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介護職員の研修報告書(受講レポート)の書き方|10テーマ×職場別の文例145例と上長コメント・1か月後の振り返り

研修を受けたあとに提出する「研修報告書」「受講レポート」は、書き方を教わる機会がほとんどないまま、毎回「とても勉強になりました。今後は気をつけたいと思います。」の2行で出してしまいがちな書類です。上長のコメント欄も「よく書けています」で終わり、翌月には何を学んだか誰も覚えていない。これでは、研修に使った時間が現場に戻ってきません。

このページは、研修を受講した職員本人が書く報告書に絞って、欄ごとの書き方と、そのまま貼って自分の職場に合わせて言い換えられる完成文をまとめました。身体的拘束等の適正化・高齢者虐待の防止・事故防止と緊急時の対応・感染症・業務継続計画(BCP)・認知症ケア・ハラスメント・プライバシーと個人情報・看取り・腰痛予防と移乗の10テーマを、訪問・通所・施設の職場別に書き分けています。事業所として残す研修の実施記録(日時・講師・出席者名簿・理解度の確認方法など)の書き方は、職員研修の年間計画と実施記録の記事や、身体拘束・虐待防止・事故防止・感染症・BCPの各記事で扱っているので、ここでは両者の関係を1つの対照表で整理するだけにとどめます。

完成文に出てくる利用者・職員は、すべて「利用者Aさん」「職員Bさん」のような記号にしています。日付・時刻・人数は書き方の見本として入れた数字です。ご自身の研修と現場の事実に置き換えてお使いください。

研修報告書(受講レポート)の欄別の書き方|10欄の対照表と、報告書1枚の通し例

研修報告書の様式は事業所ごとに違いますが、欄の並びはおおむね共通しています。最初に、受講した職員が書く報告書と、事業所が残す研修の実施記録がどう違うのかを確かめておきます。ここを混同すると、報告書に「出席者12名」「講師の経歴」のような実施記録の中身を書き写して、肝心の「自分はどうするか」が抜けてしまいます。

受講した職員の報告書と、事業所の研修実施記録はどこが違うか

項目 研修報告書(受講レポート) 事業所の研修実施記録
書く人 研修を受講した職員本人 研修の担当者・管理者
文の主語 私(受講者) 事業所
何のために書くか 学んだことを自分の担当業務に置き換え、次にとる行動を決めるため 研修を計画どおりに実施したこと、誰が何を受けたかを残すため
中心になる欄 学んだこと・自分の現場に当てはめた気づき・明日からの行動・疑問点・上長のコメント 日時・講師・内容・使用資料・出席者・理解度の確認方法・欠席者への対応
1件の単位 受講者1人につき1枚(外部研修・動画視聴・オンラインでも同じ) 研修1回につき1件(テーマが複数なら、テーマごとに分ける)
書く時期 受講した当日から数日以内。加えて、1か月後などに実践の振り返り 研修を実施した当日
運営指導との関係 実施記録に添えて綴り、理解度や欠席者への伝達を示す材料の一つにしている事業所がある 運営指導マニュアル別添1の確認文書「研修計画、実施記録」にあたる
外部研修のとき 事業所内で研修の中身を共有できる、ほぼ唯一の記録になる 受講者・研修名・主催者・日時を研修受講の一覧に転記する

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

つまり、報告書は「研修を受けた証拠」よりも「研修を受けた結果、自分の仕事がどう変わるか」の予定表です。事業所の実施記録が「開いた」を残す書類なら、報告書は「伝わった」「現場で使った」を残す書類だと考えると、各欄に何を書けばよいかがはっきりします。

10欄それぞれに書くこと・書かないことと、欄の完成文

欄 書くこと 書かないこと 欄の完成文(例)
1 研修名 主催者が示した正式な名称。事業所内研修なら年間研修計画の名称と同じにする 「感染の研修」のような略称 感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための研修(令和8年度 第1回・事業所内)
2 日時・時間 日付・曜日・開始と終了の時刻・受講した時間 日付だけ 令和8年7月8日(水)13時30分〜14時30分(60分)
3 形式・場所 集合/オンライン同時配信/動画視聴/外部研修の別と場所 「参加した」だけ 事業所2階の相談室での集合研修。送迎担当の2名は、同じ内容の録画を7月10日に視聴
4 講師・教材 講師の役割と、使った資料の名称。資料は添付するか保管場所を書く 「資料参照」だけ 講師:感染対策の担当者(看護職員)/教材:当事業所の感染症対策の指針、嘔吐物処理の手順書(研修綴りに保管)
5 学んだこと 研修の中身を3点以内で、自分の言葉で要約する 資料の見出しの書き写し 嘔吐物は、外側から内側へ向けて静かに拭き取ると飛び散りにくいこと。処理に使う物品を1つの袋にまとめておくと、すぐに始められること。処理のあと、その場所を少なくとも10分は換気すること
6 自分の現場に当てはめた気づき 自分の担当利用者・担当業務で思い当たる場面。主語は私 他の職員への批判・一般論 送迎車の中で利用者Aさんが嘔吐したとき、私は車内に処理の物品が無く、タオルで拭いて済ませた。車内の換気もしなかった
7 明日からの行動 何を・いつから・どう確かめるか 「気をつけたい」 7月13日までに送迎車3台に処理セットを1袋ずつ積む。毎朝の車両点検表に「処理セット」の欄を足してもらうよう、生活相談員に7月9日に相談する
8 疑問点・確認したいこと 研修で解けなかった点と、誰にいつまでに確かめるか 空欄のまま提出 車内で嘔吐があったとき、他の利用者を先に降ろすか、そのまま事業所まで走るかの判断を、看護職員に7月10日までに確認したい
9 上長のコメント 行動の承認・補足・期限の確認・誰と共有するか 「よく書けています」だけ 処理セットの積み込みを了承します。車両点検表の様式変更は7月15日の職員会議で決め、全員に周知します。車内で嘔吐があった場合の判断は、看護職員の回答を受けて手順書に追記してください
10 提出・回覧 提出日・受付日・回覧した範囲・保管場所 何も書かない 提出:7月8日/受付:管理者 7月9日/回覧:送迎担当6名(7月の申し送り綴り)/保管:研修綴り 令和8年度

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

欄5〜8が報告書の本体です。欄5「学んだこと」は研修の中身、欄6「気づき」は自分の現場、欄7「明日からの行動」は自分の予定、欄8「疑問点」は解けなかった宿題、と役割を分けて書くと、同じことを言い換えて4回書く報告書になりません。

報告書1枚の通し例(訪問介護・事故発生の防止の研修を受けた介護職員)

