【令和8年度】介護テクノロジー補助金の申請をサポート

福祉用具専門相談員の仕事|業務内容と必要な資格・書類

福祉用具専門相談員は、利用者に合った福祉用具を選び、安全に使えるよう支える専門職です。ここでは、業務内容・必要な資格の根拠(告示・省令)・扱う書類の記入例までを整理します。求職中の方にも、事業所を運営される方にも役立つ内容にまとめました。

福祉用具専門相談員の資格ルートと事業所の配置基準をまとめた対照表。位置づけは介護保険法施行令(平成10年政令第412号)第4条第1項に規定される者。なる方法は、保健師・看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・社会福祉士・介護福祉士・義肢装具士のいずれかに該当する者、または指定講習(介護保険法施行規則第22条の33第2号/平成18年厚生労働省告示第269号、14科目・合計約50時間の目安)を修了した者。事業所の配置は、指定福祉用具貸与事業所ごとに常勤換算方法で二以上(平成11年厚生省令第37号第194条)。数値は改定で変わる目安である旨と、貴事業所の登録内容・最新の告示を確認する旨の注記付き。
福祉用具専門相談員の「位置づけ・なる方法(該当資格または指定講習の修了)・事業所の配置基準」を、法令と告示の定めで対照した早見表(時間数などは改定で変わる目安)。

福祉用具専門相談員とは

福祉用具貸与・販売の事業所に配置が求められる専門職で、利用者の心身の状況や生活環境に合わせて用具を選定し、計画・適合(フィッティング)・モニタリングまでを担います。介護保険制度上は、介護保険法施行令(平成10年政令第412号)第4条第1項に規定される「福祉用具専門相談員」がこれにあたります。

主な業務

  • 選定の相談――心身の状況や住環境をふまえ、適切な用具を提案する。
  • 福祉用具貸与(販売)計画書の作成――目標・選定理由をまとめ、利用者に交付する。
  • 適合・調整(フィッティング)――高さや使い方を調整し、安全に使えるようにする。
  • モニタリング――定期的に利用状況を確認し、必要に応じて見直す。
  • メンテナンス――点検・消毒など、用具の安全管理。
業務 内容
選定・提案 状態と生活環境にあわせて用具を選ぶ
計画・説明 福祉用具貸与計画書を作成し使い方を説明
適合・調整 高さ・使い方を調整し安全に使えるようにする
モニタリング 利用状況を確認し必要に応じて見直す

選定・計画・適合・モニタリングの流れ

「用具を渡して終わり」ではなく、生活の目標に沿って選び、使用後も定期的に見直すことが一連の流れになります。計画書とモニタリング記録を整えることは、サービスの質の担保と実地指導への備えの両面で欠かせません。

①アセスメント(心身・住環境の把握)→ ②選定・提案 → ③貸与計画書の作成・交付 → ④適合・使い方の説明 → ⑤モニタリング(定期確認) → ⑥見直し(②へ戻る)

必要な資格(要件の対照)

福祉用具専門相談員として従事するための要件は告示・施行令に定めがあります。ここでは「制度上の定め」と「ご自身・貴事業所で確認する点」を対照で示します。該当可否の最終判断は、都道府県の指定基準・最新の通知をご確認ください。

制度上の定め ご確認いただく点
福祉用具専門相談員指定講習の課程(平成18年厚生労働省告示第269号)を修了。各科目の時間の合計は約50時間(平成27年4月1日から40時間→50時間に変更)。 受講予定・修了済みの講習が、都道府県指定の課程かどうかをご確認ください。
一定の資格保有者(介護福祉士・看護師 等)は、施行令の定めにより講習の対象外となる場合がある。 保有資格が施行令第4条第1項の対象に含まれるか、原典・自治体窓口でご確認ください。

※講習の時間数・免除の範囲は改定で変わり得ます。数値は目安として扱い、受講前に都道府県の最新案内をご確認ください。

事業所の人員基準(省令の定め)

指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(平成11年厚生省令第37号)第194条は、指定福祉用具貸与事業所ごとに置くべき福祉用具専門相談員の員数を「常勤換算方法で、二以上」と定めています。管理者は、管理上支障がない場合に福祉用具専門相談員と兼務できる取り扱いがあります(詳細は都道府県の指定基準・原典をご確認ください)。

扱う主な書類と記入例

  • 福祉用具貸与(販売)計画書
  • モニタリング記録
  • 契約関係の書類(重要事項説明書・契約書 など)

計画書は「利用目標」「選定した用具」「選定理由」を、利用者に分かる言葉で書くのが基本です。下は貸与計画書の記入イメージです(氏名は伏字にしています)。

記載欄 (例)記入イメージ
利用者 (例)A様/要介護2
利用目標 (例)ベッドからの起き上がり・立ち上がりを安全に行い、日中はトイレまで自力で移動できる。
選定した用具 (例)特殊寝台・付属品(サイドレール)、歩行器
選定理由 (例)起き上がりの際に(記入欄)の介助を要すると、ご本人・ご家族から伺った。理学療法士(記入欄)と相談し、手すり付きの機種を選定した。
モニタリング予定 (例)交付後の確認の時期は基準省令に定めがあります。確認した日と内容を記録する(次回:記入欄)。

※様式・記載項目は自治体や事業所によって異なります。お使いの様式・最新の通知をご確認ください。書き方の詳細は福祉用具貸与計画書の書き方をご覧ください。

記録をAIツールに入力するときの注意
計画書やモニタリング記録をAI(文章生成・要約など)に渡す場合は、氏名・被保険者番号などの個人情報を伏字(A様 等)にし、事業所内のルールや個人情報の取り扱い方針を事前にご確認ください。実在の方の情報をそのまま外部サービスに入力しないようご注意ください。

書類業務を効率化する

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」の福祉用具向け機能(福祉用具マナ)は、計画書・モニタリング・契約管理の書類作成を支援し、相談員の作業負担の軽減に役立ちます。利用者さま3名まで、期限なく無料でお試しいただけます(無料での利用が可能です)。

よくあるご質問

福祉用具専門相談員の仕事は?
用具の選定・提案、福祉用具貸与(販売)計画書の作成、使い方の説明・適合、モニタリング、メンテナンスを担います。
資格を得るにはどうすればよいですか?
福祉用具専門相談員指定講習の課程(平成18年厚生労働省告示第269号/各科目の合計は約50時間・平成27年4月から50時間)を修了する方法があります。介護福祉士・看護師などの資格保有者は施行令の定めにより対象外となる場合があります。ご自身の状況が要件に当たるかは、都道府県の案内・原典をご確認ください。
事業所に何人配置が必要ですか?
省令第37号第194条は、指定福祉用具貸与事業所ごとに福祉用具専門相談員を「常勤換算方法で二以上」と定めています。具体の運用は都道府県の指定基準をご確認ください。
ケアマネジャーとの違いは?
ケアマネジャーは全体のケアプランを作成し、福祉用具専門相談員は用具に特化して選定・計画・適合を担います。ケアプランに沿って連携しながら進めます。
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
カイポケをご利用中でなくても、神マナは単体でご利用いただけます。「マナドライブ」で帳票類の管理・網羅もでき、まず神マナを導入して後からカイポケを連携することも可能です。カイポケの導入をご希望の際は、当社からサポート担当へお繋ぎします(他社サービスの料金体系は変動する場合があるため、最新の内容をご確認ください)。詳しくは「カイポケ導入相談・お見積り」の案内ページをご覧ください。
関連サービス
福祉用具マナ(計画書・契約管理)
福祉用具の計画書や契約管理の書類業務を、デジタルでまとめて効率化します。

