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ケアマネの支援経過記録の書き方と記入例|第5表の文例120例

支援経過記録(第5表)は、ケアマネジメントの「経過」を残す大切な記録です。「何を、どこまで書けばよいか」が分かりにくい欄でもあります。本記事では、書く内容と書き方のコツを、文例つきで整理します。

支援経過記録とは

支援経過記録は、利用者さま・家族とのやり取り、サービス事業所との調整、モニタリングや担当者会議の経過など、ケアマネジメントの過程を時系列で記録するものです。「いつ・誰と・何を・なぜ行ったか」を残すことで、支援の根拠を示せます。

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何を書くか

  • 利用者・家族との面談、電話でのやり取り
  • サービス事業所との連絡・調整
  • サービス担当者会議の結果
  • 状態の変化と、それに対する対応
  • 苦情・要望とその対応

書き方のポイント

  • 時系列で、日付と相手を明記します。
  • 事実と判断を分ける――やり取りの事実と、ケアマネとしての判断・対応を区別します。
  • 「なぜそうしたか」を残す――対応の根拠が後から分かるように書きます。

支援経過の文例

電話連絡

長女より電話。「最近、夜間にトイレで転びそうになる」との相談。状況を確認し、訪問介護事業所へ夜間の見守り強化を依頼する旨を説明。後日訪問して再評価することとした。

サービス調整

通所介護事業所と電話で調整。送迎時間を午前から午後へ変更し、本人の生活リズムに合わせることで合意。利用者・家族へ連絡し、了承を得た。

状態変化への対応

訪問時、歩行時のふらつきが増している様子を確認。主治医へ情報提供し、福祉用具(歩行器)の導入を検討することとした。

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支援経過記録の記入例

支援経過記録(居宅介護支援経過)は、相談・訪問・連絡などの経過を記録します。記入例をまとめました。

場面 記入例
訪問 自宅訪問。体調は安定。入浴が週2回できている。
連絡 事業所より、通所での様子について電話連絡あり。
担当者会議 会議を開催し、第2表の内容を共有。
モニタリング 目標の達成状況を確認。計画継続。

支援経過記録の書き方|場面別の記入例

支援経過(第5表)は、いつ・誰と・何を話し、どう判断したかが時系列で追える記録です。

場面 記入例
モニタリング訪問 7/15 自宅訪問。ご本人・ご長女同席。歩行器での移動は継続できている。「そろそろお風呂も自分で」との希望あり。通所での入浴状況を事業所へ確認する。
電話連絡 7/18 訪問介護事業所サービス提供責任者より電話。夕方の訪問時に眠っていることが増えたと報告。主治医受診時に情報提供する旨を伝えた。
サービス調整 7/22 通所介護事業所へ連絡し、入浴の自立度について確認。手すり使用で浴槽の出入りが可能とのこと。次回担当者会議で目標変更を提案する。
担当者会議 7/25 サービス担当者会議を自宅で開催。出席:ご本人、ご長女、訪問介護、通所介護、福祉用具。入浴の短期目標を「一部介助」から「見守り」へ変更することで合意。
状態変化への対応 8/2 ご長女より、夜間に転倒したとの連絡。外傷なし。主治医受診を勧め、福祉用具事業所へ手すり追加の相談を依頼。

運営指導で実際に公表されている指摘|出典つき6件

支援経過(第5表)は、ほかの様式の「やった証拠」が集まる場所です。だから運営指導では、この記録が真っ先に開かれます。実際に自治体が公表している指摘を整理しました。

指摘されている状態 公表元と内容 残すべき記録
モニタリングの実施は書いてあるが、記録がない/実施日が一致しない 北九州市の令和7年度ケアプラン点検実施結果。①支援経過記録には実施の記載があるがモニタリングの記録がない ②モニタリング表と支援経過記録の実施日が一致しない ③モニタリング表を作成しておらず支援経過にも詳しい内容の記載がない、が挙げられています。 実施日をモニタリング票と同じ日付で書く。内容は要点だけでも残す
医療サービスを位置付けたが、主治の医師等の指示を確認した記録がない 姫路市の令和6年度実地指導結果。「居宅サービス計画に訪問看護が位置付けられていたが、医療サービスに係る指示があること等を主治の医師等から確認した記録がなかった」「主治の医師等の意見について、支援経過記録その他の記録において確認できなかった」。大分市・福井市の資料にも同種の記載があります。 訪問看護・訪問リハ等を入れたら、誰に・いつ・どう確認したかを支援経過に書く
「軽微な変更」の取扱いについて、支援経過に記録がない 福岡県介護保険広域連合の集団指導資料(令和6年度版)。居宅サービス計画の変更に関する主な指摘事項として挙げられ、軽微な変更に該当すると判断した場合はその判断理由とともに記録することとされています。 省略した理由を1文で残す。「軽微なため」だけでは根拠にならない
交付先が「担当者へ交付」としか書かれておらず特定できない 豊島区が公表した令和4年度の運営指導(居宅介護支援事業所22事業所)。「関係者各位に渡す」と記載されていたが、すべての事業所に交付しているか記録上確認できなかった事例、「担当者へ交付」とあるだけで交付先が特定できなかった事例。 事業所名を列挙して書く。交付方法(手渡し・郵送・FAX)も残す
支援経過記録上の利用票の同意の日付と、実際が異なる 北九州市の令和7年度ケアプラン点検実施結果。サービス利用開始後に利用票の同意・交付を行っている事例とあわせて公表されています。 同意を得た日を、サービス開始日より前で記録する
記載が乏しく、経過が追えない 支援経過記録(第5表)について、記載が乏しく経過が追えない旨の指摘が公表されています。 「電話あり」だけで終えず、誰と・何を・どうしたかを書く

要件・運用は保険者により異なります。詳細は監査対策ナビと各自治体の公表資料をご確認ください。

支援経過に必ず残しておきたい10項目

# 場面 残すこと
1 モニタリング 実施日(モニタリング票と一致)・方法(居宅訪問/電話)・面接した相手
2 計画の交付 交付日・交付先の事業所名・交付方法
3 利用票・別表の同意 同意を得た日(サービス開始日より前)・説明した相手
4 医療サービスの位置づけ 主治医名・確認日・確認方法・得られた意見
5 軽微な変更の判断 変更内容と、軽微と判断した理由
6 担当者会議 開催日・出席者・欠席者への照会
7 状態の変化 いつ・何が・どう変わったか。誰から得た情報か
8 入退院 入院日・病院名・退院日・カンファレンス参加の有無
9 相談・苦情 受付日・内容・対応・結果
10 サービス調整 調整先・依頼内容・回答

場面別|支援経過の文例120例

以下はすべて記載のイメージを示すための(例)であり、実在の利用者ではありません。氏名は「A様」などの伏字にしています。日付・事業所名・職種名は、実際の内容に置き換えてご使用ください。

1. モニタリング

記入例
居宅訪問・面接(ご本人・長女同席)。モニタリング票のとおり実施。目標の達成状況を確認
居宅訪問。短期目標「手すりを使ってトイレまで歩ける」は達成。次期の目標を検討する
居宅訪問。前回から状態に変化なし。現行計画を継続とする
居宅訪問。ご本人より「今の回数でちょうどいい」との発言あり。サービス量は現行を維持
居宅訪問。ふらつきの訴えが増えており、担当者会議での見直しを予定する
ご本人が体調不良のため短時間の訪問となった。次回、改めて詳細を確認する
居宅訪問。各サービスの実施状況を提供票の実績と照合し、相違のないことを確認
居宅訪問。ご家族より夜間の負担について訴えあり。短期入所の利用を情報提供した
入院中のため居宅での面接ができず、病棟にて面会。退院後の見通しを確認した
居宅訪問。モニタリング票に記載のとおり。詳細は同票を参照

2. 計画の交付(交付先を特定して書く)

記入例
居宅サービス計画(第1表〜第3表)を、◯◯訪問介護・◯◯通所介護・◯◯福祉用具の3事業所へ手渡しにて交付
計画書を◯◯訪問看護ステーションへ郵送にて交付(◯月◯日発送)
変更後の計画を、◯◯・◯◯・◯◯の各事業所へFAXにて送信し、受信確認の連絡を受けた
ご本人へ計画書を説明し、同意の署名をいただいたうえで写しを交付
◯◯通所介護は担当者不在のため、◯月◯日に改めて交付した
新たに位置づけた◯◯短期入所へ、計画書一式を交付
第1表〜第3表、第6表・第7表について説明し、ご本人の同意を得て交付した
ご家族(長女)へも計画の写しを郵送した
主治医(◯◯クリニック)へ計画書を情報提供として送付
交付した事業所:◯◯/◯◯/◯◯(計3事業所)。全事業所へ交付済みであることを確認

3. 主治医・医療との連携

記入例
訪問看護の位置づけにあたり、◯◯クリニック◯◯医師へ電話にて確認。指示ありとの回答を得た
◯◯医師より訪問看護指示書が交付されていることを、◯◯訪問看護ステーションに確認した
受診に同行。医師より「血圧の変動に注意が必要」との説明があり、各事業所へ共有した
◯◯医師へ、居宅サービス計画について情報提供を行い、意見を求めた(回答:現行で問題なし)
訪問リハビリの導入について、主治医へ確認。指示書の交付を依頼した
体調変化について◯◯医師へ電話報告。受診の指示を受け、長女へ連絡した
退院前カンファレンスに参加。病院看護師より退院後の留意点について説明を受けた
薬剤師より、残薬が確認されたとの情報提供あり。主治医へ共有した
◯◯医師の意見(診療情報提供書)を受領し、計画へ反映した
歯科往診の導入について、主治医の了解を得たうえで手配した

