訪問介護の実施記録(サービス提供記録)は、提供したサービスの事実を残す毎日の記録です。「何を書けばいいか迷う」「訪問のたびに書くのが大変」という声も多い書類です。この記事では、実施記録に書くべき項目と書き方を整理し、そのまま使える例文を身体介護・生活援助などの場面別に用意しました。さらに、話すだけで記録を作りカイポケへ自動転記する方法も紹介します。
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訪問介護の実施記録(サービス提供記録)とは
訪問介護の実施記録(サービス提供記録)とは、訪問のたびに、実際に提供したサービスの内容と利用者の様子を残す記録です。指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(厚生省令)では、提供した具体的なサービスの内容等を記録し、利用者から申出があった場合には文書を交付することが定められています。
「実施記録」「サービス提供記録」「訪問介護記録」は、現場ではほぼ同じものを指します。様式の名称が事業所や自治体によって違うだけで、書く中身は変わりません。
| 訪問介護の実施記録 | 訪問介護計画書 | モニタリング記録 | |
|---|---|---|---|
| いつ書くか | 訪問のたび(毎回) | 開始前・見直し時 | おおむね月1回 |
| 何を書くか | 実際に行ったサービスと、利用者の様子 | 目標・課題・提供するサービス | 目標に対してどうだったか |
| 誰が書くか | 訪問した訪問介護員 | サービス提供責任者 | サービス提供責任者 |
| 主な使われ方 | 報酬請求の裏づけ、利用者への交付、運営指導での確認 | 提供するサービスの根拠 | 計画の見直しの根拠 |
実施記録は報酬請求の挙証資料です。加算を算定した日は、その加算に対応する行為が記録に残っている必要があります。だからこそ、運営指導で最も細かく見られる書類のひとつになっています。
運営指導で実際に公表されている指摘|出典つき
実施記録は、公表資料のうえで具体的な書き方まで名指しで指摘されている数少ない書類です。
| 公表されている指摘 | 公表元 | 直し方 |
|---|---|---|
| 提供したサービスの内容だけでなく利用者の心身の状況(利用者の様子等)についても記録することとされ、「特変なし」等しか書かれていない記録が見受けられる | 松山市の運営指導での主な指摘事項に関する資料 | 「特変なし」の代わりに、何を見てそう判断したかを1つ書く |
| サービス提供の記録には実際に行った時間を記録することとされ、訪問介護計画に位置付けられた時間を機械的に記録しているケースが多数見受けられた | 松山市の同資料 | 計画の時間ではなく、実際の開始・終了時刻を書く |
| サービス実施時間が一律に記載されており実態が反映されていない/実施時間を変更した際に、変更した旨とその理由が記録されていない | 堺市の集団指導資料「サービスの提供の記録」の主な指摘事項 | 変更した日は「◯分短縮(ご本人の体調不良のため)」まで書く |
| 買い物代行について、預り金やおつり・購入品等が正確に記載されていない | 堺市の同資料 | 預り金・支出額・おつり・購入品をすべて記録し、レシートを添付する |
| 特記・連絡事項欄に利用者の状況がほとんど記載されていない | 堺市の同資料 | 変化がない日も、観察した事実を一言残す |
| 利用者や家族の希望でサービスの内容や日程を変更しているにもかかわらず、計画が変更されていない | 松山市の同資料 | 記録に変更が続いたら、計画の見直しにつなげる |
| サービス提供記録の記載が画一的である/記録を交付していない | 公表資料の主な指摘事項 | 申出があったときに交付できる状態にしておく |
| サービス提供に関する記録等の保存年限は市条例に則り5年間とすること。運営規程等に保存年限を記載している場合は誤りがないか確認すること | 金沢市の資料 | 保存年限は自治体の条例による。運営規程の記載と実態を照合する |
要件・運用は保険者・都道府県により異なります。詳細は監査対策ナビと各自治体の公表資料をご確認ください。
加算を算定した日の実施記録|行為が記録に残っているか
加算は、実施記録にその行為が残っていて初めて説明できます。公表資料では、加算を算定したのに記録がないという指摘が具体的に挙げられています。
| 加算 | 公表されている指摘 | 実施記録に残すこと |
|---|---|---|
| 入浴介助加算 | サービス提供表の実績では入浴介助加算Ⅰが算定されていたが、当該日のサービス提供の記録には入浴サービスを提供した記録が確認できなかった(豊島区が公表した令和5年度の運営指導・地域密着型通所介護18件) | 算定した日は「入浴介助を実施」と明記する |
| 初回加算 | 初回加算を算定する場合は、サービス提供責任者が訪問(同行)したことをサービス提供結果記録に残すこと(愛知県の主な指示事項) | 同行した日と、同行者の氏名を記録する |
| 初回加算 | 新規に訪問介護計画書を作成していないのに算定している事例/計画の作成後、その月内にサービス提供責任者が同行していないのに算定している事例(広島市の令和7年度運営指導の指摘事項。大阪市の居宅サービス編にも同旨) | 計画の作成日と同行日の前後関係を確認する |
| 送迎の減算 | 送迎をしなかった理由が分かる記録がない。「家族の送迎」等の理由が記録されていない事例があり、報酬請求の挙証資料となる(津山市の集団指導資料・令和5年度) | 送迎しなかった日は、その理由まで書く |
加算の要件そのものは訪問介護の加算一覧で確認できます。
実施時間の書き方|計画の時間を写さない
松山市・堺市の両方で名指しされている論点です。計画に書かれた時間をそのまま記録に写すと、実態が反映されていないと指摘されます。
| 場面 | 避けたい書き方 | 望ましい書き方 |
|---|---|---|
| 計画どおりだった日 | 毎回「9:00〜10:00」と同じ時刻を印字 | 9:02〜10:05(実際の時刻を記録) |
| 早く終わった日 | 計画どおり60分と記載 | 9:00〜9:45(45分)。ご本人の体調により入浴を清拭へ変更したため短縮 |
| 延びた日 | 計画どおり60分と記載 | 9:00〜10:20(80分)。排泄介助に時間を要したため延長 |
| 内容を変更した日 | 変更の記載なし | 調理の予定を、ご本人の希望により買い物代行へ変更した |
| 訪問できなかった日 | 記録なし | ご本人の入院により訪問中止(◯月◯日、ご家族より連絡) |
| 変更が続いている | 記録だけ直して計画はそのまま | 変更が定着した場合は、訪問介護計画の見直しを行う |
買い物代行の記録|預り金・おつり・購入品
堺市の資料で名指しされている項目です。金銭を扱う記録は、それ単体で説明できる形にしておきます。
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 預り金 | ご本人よりお預かり 3,000円(9:10) |
| 購入店 | ◯◯スーパー ◯◯店 |
| 購入品 | 食パン、牛乳1L、卵1パック、豆腐2丁、バナナ1房 |
| 支出額 | 1,482円 |
| おつり | 1,518円を返却(9:55)。ご本人に金額を読み上げて確認いただいた |
| レシート | レシートを本人へお渡しし、控えを記録に添付した |
| 確認 | ご本人と一緒に品物と金額を確認。相違なし |
「特記・連絡事項」欄の文例60例
堺市の資料で「ほとんど記載されていない」と指摘されている欄です。ここが埋まっていると、状況報告書やモニタリングの素材にもなります。以下はすべて記載のイメージを示すための(例)で、実在の利用者ではありません。
変化に気づいたとき(15例)
| 記入例 |
|---|
| 玄関までの歩行が、前回より少しふらついていた |
| 右足首に軽度の腫れを確認。痛みの訴えはなし |
| 食卓に前日の食事が残っており、摂取量の低下がうかがえた |
| いつもより口数が少なく、表情が硬かった |
| 床に洗濯物が散らばっており、片づけが行き届いていない様子 |
| 服薬カレンダーに前日分の薬が残っていた |
| 浴室に置いていた石けんが減っておらず、入浴していない可能性 |
| 「最近眠れない」とのお話があった |
| 台所の火の消し忘れを確認。ご本人と一緒に確認の手順を決めた |
| 玄関の段差につまずかれたが、手すりにつかまり転倒には至らなかった |
| 体重計の記録が2日分空いていた |
| ご近所の方が訪ねてこられ、会話を楽しまれていた |
| 室温が30℃を超えており、冷房の使用をお勧めした |
| 冷蔵庫に消費期限切れの食品があり、ご本人の了解を得て処分した |
| 杖の先のゴムがすり減っていた。交換をご家族へお伝えする |
変化がなかった日(15例)
「特変なし」と書かずに済ませる言い方です。何を見たかが残ります。
| 記入例 |
|---|
| 血圧128/76。前回と大きな変化なし |
| 食事は全量摂取。水分もコップ2杯分お飲みになった |
| 歩行は杖使用で安定。ふらつきなし |
| 会話ははっきりしており、日付も正確に答えられた |
| 皮膚の観察を実施。発赤・傷はみられない |
| 排便あり(普通便)。腹部の張りなし |
| 服薬カレンダーに残薬なし。飲み忘れは確認されなかった |
| 笑顔で迎えてくださり、体調のお話も自分からされた |
| 室内の整理は保たれており、生活に乱れはみられない |
| 足の浮腫は前回と同程度。増悪はなし |
| 睡眠について尋ねたところ「よく眠れている」とのこと |
| 入浴を希望され、ご自分で洗身された |
| テレビを見て過ごされており、日中の活動に変化はない |
| ご家族が来訪されており、一緒にお茶を飲まれていた |
| 前回お伝えした水分摂取について、実践されていることを確認した |
ご家族・関係者への連絡(15例)
| 記入例 |
|---|
| 足首の腫れについて、ご家族(長女)へ電話でお伝えした(10:20) |
| 担当介護支援専門員へ、活動量の低下について情報提供した |
| サービス提供責任者へ報告し、訪問時間の調整を相談した |
| 連絡ノートに記載し、次の訪問者へ申し送った |
| ご家族より「夜間の様子が心配」との相談があり、内容を記録した |
| 訪問看護師と情報交換を行い、浮腫の観察について確認した |
| ご家族の不在時であったため、連絡ノートにお伝えする内容を記入した |
| 通所介護の職員より、当日の様子について申し送りを受けた |
| 福祉用具事業所へ、手すりの位置の調整を依頼した |
| ご家族へ、次回の訪問日時の変更をお伝えし、了承を得た |
| 主治医の受診に同行されるとのことで、伝えたい内容を紙にまとめてお渡しした |
| 担当介護支援専門員へ、計画の見直しの必要性について相談した |
| ご家族より、来月から日中の就労が始まるとの連絡があった |
| 民生委員の方から見守りの状況について情報提供があった |
| 事業所へ帰所後、管理者へ本日の状況を報告した |
ご本人の言葉・意向(15例)
ご本人の言葉は、そのまま「」で残すと後から役に立ちます。
| 記入例 |
|---|
