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LIFE(科学的介護情報システム)とは|通所での活用と加算

LIFE(ライフ)は、介護のデータを国に提出し、フィードバックを受けてケアの質を高める仕組みです。通所介護では関連する加算もあり、関心が高まっています。

LIFEとは

LIFE(科学的介護情報システム)は、厚生労働省が運営するデータベースです。事業所が利用者の状態やケアの内容を提出すると、分析結果がフィードバックされ、それをケアの改善(PDCA)に活かします。

通所介護での関わり

通所介護では、科学的介護推進体制加算や、個別機能訓練加算・口腔・栄養の関連加算などで、LIFEへのデータ提出が関係します。算定する加算に応じて提出項目が変わります。

提出する主なデータ

  • ADL(Barthel Indexなど)
  • 口腔・栄養の状態
  • 認知機能・生活機能 など

活用のポイント

  • 提出して終わりにせず、フィードバックをケアの見直しに使う
  • 記録とデータ提出の負担を仕組みで減らす

LIFEとは何を扱う仕組みか

LIFE(科学的介護情報システム)は、事業所が入力した利用者の状態やケアの内容を蓄積し、分析結果をフィードバックとして返す仕組みです。返ってきた内容をケアの改善に活かすことまでが、関連する加算の要件に含まれます。

流れ内容
① 入力利用者の状態(ADL、栄養、口腔、認知症など)とケアの内容を登録する
② 提出定められた期限までにデータを提出する
③ フィードバック事業所単位・利用者単位の分析結果が返る
④ 活用計画の見直しや、ケアの改善に反映する
⑤ 記録活用したことを記録に残す

⚠「入力して提出したら終わり」ではありません。フィードバックの活用と、その記録が要件に含まれます。

入力でつまずくところ

  • 項目が多い——一度に全部入れようとせず、対象者と項目を絞って始めます
  • 誰が入力するか決まっていない——職種ごとに担当を分けます
  • 評価の基準が職員でばらつく——評価の方法を研修で揃えます
  • 提出期限に間に合わない——締切から逆算して入力を終える日を決めます
  • ソフトから出力できない——CSVの出力に対応しているか確認します
  • 手入力し直している——日々の記録から拾える形にします

フィードバックの使い方

  1. 事業所全体の傾向を見る(全国平均との比較)
  2. 個別の利用者の変化を見る
  3. 想定と違う結果が出た項目を探す
  4. 原因を多職種で検討する
  5. 計画に反映する
  6. 活用したことを記録に残す

関連する加算

科学的介護推進体制加算のほか、個別機能訓練加算、口腔・栄養に関する加算、褥瘡・排せつに関する加算などで、データの提出とフィードバックの活用が要件に含まれる区分があります。対象と要件は改定で変わるため、最新の告示・通知をご確認ください。

入力を回すための体制

職種担当できる項目
介護職員ADL、日常生活の様子
看護職員医療的な状態、褥瘡、服薬
機能訓練指導員機能訓練の内容と評価
管理栄養士栄養、体重、食事
歯科衛生士等口腔の状態
介護支援専門員全体の取りまとめ、計画への反映

1人が全部入力しようとすると回りません。職種ごとに担当を分け、期限を決めるのが現実的です。

実務で迷いやすいところ

よくある疑問考え方
全利用者分が必要か加算の区分によります。対象と範囲を通知で確認します
提出が遅れたら取り扱いを保険者に確認します。期限管理を仕組みにします
フィードバックが返ってこない提出の状況を確認します。反映に時間がかかることがあります
分析結果をどう使うか全国平均との差が出た項目を、多職種で検討します
ソフトが対応していないCSVの出力に対応しているかを確認します。対応時期をベンダーに聞きます

LIFEを負担にしないための考え方

  1. 対象を絞って始める——加算の対象となる利用者から
  2. 日々の記録から拾える形にする——別途入力しない
  3. 職種で分担する——1人に集中させない
  4. 提出日を決める——締切から逆算した内部の締めを設ける
  5. フィードバックを見る場を作る——会議の議題に入れる

データが返ってきたら見るところ

  • 全国平均と差が大きい項目
  • 前回と変化した項目
  • 想定と違う結果が出た項目
  • 個別の利用者で、悪化の傾向がある項目
  • 改善が見られた項目(何が効いたかを確認します)

科学的介護という考え方

「科学的介護」は、経験や勘だけに頼らず、記録されたデータをもとにケアを組み立てるという考え方です。個々の職員の熟練に依存した支援は、その人が異動・退職すると失われます。

  • 何をしたら、どう変わったかを記録に残す
  • 記録を集計し、傾向を見る
  • 他事業所・全国平均と比べる
  • 結果を計画に反映する
  • 反映した結果をまた記録する

この循環を回す仕組みがLIFEです。データを出すこと自体が目的ではありません。

始めるときの最初の一歩

  1. 対象となる加算と、必要な項目を確認する
  2. 使っているソフトがCSV出力に対応しているか確認する
  3. 職種ごとに入力の担当を決める
  4. 対象者を絞って1か月試す
  5. 提出し、フィードバックを確認する

科学的介護推進体制加算(LIFE)|告示の定めと、貴事業所の状況

左に告示・通知の定め、右に貴事業所の状況を書き込む形にしています。算定の可否を判定するものではありません。要件・運用は保険者により異なりますので、最新の告示・通知および保険者の取り扱いをご確認ください。

告示・通知の定め貴事業所の状況(記入欄)裏づけになる書類
利用者ごとの心身の状況等に係る基本的な情報を、厚生労働省へ提出すること提出月:  /対象者: 名提出データの控え
必要に応じて、サービス計画の見直し等、サービスの提供に当たって当該情報その他サービスを適切かつ有効に提供するために必要な情報を活用していること活用の内容:  計画の見直し記録・会議録
提出の頻度は、算定を開始する月と、その後は定められた間隔によること直近の提出:  /次回の提出:  提出履歴
サービスの利用を終了する場合は、終了時の情報を提出すること終了者の提出:済/未提出データの控え
提出した情報のフィードバックを、事業所単位・利用者単位で活用することフィードバックの確認日:  フィードバック票
入力する項目は、様式に定められた範囲によること未入力項目の有無:  入力チェックの記録
個人情報の取り扱いについて、利用者の同意を得ること同意日:  同意書
多職種で情報を共有し、計画へ反映する体制があること共有の場:  /頻度:  会議録

科学的介護推進体制加算(LIFE)|記録に残すこと

体制が整っていても、記録がなければ説明できません。以下は記載のイメージを示す(例)です。

場面残す記録記載例
提出したとき提出日・対象者数・提出した項目◯月◯日、対象者◯名分を提出。ADL・栄養・口腔・認知の各項目を入力
フィードバックを受けたとき受領日・確認した内容・気づいた点◯月◯日受領。事業所平均と全国平均を比較し、栄養項目に差があることを確認
計画に反映したときどの情報を、計画のどこへ反映したか栄養のフィードバックを受け、通所介護計画の食事に関する目標を見直した
多職種で共有したとき日時・出席者・共有した内容・決めたこと◯月◯日、機能訓練指導員・生活相談員・看護職員で共有。個別機能訓練の内容を調整
入力を確認したとき未入力の有無・確認者提出前に未入力項目がないことを管理者が確認した
同意を得たとき説明日・同意日・説明した内容利用開始時に、情報の提出と活用について説明し、同意書に署名をいただいた
利用が終了したとき終了日・終了時の情報の提出日◯月◯日利用終了。◯月◯日に終了時の情報を提出した