4. 軽微な変更の判断

記入例
短期目標の期間延長のみで、目標・サービス内容・回数に変更がないため軽微な変更と判断し、担当者会議を省略した
サービス提供事業所の担当者変更のみで、支援内容に変更がないため軽微な変更と判断した
サービス提供日の曜日変更のみのため軽微な変更と判断。各事業所へ連絡した
福祉用具の同一種目内での機種変更であり、目標に変更がないため軽微な変更と判断した
事業所の名称変更のみのため、軽微な変更として処理した
モニタリングで状態に変化がないことを確認したうえで、目標期間の延長を軽微な変更と判断した
判断に迷ったため保険者(◯◯市介護保険課)へ確認。会議の開催が必要との回答を得た
サービス回数の増加を伴うため、軽微な変更に該当しないと判断し、担当者会議を開催した
担当介護支援専門員の変更のみのため軽微な変更と判断。ご本人へ説明し了解を得た
利用者の転居(同一市内)に伴う記載修正のみのため軽微な変更と判断した

5. サービス担当者会議

記入例
◯月◯日、自宅にてサービス担当者会議を開催。出席:ご本人、長女、◯◯訪問介護(サ責)、◯◯通所介護(相談員)
◯◯訪問看護は業務都合により欠席。◯月◯日に文書にて照会し、回答を得た
会議の要点は第4表に記載。結論として現行計画の継続で合意
主治医は欠席。診療情報提供書にて意見をいただき、会議で共有した
認定更新に伴う会議を開催。各事業所より目標達成状況の報告を受けた
状態悪化に伴い臨時の会議を開催。サービスの追加について協議した
会議録(第4表)を全出席者および欠席事業所へ交付した
退院に伴い、退院前カンファレンスをもって担当者会議に代えた(病院にて実施)
会議の開催案内を◯月◯日に全事業所へ送付。日程調整のうえ◯月◯日に決定
会議にて残された課題として「◯◯」が挙がり、次回までに確認することとした

6. 利用票・別表の同意

記入例
◯月分の利用票・別表について説明し、ご本人の同意を得て交付(サービス開始日の◯日前)
利用票の内容についてご本人・長女へ説明。同意の署名をいただいた
翌月分の利用票を作成し、◯月◯日に説明・同意・交付を行った
サービス変更に伴い利用票を差し替え。改めて同意を得た
ご本人の判断が難しいため、長女(キーパーソン)へ説明し同意を得た
利用票別表の自己負担額について説明。ご了解いただいた
実績の確定に伴い、提供票別表と各事業所の実績を照合した
利用票を郵送し、電話にて内容を説明。署名済みの写しを返送いただいた
限度額を超える利用となるため、自己負担額を説明し同意を得た
各サービス事業所へ提供票を交付(◯◯/◯◯/◯◯)

7. 電話・照会

記入例
長女より電話。「最近ふらつきが増えている」との相談を受け、訪問して確認することとした
◯◯通所介護より電話。当日の欠席について連絡を受け、理由を確認した
ご本人へ電話。体調に変わりないことを確認
◯◯訪問介護のサ責へ電話し、生活援助の実施状況を確認した
地域包括支援センターへ電話。地域資源について情報提供を受けた
◯◯市介護保険課へ電話し、取扱いについて確認した(回答:◯◯)
ご家族へ電話するも不在。留守番電話にメッセージを残した
◯◯福祉用具へ電話。用具の点検日程を調整した
薬局へ電話し、服薬状況について照会。飲み忘れが散見されるとの回答
民生委員より電話。訪問時の様子について情報提供を受けた

8. 状態の変化

記入例
◯◯訪問介護より、居室内でのつまずきが2回あったとの報告を受けた(転倒には至らず)
体重が3か月で2kg減少しているとの情報を◯◯通所介護より受け、主治医へ共有した
ご家族より、夜間の覚醒が増えているとの訴えあり
服薬の飲み忘れが週数回あるとの情報あり。薬剤師へ相談した
下肢の浮腫が増強しているとの報告を訪問看護より受け、受診につなげた
意欲の低下がみられ、通所の参加回数が減っているとの報告あり
歩行が安定してきたとの評価を通所リハビリより受けた
認知面での変化(日付の混乱)について、複数の事業所から同様の報告があった
食事摂取量の低下について、訪問介護・通所介護の双方から報告を受けた
ご本人より「最近眠れない」との訴え。主治医への相談を提案した

9. 入院・退院

記入例
◯月◯日、◯◯病院へ入院(診断名:◯◯)。各事業所へ連絡し、サービスを一時中止とした
病院の医療連携室へ連絡。入院期間の見込みと、退院後の状態について情報を得た
入院先へ、入院時情報提供書を◯月◯日に提出した
◯月◯日、病棟にて面会。ご本人の状態とリハビリの進捗を確認
◯月◯日、退院前カンファレンスに参加。退院後の留意点を確認した
◯月◯日退院。翌日に居宅訪問し、生活状況を確認した
退院に伴い暫定的な計画を作成。1か月後に再アセスメントを行う
退院後の福祉用具(介護ベッド)を、退院日に間に合うよう手配した
入院により中断していたサービスを、◯月◯日より再開した
退院時の情報(服薬内容の変更)を各事業所へ共有した

10. 相談・苦情

記入例
ご家族より、◯◯訪問介護の対応について相談を受けた。内容を事業所へ伝え、改善の回答を得た
ご本人より「担当のヘルパーを替えてほしい」との申し出。事業所と調整した
サービス提供時間のずれについて苦情を受付。事業所へ確認し、経緯を説明した
費用の負担について相談を受け、軽減制度について情報提供した
ご家族間で介護方針に相違があり、双方の意向を伺った
近隣からの相談を受け、地域包括支援センターへつないだ
ご本人より、サービスの利用回数を減らしたいとの申し出。理由を確認した
苦情の内容と対応結果を、事業所およびご家族へ報告した
金銭管理についての不安の相談を受け、権利擁護の窓口を紹介した
今後の生活について、ご本人・ご家族と相談の時間をもった

11. サービス調整

記入例
◯◯通所介護へ空き状況を照会。◯月◯日より週2回の利用が可能との回答
短期入所の空き状況を3事業所へ照会し、◯◯にて予約した
訪問介護の時間帯変更について、事業所と調整のうえ◯月◯日より変更とした
福祉用具の追加(手すり)について、◯◯へ依頼し◯月◯日に設置予定
住宅改修の見積もりを2社から取得し、ご家族へ提示した
サービスの終了に伴い、◯◯事業所へ引き継ぎ事項を伝達した
体験利用の日程を◯◯通所介護と調整し、◯月◯日に決定
配食サービス(市)の申請手続きについて、ご家族へ説明した
限度額の超過が見込まれるため、サービス量を再調整した
訪問看護の導入にあたり、指示書の交付から開始日までの流れを調整した

12. 家族・関係者対応

記入例
長女へ電話し、今月のサービス利用状況を報告した
遠方にお住まいの長男へ、ご本人の状況を書面にて報告
ご家族へ介護方法(移乗の介助)について、訪問看護と同席のうえ説明した
ご家族の体調不良により、支援体制を一時的に見直した
成年後見人と面談し、今後の方針について確認した
民生委員と情報を共有し、見守りの協力を依頼した
地域包括支援センターと連携し、地域の資源について情報を得た
ご家族の就労状況の変化について伺い、支援体制を再検討することとした
ご家族へ、介護者の会について情報提供した
親族間で意見の相違があり、担当者会議で調整することとした

書くときに避けたい表現|言い換えの対照表

避けたい書き方 気をつけたい理由 言い換えの例
担当者へ交付 公表事例で「交付先が特定できない」と指摘されている ◯◯訪問介護・◯◯通所介護・◯◯福祉用具の3事業所へ手渡しにて交付
関係者各位に渡す すべての事業所に交付したか記録上確認できないと指摘されている 交付した事業所名を列挙し、全事業所へ交付済みであることを明記
電話あり 誰と、何を話したかが残らない 長女より電話。「最近ふらつきが増えている」との相談を受けた
モニタリング実施 実施の記載のみで内容がないと指摘されている 居宅訪問・面接(ご本人)。短期目標の達成状況を確認。詳細はモニタリング票参照
軽微な変更のため省略 判断理由とともに記録することとされている 短期目標の期間延長のみで内容に変更がないため軽微な変更と判断した
訪問看護を追加(確認の記載なし) 主治医への確認記録がないと指摘されている ◯◯医師へ電話にて確認。指示ありとの回答を得た
特変なし 何を確認した結果か分からない 歩行・食事・睡眠について確認。前回訪問時から変化なし
日付だけで内容なし 経過が追えないと指摘されている 日付+誰と+何を+どうしたか、の4点を1文で書く

書くときの3原則

  1. 事実と判断を分ける——「不安そうだった」ではなく「『このままで大丈夫か』との発言あり」
  2. やりとりの相手を書く——誰から誰へ、どの手段(訪問・電話・FAX)か
  3. 次の行動で終える——「◯◯へ確認する」「次回会議で提案する」など

運営指導で見られやすい点

  • モニタリングの実施が月1回記録されているか
  • サービス担当者会議の開催と、その内容が残っているか
  • 計画変更に至った経緯が追えるか
  • ご本人・ご家族の意向が記載されているか

支援経過の記入例(場面別)

場面 記入例
モニタリング訪問 7/15 14:00-14:40 自宅訪問。本人・長女同席。短期目標「トイレまで自分で行く」について、日中は介助なしで到達できているとのこと。夜間は週2回程度ふらつきあり。長女より手すりの追加希望あり。福祉用具事業所へ連絡することを説明。
電話連絡 7/18 10:20 ○○訪問介護 サービス提供責任者へ電話。7/16の訪問時に右足首の傷を確認したとの報告を受ける。訪問看護へ情報提供することを合意。
サービス調整 7/20 11:00 ○○デイサービスへ電話。入浴を週2回へ増やすことについて、木曜であれば受け入れ可能との回答。8/1から変更する方向で本人・家族へ確認することとした。
本人・家族の意向変化 7/22 15:30 長女より電話。「本人が施設入所を考えはじめた」との相談。現時点では情報収集の段階とのこと。次回訪問時に本人の意向を直接確認することとした。
入院 7/25 9:00 長女より入院の連絡(7/24夜、発熱のため○○病院)。各サービス事業所へ休止の連絡を実施(9:20〜9:45)。
担当者会議の開催 7/28 14:00-14:50 サービス担当者会議を自宅で開催。詳細は第4表のとおり。