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出典:厚生労働省ウェブサイト(指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準・省令第37号第194条福祉用具専門相談員について(指定講習の指針))/公共データ利用規約(第1.0版)。
本ページは上記を当社が編集・加工したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。制度・数値は改定される場合があるため、最終的には原典および所管の都道府県窓口をご確認ください。

業務の流れと、作る書類

段階 やること 作る書類
相談 困りごとを聞く 相談の記録
情報収集 心身の状況、住環境、介助者 アセスメントの記録
選定 候補を挙げ、試してもらう 選定の理由
計画 目標、品目、留意事項を書く 福祉用具貸与計画書
説明・同意 本人・家族へ説明 同意の記録
交付 計画を渡す 交付の記録
納品 搬入、組立、使い方の説明 納品書、説明の記録
初回の確認 使えているかを見に行く 確認の記録
モニタリング 定期的に確認する モニタリングの記録
報告 ケアマネジャーへ 報告の記録
見直し 状態が変わったとき 計画の変更
メンテナンス 点検、消毒、交換 点検の記録
終了 引き上げ 返却の記録

運営指導で見られるところ

見られるところ 確認
計画に目標が書かれているか 品目名だけになっていないか
計画に留意事項があるか 使うときの注意が書かれているか
説明と同意の記録 日付、説明した人、同意した人
交付の記録 交付日
モニタリングの実施 記録が残っているか
ケアマネジャーへの報告 報告した記録があるか
計画の見直し 状態の変化に応じているか
選択制の説明 貸与と販売の選択制の対象品目について、双方の利点と欠点を説明したか
軽度者への貸与 例外給付の要件を確認しているか
点検・消毒 記録が残っているか
資格 福祉用具専門相談員の要件を満たしているか
員数 事業所に2名以上配置されているか

貸与計画は福祉用具貸与計画書、モニタリングは福祉用具のモニタリング、軽度者は軽度者への貸与をご覧ください。

資格と、事業所の要件

項目 内容
資格の取り方 福祉用具専門相談員指定講習の修了(時間数は施行規則に定めがあります)
みなし資格 介護福祉士、看護師、保健師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、義肢装具士
事業所の配置 常勤換算で2名以上
計画の作成 福祉用具専門相談員が作成する
モニタリング 福祉用具専門相談員が行う
研修 事業者は研修の機会を確保する
記録の保存 完結の日から2年間(条例による)
選択制の説明 貸与と販売の双方の利点・欠点を説明する

朝の積み込みから夜の電話まで|一日の時間帯別45場面

この仕事の一日は、事務所の机の前で終わりません。朝は前日の連絡と当日の段取りの突き合わせから始まり、午前は訪問と納品、午後は調整と引き上げ、夕方に書類、そして営業時間外の電話が入ることもあります。ここではその日の流れを時間帯で区切り、「何が起きるか」「その場で判断すること」「持ち帰って確かめること」の三つに分けて並べます。三列目はそのまま記録に貼れる形にし、日付・場所・品目は事業所で書き換える記入欄(_)にしています。用具が身体の状態に合うかどうかの判断は、この表のどこにも置いていません。用具の適否は、福祉用具専門相談員・理学療法士等が判断します。身体や症状にかかわることは、主治医・看護職員にご相談ください。

この仕事に就いてしばらくの方が戸惑うのは、「一件の訪問が、訪問だけで完結しない」ところです。玄関で受けた一言が、事務所での書類になり、翌日の電話になり、翌月の見直しになります。逆に言えば、その日のうちに一行残しておけば、翌月の自分が同じことをもう一度聞かずに済みます。以下の表は、その一行をあらかじめ用意しておくためのものです。三列目をそのまま貼り、_の箇所だけを埋めてお使いください。なお、ここに並べた場面の順番や時間帯は事業所によって異なります。自事業所の一日にあわせて並べ替えてお使いいただくことを前提にしています。

出社から午前の訪問に出るまでの8場面

時間帯と場面 その場で判断すること 持ち帰って確かめること(記入欄)
始業直後/前日の留守番電話と受信メールを開く 今日の訪問の順番を変える必要があるか、先に電話を返す先はどこか _月_日始業時、留守番電話_件・メール_件を確認。うち当日対応_件、折り返し先_へ_時に連絡した。
始業直後/介護支援専門員からの依頼票を仕分ける 新規の相談か、品目の追加か、状態が変わった連絡か _事業所の介護支援専門員_氏より_の連絡を受領。内容は_。訪問日を_月_日_時と調整した。
朝の打ち合わせ/当日の訪問先と同行者を確認する 一人で入る訪問か、同行で入る訪問か、搬入に人手が要る訪問か _月_日の訪問予定は_件。うち搬入を伴うもの_件、同行者_氏。移動の順路は_の順とした。
朝の打ち合わせ/前日の未処理を引き継ぐ 昨日その場で終わらなかったことのうち、今日中に戻すものはどれか 前日の持ち帰り事項_件のうち、_を本日中、_を_月_日までに対応することとした。
出発前/車に積む用具と付属品を照合する 納品の伝票と現物が一致しているか、付属品の欠品がないか _月_日、_宅納品分として_を積載。付属品_の有無を伝票と照合し、欠品_件を_へ手配した。
出発前/工具・清掃用品・消毒用品を確かめる その日の調整で使う道具が足りているか、補充を先に済ませるか 工具_点、消毒用品_を車載で確認。不足_を_月_日までに補充することとした。
出発前/記録の様式と説明用の資料を持つ 紙で持つか端末で持つか、署名をいただく書類があるか _宅訪問にあたり、計画書_部・説明資料_部・記録様式_部を携行した。
出発直前/訪問先への到着連絡を入れる 先方の都合が変わっていないか、玄関先での受け渡しになるか _月_日_時、_宅へ到着予定を連絡。応対者は_氏、駐車場所は_と確認した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

朝いちばんに車へ積むもの・確かめる12項目

積むもの・確かめること 見落としたときに現地で起きること その場で書く一行(記入欄)
納品する用具の本体 訪問先で搬入ができず、日を改めることになる _月_日、_宅分の_を積載済みとして出発した。
付属品・取付金具 本体は入るが取り付けが終わらず、使い始めが遅れる 付属品_の同梱を確認。不足_は_月_日に持参する。
取扱説明の資料 使い方の説明を口頭だけで済ませることになる 取扱説明の資料_部を交付し、_氏に説明した。
計画書と説明用の書面 その場で説明と同意の記録が残せない 計画書を_氏へ交付し、説明日_月_日を記録した。
署名をいただく書類 後日あらためて訪問することになる _月_日、_氏より署名を得て事業所で保管した。
工具一式 高さや角度の調整がその場で終わらない 調整に使用した工具_。調整箇所は_。
清掃用品と養生材 搬入経路や床を汚したまま作業することになる 搬入経路_を養生し、作業後に原状へ戻した。
手指の消毒用品 訪問前後の手指衛生が記録に残せない 訪問前後に手指消毒を実施。実施者_。
身分を示すもの 玄関先での本人確認に手間取る _宅にて身分を示すものを提示のうえ入室した。
連絡先の一覧 その場で介護支援専門員へ連絡できない _時_分、_事業所の_氏へ架電し_を伝えた。
返却を受ける用具の運搬具 引き上げるはずの用具を積んで帰れない _宅より_を引き上げ、_月_日に事業所へ入庫した。
その日の記録様式 訪問の内容を移動中に書き留められない 訪問記録_件を当日中に作成し、_へ提出した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