科学的介護推進体制加算(LIFE)|よくある誤りと直し方

よくある誤りなぜ問題か直し方
提出しているが、計画に活用していない情報の活用が要件に含まれているフィードバックを見て、計画のどこを見直したかを記録する
提出の間隔が空いている定められた頻度を満たさない提出の時期を年間予定に組み込む
未入力の項目が多い様式に定められた範囲での入力が求められる提出前のチェックを手順化する
終了時の情報を提出していない要件を欠く利用終了の手続きに、提出を組み込む
同意を得た記録がない個人情報の取り扱いを示せない同意書を保管し、説明日を記録する
担当者だけで完結している多職種での活用が前提となっている共有の場を定例化し、会議録を残す

他の加算は介護保険の加算・減算まとめ、運営指導で確認される書類は監査対策ナビで確認できます。

LIFE活用の進め方(PDCA)

  • Plan……アセスメントをもとに計画を立てる
  • Do……ケアを実施し、状態を記録する
  • Check……LIFEのフィードバックで結果を確認する
  • Act……計画を見直し、次のケアに反映する

入力が止まる場面|起きる理由と、先に決めておくこと(36場面)

LIFEの運用が止まるのは、多くの場合「制度が分からないから」ではなく、事業所の中で決まっていないことが残っているからです。誰が入力するか、いつ見るか、拾えなかったときにどうするか——決まっていないことは、忙しい月に必ず後回しになります。ここでは止まりやすい場面を36に分け、起きる理由/先に決めておくこと(記入欄)/記録に残すことの形で並べました。左から順に読むのではなく、自事業所で思い当たる行だけを埋めて使うことを想定しています。なお、提出の頻度・期日・様式に定められた項目は改定や保険者の取り扱いにより異なりますので、最新の告示・通知および保険者(指定権者)にご確認ください。

準備と体制のところで止まる(12場面)

止まる場面なぜ起きるか先に決めておくこと(記入欄)記録に残すこと
誰が入力するか決まっていない「気づいた人がやる」まま始めたため、忙しい月に誰も手をつけない項目ごとの入力担当:(  )/代わりの人:(  )担当を決めた日と、決めた場(会議録)
担当は決めたが、いつやるかが決まっていない締切だけが共有され、作業する時間が業務の予定に入っていない入力にあてる曜日:(  )/時間帯:(  )予定表に入力の時間を入れた記録
評価する人と入力する人が別で、伝言になっている観察した職員が端末を触れず、口頭で伝えて入力係が打ち込んでいる観察した人が自分で入力するか、用紙を経由するか:(  )観察者名と入力者名の両方が分かる記録
対象になる利用者の名簿がない契約・利用終了のたびに名簿を直す担当が決まっていない名簿の更新担当:(  )/更新のきっかけ:(  )名簿の更新日と更新者
新しく利用が始まった方が名簿に載らない契約の手続きと、入力の準備が別々の流れになっている契約手続きの中に名簿への追加を組み込むか:(  )契約日と、名簿に追加した日
利用が終わった方の扱いが決まっていない終了の連絡が、入力を担当する職員まで届いていない終了の連絡先:(  )/連絡の方法:(  )終了日と、終了に伴う手続きを行った日
同意の説明を誰がするか決まっていない契約の説明担当と、情報の取り扱いを説明する担当が分かれている説明する職種:(  )/説明に使う書面:(  )説明日・同意日・説明した人
説明はしたが、説明した中身が残っていない口頭で説明し、書面には署名欄しか残っていない説明する文言の定型を用意するか:(  )説明した内容が分かる控え
端末が足りず、順番待ちになる事務室の1台に入力が集中している入力に使う端末の台数:(  )/置き場所:(  )端末の割り当てを決めた記録
通信が不安定な時間帯がある送迎・入浴と重なる時間帯に回線が混み合う入力を避ける時間帯:(  )/つながらないときの連絡先:(  )つながらなかった日時と、その日の対応
使っているソフトから出せるのか分からない導入のときに確認しておらず、担当者も代わっている出力に対応しているか:(  )/確認した日:(  )確認先へ問い合わせた日と、回答の控え
情報の取り扱いの手順が職員に伝わっていない手順書はあるが、読み合わせをしていない読み合わせの時期:(  )/参加する職員の範囲:(  )研修の実施日・参加者・扱った内容

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

評価と入力のところで止まる(12場面)

止まる場面なぜ起きるか先に決めておくこと(記入欄)記録に残すこと
職員によって書く内容が変わる見ている場面(入浴のときか、送迎のときか)が人によって違う観察に使う場面:(  )/時間帯:(  )どの場面を見て記載したかを書いた一文
前回の内容をそのまま写している前回の内容が先に目に入り、変化がなければ確かめずに確定してしまう先に今回を書くか、前回を見てから書くか:(  )今回観察した日と、根拠になった場面
利用回数が少ない方の様子が分からない月に1〜2回の利用では、観察できる場面がそもそも少ない利用が少ない方の進め方:(  )/聞き取り先:(  )観察できた日と、家族・他事業所から伺った内容
期間の途中で状態が大きく変わった入院・体調不良・用具の変更などが重なった状態が動いたときの扱い:(  )/相談する先:(  )変化が起きた日と、どの時点の様子で記載したか
「できること」と「していること」が混ざる能力を見るのか、実際の行いを見るのかが職員間で共有されていない様式と手引きのどちらの説明に従うかを確認する担当:(  )迷った項目と、確認した先・確認した日
家族の話と現場の観察が食い違う自宅で行っていることと、通所先で行っていることが違う食い違ったときにどう書くか:(  )双方の内容と、そう書いた理由
空欄のまま締切が近づく途中の進み具合を誰も見ていない途中を確認する日:(  )/確認する人:(  )確認した日と、そのときの未記載の件数
特定の職種の欄が毎回空くその職種が非常勤で、出勤日と締切がかみ合っていない非常勤職員の入力日:(  )/代わりに入力する人:(  )代わりに入力した場合の入力者名
担当が代わって、やり方が引き継がれていない手順が個人のメモにしかなく、共有の場所に置かれていない手順書の置き場:(  )/引き継ぎで渡すもの:(  )引き継いだ日と、引き継いだ内容
日々の記録から値が拾えない記録が自由記述だけで、どこから拾うかが決まっていないどの記録の、どの欄から拾うか:(  )拾い元を決めた日と、対応表の版
現場の言い回しと様式の言葉が違う「見守り」「一部介助」などの使い方が職員ごとに違う言い換えの対応表を作るか:(  )/作る担当:(  )対応表の作成日と、改訂した日
入力した内容を誰も見返していない入力が「提出のための作業」になっている見返す人:(  )/見返す時期:(  )見返した日と、そこで気づいた点

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

提出したあと、活用のところで止まる(12場面)