支援経過で押さえること

  • 日付と時刻を必ず書く——「先日」では経過が追えません
  • 誰と話したかを書く——事業所名と役職・氏名まで
  • やりとりの結論を書く——話した内容だけでなく、何が決まったか
  • 次に何をするかを書く——誰が、いつまでに
  • 事実と解釈を分ける——ケアマネジャーの判断は、判断と分かるように書きます
  • あとから書き足さない——追記する場合は追記した日が分かるようにします

支援経過を書く頻度

  • モニタリング訪問——月1回(居宅介護支援では原則、月1回の訪問と記録が求められます)
  • サービス事業所とのやりとり——その都度
  • 本人・家族からの相談——その都度
  • 担当者会議——開催のたび(詳細は第4表へ)
  • 入退院、状態の大きな変化——発生時

支援経過の1行を7つの欄に分ける|型の対照表と型どおりに書いた完成文24例

支援経過(第5表)が読みにくくなるのは、書く量が足りないからではなく、1行のなかに入るべき要素が抜けているためです。1行を7つの欄に分けて考えると、何が抜けているかがその場で分かります。まず欄の一覧を示し、そのあとに、この7欄をそのまま文章にした完成文を並べます。

7つの欄|何を書き、抜けると何が起きるか

欄 書く内容 粒度の目安 抜けたときに起きること
①日時 年月日と、開始・終了の時刻 「4月8日14:00〜14:35」まで書く。訪問は所要時間まで 入院当日の対応・同意の前後関係・当日中の連絡など、時間で判断される場面を後から説明できない
②場所 利用者の居宅/事業所/病院/通所先/自事業所 「自宅(居室)」「◯◯病院3階カンファレンス室」 居宅を訪問して面接したのか、他の場所で会ったのかが読み取れない
③方法 訪問・電話・来所・文書・FAX・オンライン・同行のいずれか 「電話(発信)」「FAX送信(送信結果票あり)」まで書く 電話で済ませたのか訪問したのかが分からず、記録だけでは経過を再現できない
④相手 事業所名・職種・氏名、家族は続柄 「◯◯訪問介護 サービス提供責任者 ◯◯氏」「長女 ◯◯様」 「担当者」「関係者」だけでは、誰に伝わり誰に伝わっていないかが特定できない
⑤事実 見たこと・聞いたこと。発言はかぎかっこで、観察は数と単位で 「体重が3か月で2.4kg減少」「浴槽またぎに30秒かかる」 「不安そう」「状態不良」のような要約だけが残り、根拠が消える
⑥判断 介護支援専門員として何をどう考えたか。事実と分けて書く 「⑤より、夜間の移動時に転倒の危険が高まっていると考えた」 対応の理由が読み取れず、なぜその手を打ったのかを後から説明できない
⑦次にすること 誰が・いつまでに・何をするか。あわせて残す様式名も書く 「4月11日までに◯◯医師へ照会。回答は第5表と第4表へ」 途中で終わった記録になり、対応が完了したのかが判断できない

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

7欄で分解した完成文|10場面

下の表は、同じ出来事を「①〜④」「⑤」「⑥⑦」に分けて書いたものです。3つの欄をそのままつなげると1本の完成文になります。日付・事業所名・氏名は自事業所の内容に置き換えてお使いください。

場面 ①日時・②場所・③方法・④相手 ⑤事実(見聞きしたこと) ⑥判断と⑦次にすること あわせて残す記録
定例の居宅訪問 4月8日14:00〜14:35 自宅(居間・浴室)を訪問。ご本人、長女ご同席。 ご本人「風呂の縁をまたぐのが怖い」。実際に動作を確認したところ、浴槽をまたぐのに約30秒を要し、右手で壁を押さえて体を支えていた。浴室内に手すりはなし。 浴室内で体を支える箇所がなく、入浴時の転倒の危険が高まっていると考えた。4月10日までに◯◯福祉用具へ浴室用手すりの選定を依頼し、4月中旬の担当者会議で検討する。 モニタリング記録、第2表(入浴の目標)
事業所からの報告を受けた 4月9日16:20 自事業所にて電話(受信)。◯◯通所介護 生活相談員 ◯◯氏。 4月9日の来所時、昼食の摂取量が主食3割・副菜2割にとどまった。3月中旬は主食10割で経過していた。体重は3月4日52.8kg、4月8日50.4kg。 1か月で2.4kgの減少があり、食事量の低下が続いていると考えた。4月10日に長女へ自宅での食事量を確認し、4月11日の受診時に◯◯医師へ情報提供する。 通所介護の連絡票、第5表(受診同行の記録)
主治医への照会 4月11日11:05〜11:12 ◯◯医院へ電話(発信)。看護師◯◯氏を通じて◯◯医師へ照会。 回答は「入浴は可。長時間の入浴は避ける。屋外歩行は付き添いのもとで15分程度まで」。訪問看護の導入について意見を求めたところ「導入して差し支えない」との回答を得た。 医療サービスを位置づけるにあたり、主治の医師の意見を確認できたと考えた。4月15日の担当者会議で共有し、計画作成後は◯◯医師へ計画書を郵送する。 照会内容と回答の記録、第4表、計画の交付記録
担当者会議の欠席事業所への照会 4月12日 自事業所からFAX送信(送信結果票あり)。◯◯訪問看護ステーション 管理者 ◯◯氏。 4月15日の会議に業務都合で出席できない旨の連絡を受け、照会票を送付。4月14日10:30に回答をFAXで受領。「入浴前後の血圧測定を継続したい。清拭対応となる日は通所へ連絡する」との意見。 出席できない担当者から専門的な見地の意見を得られたと考えた。4月15日の会議で回答を読み上げて共有し、第4表に欠席の事業所名・担当者名・理由・照会内容と回答を記載する。 照会票の控え、FAX送信結果票、第4表
サービス担当者会議 4月15日13:00〜13:50 自宅(居間)にて開催。出席=ご本人、長女、◯◯訪問介護 サービス提供責任者◯◯氏、◯◯通所介護 生活相談員◯◯氏、◯◯福祉用具 専門相談員◯◯氏、当職。 福祉用具専門相談員より「浴槽の縁の高さは42cm。据置型の手すりで対応可能」との意見。サービス提供責任者より「入浴の見守りは訪問時間内で対応できる」との発言。ご本人「手すりがあれば自分で入りたい」。 短期目標「見守りのもとで浴槽をまたぐ」への変更について合意が得られたと考えた。4月17日までに計画を修正し、出席3事業所と◯◯医師へ交付する。 第4表、第2表、計画の交付記録
計画の説明・同意・交付 4月17日10:00〜10:30 自宅にて訪問。ご本人、長女ご同席。 第1表から第3表を読み上げて説明。ご本人より「これでお願いします」との発言があり、同意欄に署名をいただいた。原本を手渡しで交付。 説明と同意を得たうえで交付できたと考えた。同日中に◯◯訪問介護・◯◯通所介護・◯◯福祉用具の3事業所へ手渡しおよびFAXで交付し、◯◯医院へは郵送する(4月17日発送)。 同意欄の署名、交付先一覧、FAX送信結果票、郵送記録
個別サービス計画の受領と照合 4月22日 自事業所にて受領(郵送・持参)。◯◯訪問介護、◯◯通所介護、◯◯福祉用具の3事業所。 3事業所から個別サービス計画を受領。訪問介護計画の入浴の記載は「見守り」、第2表の短期目標と一致。通所介護計画は「一部介助」のままで、第2表の記載と相違があった。 通所介護計画と居宅サービス計画の間に相違があると考えた。4月23日に◯◯通所介護へ連絡し、内容を確認のうえ修正後の計画を再提出いただく。 個別サービス計画(写し)、第2表、照合の記録
利用票・別表の同意 4月25日11:00〜11:20 自宅にて訪問。ご本人、長女ご同席。 5月分の利用票・別表を読み上げて説明。自己負担額と、支給限度基準額に対する利用の状況を説明。ご本人より「この内容で問題ない」との発言があり、同意欄へ署名をいただいた。 翌月分の同意を当月中に得られたと考えた。同日、各サービス事業所へ提供票を交付する。 利用票・別表(同意欄)、提供票の交付記録
状態の変化を家族から聞いた 5月2日20:40 自宅からの電話(受信)。長女◯◯様。 「本日18時ごろ、トイレの前で尻もちをついた。自分で立ち上がり、痛みの訴えはない。頭は打っていない」とのこと。体温36.6度、食事の摂取量は普段どおり。 外傷の訴えはないが、夜間の移動時に転倒の危険が続いていると考えた。翌5月3日9:00に訪問して状況を確認し、◯◯医師へ報告する。 第5表(翌日の訪問記録)、事業所への共有記録
訪問して確認した 5月3日9:00〜9:30 自宅(居間・廊下)を訪問。ご本人、長女ご同席。 臀部に発赤2cm程度あり。腫脹・熱感なし。歩行は自立、前日と同じ距離を歩けている。廊下に新聞と洗濯かごが置かれており、夜間は照明が足元まで届いていなかった。 転倒の背景に住環境の要因があると考えた。5月6日に◯◯福祉用具へ廊下の足元灯と手すりを相談し、長女へ動線上の物品の整理を依頼した。 モニタリング記録、第2表の見直しの検討記録

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

方法(訪問・電話・文書・オンライン)で書き分ける

③の「方法」は、あとから経過を追うときにもっとも情報量の多い欄です。方法ごとに、記録に残しておく事項が違います。

方法 方法の欄に残す事項 書き出しの型(そのまま使えます)
居宅訪問 訪問した場所(居間・寝室・浴室など確認した場所まで)、所要時間、同席者 「6月10日14:00〜14:40 自宅(居間・寝室)を訪問。ご本人、次男◯◯様ご同席。」
電話(発信) かけた時刻、相手の所属・職種・氏名、つながらなかった場合はその事実 「6月11日9:15 ◯◯訪問介護へ電話(発信)。サービス提供責任者◯◯氏。」
電話(受信) 受けた時刻、発信者、用件、こちらから折り返した場合はその時刻 「6月11日18:05 長女◯◯様より電話(受信)。」
来所 来所した方、来所の目的、対応した職員 「6月12日13:30〜14:00 長女◯◯様が来所。当職が対応。」
文書・郵送 発送日、宛先、同封物、返送の要否 「6月13日 ◯◯医院へ居宅サービス計画(第1〜3表)を郵送(同日発送・送付状の控えあり)。」
FAX 送信時刻、送信結果票の有無、先方への受信確認の方法と時刻 「6月13日10:20 ◯◯訪問看護ステーションへFAX送信(送信結果票あり)。10:35に電話で受信を確認。」
オンライン 使用した方法、参加者と所属、接続できなかった参加者の扱い 「6月17日15:00〜15:40 オンライン会議システムにて担当者会議を開催。参加=◯◯氏ほか3名。」
同行 同行先、同行した区間、医師等へ伝えた内容と受けた説明 「6月20日10:00〜11:30 ◯◯医院の定期受診に同行。診察に同席し、当職より在宅での状況を伝えた。」

