先と連絡の手順を確認する
週明け(土日の空白) ◯◯様。土曜と日曜に排便の記録がありません。最終は金曜の10時です。本日、看護師の◯◯さんへ報告し、受けた内容を記録に残してください。 看護師への報告を午前中に済ませる
週明け(家族の申し出) ◯◯様。土曜にご家族が来所され、「平日の入浴日を変えてほしい」とのお話がありました。生活相談員の◯◯へ引き継いでいます。本日中に相談員から回答があるか確認してください。 相談員に進捗を確認する時刻を決める
週明け(経緯が追えない事象) ◯◯様。金曜の夕方から左手首に湿布が貼られていますが、貼った経緯が記録から追えません。ご家族と看護師に確認し、確認できた内容を記録に残してください。 確認の担当者を1名決める

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

担当や職種が入れ替わるとき(異動・新人・応援職員・看護と介護の間/15例)

相手が替わるときの申し送りは、いつもの帯の申し送りに「その人が知らない前提」を1つ足すのがこつです。呼び名、麻痺の側、食形態、連絡の順番など、毎日一緒に働いている人には省略できる情報が、初めて入る人には抜けたまま渡ります。

場面 そのまま読み上げられる完成文 受け手が最初にすること
担当交代(重点の引き継ぎ) 本日から◯◯様の担当が私から◯◯さんに替わります。今の重点は、朝の更衣に15分かかっていることです。ボタンをご自身でとめられるよう、上着は前開きを用意しています。今週いっぱいは、更衣にかかった時間を記録に残してください。 明日の朝の更衣に同行する
担当交代(見直しが近い) ◯◯様。ケアプランの見直しが来月です。この3か月で、歩行の範囲が食堂までの往復だけに変わっています。日々の移動手段を記録に残しておいてください。担当者会議は来月10日の予定です。 直近1か月の記録を読み返す
担当交代(家族との連絡) ◯◯様のご家族への連絡は、平日は長男、休日は長女という順です。連絡先は台帳の2ページ目にあります。連絡したときは、相手・時刻・伝えた内容の3つを記録に残してください。 台帳の連絡先を自分で確認する
新人へ(移乗) ◯◯様は右側に麻痺があり、移乗は左側からです。まず私が2回お手本を行い、3回目から一緒に入ってください。今日は移乗のたびに、時刻と介助に入った人数を記録に残してください。 1回目は見学し、手順を口に出して確認する
新人へ(食事介助) ◯◯様は食事に30分ほどかかります。急かさず、むせ込みがあれば一度スプーンを置き、看護師の◯◯さんを呼んでください。ご自身で続けるかどうかを判断せず、必ず呼んでください。 看護師の居場所と呼び方を確認する
新人へ(意思疎通) ◯◯様は聞こえにくさがあります。正面から、お名前を呼んでから話しかけてください。伝わらないときは紙に書いて示し、どの方法で伝わったかを記録に残してください。 紙とペンを持って居室へ向かう
応援職員へ(フロアの全体像) 本日入っていただくフロアは12名です。見守りが必要なのは◯◯様と◯◯様の2名で、居室は101と105です。トイレ誘導の時刻は一覧表の右の列にあります。分からないことは、その場で私か◯◯さんに聞いてください。 一覧表を手元に置き、2名の顔と居室を確認する
応援職員へ(配膳) ◯◯様は食形態が刻みで、とろみは中間です。配膳の前に、食札の記載とご本人のお名前を必ず声に出して確認してください。食べた量は、主食と副食を10段階で記録に残してください。 食札と本人を声に出して照合する
応援職員へ(安全の線引き) ナースコールが鳴ったら、まず居室の番号を確認して向かってください。移乗が必要な方は2名で行います。おひとりで持ち上げることはしないでください。 2名対応が必要な利用者を先に確認する
看護職→介護職(観察の依頼) ◯◯様。本日10時に主治医へ電話し、右下腿のむくみについて報告しています。依頼は、朝と夕に足の甲を押して、跡の残り方を見て記録することです。数値でなくて構いません。跡が残ったか残らなかったかを書いてください。私は17時までいます。 朝夕の観察を担当者に割り当てる
看護職→介護職(内服の役割分担) ◯◯様。本日から食後の内服が1包増えています。配薬は看護師が行いますので、食事が終わったら教えてください。飲み込んだかどうかは一緒に確認します。 食事終了時に看護師へ声をかける
看護職→介護職(処置の変更) ◯◯様。仙骨部の処置を、本日から1日1回に変更しています。おむつ交換のときに、貼付材がずれていないかだけ見て、ずれていれば看護師を呼んでください。処置そのものには触らないでください。 交換の担当者全員に触れない範囲を伝える
介護職→看護職(普段との差) ◯◯様。14時ごろから、右手で左の肩を何度もさすっておられます。声をかけると「大丈夫」と言われますが、10分間で5回さすっておられました。見ていただけますか。 本人のもとへ行き、直接確認する
介護職→看護職(皮膚の観察) ◯◯様。おむつ交換のとき、尾骨のあたりに赤みがありました。指で押しても白くなりませんでした。大きさは直径2cmほどです。写真は撮っていません。確認をお願いします。 部位を確認し、記録の書き方を伝える
介護職→看護職(食事中の変化) ◯◯様。今朝の朝食から、飲み込んだあとに声がかすれています。昨日まではありませんでした。むせ込みは1回でした。昼食の前に見ていただけますか。 昼食前の時間を押さえて確認する