止まる場面なぜ起きるか先に決めておくこと(記入欄)記録に残すこと
提出したかどうかが後から分からない控えを残していない、または人ごとに残し方が違う控えの残し方:(  )/置き場:(  )提出した日と対象者数が分かる控え
提出できない事情が起きた通信やシステムの不具合が重なった提出できなかったときの記録の残し方:(  )/相談先:(  )起きた日時・事情・その後どうしたか
返ってきた内容を開いていない開く人と時期が決まっていない確認する人:(  )/確認する時期:(  )確認した日と、確認した人
開いたが、そこで止まっている読んだあとに何をするかが決まっていない読んだあとに開く場:(  )/招集する人:(  )検討した場の記録(会議録)
会議で話したが記録がない口頭で共有して終わっている会議録の様式:(  )/保管場所:(  )日時・出席者・話した内容・決めたこと
計画に反映したかが分からない計画を直した理由が書かれていない計画に反映したときの書き方:(  )何を受けて、どの欄を見直したか
一部の職員しか知らない会議に出られない職員へ届ける手段がない欠席者への共有方法:(  )/期限:(  )共有した日と、その方法
利用者・ご家族への説明ができていない説明する場面が決まっていない説明する時期:(  )/担当:(  )説明した日と、説明した内容
前回の検討と今回がつながらない前回決めたことのその後を見ていない前回の宿題を確認する順番:(  )前回決めたことと、その後どうなったか
書類がばらばらの場所にある控え・会議録・計画が別々の場所に置かれているまとめて置く場所:(  )/整理する担当:(  )保管場所を決めた記録
誰が最後に確かめるか決まっていない管理者が見る前提だが、手順に書かれていない最後に確かめる人:(  )/確かめる時期:(  )確認した人の署名または確認の記録
続けるうちに形だけになる運用そのものを見直す時期を決めていない運用を見直す時期:(  )/見直す担当:(  )見直した日と、変えたところ

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

職員によって内容が変わる|観察をそろえる8点と、そのまま言える確認の言い方(32例)

同じ利用者を別の職員が見ると、書かれる内容が変わります。これは職員の質の問題ではなく、「どの場面を、いつ、誰が見るか」が決まっていないだけのことが少なくありません。評価の基準そのものは様式と手引きに定められていますので、ここでは基準には触れず、基準を当てはめる前提をそろえるところだけを扱います。判断に迷う内容や、医療に関わる判断は事業所の中で決めず、しかるべき先へ確認してください。

観察の前にそろえておく8点

そろえる観点そろっていないと起きること事業所で決めること(記入欄)
誰が見るかその月に手が空いていた職員が書き、月ごとに書き手が変わる項目ごとの観察担当:(  )/代わりの人:(  )
いつ見るか締切の直前に思い出しながら書くことになる観察する時期:(  )/記載する日:(  )
どの場面を見るか入浴の場面を見た職員と、送迎の場面を見た職員で内容が変わる観察に使う場面:(  )/時間帯:(  )
何を根拠にするか「たぶんこうだった」という記憶で書かれる根拠にする記録:(  )/聞き取り先:(  )
どこまでを1回の観察とするか1日だけの様子と、1か月の様子が混ざる観察の範囲:(  )
迷ったとき誰に相談するか迷ったまま自己流で確定してしまう相談先(事業所内):(  )/事業所外:(  )
どこに根拠を残すか後から「なぜそう書いたか」を説明できない根拠を書く欄:(  )
基準そのものの確認先職員ごとに解釈が広がる様式と手引きの版:(  )/確認した日:(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

場面別|そのまま言える確認の言い方と、残す一文(32例)

場面そのまま言える一言記録に残す一文
観察の前に担当を確かめる「今月の◯◯様は私が見ます。入浴の時間帯を見ますので、そこは私が入ります。」◯月◯日、入浴時(14時〜14時30分)の様子をもとに記載。担当は介護職員◯◯。
見る場面を先に決める「送迎のときではなく、昼食の場面を見て書くことにしましょう。」昼食時(12時〜12時40分)の様子をもとに記載。
前回を見る前に自分で書く「先に今日の様子を書いてから、前の月の記載と見比べます。」◯月◯日の観察をもとに記載したうえで、前月の記載と照合した。
前回と同じに見えるとき「前と同じに見えますが、今日どこを見てそう思ったかも一緒に書いておきます。」前月と同様の様子。昼食時、箸で主菜を自力で口へ運ぶのを確認した。
変化があったとき「先週から変わったところがあるので、いつからそうなったかを確かめてから書きます。」◯月◯日ごろから、立ち上がりの際に手すりを使う場面が増えた。
利用回数が少ない方「◯◯様は月2回のご利用なので、利用日の様子と、ご家族から伺った内容を分けて書きます。」◯月◯日の利用時の観察に基づく。加えて同日、ご家族から自宅での様子を聴取した。
家族から聞き取るとき「ご自宅での様子を教えてください。朝の着替えは、どこまでご自身でされていますか。」ご家族(長女)より聴取。自宅では上衣は自力、ズボンは手を添えているとのこと。
他事業所から情報をもらうとき「訪問の職員さんに、ご自宅の中での移動の様子を伺ってから書きます。」◯月◯日、訪問介護事業所より自宅内の移動状況について情報提供を受けた。
「できる」と「している」に迷うとき「できるかどうかと、実際にしているかどうかで書く欄が変わります。様式の説明を一緒に見ましょう。」様式および手引きの説明に沿って記載。迷った点は◯月◯日に管理者へ確認した。
職員で見立てが分かれたとき「私は見守りで足りると見ましたが、◯◯さんは支えが要ると見ています。両方の場面を書き出してから決めましょう。」複数職員の観察内容を突き合わせ、◯月◯日の職員会議で記載内容を確認した。
体調が悪い日に当たったとき「今日は発熱でいつもと違うので、通常の日の様子を別に確かめてから書きます。」◯月◯日は発熱のため通常と異なる。◯月◯日の様子をもとに記載。
入院から戻ったとき「入院前と様子が変わっていますので、退院後の様子で書き直します。」◯月◯日退院。退院後(◯月◯日)の観察をもとに記載。入院前の記載は◯月◯日分。
福祉用具が変わったとき「歩行器を変えてから歩き方が変わっているので、いつからかを入れて書きます。」◯月◯日より歩行器を変更。変更後の歩行の様子を記載。
服薬の内容が変わったと聞いたとき「お薬が変わったと伺いましたので、いつからかを記録に入れておきます。」ご家族より、◯月◯日から内服内容が変わったとの情報。以後の様子を継続して観察する。
本人の話と観察が違うとき「ご本人はご自分でできるとおっしゃっていますが、今日見た様子も一緒に書いておきます。」本人は自力で可能との発言。観察では、立ち上がりの際に机に手をついていた。
曜日で様子が違うとき「月曜と金曜で様子が違うので、どちらの日を見て書いたかを入れます。」金曜利用時の様子をもとに記載。月曜利用時は疲労の訴えが多い傾向がある。
午前と午後で違うとき「午後は疲れが出ますので、午前の様子として書きます。」午前(10時〜11時)の様子をもとに記載。
観察する時間が取れないとき「今日は時間が取れないので、明日の10時に見る時間を取ります。」◯月◯日10時、観察の時間を確保して実施した。
担当が休みのとき「担当が休みなので、私が代わりに見ます。見た人の名前を入れておきます。」担当◯◯不在のため、◯◯が観察および記載を行った。
新任職員が書くとき「初めての方は、まず一緒に見て、書いたものを見せてください。」◯月◯日、◯◯(新任)が記載。◯◯(管理者)が内容を確認した。
迷った項目があるとき「この項目は迷ったので、印をつけて相談してから確定します。」◯の項目について判断に迷い、◯月◯日に◯◯へ相談のうえ記載した。
相談しても決まらないとき「事業所では決められない内容ですので、保険者へ確認してから書きます。」◯月◯日、保険者へ照会。回答を受けて◯月◯日に記載した。
日々の記録から拾うとき「どこから拾ったかを、あとで見た人が分かるようにしておきます。」◯月◯日の介護記録(昼食欄)より転記した。
拾えなかったとき「その日の記録に書かれていないので、書いた職員に確認します。」記録に記載がなく、担当職員へ確認のうえ記載した(確認日◯月◯日)。
同意の内容を確かめるとき「情報の取り扱いについて、以前ご説明した内容から変わりはありませんか。」◯月◯日、情報の取り扱いについて改めて説明し、変更のない旨を確認した。
空欄を見つけたとき「◯◯様の◯の欄が空いていますので、誰が見るかを決めましょう。」◯月◯日、未記載◯件を確認。担当を割り振り、◯月◯日に記載を完了した。
締切前に進み具合を確かめるとき「今の時点で残っているのは◯件です。今日どこまで進めるかを決めます。」◯月◯日時点で未記載◯件。完了予定日を定め、管理者が確認した。
控えを残すとき「送ったら控えを◯◯に置いてください。日付が分かる形でお願いします。」◯月◯日、対象◯名分を送信。控えを◯◯に保管した。
送れなかったとき「今日は送れませんでしたので、いつ・何が起きたかを記録に残します。」◯月◯日◯時、通信不良により送信できず。◯月◯日に再度実施した。
前の月と見比べるとき「前の月と比べて気になったところを、会議までに書き出しておいてください。」◯月分と◯月分を見比べ、気になった点◯件を整理した(作成者◯◯)。
書いた内容を直すとき「一度書いたものでも、あとで気づいたら直します。直した理由も残してください。」◯月◯日、◯の欄を修正。理由は、記載時点の内容と観察結果に相違があったため。
担当を引き継ぐとき「担当が代わりますので、これまでどの場面を見てきたかを申し送ります。」◯月◯日、担当交代。観察する場面と時間帯を申し送り、記録に残した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