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

連絡不通・拒否・意向の相違|むずかしい場面の完成文14場面28例

支援経過が薄くなりやすいのは、うまくいかなかった場面です。訪問できなかった月、断られた場面、家族の間で話がまとまらなかった場面ほど、あとから経過を説明する必要が生じます。ここでは、そういった場面の完成文を各2例ずつ挙げます。

会えない・断られた・意見が割れた場面

場面 完成文(例1) 完成文(例2) あわせて残す記録
連絡がつかない 7月3日10:20 自宅へ電話(発信)。呼び出し音20回で応答なし。10:45、11:30にも発信したが応答なし。長女◯◯様の携帯へ発信し、「本日は通院で不在にしている」との回答を得た。次回訪問予定の7月5日14:00は変更せず、当日の朝に改めて在宅を確認する。 7月3日16:00 自宅を訪問したが応答なし。玄関の施錠あり、郵便受けに前日付の朝刊が残っていた。長女◯◯様へ16:10に電話し不在を確認できなかったため、16:20に◯◯訪問介護へ本日の訪問状況を照会。「本日11:00の訪問時は在宅、変わりなし」との回答を得た。16:40に長女より折り返しがあり、「本人は近所の親戚宅にいる」とのことで安否を確認できた。 連絡の発信・受信の時刻がわかる記録、他事業所への照会記録
サービスの利用を断られた 7月8日14:00〜14:30 自宅を訪問。ご本人「デイはもう行きたくない。人が多くて疲れる」との発言。理由を伺うと、入浴の順番待ちで1時間近く座って待つことがあるとのこと。ご本人の意向を確認したうえで、7月9日に◯◯通所介護へ入浴の時間帯を相談し、7月12日に改めてご本人の意向を伺う。 7月10日11:00 自宅を訪問。訪問介護の生活援助について、ご本人より「自分でできるので来なくてよい」との申し出。調理と掃除の動作を確認したところ、コンロの使用は可能だが、浴室と床の清掃時にふらつきがみられた。ご本人の希望を尊重しつつ、支援の必要性について7月15日の担当者会議で協議することとし、それまでは現行の回数を維持することをご本人・長女に説明し了解を得た。 本人の意向の記録、第4表、第2表の見直しの検討記録
家族の間で意向が食い違った 7月14日15:00〜16:00 自宅を訪問。長女◯◯様「施設への入所を考えたい」、長男◯◯様「本人が家にいたいと言っている以上、在宅を続けたい」との発言があり、双方の意向を確認した。ご本人へ確認したところ「できるだけ家にいたい。ただ娘に負担はかけたくない」との発言。両方の意向を第1表に反映し、7月20日の担当者会議で在宅を継続する場合の支援体制を協議することとした。 7月22日13:00〜13:40 自宅を訪問。次女◯◯様(遠方在住・来訪中)より「訪問介護の回数が多すぎるのではないか」との意見。長女◯◯様は「日中1人になる時間が長く、今の回数でも足りない」との意見。両者の意向をそれぞれ確認し、直近3か月の訪問時の記録と生活状況をもとに、7月29日の担当者会議で回数を検討することとした。当面は現行の内容を継続することについて、両名の了解を得た。 第1表(意向)、第4表、家族への説明の記録
虐待が疑われる情報を得た 8月4日10:30 ◯◯訪問介護 サービス提供責任者◯◯氏より電話(受信)。「8月3日の訪問時、ご本人の右前腕に紫色の内出血が3か所あり、『ぶつけた』と話されたが説明と部位が合わない」との報告を受けた。同日10:50、◯◯市高齢福祉課へ電話し、報告内容をそのまま伝えた。受付は◯◯氏。同日11:10に管理者へ報告した。 8月4日11:30 ◯◯市高齢福祉課より折り返しの電話(受信)。今後の対応について説明を受け、当職は8月5日10:00に居宅を訪問して生活状況を確認することとした。8月5日10:00〜10:40 自宅を訪問。右前腕に3cm程度の内出血が2か所、色は紫から黄色に変化。ご本人「覚えていない」との発言。確認した事実を同日11:00に◯◯市高齢福祉課へ電話で報告した。 通報した日時・受付者名の記録、訪問して確認した事実の記録、管理者への報告記録
独居で見守りを増やした 8月11日14:00〜14:40 自宅を訪問。ご本人が1人で過ごす時間は平日9:00〜18:00の約9時間。冷蔵庫に消費期限を4日過ぎた総菜が2点あり、ご本人は気づいていなかった。8月13日に◯◯市の配食サービスの手続きについて長女へ説明し、8月18日の担当者会議で見守りの体制を協議する。 8月18日13:00〜13:45 自宅にて担当者会議を開催。訪問介護の訪問時に冷蔵庫内の確認を行うこと、通所介護の欠席時は事業所から当職へ連絡すること、民生委員◯◯氏に週1回の声かけを依頼することの3点について合意した。8月19日に民生委員◯◯氏へ電話し、協力の了解を得た。 第4表、第2表(見守りに関するサービス内容)、関係機関との連絡記録
金銭管理の相談があった 8月25日11:00〜11:30 自宅を訪問。長女◯◯様より「通帳の場所が分からなくなることが増え、同じ日に2回買い物に行って同じ物を買っている」との相談。8月26日に◯◯市社会福祉協議会の日常生活自立支援事業の窓口へ電話し、相談の流れについて説明を受けた。8月27日に長女へ内容を伝え、窓口へつなぐことについて了解を得た。 9月2日10:00 ◯◯市社会福祉協議会◯◯氏より電話(受信)。8月29日にご本人・長女と面談し、日常生活自立支援事業の利用について説明を行った旨の情報提供を受けた。同日、内容を◯◯訪問介護および◯◯通所介護へ共有し、金銭の取扱いに関する対応について確認した。 相談内容と対応の記録、関係機関への連絡記録、事業所への共有記録
成年後見の相談につないだ 9月8日14:00〜14:45 自宅を訪問。長女◯◯様より「今後の契約ごとを本人だけで進めるのが難しい」との相談。9月9日に◯◯市地域包括支援センター◯◯氏へ電話し、成年後見制度の相談窓口について説明を受けた。9月11日に長女へ窓口と手続きの流れを伝え、相談日を9月18日で調整した。 10月20日11:00 ◯◯様(成年後見人・司法書士)と自事業所にて面談(11:00〜11:40)。今後の連絡窓口、サービス利用料の支払い方法、契約に関する書類の送付先について確認した。同日、各サービス事業所へ連絡窓口の変更を文書で通知した。 相談・面談の記録、関係機関への連絡記録、契約関係書類の変更記録