午前の訪問と納品の現場9場面

時間帯と場面 その場で判断すること 持ち帰って確かめること(記入欄)
到着直後/玄関から搬入経路を目で追う 今日の経路で運び入れられるか、養生をどこまで敷くか _月_日、搬入経路は_から_まで。幅の狭い箇所は_で、_の方法で搬入した。
入室後/ご本人と応対者に今日の用件を伝える 説明を聞ける状態か、体調のことで日を改めるか _氏へ本日の用件(_)を説明。同席者は_氏。所要時間は_分。
設置前/置き場所を一緒に決める 生活の動線をふさがないか、日々の出し入れを誰がするか 設置場所は_と決定。出し入れをされるのは_氏。移動の希望は_。
設置/組み立てと固定を行う 取り付けの手順どおりに終わっているか、ぐらつきが残っていないか _を_に設置。固定箇所_か所を確認し、可動部の動作を_回確かめた。
適合・調整/高さ・角度・幅を合わせる 調整の範囲で合わせられるか、ここで止めて相談へつなぐか 高さを_、角度を_に調整。ご本人の使用感は「_」との言葉であった。
適合・調整/使いにくさが残ったと感じたとき ここで判断しない。理学療法士等・主治医へつなぐ段取りを決める 使用時の様子について_の発言があったため、_事業所の理学療法士等へ_月_日に相談する段取りとした。
使い方の説明/ご本人に実際に使っていただく 一度で伝わったか、次回もう一度説明する場面を残すか _氏に実際の操作を_回行っていただき、確認できた操作は_、次回説明するのは_。
使い方の説明/介助される方へ伝える 介助する方が不在なら、いつ・どの方法で伝えるか 介助者_氏は不在のため、_月_日_時に_の方法で説明することとした。
退出前/連絡先と困ったときの窓口を伝える 紙で残すか、掲示のように貼らせていただくか 連絡先を記した書面を_へお渡しし、置き場所を_と確認した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

昼から午後にかけての調整・引き上げ9場面

時間帯と場面 その場で判断すること 持ち帰って確かめること(記入欄)
移動中/午前の訪問を記録に落とす その場で書けることと、事務所に戻って書くことの切り分け _月_日午前の訪問_件について、移動中に_件を記録。残り_件は帰所後に作成した。
移動中/急な連絡が入る 今日の残りの順路を組み替えるか、明日以降に置くか _時_分、_氏より_の連絡。訪問順を_へ変更し、_宅へは_月_日に伺うこととした。
午後の訪問/使われ方を見る 置き場所が変わっていないか、使っていない時間帯があるか 設置時と比べ_が変わっていた。使用されている場面は_、使用されていない時間帯は_。
午後の訪問/住まいの様子が変わっている 敷物・家具・段差が増えていないか、経路に置き直しが要るか 前回訪問時と比べ、_に_が置かれていた。ご家族と相談し_へ移動した。
引き上げ/返却の希望を受ける 今日その場で引き上げられるか、日を改めて人手を用意するか _月_日、_氏より_の返却の申し出。引き上げ日を_月_日と決め、_事業所の介護支援専門員へ連絡した。
引き上げ/代わりの手段が要るとき 引き上げ後の生活で困る場面がないか、誰に相談を回すか 引き上げ後の_の場面について、_事業所の介護支援専門員および理学療法士等へ相談する段取りとした。
引き上げ/その場で状態を確かめる 破損・欠品がないか、持ち帰り後の扱いをどうするか 引き上げた_について、外観の_を確認。付属品_点の有無を_氏立会いのもと確かめた。
次の訪問先へ/到着が遅れる 先に電話を入れるか、順路を入れ替えるか _時_分、_宅へ到着が_分遅れる旨を連絡し、了承を得た。
帰所前/不足した部材を発注する 今日中に手配するか、明日の朝いちばんにするか _月_日、不足の_を_へ手配。入荷予定は_月_日。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

帰所後の消毒・メンテナンスと事務所での書類10場面

時間帯と場面 その場で判断すること 持ち帰って確かめること(記入欄)
帰所直後/引き上げた用具を入庫する そのまま保管棚へ回すか、先に洗浄・消毒へ回すか _月_日、_を入庫。洗浄・消毒の担当は_氏、完了予定は_月_日。
帰所直後/消毒の工程を進める 自社で行う工程か、委託先へ出す工程か _の消毒を_の方法で実施(実施者_)。委託分は_へ_月_日に引き渡した。
帰所直後/点検で不具合が見つかる 手直しで戻せるか、貸し出しを止めて別の対応にするか _に_の状態を確認したため、_月_日から貸し出しを止め、_の対応を行った。
事務所/当日の訪問記録を仕上げる その日のうちに仕上げる記録と、翌日に回す記録の切り分け _月_日の訪問_件について記録を作成し、_へ提出した。
事務所/計画書を作成・更新する 目標・品目・留意事項が居宅サービス計画と揃っているか _氏の計画書を_月_日付で作成(更新)。居宅サービス計画との突き合わせ結果は_。
事務所/説明と同意の記録を綴じる 日付・説明した人・同意した人が揃っているか _月_日、_氏へ説明し同意を得た。説明者_、同席者_。
事務所/交付の記録を残す 交付日をどの書類に残すか、控えをどこに綴じるか 計画書を_月_日に交付。控えを_に保管した。
事務所/介護支援専門員へ報告する 電話で足りるか、書面で残す内容か _月_日_時、_事業所の_氏へ_の方法で報告。内容は_。
事務所/翌日の訪問の準備をする 翌日の搬入に人手が要るか、先に部材を確保するか _月_日の訪問_件について、搬入を伴うもの_件、必要な部材_を確保した。
事務所/在庫と貸出中の数を突き合わせる 棚にある数と帳簿の数が合っているか、差はどこで出たか _月_日時点で在庫_点・貸出中_点。帳簿との差_点の原因は_であった。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

営業時間外や緊急の呼び出しが入る9場面

営業時間外の連絡は、内容そのものよりも「誰が受けて、いつ、どこへつないだか」が記録に残っているかで後の説明が変わります。受けた時刻とつないだ先を、その場で一行にしておきます。なお、当直体制や時間外の勤務の取り扱いといった労務にかかわる事柄については、社会保険労務士法27条により、労務管理に関する相談・指導は社会保険労務士の業務です。当社は行いません。