| 「一人でお風呂に入るのが怖くなってきた」とのお話があった |
| 「もう少し歩けるようになりたい」と目標を話してくださった |
| 「デイサービスの日が楽しみ」とおっしゃっていた |
| 「家族に迷惑をかけたくない」との思いを話された |
| 掃除について「自分でやりたい」とのご希望があり、一緒に行った |
| 「最近、味がわかりにくい」とのお話があった |
| 「夜中に何度も起きてしまう」との訴えがあった |
| 「この家で最後まで暮らしたい」とお話しくださった |
| 「薬が多くて飲むのが大変」とのお話があった |
| 買い物について「自分で選びたい」とのご希望があり、同行した |
| 「息子が来てくれるのが嬉しい」と笑顔で話された |
| 「外に出る機会が減った」とのお話があった |
| 「痛みは我慢できる程度」とおっしゃっている |
| 入浴の順番について「先に髪を洗いたい」とのご希望があった |
| 「話し相手がいると気が晴れる」とお話しくださった |
避けたい書き方|言い換えの対照表
| 避けたい書き方 | 気をつけたい理由 | 言い換えの例 |
|---|---|---|
| 特変なし | 松山市の資料で名指しされている | 血圧128/76。食事は全量摂取。前回からの変化なし |
| 計画どおりの時刻を毎回そのまま記載 | 実態が反映されていないと指摘されている | 実際の開始・終了時刻を書く。変わった日は理由も書く |
| 特記・連絡事項欄が空欄 | 「ほとんど記載されていない」と指摘されている | 変化がない日も、観察した事実を一言残す |
| 買い物のおつりを記載しない | 預り金・おつり・購入品の記載を求められている | 預り金・支出額・おつり・購入品をすべて書き、レシートを添付する |
| 意欲的/非協力的 | 評価語で、根拠が残らない | ご自分から掃除を始められた/お誘いしたが「今日はやめておく」とのこと |
| 認知症が進んだ | 診断は医師の領域 | 日付を尋ねられることが、前回より増えている |
| 先月/最近 | 経過が追えない | 7月16日から、と日付で書く |
| 他の利用者の実名を書く | 記録は開示請求の対象になりうる | 「他のご利用者」と表記する |
| 加算を算定した日に、その行為の記載がない | 入浴介助加算で実際に指摘されている | 算定した日は、対応する行為を必ず明記する |
訪問介護記録の様式(テンプレート)に含めておきたい項目
様式やテンプレートの書式自体は事業所ごとに異なりますが、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(厚生省令)では、提供した具体的なサービスの内容等を記録し、利用者からの申出があった場合には文書を交付することが定められています(出典:厚生労働省)。この位置づけをふまえ、様式には次の項目を含めておくと、実地指導の際の確認資料としても扱いやすくなります。
| 項目区分 | 記載する内容 |
|---|---|
| 基本情報 | 利用者名、提供年月日、サービス提供の開始・終了時刻 |
| サービス内容 | 身体介護/生活援助の別と、実施した支援の具体的内容 |
| 利用者の状態 | バイタルや食事・排泄などの観察した事実 |
| 特記・申し送り | いつもと違う点、次回への引き継ぎ事項 |
| 記録者 | 記録した担当者名(押印・サイン欄) |
様式の書式自体は事業所ごとに設計いただけますが、上記の項目が過不足なく含まれているかは、記録を見直す際の確認ポイントになります。
「訪問介護記録」と「実施記録」「サービス提供記録」の違い
「訪問介護記録」という言葉は、訪問介護に関わる記録全般を指して使われることがあります。この記事で扱う実施記録(サービス提供記録)はその一つで、ほかに訪問介護計画書・アセスメント・モニタリング記録なども「訪問介護記録」と呼ばれることがあります。どの書類を指しているか迷ったときは、下の対応でご確認ください。
- 実施記録・サービス提供記録――訪問のたびに、提供したサービス内容と利用者の状態を記す記録(この記事の内容)。
- 訪問介護計画書――計画の作成・見直しのタイミングで、目標と援助内容を記す記録。
- アセスメント――計画を作成する前に、利用者の状態や意向を把握するための記録。
- モニタリング記録――計画どおりに実施できているかを、定期的に確認する記録。
実施記録は、訪問介護計画にもとづいて提供したサービスの内容・利用者の状態・特記事項を、訪問ごとに記す記録です。サービス提供の証拠であると同時に、ヘルパー間やサービス提供責任者・ケアマネへの情報共有、実地指導での確認資料にもなります。
実施記録に書く項目と、書き方のコツ
おさえる基本項目は次のとおりです。
- 提供日時・サービス内容――計画に沿って実施したサービス(身体介護/生活援助)。
- 利用者の状態――バイタルや様子、その日の変化。
- 実施した支援と本人の反応――具体的に何を行い、どう反応したか。
- 特記事項・申し送り――いつもと違う点、次回への引き継ぎ。
そのまま使える実施記録の例文(場面別)
よくある場面の記入例です。利用者さんの状態に合わせて言葉を差し替えてお使いください。
音声で話すだけ→実施記録を作る
- 訪問直後に話す――実施した内容と気づいた点を、その場で声に出します。
- AIが記録の体裁へ自動整理――話した内容を文字起こしし、実施記録の形に整えます。
- 確認・手直し――内容を確認し、必要なら修正します。
- 保存・共有――サ責やケアマネへの申し送りもそのまま残せます。
カイポケへ、実施記録を自動転記する
記録・請求にカイポケを使っている事業所なら、できあがった実施記録をカイポケへ自動転記できます。カイポケの運用はそのまま、「記録を作って入力する」工程だけを音声とAIに任せる形です。カイポケ側の効率化はカイポケの記録を効率化する方法もあわせてご覧ください。
よくある失敗と、精度を上げるコツ
- 「見守り」で終えない――何を見守り、どんな様子だったかまで書く。
- 計画にないことをした時こそ記録――理由と対応を残すと、実地指導でも安心。
- 評価語より事実――「良好」ではなく観察した事実で。
- 最後に目視確認――AIは下書きまで。仕上げは人が確認します。
訪問介護の実施記録 記入例(コピペ可)
身体介護・生活援助の場面別に、実施記録の記入例をまとめました(表の右上ボタンからExcel/CSVにコピーできます)。提供したサービス内容と、観察した事実をセットで残すのがポイントです。
| 場面 | サービス区分 | 実施記録の記入例 |
|---|---|---|
| 入浴介助 | 身体介護 | 浴室まで見守り歩行。洗身・洗髪を一部介助し、背部は本人が実施。湯温を確認、皮膚に発赤なし。入浴後に水分補給。 |
| 排泄介助 | 身体介護 | トイレへ誘導し見守り。下衣の上げ下げを一部介助。排尿あり、性状に異常なし。 |
| 食事介助 | 身体介護 | 配膳し見守り。むせなく主食全量・副食8割摂取。水分200ml。 |
| 調理 | 生活援助 | 昼食を調理し配膳。冷蔵庫の食材を確認し、翌日分の下ごしらえを準備。 |
| 掃除 | 生活援助 | 居室と台所を清掃。ゴミをまとめて指定日に排出。 |
| 買い物 | 生活援助 | 買い物を代行。レシートと釣り銭を確認し本人へ手渡し。 |
良い例・悪い例で分かる実施記録のコツ
訪問介護の実施記録 文例 早見表(コピペ可)
身体介護・生活援助・通院等乗降介助の場面ごとに、実施記録の文例をまとめた早見表です(表の右上ボタンからExcel/CSVにコピーできます)。状態にあわせて調整してください。書き方の基本は実施記録の書き方をご覧ください。
| 場面 | 区分 | 実施記録の記入例 |
|---|---|---|
| 入浴 | 身体 | 浴室まで見守り歩行。洗身・洗髪を一部介助、背部は本人実施。皮膚に発赤なし、入浴後に水分補給。 |
| 清拭 | 身体 | 全身清拭を実施。仙骨部の発赤なし。爽快感ありと表情で確認。 |
| 排泄(トイレ) | 身体 | トイレへ誘導し見守り。下衣操作を一部介助。排尿あり、性状異常なし。 |
| おむつ交換 | 身体 | おむつ交換を実施。皮膚の発赤・かぶれなし。陰部洗浄を実施。 |
| 食事 | 身体 | 配膳し見守り。むせなく主食全量・副食8割摂取。水分200ml。 |
| 服薬 | 身体 | 昼食後の内服を確認。飲み忘れなし。 |
| 更衣 | 身体 | 更衣を一部介助。関節の動きに問題なく、痛みの訴えなし。 |
| 移動・移乗 | 身体 | 車いすへの移乗を見守り・一部介助。ふらつきなく安全に実施。 |
| 調理 | 生活 | 昼食を調理し配膳。冷蔵庫の食材を確認し翌日分を準備。 |
| 掃除 | 生活 | 居室と台所を清掃。ゴミを指定日に排出。 |
| 洗濯 | 生活 | 洗濯・乾燥・取り込みを実施。衣類を整理して収納。 |
| 買い物 | 生活 | 買い物を代行。レシートと釣り銭を確認し本人へ手渡し。 |
| 通院等乗降介助 | 乗降 | 受診のため乗車・降車を介助。移動中の体調変化なし。 |
通院介助の記録・報告書のひな形
通院等乗降介助や通院介助は、記録に残すべき項目が通常の訪問と異なります。次の項目を押さえると、確認を受けたときに説明しやすくなります。
- 出発・到着の時刻(自宅発/医療機関着/医療機関発/自宅着)
- 移動の手段(自家用車・公共交通機関など)
- 院内での対応の有無と、その理由
- 算定した区分(身体介護/通院等乗降介助)
- ご本人の状態の変化
- 医療機関から伝えられた内容
通院介助の記録 例文
| 場面 | 例文 |
|---|---|
| 通常の通院 | 9:20自宅発、9:45◯◯クリニック着。歩行は杖使用で見守り。院内は看護師対応のため待合まで同行し、外で待機。11:10発、11:35自宅着。血圧の薬が1種類追加になったとご本人より説明あり。 |
| 院内介助が必要だった | 移動時にふらつきが強く、院内でも常時見守りが必要と判断。受付・移動・会計に付き添った。医療機関の職員では対応困難な状況であったため。 |
| 体調の変化があった | 帰宅時に「少し気分が悪い」との訴え。血圧128/76、顔色不良なし。水分摂取を促し、椅子で休んでいただいたところ改善。サービス提供責任者へ報告。 |
身体介護7場面|書き直し前後の対照例(悪い例・良い例26組)
実施記録でいちばん多い相談は「何を書けば足りるのか分からない」です。宇都宮市が公表した令和7年度の運営指導事例(各サービスに共通する事項)では、記録に提供した具体的なサービス内容や利用者の心身の状況等の記載がないことが挙げられ、心身の状況の記載漏れが多い旨が注記されています。つまり「何をしたか」だけでなく「そのときご本人がどうだったか」までが記録の中身です。
そこで、身体介護の7場面についてよく見る書き方(避けたい)と、そのまま貼って使える書き方を並べました。良い例は時刻・数値・見た事実・ご本人の言葉を入れて、1文ずつ完成させています。以下はすべて記載のイメージを示すための例文であり、実在の利用者ではありません。ご自身の事業所の様式と、実際に行った内容に合わせて言葉を差し替えてお使いください。