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

予定のある行動の前後(送迎・入浴・受診同行・家族対応/15例)

予定のある行動の前後は、申し送りが「時間」に縛られます。出発の時刻、集合の場所、持ち物、変更の連絡先を先に言い、観察の依頼を後に置くと、受け手が動きの順番を組み立てられます。

場面 そのまま読み上げられる完成文 受け手が最初にすること
送迎前(持ち物) ◯◯様、本日の送迎は9時20分のお迎えです。連絡帳と、ご家族からお預かりした着替え2組をカバンに入れています。玄関の靴が新しくなっているので、履き替えのときに合っているか確認してください。 カバンの中身を出発前に数えて確認する
送迎前(乗車前の誘導) ◯◯様、帰りの送迎の前にトイレへお誘いしてください。前回、車中で「トイレに行きたい」とのお話がありました。誘導した時刻を記録に残してください。 出発の10分前を誘導の時刻に決める
送迎前(家族の迎え) ◯◯様、本日は16時にご長女が迎えに来られます。送迎車ではありません。連絡帳に、昼の水分量600mlと、15時の体温36.8度を記入してからお渡しください。 連絡帳の記入を15時30分までに終える
入浴前(濡らせない部位) ◯◯様、入浴の前に看護師の◯◯さんへ声をかけてください。左腕に貼付材があり、濡らさない方法を看護師が説明します。入浴の可否は看護師が確認します。 入浴の順番を組む前に看護師へ連絡する
入浴前(人数と測定) ◯◯様、本日の入浴は2名で対応します。移乗はリフトを使います。10時の血圧は128の76でした。入浴の前後で体温と血圧を測り、値を記録に残してください。 2人目の職員と時間帯を合わせる
入浴前(前回の訴え) ◯◯様、前回の入浴で「お湯が熱い」と話されました。設定は40度でしたが、かけ湯のときに温度をご本人に確認してから始めてください。反応を記録に残してください。 浴室の温度計を先に確認する
受診同行の前(持ち物と集合) ◯◯様、明日9時30分に◯◯クリニックです。持ち物は保険証、受給者証、お薬手帳、連絡帳の4点です。ご家族へは本日15時に連絡済みで、現地で合流します。出発は8時50分です。 4点を前日のうちに袋にまとめる
受診同行の前(伝える内容) ◯◯様、明日の受診で医師にお伝えする内容を、連絡票に3点書いています。夜間のトイレの回数、食事の量、足のむくみです。夜勤帯で回数を記入してから、朝の担当へ渡してください。 夜間の回数を都度メモに残す
受診同行の前(時間の変更) ◯◯様、受診の予約が10時から11時に変わりました。ご家族へは本日16時に電話でお伝えし、了解を得ています。送迎の時間も1時間後ろにずらします。ホワイトボードは直しました。 ホワイトボードと送迎表の両方を見る
受診同行のあと(結果の引き継ぎ) ◯◯様、本日◯◯クリニックを受診されました。次回は8月28日の10時です。医師からの説明の内容は連絡票に書いています。薬に変更があるので、看護師の◯◯さんへ処方の書面を渡してください。 書面を看護師へ手渡し、渡した時刻を記録する
受診同行のあと(帰所後の様子) ◯◯様、受診から14時に戻られました。移動のあと、居室で臥床されています。夕食の摂取量と、夜間の睡眠の様子を記録に残してください。 夕食時の様子を必ず自分の目で見る
受診同行のあと(生活リズムのずれ) ◯◯様、受診の待ち時間が2時間になり、昼食を14時に取られました。夕食は通常どおり18時の予定です。摂取量が普段と違えば、量を記録に残してください。 夕食の開始時刻をご本人に確認する
家族対応のあと(問い合わせ) ◯◯様、本日11時にご長女からお電話がありました。ご用件は「夜眠れているか知りたい」です。夜間の睡眠について連絡帳に3日分を書くことをお伝えしました。夜勤帯で入眠と覚醒の時刻を記入してください。 連絡帳の記入欄を先に作っておく
家族対応のあと(判断を待つ事項) ◯◯様、面会に来られたご家族から「持ち込んだ菓子を食べていただいてよいか」とご質問がありました。看護師の◯◯さんへ引き継いでいます。回答があるまで、居室のお菓子はお預かりのままにしてください。 お預かりした物の保管場所と札を確認する
家族対応のあと(申し出) ◯◯様、ご家族から「洗濯物の返却が遅い」とのお申し出が15時にありました。生活相談員の◯◯へ本日中に引き継ぎます。お申し出の時刻と内容は記録に残しています。次に来所された際は、相談員が対応します。 相談員に引き継ぎ済みかを確認する