迷ったとき、どこまでを事業所で決めるか(10類型)

迷いの種類事業所の中で決めてよいこと事業所の中では決めないこと確認する先(記入欄)
観察する場面が定まらないどの時間帯・どの場面を見るかを事業所の運用として決める——
職員で見立てが分かれる両方の観察内容を書き出し、確認する場を持つ——
様式の欄の意味が読み取れない手引きの該当箇所を全員で読み合わせる読み取れないまま独自の解釈を決めること(  )
提出の頻度や時期の扱い内部の締めをいつにするかを決める告示・通知の定めそのものの解釈を独自に決めること保険者(  )
体調の変化があったときの扱いいつの様子で書いたかを明記する運用を決める—(  )
医療に関わる判断が絡む気づいた内容を記録し、相談する内容として整理する医学的な判断そのもの主治医(  )
栄養・口腔の専門的な判断が絡む観察した事実を記録する専門職の判断に代わる評価を職員だけで決めること管理栄養士・歯科専門職(  )
加算の要件に関わる読み方要件を確認する担当と時期を決める要件に当てはまるかどうかを事業所だけで結論づけること保険者(  )
届出の書類に関わる必要な書類を集めて整える—保険者(  )
個人情報の取り扱いに関わる説明の文言と保管の方法を決める同意を得ずに範囲を広げること(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。

返ってきた内容を開く場|会の持ち方と、そのまま言える発言例(24例)

返ってきた内容は、開いた人が1人で抱えると止まります。数字の良し悪しを決める場ではなく、「気になったところを出し合い、次の一か月で何を変えるかを1つ決める場」として持つほうが続きます。ここでは読み方の当否ではなく、会の段取りと、その場でそのまま言える言葉を並べました。数値の意味づけや医療に関わる判断は、この場では確定させず、しかるべき先へ相談する内容として整理してください。

開く前に決めておくこと(8点)

決めること決めていないと起きること記入欄
誰が開くか届いていることに誰も気づかない担当:(  )
いつ開くか忙しい時期に重なり、翌月へ持ち越される時期:(  )
誰と読むか1人で読み、事業所の中に共有されない参加する職種:(  )
どれくらいの時間を取るか他の議題に押されて数分で終わる所要時間:(  )
その場で決めることの数話は広がるが、何も決まらない決める件数:(  )
決まらなかったときの扱い宙に浮いたまま次回も同じ話になる持ち越しの扱い:(  )
会議録を誰が作るか話した内容が残らない作成者:(  )/期限:(  )
出られない職員への共有知っている職員と知らない職員に分かれる共有の方法:(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

読む順番と、その段階でしないこと(6段階)

順番見るところこの段階ではしないこと
1全体をひととおり見る細かいところで立ち止まる
2気になったところに印をつけるその場で理由を決めつける
3現場で感じていることと照らす感じ方が違う職員の発言を打ち消す
4元になった記録に戻る記録を確かめずに結論を出す
5個別の利用者について、期間の中の出来事を並べる出来事の因果を断定する
6次の一か月ですることを決める一度に多くを決めて実行できなくする

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

会の中でそのまま言える発言例(24例)

場面そのまま言える発言次にすること
会の初めに目的を確認する「今日は返ってきた内容を全員で見て、次の一か月で変えることを1つ決める場にします。」決める件数を先に1〜2件と伝える
読み方の前提を共有する「数字の良し悪しをこの場で決めるのではなく、気になったところを出し合うのが目的です。」出た意見を書き出す
全体をひととおり見る「まず全体をひととおり見ます。細かいところは後で戻りましょう。」気になった箇所に印をつける
気になった箇所を出す「気になったところがあれば、理由は後でよいので先に挙げてください。」挙がった箇所を一覧にする
現場の実感と照らす「この内容は、現場で感じていることと合っていますか。合っていないのはどこですか。」合わない箇所を別に分ける
合わないときの扱い「実感と合わないところは、記録の書き方が関わっていないかを先に見ます。」元になった記録を確かめる
記録の書き方を確かめる「この項目は、誰がどの場面を見て書いていましたか。」観察する場面をそろえ直す
個別の利用者を見るとき「◯◯様について、この一か月で何が変わったかを、記録から確かめましょう。」該当期間の記録を持ち寄る
変化のきっかけを探すとき「きっかけになりそうな出来事はありましたか。入院、用具の変更、ご家族の状況などです。」出来事を日付順に並べる
良い方向の変化があったとき「うまくいっているように見える方について、何を続けていたのかを言葉にしておきましょう。」続ける取り組みを記録に残す
判断を急がないとき「この場では結論を出さず、次回までに確かめることとして持ち帰ります。」確かめる人と期限を決める
材料が足りないとき「判断する材料が足りませんので、何を集めるかを決めます。」集める情報と担当を決める
医療の判断が関わるとき「これは医療の判断が関わりますので、主治医に相談する内容として整理します。」相談する内容を書面にする
他職種に尋ねるとき「機能訓練指導員から見て、この一か月で気づいたことはありますか。」発言を会議録に残す
欠席者がいるとき「今日は◯◯が休みですので、後で内容を共有して意見をもらいます。」共有した日を記録する
意見が分かれたとき「見方が分かれましたので、どちらも記録に残したうえで、次回に確かめます。」双方の意見を会議録に残す
計画につなげるとき「今日出た内容のうち、計画に書き足すのはどれかを決めます。」見直す計画の該当欄を特定する
計画を変えないと決めたとき「今回は計画を変えず、様子を見ることにします。その判断も残します。」判断の理由を記録する
利用者・ご家族へ伝えるとき「この内容は、次の面談のときにご家族へお伝えする形にまとめます。」伝える内容と担当を決める
次回までの宿題を確かめる「次回までにすることを、担当と期限をつけて読み上げます。」宿題を一覧にする
前回の宿題を振り返る「前回決めたことが、その後どうなったかから始めます。」前回分の結果を記録する
決めたことを確かめる「今日決めたのはこの2つです。相違ないでしょうか。」決定事項を会議録に確定させる
記録の担当を決める「今日の会議録は◯◯が作り、◯日までに全員が見られる場所に置きます。」保管場所を伝える
次の開催を決める「次に開くのは◯月の◯曜日にします。予定に入れてください。」予定表へ登録する