入浴介助(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 一部介助での全身浴 | 入浴介助を実施。特変なし。 | 9時05分訪問。体温36.4℃、血圧128/76mmHg、脈拍68回/分。脱衣室の室温を22℃に調整し、浴室内の手すりと滑り止めマットの位置を確認。浴槽のまたぎ動作のみ手すりを使用して一部介助し、洗身は背部のみ介助、前面と上肢はご自分で実施。9時20分から9時41分まで入浴。ふらつきなし。入浴後に麦茶150mLを提供し全量摂取。「気持ちよかった」と話される。9時58分退室。 |
| 2人体制での入浴介助 | 2人で入浴介助。問題なし。 | 13時30分訪問。ヘルパー2名で対応。体温36.6℃、血圧134/80mmHg。浴室内の移動は2名で支え、浴槽への出入りは1名が体幹を支持し1名が下肢を介助。洗髪・洗身は全介助。13時45分から14時02分まで入浴。途中で「のぼせそう」との訴えがあり、湯温を確認したうえで予定より3分早く上がる。上がり湯のあと脱衣室で5分間の座位休憩をとり、顔色・呼吸の乱れがないことを確認して退室。 |
| 洗髪・洗身の介助範囲を分けて書く | 洗身・洗髪を介助した。 | 10時10分訪問。洗髪は全介助(右肩の挙上に痛みの訴えがあるため)。洗身は前胸部・腹部・両大腿をご自分で洗われ、背部・臀部・足先をヘルパーが介助。すすぎ時の立位保持は手すりを使用し、ヘルパーが側方で見守り。「背中は自分だと届かない」と話される。所要18分。 |
| 入浴後の観察を残す | 入浴後、変わりなし。 | 入浴直後にふらつきの有無を確認。手すりから手を離して10秒間の立位保持ができ、動揺なし。両下腿の皮膚に乾燥がみられ、ご本人と一緒に保湿剤を塗布(ご自宅にある市販品を、ご本人の希望により本人が塗布し、届かない背部のみ介助)。背部・臀部・踵に発赤なし。水分摂取は入浴後に麦茶200mL。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
清拭・手浴・足浴(3例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 全身清拭 | 清拭を実施。 | 14時00分訪問。体温36.2℃。室温を24℃に調整し、湯温を確認して全身清拭を実施。上肢・前胸部はご自分でタオルを持って拭かれ、背部・下肢・臀部をヘルパーが介助。14時05分から14時28分まで。清拭中に背部の皮膚を観察し、発赤・傷はなし。終了後に上下とも寝衣を交換。「さっぱりした」と話される。 |
| 手浴 | 手浴を行った。 | 10時30分、洗面器に湯を張り(ご本人に湯温を確認いただき「ちょうどいい」との返答)、両手を約8分間浸けて手浴を実施。爪の周囲の汚れを洗い流し、指の間まで水分を拭き取る。左手の第2〜3指に軽度のこわばりがあり、湯に浸けた後は「動かしやすい」と話される。爪切りは実施していない。 |
| 足浴 | 足浴。気持ちよさそうだった。 | 15時10分から15分間、両足の足浴を実施。湯温をご本人と確認し、椅子座位で実施。足底・趾間を洗浄し、水分を拭き取ってから両足の皮膚を観察。右足の踵に乾燥と軽度の角質肥厚を確認、痛みの訴えはなし。両下肢に浮腫はみられず、靴下の跡は残っていない。「あたたかくて眠くなる」と話される。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
排せつの介助(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| トイレへの誘導 | トイレ誘導。排泄あり。 | 9時40分、ご本人から「トイレに行きたい」との訴えがあり、居室からトイレまで約6mを歩行器を使用して移動、ヘルパーは後方で見守り。ズボンの上げ下ろしと立位保持を一部介助。排尿あり(量は中等量、色は薄い黄色、混濁なし)。手洗いまでご自分で実施。移動中のふらつきなし。所要9分。 |
| おむつ交換 | おむつ交換を実施。 | 11時15分、テープ式おむつと尿とりパッドを交換。排尿あり(パッド1枚が中央部まで湿潤)、排便なし。陰部と臀部を微温湯で洗浄し、水分を拭き取る。臀部・仙骨部の皮膚に発赤なし。交換前に室温を確認し、掛け物でお腹を覆ったまま実施。交換後の体位は右側臥位とし、背部にクッションを挿入。 |
| ポータブルトイレの介助 | ポータブルトイレ介助。 | 20時05分、ベッドサイドのポータブルトイレへ移乗を介助(ヘルパーが前方から体幹を支え、立ち上がりと方向転換を介助)。排尿あり。排泄後の清拭を全介助。バケツの内容を確認して洗浄し、消臭剤を交換。ベッドへ戻る際の移乗もヘルパー1名で介助。移乗中のふらつきなし。ナースコールを枕元に置いて退室。 |
| 排便の記録 | 便あり。 | 10時50分、トイレにて排便あり。前回の排便は一昨日で、本日で中2日。性状は軟らかめで形はあり、量は普通便2個分程度。腹痛の訴えはなし。「出てすっきりした」と話される。水分摂取は訪問中に麦茶200mL。排便の間隔についてはサービス提供責任者へ報告し、次回訪問時も確認を継続する。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
食事の介助と水分補給(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 食事の全介助 | 食事介助。全量摂取。 | 12時00分、椅子座位(足底が床につく高さに調整)で昼食を全介助。主食(全がゆ)10割、副食(煮魚・野菜の煮物・和え物)8割、汁物は8割摂取。一口ごとに飲み込みを確認し、むせ込みなし。所要25分。食後は口腔内を確認し、左頬の内側に残渣があったためうがいを実施。食後30分は座位を保持。 |
| 見守りと一部介助 | 見守りにて食事。 | 12時10分、食卓にてご自分で摂取。途中で手が止まる場面が2回あり、そのつど声かけを行うと再開される。主食8割・副食6割。副食の煮物を残されたため理由をうかがうと「かたくて噛みにくい」と話される。汁物は全量。むせ込みなし。所要32分。噛みにくさについてはサービス提供責任者へ報告した。 |
| 水分補給 | 水分をとってもらった。 | 訪問中(10時00分〜11時00分)の水分摂取は、麦茶150mLと白湯100mLで合計250mL。いずれもコップを手元に置き、声かけで飲まれる。むせ込みなし。前回訪問時の訪問中摂取量は300mLで、本日はやや少なめ。冷蔵庫にペットボトルのお茶が2本あることを確認し、手の届く場所へ移した旨をご家族への連絡ノートに記入。 |
| 摂取量を数える | あまり食べていない。 | 12時00分の昼食は、主食(ご飯150g)のうち約半量、副食は3品中1品のみ摂取。「今日はお腹がすかない」と話される。体温36.3℃。前回訪問時(一昨日)は主食10割・副食8割摂取。摂取量が下がっていることをサービス提供責任者へ12時50分に電話報告し、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
移動・移乗・歩行の介助(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| ベッドから車椅子への移乗 | 移乗介助。 | 9時25分、ベッドから車椅子へ移乗を介助。ベッド柵を使って端座位になるまではご自分で実施され、立ち上がりと方向転換をヘルパー1名が前方から支持して介助。車椅子のブレーキとフットレストの位置を声に出して確認してから実施。移乗中の膝折れ・ふらつきはなし。所要3分。 |
| 室内歩行の見守り | 歩行見守り。 | 10時05分、居室から居間までの約8mを、四点杖を使用して歩行。ヘルパーは左後方で見守り、手は触れずに実施。歩行中に2回立ち止まって呼吸を整える場面あり。ふらつきはなく、途中の敷居でつまずきはなし。「前より足が上がらん」と話される。廊下に置かれていた新聞を、ご本人の了承を得て壁際へ寄せた。 |
| 近隣への外出の付き添い | 外出介助。 | 14時00分自宅出発、徒歩で約200m先の集会所まで付き添い。歩行は杖を使用し、ヘルパーは右側方で見守り。段差2か所は手を添えて介助。14時12分到着。復路は14時50分出発、15時05分帰宅。往復とも休憩は1回(ベンチで3分)。帰宅後に水分(麦茶150mL)を提供し全量摂取。呼吸の乱れはなし。 |
| 立ち上がり動作の介助 | 立ち上がりを手伝った。 | 16時20分、ソファからの立ち上がりを介助。ご本人が前傾姿勢をとるまで待ち、ヘルパーは腰部に手を添えて引き上げずに支持。3回中2回はご自分で立ち上がられ、1回は膝が伸びきらず座り直しとなったため、2回目で立位に至る。立位保持は手すりを持って約20秒可能。前回訪問時は3回とも介助を要しており、本日は自力での立ち上がりが増えている。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
更衣・整容・口腔ケア(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 更衣の介助 | 更衣を手伝った。 | 7時20分、寝衣から日中着へ更衣を介助。上衣は右肩に痛みの訴えがあるため、患側から袖を通す方法で実施し、ボタン留めはご自分で3個中2個を実施。下衣は座位で膝下まで下ろす動作をご自分で行い、殿部を上げる場面のみ介助。更衣中に上肢・体幹の皮膚を観察し、発赤・傷はなし。所要12分。 |
| 整容(洗面・整髪) | 整容を実施。 | 7時35分、洗面台まで歩行器で移動し、洗顔・整髪をご自分で実施。ヘルパーはタオルと整髪料の準備、および立位の見守りを行った。ひげそりは電気シェーバーでご自分で実施され、剃り残しのあった顎下のみ声かけで再度実施。鏡を見て「これでよし」と話される。 |
| 爪の状態の確認 | 爪を確認。 | 足浴後に両足の爪を観察。右足第1趾の爪が伸びており靴下に引っかかる様子があったが、変色・肥厚・巻き込みの有無を含めて状態をサービス提供責任者へ報告し、爪切りの可否について確認をお願いした。本日は爪切りを実施していない。ご本人へも「事業所に確認してからにしますね」とお伝えし、了承を得た。 |
| 口腔ケア | 口腔ケアを実施。 | 12時35分、食後の口腔ケアを実施。歯ブラシはご自分で持って前歯を磨かれ、奥歯と義歯の洗浄をヘルパーが介助。上顎の義歯を外して流水で洗浄し、義歯洗浄剤の容器に入れて保管。口腔内を確認し、左下の歯ぐきに軽度の発赤がみられたため、部位と気づいた時刻を記録してサービス提供責任者へ報告した。出血・痛みの訴えはなし。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
服薬に関する声かけと確認(3例)
服薬に関する記録は、実際に行った介助の範囲(声かけ・手渡し・飲まれたことの確認)と、目で見た事実に限って書きます。薬の要否・量・飲み合わせの判断は医師・薬剤師が行うため、記録では「◯◯と判断した」ではなく「◯◯を確認した」「◯◯へ報告した」「指示を受けた内容を記録した」と書き分けます。介助として行える範囲は事業所の手順書とご本人の状態、担当の指示によって異なるため、迷った場面はその場で判断せずサービス提供責任者へ確認した経過を残します。
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 一包化された薬の手渡し | 服薬確認。 | 8時05分、薬カレンダーの「朝」の袋(本日の日付が印字されたもの)を取り出してお渡しし、コップの水150mLで内服されたことを確認。飲み込みにくさやむせ込みはなし。内服後に口腔内を確認し、残薬なし。空になった袋はご本人と一緒にごみ箱へ入れた。 |