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

状態別|申し送り完成文と、次の勤務帯で残す記録(10状態・30例)

状態が動いているときの申し送りは、「今どうなっているか」より「いつ何を見て、どこへ伝えるか」を先に決めた形にすると、受け手が迷いません。以下は状態ごとの完成文と、次の勤務帯で記録に残す項目をひと組にしたものです。医学的な評価や見通しは書かず、観察した事実と、依頼と、連絡先だけで組み立てています。

発熱・食事量・転倒後・薬の変更(12例)

状態 申し送りの完成文 次の勤務帯で記録に残すこと
発熱(朝の報告) ◯◯様、6時の検温で38.1度でした。6時10分に看護師の◯◯さんへ報告し、8時に再検温の指示です。水分は6時30分に150ml飲まれています。8時の値を看護師へ伝えてください。 検温の時刻と値/飲水量/報告した相手と時刻
発熱(平熱との差) ◯◯様、13時に37.6度でした。平熱は36.5度です。顔色に変わりはなく、昼食は全量でした。13時5分に看護師へ報告済みです。17時に再度の検温をお願いします。 17時の値/食事量/訴えの有無
発熱(夜間の経過) ◯◯様、昨夜0時に38.4度、4時に37.5度でした。夜間の飲水は合計250mlです。日勤帯で朝の検温と、朝食の摂取量の確認をお願いします。 朝の体温/朝食の主食・副食の割合/日中の飲水量
食事量の低下(当日) ◯◯様、昼食の主食が2割、副食が3割でした。「においがだめ」と話されています。昼の水分は200mlです。夕食の摂取量と水分量を記録に残してください。 夕食の割合/水分量/本人の言葉
食事量の低下(続いている) ◯◯様、3日続けて主食が5割以下です。体重は今月1日に42.0kg、本日41.2kgでした。本日14時に看護師の◯◯さんへ報告しています。次回の体重測定は来週月曜です。 毎食の割合/測定日の体重/報告した内容
食事量の低下(時間がかかる) ◯◯様、朝食に20分かかり、途中で「もういい」と言われました。声かけで再開され、主食は7割です。昼食は、開始から終了までの時間を記録に残してください。 食事に要した時間/中断の回数/再開の声かけ
転倒後(当日の観察) ◯◯様、本日10時30分に居室で転倒されました。外傷は見当たらず、看護師が10時40分に確認しています。ご家族へは11時に連絡済みです。夜間の巡回時に、痛みの訴えと寝返りの様子を確認し、記録に残してください。 巡回の時刻/訴えの有無と本人の言葉/体位の様子
転倒後(24時間の観察中) ◯◯様、昨日16時の転倒から24時間の観察を続けています。見る点は3つで、意識の状態、頭痛や吐き気の訴え、いつもと違う様子です。あれば時刻を控えて、すぐ看護師へ連絡してください。観察は本日16時までです。 観察した時刻/3項目それぞれの有無/連絡した相手
転倒後(数日たってから) ◯◯様、転倒から3日目です。右膝に5cmの内出血があり、昨日より色が濃くなっています。移動は歩行器で、食堂までは介助なしで行かれました。明日も内出血の大きさを記録に残してください。 内出血の大きさと色/移動の手段/介助の要否
薬が増えた ◯◯様、本日の夕から内服が1包増えています。配薬と内服の確認は看護師が行います。介護職は、食べ終わったことを看護師に伝えてください。 食事終了の時刻/看護師へ伝えた時刻
薬が変わった(観察の依頼) ◯◯様、昨日から薬が変わりました。看護師から、日中の眠気とふらつきを見るように依頼が出ています。移動のときの様子と、日中に臥床していた時間帯を記録に残してください。 臥床していた時間帯/移動時の様子/声かけへの反応
薬に関する出来事 ◯◯様、本日9時の内服のあと、薬包が床に落ちていました。9時20分に看護師の◯◯さんへ報告しています。次の内服の時間は、飲み込みまで看護師が確認します。 発見した時刻と場所/報告した相手/次回の確認者

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

皮膚の処置の変更・認知症の行動と心理の症状・看取り期・退院直後(12例)