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

読んだことを、どう記録に残すか(8場面・記載例つき)

場面残す項目記載例
届いた内容を開いたとき開いた日・開いた人・対象の期間◯月◯日、管理者◯◯が◯月分の内容を確認した。
会を開いたとき日時・出席者・扱った内容◯月◯日15時〜15時40分、生活相談員・看護職員・機能訓練指導員・介護職員の計5名で検討した。
気になった点を挙げたとき挙がった点・挙げた人栄養に関する項目について、現場の実感と合わない旨の意見が看護職員より挙がった。
元の記録に戻ったとき確かめた記録の種類・期間◯月◯日から◯月◯日までの介護記録(食事欄)を確認した。
取り組みを決めたとき決めたこと・担当・いつまでに昼食時の摂取の様子を全員が同じ欄に書くこととし、◯◯が様式を用意する。
計画へ反映したとき何を受けて、どの欄をどう直したか上記の検討を受け、通所介護計画の食事に関する目標欄を◯月◯日に見直した。
見直さないと決めたとき判断・理由・次に確かめる時期今回は計画の変更を行わず、◯月の検討まで様子を見ることとした。理由は◯◯のため。
欠席者へ共有したとき共有した日・方法・相手◯月◯日、欠席した職員2名へ会議録を回覧し、確認の署名を得た。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

止まらずに回す型|役割・年間・月内・確認・保管の記入欄つき一覧

職種で分けるだけでは回りません。実際に必要なのは「その仕事を誰が持っているか」という役割の割り当てと、いつやるかを事業所の予定に載せることです。期日や頻度は告示・通知の定めと保険者の取り扱いによりますので、ここでは日付を書かず、すべて記入欄にしています。自事業所の締めを書き込んでお使いください。

役割の割り当て(10の役割)

役割担うこと担当(記入欄)代わりの人(記入欄)
全体の取りまとめ役進み具合を見て、詰まっているところに手を打つ(  )(  )
名簿を持つ人対象になる方の一覧を最新に保つ(  )(  )
観察を割り振る人誰がどの場面を見るかを決めて伝える(  )(  )
入力の進み具合を見る人途中で空欄を洗い出し、担当へ戻す(  )(  )
控えを残す人送った日と対象者が分かる形で保管する(  )(  )
返ってきた内容を開く人届いていることに気づき、会の材料に整える(  )(  )
会を招集する人日時を決め、参加する職種へ声をかける(  )(  )
会議録を作る人日時・出席者・決めたことを残す(  )(  )
計画へ反映する人決めたことを計画のどの欄に書くかを決める(  )(  )
運用を見直す人手順そのものを定期的に見直す(  )(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

年の中でやること(8項目)

時期の考え方やることいつ(記入欄)担当(記入欄)
年度の始めに役割の割り当てを見直し、代わりの人まで決める(  )(  )
年度の始めに手順書と対応表の版を確かめ、古い版を回収する(  )(  )
年度の始めに様式と手引きの最新の版を確認する(  )(  )
年度の途中で新任職員への説明と読み合わせを行う(  )(  )
年度の途中で返ってきた内容を扱う会を、予定に載せ直す(  )(  )
改定があったとき変わったところを洗い出し、手順書を直す(  )(  )
担当が代わるとき引き継ぎの内容を書面にして渡す(  )(  )
年度の終わりに1年分の記録がそろっているかを確かめる(  )(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

月の中の流れ(10段階・日付は記入欄)

順番やること誰が(記入欄)いつまでに(記入欄)
1対象になる方の名簿を最新にする(  )(  )
2誰がどの場面を見るかを割り振る(  )(  )
3観察して、日々の記録に根拠を残す(  )(  )
4記録から拾って、様式の欄を埋める(  )(  )
5途中の進み具合を見て、空欄を洗い出す(  )(  )
6空欄を担当へ戻し、埋め終える(  )(  )
7最後に内容を見て、送る(  )(  )
8控えを保管し、送った日を記録する(  )(  )
9返ってきた内容を開き、会の材料に整える(  )(  )
10会を開き、決めたことを計画へつなぐ(  )(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

確かめる人と、確かめること(8項目)

確かめること見るところ確かめる人(記入欄)残す記録
対象になる方が漏れていないか名簿と、実際に入力した一覧を突き合わせる(  )突き合わせた日と、差があった件数
空欄が残っていないか様式の各欄(  )確認した日と、未記載の件数
根拠が記録に残っているか日々の記録の該当欄(  )確認した日と、補った内容
送った控えがあるか保管場所(  )控えの有無と、保管した日
返ってきた内容を開いたか確認の記録(  )開いた日と、開いた人
会を開いたか会議録(  )日時・出席者・決めたこと
計画へつないだか計画の該当欄と、直した日(  )何を受けて、どこを直したか
同意の記録があるか説明した記録と同意の書面(  )説明日・同意日・説明した人

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

記録の置き場(10種類)

記録の種類置き場(記入欄)保管の担当(記入欄)いつ見るか
対象になる方の名簿(  )(  )毎月の始めと、契約・終了があったとき
観察の割り当て表(  )(  )毎月の始め
日々の記録(  )(  )拾うとき、根拠を確かめるとき
拾い元の対応表(  )(  )様式が変わったとき
送った控え(  )(  )送った直後と、確かめるとき
送れなかったときの記録(  )(  )起きたとき、その後の対応をしたとき
返ってきた内容(  )(  )届いたとき、会の前
会議録(  )(  )会の直後と、次の会の始め
計画と、その改訂の記録(  )(  )見直したとき
説明と同意の記録(  )(  )利用開始のとき、内容が変わったとき

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

負担を減らす本筋|日々の記録に下ごしらえしておく対応表(24場面)

入力が重いと感じるとき、原因の多くは「入力のときに思い出しながら書いている」ことにあります。日々の記録が自由記述だけだと、月末に一件ずつ読み返すことになります。逆に、日々の記録の中に「そのまま拾える形」を先に持たせておけば、入力は転記に近づきます。ここでは通所の一日で扱う場面を24に分け、日々の記録に持たせておく形と、拾えなかったときの補い方を並べました。様式のどの欄につながるかは改定や様式の版により異なりますので、右端は記入欄にしています。