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

予定どおりに進まなかった月・引き継ぎ・看取りの場面

場面 完成文(例1) 完成文(例2) あわせて残す記録
住宅改修の相談があった 9月22日10:00〜10:50 自宅(玄関・廊下・トイレ)を訪問。玄関の上がりかまちの高さは22cm、両手をついて昇降しており、所要は約40秒。トイレまでの廊下3.2mに支持物がない。9月24日に◯◯福祉用具および◯◯工務店へ現地確認を依頼し、10月1日の担当者会議で必要性を検討する。 10月1日13:00〜13:45 自宅にて担当者会議を開催。理由書の作成にあたり、上がりかまちの昇降と廊下の移動について各担当者の意見を確認した。訪問看護◯◯氏より「下肢筋力は維持されており、支持物があれば自立の可能性がある」との意見。10月3日に理由書を作成し、10月6日に◯◯市介護保険課へ事前申請の書類を提出する。 第4表、住宅改修が必要な理由書、事前申請の控え
福祉用具を選び直した 10月14日11:00〜11:40 自宅にて、◯◯福祉用具 専門相談員◯◯氏と同席のうえ用具を確認。歩行車での屋内移動時、方向転換に2回つかえていた。廊下幅は78cm。同一種目内でより小回りのきく機種を試用することとし、10月17日に試用を開始、10月24日に再評価する。 10月24日14:00〜14:30 自宅を訪問。試用中の機種で方向転換のつかえは解消し、居間からトイレまで約25秒で移動できている。ご本人「こちらのほうが軽くて扱いやすい」との発言。同一種目内での機種変更であり、目標とサービス内容に変更がないことから、変更内容とその理由を記録したうえで、各事業所へ連絡した。 福祉用具貸与計画、第2表、変更の理由の記録
担当者会議を開催できなかった月 11月6日 11月10日に予定していたサービス担当者会議について、ご本人の発熱(11月5日、38.2度)により延期とした。同日、出席予定の3事業所へ電話で延期を連絡し、11月19日13:00へ変更する旨の日程調整を行った。ご本人の状態は◯◯医師の診察を11月6日に受けており、経過を確認したうえで開催する。 11月19日13:00〜13:50 延期していたサービス担当者会議を自宅にて開催。出席=ご本人、長女、◯◯訪問介護、◯◯通所介護、当職。◯◯訪問看護は同日訪問のため出席できず、11月17日に照会票を送付し11月18日に回答を受領、会議で読み上げて共有した。延期の経緯と、その間に計画の変更を行っていないことを確認した。 第4表、照会票と回答、日程調整の記録
居宅を訪問できなかった月 12月4日 ご本人は11月28日から◯◯病院へ入院中のため、12月の居宅訪問は行えていない。12月4日13:30〜14:00に◯◯病院3階病棟にて面会し、ご本人・病棟看護師◯◯氏より状態を確認した。退院の見込みは12月中旬とのこと。居宅を訪問できない理由と、面会により状況を確認した経過を記録として残す。取扱いについては◯◯市介護保険課へ確認する。 12月26日10:00 ◯◯市介護保険課へ電話(発信)。入院により居宅を訪問できなかった月の取扱いについて確認した。担当◯◯氏より回答を受け、内容を記録した。当職の都合による未訪問ではないこと、面会により状態を確認していることをあわせて説明した。 面会の記録、入院期間がわかる書類、保険者への確認内容と回答の記録
他事業所へ引き継いだ 1月15日14:00〜14:40 自宅を訪問。転居に伴う担当変更について、ご本人・長女へ説明。引き継ぎ先は◯◯居宅介護支援事業所(担当◯◯氏)。引き継ぎ内容について情報提供を行うことについて、ご本人の同意を得て同意欄に署名をいただいた。1月20日に書類一式を持参して引き継ぎを行う。 1月20日13:00〜14:00 ◯◯居宅介護支援事業所にて◯◯氏へ引き継ぎ。持参した書類=第1表から第7表、アセスメントシート、モニタリング記録、支援経過(第5表)の写し、各事業所の連絡先一覧。口頭で伝えた事項=夜間の移動時の見守りが必要なこと、入浴の順番待ちが負担になること、長女の勤務が平日日中であること。1月22日に各サービス事業所へ担当変更を文書で通知した。 本人の同意の記録、引き継ぎ書類の一覧、事業所への通知の控え
看取り期の関わり 2月3日15:00〜15:40 自宅を訪問。◯◯医師より、2月1日に長女へ今後の見通しについて説明があったとのこと。長女「自宅で最期まで過ごさせたい」との意向。ご本人は傾眠が続き、発語は「うん」「いや」の短い応答のみ。2月5日に臨時の担当者会議を開催し、訪問看護の回数と夜間の連絡体制を協議する。 2月5日13:00〜13:50 自宅にて臨時のサービス担当者会議を開催。出席=長女、◯◯訪問看護 管理者◯◯氏、◯◯訪問介護 サービス提供責任者◯◯氏、◯◯福祉用具◯◯氏、当職。◯◯医師は往診のため欠席、2月4日に照会し「経口摂取は無理のない範囲で。疼痛時の指示は指示書のとおり」との回答を得て会議で共有した。夜間の第一連絡先を◯◯訪問看護とすること、当職への連絡は24時間受けることを確認した。 第4表、訪問看護指示書、緊急時の連絡体制の記録
死亡により終結した 2月19日8:40 長女◯◯様より電話(受信)。2月19日6:20に自宅にて逝去された旨の連絡を受けた。9:00に◯◯訪問看護、9:10に◯◯訪問介護、9:20に◯◯通所介護、9:25に◯◯福祉用具へ連絡し、サービスの終了と用具の引き上げ日程について調整した。 2月19日13:00〜13:40 自宅へ弔問し、長女◯◯様と面談。2月14日から2月18日までの経過(2月14日に訪問看護が1日2回へ、2月16日に◯◯医師の往診、2月18日に経口摂取が困難となった経過)を確認し、記録として残した。福祉用具の引き上げは2月24日、給付管理は2月分をもって終了とすることを確認した。 各事業所への連絡時刻の記録、経過の記録、給付管理に関する記録

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

認定・入退院・事業所変更|手続きが動く場面の完成文12場面24例

認定や入退院のように期限のある手続きが動く場面は、あとから日付の前後関係を問われます。「いつ知ったか」「いつ動いたか」を、時刻まで含めて残しておくと、経過をそのまま説明できます。

認定にかかわる場面

場面 完成文(例1) 完成文(例2) あわせて残す記録
更新申請を行った 3月5日14:00〜14:30 自宅を訪問。認定の有効期間満了日(6月30日)について説明し、更新申請の代行についてご本人の同意を得て、申請書へ署名をいただいた。3月6日に◯◯市介護保険課へ申請書と被保険者証を持参して提出(受付◯◯氏)。 3月6日10:15 ◯◯市介護保険課にて更新申請を提出。認定調査は3月中旬から下旬の見込みとの説明を受けた。同日、◯◯訪問介護・◯◯通所介護・◯◯福祉用具の3事業所へ、更新申請を行った旨と調査日程が決まり次第連絡する旨を電話で伝えた。 申請書の控え、本人の同意の記録、事業所への連絡記録
区分変更の申請を行った 4月8日11:00〜11:40 自宅を訪問。3月中旬から歩行時のふらつきが増え、屋内でも支えが必要となっている。3月4日は屋内歩行10mが自立、4月8日は5mで壁に手をつく状態。長女と相談のうえ、区分変更の申請を行うことについてご本人の同意を得た。4月9日に◯◯市介護保険課へ申請書を提出する。 4月9日10:30 ◯◯市介護保険課へ区分変更申請書を提出(受付◯◯氏)。申請中の期間も、少なくとも月1回の居宅訪問と面接を継続することを確認した。同日、各サービス事業所へ申請の事実を電話で伝え、状態の変化があれば当職へ連絡いただくよう依頼した。 申請書の控え、訪問・面接の記録、事業所への連絡記録
認定調査に立ち会った 4月18日10:00〜11:00 自宅にて認定調査に立ち会い。調査員◯◯氏。ご本人は調査時に「一人で歩ける」と話されたが、日によって差があること、直近1週間で3回、廊下で壁に手をついて移動していたことを当職より補足した。長女からは夜間のトイレ介助の状況について説明があった。 4月18日 認定調査への立ち会いにあたり、事前に◯◯訪問介護および◯◯通所介護から直近1か月の状況について情報提供を受けた(4月15日・4月16日)。調査時には、通所での入浴に一部介助を要すること、食事に見守りが必要な日があることを、それぞれの事業所名を示して補足した。 各事業所からの情報提供の記録、立ち会いの記録
認定結果を受け取った 5月20日 ◯◯市より認定結果通知を受領。区分に変更はなく、有効期間は令和8年7月1日から令和9年6月30日まで。5月21日にご本人・長女へ電話で結果を説明し、現行の計画を継続する方向であることをお伝えした。5月26日に居宅を訪問し、計画の継続について改めて意向を確認する。 5月20日 認定結果通知を受領。区分の変更があり、有効期間は令和8年7月1日から令和9年6月30日まで。5月21日にご本人・長女へ電話で結果を説明。区分の変更に伴い居宅サービス計画の変更の必要性について検討するため、5月28日13:00にサービス担当者会議を開催することとし、同日中に各事業所へ開催案内を送付した。 認定結果通知の写し、第4表、開催案内の控え
区分の変更に伴い計画を見直した 5月28日13:00〜14:00 自宅にてサービス担当者会議を開催。出席=ご本人、長女、◯◯訪問介護、◯◯通所介護、◯◯福祉用具、当職。区分の変更を受けて、計画の変更の必要性について各担当者の意見を確認した。訪問介護◯◯氏「入浴時の介助量が増えている」、通所介護◯◯氏「送迎時の乗降に見守りが必要」との意見。短期目標とサービス内容を見直すことで合意した。 5月30日10:00〜10:30 自宅を訪問。変更後の第1表から第3表を読み上げて説明し、ご本人の同意を得て署名をいただき、原本を交付。同日、◯◯訪問介護・◯◯通所介護・◯◯福祉用具へ手渡しおよびFAXで交付し、◯◯医院へ郵送した(5月30日発送)。作成(変更)日は、実際に変更を行った5月30日で記載した。 第4表、第1〜3表、交付先一覧、同意欄の署名