状態 申し送りの完成文 次の勤務帯で記録に残すこと
皮膚の処置が変わった ◯◯様、仙骨部の処置が本日から1日1回、朝に変わりました。処置は看護師が行います。介護職は、おむつ交換のときに貼付材がはがれていないかだけ確認し、はがれていれば看護師を呼んでください。 確認した時刻/はがれの有無/呼んだ相手
体位変換の間隔が変わった ◯◯様、体位変換の間隔が3時間から2時間に変わりました。時刻は20時、22時、0時、2時、4時、6時です。実施した時刻を、そのつど記録に残してください。 実施した6回分の時刻/向きの左右
用具の位置が変わった ◯◯様、本日からクッションの位置が右腰の下に変わりました。看護師が写真を記録に添えています。位置がずれていたら、写真のとおりに戻してください。 ずれの有無/戻した時刻
夕方の帰宅の訴えが強い ◯◯様、本日は16時ごろから「家に帰る」と話され、玄関へ向かわれることが4回ありました。お茶にお誘いすると座られます。夜勤帯では、発言のあった時刻と、そのときの対応を記録に残してください。 発言の時刻と回数/対応の内容/落ち着かれるまでの時間
他の居室へ入られる ◯◯様、本日は他の利用者の居室へ3回入られました。ご本人は「自分の部屋」と話されています。居室の入口にご本人の写真を貼りました。効果があったかどうかを記録に残してください。 入室の回数と時刻/写真を貼ったあとの変化
介助を拒まれる ◯◯様、更衣のときに手を払いのけられました。10分ほど時間を空けて再度お誘いすると応じられました。同じ対応で応じられたかどうかを記録に残してください。 拒まれた場面/空けた時間/応じられたかどうか
看取り期(面会と付き添い) ◯◯様、ご家族のご希望で、居室での面会の時間に制限はありません。本日は長男が20時まで付き添われます。夜間は訪室の時刻と、そのときの呼吸の様子を記録に残してください。医師と看護師の連絡先は台帳の1ページ目です。 訪室の時刻/観察した様子/ご家族の在室時間
看取り期(口腔と水分) ◯◯様、本日の飲水は合計100mlでした。口腔内の乾燥に対して、看護師の指示で3時間ごとにスポンジで湿らせています。実施の時刻と、そのときのご本人の様子を記録に残してください。 実施した時刻/口腔内の様子/ご本人の反応
看取り期(意向の確認) ◯◯様、ご家族から「最期は施設で」とのご意向を、本日14時に生活相談員が確認しています。書面は相談員が預かっています。夜間に状態の変化があれば、まず看護師の◯◯さんへ電話してください。 変化のあった時刻/連絡した相手と時刻/ご家族への連絡
退院直後(書類と観察) ◯◯様、本日15時に退院され戻られました。病院からの書類は2点で、看護師へ渡しています。夜間は、入眠の時刻と、痛みの訴えの有無を記録に残してください。 入眠と覚醒の時刻/訴えの有無と本人の言葉
退院直後(移動が変わった) ◯◯様、入院前は歩行器でしたが、退院後は車いすです。移乗は2名で行います。トイレの誘導は、朝食後、昼食後、15時、就寝前の4回に組み直しました。実施の時刻を記録に残してください。 誘導4回分の時刻/移乗に入った人数
退院直後(食形態が変わった) ◯◯様、退院に伴い食形態が刻みからペーストに変わりました。食札は本日分から差し替えています。配膳の前に、食札とお名前を声に出して確認してください。摂取量は主食と副食で記録してください。 食札の照合の実施/主食・副食の割合/むせ込みの有無

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

初日の利用者・感染対策の対応中(6例)

状態 申し送りの完成文 次の勤務帯で記録に残すこと
新規入所の初日(呼び名と習慣) 本日から入所された◯◯様です。呼び名は「◯◯さん」でお願いします。ご家族から、夜は電気を少し点けたまま眠る習慣があると伺っています。夜間は入眠の時刻と、覚醒の回数を記録に残してください。 入眠の時刻/覚醒の回数と時刻/照明の状態
新規利用の初日(場所が分からない) ◯◯様、本日が初回のご利用です。トイレの場所を3回ご案内しましたが、まだお一人では向かわれません。声かけのタイミングと、誘導が必要だったかどうかを記録に残してください。 案内の回数/誘導の要否/ご本人の言葉
新規入所の初日(持ち物) ◯◯様、本日入所です。持ち物は台帳に記入済みで、眼鏡と補聴器と入れ歯がご本人の持ち込みです。就寝時の保管場所は、ご家族と一緒に居室の引き出しの一段目に決めました。 就寝時の保管の実施/朝の受け渡し/破損の有無
感染対策(居室での対応) ◯◯様、本日から居室での対応です。お食事は居室へお運びします。使用したエプロンと手袋は、居室内の専用の袋に入れてください。訪室した職員名と時刻を記録に残してください。 訪室した職員名と時刻/食事の摂取量/廃棄の手順の実施
感染対策(測定の継続) ◯◯様、同室の◯◯様も含めて、朝と夕の検温を続けます。値は看護師の◯◯さんへ、測ったつど口頭でも伝えてください。記録には体温と時刻の両方をお願いします。 朝夕の体温と時刻/看護師へ伝えた時刻
感染対策(面会の案内) ◯◯様、ご家族の面会は当面、居室の窓越しです。本日15時にご長女へ電話でご説明し、了解を得ています。次に来所された際も、玄関で同じご説明をしてください。 説明した相手と時刻/来所の有無/説明した内容

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

SBAR|申し送りを4つの欄に落とすテンプレートと記入済み例(4欄・8例)

SBARは、状況(Situation)・背景(Background)・気がかり(Assessment)・依頼(Recommendation)の4つの欄に分けて伝える形です。介護の申し送りに使うときは、Aの欄を「医学的な評価を書く欄」にしないことがこつになります。Aには「何が普段と違って、何が気がかりか」を、見た事実の言葉で書きます。判断そのものは、Rの欄で医療職につなぎます。