時間帯と場面 その場で判断すること 持ち帰って確かめること(記入欄)
夕方/設置した用具が動かないと連絡が入る 電話で確かめられることか、今から向かうことか _月_日_時_分、_氏より_の連絡。電話で_を確認し、_時に訪問した。
夜間/使い方が分からなくなったと連絡が入る 手順を口頭で伝えられるか、翌朝いちばんに伺うか _時_分、_氏へ_の手順を電話で説明。翌_月_日_時に訪問して確認することとした。
夜間/転倒があったと聞く ここで見立てをしない。救急・主治医・介護支援専門員のどこへつなぐか _時_分、_氏より_の連絡。ご家族に_への連絡をお願いし、_事業所の介護支援専門員へ_時に連絡した。
夜間/用具の破損の連絡が入る そのまま使用を続けないようお願いするか、代わりの手配を先にするか _の_の状態について連絡を受け、使用を控えていただくようお願いした。代わりの手配は_月_日。
休日/退院が決まったと連絡が入る 退院の日に間に合う段取りが組めるか、誰と日程を合わせるか _月_日、_氏の退院予定日_月_日と伺った。_事業所の介護支援専門員と_時に日程を調整した。
休日/ご家族から相談の電話が入る その場で答えられる範囲か、担当者へ回す内容か _時_分、_氏より_の相談。当日は_までをお伝えし、_月_日に担当より折り返すこととした。
時間外/別の事業所から問い合わせが入る 個人にかかわる内容をその場で答えてよいか _事業所_氏より_の問い合わせ。個人にかかわる内容のため、_月_日に事業所として回答することとした。
荒天時/訪問の可否を決める 今日伺えるか、日を改めるか、先に電話で様子を伺うか _月_日、_のため訪問を_月_日へ変更。_氏へ_時に連絡し了承を得た。
時間外の連絡を翌朝に引き継ぐ 朝の打ち合わせで共有するか、その日のうちに担当へ回すか _月_日時間外に受けた_件を翌朝の打ち合わせで共有し、担当を_氏とした。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

六つの相手の間に立つ35場面|伝えることと確かめること

この仕事は、用具を運ぶ仕事であると同時に、人と人のあいだに立つ仕事です。介護支援専門員から依頼を受け、理学療法士・作業療法士に見立てを仰ぎ、看護職員から生活の様子を聞き、住宅改修の事業者と工程を合わせ、ご本人・ご家族の言葉を受け取り、貸与元の窓口へ手配を回す。それぞれの相手に「こちらから伝えること」と「相手に確かめること」が別々にあります。ここでも用具が身体の状態に合うかどうかは判断しません。適否にかかわる相談は、理学療法士等・主治医・看護職員へおつなぎします。

介護支援専門員との間の7場面

間に立つところ 伝えること 確かめること(記入欄)
新しく相談を受けたとき 訪問できる日、伺ってから納品までにかかる見込みの日数、必要になる書面 _月_日、_事業所の_氏へ訪問予定日_月_日と納品見込み_月_日をお伝えし、必要書面_を確認した。
居宅サービス計画との突き合わせ こちらの計画に書いた目標が、居宅サービス計画の目標とどう対応しているか 居宅サービス計画の_の目標に対し、当事業所の計画の目標を_とした旨を_氏へお伝えした。
サービス担当者会議に呼ばれたとき 用具の使われ方、置き場所、ご家族の負担として聞いている内容 _月_日の会議で、_の使用場面と_の発言を報告した。会議での確認事項は_。
訪問で気づいたことを戻すとき 見えた事実だけを伝え、見立ては加えない _月_日の訪問で見た_の様子を_氏へ報告。見立てにかかわる点は_へ相談をお願いした。
品目を増やしたいと相談されたとき 提案できる複数の候補と、それぞれの使い勝手の違い _について候補を_点お示しし、それぞれの違いを説明した。決定は_月_日の会議とした。
返却の相談を受けたとき 引き上げの日程と、引き上げ後に生活で変わる場面 _の引き上げを_月_日と調整。引き上げ後に想定される_の場面を_氏へお伝えした。
状態が変わったと連絡を受けたとき 訪問して確かめられること、確かめられないこと _月_日に訪問して_を確認する旨をお伝えし、身体の状態にかかわる点は_へ相談をお願いした。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

理学療法士・作業療法士との間の6場面

間に立つところ 伝えること 確かめること(記入欄)
高さや角度が決めきれないとき 調整できる範囲と、いま合わせている位置 _の調整範囲は_から_。現在_に設定している旨をお伝えし、_氏のご意見を伺った。
使い方が訪問のたびに変わっているとき いつ・どの場面で使われているか、そのままの言葉で _の場面で使用され、_の場面では使用されていない旨を報告し、_氏に見ていただく日を_月_日とした。
ご本人が「使いにくい」と話されたとき 発言をそのまま伝え、こちらで理由づけをしない _氏より「_」との発言があった旨を_氏へお伝えし、確認をお願いした。
リハビリの場面と自宅の場面が違うとき 自宅での動線、床の状態、つかまる場所 自宅の動線は_から_。床は_、つかまる場所は_である旨をお伝えした。
用具の適否にかかわる問いを受けたとき こちらでは判断しないこと、判断は誰に仰ぐか _の適否について_氏へご相談し、_月_日に同行して確認いただくこととした。
同行訪問の日程を組むとき ご本人の生活の時間帯、ご家族が在宅の時間帯 _氏との同行訪問を_月_日_時と調整。ご家族_氏の在宅時間は_と確認した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

看護職員との間の5場面

間に立つところ 伝えること 確かめること(記入欄)
皮膚や姿勢のことを見聞きしたとき 見えたことだけを伝え、見立てや病名にはふれない _月_日の訪問で_を目にしたため、_氏へご相談した。以後の対応は_氏の指示による。
用具の使用時間が長くなっているとき 使用されている時間帯と場面 _の時間帯に使用されている旨をお伝えし、留意点として_を伺った。
清潔の保ち方を聞かれたとき 用具の側の手入れの方法と、こちらで行う消毒の工程 _の手入れ方法をお伝えし、事業所で行う消毒の工程を_と説明した。
体調がすぐれない日の訪問 訪問を続けるか、日を改めるかの相談 _月_日、_氏へご相談のうえ訪問を_へ変更した。
退院前後のやりとり 納品できる日と、当日に立ち会える人 退院日_月_日にあわせ、納品を_月_日とした。立会いは_氏。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

住宅改修の事業者との間の6場面

間に立つところ 伝えること 確かめること(記入欄)
工事と納品の順番を決めるとき 用具を先に入れると工事に支障が出る場所 _の工事を_月_日、_の納品を_月_日とし、順番を_とした。
取り付け位置が重なるとき 用具の設置位置と、動かせる範囲 _の設置位置は_。工事側の_と重なるため、_へ変更した。
工事中の生活に穴が空くとき 工事の期間中に生活で困る場面 _月_日から_月_日の期間、_の場面について_事業所の介護支援専門員へ相談した。
工事後に調整が要るとき 工事の完了後にこちらが伺う日 工事完了_月_日の後、_月_日に訪問して_を確認した。
費用にかかわる問いを受けたとき こちらで答える範囲と、担当窓口へお回しする範囲 費用にかかわるお尋ねは_へお回しし、_月_日にご連絡いただくこととした。
届出の書類の話になったとき 書類の様式や手順は保険者により異なること _の書類について、様式と手順を_(指定権者)へ確認することとした。確認日_月_日。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