日々の記録で扱う場面日々の記録に持たせておく形拾えなかったときの補い方様式の該当欄(記入欄)
来所したときの様子来所時刻と、迎えた職員が見た一言(表情・歩き方)送迎した職員へ確認し、確認した日を書き添える(  )
体温・脈拍などの測定測った時刻と値、測った人当日の記録用紙を確認する(  )
朝の水分出した量と、飲み切ったかどうか担当職員へ確認する(  )
昼食の摂取主食・副食それぞれの残り方と、時間の長さ厨房または配膳の担当へ確認する(  )
食事のときの姿勢と動作使った道具、自分で口へ運んだかどうか同席した職員へ確認する(  )
食事の形態その日提供した形態と、変更があった日提供の記録を確認する(  )
むせ・飲み込みの様子あった時刻と、そのときの食べ物看護職員へ確認する(  )
口の清潔に関する場面行った時刻と、自分でどこまで行ったか介助した職員へ確認する(  )
入れ歯の扱い装着の有無と、外している時間帯ご家族へ確認する(  )
排せつに関する場面回数、声をかけた場面、使った設備その日の担当へ確認する(  )
入浴の場面洗う・拭く・着替えのどこを自分で行ったか浴室担当へ確認する(  )
更衣の場面上衣と下衣それぞれの様子介助した職員へ確認する(  )
整容の場面髪・爪・ひげについて、自分で行ったかどうか担当へ確認する(  )
屋内の移動使った道具と、手すりや壁を使った場面フロア担当へ確認する(  )
立ち上がりと座り支えの有無と、支えた場所機能訓練の記録を確認する(  )
移乗の場面使った道具、支えた職員の人数介助した職員へ確認する(  )
段差・階段の場面使った手すりと、要した時間の目安送迎の記録を確認する(  )
体重の測定測った日と値、測った条件(食前か食後か)測定の記録用紙を確認する(  )
皮膚の様子見た部位と、気づいた時刻看護職員へ確認する(  )
痛みの訴え訴えた言葉そのものと、そのときの動作聞いた職員へ確認する(  )
日中の眠気眠っていた時間帯と、その前後の様子フロア担当へ確認する(  )
活動への参加参加した内容と、参加していた時間の長さ活動を担当した職員へ確認する(  )
他の方との関わり誰と、どのような場面で言葉を交わしたか同席した職員へ確認する(  )
ご家族からの申し送り誰から、いつ、どのような内容を聞いたか連絡帳・電話の記録を確認する(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

日々の記録の様式に先に持たせておくと拾いやすい欄(12欄)

自由記述の欄しかない様式だと、書く人によって書く内容が変わり、拾うときに読み返す手間が残ります。欄をひとつ足しておくだけで、月末の作業が転記に近づきます。下表は、通所の記録用紙に足しておくと拾いやすくなる欄の例です。様式のどこに置くか、どの職種が書くかは事業所ごとに決めてください。

足しておく欄そこに書くこと足しておくと楽になる理由書く職種(記入欄)
観察した時刻その様子を見た時刻または時間帯午前と午後で様子が違う方の記載がそろう(  )
観察した場面食事・入浴・移動などの場面名職員ごとに見ている場面が違うことに気づける(  )
観察した人書いた職員の氏名後から根拠を尋ねる相手が分かる(  )
ご自身で行った範囲どこまでご自身で行い、どこから手を添えたか介助の中身が言葉で残る(  )
使った道具歩行器・杖・自助具などの名称道具が変わった時期が辿れる(  )
かかった時間の目安食事や移動に要したおよその時間変化の兆しが数で残る(  )
ご本人の言葉訴えや希望を、言われたとおりに要約すると消えてしまう情報が残る(  )
前回と違うと感じた点違いを感じた内容と、比べた時期変化に気づいた時点が記録に残る(  )
ご家族から伺った内容誰から、いつ、どのような内容か自宅での様子と通所での様子を分けて扱える(  )
他事業所から得た情報提供元と、提供を受けた日情報の出どころが分かる(  )
迷った点判断に迷った内容と、相談した先相談の記録がそのまま残る(  )
後で確かめること次の利用日に見ておきたいこと観察の宿題が次の担当へ引き継がれる(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

1人から事業所全体へ|4段階の段取りと、段階ごとに決めること(32項目)

いきなり全員分で始めると、初回でつまずいたときに原因が分からなくなります。1人で試す → 一部の方で回す → 事業所全体へ広げる → 続く形に固めるの4段階に分け、段階ごとに決めることと残す記録を並べました。次の段階へ進むかどうかは、件数ではなく「詰まったところが分かって、直せているか」で判断してください。

段階ごとに決めること(20項目)

段階決めること決め方の考え方記入欄
第1段階(1人で試す)試す利用者をどなたにするか利用の回数が多く、観察の機会を取りやすい方から(  )
第1段階誰が最初から最後まで通してやるか途中で交代せず、1人が通すと詰まりが見える(  )
第1段階どこで時間がかかったかを記録するか作業ごとにかかった時間の目安を書き留める(  )
第1段階分からなかったことをどこに書くか後で相談する内容として一覧にする(  )
第1段階相談する先をどこにするか事業所内で決められない内容の相談先を先に決める(  )
第2段階(一部の方で回す)何名で回すか1人で通した作業の時間から、無理のない範囲にする(  )
第2段階職種ごとの割り振りをどうするか第1段階で時間がかかった作業を分ける(  )
第2段階途中の進み具合をいつ見るか締めの前に、必ず一度見る日を置く(  )
第2段階手順書をどこに置くか個人のメモではなく、全員が見られる場所に置く(  )
第2段階返ってきた内容を誰と読むかこの段階から会の形にしておく(  )
第3段階(全体へ広げる)名簿を誰が持つか契約・終了の情報が最初に届く人にする(  )
第3段階非常勤職員の入力をどうするか出勤日と締めがかみ合うように割り振る(  )
第3段階端末の割り当てをどうするか入力が重なる時間帯を避ける(  )
第3段階新任職員への説明をどうするか入職時の説明に、手順の読み合わせを組み込む(  )
第3段階会の日程を年間の予定に載せるか都度決めると、忙しい月に消える(  )
第4段階(続く形に固める)手順書を見直す時期をいつにするか改定と、担当が代わるときを起点にする(  )
第4段階引き継ぎで何を渡すか手順書・対応表・保管場所の一覧をひとまとめにする(  )
第4段階記録の置き場を1か所にまとめるか控え・会議録・計画がすぐ揃う形にする(  )
第4段階うまくいかなかったことをどこに残すか次の担当が同じところで詰まらないようにする(  )
第4段階運用を見直す担当を誰にするか入力する人とは別の人にすると気づきやすい(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

次の段階へ進む前に確かめること(12項目)

確かめること確かめ方確かめた結果(記入欄)
通してやった人が、詰まった場所を言えるか作業ごとの所要時間と、止まった箇所を聞く(  )
詰まった場所に手を打てたか手順書に反映したかどうかを見る(  )
日々の記録から拾えたか拾えなかった項目の数を数える(  )
拾えなかった項目に対応表を作ったか対応表の有無と、置き場を見る(  )
観察の場面がそろっているか複数の職員に同じ利用者の様子を書いてもらい、見比べる(  )
根拠が記録に残っているか抜き取りで日々の記録を確かめる(  )
控えが残っているか保管場所を見る(  )
返ってきた内容を開けたか開いた日と開いた人の記録を見る(  )
会を開けたか会議録の有無を見る(  )
決めたことが計画につながったか計画の改訂の記録を見る(  )
説明と同意の記録がそろっているか対象になる方の分を突き合わせる(  )
担当が休んでも回るか代わりの人が手順書だけで進められるか試す(  )