4つの欄に入れるものと、入れないもの

欄 入れるもの 入れないもの
S|今の状況 誰の話か(利用者名・居室)、いつ(時刻)、今どうなっているか(見た事実・数値) 「なんとなく」「いつもと違う感じ」だけで終わる表現
B|そこまでの背景 普段の状態、直近の経過(前回いつ・どうだったか)、既に済んでいる対応と時刻 関係のない過去の出来事、伝聞の重ね書き
A|気がかり 普段との差(何が、どれだけ違うか)、続いている時間、増えている・減っている方向 病名の推測、受診の要否、薬の要否といった医学的な判断
R|依頼 誰に、いつまでに、何をしてほしいか。自分がどこまでやるか。連絡先 「お願いします」だけの依頼、相手も期限も無い依頼

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

4欄を埋めた完成例(8場面)

場面 S|今の状況 B|背景 A|気がかり R|依頼
発熱を看護職へ 101号室の◯◯様、6時の検温で38.1度です。 平熱は36.5度。昨日までは36台でした。6時30分に150ml飲まれています。 平熱より1.6度高く、起床時から続いています。 今から居室で見ていただけますか。8時に再検温し、値をお伝えします。
転倒後の引き継ぎ ◯◯様、10時30分に居室で膝をつかれました。 外傷は見当たらず、10時40分に看護師が確認済み。ご家族へ11時に連絡済みです。 いつもは自力で立ち上がられますが、その後2回とも介助が必要でした。 夜勤帯で、22時と2時の巡回時に痛みの訴えを確認し、記録に残してください。
食事量の低下 ◯◯様、昼食の主食2割、副食3割です。 3日続けて5割を下回っています。今月1日に42.0kg、本日41.2kgです。 3日続いていること、体重が下がっていることが気がかりです。 本日中に看護師の◯◯さんへ報告します。夕食の量を測って教えてください。
皮膚の変化 ◯◯様、6時のおむつ交換で尾骨のあたりに赤みがありました。 昨日の交換時にはありませんでした。夜間の体位変換は2時間ごとに実施済みです。 指で押しても白くなりません。大きさは直径2cmほどです。 朝の申し送りのあと、看護師に見ていただけますか。それまで同じ向きにしません。
夜間の行動 ◯◯様、昨夜23時から2時まで居室内を歩かれていました。 先週までは0時以降の離床はありませんでした。転倒はありません。 3日続けて夜間の離床が増えています。 日勤帯で日中の過ごし方を記録に残してください。担当者会議の議題に上げます。
家族からの申し出 ◯◯様のご長女から、15時に「洗濯物の返却が遅い」とのお申し出がありました。 先月にも同じお話がありました。前回は相談員が対応しています。 同じ内容が2回目です。 本日中に生活相談員の◯◯へ引き継ぎます。次の来所日を教えてください。
受診同行の依頼 ◯◯様、明日9時30分に◯◯クリニックの予約があります。 前回の受診は6月20日。持ち物は保険証、受給者証、お薬手帳、連絡帳です。 同行者がまだ決まっていません。 本日17時までに同行者を1名決めて、ホワイトボードに記入してください。
退院直後の引き継ぎ ◯◯様、本日15時に退院され戻られました。 入院前は歩行器、退院後は車いすです。病院からの書類2点は看護師へ渡しています。 移動の手段が変わり、トイレの誘導の時間が合わなくなっています。 夜勤帯は、朝食後・昼食後・15時・就寝前の4回で誘導し、時刻を記録してください。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

そのまま印刷して使う記入欄(空欄のテンプレート)

下の表を申し送りノートの見開きに貼り、口頭で伝える前に3分で埋めます。埋まらない欄が「まだ確認できていないこと」です。埋まらないまま渡すときは、Rの欄に「未確認」と書いて、誰が確認するかを入れてください。

欄 書き出しの言葉(この続きを埋める) 記入欄
S|今の状況 ◯◯様、(時刻)に、(見た事実・数値)です。 (          )
B|背景 普段は( )です。直近は(日時)に( )でした。(時刻)に(対応)済みです。 (          )
A|気がかり 普段との違いは( )で、(時間)続いています。 (          )
R|依頼 (相手)に、(期限)までに、(依頼する内容)をお願いします。私は( )まで対応します。 (          )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

言い換え対照|伝わらない申し送りを直す30組

申し送りが伝わらないときの原因は、たいてい語彙ではなく「数」「時刻」「相手」「期限」のどれかが抜けていることです。左の列は現場でよく口にされる言い方、右の列はそのままコピーして使える完成文です。右の文をノートに書き写せば、そのまま記録の下書きにもなります。

状態や様子を伝えるときの言い換え(15組)