| 残薬に気づいたとき | 薬が残っていた。 | 8時10分、薬カレンダーを確認したところ、昨日の「昼」と「夕」の袋が未開封のまま残っていた。ご本人にうかがうと「昨日は寝てしまった」と話される。残っていた袋はそのままカレンダーに戻し、8時25分にサービス提供責任者へ電話報告。担当ケアマネジャーと薬局へ連絡いただくよう依頼し、指示を受けた内容を記録した。 |
| 飲みたくないと言われたとき | 拒否あり。 | 8時15分、朝食後薬をお渡ししたところ「今日は飲みたくない」と話される。理由をうかがうと「粉が苦手で口に残る」との返答。無理に勧めず、8時30分に再度お声かけしたが同じ返答であったため、袋は開封せず薬カレンダーに戻した。8時35分にサービス提供責任者へ電話で報告し、ご家族の連絡ノートにも同内容を記入した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
生活援助6場面|書き直し前後の対照例(悪い例・良い例22組)
生活援助は「調理」「掃除」の二文字で終わりがちですが、記録に残すのはどこを・どこまで・どういう状態にしたかです。堺市が公表した令和8年度の集団指導資料(居宅事業所編)では、サービス提供の記録について実施時間が一律に記載され実態が反映されていないこと、実施時間を変更した際に変更した旨とその理由が記録されていないことが主な指摘事項として挙げられています。生活援助でも、その日に実際に行った範囲を書けているかが見られます。
調理・配下膳(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 昼食の調理 | 調理をした。 | 11時00分から11時40分まで昼食を調理。献立はご飯、豆腐とわかめのみそ汁、鮭の塩焼き、ほうれん草のおひたし。ご本人の希望により味付けは薄めとし、みそは規定量の8割で調味。冷蔵庫内を確認し、期限の切れていた卵1パックをご本人に見ていただいたうえで処分。調理後にコンロの火が消えていることをご本人と一緒に確認した。 |
| 食べやすい形にする | 刻んで出した。 | 11時10分から昼食を調理。前回訪問時に「かたいものが噛みにくい」と話されていたため、根菜は5mm程度に切って軟らかく煮る、肉は薄切りを使用する形で調理。汁物にとろみをつける対応は行っていない(担当からの指示がないため、サービス提供責任者へ確認をお願いした)。配膳時にご本人へ内容を口頭でお伝えした。 |
| 作り置きの保存 | 作り置きを作った。 | 11時20分、夕食分として肉じゃがと味噌汁を調理し、1食分ずつ蓋つき容器に取り分けて冷蔵庫の中段へ保管。容器に「本日夕食」と書いたメモを貼付し、ご本人へ「冷蔵庫の真ん中に入れました」と口頭でお伝えし、ご家族の連絡ノートにも記入。前回分の作り置き容器1個が空になっていたことを確認した。 |
| 配膳・下膳と後片づけ | 配膳・下膳を実施。 | 11時45分に配膳し、食後の12時25分に下膳。残っていたのは副食のうち和え物の半量で、そのほかは完食。食器・調理器具を洗浄し、水切りかごへ。台所のシンクと調理台を拭き、三角コーナーの生ごみをまとめて所定のごみ箱へ。ガスの元栓が閉まっていることを確認して退室。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
掃除・室内の環境整備(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 居室の掃除 | 掃除。 | 13時10分から13時35分まで、居室(約8畳)とその動線の掃除を実施。掃除機がけ後、床の拭き掃除を実施。ベッド下は掃除機のノズルが届く範囲まで実施。テーブル上の新聞と郵便物は、ご本人に確認しながらまとめて棚の下段へ。窓を10分間開けて換気し、閉め忘れのないことを確認して退室。 |
| トイレ・浴室の清掃 | 水回りを掃除した。 | 13時40分から、トイレの便器・便座・床・手すりを清掃し、手すりは消毒用の液で拭き上げ。トイレットペーパーの残数を確認し、予備1個を棚から補充。浴室は浴槽・洗い場の床・排水口を洗浄し、滑り止めマットの裏に汚れがないことを確認。浴室の換気扇を回したまま退室することをご本人へお伝えした。 |
| ベッド周りの動線確保 | 片づけをした。 | ベッドからトイレまでの動線上に、電気コード1本と丸めたラグの端がかかっていたため、ご本人の了承を得てコードを壁際へ、ラグの角を家具の下へ入れて段差をなくした。移動しやすくなったかを実際に歩いて確認いただき、「これなら引っかからん」と話される。変更した点は連絡ノートに記入し、ご家族にも分かるようにした。 |
| 換気・室温の調整 | 換気した。 | 訪問時の居室の室温は29℃、湿度は62%。ご本人に暑さの感じ方をうかがうと「そんなに暑くない」との返答であったが、窓を開けて換気を行い、扇風機の首振りを入れて室温28℃まで下がったことを確認。冷房の使い方についてはご家族の連絡ノートに記入し、サービス提供責任者へも報告した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
洗濯(3例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 洗濯・干す | 洗濯をした。 | 10時05分、洗濯機を1回稼働(衣類とタオル類)。終了後、10時40分にベランダへ干す。本日は晴天で風があるため、ハンガーに洗濯ばさみを追加して固定。ベランダへの出入りの際、サッシのレールに小石があったため取り除いた。乾いた後の取り込みはご家族が行う旨をご本人と確認した。 |
| 取り込み・たたむ | 洗濯物をたたんだ。 | 15時20分、前回訪問時に干した洗濯物を取り込み、たたんでタンスへ収納。下着は上段、タオル類は洗面所の棚へ、ご本人の希望どおりの場所に戻した。取り込み時に肌着1枚の脇に小さなほつれを見つけたため、ご本人へお伝えし、そのまま畳んで別にしておくこととした。 |
| シーツ交換 | シーツ交換。 | 14時00分、ベッドのシーツ・枕カバー・掛け布団カバーを交換。交換時にマットレスの表面を確認し、汚れや湿りはなし。使用済みのシーツに尿臭はなかった。交換後、ベッド柵とベッドの高さが前回と同じ位置にあることを確認。汚れ物は洗濯機で洗い、ベランダへ干した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
買い物と金銭の取り扱い(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 買い物代行 | 買い物代行。 | 9時10分、ご本人よりお預かり3,000円(ご本人と金額を声に出して確認)。9時20分から9時45分まで近隣のスーパーで購入。購入品は食パン1斤、牛乳1L、卵1パック、豆腐2丁、バナナ1房。支出額1,482円、おつり1,518円を9時55分に返却し、ご本人に金額を読み上げて確認いただいた。レシートはご本人へお渡しし、控えを記録に添付。 |
| 買い物に同行したとき | 買い物に付き添った。 | 10時00分自宅出発、徒歩とバスで最寄りの店舗へ。店内はカートを押してご自分で移動され、ヘルパーは後方で見守り。品物の選択と支払いはすべてご本人が実施し、ヘルパーは荷物の持ち運びのみ介助。10時55分帰宅。往復の歩行でふらつきはなく、休憩は店内の椅子で1回(5分)。金銭のお預かりはなし。 |
| 頼まれた品がなかったとき | 買えなかった。 | 9時30分、ご依頼のあった「いつもの銘柄の食パン」が売り切れであったため、勝手に代替品を選ばず店内から電話でご本人へ確認。「別のメーカーでよい」との返答を得て購入。お預かり2,000円、支出額1,180円、おつり820円を10時05分に返却し、ご本人と金額を確認。電話で確認した時刻と内容を記録に残した。 |
| 金額が合わなかったとき | おつりが合わない。 | 10時10分、レシートの合計と手元の現金を照合したところ、おつりが100円多いことが判明。ご本人の目の前でレシートと現金を並べて再計算し、店舗へ10時20分に電話連絡。次回訪問時に返金する手続きを確認した。経緯・時刻・確認した相手をその場で記録し、10時30分にサービス提供責任者へ電話報告した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
ごみ出し(3例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 収集日のごみ出し | ごみ出し。 | 8時50分、燃えるごみ2袋を集積所へ搬出。本日が収集日であることをご本人と一緒にカレンダーで確認してから実施。台所と洗面所のごみ箱に新しい袋をセット。次回の燃えないごみの収集日を、冷蔵庫に貼ってあるカレンダーに印をつけてお伝えした。 |
| 分別が必要だったとき | 分別して出した。 | 9時00分、ごみ袋の中にペットボトル3本と缶2本が混ざっていたため、ご本人に確認しながら分別し直し、資源ごみの袋へ移した。分別の目安を書いたメモを、ご本人の了承を得てごみ箱の上の壁に貼付。本日は燃えるごみのみ搬出し、資源ごみは次回の収集日に出すことをお伝えした。 |
| ごみがたまっていたとき | ごみが多かった。 | 台所に口の開いたごみ袋が3袋置かれており、うち1袋から臭気があった。ご本人にうかがうと「出しに行くのがしんどい」と話される。本日は3袋とも口を結んで集積所へ搬出。次回以降の対応についてサービス提供責任者へ9時40分に報告し、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
範囲の外と考えられる依頼を受けたとき(4例)
大阪市が公表した令和8年度の集団指導資料(居宅サービス編)では、平成12年11月16日老振第76号に示された「一般的に介護保険の生活援助の範囲に含まれないと考えられる事例」が例示されており、利用者以外の方に係る洗濯・調理・買い物、主として利用者が使用する居室等以外の掃除、来客の応接、自家用車の洗浄、草むしり、花木の水やり、ペットの世話、家具・電気器具等の移動や修繕、大掃除・窓ガラス磨き・床のワックスがけ、正月・節句等のために特別な手間をかけて行う調理などが挙げられています。同資料には、これらを介護保険外のサービスとして実施することを妨げるものではない旨も記載されています。範囲の考え方は保険者(指定権者)により異なるため、その場で判断せず依頼の内容・お伝えした内容・報告した相手と時刻を記録に残す形が扱いやすくなります。
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 同居のご家族の分も頼まれた | 家族の分も作った。 | 11時05分、ご家族から「息子の分も一緒に作ってほしい」とのお申し出。その場では判断せず、「事業所に確認してご返事します」とお伝えし、本日はご本人の分のみ調理。11時50分にサービス提供責任者へ電話で報告し、担当ケアマネジャーへ相談いただくよう依頼した。ご家族にも同じ内容をお伝えし、了承を得た。 |
