公開日 2026年6月22日 最終更新日 2026年7月17日
訪問看護の記録や請求に使えるアプリ・ソフトは数多く、「無料で使える?」「記録だけ?請求まで?」「クラウドで共有できる?」と迷いがちです。製品名で比べる前に、まずタイプの違いと比較ポイントを押さえると、自事業所に合うものを選びやすくなります。
訪問看護アプリの主なタイプ
訪問看護で使われるアプリ・ソフトは、大きく次の4タイプに分かれます。
- 記録特化アプリ――訪問先での記録に特化。スマホ入力や音声入力で、その場で記録を完了できる。請求は別ソフトと連携することが多い。
- 請求一体型ソフト――記録から国保連請求までを1つでカバー。機能が広い分、費用や習熟のコストは高めになりがち。
- クラウド型システム――事業所内で情報を共有。外出先や在宅からも記録を確認・入力できる。
- AI記録アプリ――音声やメモからAIが記録・報告書の下書きを自動作成。記録時間の削減に強い。
「記録のしやすさ」を重視するなら記録システムの選び方、「請求や計画書まで含めた全体」で選ぶなら訪問看護ソフトの選び方もあわせてご覧ください。
タイプ別の比較表
| タイプ | 得意なこと | 請求対応 | 向いている事業所 |
|---|---|---|---|
| 記録特化アプリ | 訪問先でのスマホ・音声入力 | 別ソフトと連携 | 記録の手間を減らしたい |
| 請求一体型ソフト | 記録から国保連請求まで1本化 | 対応 | 請求までまとめたい |
| クラウド型システム | 事業所内でリアルタイム共有 | 製品による | 多拠点・情報共有を重視 |
| AI記録アプリ | 音声・メモからAIが下書きを自動作成 | 別途・連携 | 記録時間を最優先で削減 |
※1製品が複数タイプを兼ねることもあります。まず無料トライアルで自事業所の運用に合うか試すのがおすすめです。
選ぶときの比較ポイント
- 記録のしやすさ――スマホ対応か、音声入力やAI補助があるか。訪問の合間に完了できるか。
- 請求(国保連)対応――記録だけか、医療・介護保険のレセプトまで対応するか。
- 計画書・報告書の作成――訪問看護計画書・報告書・記録書を作成できるか。
- クラウド共有――複数スタッフや管理者がリアルタイムで共有できるか。
- 費用――初期費用・月額、利用者数や職員数による課金体系。
- 無料で試せるか――無料プランや無料トライアルの有無。
- サポート・移行――導入支援や、既存ソフトからのデータ移行のしやすさ。
「無料」で使える訪問看護アプリはある?
「無料」には2種類あります。ずっと無料で使えるプランと、一定期間だけの無料トライアルです。少人数・低コストで始めたいなら無料プラン、機能をしっかり試したいなら無料トライアルが向いています。いずれも、無料の範囲(利用者数や機能の制限)と、有料に切り替わる条件を必ず確認しましょう。
タイプ別・おすすめの選び方
- とにかく記録の手間を減らしたい → 記録特化アプリ/AI記録アプリ。
- 記録から請求までまとめたい → 請求一体型ソフト(費用と習熟コストは要検討)。
- 少人数・低コストで始めたい → 無料プランのあるクラウド型・記録アプリ。
記録の負担を最優先で減らすなら
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」の訪問看護向け機能(訪問看護マナ)は、AI記録アプリのタイプにあたります。訪問時の音声やメモから、記録書Ⅱ・計画書・報告書の下書きを自動で作成。スマホで完結し、クラウドで事業所内に共有できます。利用者さま3名まで、期限なく無料でお試しいただけるので、まず記録の効率化から始めたい事業所に向いています。
よくある質問(FAQ)
Q. 無料で使える訪問看護アプリはありますか?
A. 無料プランや無料トライアルを用意した製品があります。無料の範囲(利用者数・機能制限)と、有料に切り替わる条件を確認しましょう。神マナは利用者さま3名まで期限なく無料で使えます。
Q. iPhoneでもAndroidでも使えますか?
A. スマホ対応のアプリなら両方に対応していることが多いです。訪問先での入力・音声記録がスマホで完結するかを確認しましょう。
Q. カイポケを使っていてもアプリを併用できますか?
A. できます。請求・運用はカイポケのまま、記録書Ⅱ・報告書を作る工程だけを音声・AIに任せる形で併用できます。詳しくは訪問看護記録書Ⅱを音声入力で作る方法もご覧ください。
よくある質問
カイポケを使っていないのですが、どうすればよいですか?
この記事の執筆・編集
介護のマナ編集部(株式会社ライフシフト)
介護記録AI「神マナ(介護のマナ)」を開発・提供する株式会社ライフシフトの編集部。訪問看護ステーションを運営する看護師(CSO)をはじめ、介護・看護の現場とともに、記録・書類・制度の実務情報を発信しています。
監修:嶺井 美幸(看護師・訪問看護ステーション「訪問看護ようき」代表・株式会社ライフシフトCSO)