欄 記入例(そのまま貼って言い換えられる完成文)
研修名 事故発生の防止及び発生時の対応に関する研修(令和8年度 第1回・事業所内)
日時・形式 令和8年5月20日(水)18時00分〜18時45分(45分)/事業所内での集合研修。直行直帰の登録職員4名はオンラインで同時参加
講師・教材 講師:サービス提供責任者(事故防止の担当)/教材:当事業所の事故発生時の対応手順、昨年度に提出されたヒヤリハット報告の集計表
学んだこと 昨年度に当事業所で提出されたヒヤリハット報告のうち、最も多かった場面は浴室での立ち上がりと、玄関の段差の昇り降りだったこと。報告は職員の責任を問うためのものではなく、同じ場面を次に防ぐための材料だと説明があったこと。事故が起きたときの連絡の順序が、手順書の2ページ目に書かれていること
自分の現場に当てはめた気づき 私が週2回入浴介助に入っている利用者Bさん(要介護2)の浴室は、浴槽の縁の高さが膝の上まであり、先月2回、またぐときにふらついた。どちらも転ばなかったので、私はヒヤリハット報告を出していなかった。研修の集計表を見て、同じ場面が他の職員からも3件出ていたことを知った
明日からの行動 ①5月22日の入浴介助から、浴槽をまたぐ前に手すりを握ってもらい、私が反対側の腰を支える順序に変える。②ふらつきがあった日は、その日のうちにヒヤリハット報告を出す。③Bさんの浴室にバスボードを使えないか、5月27日までにサービス提供責任者に相談する
疑問点 ヒヤリハット報告と事故報告の境目(ふらついて私が支えた場合、職員の腕にあざができた場合)がまだ分からない。事故防止の担当者に5月25日までに確認する
上長のコメント ふらつきを報告していなかったことを自分から書いてくれたので、同じ場面の報告が他にも出ていることが分かりました。バスボードの件は5月27日の担当者との打ち合わせで介護支援専門員に伝えます。境目の質問は他の職員からも出ているので、6月の研修で取り上げます
1か月後の振り返り欄 6月20日記入。5月22日以降の入浴介助8回のうち、ふらつきは1回(6月5日)で、当日中にヒヤリハット報告を出した。バスボードは6月10日から使い始め、それ以降ふらつきは出ていない
提出・回覧 提出:5月21日/受付:サービス提供責任者 5月21日/回覧:Bさんの担当職員3名/保管:研修綴り 令和8年度

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

研修テーマ別の完成文|10テーマ×訪問・通所・施設で「学んだこと・気づき・明日からの行動」(90例)

ここがこのページの本体です。テーマごとに、訪問系(訪問介護・訪問入浴など)、通所系(通所介護・通所リハビリなど)、施設・居住系(特養・老健・グループホームなど)の3つの職場で、報告書の本体3欄をそれぞれ1文ずつ書いています。1行を丸ごと使うより、自分の担当利用者・自分の職場の数字に置き換えて使ってください。同じテーマでも職場が違えば「気づき」と「行動」が変わる、というのがこの表の見どころです。

身体的拘束等の適正化の研修を受けたとき

職場 学んだこと 自分の現場に当てはめた気づき 明日からの行動
訪問 ひもや柵に限らず、本人が自分で外せない方法で動きを止めることが、身体的拘束等として検討の対象になりうると学んだ。緊急やむを得ない場合の3つの要件(切迫性・非代替性・一時性)を、誰がいつ検討したかを記録に残す考え方も知った 私が担当する利用者Aさん宅では、家族の判断で夜間にベッドの両側へ柵を4本立てている。私は「家族の方針だから」と受け止め、訪問記録に一度も書いたことがなかった 6月20日の訪問で、柵4本をいつから・誰の判断で使っているかを家族に聞き取り、聞いた言葉のまま訪問記録に書く。同日中にサービス提供責任者へ報告し、担当の介護支援専門員へ伝えるかを相談する
通所 車いすに付けるテーブルや腰ベルトも、本人が外せなければ検討の対象になりうること。「転倒予防のため」という理由だけでは、ほかに方法が無かったかの検討にならないことを学んだ 午後のレクリエーションの時間、立ち上がりが多い利用者Bさんの車いすにテーブルを付けたままにした日が、先週の5日中3日あった。付けた時刻も外した時刻も、どこにも書いていなかった 明日から、テーブルを付ける場面があれば付けた時刻・外した時刻・その間の様子を個別の経過記録に書く。来週の職員会議で、テーブル以外の方法(隣に座る職員を決める、立ち上がる理由を観察する)を2つ提案する
施設 研修では、ミトン型の手袋、つなぎ服、ベッドを柵で囲むことが事例として取り上げられた。夜間に使う場合も、時間を区切って外すことを検討し、その経過を記録に残すことを学んだ 私のユニットで経管栄養を受けている利用者Cさんは、夜間にミトンを使っている。夜勤の記録には「ミトン着用」とだけあり、外した時刻が書かれていない。家族の同意書の日付は昨年のままだった 次の夜勤(6月13日・17日)から、ミトンを外した時刻と、外していた間の手の動きを2時間ごとに記録する。同意書の日付のことは、6月14日にユニットリーダーへ報告する

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

高齢者虐待の防止の研修を受けたとき

職場 学んだこと 自分の現場に当てはめた気づき 明日からの行動
訪問 虐待は叩く・つねるといった行為だけでなく、本人のお金を本人の意思に反して使えなくすることや、必要な介護をしないことも含まれうると学んだ。気づいた職員が判断を抱え込まず、事業所の報告の順序に沿って伝えることが大切だと説明があった 利用者Dさんは「通帳を息子が持っていて、お金を持たせてもらえない」と、先月の訪問で2回話していた。私は家族の事情だと思い、記録にも書かず誰にも伝えていなかった 次にDさんが同じ話をしたら、日時と本人の言葉をそのまま訪問記録に書き、当日中にサービス提供責任者へ口頭で報告する。「虐待かどうか」の判断は書かず、聞いた事実と見た事実だけを書く
通所 虐待の手前にある「不適切なケア」(呼び方の崩れ、子ども扱いの声かけ、待たせる介助)の段階で止めることが防止につながること。職員同士で指摘し合える場を作ることが大切だと学んだ 送迎の待ち時間に、利用者Eさんを「おばあちゃん」と呼んでいる職員がいた。振り返ると、私も同じ呼び方をしたことが何度かあった 明日から、利用者は名字に「さん」を付けて呼ぶ。自分が呼び方を崩したときは、その場で言い直す。月末のチームミーティングで、呼び方について気づいたことを1件出す
施設 夜間や人の少ない時間帯には、ナースコールへの対応の遅れや、コールを手の届かない場所に置くことが起きやすいと、事例を使って学んだ。見聞きした職員が一人で抱えずに報告できる窓口が、当施設の指針に書かれていることも確認した 夜勤帯にコールを頻回に押す利用者Fさんの居室で、コールがベッドの柵の外側に掛けられているのを見たことがある。そのときは位置を戻しただけで、誰にも伝えていなかった 夜勤に入るとき、Fさんのコールが手の届く位置にあるかを確認し、夜勤記録のチェック欄に印を付ける。1週間、コールの回数と押した理由を数え、6月の虐待防止の担当者との面談で相談する