| 庭の草取りを頼まれた | 草むしりをした。 | 10時20分、ご本人より「庭の草を抜いてほしい」とのご依頼。本日の訪問介護計画に位置付けがないため実施せず、「事業所に確認します」とお伝えした。10時40分にサービス提供責任者へ電話で報告。ご本人には、ほかの方法があるか担当ケアマネジャーに相談する旨をお伝えし、「わかった、待つよ」との返答を得た。 |
| ペットの世話を頼まれた | 猫の世話をした。 | 9時50分、ご本人より「猫のトイレも替えてほしい」とのご依頼。本日は実施せず、内容をそのまま記録。10時00分にサービス提供責任者へ電話報告し、担当ケアマネジャーへ相談いただくよう依頼した。ご本人へは「確認してからご返事します」とお伝えし、次回訪問時に結果をお知らせすることとした。 |
| 年末の大掃除を頼まれた | 大掃除をした。 | 13時15分、ご本人より「年末なので窓と換気扇もお願いしたい」とのご依頼。本日は訪問介護計画に沿って居室と台所の通常の掃除を実施し、窓ガラス磨きと換気扇の分解清掃は行っていない。13時50分にサービス提供責任者へ電話報告。保険外のサービスとして対応できるかを含めて確認する旨をご本人へお伝えした。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
状態の変化に気づいた日の書き方|7場面36例
いつもと違う日ほど、記録は「事実」「行ったこと」「連絡したこと」の3つで書きます。気づいたことに評価や判断を足さないのがこの型の要点で、たとえば「熱があるので受診が必要」ではなく「体温37.9℃を確認し、11時05分にサービス提供責任者へ電話報告、11時20分にご家族へ連絡」と書きます。医療上の判断は医師が行うため、訪問介護の記録では測った数値・見た事実・ご本人の言葉・報告した相手と時刻までを残します。
発熱・体調の変化に気づいた日(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| いつもより熱が高い | 熱があるようだった。 | 10時05分訪問。玄関でのあいさつ時に頬が赤く、いつもより口数が少ない。体温を測定すると37.9℃(前回訪問時36.3℃)。「だるい」との訴えあり。水分は麦茶100mLを摂取。10時20分にサービス提供責任者へ電話で報告し、指示を受けた内容を記録。10時30分に長女へ電話連絡し、つながったことを確認した。 |
| 顔色・表情の変化 | 顔色が悪い。 | 9時15分訪問。あいさつへの返答はあるが、いつもの「おはよう」より声が小さく、居間の椅子に座ったまま動かれない。体温36.5℃、血圧142/88mmHg(前回128/76mmHg)。「なんとなくしんどい」と話される。9時35分にサービス提供責任者へ電話報告し、本日の掃除は短時間とし、様子を見ながら実施することとした。 |
| 咳・のどの症状 | 咳が出ていた。 | 13時10分訪問。訪問中(13時10分〜14時10分)に咳が10回以上あり、うち3回は続けて出る。体温36.8℃。「昨日の夜から出はじめた」と話される。室温28℃、湿度45%。水分は白湯150mLを摂取。14時15分にサービス提供責任者へ報告し、ご家族の連絡ノートにも記入した。 |
| 眠っている時間が長い | ずっと寝ていた。 | 14時00分訪問。声かけで開眼されるが、会話の途中で目を閉じられる場面が3回。前回訪問時は椅子に座って新聞を読まれていた。体温36.4℃、血圧126/74mmHg。昼食は主食3割のみ摂取とご家族より情報。14時40分にサービス提供責任者へ電話報告し、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
食事量・水分量が減った日(6例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 食欲が落ちている | 食欲がない様子。 | 12時00分の昼食は主食3割・副食2割で終了(前回訪問時は主食10割・副食8割)。「においをかぐと食べたくなくなる」と話される。体温36.2℃。汁物は全量摂取。12時40分にサービス提供責任者へ電話報告し、ご家族の連絡ノートに摂取量をそのまま記入した。 |
| 好きなものだけ残す | あまり食べない。 | 昼食は主食8割摂取、副食のうち煮魚を全量残される。理由をうかがうと「魚は骨が気になる」との返答。ほかの副食2品は完食。むせ込みなし。残された品と理由を記録し、次回の献立の参考としてサービス提供責任者へ報告した。 |
| 間食は食べている | おやつは食べていた。 | 昼食は主食4割・副食3割。一方、訪問中の14時00分にご自分で戸棚からカステラ1切れを出して全量食べられる。「ごはんよりこっちがいい」と話される。食事量と間食の内容を分けて記録し、サービス提供責任者へ報告した。 |
| 水分がとれていない | 水分不足のようだ。 | 訪問中(10時00分〜11時00分)の水分摂取は麦茶100mLのみ(前回訪問時は同じ時間帯で350mL)。「あまり喉が渇かない」と話される。口唇に乾燥がみられる。冷蔵庫のお茶は前回入れた2本のうち1本が未開封のまま。11時10分にサービス提供責任者へ電話報告し、ご家族へ連絡いただくよう依頼した。 |
| 飲む場所を用意する | 水分をすすめた。 | ご本人が長く座っている居間の椅子の横に、蓋つきコップと麦茶500mLのペットボトルを置き、位置をご本人と確認(「ここなら手が届く」との返答)。訪問中の摂取は250mL。次回訪問時に減った量を確認することとし、連絡ノートに置いた場所を記入した。 |
| 暑い日の記録 | 暑そうだった。 | 13時30分訪問。居室の室温31℃、湿度58%。冷房は入っておらず、窓は閉まっていた。ご本人は「暑くない」と話されるが、額に汗がみられる。窓を開けて換気し、ご本人の了承を得て冷房を28℃で入れ、13時50分に室温29℃へ低下したことを確認。水分は麦茶200mLを摂取。サービス提供責任者へ報告した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
転倒・ヒヤリとした場面(6例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 訪問時に転倒の話を聞いた | 昨日転んだらしい。 | 9時20分訪問。ご本人より「昨日の夕方、トイレの前で尻もちをついた」とのお話。ご本人の了承を得て確認できる範囲で観察したところ、右肘に約3cmの内出血あり。痛みの訴えは「押すと少し痛い」。歩行は普段どおり杖使用で可能。9時35分にサービス提供責任者へ電話報告し、9時45分にご家族へ連絡した。 |
| 目の前で転倒があった | 転倒した。 | 10時40分、居間から台所へ移動される際、じゅうたんの端に足が引っかかり前方へ膝をついて転倒。頭部の打撲はなし(ヘルパーが正面で見ており、床に手をついてから膝がついた経過を確認)。すぐに声をかけ、その場で座位を保ってもらい、痛みの部位を確認。左膝に発赤あり。10時45分にサービス提供責任者へ電話報告し、指示を受けた内容を記録。10時55分にご家族へ連絡した。 |
| 転びそうになった | 危なかった。 | 11時05分、浴室から脱衣室へ出る際に足元がふらつき、ヘルパーが右腕を支えて転倒には至らず。床に水滴が広がっていたことを確認し、その場で拭き取る。ご本人は「濡れているとは思わなかった」と話される。バスマットの位置を出口の直下へ変更し、ご本人と一緒に確認した。経過をサービス提供責任者へ報告した。 |
| ベッドからのずり落ち | ベッドから落ちていた。 | 7時10分訪問。ベッドの足元側に座り込んだ状態でおられ、「夜中に起きようとしてずり落ちた」と話される。頭部・背部に打撲や痛みの訴えはなし。自力で立ち上がることはできず、ヘルパー1名で立位を介助してベッドへ戻る。7時20分にサービス提供責任者へ電話報告し、7時30分にご家族へ連絡。ベッド柵の位置を確認した。 |
| 危ない場所に気づいた | 片づけた。 | 玄関から居間までの通路に、脱いだ靴3足と紙袋2つが置かれ、通れる幅が約40cmになっていた。ご本人の了承を得て靴を靴箱へ、紙袋を壁際へ移動し、通路幅を約80cm確保。実際に歩いていただき「通りやすい」との返答を確認。次回も同じ状態か確認することを記録に残した。 |
| ご家族から様子を聞いた | 家族から話があった。 | 13時00分、ご長男より「最近つまずくことが増えた」とのお話。具体的な場面をうかがうと「玄関の上がりかまちと、居間の敷居」との返答。本日の訪問中の歩行では、敷居でつま先が当たる場面が1回あり(転倒には至らず)。13時40分にサービス提供責任者へ報告し、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
皮膚の赤み・傷・同じ姿勢が続いた日(8例)
皮膚の記録は部位・大きさ・色・いつ気づいたか・痛みの訴えの有無までを事実として書き、名前をつけた判断は書きません。「◯◯ができている」と断定する代わりに「◯◯部に発赤を確認し、サービス提供責任者へ報告した」と残します。
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 仙骨部の赤み | お尻が赤い。 | 11時20分、おむつ交換時に仙骨部へ直径約3cmの発赤を確認。前回訪問時(一昨日)は同部位に発赤なし。ご本人からの痛みの訴えはなし。皮膚の破れや浸出液はみられない。11時35分にサービス提供責任者へ電話報告し、指示を受けた内容を記録。ご家族の連絡ノートにも部位と大きさを記入した。 |
| 踵の皮膚の変化 | かかとが硬い。 | 足浴後に両足を観察。右踵に硬くなった部分(約2cm四方)と乾燥がみられ、周囲に発赤はなし。「特に痛くはない」と話される。靴下は綿素材で、圧迫の跡は残っていない。観察した内容をサービス提供責任者へ報告し、次回訪問時も同じ部位を確認することとした。 |
| おむつ内の皮膚トラブル | かぶれている。 | 10時15分、おむつ交換時に陰部から鼠径部にかけて広い範囲の赤みを確認。皮膚の破れはなし。ご本人は交換時に「しみる」と話される。陰部を微温湯で洗浄し、こすらずに水分を押さえ拭き。10時30分にサービス提供責任者へ電話報告し、ご家族へ連絡いただくよう依頼した。市販薬の塗布は行っていない。 |
| 原因の分からない内出血 | あざがあった。 | 更衣介助時に左前腕へ直径約4cmの紫色の内出血を確認。前回訪問時にはみられなかった。ご本人にうかがうと「いつぶつけたか覚えていない」との返答。痛みの訴えはなし。部位・大きさ・気づいた時刻を記録し、9時50分にサービス提供責任者へ電話報告。9時55分にご家族へ連絡した。 |
| 皮膚の傷 | 傷ができていた。 | 清拭時に右下腿の前面へ長さ約2cmの浅い擦り傷を確認。出血はなく、乾いた状態。ご本人は「テーブルの脚に当てた」と話される。傷の部位に触れずに観察のみ行い、13時20分にサービス提供責任者へ電話報告して指示を受けた内容を記録。処置は行っていない。 |
| 長く同じ姿勢でいた | ずっと寝ていた。 | 14時00分訪問。前回訪問(一昨日13時)から同じ向き(右側臥位)で臥床されていたとご家族より情報。ご本人の了承を得て体位を変える際に、右側の腸骨部と肩に発赤を確認(いずれも直径2〜3cm、皮膚の破れなし)。クッションを背部に入れて姿勢を変更。14時25分にサービス提供責任者へ電話報告した。 |