伝わらない言い方 何が足りないか そのまま使える言い方
様子見でお願いします 何を見るか、いつまで見るかが無い 右膝の痛みの訴えの有無を、22時と2時の巡回時に確認し、記録に残してください。
少し熱があります 値と時刻と平熱が無い 14時の検温で37.6度でした。平熱は36.4度です。17時に再検温をお願いします。
あまり食べていません 量が示されていない 昼食の主食2割、副食3割です。昼の水分は200mlです。
朝から元気がないです そう見えた根拠が無い 朝食後から発語が少なく、こちらから3回声をかけて、返事は1回でした。
夜はよく寝ていました 確認した時刻が無い 0時、2時、4時の巡回時は、いずれも閉眼され、体動はありませんでした。
トイレは大丈夫です 回数と介助量が無い 日中のトイレは5回で、いずれも歩行器でご自身で行かれました。
ご家族から電話がありました 誰から何の用件かが無い 11時にご長女から、夜間の睡眠についてのお問い合わせがありました。連絡帳に3日分を記載する旨をお伝えしています。
看護師に伝えてあります 誰に・いつ・何を伝えたかが無い 10時5分に看護師の◯◯さんへ、右下腿のむくみについて報告しました。依頼は朝夕の観察です。
いつもと違う感じでした いつもとの差が書かれていない 普段はご自身で立ち上がられますが、本日は3回とも介助が必要でした。
痛がっています 部位・程度・時刻が無い 15時に、左の腰の痛みを10のうち6と話されました。
転びそうになりました 場所・時刻・その場の対応が無い 9時40分、食堂の入口で前のめりになり、職員が支えました。転倒はありません。
おむつが汚れていました 量・性状・前回との間隔が無い 6時のおむつ交換で、水様便が1回ありました。前回の排便は昨日10時です。
機嫌が良かったです 評価であって事実ではない 午前のレクで、他の利用者へご自身から2回話しかけられました。
食事に時間がかかりました 何分かが無い 昼食に45分かかりました。普段は25分です。
入浴は入っていません 理由と次の予定が無い 10時にお誘いしましたが「寒い」と断られました。15時に脱衣室を暖めて再度お誘いします。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

依頼と連絡を伝えるときの言い換え(15組)

伝わらない言い方 何が足りないか そのまま使える言い方
薬は飲んでいます 誰が確認したかが無い 朝食後の内服を、8時20分に看護師の◯◯さんが確認しています。
今日は歩けていました 距離と手段が無い 居室から食堂まで、歩行器で付き添いありで往復されました。
早めに対応お願いします いつまでにかが無い 本日17時までに、福祉用具の事業所へ折り返しの電話をお願いします。
昨日の続きです 何の続きかが分からない 昨日16時の転倒から24時間の観察の続きです。残りは本日16時までです。
みんなに伝えてあります 誰まで伝わったかが不明 本日9時の朝礼で、日勤の5名に伝えました。夜勤帯にはまだ伝えていません。
気にしておいてください 何をするかが無い 右前腕の内出血が広がっていないか、20時の更衣時に確認してください。
連絡しておきました 相手・手段・時刻が無い 14時に、担当のケアマネジャーの◯◯さんへ電話で連絡しました。
本人が嫌がっています 場面と言動が無い 更衣の際に手を払いのけられました。10分後に再度お誘いすると応じられました。
熱は下がりました 値と時刻が無い 8時の再検温で37.1度でした。6時は38.1度です。
特に問題ありません 確認した項目が分からない 食事、排泄、睡眠、移動の4項目を確認し、前日からの変化はありませんでした。
あとで見ておきます 誰がいつ行うかが無い 16時に私が居室へ伺い、手すりの高さを確認します。
たくさん飲まれています 量が無い 日中の水分は合計900mlです。内訳は朝300ml、昼300ml、おやつ300mlです。
傷がありました 部位・大きさ・報告先が無い 右前腕の外側に3cmの内出血がありました。11時に看護師の◯◯さんへ報告しています。
受診に行きました 結果と次にすることが無い 10時に◯◯クリニックを受診されました。次回は8月28日10時です。説明の内容は連絡票に記載しています。
申し送りは以上です 依頼の有無が示されていない 以上です。依頼は2件で、◯◯様の17時の検温と、◯◯様の20時の更衣時の観察です。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

伝え方の使い分け|口頭・申し送りノート・記録システム(3手段・35項目)

同じ内容でも、口頭で言うのか、ノートに書くのか、記録システムに入れるのかで、届く速さも、後から探せるかどうかも変わります。3つは代わりになりません。速さは口頭、その日の共有はノート、証拠として残るのは記録システムという役割の違いを、はじめに全員で揃えておくと、二度手間と抜けの両方が減ります。

3つの手段の性質のちがい

観点 口頭(申し送り・電話) 申し送りノート・ホワイトボード 記録システム(記録用紙を含む)
届く速さ その場で届く。最も速い 次にノートを開いた人に届く 入力してから読まれるまで時間差がある
届く範囲 その場にいた人だけ そのノートを見る勤務者 権限のある全員。後任にも届く
後から残るか 残らない。言った言わないになりやすい その日のうちは残る。数か月後は探しにくい 保存期間のあいだ残る
後から探せるか 探せない 日付をたどれば探せる。件名検索はできない 利用者名や日付で探せる
ご家族や行政に示せるか 示せない そのままでは示しにくい 記録として示せる
書く手間 ほぼ無い 短く書ける 項目が決まっている分、手間はかかる
抜けやすい点 聞き逃し。後半になるほど残らない 読まれないまま次の日になる 入力が翌日にずれ、その日のうちに伝わらない
向いている内容 今すぐ動いてほしいこと、判断を仰ぐこと 今日の段取り、担当の割り振り、未対応の一覧 状態の変化と対応、連絡、変更の理由
使い分けの原則 急ぐものは先に口頭で その日で終わるものはノートで 残すべきものは必ずシステムへ。口頭と重ねる