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

入院・退院・事業所の変更にかかわる場面

場面 完成文(例1) 完成文(例2) あわせて残す記録
入院の連絡を受けた当日 6月10日8:35 長女◯◯様より電話(受信)。6月10日6:00ごろ自宅で嘔吐があり、救急搬送のうえ◯◯病院へ入院となった旨の連絡を受けた。8:45に◯◯訪問介護、8:50に◯◯通所介護、8:55に◯◯福祉用具へ電話し、サービスの一時中止を連絡した。9:10に◯◯病院の地域連携室へ電話し、担当◯◯氏へ当職の連絡先を伝えた。 6月10日11:00 ◯◯病院の地域連携室を訪問し、担当◯◯氏へ在宅での状況をまとめた書面を持参して情報提供した(11:00〜11:20)。伝えた内容=服薬の管理方法、家族の介護力、住環境(上がりかまち22cm・浴室に手すりなし)、直近1か月のADLの状況。受領について同席の◯◯氏より確認を得た。 提供した書面の控え、持参・受領の記録、事業所への連絡記録
入院中の経過を確認した 6月20日14:00〜14:30 ◯◯病院4階病棟にて面会。ご本人は車いすでの移動が中心。病棟看護師◯◯氏より「食事は全量摂取、リハビリは1日20分、自宅退院を目標に調整中」との説明を受けた。退院の見込みは7月上旬とのこと。7月上旬に退院前カンファレンスを開催いただけるよう依頼した。 6月28日10:00 ◯◯病院の退院支援看護師◯◯氏より電話(受信)。退院前カンファレンスを7月4日13:30から病院内で開催する旨の連絡を受けた。同日、◯◯訪問介護・◯◯通所介護・◯◯福祉用具・◯◯訪問看護へ日程を連絡し、出席の可否を確認した(◯◯通所介護は欠席、7月2日に照会票を送付)。 面会の記録、カンファレンスの日程調整の記録、照会票の控え
退院前カンファレンスに参加した 7月4日13:30〜14:20 ◯◯病院3階カンファレンス室にて開催。出席=◯◯医師、病棟看護師◯◯氏、退院支援看護師◯◯氏、理学療法士◯◯氏、管理栄養士◯◯氏、長女◯◯様、◯◯訪問看護 管理者◯◯氏、◯◯福祉用具◯◯氏、当職。◯◯医師より「血圧の変動に注意。屋外歩行は付き添いのもとで」との説明。理学療法士より「屋内は歩行器で自立、段差は介助が必要」との説明を受けた。 7月4日 退院前カンファレンスで得た情報をもとに、退院日(7月8日)に間に合うよう福祉用具の手配を行った。歩行器と浴室用手すりの搬入を7月7日で◯◯福祉用具と調整。7月5日に、欠席した◯◯通所介護へカンファレンスの内容を電話で共有し、再開の日程を7月14日で調整した。提供された文書(退院時のサマリー・リハビリの経過)の写しを受領した。 カンファレンスの日時・場所・出席者・要点の記録、提供文書の写し、用具の手配の記録
退院後の初回訪問 7月9日10:00〜10:50 自宅(居間・寝室・浴室)を訪問。退院翌日。ご本人、長女ご同席。歩行器で居間からトイレまで約30秒で移動できている。上がりかまちの昇降は長女の介助を要した。服薬は入院前から2種類増えており、朝食後の内服を長女が管理している。7月11日に◯◯訪問看護の初回訪問、7月14日に◯◯通所介護の利用再開を確認した。 7月9日 退院時の情報(服薬内容の変更2剤、屋外歩行は付き添いのもと、体重が入院中に1.8kg減少)を、◯◯訪問介護・◯◯通所介護・◯◯訪問看護・◯◯福祉用具の4事業所へ文書で共有した。あわせて、7月15日13:00にサービス担当者会議を開催する旨を案内し、暫定的に作成した計画について1か月後に再度アセスメントを行うことを説明した。 訪問記録、共有した文書の控え、暫定的な計画と再アセスメントの予定
サービス事業所を変更した 8月5日14:00〜14:40 自宅を訪問。ご本人より「送迎の時間が早く、朝の支度が間に合わない」との申し出。◯◯通所介護へ8月6日に確認したところ、送迎順の変更は困難との回答。複数の事業所を紹介できることを改めて説明し、8月8日に2か所の見学日程を調整した。 8月20日13:00〜13:50 自宅にてサービス担当者会議を開催。通所介護の変更について協議し、8月26日から◯◯通所介護へ変更することで合意した。変更に伴い第2表のサービス内容と第3表の週間表を修正し、8月22日にご本人の同意を得て交付。従前の◯◯通所介護へは8月22日に文書で終了の連絡を行い、8月25日に個別サービス計画と直近のモニタリングに関する情報の提供を受けた。 第4表、変更後の第2表・第3表、交付記録、終了の連絡の控え
事故の報告を受けた 9月3日17:20 ◯◯通所介護 生活相談員◯◯氏より電話(受信)。9月3日15:40、施設内のトイレ前でご本人が転倒し、左膝を打撲。医療機関を受診し、レントゲンで骨折はなく、湿布の処方を受けたとの報告。長女へは16:30に事業所から連絡済みとのこと。当職より17:40に長女へ電話し、状況を確認した。 9月4日10:00〜10:30 自宅を訪問。左膝に5cm程度の腫脹あり、歩行は可能だが痛みの訴えあり。9月4日11:00に◯◯通所介護へ電話し、事故報告書の写しの提供と、再発防止の検討内容について確認した。9月8日に事業所から報告書の写しを受領。9月10日の担当者会議で、トイレまでの移動時の見守りについて協議することとした。 事故報告書の写し、家族への連絡の記録、第4表

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

「訪問。特変なし」を書き直す|悪い例と完成文の2列20組

実際の第5表で多いのは、内容が誤っている記録ではなく、短すぎて何も再現できない記録です。左の列は現場で書かれがちな1行、右の列はそのままコピーして使える完成文です。中央の列に、左の1行に足りていない要素を示しました。

書かれがちな1行 足りていない要素 完成文(そのまま使えます)
訪問。特変なし。 時刻・確認した項目・根拠となる観察 4月8日14:00〜14:35 自宅を訪問。ご本人、長女ご同席。歩行(居間からトイレまで約25秒・支えなし)、食事(3食とも全量)、睡眠(夜間の起床1回)について確認し、3月11日の訪問時から変化がないことを確認した。
本人元気。 誰が見て何をもってそう判断したか 4月9日10:20 自宅を訪問。ご本人より「先週より足が軽い」との発言。屋内歩行は支えなしで15m可能(前回は10mで壁に手をついていた)。表情は明るく、来訪時に自ら玄関まで出てこられた。
家族と話した。 誰と・どの方法で・何を話し・どうなったか 4月10日16:10 長女◯◯様へ電話(発信)。夜間のトイレ介助について、直近1週間で毎晩2回対応しているとのこと。負担が続いていることを確認し、4月15日の担当者会議で夜間の支援体制を協議することについて了解を得た。
サービス調整済。 調整先・依頼内容・回答・開始日 4月11日11:00 ◯◯通所介護へ電話(発信)。生活相談員◯◯氏。入浴を週1回から週2回へ増やすことについて確認したところ、木曜日であれば受け入れ可能との回答。4月18日からの変更についてご本人・長女へ確認することとした。
主治医に連絡。 医療機関名・医師名・照会内容・回答 4月12日11:05 ◯◯医院へ電話(発信)。看護師◯◯氏を通じて◯◯医師へ照会。訪問リハビリテーションの導入について意見を求めたところ「導入して差し支えない。指示書は次回受診時に交付する」との回答を得た。
会議を行った。 開催日時・場所・出席者・出た意見・結論 4月15日13:00〜13:50 自宅にて開催。出席=ご本人、長女、◯◯訪問介護◯◯氏、◯◯通所介護◯◯氏、◯◯福祉用具◯◯氏、当職。入浴の短期目標について、訪問介護◯◯氏より「浴槽の出入りは手すりがあれば見守りで可能」との意見があり、「見守りのもとで浴槽をまたぐ」へ変更することで合意した。
入院の連絡あり。 連絡を受けた時刻・発信者・入院日・病院名・その後の対応 6月10日8:35 長女◯◯様より電話(受信)。6月10日早朝に◯◯病院へ入院した旨の連絡を受けた。8:45〜8:55に各サービス事業所(訪問介護・通所介護・福祉用具)へ一時中止を連絡し、9:10に◯◯病院の地域連携室◯◯氏へ当職の連絡先を伝えた。
情報提供した。 提供の日時・場所・相手・方法・内容・受領の確認 6月10日11:00〜11:20 ◯◯病院の地域連携室を訪問し、担当◯◯氏へ在宅での状況をまとめた書面を持参して提供した。内容=服薬の管理方法、家族の介護力、住環境、直近1か月のADLの状況。受領について同席の◯◯氏より確認を得た。
苦情対応済。 受付日・申出者・内容・伝達先・回答・申出者への報告 7月22日10:30 長女◯◯様より電話(受信)。「訪問介護の到着が毎回10分ほど遅い」との申し出。同日11:00に◯◯訪問介護 サービス提供責任者◯◯氏へ内容を伝達。7月24日に「前の訪問先からの移動時間を見直し、7月28日から開始時刻を10分後ろへ変更する」との回答を受け、7月25日に長女へ結果を報告した。
見守り強化。 誰が・いつ・何を見守るのか 8月18日 担当者会議での合意に基づき、訪問介護の訪問時に冷蔵庫内の食品の状態を確認すること、通所介護の欠席時は事業所から当職へ当日中に連絡することの2点を、8月19日から実施することとした。あわせて民生委員◯◯氏へ週1回の声かけを依頼し、了解を得た。
様子観察。 何を、いつまで、どうなったら次に動くのか 9月4日 左膝の腫脹について、9月8日までの間、訪問介護の各訪問時に痛みの訴えと歩行の状況を確認いただくよう◯◯訪問介護へ依頼した。腫脹の増強または歩行が困難となった場合は当職へ連絡いただくこととし、9月9日に当職が訪問して再確認する。
ADL低下。 どの動作が、どの程度、いつと比べて変化したか 4月8日 屋内歩行は3月4日時点で支えなし10m、4月8日は5mで壁に手をつく状態。上がりかまち(22cm)の昇降は3月は自立、4月は長女の介助を要する。入浴は3月は見守り、4月は洗身に一部介助を要している。
不穏あり。 いつ・どのような言動が・どのくらいの頻度であったか 10月7日 ◯◯通所介護◯◯氏より、10月2日と10月6日の14時ごろ、「家に帰る」と話して玄関へ向かう行動が各1回あったとの報告。いずれも職員が声をかけて着席され、その後は落ち着いて過ごされたとのこと。自宅では同様の行動はないと長女より確認した。
本人拒否。 何を、どのような言葉で断られ、理由は何か 7月8日14:00 自宅を訪問。通所介護について、ご本人より「もう行きたくない。人が多くて疲れる」との発言。理由を伺うと、入浴の順番待ちで1時間近く座って待つ日があるとのこと。7月9日に事業所へ入浴の時間帯を相談し、7月12日に改めて意向を伺うこととした。
連絡つかず。 何回・何時に・どこへ発信し、その後どう確認したか 7月3日10:20・10:45・11:30 自宅へ電話(発信)、いずれも応答なし。11:40に長女◯◯様の携帯へ発信し「本日は通院で不在」との回答を得た。次回訪問予定(7月5日14:00)は変更せず、当日朝に在宅を確認することとした。
金銭のことで相談。 相談者・具体的な内容・つないだ先・その後 8月25日11:00 自宅を訪問。長女◯◯様より「通帳の場所が分からなくなることが増え、同じ日に2回同じ買い物をしている」との相談。8月26日に◯◯市社会福祉協議会の窓口へ電話して手続きの流れを確認し、8月27日に長女へ伝えて相談につなぐことについて了解を得た。
用具を検討。 どの用具を、どの動作のために、誰と検討したか 10月14日11:00 自宅にて◯◯福祉用具 専門相談員◯◯氏と同席。歩行車での屋内移動時、廊下(幅78cm)での方向転換に2回つかえがみられた。同一種目内でより小回りのきく機種を10月17日から試用し、10月24日に再評価することとした。
更新申請の手続き。 説明した日・同意の有無・提出日・提出先 3月5日14:00 自宅を訪問。有効期間満了日(6月30日)について説明し、更新申請の代行についてご本人の同意を得て申請書へ署名をいただいた。3月6日10:15に◯◯市介護保険課へ持参して提出(受付◯◯氏)。
事故報告あり。 発生日時・場所・状況・受診の有無・家族への連絡 9月3日17:20 ◯◯通所介護 生活相談員◯◯氏より電話(受信)。9月3日15:40に施設内のトイレ前で転倒し左膝を打撲、医療機関を受診しレントゲンで骨折はなく湿布の処方を受けたとの報告。長女へは16:30に事業所から連絡済み。当職より17:40に長女へ電話し状況を確認した。
利用票を渡した。 説明した相手・説明内容・同意の日・交付方法 4月25日11:00〜11:20 自宅を訪問。5月分の利用票・別表を読み上げて説明し、自己負担額と支給限度基準額に対する利用の状況を説明。ご本人より「この内容で問題ない」との発言があり同意欄へ署名をいただき、写しを手渡しで交付した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