| 除圧の工夫を残す | クッションを入れた。 | 臥床時の姿勢を、背部と両膝の下にクッションを入れて右側臥位から仰臥位寄りへ変更。変更後にご本人へ「苦しくないですか」と確認し「これでいい」との返答。ベッドの頭側の角度は約20度。次回訪問時に、同じ姿勢が続いていないかを確認することを記録に残し、ご家族の連絡ノートにも記入した。 |
| 座っている時間が長い | 座りっぱなしだった。 | 訪問時(13時00分)から退室時(14時00分)まで、ご本人は居間の椅子に座ったまま。ご家族によると午前中も同じ椅子に座っていたとのこと。臀部の痛みの訴えはなし。訪問中に2回、立ち上がってトイレまで歩く機会をお声かけし、いずれも実施された。座位が続いている状況をサービス提供責任者へ報告した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
体重や見た目の変化(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| やせてきた | やせたようだ。 | 更衣介助時、これまでちょうどよかったズボンのウエストが緩く、ベルトの穴が2つ内側になっていることを確認。ご本人にうかがうと「ズボンが下がるようになった」との返答。ご自宅の体重計での測定は行っていない。9時50分にサービス提供責任者へ電話報告し、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
| むくみに気づいた | むくんでいた。 | 足浴時に両足首から足背にかけて腫れぼったさを確認。靴下のゴムの跡が、脱いだ後10分以上残っていた。ご本人は「夕方になるといつも」と話される。痛みの訴えはなし。気づいた部位と靴下の跡が残っていた事実を記録し、15時10分にサービス提供責任者へ電話報告した。 |
| 体重を測った日 | 体重を測った。 | 10時30分、ご自宅の体重計で測定(ご本人の希望により実施、ヘルパーは立位の見守り)。48.2kg。前回測定(1か月前・ご家族の記録による)は50.6kg。測定時の服装は日中着で、前回と同条件。数値と測定条件を記録し、10時50分にサービス提供責任者へ電話報告。ご家族の連絡ノートにも記入した。 |
| 表情・話し方の変化 | 元気がなかった。 | 訪問中の会話は、こちらからの問いかけに「うん」「はい」の返答が中心で、ご自分から話される場面がなかった(前回訪問時は畑の話を10分ほどされていた)。食事は主食8割摂取。体温36.4℃。表情と会話量の変化をそのまま記録し、13時40分にサービス提供責任者へ報告した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
認知症のある方の言動の変化(4例)
行動や言動を記録するときは、評価語ではなく、そのときの状況・きっかけ・実際の言葉・こちらの対応・その後の様子を並べます。「困った」「大変だった」ではなく、何がきっかけで、どう対応したら、どうなったかを残すと、次に訪問する職員がそのまま使える情報になります。
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 同じ話が繰り返される | 同じことを何度も言う。 | 訪問中(10時00分〜11時00分)に「息子はいつ来るのか」との質問が5回。そのつどカレンダーの日付を一緒に見て「土曜日に来られる予定です」とお伝えすると、「ああそうか」と話され、その後は掃除の様子を見ておられた。前回訪問時の同様の質問は2回であった。サービス提供責任者へ報告した。 |
| 物の置き場所が分からない | 探し物をしていた。 | 10時20分、「財布がない」と話され、居間のたんすの引き出しを開けておられた。一緒に探し、10時35分に台所の棚の中から見つかる。「ここに置いたのを忘れていた」と話される。見つかった場所をご本人と確認し、ご家族の了承を得て置き場所に「さいふ」と書いた紙を貼付。経緯を記録し、報告した。 |
| 強い口調になった | 怒っていた。 | 13時20分、掃除機をかけようとした際に「触らないで」と大きな声で話される。すぐに作業を中止し、隣の部屋で5分ほど別の作業を行ってから、改めて「先に洗濯をしてもよいですか」とお声かけしたところ「それならいい」との返答。13時40分から洗濯を実施。掃除は本日実施せず、経過をサービス提供責任者へ報告した。 |
| 外に出ようとされた | 外に出ようとした。 | 14時10分、上着を着て玄関へ向かわれたため、行き先をうかがうと「畑を見に行く」との返答。危険を伝えて止めるのではなく、「一緒に玄関先まで行きましょうか」とお声かけし、門の前まで同行して2分ほど外の景色を一緒に見る。その後「今日はやめとく」と話され、ご自分で戻られた。14時25分にサービス提供責任者へ報告した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
受診に同行した日と受診後の申し送り(4例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方 |
|---|---|---|
| 受診に同行した日 | 病院へ付き添った。 | 9時20分自宅出発、9時45分に医療機関到着(移動は公共交通機関、歩行は杖を使用しヘルパーが右側方で見守り)。院内は医療機関の職員が対応されたため、待合まで同行して待機。10時50分に受診終了、11時00分出発、11時25分帰宅。移動中のふらつきなし。帰宅後に水分(麦茶150mL)を摂取された。 |
| 受診後にご本人から聞いた話 | 薬が変わったらしい。 | 受診後、ご本人より「先生から薬が1つ増えると言われた」とのお話。詳しい内容は書面で確認できていないため、ご本人の言葉としてそのまま記録。11時40分にサービス提供責任者へ電話報告し、担当ケアマネジャーとご家族へ連絡いただくよう依頼した。次回訪問時に薬カレンダーの中身を確認することとした。 |
| ご家族が受診に行かれた日 | 家族が病院に行った。 | 訪問時(14時00分)、ご長女より「本日午前中に受診し、次回は2週間後になった」とのお話。受診の内容についてはご家族から直接ケアマネジャーへお伝えいただくこととし、うかがった日付と次回予定のみを記録。14時20分にサービス提供責任者へ報告し、連絡ノートにも記入した。 |
| 次回訪問者への申し送り | 申し送りあり。 | 本日の受診後、ご本人が「歩くと足が重い」と話されたため、次回訪問時に確認していただきたい点として、歩行時の様子・水分摂取量・薬カレンダーの残りの3点を申し送り事項に記入。サービス提供責任者へ12時00分に電話で共有し、次回訪問予定の職員へも同じ内容が伝わることを確認した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
できなかった日・変わった日の記録|事実と対応と連絡の3点で書く23例
断られた日、留守だった日、時間や内容が変わった日は、記録の書き方をまちがえるとその日に何があったのかを後から説明できなくなります。宇都宮市が公表した令和7年度の運営指導事例(訪問介護に関する事項)では、サービス提供時間を変更したにもかかわらず訪問介護計画を変更していない事例が挙げられ、金沢市の令和7年度集団指導資料では、現場の訪問介護員等の判断で居宅サービス計画または訪問介護計画と異なるサービスを提供した事例が挙げられています。
そこで、この場面の記録は①事実(何が起きたか・時刻)②対応(その場でどうしたか)③連絡(誰に・いつ・どう伝えたか)の3点を必ず入れる形に固定します。この3点がそろっていれば、書き方に迷う場面はほとんどなくなります。
断られた・中止した・不在だった日(9例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方(事実・対応・連絡) |
|---|---|---|
| 入浴を断られた | 入浴拒否。 | 10時00分訪問。入浴のお声かけに「今日は入りたくない」との返答。理由をうかがうと「寒いから」と話される。脱衣室の室温を24℃に上げて10時20分に再度お声かけしたが、同じ返答であったため入浴は実施せず、全身清拭に変更してご本人の同意を得た。10時50分にサービス提供責任者へ電話報告し、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
| 掃除を断られた | 掃除を嫌がった。 | 13時10分、掃除のお声かけに「触られたくない」との返答。居間のテーブルの上のみご本人と一緒に片づけ、掃除機がけは実施せず。ご本人へ「次回また声をかけますね」とお伝えし、了承を得た。13時40分にサービス提供責任者へ電話報告。実施した内容と実施しなかった内容を分けて記録した。 |
| 途中で「もういい」と言われた | 途中で終了。 | 14時00分から清拭を開始したが、14時12分に「もういい、疲れた」と話されたため中止。上半身のみ清拭を実施し、下半身は実施していない。寝衣を整えて臥床していただき、呼吸の乱れや顔色の変化がないことを確認。14時25分にサービス提供責任者へ電話報告し、指示を受けた内容を記録した。 |
| 訪問したが不在だった | 不在。 | 9時00分に訪問したが応答なし。玄関の施錠を確認し、9時05分・9時10分にインターホンと携帯電話へ連絡したがいずれも応答なし。9時12分にサービス提供責任者へ電話報告。9時20分にご長女へ連絡し「通院に行っているかもしれない」との情報を得た。9時30分まで玄関前で待機し、本日はサービスを提供していない。 |
| 不在の後に連絡がついた | あとで連絡がついた。 | 9時00分訪問時は不在。9時45分にご本人より事業所へ「病院にいる」との電話連絡があった旨をサービス提供責任者から10時00分に共有された。本日はサービスを提供しておらず、次回の訪問日時をご本人と確認のうえ、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
| 体調不良で中止した | 体調不良のため中止。 | 10時05分訪問。体温38.2℃、「起きるのがつらい」との訴えあり。予定していた入浴は実施せず、寝衣を整えて水分(白湯100mL)を提供。10時20分にサービス提供責任者へ電話報告し、指示を受けた内容を記録。10時30分にご家族へ連絡し、10時40分に退室した。 |
| ご家族の希望で中止になった | 家族の都合で中止。 | 訪問日前日の16時00分、ご長女より事業所へ「明日は親戚が来るので来なくてよい」との連絡があった旨を、サービス提供責任者より当日8時30分に共有された。当日の訪問は実施していない。中止の連絡を受けた日時・連絡された方・理由を記録し、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
| 天候で訪問できなかった | 台風のため中止。 | 当日7時00分、暴風警報の発表を確認。事業所の判断で本日の訪問を見合わせることとなり、7時30分にサービス提供責任者よりご本人へ電話連絡(ご本人が応答され「わかった」との返答)。8時00分にご家族へも連絡。訪問は実施しておらず、翌日の訪問時に室内の様子と食事の状況を確認することとした。 |