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

事故発生の防止と緊急時の対応の研修を受けたとき

職場 学んだこと 自分の現場に当てはめた気づき 明日からの行動
訪問 訪問先で利用者が倒れていたときの連絡の順序が、当事業所の緊急時対応の手順書に書かれていることを確認した。119番通報のあと、サービス提供責任者・家族・介護支援専門員へ伝える順番と、伝える内容(発見時刻・意識の有無・呼吸の様子)を練習した 私は担当する利用者Gさんの家族の連絡先を、事務所に電話しないと分からない状態だった。夕方の訪問で倒れているのを見つけたら、家族への連絡が遅れると気づいた 6月15日までに、担当の利用者5名について、家族と主治医の連絡先を事業所が決めた方法で訪問中に確認できるようにし、サービス提供責任者に確かめてもらう。研修で使った連絡の順序のカードを訪問バッグに入れる
通所 研修では送迎の乗り降りの場面を取り上げ、足が地面に着く前に手すりを握ってもらう声かけの順序を、実際の車を使って練習した 雨の日の降車のとき、私は傘をさすことを優先して、利用者Hさんの手を離したことがあった。そのときは転ばなかったので、報告を出していなかった 明日から、雨の日は傘を持つ職員と介助する職員を分ける。1人で送迎する日は、車内で傘を開いてから介助を始める。手を離しそうになった場面は、その日のうちにヒヤリハット報告を出す
施設 配薬のときに、本人の名前・日付・服薬の時間の3点を、声に出して確かめる手順を学んだ。誤薬は、利用者の状態に変化が無くても事故として報告する取扱いが、当施設の手順書にあることを確認した 朝の配薬で、私は利用者に名前を呼びかけず、薬袋の名前だけを見て渡していた。朝食の時間は席の移動が多く、席の位置で本人を判断していたこともあった 明日の早番から、薬袋の名前を読み上げて本人に呼びかけ、返事を確かめてから渡す。1週間、配薬のあとに自分で確認表へ印を付け、印が抜けた回があれば理由を書く

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

感染症の予防とまん延の防止の研修を受けたとき

職場 学んだこと 自分の現場に当てはめた気づき 明日からの行動
訪問 手指衛生のタイミング(訪問先に入る前・ケアの前と後・手袋を外したあと・退出するとき)と、訪問先で嘔吐物を処理するときの手順を学んだ 利用者宅の洗面所を借りにくく、手袋を外したあとに手指消毒をしないまま、次の掃除に移ることがあった。嘔吐物処理の物品は事務所にしか置いていなかった 明日から、手指消毒剤を訪問バッグの外ポケットに入れ、手袋を外すたびに使う。6月末までに、嘔吐物処理の物品を1袋にまとめて訪問バッグに入れる
通所 送迎のときに体温と体調の変化を確かめ、発熱や咳がある利用者を受け入れるかどうかを誰が判断するかが、当事業所の指針で決まっていることを確認した 送迎のとき家族から「朝から少し咳が出る」と聞いたのに、看護職員に伝えたのは事業所に着いてから30分たってからだった 明日から、送迎で聞いた体調の変化は、車を停めてから電話で看護職員に伝え、到着したらすぐ検温する。伝えた時刻を送迎記録に書く
施設 おむつ交換のときは1人ごとに手袋を替えて手指消毒をすること、使い終わったおむつを居室から運ぶときの袋の閉じ方を学んだ 夜間のおむつ交換で、2人続けて同じ手袋を使ったことがあった。ワゴンに積む手袋の枚数が足りず、取りに戻るのを省いていた 今夜の夜勤から、ワゴンに積む手袋を担当人数の2倍にし、1人ごとに外して手指消毒する。足りなくなった夜は枚数を夜勤記録に書き、積む枚数を見直す

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

業務継続計画(BCP)の研修を受けたとき

職場 学んだこと 自分の現場に当てはめた気づき 明日からの行動
訪問 大雨や地震で全員の訪問ができないとき、先に訪問する利用者の順番が当事業所の業務継続計画で決まっていること。その順番は、独居かどうか・服薬や食事の介助が要るかで決めていることを学んだ 私は自分の担当利用者の順番を知らなかった。担当8名のうち、独居で服薬の介助が要る利用者Iさんが上位にあることを、研修で初めて知った 6月中に、担当利用者の順番と、訪問できないときの連絡先を訪問手帳に書き写す。次の休日に、自宅から事業所まで歩いて何分かかるかを確かめ、サービス提供責任者に伝える
通所 営業を休むと決めたときに、利用者宅へ連絡する分担が連絡網で決まっていることと、送迎を中止する判断を誰がするかを学んだ 連絡網で私が受け持つ利用者は12名だが、そのうち3名は固定電話だけで、日中は家族が不在だった。朝に休業を決めても、この3名には連絡がつかない 6月20日までに、3名の家族の携帯電話の番号を生活相談員に確かめてもらい、連絡網を更新してもらう。更新した連絡網を、自分でも1回読み上げて確認する
施設 停電のとき、どの機器の電源を先に確保するか(吸引器・電動のエアマットなど)と、備蓄品の置き場所を、当施設の業務継続計画で確認した 私のユニットには電動のエアマットを使う利用者が4名いるが、停電したときの対応を知らなかった。備蓄庫の場所も、夜勤で一人のときに行けるか自信がなかった 来週の日勤で、エアマットの停電時の扱いを取扱説明書で確かめ、手順を1枚にまとめてユニットの掲示板に貼る。次の夜勤の前に、夜勤者と一緒に備蓄庫まで歩いて場所を確かめる

