公開:2026年11月8日/出典:社会保障審議会 障害者部会(第159回)資料4
これは検討会の設置の「報告」です。ガイドラインはまだ策定されていません。策定されたときはこの記事を更新します。
要点(3行)
- 令和8年9月17日の障害者部会(第159回)で、「障害福祉分野における人材確保・生産性向上に関する検討会」の設置が報告されました(資料4)。
- 令和9年4月1日施行の障害者総合支援法改正等で、人材確保や生産性向上の取組の推進等を「国及び都道府県の責務」として位置づけたことが背景とされています。
- 検討会は特に「障害福祉分野における生産性向上ガイドライン」の策定を重点的に検討し、令和8年度中に策定する予定とされています。
何が出たか
| 項目 | 一次資料に書かれていること |
|---|---|
| 会議 | 社会保障審議会 障害者部会 第159回(令和8年9月17日)。議事は「障害保健福祉施策の動向について」ほか |
| 資料 | 資料4「障害福祉分野における人材確保・生産性向上に関する検討会の設置について(報告)」(社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課) |
| 設置の趣旨 | 労働力人口の減少と、障害者の重度化・高齢化が進む中で、必要な人員の確保とともに、限られた人員でも質の高いサービスを提供する体制づくりが必要、としている |
| 法改正との関係 | 令和9年4月1日施行の障害者総合支援法改正等で、人材確保や生産性向上を通じた質の高い障害福祉サービス等の確保及び経営基盤の確立を図る取組の推進等を、国及び都道府県の責務として位置づけ |
| 構成員 | 障害福祉の団体・事業者・大学・自治体から構成。所属の例:公益財団法人 日本知的障害者福祉協会、全国身体障害者施設協議会、公益財団法人 テクノエイド協会、日本社会事業大学、長野県 健康福祉部 障がい者支援課、一般社団法人 全国介護事業者連盟 障害福祉事業部会、埼玉県立大学(座長)など |
検討事項の一覧
| 分野 | 資料に書かれている検討事項 |
|---|---|
| 人材確保 | 障害福祉分野の仕事の魅力発信に関する戦略的な広報/処遇改善加算の取得促進に向けた取組方針 |
| 生産性向上 | 「障害福祉分野における生産性向上ガイドライン」の策定/生産性向上の取組や成果等を評価する仕組みの検討/生産性向上に関する戦略的な広報の実施 |
| 人材確保・生産性向上 | 都道府県支援体制の設置・運営に係る伴走支援/都道府県支援体制整備状況等調査 |
日程
| 時期 | 資料に書かれていること |
|---|---|
| 令和8年7月28日 | 検討会 第1回開催 |
| 令和8年度中 | 「障害福祉分野における生産性向上ガイドライン」を策定。当事者団体等の意見や調査研究の成果等も踏まえ、障害者部会でも議論したうえで策定予定 |
| 令和9年3月頃 | 「障害福祉現場における生産性向上推進フォーラム」(開催予定)で、ガイドラインを含む取組の成果等を周知 |
| 令和9年4月1日 | 障害者総合支援法改正等の施行 |
同じ回には、資料1「令和9年度障害福祉報酬改定の議論の状況について」、資料2「障害者就労に係る雇用福祉横断検討会の中間とりまとめについて」、資料3「一般就労中の就労系障害福祉サービスの一時的な利用(復職支援)について」も出されています。検討会の資料4は、特に生産性向上ガイドラインの策定を重点的に検討する、と書いています。
一次資料:障害者部会 第159回 資料4「人材確保・生産性向上に関する検討会の設置について(報告)」(PDF)/第159回 障害者部会 資料のページ
事業所で確かめること
- ガイドラインはまだ策定前です。今の処遇改善加算の要件は、現行の告示・通知の定めによります。貴事業所の届出の内容とあわせてご確認ください。
- 法改正で責務とされたのは「国及び都道府県」です。都道府県の支援体制(相談窓口など)の案内が出たら、貴事業所の所在地の都道府県の案内をご確認ください。
- 生産性向上の取組を評価する仕組みは「検討」の段階です。今行っている業務改善や機器の導入を記録に残しておくと、仕組みが決まったときに見比べやすくなります。
関係する記事
書き方・要件の記事 神マナでできることこの記事に関係するページ
書類づくりの文例を、LINEでお届けしています
公式LINEで、サービス別の文例集(PDF)と書き方のコツ(週1回)をお送りしています。売り込みはしません・いつでも解除できます。
更新履歴:初版。ガイドラインが策定されたときは、この記事を更新します。
この記事の執筆・編集
介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。






