公開:2026年11月5日/出典:社会保障審議会 介護給付費分科会(第256回・第268回)資料・分科会の開催一覧(厚生労働省)
この記事の日程は、分科会の資料に書かれた「スケジュール案」です。決まった日付ではありません。予定が変わったとき・改定案が示されたときはこの記事を更新します。
要点(3行)
- 令和8年4月27日の介護給付費分科会(第256回)に、「令和9年度介護報酬改定に向けた今後の検討の進め方について(案)」とスケジュール案が出されました。
- スケジュール案では、10〜12月頃に具体的な方向性を議論し、12月中に報酬・基準の基本的な考え方を整理・とりまとめ、令和9年1月頃に介護報酬改定案の諮問・答申、と書かれています。
- 基準は、地方自治体の条例の制定・改正に要する期間を踏まえて、先行してとりまとめを行う、とされています。
何が出たか
| 項目 | 一次資料に書かれていること |
|---|---|
| 進め方の資料 | 第256回(令和8年4月27日)資料4「令和9年度介護報酬改定に向けた今後の検討の進め方について(案)」 |
| 議論のしかた | 各サービスの論点とあわせ、分野横断的なテーマを念頭に置き議論してはどうか、と書かれている。テーマの例は「人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制の構築」「地域包括ケアシステムの深化」「介護人材確保に向けた処遇改善等と職場環境改善やケアの質の向上に向けた生産性向上等」「制度の安定性・持続可能性を確保する報酬の在り方」。「今後議論を進める中で変更することは想定される」との注あり |
| 基本的な視点(案) | 第268回(令和8年9月30日)資料1「令和9年度介護報酬改定に向けた基本的な視点(案)」。令和9年度から始まる第10期介護保険事業計画期間は、2040年を見据えた取組を本格化させていく時期である、と書かれている |
| これまでの議論の回数 | 本年4月以降、計9回にわたり分科会で各サービスや横断的課題について議論し、関係団体等と3回の意見交換会を行った(第268回 資料1) |
日程表(資料に書かれた予定)
| 時期 | 書かれていること | 出典 |
|---|---|---|
| 令和8年 4月〜夏頃 | 主な論点について議論。事業者団体等からのヒアリング | 第256回 資料4【スケジュール案】 |
| 令和8年 10〜12月頃 | 具体的な方向性について議論 | 第256回 資料4【スケジュール案】 |
| 12月中(令和8年) | 報酬・基準に関する基本的な考え方の整理・とりまとめ(基準は、地方自治体における条例の制定・改正に要する期間を踏まえて、先行してとりまとめを行う) | 第256回 資料4【スケジュール案】 |
| (12月中のとりまとめのあと) | 令和9年度政府予算編成 | 第256回 資料4【スケジュール案】 |
| 令和9年 1月頃 | 介護報酬改定案 諮問・答申 | 第256回 資料4【スケジュール案】 |
これまでに開かれた分科会(令和9年度改定に向けて)
| 回 | 開催日 | 議題(開催一覧の書き方) |
|---|---|---|
| 第256回 | 令和8年4月27日 | 令和9年度介護報酬改定に向けた今後の検討の進め方について ほか |
| 第257回〜第262回 | 令和8年5月25日〜8月5日 | 各サービス(小規模多機能型居宅介護、通所介護、訪問介護・訪問看護・居宅介護支援、介護老人福祉施設 など)、人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制の構築、地域区分 など |
| 第263回・第264回 | 令和8年8月28日・9月3日 | 介護人材の確保に向けた処遇改善等、介護現場の生産性向上等の推進、科学的介護情報システム(LIFE)など |
| 第265回〜第267回 | 令和8年9月10日・9月14日・9月16日 | 関係団体等意見交換会 |
| 第268回 | 令和8年9月30日 | 基本的な視点(案) |
| 第269回 | 令和8年10月9日 | 各サービス(定期巡回・随時対応型訪問介護看護及び夜間対応型訪問介護、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護) |
| 第270回 | 令和8年10月14日 | 各サービス(通所介護、地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護、療養通所介護、通所リハビリテーション、短期入所生活介護、短期入所療養介護) |
| 第271回 | 令和8年10月19日 | 各サービス(訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、居宅介護支援) |
| 第272回 | 令和8年10月28日 | 各サービス(特定施設入居者生活介護、登録施設介護支援)、横断的事項(地域区分)ほか |
| 第273回 | 令和8年11月2日 | 各サービス(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院) |
基本的な視点(案)の5つ
| 視点 | 第268回 資料1の見出し |
|---|---|
| 第1の視点 | 物価・賃金の上昇等への対応と処遇改善 |
| 第2の視点 | 人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制の構築 |
| 第3の視点 | 地域包括ケアシステムの深化 |
| 第4の視点 | 職場環境の改善と生産性の向上を通じたサービスの質の向上及び介護人材の確保 |
| 第5の視点 | 制度の安定性・持続可能性の確保 |
一次資料:
- 介護給付費分科会(第256回)資料4 令和9年度介護報酬改定に向けた今後の検討の進め方について(案)(PDF)
- 介護給付費分科会(第268回)資料1 令和9年度介護報酬改定に向けた基本的な視点(案)(PDF)
- 社会保障審議会(介護給付費分科会)開催一覧(厚生労働省)
事業所で確かめること
- 日程は「スケジュール案」です。実際の改定の内容と施行の日は、告示・通知が出てからご確認ください。それまでは、今の告示の定めのとおりです。
- 基準(人員・設備・運営)は、地方自治体の条例で定められます。条例の改正の案内は、指定を受けている自治体の介護保険担当の案内をご確認ください。
- 各サービスの論点は、分科会ごとの資料に載っています。貴事業所のサービスが議題になった回の資料をご確認ください。
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更新履歴:初版。とりまとめ・諮問・答申が出たときは、この記事を更新します。
この記事の執筆・編集
介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。