ご本人・ご家族との間の6場面

間に立つところ 伝えること 確かめること(記入欄)
ご本人とご家族で希望が違うとき どちらの言葉も記録に残すこと、決め方の道筋 _氏の希望は_、_氏の希望は_。_月_日の会議で相談することとした。
置き場所を決めるとき 日々の出し入れをされる方の負担 出し入れをされるのは_氏。負担として挙がったのは_。置き場所を_とした。
使い方を説明するとき 一度で終わらせず、次に確かめる日を決めること _月_日に説明し、_月_日にもう一度確認することをお伝えした。
ご家族が遠方におられるとき 連絡の方法と、書面をお送りする先 _氏へは_の方法で連絡。書面の送付先は_と確認した。
「前と同じでよい」と言われたとき 前と同じでよいかを、場面ごとに一つずつ聞くこと 朝_、日中_、夜間_の場面ごとに伺い、変わっていた点は_であった。
個人にかかわる情報の扱いを尋ねられたとき どの書類に何を書き、どこへ渡すか _の書類に_を記載し、_へ提出する旨をご説明し、_月_日に同意を得た。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

貸与元の窓口との間の5場面

間に立つところ 伝えること 確かめること(記入欄)
手配を依頼するとき 納品を希望する日と、届け先の状況 _月_日、_の手配を依頼。納品希望日_月_日、届け先の搬入経路は_。
入荷が遅れると連絡を受けたとき 遅れる見込みと、その間の代わりの手段 入荷予定が_月_日へ変更となったため、_氏および_事業所の介護支援専門員へ_月_日に連絡した。
不具合を報告するとき いつ・どこで・どのような状態だったか _月_日、_の_の状態を報告。以後の取り扱いを_と確認した。
取扱いの手順を確かめるとき 説明書のどの箇所を、誰に、どう伝えるか _の手順について確認し、ご家族_氏へ_月_日に説明した。
消毒・保管を委託しているとき 引き渡しと受け取りの日、履行を確かめた記録 _月_日に_点を引き渡し、_月_日に受け取った。履行の確認は_の方法で行った。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

連絡の受け渡しで抜けやすい一言10項目

抜けやすい一言 抜けたときに後から困ること 足しておく一行(記入欄)
いつまでに、を言わない 相手が待っているのか動いているのか分からなくなる _の件は_月_日までに_から連絡する、と伝えた。
誰が、を言わない 双方が相手の連絡待ちになる 次に連絡するのは_事業所の_氏である、と双方で確認した。
どこへ、を言わない 書類の送り先が分からず戻ってくる 書面は_宛に_の方法で送付する、と確認した。
聞いた言葉を要約しすぎる 後から発言の意味が変わって伝わる _氏の発言「_」をそのまま記録した。
見立てを足してしまう 判断していないことを判断したように読まれる 見えた様子は_。見立てにかかわる点は_へ相談をお願いした。
電話の時刻を書かない 連絡の前後関係が説明できなくなる _月_日_時_分に架電し、_を伝えた。
同席者を書かない 誰が聞いていたかが後から分からない 説明時の同席者は_氏、_氏であった。
次に会う日を決めない 確認が先送りになり、記録も途切れる 次回の訪問を_月_日_時とし、_を確認することとした。
断られた理由を書かない 次に提案するときに同じ話を繰り返す _のご提案について「_」との理由で見送りとなった。
受けた依頼をその日に書かない 依頼の内容が記憶頼みになる _月_日受領の依頼内容を当日中に記録し、担当を_とした。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

言いにくい場面の言い方40例|そのまま使える言葉と残す一行

この仕事でいちばん時間を取るのは、搬入でも組み立てでもなく、「言いにくいことを、角を立てずに言う」場面です。ここでは五つの場面に分けて、そのまま声に出せる言い方と、あとで記録に残す一行を並べます。言い方はどれもこちらで結論を出さず、相手の言葉を引き出して、決める場を用意する形にしてあります。用具が合うかどうか、身体の状態がどうかについては言い切らず、理学療法士等・主治医・看護職員へおつなぎする言い方に統一しています。

「まだ必要ない」と言われたときの8例

場面 そのまま使える言い方 記録に残す一行(記入欄)
初回の提案でお断りがあった 「今すぐお決めいただかなくて構いません。どの場面が気になっているかだけ、教えていただけますか」 _月_日、ご提案は見送りとなった。気になる場面として_を挙げられた。
ご本人が「まだ歩ける」と話される 「今のお力を減らすためのものではありません。疲れた日の一往復のために置いておく、という使い方をされる方もいらっしゃいます」 ご本人より「_」との発言。疲労時の使用について_とお伝えした。
「大げさに見える」と言われる 「見た目のことは大事だと思います。目立ちにくい置き方や色みも一緒に見てみませんか」 外観について「_」とのご意見。置き方の候補_点をお示しした。
ご家族だけが必要と考えている 「ご家族の心配とご本人のお気持ち、どちらも伺ったうえで、担当者会議で相談させてください」 ご家族の希望_、ご本人の意向_。_月_日の会議で相談することとした。
以前に使って合わなかった 「前に合わなかったのは、どのあたりでしたか。同じことが起きない形を探したいので、その一点だけ伺えますか」 過去の使用時に「_」との経験あり。同種の点について_へ相談することとした。
置く場所がないと言われる 「置き場所から先に決めてしまいましょう。使わないときにどこへ寄せるかが決まると、話が進みやすくなります」 置き場所の候補として_を確認。未使用時の寄せ先を_とした。
「そのうち考える」と言われる 「わかりました。次に伺うときにもう一度お尋ねしてよろしいですか。_月ごろでいかがでしょう」 再度伺う時期を_月_日とし、ご了承を得た。
断られた後の引き際 「今日はここまでにします。困った場面が出てきたら、いつでもご連絡ください」 _月_日、ご提案を見送り。連絡先をお渡しし、次回訪問は_月_日とした。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

ご家族とご本人で意見が違うときの8例

場面 そのまま使える言い方 記録に残す一行(記入欄)
目の前で意見が割れた 「お二人のお考えを、どちらもそのまま記録に残させてください。そのうえで担当者会議で相談します」 _氏の意向_、_氏の意向_を記録。_月_日の会議で相談することとした。
ご家族が強く勧める 「ご家族が心配されている場面を、もう少し詳しく教えていただけますか。その場面に合う形を探します」 ご家族が心配される場面は_。ご本人の受け止めは_。
ご本人が使いたくないと話される 「使いたくないお気持ちも、そのまま会議でお伝えします。無理に置いたままにはしません」 ご本人より「_」との発言。会議で共有することをお伝えした。
介助されている方が疲れている 「介助されているご負担のほうから考えてもよいと思います。いちばん大変な時間帯はいつでしょう」 介助者_氏の負担が大きい時間帯は_。_へ相談することとした。
同居していない家族が反対する 「離れていると見えにくいところがあると思います。今の様子を書面でお送りしてよろしいですか」 _氏へ_月_日に_の方法で状況をお伝えすることとした。
その場で決めるよう迫られる 「今日決めなくて大丈夫です。決める場は担当者会議にありますので、そこまでお時間をいただけますか」 決定を_月_日の会議へ持ち越すこととし、双方の了承を得た。
意見が割れたまま帰るとき 「今日伺った内容を、そのまま担当の介護支援専門員へお伝えします。どちらの言葉も省きません」 _月_日、_事業所の_氏へ双方の意向を報告した。
後日にご本人が考えを変えられた 「お気持ちが変わることは自然なことです。今のお考えを、あらためて記録させてください」 _月_日、ご本人の意向が_へ変更となった旨を記録し、_へ連絡した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