運営指導で第5表が開かれるところ|別添1の確認項目と公表事例12件

厚生労働省の運営指導マニュアル別添1では、居宅介護支援の「指定居宅介護支援の具体的取扱方針」の確認文書として、居宅サービス計画やサービス担当者会議の記録とならんで「支援経過記録等」と「モニタリングの記録」が挙げられています。第5表は、他の様式で行ったことの経過が集まる場所として見られます。

別添1の確認項目と、第5表に残す記載

別添1の確認項目(居宅介護支援) 別添1の確認文書 第5表に残す記載(記入欄)
利用者の希望やアセスメントに基づき、介護保険サービス以外のサービス、支援を含めた総合的な居宅サービス計画を立てているか アセスメントシート/居宅サービス計画/支援経過記録等 (  )月  日、インフォーマルな支援について確認した内容と、計画への反映の有無
集合住宅等において、利用者の意思に反し、同一敷地内の指定居宅サービス事業者のみを居宅サービス計画に位置付けていないか 居宅サービス計画/支援経過記録等 (  )月  日、複数の事業者を紹介できる旨を説明した相手と方法、利用者が選択した経過
サービス担当者会議を開催し、利用者の状況等に関する情報を担当者と共有し、担当者からの専門的な見地からの意見を求めているか サービス担当者会議の記録/支援経過記録等 (  )月  日、開催日時・場所・出席者、欠席者への照会日と回答日
定期的にモニタリングを行っているか モニタリングの記録/支援経過記録等 (  )月  日、居宅を訪問して面接した日時と、確認した結果
利用者及び担当者への説明・同意・交付をおこなっているか 居宅サービス計画/支援経過記録等 (  )月  日、説明した相手、同意を得た日、交付先の事業所名と交付方法
担当者から個別サービス計画の提供を受けているか(整合性の確認) 個別サービス計画/支援経過記録等 (  )月  日、受領した事業所名と、居宅サービス計画との照合の結果
利用申込者又はその家族への説明と同意の手続きを取っているか(内容及び手続の説明及び同意) 重要事項説明書/利用契約書/同意があったことがわかるもの (  )月  日、説明した相手、同意を得た方法、重要事項説明書を改訂した場合の再説明の日
苦情の受付、内容等を記録、保管しているか(苦情処理) 苦情の受付簿/苦情者への対応記録 (  )月  日、受付日時と申出者、伝達先、回答日、申出者への報告日
事故状況、対応経過が記録されているか/市町村、家族等に報告しているか(事故発生時の対応) 市町村、家族等への報告記録/再発防止策の検討の記録 (  )月  日、報告を受けた時刻、家族への連絡時刻、市町村への報告日

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

自治体が公表している事例(出典つき12件)

既出の6件とは別に、支援経過(第5表)が確認文書として挙げられている公表事例を整理しました。いずれも自治体が公表している資料の記載に基づくものです。

公表されている内容 公表元 第5表に残しておく記載
「利用者の居宅以外でモニタリングを行っている」「モニタリングの結果を記録していない」「『達成』『未達成』のチェック(レ点)記載のみで、モニタリングの内容が不明確」が不適切事例として示されています 岡山市「令和7年度集団指導資料 本編1(居宅介護支援・介護予防支援)」 訪問した場所・同席者・確認した生活状況を、チェック欄ではなく文章で残す
「支援経過記録では『電話にてモニタリング』と記載があるのみで、特段の事情の記載がありませんでした」「居宅介護支援経過に記載されていたのは『モニタリング実施、利用票交付』との記載のみでした」との指摘が公表されています 豊島区「居宅介護支援事業所への運営指導で『改善を要する』と指摘された事項について(令和4年度・22事業所)」 訪問できなかった月は、その理由と、どのように状況を確認したかを具体的に書く
「モニタリングの結果を記録していない」ことが指摘事項として示され、記録すべきは「結果」であって「モニタリングを実施した」事実だけでは記録として不足するとされています 青森県三戸町ウェブサイト掲載 集団指導資料「運営指導における指摘事項(居宅介護支援)」 「実施」の一語で終えず、確認した内容と、そこから何を考えたかまで書く
「要介護・要支援区分変更申請中に利用者の居宅を訪問し、利用者及びその家族に面接していない」との指摘が公表されています 姫路市「令和6年度以前実地指導結果(指定基準等)」 申請中の月も、居宅を訪問して面接した日時と面接した相手を書く
「サービス担当者会議で担当者の専門的見地からの意見が記録されていない/照会内容が不明」との指摘が公表されています 豊島区「居宅介護支援事業所への運営指導で『改善を要する』と指摘された事項について(令和4年度・22事業所)」 誰がどの専門的見地から何を述べたかを、発言者を特定して書く。欠席者には照会日と回答日を書く
「開催の際に一部の事業所しか招集しておらず、原案に位置づけた担当者を招集していない」「参加できない事業所の事業所名・担当者名・参加できない理由の記載がない」が助言・指摘事項として示されています 北九州市「令和7年度 ケアプラン点検実施結果」 招集した事業所を全て列挙し、欠席の事業所名・担当者名・理由を書く
「要介護状態区分の変更の認定を受けた場合に、居宅サービス計画の変更の必要性についてサービス担当者会議等による専門的意見の聴取を行っていない事例」が例示されています 広島市「令和7年度運営指導の指摘事項等について」 認定結果を受け取った日と、会議の開催日(または照会日と回答日)を並べて書く
「サービス利用票の同意が翌月となっている事例」が例示され、居宅サービス計画を作成又は変更する際には同月内に一連の業務を実施することが示されています 広島市「令和7年度運営指導の指摘事項等について」 説明・同意・交付の各日付を、それぞれ別の行として書く
「居宅サービス計画を作成した際には当該計画を主治の医師等に交付することとされているが、交付したことが確認できない事例」が例示されています 広島市「令和7年度運営指導の指摘事項等について」 主治の医師への交付日・交付方法・宛先を書き、送付状の控えの有無も残す
「居宅サービス計画に位置付けた事業者等に対して、個別サービス計画の提出を求めていない」との指摘が示されています 大分市「令和7年度指導監査における主な指摘・指導事項(高齢)」 受領した事業所名と受領日、居宅サービス計画と照合した結果を書く
「居宅サービス計画作成(変更)日の日付が、全て1日付(介護認定の有効期間の開始日)になっていた」との指摘が公表されています 姫路市「令和6年度以前実地指導結果(指定基準等)」 実際に作成・変更した日を書き、第5表の日付と第1表の作成(変更)日を一致させる
「施設入所により、契約が一度解除されたにもかかわらず、退所後に再度契約行為を行わないまま居宅介護支援の提供を行っていた」との指摘が公表されています 姫路市「令和6年度以前実地指導結果(指定基準等)」 契約の終了日と、再開時の重要事項の説明日・同意日を書く

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

モニタリングの記録と支援経過の書き分け

モニタリングの記録と支援経過(第5表)は、どちらか一方があればよいというものではありません。定めの側で求められている事項と、自事業所の記録に何が書かれているかを、左右に並べて確認する形にしました。判断は保険者(指定権者)により異なります。

定め・公表資料の記載 貴事業所の記録(記入欄) 確認先
特段の事情のない限り、少なくとも1月に1回、利用者に面接することとされています (  )月に面接した日:  月  日 / 面接した相手:     保険者(指定権者)にご確認ください
その面接は、利用者の居宅を訪問して行うこととされています 訪問した場所:     / 居宅以外の場合の理由:     保険者(指定権者)にご確認ください
少なくとも1月に1回、モニタリングの結果を記録することとされています 結果を記録した様式名:     / 記録した日:  月  日 保険者(指定権者)にご確認ください
公表資料では、「特段の事情」は利用者が入院中である場合など利用者側の事情をいい、介護支援専門員の側の事情は含まれないとされています 訪問できなかった月:  月 / その理由:       保険者(指定権者)にご確認ください
公表資料では、記録すべきは「結果」であって、「モニタリングを実施した」事実だけでは記録として不足するとされています 結果として書いた内容:               保険者(指定権者)にご確認ください
別添1では、モニタリングの記録と支援経過記録等がいずれも確認文書として挙げられています モニタリング記録の日付:  月  日 / 第5表の日付:  月  日 保険者(指定権者)にご確認ください
利用者及び担当者への説明・同意・交付を行っているかが確認項目とされています 説明日:  月  日 / 同意日:  月  日 / 交付日:  月  日 保険者(指定権者)にご確認ください
担当者から個別サービス計画の提供を受け、整合性を確認しているかが確認項目とされています 受領した事業所:     / 照合した日:  月  日 保険者(指定権者)にご確認ください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

加算に関する記録として公表資料に挙げられている事項

加算にかかわる場面でも、第5表が確認文書として挙げられています。ここでは、公表資料に記載されている「記録として求められている事項」と、自事業所の記録を左右に並べる形にしました。要件の充足についての判断は保険者(指定権者)により異なりますので、必ず指定権者へご確認ください。なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。