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

根拠の残らない記録を直す|避けたい書き方と、そのまま使える言い換え(34組)

LIFEの運用で最後に効いてくるのは、日々の記録の書き方です。「前回と同じ」で済ませた記録からは、なぜそう判断したかを後から説明できません。左の列は書いてはいけない例として引用したもので、「 」で囲んでいます。右の列はそのままコピーして使える完成文です。日付・時刻・場面・観察した事実を入れるだけで、記録は説明できる形になります。

避けたい書き方(引用)なぜ困るかそのまま使える言い換え
「特変なし」何を見て変化がないと考えたのかが分からない◯月◯日、昼食時(12時10分)に主食を全量、副食を半量摂取。前月と同様に箸を使用していた。
「前回と同じ」今回観察したのかどうかが分からない◯月◯日、入浴時に洗身の様子を確認。背部のみ介助し、前月と同様であった。
「変わりなし」どの場面を比べたのかが残らない◯月◯日、10時の歩行時に手すりを使用。◯月◯日の観察と同じ様子であった。
「いつもどおり」「いつも」が指す状態が人によって違う◯月◯日、来所時に自ら挨拶をされ、玄関から席まで歩行器で移動された。
「ADL自立」どの動作について、どの場面で見たのかが分からない◯月◯日、トイレへの移動と衣服の上げ下ろしを、声かけのみで行われた。
「歩行可」距離・道具・支えの有無が残らない◯月◯日、フロア内を約15メートル、歩行器を使用して1人で移動された。
「食事全量」時間や姿勢など、後で見返す手がかりがない◯月◯日12時、主食・副食とも全量摂取。所要は約25分、途中でむせは見られなかった。
「摂取良好」良好の基準が書き手によって違う◯月◯日、主食全量・副食8割を摂取。前月に比べ、副食を残す場面が減っていた。
「入浴実施」どこまでご自身で行ったかが残らない◯月◯日14時、一般浴を実施。洗身は前面をご自身で行い、背部を介助した。
「機能訓練実施」内容も反応も残らない◯月◯日、機能訓練指導員のもとで立ち座りの訓練を10回実施。5回目以降に「膝が重い」との発言があった。
「見守り」何を見ていたのか、どこで待機していたのかが分からない◯月◯日、浴室内で1メートル程度の距離に職員が立ち、ふらつきに備えた。
「一部介助」どこを介助したのかが分からない◯月◯日、更衣時に上衣はご自身で着用、ズボンの引き上げのみ職員が手を添えた。
「本人拒否」どのように断られたのか、その後どうしたのかが残らない◯月◯日、入浴をお誘いしたところ「今日は寒いから」とお断りがあり、足浴に変更した。
「不穏」評価の言葉であり、観察した事実ではない◯月◯日15時ごろ、席を立って玄関へ向かう動きが3回あり、「家に帰りたい」との発言があった。
「体調不良」何がどうだったのかが分からない◯月◯日10時、体温37.4度。「頭が重い」との訴えがあり、臥床して休まれた。
「傾眠」時間帯も前後の様子も残らない◯月◯日13時30分から14時ごろまで、椅子に座ったまま目を閉じておられた。声かけで開眼された。
「家族希望あり」誰の、どのような希望かが分からない◯月◯日、長女より「入浴の回数を増やしてほしい」とのご希望を電話で伺った。
「様子観察」何を、いつまで見るのかが決まらない◯月◯日より、昼食時のむせの有無を毎回の利用日に記録することとした。
「声かけ実施」どのような声かけをして、どう応じられたかが残らない◯月◯日14時、水分をお勧めしたところ、湯呑1杯(約150ミリリットル)を飲まれた。
「レク参加」どの程度参加されたかが分からない◯月◯日、体操に約20分参加され、上肢の運動は全て行われた。下肢の運動は座位のまま見学された。
「口腔ケア実施」どこまでご自身で行ったかが残らない◯月◯日13時、歯みがきをご自身で行われ、仕上げと義歯の洗浄を職員が行った。
「水分摂取促す」結果として飲まれたかどうかが分からない◯月◯日、午前中に2回お勧めし、合計で約300ミリリットルを飲まれた。
「転倒なし」危なかった場面があったかどうかが残らない◯月◯日、転倒はなし。ただし11時ごろ、立ち上がりの際にふらつきがあり、職員が支えた。
「痛み訴えあり」どこが、どのようなときに痛むのかが分からない◯月◯日、立ち上がりの際に「右の膝が痛い」との訴えがあった。着席時には訴えはなかった。
「排泄自立」誘導や見守りの有無が残らない◯月◯日、トイレへの移動から衣服の上げ下ろしまでをご自身で行われた。職員は入口で待機した。
「更衣介助」介助の中身が分からない◯月◯日、上衣の袖通しを介助。ボタンはご自身で留められた。
「送迎時特記なし」自宅での様子を見る機会を活かしきれていない◯月◯日8時40分、玄関先までご自身で歩いて来られた。ご家族より「昨夜はよく眠れた」と伺った。
「認知面低下」評価の言葉であり、観察した事実が残らない◯月◯日、レクの手順を3回お伝えしたところ、4回目からご自身で進められた。
「意欲低下」何と比べて、どう変わったのかが分からない◯月◯日、これまで毎回参加されていた体操を「今日はいい」と断られた。前週までは参加されていた。
「家族に報告」誰に、何を伝えたのかが残らない◯月◯日16時、長女へ電話し、昼食時のむせについてお伝えした。受診の予定を確認した。
「フィードバック確認済」誰が、いつ、何を見たのかが分からない◯月◯日、管理者が◯月分の内容を確認し、気になった点2件を書き出して会議の資料とした。
「入力済」対象と範囲が残らない◯月◯日、対象◯名分の様式への記載を終え、管理者が空欄がないことを確認した。
「計画に反映した」何を受けて、どこを直したのかが分からない◯月◯日の検討を受け、通所介護計画の食事に関する目標欄を◯月◯日に見直した。
「多職種で共有した」誰が出て、何が決まったのかが残らない◯月◯日15時、看護職員・機能訓練指導員・生活相談員・介護職員の4名で検討し、昼食時の記録欄を統一することを決めた。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

運営指導で確認された点|自治体の公表資料と、別添1の確認項目から

ここでは、自治体が実際に公表している資料に載っているものだけを扱います。共通しているのは「提出したかどうか」ではなく「返ってきた内容を確認し、活用したことが記録から辿れるか」を見られている点です。なお、厚生労働省の運営指導マニュアル別添1(通所介護)には、LIFEという語を用いた確認項目は置かれていません。したがって、LIFEそのものの確認項目としては公表事例では確認できず、実際には下表の別のところで、記録や計画の形として確認されることになります。指摘の内容・様式・判断は保険者により異なりますので、自事業所の保険者が公表している資料をご確認ください。

自治体が公表しているLIFE関連の指摘(7件・出典つき)