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

口頭で終わらせず、必ず文字で残す事項(15項目)

下の15項目は、口頭だけで流すと、あとから経緯をたどれなくなるものです。「文字に残す最低限の要素」の列にある要素がすべて入っていれば、書き方の様式が違っても、後任が事実を追えます。

事項 文字に残す最低限の要素 残っていないと困ること
体調の変化と、それに対する対応 時刻/観察した事実と数値/行った対応/報告した相手 いつから続いているのかが後任に伝わらない
転倒・ヒヤリハット 時刻/場所/状況/外傷の有無/確認した職種/家族へ連絡した時刻 その後の変化を、いつと比べればよいか分からなくなる
医療職への報告と、受けた内容 報告した時刻/報告した内容/受けた内容/伝えた相手 依頼された観察が、次の帯で引き継がれない
受診の結果と次回の予定 受診日と医療機関/次回の日時/持ち帰った書面の行き先 次回の予定が誰にも共有されない
薬に関する出来事 時刻/出来事の内容/確認した職種/次の内服での対応 同じことが繰り返され、原因が分からない
家族からの連絡・申し出・お申し出への回答 時刻/相手/用件/回答した内容/引き継いだ相手 回答の食い違いが起き、同じ説明を何度もすることになる
サービスの内容や時間を変更したこと 変更した日/変更前と変更後/理由/判断した人 なぜ今の形になっているのかが誰にも分からなくなる
食事形態・とろみの変更 変更日/変更前と変更後/食札の差し替えの実施/指示した職種 配膳の取り違えにつながる
入浴の中止と、その理由 予定していた時刻/中止の理由(本人の言葉)/次の予定 入浴の回数だけが減り、理由が残らない
外出・外泊 出発と帰所の時刻/同行者/持ち出した物/帰所後の様子 持ち物の紛失時にたどれない
緊急の連絡・搬送 時刻/連絡した相手/伝えた内容/同行した職員/搬送先 ご家族への説明が時系列で組み立てられない
感染対策の開始と解除 開始日と解除日/対応の内容/説明した相手と時刻 いつまで続けるのかが曖昧になる
持ち物・お預かりした物の受け渡し 日時/品目/受け取った人/保管場所/返却した日時 紛失の申し出があったときに確認できない
ご本人やご家族から同意を得た事項 日時/説明した内容/同意した方/同意の方法 同意を得たかどうかが本人と職員で食い違う
未対応のまま次の帯へ渡す事項 依頼の内容/期限/引き受ける人/現在どこまで進んでいるか 誰も手を付けないまま日をまたぐ

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

漏れやすい項目の確認欄(20項目・その場で書き込む形)

下の表は、申し送りの前に1分で目を通す用の一覧です。可否を判定するものではありません。右の欄に、今日の申し送りで実際に触れた内容を書き込む形で使います。空欄が残った行が、今日いちばん漏れやすかった項目です。

確認する項目 具体的に見るところ 今日の記入欄
前の帯からの依頼 依頼された内容が完了したか、途中か (        )
未対応のまま残る事項 誰が、いつまでに引き取るか (        )
時刻が入っているか 「午前中」「さっき」で言っていないか (        )
数値が入っているか 体温・水分量・食事の割合・回数 (        )
依頼の相手 「誰か」ではなく、名前で決まっているか (        )
報告先と報告した時刻 看護職・相談員・管理者のいずれに、何時に (        )
ご家族への連絡 連絡したか、これからか、誰が行うか (        )
医療職から受けた依頼 観察する項目と、その頻度 (        )
薬の変更 増減の有無、確認する職種 (        )
食事形態・とろみ 変更の有無、食札の差し替え (        )
最終排便 いつ、どのような性状だったか (        )
睡眠 入眠と覚醒の時刻、夜間の離床 (        )
転倒後の観察の残り 観察の期限は何時までか (        )
皮膚の変化 部位、大きさ、前回との差 (        )
持ち物・お預かりした物 眼鏡・補聴器・入れ歯・現金の所在 (        )
翌日の予定 受診・面会・行事・担当者会議 (        )
送迎の変更 時刻の変更、迎えに来る方の変更 (        )
居室やベッド周りの変更 柵の位置、用具の位置、動線 (        )
初日の利用者の情報 呼び名、習慣、苦手なこと (        )
その帯だけに必要な情報 夜勤帯だけ、送迎の担当だけに要る内容 (        )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