| 玄関先で帰ることになった | 訪問したが実施せず。 | 13時00分訪問。ご本人が玄関先へ出て来られ「今日は来客があるので帰ってほしい」との申し出。無理に入室せず、玄関先で体調(顔色・声の様子)を確認し、変化がないことを確認して13時10分に退室。13時20分にサービス提供責任者へ電話報告し、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
時間や内容が変わった日(8例)
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方(事実・対応・連絡) |
|---|---|---|
| 予定より早く終わった | 早く終わった。 | 9時00分開始、9時38分終了(予定は9時00分〜10時00分)。予定していた入浴を、ご本人の希望により清拭へ変更したため所要時間が短くなった。変更の理由とご本人の同意を得た時刻(9時05分)を記録。9時45分にサービス提供責任者へ電話報告し、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
| 予定より延びた | 時間が延びた。 | 13時00分開始、14時18分終了(予定は13時00分〜14時00分)。排せつの介助中に衣類とシーツの汚れがあり、更衣とシーツ交換を追加で実施したため延長。追加した内容と、延長になった理由を記録。14時25分にサービス提供責任者へ電話報告し、次回以降の時間の考え方について確認をお願いした。 |
| 開始時刻が遅れた | 遅れて到着。 | 予定9時00分のところ、前の訪問先での対応が延びたため9時18分に到着し、10時05分まで実施。到着が遅れる旨は8時50分にサービス提供責任者を通じてご本人へ連絡済み。実際の開始・終了時刻をそのまま記録し、ご本人へも到着時にお詫びとお伝えした内容を記載した。 |
| 訪問の順番を入れ替えた | 順番を変えた。 | 本日は午前の予定を入れ替え、当初10時00分予定であったところを11時00分からの訪問に変更(ご本人より前日に「午前中に来客がある」とのご連絡があったため)。変更の申し出を受けた日時、変更後の時刻、ご本人の同意を得た時刻を記録し、サービス提供責任者経由で担当ケアマネジャーへ連絡いただいた。 |
| 内容をその場で変えた | 内容を変更した。 | 予定していた買い物代行について、10時05分にご本人より「今日は冷蔵庫にあるもので作ってほしい」との申し出。その場で判断せず10時10分にサービス提供責任者へ電話し、指示を受けた内容を記録したうえで調理へ変更。変更した内容・理由・同意を得た時刻を記載し、担当ケアマネジャーへ連絡いただくよう依頼した。 |
| ご家族の希望で内容が変わった | 家族の希望で変更。 | 11時00分、ご長女より「今日は掃除より洗濯を先にしてほしい」との申し出。訪問介護計画に位置付けられた範囲内であることをサービス提供責任者へ11時05分に電話で確認したうえで、洗濯を先に実施し、掃除は残りの時間で居室のみ実施。申し出の内容・確認した相手と時刻・実際に行った範囲を記録した。 |
| 2人での対応になった | 2人で対応した。 | 13時00分から14時00分まで、ヘルパー2名で対応。2名で行った理由(入浴時の浴槽の出入りに支えが必要であるため、訪問介護計画に位置付けられた内容にもとづく)と、それぞれの職員が担当した内容(1名が体幹の支持、1名が洗身と湯温の確認)を記録。開始・終了時刻は実際の時刻を記載した。 |
| 同じ日に2回訪問した | 2回訪問。 | 1回目は9時00分〜9時40分(起床介助・朝食の準備)、2回目は12時30分〜13時10分(昼食の介助・服薬の声かけ)。それぞれの開始・終了時刻と実施内容を分けて記録し、訪問と訪問の間隔(2時間50分)が分かるように記載。訪問の組み立てについてはサービス提供責任者へ確認済みである旨も記載した。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
予定になかった対応をした日(6例)
新潟市が公表した令和7年度の集団指導資料では、緊急時訪問介護加算について「要請のあった時間」を記録していなかったという指摘事例が挙げられ、記録が必要な事項として要請のあった時間・要請の内容・訪問した時間などが示されています。予定になかった訪問や対応ほど、連絡が入った時刻から順に、時系列で書くのが確実です。
| 場面 | よく見る書き方(避けたい) | そのまま貼れる書き方(事実・対応・連絡) |
|---|---|---|
| 要請を受けて訪問した | 緊急対応。 | 14時20分、ご長女より事業所へ「母が動けないと言っている」との電話(受電はサービス提供責任者)。14時25分にヘルパーへ指示があり、14時45分に訪問。ご本人は居間の床に座っておられ、意識の状態は会話が成立、体温36.8℃。15時10分まで対応し、ベッドへ戻る介助を実施。要請の時刻・要請の内容・訪問時刻・対応内容を時系列で記録した。 |
| 訪問中に体調が変わった | 急変あり。 | 10時40分、掃除中にご本人が「胸が苦しい」と話され、椅子に座って前かがみになられる。すぐに作業を中止し、10時41分に楽な姿勢をとっていただき、声かけを続けながら10時43分にサービス提供責任者へ電話報告。10時50分にご家族へ連絡。11時00分時点で「さっきより楽になった」と話される。経過を時刻とともに記録した。 |
| 救急要請をした | 救急車を呼んだ。 | 9時32分、訪問時にご本人が床に横たわり、呼びかけへの返答が普段より弱い状態であることを確認。9時33分に救急要請、9時34分にサービス提供責任者へ電話報告、9時36分にご長男へ連絡。9時48分に救急隊が到着し、状況(発見時刻・発見時の状態・確認した体温36.5℃)を口頭で伝達。10時05分に搬送されるまで同行し、経過を時刻とともに記録した。 |
| その場で事業所へ確認した | 事業所に確認した。 | 11時15分、ご本人より訪問介護計画に位置付けのない内容のご依頼があったため、その場では実施せず、11時18分にサービス提供責任者へ電話。指示を受けた内容(本日は実施せず、担当ケアマネジャーへ相談する)を記録し、ご本人へ「確認してからご返事します」とお伝えして了承を得た。 |
| ご家族が不在で判断に迷った | 家族がいなかった。 | 13時00分訪問時、いつも在宅のご家族が不在で、ご本人から「どこに行ったか分からない」との返答。予定の生活援助を実施しながら、13時10分にサービス提供責任者へ電話報告。13時35分にご家族から事業所へ「買い物に出ていた」との連絡があり、その旨を14時00分に共有された。経過を時刻とともに記録した。 |
| 設備の不具合に気づいた | 壊れていた。 | 10時20分、浴室の手すりにぐらつきがあることを確認(左右に約2cm動く)。本日は入浴を実施せず、清拭に変更してご本人の同意を得た。10時30分にサービス提供責任者へ電話報告し、担当ケアマネジャーと福祉用具の担当へ連絡いただくよう依頼。ご本人へは「直るまでは使わないでください」とお伝えし、了承を得た。 |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
公表資料から読む実施記録の落とし穴|自治体別16項目
実施記録は、書式そのものよりも「請求の根拠として説明できるか」という角度から見られます。ここでは各自治体が公表している集団指導資料・運営指導結果から、実施記録に関係する指摘を要旨で整理し、記録に残しておく内容を対照させました。指摘の文言は資料の要旨であり、当社が編集・加工したものです。
記録そのものへの指摘(8項目)
| 公表されている指摘(要旨) | 公表元 | 実施記録に残しておく内容 |
|---|---|---|
| サービス提供の記録が残されていない。記録されたサービス内容と請求内容に齟齬がある。記録に提供した具体的なサービス内容や利用者の心身の状況等の記載がなく、心身の状況の記載漏れが多い | 宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」資料1 | 提供したサービスの内容と、その日の利用者の心身の状況の両方を1回ごとに記載する。請求内容と記録を突き合わせる工程を、請求前の手順に入れる |
| サービス提供の記録の開始・終了時間に、介護サービス計画に位置付けられた標準的な時間が記載されていた。改善指示として、計画上の提供時間ではなく実際の時間を記載することが示されている | 横浜市健康福祉局介護事業指導課「令和7年度 横浜市介護サービス事業者等集団指導講習会資料(各サービス共通編)」 | 開始・終了時刻は計画の転記ではなく実測値を記載する。実績が計画と続けて離れている場合は、計画の見直しの検討経過も記録に残す |
| サービス提供の記録の作成漏れや記入誤りのある事例が認められた。記録は介護給付費の請求の根拠となるため、作成漏れや記入誤りがないよう正しく作成すること | 広島市「令和7年度運営指導の指摘事項等について」(令和7年度広島市介護サービス事業者集団指導) | 訪問日ごとに記録の有無を一覧で確認できる形にする。記入誤りは二重線と訂正者が分かる方法で直し、消して書き直した形跡が残らないようにしない |
| サービス実施時間が一律に記載されており実態が反映されていない。実施時間を変更した際に、変更した旨とその理由が記録されていない。サービス提供責任者による記録の点検が十分に行われていない | 堺市「令和8年度 介護保険施設・事業所等集団指導 居宅事業所編」 | 変更があった日は、変更した内容・理由・同意を得た時刻を記載する。サービス提供責任者が記録を点検した事実(点検日・点検者)が残る運用にする |
| 提供した具体的なサービスの内容の記録が不十分である。サービス提供時間は、居宅サービス計画等に記載された時間をそのまま記載するのではなく、実際に提供した時間(開始時間・終了時間)を記録すること | 和歌山市 令和3年度 介護保険サービス事業者集団指導資料【Ⅰ共通資料(その1)】(令和4年3月・和歌山市指導監査課) | 提供日・提供時間・具体的なサービスの内容・利用者の心身の状況を書面に記録する。保険給付の対象とそれ以外は、内容と所要時間の区分を分けて記載する |
| 訪問介護員から利用者の体調の急変等について電話で報告を受け、その電話でサービス提供責任者から指示を行っていたが、その内容に関する文書等の記録を保存していなかった | 仙台市介護事業支援課「令和6年度 運営指導方針・令和5年度 運営指導結果等【居宅サービス指導係 所管サービス】」(令和6年6月 集団指導) | 電話で受けた報告と、その場で出した指示の内容を、受電時刻・相手・内容が分かる形で文書または電磁的記録として残す |
| サービス提供時間を変更したにもかかわらず、訪問介護計画を変更していない。提供したサービスについて評価を行っていない | 宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(訪問介護に関する事項)」資料2 | 時間や内容の変更が続いている利用者について、記録から変更の経過をたどれるようにし、計画の見直しを検討した経過も残す |