費用のことを尋ねられたときの8例

費用の話は、口頭の数字がひとり歩きしやすい場面です。この記事では具体的な数字を書きません。お尋ねを受けたときは、書面でお示しする・担当窓口へおつなぎする・保険者(指定権者)に確認するの三つに寄せ、口頭で言い切らない形にします。

場面 そのまま使える言い方 記録に残す一行(記入欄)
玄関先で金額を尋ねられた 「概算を口頭で申し上げると行き違いが出ますので、書面でお持ちします。_日までにお届けします」 _月_日、費用のお尋ねあり。書面を_月_日にお届けすることとした。
同じ品目でも違いがあるか聞かれた 「同じ種目でも複数ございます。それぞれの違いを並べた書面をお持ちしますので、見比べてお決めください」 同一種目の候補_点を書面でお示しし、_月_日にご説明した。
負担の割合を尋ねられた 「ご負担の考え方は保険者によって取り扱いが異なりますので、担当の介護支援専門員と保険者にご確認いただけますか」 ご負担の考え方について_事業所の_氏へおつなぎした。確認予定_月_日。
他社と比べたいと言われた 「比べていただいて構いません。こちらの内容を書面でお渡ししますので、同じ項目で見比べてください」 _月_日、比較用の書面をお渡しした。項目は_。
支払いが続けられるか不安と話される 「続けられるかどうかは大事な点です。担当の介護支援専門員に一緒に相談させてください」 継続への不安について「_」との発言。_氏へ_月_日に相談した。
途中でやめたときのことを聞かれた 「途中で終える場合の取り扱いも書面に書いてあります。該当の箇所を一緒に見ましょう」 終了時の取り扱いについて書面の_の箇所をご説明した。
買ったほうがよいか聞かれた 「借りる場合と購入する場合、それぞれの良い点と気をつける点を並べてご説明します。お決めになるのはそのあとで構いません」 _月_日、双方の利点と留意点を説明。ご検討期間を_月_日までとした。
金額を書いた紙が欲しいと言われた 「担当の窓口から正式な書面をお出しします。今日は品目と内容の控えをお渡ししますね」 正式な書面は_より_月_日に送付。当日は品目の控えをお渡しした。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

返却をお願いするときの8例

場面 そのまま使える言い方 記録に残す一行(記入欄)
使われていない様子が続いている 「最近はあまりお使いになっていないようにお見受けしました。置いておくほうがよいか、いったんお返しになるか、どちらがお気持ちに近いですか」 _月_日、使用が確認できない状態が続いていたため意向を伺った。ご意向は_。
置き場所が生活の邪魔になっている 「通り道が狭くなっているようでしたら、置き場所を変えるか、いったんお預かりするかを選べます」 通行の妨げとなっていたため、_へ移動(または_月_日に引き上げ)とした。
状態が変わって使い方が合わなくなった 「今の使い方に合っているかを、理学療法士等にも見ていただいてから決めませんか」 _月_日、_氏へ確認を依頼した。以後の取り扱いは確認後に決定する。
入院が決まった 「入院の間の扱いをどうされるか、ご家族と担当の介護支援専門員も交えて決めさせてください」 _月_日入院予定。期間中の扱いを_とし、_氏へ連絡した。
ご家族が返したいがご本人が渋られる 「今日決めなくて大丈夫です。次に伺うまでの間、使った日と使わなかった日だけ教えていただけますか」 _月_日から_月_日までの使用状況を伺うこととした。次回訪問_月_日。
引き上げの当日 「本日お引き上げします。傷や付属品の有無を、ご一緒に確認させてください」 _月_日引き上げ。立会いは_氏。外観_、付属品_点を確認した。
引き上げ後の生活が心配 「お返しになったあとで困る場面が出てきたら、すぐご連絡ください。別の形を担当者会議で相談できます」 引き上げ後に想定される場面_を_事業所の_氏へ共有した。
返却を強く拒まれた 「無理にお持ち帰りはしません。今のお気持ちを担当の介護支援専門員へお伝えして、あらためて相談させてください」 _月_日、引き上げは見送り。ご本人の発言「_」を_氏へ報告した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

「思っていたものと違う」と言われたときの8例

場面 そのまま使える言い方 記録に残す一行(記入欄)
納品直後に言われた 「どのあたりが思っていたものと違いましたか。その一点から直せるところを探します」 _月_日納品後、「_」との発言。相違点は_と確認した。
大きさが想像と違う 「置いてみて分かることがあります。置き場所を変えるか、寸法の違うものを見ていただくか、選べます」 寸法についてのご意見あり。候補_点を_月_日にお示しする。
操作が難しいと言われた 「もう一度、ゆっくり一緒にやってみましょう。難しい手順のところだけ、紙に書いて置いていきます」 操作のうち_の手順が難しいとのこと。手順書を作成し_へ貼付した。
色や見た目が気になる 「見た目のことも遠慮なくおっしゃってください。別の見え方のものもお持ちできます」 外観について「_」とのご意見。代替の候補を_月_日にお示しする。
音が気になる 「どの動きのときに音が出るか、見せていただけますか。調整で収まることもあります」 _の動作時に音を確認。_の調整を実施(または_へ確認を依頼)した。
使ってみて痛みや不快があると話された 「そのままお使いにならず、いったん止めてください。看護職員・主治医にご相談いただけますか。こちらは用具の側を確認します」 _月_日、「_」との発言。使用を控えていただき、_へご相談をお願いした。
説明を聞いていないと言われた 「私の説明が足りませんでした。もう一度、最初からご説明します」 _月_日、あらためて説明を実施。同席者_氏。
交換を求められた 「交換できるかを確認します。今日中に折り返しますので、いつがご都合よろしいですか」 交換のご要望を受け、_へ確認。回答予定_月_日_時。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

言い切らないための言い換え12組

つい言ってしまう言い方 言い換え 言い換える理由
この方には_が合っています _の場面で使いやすいかを、理学療法士等にも見ていただきましょう 用具の適否をその場で言い切らないため
その症状なら_がよいです 身体のことは主治医・看護職員にご相談ください。用具の側は私が確認します 医療にかかわる見立てを避けるため
これは対象になります 取り扱いは保険者(指定権者)により異なりますので、担当の介護支援専門員とご確認ください 制度上の当否を言い切らないため
届出をしておけば大丈夫です 届出の要否と様式は指定権者にご確認ください 手続きの要否を言い切らないため
だいたい_円くらいです 書面でお示しします 口頭の数字がひとり歩きしないため
今より楽になります どの場面が楽になりそうか、使ってみて教えてください 効果を言い切らないため
ほかの方も皆さん使っています 使い方はご家庭ごとに違います。この家での使い方を一緒に決めましょう 根拠のない一般化を避けるため
すぐ慣れますよ 慣れるまでの間に確かめたい点を、次の訪問で伺います 見通しを断定しないため
それは必要ありません 今の場面では使う機会が少ないかもしれません。会議で相談させてください 必要性の判断を単独で下さないため
前と同じでいいですね 朝・日中・夜間のそれぞれで、変わったところはありますか 確認を省かないため
問題ありませんでした 確認した箇所は_。次に確認するのは_です 記録が一語で終わらないため
担当に言っておきます _月_日までに_から_へお伝えします 誰がいつ動くかを残すため

