ケアプランは「作って終わり」ではありません。立てた計画が利用者さまの生活に合っているかを定期的に見直す――それがモニタリングです。本記事では、モニタリングの頻度・確認すべきこと・書き方のポイントを、文例つきで整理します。
ケアプランのモニタリングとは
モニタリングとは、ケアプランに沿ってサービスが提供されているか、目標の達成度はどうか、新たな課題は生じていないかを継続的に確認する作業です。結果はケアプランの見直し(再アセスメント)につながります。
モニタリングの頻度
居宅介護支援では、運営基準により、少なくとも1月に1回は利用者さまの居宅を訪問して面接し、少なくとも1月に1回はその結果を記録することが求められています。状態が変化したときは、月1回を待たずにその都度行います。
モニタリングで確認すること
- 目標の達成度――長期・短期目標に近づいているか
- サービスの過不足――内容・回数が今の状態に合っているか
- 満足度――本人・家族がどう感じているか
- 新たな課題――心身の変化や環境の変化はないか
書き方のポイント
- 目標ごとに「達成・一部達成・未達成」を明確にし、根拠となる事実を添えます。
- 本人・家族の言葉をそのまま残します。
- 見直しが必要なら、次にどう動くかまで書きます。
モニタリング記録の文例
目標を達成できている場合
短期目標「見守りで居室からトイレまで歩ける」は達成。歩行は安定し、転倒なく経過。本人「だいぶ歩けるようになった」と笑顔あり。現行プランを継続する。
一部未達成の場合
入浴の短期目標は概ね達成だが、洗身の一部に介助が必要な状態が続く。通所介護での入浴介助を継続し、次回再評価とする。
新たな課題が生じた場合
1か月前より食事量が低下し、体重2kg減少。低栄養のおそれがあり、主治医・管理栄養士と連携のうえ、ケアプランの見直しを検討する。
モニタリングの負担を軽くする
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