公表資料に記載されている事項 公表元 貴事業所の記録(記入欄)
入院時情報連携について、「医療機関に情報提供を行ったが、記録していない」と指摘された事例が公表され、情報提供を行った日時、場所(医療機関へ出向いた場合)、内容、提供手段(面談、FAX等)等を居宅サービス計画等に記録するよう指導されたことが示されています 青森県三戸町ウェブサイト掲載 集団指導資料「運営指導における指摘事項(居宅介護支援)」 提供した日時:  月  日  時  分/場所:   /手段:   /内容:   
「FAXによる情報提供を行った際、先方が受け取ったことが明確でない事例」が例示されています 広島市「令和7年度運営指導の指摘事項等について」 送信時刻:  時  分/送信結果票の有無:  /受領確認の方法と時刻:   
退院・退所の場面について、「退院・退所時に病院等の職員と面談を行っていない」「病院等の職員から情報を得たことの記録が不十分」との指摘が挙げられ、カンファレンスに参加した場合は日時・開催場所・出席者・内容の要点等を記録し、利用者又は家族に提供した文書の写しを添付することが示されています 福井市「令和7年度 介護保険制度等に係る集団指導」 日時:  月  日  時/場所:   /出席者:   /提供文書の写しの添付:有・無
通院時情報連携について、「通院への同行が、居宅サービス計画で確認できない」との指摘が示され、通院時に同行し医師等に情報提供を行ったこと等を居宅サービス計画や支援経過に記録して確認できる状態にしておくことが求められる旨が示されています 大分市「令和7年度指導監査における主な指摘・指導事項(高齢)」 同行した日:  月  日/医療機関名:   /伝えた内容:   /受けた説明:   
サービス担当者会議等の記録について、「会議の記録があっても、どの議題に該当するか確認できない」との指摘が公表されています 青森県三戸町ウェブサイト掲載 集団指導資料「運営指導における指摘事項(居宅介護支援)」 会議の名称:   /議題:   /出席者:   /記録した様式:   
重要事項説明書の変更があった際に、書面を用いて変更点の説明を行っていないもの、説明した内容について理解したことの同意を得ていないものが指摘事項として挙げられています 福岡県介護保険広域連合「居宅介護支援事業者等 集団指導資料(令和6年度版)」 改訂日:  月  日/再説明した日:  月  日/同意を得た方法:   
事故について、利用者家族や介護支援専門員等に連絡した記録が残されていない事例、再発防止の検討が具体的に記録されていない事例が挙げられています 宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」資料1 報告を受けた時刻:  時  分/家族への連絡時刻:  時  分/再発防止の検討日:  月  日
事故の報告について、報告が必要となる事故の程度を把握していないとの口頭指摘が記載されています 仙台市介護事業支援課「令和6年度 運営指導方針・令和5年度 運営指導結果等【居宅サービス指導係 所管サービス】」 保険者へ報告した日:  月  日/報告先:   /報告様式:   

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

その月の第5表を閉じる前に見る12行

確認する行 書けているか(記入欄)
今月、居宅を訪問して面接した日が1行以上あるか   月  日 / なし(理由:    )
訪問した記録に、確認した内容が文章で書かれているか 有・無
電話・訪問・文書のいずれで行ったかが、全ての行に書かれているか 有・無
相手の事業所名・職種・氏名(家族は続柄)が書かれているか 有・無
発言はかぎかっこ、観察は数と単位で書かれているか 有・無
今月の計画の変更について、経過が1本の線で追えるか 有・無
会議を開いた場合、出席者と欠席者への照会が書かれているか 有・無
計画を交付した場合、交付先の事業所名が全て列挙されているか 有・無
利用票・別表について、説明日・同意日・交付日が別々に書かれているか 有・無
医療サービスを位置づけた月は、主治の医師への照会と回答が書かれているか 有・無
「次にすること」で終わっている行に、その後の結果の行が付いているか 有・無
訪問できなかった月は、その理由と、どのように状況を確認したかが書かれているか 有・無
事故・苦情は、受付から申出者への報告まで一続きで追えるか 有・無
各サービス事業所から個別サービス計画を受領した日と、照合した結果が書かれているか 有・無
あとからまとめて書いた行がないか(追記した場合、追記日が分かるか) 有・無

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

よくある質問(FAQ)

支援経過記録には何を書きますか?
相談・訪問・連絡・会議・モニタリングなどの経過を、日付とともに記録します。
書き方のコツは?
いつ・誰と・何をしたか、事実を簡潔に残します。
効率化するには?
神マナなら、記録の作成を支援します。
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
カイポケをご利用中でなくても、神マナは単体で問題なくご利用いただけます。「マナドライブ」で帳票類の管理・網羅もでき、まず神マナを導入して後からカイポケを連携することも可能です。カイポケの導入をご希望の際は、当社からサポート担当へお繋ぎします。詳しくは「カイポケ導入相談・お見積り」の案内ページをご覧ください。
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場面別|支援経過(第5表)の文例

支援経過は「いつ・誰と・どんな方法で・何を・その結果どうなったか」を書きます。電話・訪問・FAXなどの方法と、相手の所属・氏名を残すのが要点です。

場面 記録の文例
新規の相談受付 7月1日10:00 電話。長女より新規の相談。「母が退院するので在宅の準備をしたい」とのこと。退院予定日は7月10日。訪問の日程を7月3日14時で調整。
初回訪問 7月3日14:00 自宅訪問(60分)。本人・長女と面談。本人「自分でトイレに行きたい」、長女「夜が心配」との意向を確認。
契約 7月3日15:00 重要事項説明書を読み上げて説明し、同意を得て署名をいただく。契約書と個人情報使用同意書を交付。
アセスメント 7月3日 自宅にてアセスメントを実施。住環境(玄関段差18cm、廊下手すりなし)と1日の流れを確認。
主治医への照会 7月4日11:00 ◯◯医院へ電話。看護師を通じて、入浴の可否と運動の制限について確認。「入浴可、階段は避ける」との回答。
サービス事業所への打診 7月4日14:00 訪問介護事業所2か所へ空き状況を確認。うち1か所が月木の午前に対応可。
担当者会議の調整 7月5日 会議の日程を7月8日13時で調整。参加依頼を各事業所へFAXで送付し、受信を電話で確認。
担当者会議 7月8日13:00〜14:00 自宅にて開催。出席=本人、長女、訪問介護(◯◯)、訪問看護(◯◯)、福祉用具(◯◯)、当職。
会議に参加できない事業所への照会 7月8日 通所介護は都合により欠席のため、事前に文書で照会。7月7日に回答を受領し、会議で共有した。
計画の説明と同意 7月9日10:00 居宅サービス計画(第1〜3表)を本人・長女へ説明。同意を得て署名をいただき、原本を交付。
サービス事業所への交付 7月9日 各サービス事業所へ計画を交付(訪問介護・訪問看護・福祉用具)。
サービス開始 7月10日 訪問介護と福祉用具の利用を開始。
モニタリング訪問 7月18日14:00 自宅訪問(45分)。本人・長女と面談。短期目標の達成状況を確認。
モニタリング結果の記録 7月18日 屋内歩行が10mから20mへ延びている。夜間の失禁は週3回から週1回に減少。計画の変更は要さない。
サービス担当者からの報告 7月12日 訪問看護より電話。「血圧は安定しているが、体重が1kg増えている」との報告。主治医へ報告済みとのこと。
利用者からの相談 7月14日16:00 本人より電話。「デイに行く日を変えたい」との希望。事業所へ確認し、水曜から金曜へ変更。
家族からの相談 7月20日 長女より「夜のトイレ介助がつらい」との相談。夜間対応型の情報を提供し、検討することとなった。
苦情 7月22日 長女より「訪問の時間が毎回10分遅れる」との申し出。事業所へ伝え、改善の回答を得た。7月25日に長女へ結果を報告。
事故の報告受領 7月16日 訪問介護事業所より、移乗時に本人が尻もちをついたとの報告。外傷なし。家族へ連絡済みとのこと。当職より主治医へ情報提供。
入院 7月28日9:00 長女より電話。「発熱で入院した」とのこと。入院先は◯◯病院。サービスの一時中止を各事業所へ連絡。
入院時情報連携 7月28日14:00 ◯◯病院の地域連携室へ情報提供書を持参。ADLと在宅での支援体制を伝えた。
退院前カンファレンス 8月10日13:00 ◯◯病院にて開催。出席=主治医、病棟看護師、退院支援看護師、理学療法士、長女、当職。
退院・退所 8月12日 退院。翌日から在宅サービスを再開。
区分変更 8月15日 状態の低下があり、長女と相談のうえ区分変更を申請。
認定調査への立ち会い 8月22日10:00 認定調査に立ち会う。日ごとの状態の差について補足した。
認定結果 9月10日 要介護2から要介護3へ変更。有効期間は令和8年9月1日から。
計画の変更 9月12日 区分の変更に伴い、担当者会議を開催して計画を変更。
通院同行 7月26日 定期受診に同行。医師より「体重の管理を続けるように」との説明。長女へ伝えた。
地域包括支援センターへの相談 7月30日 独居で判断が難しい場面があるため、権利擁護について相談。
終了(施設入所) 10月5日 特別養護老人ホームへ入所のため終了。施設のケアマネジャーへ情報提供を行った。
終了(死亡) 10月20日 長女より連絡。10月19日に自宅で死亡。ターミナルケアマネジメント加算の要件を確認し記録。
関係機関への連絡 7月11日 民生委員へ、見守りの協力を依頼。週1回の声かけをいただけることとなった。

書き方でつまずくところ

やりがちなこと どうするか
「連絡した」だけ いつ・誰に・どの方法で・何を伝え・どう返ってきたかを書く
日付だけで時刻がない 時刻まで書く。緊急対応の順序を示せる
相手の所属が分からない 事業所名・職種・氏名を書く
自分の判断だけを書いている 根拠になった事実を先に書く
モニタリングの記載がない 訪問した日と、確認した内容を月1回必ず残す
照会の記録がない 担当者会議に参加できない事業者への照会は、文書と回答を残す
苦情の対応が途中で終わっている 受付→事業所への伝達→回答→申出者への報告まで書く
あとからまとめて書いている その日のうちに書く。記憶で補わない

要介護認定の特記事項の書き方と文例は要介護認定調査の特記事項にまとめています。

本ページは令和8年6月改定時点の制度に沿って整理しています。様式・要件・単位数は改定により変わります。最新の内容は、厚生労働省の告示・通知および所管の保険者(自治体)の案内でご確認ください。

関係機関へ連絡するときの文例は地域包括ケアシステムをご覧ください。

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介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。

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