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

一年を通してやってくる仕事|月ごとの動き35項目

一日の動きが読めるようになっても、年に何度かしか来ない仕事は忘れます。認定の更新、計画の見直し、点検と消毒の回し方、在庫の入れ替え、研修の機会。これらは月をまたいで準備が要るものが多く、思い出したときには間に合わないことがあります。ここでは四半期ごとに、その時期にやってくる仕事と、前もって備えておくことを並べます。実施の頻度や時期の定めは基準・要件に定めがあります。指定権者・実施機関にご確認ください(記入欄)。この記事では回数や時間の数字は書きません。

四月から六月の9項目

時期 やってくる仕事 備えておくこと(記入欄)
年度初め 年間の点検・消毒の計画を組み直す _年度の点検予定を_月に_件、_月に_件と割り振った。担当は_。
年度初め 担当している方の一覧を年度で洗い直す _月_日時点の担当_件を確認。担当替えが生じたのは_件で、引き継ぎを_月_日に行った。
年度初め 計画の見直し時期を一覧にする 見直し予定が_月に_件、_月に_件。前倒しで着手するのは_件とした。
年度初め 様式の改定が出ていないかを確かめる _(指定権者)の公表資料を_月_日に確認。改定があった様式は_。
年度初め 研修の年間計画を立てる _年度の研修計画を_月_日に作成。実施予定は_月・_月とした。
四月から六月 認定の更新が集まる時期の訪問を割り振る 更新の予定が_月に_件。訪問の割り振りを_月_日に決めた。
四月から六月 在庫の棚卸しを行う _月_日に棚卸しを実施。在庫_点、貸出中_点、帳簿との差_点。
四月から六月 委託している消毒・保管の内容を確かめる 委託先_との内容を_月_日に確認。変更があった点は_で、届出の要否を_へ確認した。
四月から六月 連絡先の一覧を最新にする _月_日に連絡先を更新。変更のあった事業所は_件。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

七月から九月の9項目

時期 やってくる仕事 備えておくこと(記入欄)
暑くなる前 室温や湿気で置き場所を変える相談が増える _月_日、_宅の置き場所を_へ変更。理由は_。
訪問の時間帯を組み替える _月の訪問について、_時台を避けて_時台に割り振った。
清掃・消毒の頻度を見直す _月_日、_の工程を_へ見直した。記録の様式は_。
災害への備えを確かめる 業務継続計画の_の箇所を_月_日に確認。見直した内容は_。
訓練・研修を実施する _月_日に_の内容で実施。参加者_名分の記録を保管した。
七月から九月 計画の見直しが重なる時期を平準化する _月に集中していた見直し_件のうち、_件を_月へ移した。
七月から九月 点検で見つかった不具合をまとめる _月から_月の点検で_件の不具合。うち_件を修理、_件を入れ替えとした。
七月から九月 入れ替えの候補を整理する 入れ替えの候補_点を_月_日に整理。手配の時期を_月とした。
七月から九月 長く動きのない貸し出しを見に行く _か月以上訪問記録のない先_件を抽出し、_月_日までに訪問した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

十月から十二月の9項目

時期 やってくる仕事 備えておくこと(記入欄)
寒くなる前に置き場所と動線を見直す _月_日、_宅の動線を確認。_へ移動し、_を追加で説明した。
年末年始の連絡体制を決める _月_日から_月_日の連絡先と担当を_月_日に決め、_へ周知した。
年末の休みに向けて訪問を前倒しする _月に予定していた訪問_件のうち_件を_月へ前倒しした。
点検・消毒の積み残しを片づける _月_日時点の積み残し_件。_月_日までに_件を完了した。
研修の実施状況を確かめる _年度の研修について、実施済み_件、未実施_件。未実施分を_月_日に実施予定とした。
十月から十二月 書類の綴じ方を点検する _月_日に_件を点検。日付・説明者・同意者の記載が欠けていた_件を補記した。
十月から十二月 介護支援専門員への報告の抜けを確かめる _月から_月の報告記録を確認し、記録の残っていない_件について_月_日に補った。
十月から十二月 年末年始の在庫を確保する _月_日時点で_点を確保。手配が間に合わない品目は_。
十月から十二月 年明けの更新の予定を先に押さえる _月に更新を迎える_件について、訪問日を_月_日までに決めた。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

一月から三月の8項目

時期 やってくる仕事 備えておくこと(記入欄)
年明け 年末年始に受けた連絡を整理する _月_日から_月_日に受けた連絡_件を整理し、未対応_件を_月_日までに処理した。
年明け 寒い時期の使われ方を見に行く _月の訪問で、使用場面が変わっていた_件について記録を更新した。
一月から三月 年度末の計画の見直しを積み残さない _月末までに見直しが要る_件のうち、_件を_月_日までに完了した。
一月から三月 年度の点検・消毒の記録をそろえる _年度の点検記録_件、消毒記録_件を確認。欠けていた_件を補った。
一月から三月 研修の記録をまとめる _年度の研修記録_件をまとめ、_へ保管した。
一月から三月 業務継続計画の見直しを行う _月_日に見直しを実施。変更した箇所は_、周知日は_月_日。
一月から三月 翌年度の様式・取り扱いの変更を確かめる _(指定権者)の公表資料を_月_日に確認。翌年度から変わる点は_。
年度末 次年度の担当と引き継ぎを決める _月_日に担当を決め、引き継ぎ資料_件を_月_日までに作成した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

毎月きまってくる12の作業

毎月の作業 先に決めておくと止まらないこと その月に書く一行(記入欄)
訪問予定の組み立て 訪問が集中する週をあらかじめ分散させる _月の訪問予定は_件。週別の内訳は_。
計画の見直し対象の抽出 抽出する条件を決めておく _月の見直し対象は_件。抽出条件は_。
介護支援専門員への報告 報告の方法と締めの日を決めておく _月分の報告を_件、_の方法で_月_日までに行った。
訪問記録の点検 記録が一語で終わっていないかを見る担当を決める _月の記録_件を点検。補記した_件の内容は_。
点検・消毒の実施記録の確認 誰が実施し誰が確認するかを分けておく _月の点検_件・消毒_件を確認。実施者_、確認者_。
在庫と貸出中の突き合わせ 棚と帳簿を突き合わせる日を固定する _月_日に突き合わせを実施。差_点の原因は_。
入荷待ちの一覧の更新 入荷が遅れたときの連絡先を決めておく _月時点の入荷待ち_件。遅延の連絡を行ったのは_件。
引き上げ予定の確認 引き上げに人手が要る先を先に見つける _月の引き上げ予定_件。人手が要る_件の日程を_月_日に決めた。
説明と同意の記録の点検 日付・説明者・同意者の三点を毎回そろえる _月の説明_件について三点の記載を確認。欠けていた_件を補った。
連絡の未処理の洗い出し 未処理をどこに置くかを決めておく _月の未処理_件を洗い出し、_月_日までに_件を処理した。
ご意見・お申し出の受付状況の確認 受け付けた内容の残し方を決めておく _月に受け付けた_件について、内容と対応を記録した。
翌月の準備 翌月に重なる予定を先に見ておく _月に予定が集中する週は_。_件を_月へ移した。