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

認知症ケアの研修を受けたとき

職場 学んだこと 自分の現場に当てはめた気づき 明日からの行動
訪問 繰り返される言動には本人なりの理由があり、「困った行動」として止めるより、いつ・どこで・何の前に起きるかを観察することが手がかりになると学んだ 利用者Jさんは訪問のたびに「財布がない」と言い、私は毎回一緒に探して終わりにしていた。振り返ると、その言葉が出るのは夕方の訪問だけで、午前の訪問では一度も聞いていない 2週間、「財布がない」と言った時刻と、その直前の様子(テレビ・電話・家族の出入り)を訪問記録に書く。2週間分をまとめ、サービス提供責任者と介護支援専門員に伝える
通所 帰りたいと訴える場面では、「帰りたい理由」や、その時刻に本人が以前していたことに目を向けると、声のかけ方が変わると学んだ 利用者Kさんは毎日15時ごろ玄関へ向かい、私はお茶に誘って席に戻してもらっていた。家族の話では、Kさんは長く、夕方の買い物を日課にしていたという 明日から、15時前にKさんに洗濯物たたみや翌日の買い物メモ作りをお願いしてみる。2週間、玄関へ向かった回数と、そのときの様子を記録し、次の担当者会議の前に生活相談員に渡す
施設 大きな声や介護の拒否がある場面では、本人の状態だけでなく、音・光・人の多さといった環境も一緒に観察すると学んだ 夕食のとき食堂で利用者Lさんが大きな声を出すのは、テレビの音が大きい日が多いように感じていた。ただ、記録に残したことはなかった 1週間、大きな声が出た時刻と、テレビの有無・食堂にいた人数を記録する。結果をユニット会議に出し、Lさんの席をテレビから離す案を提案する

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

ハラスメント対策の研修を受けたとき

職場 学んだこと 自分の現場に当てはめた気づき 明日からの行動
訪問 利用者や家族からの性的な言動も、職員が一人で我慢するものではなく相談してよいこと。当事業所の相談窓口が管理者と、法人の相談窓口の2つあることを確認した 利用者Mさんから、訪問のたびに手を握られることが続いていた。「高齢の方だから」と思い、誰にも話していなかった 次に同じことがあれば、その場で「手を離してください」と伝える。日時と言動を訪問記録とは別の報告書に書き、当日中にサービス提供責任者へ報告する。2人で訪問する必要があるかも相談する
通所 職員同士の言動も対象になり、指導のつもりでも、人前での強い言い方や繰り返しの否定は相手の働く環境を害しうると学んだ 先週、入職3か月の職員Bさんに、利用者のいる前で「前も言ったよね」と言ったことがあった。Bさんはそのあと、私に質問しなくなった 明日から、手順の間違いは利用者のいない場所で、何をどう直すかを1つずつ伝える。月に1回、Bさんとの面談の最後に、私の伝え方について意見を聞く時間を5分とる
施設 家族からの長い電話や大声での要求に、職員が一人で対応し続けないための分担と、記録の残し方を学んだ 夜勤中に、家族から30分を超える電話が週2回ある。私は夜勤者一人で対応し、翌朝の申し送りでも「家族から電話あり」としか伝えていなかった 今週中に、夜間の電話で答えてよい範囲と、翌日の担当者へ引き継ぐ方法をユニットリーダーと決める。決まった内容を夜勤の手順書に足してもらい、電話の時刻・長さ・要件を記録に残す

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

プライバシー保護と個人情報の取扱いの研修を受けたとき

職場 学んだこと 自分の現場に当てはめた気づき 明日からの行動
訪問 利用者の情報が入った書類や記録用の端末を、車内や訪問先に置いたまま離れないこと。端末の画面ロックの設定を、当事業所の決まりで確認した 訪問の合間に車内で記録アプリを開き、スマートフォンをダッシュボードに置いたまま車を離れたことがあった。画面ロックも5分に設定していた 明日から、車を離れるときは端末をバッグに入れて持ち出す。今日中に画面ロックを1分に変える。訪問表の紙は、使い終わったら事務所のシュレッダーにかける
通所 送迎のときの会話や連絡帳の受け渡しでも、ほかの利用者に聞こえる・見えることがあると、事例を使って学んだ 送迎車の中で、ほかの利用者がいる前で、利用者Nさんの受診結果を家族と話していた 送迎時に健康のことを話すときは、ほかの利用者を先に車内へ案内してから玄関先で話すか、到着後に電話で話す。連絡帳は封筒に入れて手渡す
施設 排泄や更衣の介助のときは、扉とカーテンを閉めてから始めること、居室に入るときに声をかけて返事を待つことを学んだ おむつ交換のときに、居室の扉を半分開けたまま始めたことがあった。廊下を通る人から見える位置だった 明日から、ケアを始める前に「扉・カーテン」と声に出して確かめる。1週間、自分の担当のケアの前に確かめられたかをメモに残し、忘れた回があれば理由を書く

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

看取り・ターミナルケアの研修を受けたとき

職場 学んだこと 自分の現場に当てはめた気づき 明日からの行動
訪問 看取り期に見られる身体の変化(呼吸のリズム、食べる量、尿の量)を観察して伝えることと、家族の不安な言葉を受け止めてチームへつなぐことを学んだ 利用者Oさん宅で、家族から「このまま家で大丈夫でしょうか」と聞かれ、答えられずに「看護師さんに聞いてください」とだけ返していた 同じことを聞かれたら、家族の言葉をそのまま記録し、当日中にサービス提供責任者を通じて訪問看護と介護支援専門員に伝える。家族には「今日中に看護師さんへ伝えます」と、誰がいつ動くかを伝える
通所 体力が落ちてきた利用者が通所を続けるとき、入浴や活動の量を本人と家族の希望に合わせて変えていくこと、その変化をチームで共有することを学んだ 利用者Pさんは最近、入浴のあとに30分ほど横になるようになった。私は「疲れたのかな」と思うだけで、記録に書いたのは1回だけだった 明日から、入浴の前後の様子(顔色・横になった時間・食事の量)を毎回記録する。2週間分をまとめて生活相談員に渡し、入浴を清拭に替えるかどうかを、家族と介護支援専門員に相談してもらう
施設 看取り期には、口腔ケアや体位変換の目的が「本人が楽に過ごせること」に変わっていくこと。家族が居室で過ごしやすい配慮も、ケアの一部だと学んだ 利用者Qさんの居室には椅子が1脚しかなく、家族が2人で面会に来たとき、1人が立ったままだった。私はそのとき気づいていなかった 今日のうちに、Qさんの居室に椅子を2脚置く。家族が来た時刻と過ごした時間、家族が話した言葉を、看取り期の経過記録に書く