本ページの文例は、記載の形を示すための例であり、実在の利用者ではありません。状態・数値・時刻は、必ずご自身の記録に置き換えてご使用ください。観察の項目や報告の手順は事業所ごとの手順書によって異なりますので、勤務先の手順に合わせてご確認ください。なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。

よくある質問(FAQ)

Q. 口頭と記録、どちらを優先?
A. 重要なことは両方で行います。口頭で確実に伝え、記録にも残して認識のズレを防ぎます。

Q. 申し送りが長くなりすぎます。
A. 変化とリスク、次にすべきことに絞ると簡潔になります。変わりない項目は省略してかまいません。

申し送りで大切なことは?
体調の変化、排泄、食事・服薬、事故、家族連絡など、次の勤務者が必要な情報を漏れなく伝えることです。
口頭と記録はどう使い分けますか?
口頭で共有した内容も記録に残すと、伝達漏れや認識のズレを防げます。
漏れをなくすには?
項目を決めておく、重要事項を先に伝えるなどの工夫が有効です。
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
カイポケをご利用中でなくても、神マナは単体で問題なくご利用いただけます。「マナドライブ」で帳票類の管理・網羅もでき、まず神マナを導入して後からカイポケを連携することも可能です。カイポケの導入をご希望の際は、当社からサポート担当へお繋ぎします。詳しくは「カイポケ導入相談・お見積り」の案内ページをご覧ください。
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場面別|申し送りの文例(口頭・記録の両方に使える形)

申し送りは「誰の・何が・どうだった・次に何をしてほしいか」の4つで足ります。受け手が次の行動を決められる形にします。

場面 申し送りの文例
体調の変化 ◯◯様、13時に37.5度。看護師へ報告済み。16時に再検の指示が出ています。
食事量の低下 ◯◯様、昼食が主食3割。「においがだめ」とのこと。夕食は量を減らして提供してください。
むせ込み ◯◯様、昼食の汁物で1回むせ込み。とろみを中間に変更しています。夕食も同じ濃度でお願いします。
転倒 ◯◯様、10時に居室で尻もち。外傷なし、看護師確認済み。夜間の巡回時に痛みの訴えがないか確認してください。
内出血 ◯◯様、右前腕に3cmの内出血。本人に心当たりなし。看護師へ報告済み。拡大がないか明日確認をお願いします。
皮膚 ◯◯様、仙骨部に発赤。体位変換を2時間ごとに変更しています。
排泄 ◯◯様、3日排便なし。腹部に張りあり。看護師へ報告済み。下剤の指示が出ています。
服薬 ◯◯様、朝の薬をテーブルに残されていました。看護師が対応済みです。
夜間 ◯◯様、昨夜2回起き出されました。日中の臥床を減らす方向でお願いします。
帰宅願望 ◯◯様、夕方に「帰る」と話されます。お茶に誘うと落ち着かれます。
入浴 ◯◯様、本日入浴を「寒い」と断られました。15時に脱衣室を暖めて再度お誘いください。
拒否 ◯◯様、更衣で手を払いのけられました。時間を空けると応じられます。
痛み ◯◯様、腰の痛みを10のうち5と話されます。臥床で軽減。夜間に増強する傾向があります。
家族の連絡 ◯◯様、長女より「明日15時に面会」との連絡がありました。
家族の要望 ◯◯様のご家族より、洗濯物を毎回持ち帰りたいとのご希望。玄関に置いてください。
医療の指示 ◯◯様、主治医より血圧が160以上のときは入浴を中止するよう指示が出ています。
受診 ◯◯様、明日10時に◯◯医院を受診。9時30分にお迎えです。
新規 本日から◯◯様が利用開始。左片麻痺があり、移乗は軽介助です。
退所 ◯◯様、明日で利用終了。荷物の確認をお願いします。
感染対策 ◯◯様、発熱があり、明日の結果が出るまで別室で対応します。
機器 エアマットの電源が抜けていることがありました。巡回時に作動を確認してください。
物品 手袋の在庫が残り1箱です。発注済みですが、節約をお願いします。
行事 明日14時からレクリエーションです。◯◯様は座位で参加されます。
職員体制 明日は◯◯が休みのため、入浴の時間を14時からに変更します。

申し送りでやりがちなことと、直し方

やりがちなこと どうするか
「変わりありません」だけ 何を見て変わりないと判断したかを一言添える
全員分を同じ量で話す 変化があった人に絞る。変化がない人はまとめて
口頭だけで残さない 記録にも同じ内容を書く
「様子を見てください」 何を・いつ・どうなったら報告するかまで言う
評価語で伝える 「不穏」ではなく「同じ質問を1時間に3回」
長い 1人あたり30秒を目安に、要点だけ
伝えた相手が分からない 誰に申し送ったかを記録に残す
欠席者へ伝わらない ノートや端末で必ず共有できる形にする

申し送りの元になる記録の型はフォーカスチャーティング(看護記録の書き方)をご覧ください。

申し送りの内容を文書に残す場合は介護の報告書の書き方、記録の保存年限は介護記録の保存期間と個人情報の扱いをご覧ください。

この記事の執筆・編集

介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。

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