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

各地の運営指導で実際に指摘された福祉用具の12件|出典と確認書類

ここに並べたのは、各自治体が公表している運営指導・集団指導の資料に実際に載っている指摘です。言い回しは資料に沿って要約していますが、判断そのものは書いていません。員数や実施の頻度など数にかかわる定めは、この記事では書かず、指定権者・実施機関にご確認いただく形にしています(記入欄)。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。

計画と会議にかかわる6件

指摘された内容 確認される書類 出典(自治体・資料名)
福祉用具貸与と特定福祉用具販売を利用する方の計画が、別々に作成されていた。両方の利用があるときは計画を一体的に作成することが対応のポイントとして示されている 福祉用具貸与計画、特定福祉用具販売計画、居宅サービス計画、モニタリング記録 久留米市介護保険課育成・支援チーム「近年の運営指導における主な指摘事例」(令和5年度作成)
福祉用具貸与計画が、既に作成されている居宅サービス計画の内容に沿って作成されていない。適時適切に計画が変更されていない。同資料では計画の作成等の不備が指摘の中で最も多い区分として公表されている 福祉用具貸与計画書、居宅サービス計画、モニタリング記録、計画変更記録、交付記録 長野県健康福祉部地域福祉課福祉監査担当「令和6年度運営指導結果の概要(福祉用具貸与・特定福祉用具販売)」
特定福祉用具販売があった際に、サービス担当者会議の記録がなく、居宅サービス計画へも反映されていなかった サービス担当者会議の要点(第4表)、居宅サービス計画書第2表、福祉用具に関する記録 姫路市「令和6年度以前実地指導結果(指定基準等)」
居宅サービス計画に福祉用具貸与を位置付けているが、貸与が必要な理由が記載されていなかった(口頭指摘として記録) 居宅サービス計画書第1表から第3表、サービス担当者会議の記録、居宅介護支援経過 姫路市「令和6年度以前実地指導結果(指定基準等)」
福祉用具貸与・販売を位置付ける際の検討が不十分。必要性を検証していたが、居宅サービス計画にその理由の記載がなかった 居宅サービス計画(第1表・第2表)、サービス担当者会議の記録、福祉用具貸与計画 宇都宮市「令和7年度 運営指導における主な指導事例(居宅介護支援・介護予防支援に関する事項)」資料11
サービス担当者会議の要点に、品目ごとに継続して貸与が必要かを検証した結果の記載が確認できなかった。「特に変化なく利用いただいています」とのみ記載され、どこで・どのような状況のために必要なのかが確認できなかった 居宅サービス計画(第1表から第3表)、サービス担当者会議の要点(第4表)、居宅介護支援経過、認定調査票の写し、主治の医師等からの情報の記録、福祉用具貸与計画 豊島区「居宅介護支援事業所への運営指導で『改善を要する』と指摘された事項について(令和4年度・22事業所)」

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体制・手続き・記録にかかわる6件

指摘された内容 確認される書類 出典(自治体・資料名)
福祉用具貸与計画を作成していない。福祉用具専門相談員の員数が基準を満たしていない。介護予防福祉用具貸与のモニタリングが適切に行われていない。特定福祉用具販売を利用しているのに販売計画と一体で作成していない。同資料では、管理者として従事する時間の取り扱いについても記載がある(員数の考え方は指定権者にご確認ください) 勤務表(従事した区分が分かるもの)、福祉用具専門相談員の資格を示す書類、福祉用具貸与計画・特定福祉用具販売計画、モニタリング記録 金沢市「令和7年度 介護サービス事業者集団指導 資料1」(3 運営指導等における主な指摘事項 ◇福祉用具貸与)
同一種目における複数の福祉用具の提案がされていない事例が散見される。利用者側から特定の福祉用具の貸与希望があった際に複数提案をしていない 福祉用具貸与計画書、複数提案の記録、全国平均貸与価格の説明記録 堺市「令和8年度 集団指導 居宅事業所編」
福祉用具の保管及び消毒に係る業務の委託先が変更されているにもかかわらず変更届を提出していない。消毒・保管に関する委託業務の履行確認が定期的に行われていない。貸与計画に「モニタリングを行う時期等」を記載していない 消毒・保管委託契約書と履行確認記録、変更届出書、福祉用具貸与計画書 堺市「令和8年度 集団指導 居宅事業所編」
要支援または要介護1の方への貸与について、要件を満たしていることが確認できないものが見受けられた(車いす及び車いす付属品、特殊寝台及び特殊寝台付属品、床ずれ防止用具及び体位変換器、認知症老人徘徊感知機器、移動用リフト(つり具の部分を除く)が対象品目として挙げられている) 指定(介護予防)福祉用具貸与理由書、認定調査票の写し、サービス担当者会議の記録の写し、福祉用具貸与計画書、サービス提供記録 大阪市「令和8年度介護事業者等集団指導資料 居宅サービス編」
その他の利用料としての交通費の算定起点が「事業所から」となっている。起点は「通常の事業の実施地域を越える地点から」であるとして、運営規程・重要事項説明書を改めるよう示されている(福祉用具貸与・販売を含むサービスに対して示されたもの) 運営規程、重要事項説明書、重要事項の掲示、変更届の控え、領収証 愛知県 福祉局福祉部 福祉総務課監査指導室「主な指摘事項(令和7年度版)」
感染症に係る業務継続計画・災害に係る業務継続計画を策定していない、または内容が不十分である。研修及び訓練を定期的に実施していない。定期的な見直しや必要に応じた変更が行われていない 感染症の業務継続計画・災害の業務継続計画、研修計画と研修記録、訓練記録、見直しの記録、周知記録 大分市「令和7年度指導監査における主な指摘・指導事項(高齢)」(福祉用具貸与への業務継続計画未策定減算の適用は松山市介護保険課「運営指導での主な指摘事項及び周知事項について」に記載)

※上記は各自治体が公表している資料を当社が編集・加工したものであり、当該自治体の公式見解ではありません。運営指導の観点・確認様式・判断は保険者(指定権者)により異なります。最終的な算定可否は保険者(指定権者)にご確認ください。

これらの指摘に共通しているのは、用具そのものではなく「決めた過程が書かれていない」ことが問われている点です。品目は書いてあるのに、どこで・どのような場面のために必要なのかが書かれていない。会議は開いているのに、品目ごとの検証の結果が要点に残っていない。委託の相手は変わっているのに、その記録と手続きが残っていない。日々の訪問で見たことを、その日のうちに一行ずつ残しておくことが、そのまま備えになります。なお、勤務の区分や体制にかかわる事柄のうち労務管理に属するものについては、社会保険労務士法27条により、労務管理に関する相談・指導は社会保険労務士の業務です。当社は行いません。

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介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)

介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。

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