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

腰痛予防と移乗介助の研修を受けたとき

職場 学んだこと 自分の現場に当てはめた気づき 明日からの行動
訪問 ベッドの高さを自分の腰の高さに合わせること、身体をひねらずに足の向きごと移動することを、実技で練習した 利用者Rさん宅のベッドは電動なのに、私は高さを変えずにおむつ交換をしていた。交換のあとで腰が張る日が、週に2〜3回あった 明日から、おむつ交換の前にベッドを自分の腰の高さまで上げ、終わったら元の高さに戻す。戻したことを訪問記録のチェック欄に書く。2週間後、腰が張った日数を数えてサービス提供責任者に報告する
通所 スライディングボードを使った車いすとベッドの間の移乗と、2人で介助するときの声のかけ方を学んだ 入浴のあとの移乗で、2人介助と決まっている利用者Sさんを、私が1人で抱えた日があった。もう1人の職員が別の利用者についていたからだった 明日から、入浴の順番表にSさんの「2人介助」を書き、2人がそろうまで移乗を始めない。来週の昼休みに15分、スライディングボードの使い方をもう1回練習する
施設 移乗用のリフトを使う利用者を決めて使うこと、使わなかった日はその理由を残すことで、使わない理由が見えてくると学んだ ユニットに床走行式のリフトがあるが、準備に時間がかかるので私は使っていなかった。対象の利用者2名を、毎回2人で抱えて移乗していた 来週から、対象の2名は日中の移乗でリフトを使う。使えなかった日は理由(準備の時間・充電切れなど)を記録する。1か月後、腰の張りと使えなかった理由をまとめてユニット会議に出す

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

悪い例/良い例|「勉強になった」で終わる報告書の書き直し15組

研修報告書が薄くなる原因は、ほとんど次の5つの型に分かれます。悪い例は実際によく見かける1行です。良い例は、そのまま貼ってから自分の研修と現場に合わせて言い換えられるように、完成文で書いています。

型 悪い例 伝わらない理由 良い例(そのまま使える完成文)
抽象的な感想 「とても勉強になりました。」 何を学んだかが1つも書かれていない ヒヤリハット報告は責任を問うためではなく、同じ場面を次に防ぐための材料だと学んだ。私は昨年、ふらつきを支えた場面を2回報告していなかった
抽象的な感想 「今後は気をつけたいと思います。」 何に、いつから、どう気をつけるかが無い 明日の早番から、配薬のときに薬袋の名前を読み上げ、本人の返事を確かめてから渡す
抽象的な感想 「利用者に寄り添ったケアをしたいです。」 どの研修を受けても書ける文で、研修の中身とつながらない 利用者Aさんが夕方に「家に帰る」と言う場面では、止める前に、その時刻に以前何をしていたかを家族に聞いてみる
他人事 「職員全体の意識を高める必要があると感じました。」 自分が何をするかが書かれていない 私自身、利用者を「おじいちゃん」と呼んだことが先週2回あった。明日から名字に「さん」を付けて呼び、崩したらその場で言い直す
他人事 「うちの事業所はできていないと思いました。」 批判で終わり、何ができていないかの事実も無い 送迎車3台のうち、嘔吐物の処理セットを積んでいる車は1台だけだった。残り2台への積み込みを、7月13日までに生活相談員に提案する
他人事 「ほかの職員にも読んでほしい内容でした。」 共有の方法も相手も決まっていない 研修資料の3ページ目(連絡の順序)を、6月の申し送り綴りに挟み、登録職員4名にはサービス提供責任者から配ってもらう
行動が測れない 「感染対策を徹底します。」 「徹底」の中身が無く、1か月後に振り返れない 手指消毒剤を訪問バッグの外ポケットに入れ、手袋を外すたびに使う。2週間、使えなかった回があれば回数と場面をメモする
行動が測れない 「報告・連絡・相談をしっかりします。」 誰に、何を、いつまでに伝えるかが無い 訪問先で家族の言動に気になる点があったときは、見た事実と時刻を記録に書き、当日17時までにサービス提供責任者へ口頭で伝える
行動が測れない 「腰痛にならないよう注意します。」 注意の方法も、確かめる方法も無い おむつ交換の前にベッドを自分の腰の高さまで上げる。2週間、交換のあとで腰が張った日を数え、研修前と比べる
資料の書き写し 「1 虐待の定義 2 虐待の種類 3 通報の義務」 資料の目次で、受講者が理解したかどうかが分からない 不適切なケアのうちに気づいて止めることが防止になると学んだ。私が気をつけたいのは、急いでいるときの声かけが命令口調になることだ
資料の書き写し 「業務継続計画の目的・基本方針・平時の対応・緊急時の対応について説明を受けた。」 見出しを並べただけで、自分の役割が書かれていない 災害時に私が受け持つ連絡網は利用者12名で、そのうち3名は日中に連絡がつかないことが分かった。家族の携帯番号の確認を6月20日までに依頼する
資料の書き写し 「講師の先生のお話が分かりやすかったです。」 研修の感想で、中身の報告になっていない 講師が示した事例のうち、夜間のコールの位置の話が自分のユニットと同じだった。次の夜勤から、コールの位置を確かめて記録に印を付ける
否定・言い訳 「人手が足りないのでできません。」 できない理由だけで、できる範囲の行動が無い 2人介助が必要な移乗は、1人のときには始めず、応援を呼ぶ。入浴の順番表に2人介助の利用者を書き、2人がそろう時間帯に入浴を組んでもらうよう相談する
否定・言い訳 「虐待はあってはならないと改めて思いました。」 決意の表明で、何を変えるかが無い 送迎の待ち時間に利用者を待たせるとき、理由と待つ時間を伝えていなかった。明日から「あと5分で出発します」のように、時間を添えて伝える
否定・言い訳 「自分はできているので、特に変えることはありません。」 できているかどうかを確かめた根拠が無い 自分では守れていると思っていたが、1週間数えたところ、ケアの前に扉を閉め忘れた回が3回あった。声に出して確かめる方法に変える

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

書き直しのこつは3つです。主語を「私」にする、担当の利用者や場面を1つだけ思い浮かべる、行動には日付か回数を入れる。この3つがそろうと、上長がコメントを書きやすくなり、1か月後の振り返りでも「やったか・やらなかったか」を事実で書けるようになります。

立場別の書き分け|新人・中堅・リーダーで報告書の深さを変える

同じ研修を受けても、入職1年目の職員と、チームをまとめるリーダーとでは、報告書に書くべき範囲が違います。新人は「自分の手順」、中堅は「自分と周りの手順」、リーダーは「チームの仕組み」まで届けば十分です。