| 現場の訪問介護員等の判断で、居宅サービス計画または訪問介護計画と異なるサービスを提供していた | 金沢市 令和7年度集団指導資料1(宇都宮市 令和7年度 運営指導における主な指導事例 資料2に同旨の記載) | その場で判断せず、事業所へ確認した時刻・確認した相手・受けた指示の内容を記録に残し、実施した範囲と実施しなかった範囲を分けて書く |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
時間・区分の根拠となる記録への指摘(8項目)
| 公表されている指摘(要旨) | 公表元 | 実施記録に残しておく内容 |
|---|---|---|
| 身体介護(外出介助)について、車での移動時間を除いたサービス提供時間が、計画に位置付けられた所要時間区分に届いていなかった。運転の行為は訪問介護サービスに含まれないとされている | 仙台市介護事業支援課 令和6年6月集団指導「令和6年度運営指導方針・令和5年度運営指導結果等(居宅サービス指導係所管サービス)」 | 外出を伴う訪問は、運転していた時間と介助していた時間を分けて時刻で記録する。自宅発・目的地着・目的地発・自宅着の4つの時刻を残す |
| 前回提供した訪問介護からおおむね2時間未満の間隔で訪問介護が行われた場合の所要時間を合算せず、それぞれ請求していた | 仙台市介護事業支援課 令和6年6月集団指導「令和6年度運営指導方針・令和5年度運営指導結果等(居宅サービス指導係所管サービス)」 | 同じ日に複数回訪問した場合は、1回目の終了時刻と2回目の開始時刻の両方を記録し、間隔が読み取れる形にする |
| 「身体2生活1」で算定している生活援助の時間が、訪問介護計画上15分と記載されていた | 仙台市介護事業支援課 令和6年6月集団指導「令和6年度運営指導方針・令和5年度運営指導結果等(居宅サービス指導係所管サービス)」 | 1回の訪問に身体介護と生活援助が混在する日は、それぞれに要した時間を分けて記録する。計画上の標準的な時間と実績の時間が離れていないかを確認する |
| 通院介助において、自宅から病院間の介助に要した時間と、訪問介護として認められない時間が不明確であった。診療や処置の時間、単なる待ち時間等を含めて請求していた | 大阪市「令和8年度介護事業者等集団指導資料 居宅サービス編」 | 院内での待ち時間・診療時間と、移動や介助に要した時間を分けて時刻で記録する。院内で医療機関の職員が対応された場面は、その事実も記載する |
| 通院等乗降介助は一連のサービス行為として含むものであり、それぞれの行為によって細かく区分して算定するものではないとされている | 埼玉県福祉部福祉監査課「運営指導での主な指摘事項に関するQ&A ー介護保険 居宅サービス事業所ー」(令和8年4月) | 乗降の前後に行った介助の内容と時刻を記録に残す。区分の考え方は保険者(指定権者)により運用が異なるため、事業所の判断基準を文書にして記録の書き方をそろえる |
| 初回加算について、サービス提供責任者が訪問(同行)したことをサービス提供結果記録に残すこととされている | 愛知県 福祉局福祉部 福祉総務課監査指導室「主な指摘事項(令和7年度版)」(埼玉県 令和8年4月のQ&Aに同旨の記載) | サービス提供責任者が同行した日は、同行した旨と同行者名を実施記録に明記する。訪問介護計画の作成日と同意を得た日も併せて確認できるようにする |
| 緊急時訪問介護加算について、緊急時訪問介護の提供を行ったが、その「要請のあった時間」を記録していなかった | 新潟市福祉部福祉監査課「介護サービス事業所への指導監査、加算・減算のポイント」(令和7年度 介護サービス事業所集団指導資料) | 要請のあった時刻・要請の内容・訪問した時刻・提供した内容を、時系列で1件ずつ記録に残す |
| 居宅サービス計画に生活援助中心型の訪問介護が位置付けられているが、算定理由その他やむを得ない事情の内容について記載がなかった。「介護人の介護負担の軽減のため」とのみ記載されていた事例もある | 姫路市「令和6年度以前実地指導結果(指定基準等)」/北海道後志総合振興局「実地指導における主な指摘事項について」(資料3-2) | 実施記録の側では、その日に行った家事の範囲と、ご本人・ご家族が行えなかった状況を事実として書き残す。計画側の記載は担当のケアマネジャーと確認する |
※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。
資料を並べて分かるのは、指摘の多くが「書式が違う」ではなく「その日に実際にあったことが読み取れない」という一点に集まっていることです。時刻を実測で書く、変えた日は理由を書く、確認した相手と時刻を書く——この3つだけで、公表されている指摘の大半に対応する材料が記録の側にそろいます。なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。加算や体制に関する手続きは、保険者(指定権者)および専門家にご確認ください。
よくある質問(FAQ)
訪問介護の実施記録には何を書きますか?
身体介護と生活援助で記録は変わりますか?
「特変なし」だけで済ませてよいですか?
実施記録とサービス提供記録の違いは?
実施記録のテンプレートはありますか?
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
訪問介護の実務ガイド
まとめ
訪問介護の実施記録は、提供したサービスと利用者の状態を「事実で具体的に」残すのが基本です。例文を土台にしつつ、いちばん時間のかかる記録づくりは、話すだけ→AIで整理→カイポケへ自動転記、という流れで軽くできます。記録の手間を減らし、その分を利用者と向き合う時間に——それが続けられる効率化です。
📚 記録の書き方をまとめて知りたい方へ:介護記録の書き方【業種別・例文つき総まとめ】
出典:厚生労働省ウェブサイト/公共データ利用規約(第1.0版)。本ページは上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。加算・単位数・要件は改定される場合があるため、最新の告示・通知でご確認ください。
サービス内容別|実施記録の文例(身体介護)
| 内容 | 記録の文例 |
|---|---|
| 起床介助 | 7時00分訪問。声かけにて開眼。ベッド柵を使い、見守りで端座位。ふらつきなく立ち上がられる。 |
| 就寝介助 | 20時30分訪問。更衣を一部介助し、21時に臥床。掛け物を整え、ナースコールを手元に置く。 |
| 食事介助 | 昼食を全介助。主食8割・副食7割。むせなし。所要25分。食後は座位を30分保つ。 |
| 食事の見守り | 自力摂取。途中で手が止まるため、2回声かけ。主食10割・副食8割。 |
| 水分補給 | お茶150mLを提供し、全量摂取。訪問中の合計300mL。 |
| 服薬介助 | 朝食後薬を手渡し、コップの水で内服。口腔内に残薬がないことを確認。 |
| 排泄介助(トイレ) | 9時20分、トイレへ誘導。ズボンの上げ下ろしを一部介助。普通便中等量。 |
| 排泄介助(ポータブル) | ポータブルトイレへ移乗を軽介助。排尿あり。バケツを洗浄し所定の場所へ戻す。 |
| おむつ交換 | 排尿多量。陰部を清拭し、皮膚の発赤なしを確認。新しいおむつへ交換。 |
| 入浴介助(自宅) | 湯温40度を確認。脱衣を見守り、洗身は背部を介助。浴槽の出入りを軽介助。入浴後、血圧118/70。 |
| 清拭 | 全身清拭を実施。背部に発赤なし。着替えを行い、髪を整える。 |
| 部分浴(足浴) | 足浴を10分実施。爪の周囲の汚れを除去。「気持ちよかった」と話される。 |
| 洗髪 | ベッド上で洗髪。所要20分。頭皮に傷なし。 |
| 口腔ケア | 歯ブラシを手渡すと自分で磨かれる。奥歯を仕上げ磨き。義歯を洗浄し装着。 |
| 整容 | 洗顔はタオルを渡して自分で。ひげ剃りを介助。爪の長さを確認。 |
| 更衣介助 | 上衣は自分で着られる。ズボンは座位で介助。 |
| 体位変換 | 2時間ごとに実施。仰臥位から左側臥位へ。クッションで除圧。 |
| 移乗介助 | ベッドから車いすへ。手すりを持って立ち上がり、軽介助で方向転換。 |
| 通院等乗降介助 | 9時00分自宅発、9時20分医院着。乗車と降車を介助。院内は病院職員へ引き継ぐ。 |
| 歩行介助 | 廊下を歩行器で往復20m。右膝の痛みの訴えで1回休憩。 |
| 見守り的援助(調理) | 本人と一緒に昼食を準備。米をとぐ工程は本人が行い、火の管理は職員が行う。 |
| 見守り的援助(掃除) | 一緒に居間の掃除機がけ。本人がコードを扱い、職員が家具を移動。 |
| 自立支援(着替え) | 衣類を2つ並べて選んでいただく。本人が選び、自分で着られた。 |
| 医療的ケアの見守り | 家族が実施する胃ろうの注入に立ち会い、体位を保持。 |
サービス内容別|実施記録の文例(生活援助)
| 内容 | 記録の文例 |
|---|---|
| 調理 | 昼食を調理(ご飯、みそ汁、煮物)。塩分を控えた味付け。冷蔵庫に夕食分を保管し、本人へ伝える。 |
| 配下膳 | 食事を配膳し、食後に下膳。食器を洗浄し、所定の場所へ戻す。 |
| 掃除(居間) | 掃除機がけと拭き掃除。テーブルの上を整理。 |
| 掃除(トイレ) | 便器と床を清掃。手すりを消毒。 |
| 掃除(浴室) | 浴槽と床を洗浄。滑り止めマットの状態を確認。 |
| ごみ出し | 燃えるごみを集積所へ。次回の収集日を本人へ伝える。 |
| 洗濯 | 洗濯機を回し、ベランダへ干す。前回分をたたんでタンスへ収納。 |
| 衣類の整理 | 季節の衣類を入れ替え。本人と一緒に取り出しやすい位置へ。 |
| 買い物代行 | 本人の希望を確認し、近隣の店で購入。レシートと釣銭を手渡し、確認していただく。 |
| 薬の受け取り | 処方箋を薬局へ持参し、受け取り。本人へ手渡し、内容を確認。 |
| ベッドメイク | シーツと枕カバーを交換。マットレスの汚れなし。 |
| 室温の調整 | 室温28度のため冷房を26度に設定。本人の同意を得た。 |
| 日用品の補充 | トイレットペーパーと洗剤の残量を確認。次回の購入を本人と相談。 |
| 郵便物の確認 | 郵便物を本人へ手渡す。読み上げの希望はなし。 |
記録に必ず入れる項目
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 提供日 | 年月日 |
| 開始・終了時刻 | 分単位 |
| サービス種類 | 身体介護/生活援助/通院等乗降介助 |
| 提供した職員 | 氏名 |
| 実施した内容 | 計画に沿って行ったこと |
| 利用者の状況 | その日の様子と変化 |
| 特記事項 | いつもと違ったこと |
| 計画外の対応 | 行った場合はその理由 |
| 連絡 | 家族・ケアマネジャー・主治医への連絡 |
| 利用者の確認 | 署名または確認の方法 |
| 中止・変更 | その理由 |
| 加算に関わる事項 | 2人対応、緊急対応、時間帯 |
急変・事故が起きたときの記録は緊急時・事故発生時の記録にまとめています。
作成した記録をカイポケへ渡す流れはカイポケ連携の仕組みにまとめています。
この記事の執筆・編集
介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。