公表されている指摘の要点資料に示されている対応の要点確認される書類出典(自治体・資料名)
LIFE関連加算は「提出だけ」では足りず、フィードバックの確認・活用が求められる旨が、返還事例が多数あったとして再周知されている提出の頻度、フィードバックを確認した記録、確認した結果を計画やサービスの内容に反映した記録の3点で自主点検する提出記録、フィードバック票、活用状況が分かる記録、個別サービス計画松山市 令和6年度 第1回介護保険サービス事業者連絡会資料「運営指導での主な指摘事項及び周知事項について」(指導監査課)
LIFE関連加算について、データの提出のみで、フィードバックの確認・活用が確認できない提出に加え、フィードバック票を確認し、計画の見直しやサービスの提供に活用したことが分かる記録を残す提出データ、フィードバック票、検討の記録(会議録等)、個別サービス計画松山市「令和7年度第1回介護保険サービス事業者連絡会資料 運営指導での主な指摘事項及び周知事項について」
科学的介護推進体制加算について、LIFEに提出した情報をサービスの提供に活用していなかった(返還事例)提出の実績だけでなく、確認・分析した記録と、計画やサービスの内容を見直した記録が書面で辿れる形にする提出記録、フィードバック票、検討記録、個別サービス計画、会議録松山市 令和6年度 第1回介護保険サービス事業者連絡会資料「運営指導での主な指摘事項及び周知事項について」(指導監査課)
科学的介護推進体制加算について、LIFEを用いた情報の提出が、定められた期日までに行われていない提出の履歴を確認できるようにし、提出の漏れや遅れがないかを毎月点検する提出データ・提出履歴、評価様式、届出書、フィードバック票の活用の記録福井市「令和7年度 介護保険制度等に係る集団指導」
情報の提出の頻度が定めのとおりでない/フィードバック情報を確認していない、確認していても活用していない、どのように検証・活用したか経過が分かる記録が確認できないフィードバック情報を多職種が共同して検証・活用し、その経過を記録する提出データの控え、フィードバック票、多職種での検討記録、介護記録宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」資料1
システムの不具合等で提出できなかった際に、その旨を記録に残していないやむを得ず提出できない場合は、その理由を介護記録等に明記する介護記録、提出データの控え宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(各サービスに共通する事項)」資料1
科学的介護推進体制加算について、利用者1名分の心身の状況等に係る基本的な情報の提出が漏れていた(文書指摘)対象となる利用者全員の情報が、期限内に提出されているかを提出記録で突き合わせる。新規の利用者と利用が中断した方で漏れが起きやすい提出記録(提出日・対象者一覧)、利用者名簿、給付費請求明細仙台市介護事業支援課「令和6年度 運営指導方針・令和5年度 運営指導結果等【居宅サービス指導係 所管サービス】」(令和6年6月 集団指導)

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

別添1(通所介護)の確認項目のうち、LIFEの運用がつながるところ(10項目)

別添1の確認項目確認内容(別添1)LIFEの運用でつながるところ確認文書(別添1)
内容及び手続の説明及び同意利用申込者または家族への説明と同意の手続きを取っているか情報の取り扱いについて説明し、同意を得た記録が残っているか重要事項説明書、利用契約書
心身の状況等の把握サービス担当者会議等に参加し、利用者の心身の状況の把握に努めているか観察して記録した内容が、状況の把握の裏づけになっているかサービス担当者会議の記録
居宅介護支援事業者等との連携サービス担当者会議等を通じて介護支援専門員や他のサービスと連携しているか検討した内容を、担当の介護支援専門員へ伝えた記録があるかサービス担当者会議の記録
居宅サービス計画に沿ったサービスの提供居宅サービス計画に沿ったサービスが提供されているか見直した内容が、居宅サービス計画と食い違っていないか居宅サービス計画、通所介護計画
サービス提供の記録日々のサービスについて、具体的な内容や利用者の心身の状況等を記録しているか拾い元となる日々の記録に、根拠が残っているかサービス提供記録、業務日誌、送迎記録
通所介護計画の作成利用者の心身の状況、希望および環境を踏まえて計画が立てられているか検討した内容が、計画のどの欄に反映されたかが辿れるか通所介護計画、アセスメントシート、モニタリングシート
通所介護計画の作成サービスの具体的内容、時間、日程等が明らかになっているか見直した内容が、具体的な内容として書かれているか通所介護計画
勤務体制の確保等資質の向上のために研修の機会を確保しているか記録の書き方や観察のそろえ方について、研修の記録があるか研修計画、実施記録
秘密保持等個人情報の利用に当たり、利用者および家族から同意を得ているか情報の提出について、同意の範囲が書面で残っているか個人情報同意書、従業者の秘密保持誓約書
事故発生時の対応事故の状況、対応の経過が記録されているか期間中の出来事が、記録から時系列で辿れるか事故対応マニュアル、報告記録、再発防止策の検討の記録

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、各自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

加算の要件、提出の頻度、様式に定められた項目は、改定や保険者の取り扱いによって変わります。本ページでは要件の判定は行っていませんので、自事業所の取り扱いは最新の告示・通知および保険者(指定権者)にご確認ください。なお、介護保険法に基づく届出書類の作成・提出代行は社会保険労務士の業務です。

小規模な事業所で取り組むとき

Q. 小規模事業所でも対応できますか?
A. 提出項目は加算によって異なります。記録をデジタル化しておくと、提出の負担を抑えられます。

計画書・モニタリングを効率化する

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」の施設・通所マナ(施設記録+通所介護)は、カイポケの実施記録をもとに、通所介護計画書・モニタリング表の下書きをAIで作成します。利用者さま3名まで、期限なく無料でお試しいただけます。

LIFE(科学的介護情報システム)のポイント

LIFE(科学的介護情報システム)は、介護のデータを提出・活用して、ケアの質の向上につなげるしくみです。要点を整理しました。

項目ポイント
しくみ利用者の状態やケアの情報を提出し、フィードバックを活用
関連する加算科学的介護推進体制加算など
活用PDCAでケアの改善につなげる

算定要件・単位数・様式は介護報酬改定や自治体により異なります。実際の運用にあたっては最新の告示・通知・条例等でご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q. LIFEは必須ですか?
A. 関連加算を算定する場合に提出が必要です。算定しないなら必須ではありませんが、ケアの質向上の観点で活用が進んでいます。

LIFEとは?
介護のデータを提出・活用し、ケアの質の向上につなげる科学的介護情報システムです。
LIFEと加算の関係は?
科学的介護推進体制加算など、LIFEの活用に関わる加算があります。
活用のポイントは?
提出したデータのフィードバックを、ケアの改善に活かすことです。
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
カイポケをご利用中でなくても、神マナは単体で問題なくご利用いただけます。「マナドライブ」で帳票類の管理・網羅もでき、まず神マナを導入して後からカイポケを連携することも可能です。カイポケの導入をご希望の際は、当社からサポート担当へお繋ぎします。詳しくは「カイポケ導入相談・お見積り」の案内ページをご覧ください。
関連サービス
施設・通所マナ(施設記録+通所介護)
通所介護計画書・モニタリング表の下書きをAIで作成し、カイポケへ転記できます。日々の記録は、同じご契約の施設記録の画面(音声・ワンタップ)で残せます。1つのご契約で、施設記録と通所介護の両方をお使いいただけます。
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出典:厚生労働省ウェブサイト/公共データ利用規約(第1.0版)。本ページは上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。加算・単位数・要件は改定される場合があるため、最新の告示・通知でご確認ください。

この記事の執筆・編集

介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。

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