立場ごとに、報告書のどこまで書くか

観点 新人(入職1年目まで) 中堅(2〜5年目程度) リーダー・主任
学んだことの範囲 研修で聞いた手順を、自分の言葉で1〜2点 手順に加えて、その手順の理由を1点 手順と理由に加えて、当事業所の決まりとのずれ
気づきの対象 自分が担当した1つの場面 自分の場面と、同じ利用者を担当する職員との違い チーム全体で起きている場面の数と傾向
行動の単位 自分のケアの手順を1つ変える 自分の手順を変え、同じ担当の職員に1回伝える 手順書・様式・勤務の組み方など、仕組みを1つ変える案
期限の目安 明日から/次の勤務から 1〜2週間以内 次の会議・委員会まで
確かめ方 自分でチェック表に印を付ける 印に加えて、同じ担当の職員から様子を聞く 件数・回数を研修前と比べ、会議に出す
疑問点の出し方 分からなかった用語や手順を、そのまま書く 事業所の手順書と研修の内容が違う点を書く 手順書を直すべきか、誰と決めるかを書く
上長に求めること 手順が合っているかの確認 他の職員へ広げてよいかの判断 仕組みを変える案の承認と、決める場の設定
分量の目安 本体3欄で各2〜3行 本体3欄で各3〜4行 本体3欄に、提案の欄を加えて各4〜5行

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

同じ研修を3人が書くと|通所介護・入浴介助の事故防止の研修

欄 新人の完成文 中堅の完成文 リーダーの完成文
学んだこと 浴槽に入る前に、湯の温度を自分の手と温度計の両方で確かめること。浴室から離れるときは、ほかの職員に声をかけて交代してもらうこと 湯温を2つの方法で確かめるのは、手の感覚だけだと、続けて介助しているうちに熱さに慣れてしまうからだと学んだ。浴室から離れるときの交代の声かけが、手順書に書かれていることも確認した 研修の手順では浴室から離れるときに交代の声をかけるが、当事業所の手順書には交代の相手が書かれていない。そのため、実際には「近くにいる人」に声をかけることになっていると分かった
気づき 先週、利用者Aさんの入浴中にタオルを取りに行くため、声をかけずに30秒ほど浴室を離れた 私も同じように浴室を離れたことがある。同じ時間帯に入浴を担当する職員Bさんに聞くと、Bさんも「タオルを取りに行くときは声をかけていなかった」と話していた 6月のヒヤリハット報告を見返すと、浴室で職員がいない時間があった報告が3件あり、3件とも物を取りに行った場面だった
明日からの行動 明日から、入浴介助の前にタオルと着替えを浴室の棚にそろえておく。離れるときは、隣の職員に「交代お願いします」と声をかけ、返事を聞いてから離れる 明日から、入浴の前にタオルと着替えを棚にそろえる。今週中に、Bさんと入浴前の準備物を1枚の表にまとめ、浴室の入口に貼る 次の職員会議(7月15日)で、手順書に「交代の相手は浴室の外で待機する職員」と書き足す案と、入浴前の準備物の表を棚に貼る案を出す。会議のあと1か月、浴室で職員がいない時間があった報告の件数を数える
疑問点 湯温は何度を目安にすればよいのかを、看護職員に明日確認する 利用者ごとに好みの湯温が違うとき、どこに書いておけば担当が替わっても分かるかを、生活相談員に確認したい 浴室の外で待機する職員を置くと、ほかの利用者の見守りが手薄になる時間ができる。その時間の配置を、管理者と相談して決めたい

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

上長のコメント欄の完成文|報告書の状態に合わせた10例

上長のコメントは、報告書を「読んだ印」ではなく、書かれた行動を事業所として受け止めた記録です。承認するのか、補足するのか、誰と共有するのか、いつ振り返るのかの4つのうち、少なくとも2つを入れると、次に何が起きるかが読み取れます。

報告書の状態 上長のコメント(完成文)
行動が具体的に書けている 明日からの行動3点を了承します。1点目の配薬の読み上げは、ほかの早番の職員にも同じ方法で行ってもらうよう、6月の申し送りで伝えます。1か月後の振り返り欄は7月10日までに記入してください
行動が「気をつける」だけ 気をつけたい場面を、1つだけ選んで書き直してください。たとえば「送迎の降車」なら、何を・いつから・どう確かめるかの3点を入れてください。書き直したものを6月14日までに提出してください
自分の失敗を正直に書いている 報告していなかった場面を自分から書いてくれたことで、同じ場面が他にも起きていると分かりました。今回の内容は責任を問うためではなく、手順を見直す材料として事故防止の担当者と共有します
他の職員への批判になっている 書かれている場面は大切な気づきです。報告書は自分の行動を決める書類なので、ほかの職員の言動は、この報告書ではなく虐待防止の担当者への相談として別に伝えてください。相談の方法は指針の第5条に書かれています
疑問点が書かれている 湯温の目安についての質問は、看護職員から6月12日までに回答してもらいます。回答は手順書に追記し、入浴担当の全員に回覧します
仕組みを変える提案がある 手順書に交代の相手を書き足す案は、7月15日の職員会議の議題に入れます。会議までに、案の文面を1枚にまとめて私に渡してください
新人が初めて書いた 研修の手順を自分の担当場面に置き換えて書けています。浴室の棚に準備物をそろえる方法は、先輩職員にも役立つ内容です。次の入浴介助で一度一緒に確かめましょう
外部研修の報告 外部研修で学んだ内容のうち、服薬の確認の3点は当事業所の手順書と同じでした。違っていた「記録の時刻の書き方」は、次の研修のテーマ候補として研修担当者に伝えます
欠席して録画を視聴した 録画の視聴で受講したことを確認しました。研修当日の質疑で出た「ヒヤリハットと事故の境目」の回答を添付します。読んだうえで、気づきの欄に1行書き足してください
1か月後の振り返りで未達成 リフトを使えなかった理由が「充電切れ」に集中していることが分かりました。夜勤の終わりに充電する手順をユニットの決まりに加えます。次の1か月は、この手順を加えたうえで使えた回数を数えてください

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

1か月後の振り返り(実践報告)の書き方と完成文12例

研修報告書を出して終わりにすると、「明日からの行動」がいつの間にか消えます。1か月後に同じ報告書の下の欄、または別紙に、決めた行動をやったかどうかを数で書く欄を設けると、研修が現場に残ったかを確かめられます。できなかったことを書くのは失敗の報告ではなく、手順や仕組みの側を見直す材料です。

1か月後の振り返りに置く6つの欄

欄 書くこと 記入のヒント
研修名と受講日 元の報告書と同じ研修名・受講日 元の報告書の右上に振り返りの日付を書き足すと、1枚で追える
決めた行動 元の報告書の「明日からの行動」を書き写す 書き写すことで、決めたことと実際にしたことを並べて比べられる
実施した回数・期間 何回中何回できたか、何日から続けているか 「だいたいできた」ではなく、チェック表やメモの数を書く
利用者や自分の変化 行動を変えたあとに見えた事実 変化が無かったときは「変化は見られなかった」と書く
できなかったこと・理由 できなかった回と、その理由 理由は人ではなく、時間・物・手順・配置の言葉で書く
次の1か月 続けること・変えること・やめること 次に見直す日付を入れる

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

テーマ別・職場別の1か月後の実践報告(完成文)

テーマ・職場 1か月後の実践報告(完成文)
身体的拘束等の適正化・施設 6月13日から7月12日までの夜勤8回で、利用者Cさんのミトンを外した時刻と手の動きを2時間ごとに記録した。外していた間に経管栄養のチューブに手が伸びたのは、8回中1回(6月29日の2時台)だった。記録をユニット会議に出し、日中のミトンを外す時間を延ばす検討が始まった
高齢者虐待の防止・通所 利用者を名字に「さん」を付けて呼ぶことを続け、自分が呼び方を崩したのは1か月で2回だった。2回ともその場で言い直した。月末のミーティングで呼び方の件を出したところ、ほかの職員からも2件の気づきが出て、チームで呼び方を確かめ合うことになった
事故防止・訪問 担当5名の家族と主治医の連絡先を、6月14日に訪問中に確認できるようにした。この1か月で連絡先を使う場面は無かったが、緊急時の連絡の順序のカードを訪問バッグに入れ、月初めに1回読み返した
事故防止・通所 雨の日の送迎は1か月で6日あり、傘を持つ職員と介助する職員を分けられたのは6日中4日だった。分けられなかった2日は、どちらも送迎の車が2人乗りで職員が1人だった日だった。1人送迎の日は車内で傘を開いてから介助する方法で行い、手を離す場面は無かった
感染症・訪問 手袋を外すたびに手指消毒剤を使うことを、2週間メモで数えた。使えなかったのは2週間で3回で、3回とも利用者宅での調理のあと、すぐに掃除に移った場面だった。調理と掃除の間に消毒する順序を訪問手帳に書き、次の2週間は使えなかった回は0回だった
感染症・施設 夜間のおむつ交換で、ワゴンに積む手袋を担当人数の2倍にした。1か月の夜勤7回で、手袋が足りなくなった夜は無かった。同じ手袋を2人続けて使うことは無くなった
業務継続計画・通所 連絡網の3名について、家族の携帯電話の番号を6月18日に生活相談員が確認し、連絡網が更新された。7月3日の大雨の朝、実際に休業の連絡をすることになり、12名全員に9時までに連絡がついた
認知症ケア・訪問 利用者Jさんが「財布がない」と言った時刻と直前の様子を2週間記録したところ、4回中4回が、家族からの電話を切った直後だった。記録をサービス提供責任者と介護支援専門員に渡し、家族に電話の時間帯を相談してもらうことになった
ハラスメント・訪問 研修のあと、利用者Mさんから手を握られたことが2回あった。2回ともその場で「手を離してください」と伝え、当日中にサービス提供責任者へ報告した。7月からは2人で訪問することになり、それ以降は同じことは起きていない
プライバシー・施設 ケアの前に「扉・カーテン」と声に出して確かめることを1週間メモに残した。確かめられなかったのは1週間で1回で、ナースコールで呼ばれて急いで居室に入った場面だった。急ぐ場面ほど忘れやすいと分かったので、居室の扉の内側に小さな表示を貼る案をユニットリーダーに出した
腰痛予防・施設(未達成の例) 対象の2名の移乗でリフトを使えたのは、1か月で予定の40回中22回だった。使えなかった18回のうち11回は充電切れ、7回は準備の時間がとれなかった場面だった。夜勤の終わりに充電する手順をユニットの決まりに加えてもらい、次の1か月も使えた回数を数える
看取り・訪問(場面が無かった例) この1か月、看取り期の利用者を担当する場面は無かった。研修で学んだ観察の3点(呼吸のリズム・食べる量・尿の量)を訪問手帳に書き、ほかの利用者の訪問でも、食べる量が半分以下になった日は記録に数字で書くようにした

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

運営指導で研修記録について公表されている指摘と、受講報告書の位置づけ

受講した職員の報告書そのものを、運営指導の確認文書として名指ししている資料は、手元の厚生労働省の運営指導マニュアル(別添1)や、当社が集めた自治体の公表資料では確認できませんでした。一方で、事業所の研修計画・実施記録については、別添1に確認項目があり、自治体の資料にも指摘が公表されています。報告書は、その実施記録を支える材料の一つとして位置づけると整理しやすくなります。

別添1で「研修」が出てくる主な確認項目(訪問介護の項の文言)

項目 確認項目(別添1の文言) 確認文書(別添1の文言) 受講した職員の報告書との関係
勤務体制の確保等 資質向上のために研修の機会を確保しているか 研修計画、実施記録 研修の機会を受けた本人が、何を学んだかを示す材料になる
業務継続計画の策定等 訪問介護員等に対する計画の周知、研修及び訓練を実施しているか 業務継続計画/研修及び訓練計画、実施記録 計画のうち自分の役割(連絡網・訪問の順番)を理解したかを書く欄になる
衛生管理等 感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための対策を講じているか ほか 感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための研修の記録及び訓練の記録 ほか 研修で学んだ手順を、自分の訪問でどう使うかを書く欄になる
虐待の防止 訪問介護員等に対して虐待の発生・再発防止の研修を実施しているか 研修計画、実施記録 自分の言動の振り返りと、報告の順序を理解したかを書く欄になる
勤務体制の確保等(通所介護・施設などの項) 認知症介護に係る基礎的な研修を受講させるため必要な措置を講じているか 研修計画、実施記録 外部で受講した研修の内容を、事業所内で共有する記録になる
事故発生の防止及び発生時の対応(介護老人福祉施設の項) 事故発生の防止のための委員会及び従業者に対する研修を定期的に行っているか 研修の記録 ほか ヒヤリハットの場面を自分の担当で振り返る欄になる

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

別添1は確認項目と確認文書を示したもので、研修報告書の様式や、研修の回数を定めた資料ではありません。研修の回数や記録の様式の扱いは、指定を受けた保険者(指定権者)の資料でご確認ください。

自治体が公表している研修記録の指摘と、報告書で補えるところ

公表資料 公表されている内容(要約) 受講した職員の報告書で補えるところ
松山市介護保険課「運営指導での主な指摘事項及び周知事項について」 研修を実施した際は、実施日時・参加者氏名・研修内容・使用した資料の記録や資料を残すこと。各種研修を同日に実施する場合は、それぞれの内容について行ったことが分かるよう区別して記録することが示されている 同日に2つのテーマを受けた場合、報告書もテーマごとに分けて書くと、どちらの内容を受けたかが受講者の側からも分かる
宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」 新規採用時に虐待防止のための研修を実施していない事例、研修に参加していない職員への伝達が確認できない事例が挙げられている 欠席した職員が録画や資料で受講したときも報告書を1枚書くと、伝達を受けた本人の記録として残る
大阪市「令和8年度介護事業者等集団指導資料 居宅サービス編」 研修について「研修実施状況が記録上から確認できない」「研修不参加者への対応が不明瞭」が指摘事項として挙げられている 不参加者に資料を渡したあと、本人の報告書を回収して実施記録に綴ると、対応の中身が追える
宇都宮市(同資料) 感染症の予防及びまん延防止について、研修及び訓練を実施した記録が確認できないことから指導を受けた事業所があった旨が記載されている 報告書は実施記録の代わりにはならない。実施記録を作ったうえで、受講者の報告書を添える
広島市「令和7年度運営指導の指摘事項等について」 業務継続計画について、必要な研修及び訓練を定期的に実施し、概要がわかるように明確に記録に残すことが示されている 受講者が自分の役割(連絡網・優先する利用者)を書いた報告書は、研修の中身がどこまで伝わったかを示す材料になる
名古屋市「運営指導に係る主な指摘事項(介護保険施設版)」(令和5年1月5日) ヒヤリハット報告を増やす取組例として、研修等を通じた趣旨説明(従業者の懲罰目的ではないことの説明)が示されている 報告書の「気づき」の欄に、報告していなかった場面を書いてもらうと、趣旨が伝わったかを確かめられる
熊本市「令和8年度(2026年度)熊本市介護サービス事業者集団指導 共通編」 指摘の多かった事項として、全ての従業者に対して認知症介護に係る基礎的な研修を受講させるために必要な措置を講じられていないことが挙げられている 外部で受講した職員の報告書と修了の書類を一緒に綴ると、受講の状況を一覧で追いやすい
宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(居宅介護支援・介護予防支援に関する事項)」 特定事業所加算について、個別具体的な研修の目標はあったが、計画的な予定がなかった事例が挙げられている 個別の研修計画を立てている事業所では、報告書の「明日からの行動」を次の目標づくりの材料にできる

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

表の最後の行のように、研修の計画や実施が加算の要件の一部になっている場合があります。加算や減算の扱いは、告示・基準の定めと貴事業所の状況を突き合わせて、保険者(指定権者)にご確認ください。なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。

研修に関わる減算について公表資料が挙げている点と、貴事業所の状況

項目 公表資料・基準の定め 貴事業所の状況(記入欄)
身体的拘束等の適正化の研修 熊本市の集団指導資料(共通編)は、身体拘束廃止未実施減算に係る主な指摘内容として「定期的な研修の実施がない」を挙げている 直近の実施日:  /受講者の報告書の回収: 名中 名
高齢者虐待の防止の研修 別添1(訪問介護)の確認項目に「訪問介護員等に対して虐待の発生・再発防止の研修を実施しているか」がある。熊本市の資料は、高齢者虐待防止措置未実施減算に係る指摘として「虐待の発生又はその再発を防止するため必要な措置が講じられていない」を挙げている 直近の実施日:  /新規採用者の受講日:  
感染症の予防とまん延の防止の研修 別添1の確認文書に「感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための研修の記録及び訓練の記録」がある 研修の実施日:  /訓練の実施日:  
業務継続計画の研修 別添1の確認項目に「訪問介護員等に対する計画の周知、研修及び訓練を実施しているか」がある 研修の実施日:  /計画の最終見直し日:  
認知症介護に係る基礎的な研修 別添1(通所介護・施設などの項)の確認項目に「認知症介護に係る基礎的な研修を受講させるため必要な措置を講じているか」がある 受講が必要な職員: 名/受講済み: 名

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

上の表は、公表資料と別添1の文言を並べたものです。貴事業所の研修が各基準の定めを満たしているかどうかは、この表からは判断できません。サービス種別ごとの研修の扱いと必要な回数は、指定を受けた保険者(指定権者)にご確認ください。

手元に残す研修関係の記録の一覧

記録 誰が書くか 保管場所(記入欄) 最終更新日(記入欄)
年間研修計画 研修担当者・管理者    
研修の実施記録(テーマごと) 研修担当者    
使用した資料・録画の保管先 研修担当者    
受講した職員の研修報告書 受講した職員本人(上長がコメント)    
1か月後の振り返り(実践報告) 受講した職員本人    
欠席者への伝達の記録(資料の交付日・録画の視聴日) 研修担当者と欠席した職員    
外部研修の受講一覧と修了の書類の写し 管理者    
報告書の疑問点への回答と、手順書に追記した記録 研修担当者・各テーマの担当者    

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

よくある質問

研修報告書と研修の実施記録は、1枚にまとめてもよいですか?

書く人と目的が違うので、分けておくと整理しやすくなります。実施記録は研修担当者が研修1回につき1件、報告書は受講した職員が1人1枚で書きます。報告書を実施記録に綴じて一緒に保管する方法をとる事業所もあります。様式の扱いは、指定を受けた保険者(指定権者)の資料でご確認ください。

研修報告書はどれくらいの分量を書けばよいですか?

本体の3欄(学んだこと・自分の現場に当てはめた気づき・明日からの行動)がそれぞれ2〜4行あれば足ります。長さよりも、担当の利用者や場面を1つに絞り、行動に日付か回数が入っているかが大切です。

欠席して録画や資料で受講した場合も、報告書を書きますか?

書いておくと、欠席した職員に内容が伝わったことを本人の記録として残せます。録画を視聴した日時と、研修当日の質疑の回答を読んだかどうかを添えておくと、ほかの受講者と同じ内容を受けたことが分かります。

外部研修の報告書では、何を書けばよいですか?

研修名・主催者・日時・形式に加えて、学んだことのうち当事業所の手順書と同じだった点と違っていた点を書きます。違っていた点は疑問点の欄に書き、誰にいつまでに確かめるかを添えると、事業所内の手順の見直しにつながります。

明日からの行動が思いつかないときは、どうすればよいですか?

次の勤務で担当する利用者を1人思い浮かべ、研修で聞いた手順のうち、その人のケアで使える場面を1つだけ選びます。「何を・いつから・どう確かめるか」の3点を入れれば、そのまま報告書の行動の欄になります。

出典

出典:厚生労働省ウェブサイト(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001281524.pdf)/公共データ利用規約(第1.0版)

本ページは上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。各自治体の公表資料についても同様に当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な取り扱いは保険者(指定権者)にご確認ください。

この記事の執筆・編集

介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。

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